JP2003125428A - 放送システムにおける視聴者情報収集方法及び放送システム - Google Patents

放送システムにおける視聴者情報収集方法及び放送システム

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JP2003125428A
JP2003125428A JP2001312730A JP2001312730A JP2003125428A JP 2003125428 A JP2003125428 A JP 2003125428A JP 2001312730 A JP2001312730 A JP 2001312730A JP 2001312730 A JP2001312730 A JP 2001312730A JP 2003125428 A JP2003125428 A JP 2003125428A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 宣伝効果の向上に利用可能な視聴者層の情報
を有効に取得することができる双方向型のディジタル放
送システムを提供する。 【解決手段】 送出装置11は、視聴者に懸賞等の応募
を求める募集情報をデータ受配信装置12から受け、デ
ータ放送信号として放送番組信号に多重してディジタル
放送で送出する。無線端末14は、送出装置11からデ
ィジタル放送を受信し、ディジタル放送からデータ放送
信号を分離し、募集情報を表示する。視聴者が懸賞等に
応募するとき、無線端末14は、視聴者情報を含む応募
情報を作成して双方向通信にてデータ受配信装置12に
送る。データ受配信装置12は、視聴者情報を含む応募
情報を受信し、募集情報と同時に放送番組信号で放送さ
れた番組の視聴者層を知るために、番組情報と対応付け
て視聴者情報を蓄積する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル放送と
双方向通信を融合した放送システムに関し、特に、広告
の宣伝効果をスポンサーが確認できる放送システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル放送では家庭内のテレビやパ
ーソナルコンピュータでの受信を想定し、双方向型の視
聴者参加型番組等が制作され、放送されている。
【0003】双方向性を利用した番組では、視聴者はテ
レビを見ながらクイズなどに参加することが可能であ
る。また、双方向性を利用した他の番組として、双方向
のテレビショッピングが考えられる。これは、放送番組
で商品を視聴者に紹介し、双方向通信で視聴者から商品
購入の申し込みを受け付けるものである。これらの番組
は、双方向性を生かして、片方向型の放送では提供でき
なかったサービスを視聴者に提供している。
【0004】ところで、放送事業者は双方向型の放送に
おいても、従来の片方向型の放送と同様に広告収入を番
組の制作費等に充てている。即ち、放送事業者は、スポ
ンサーの商品等の広告を放送し、スポンサーから広告料
を受けている。当然、広告の宣伝効果が高いことがスポ
ンサーにとって好ましい。スポンサーや放送事業者は、
放送時間帯や番組内容から視聴者層を推測し、視聴者層
と商品等のターゲットとを一致させることで広告をでき
るだけ効果的に放送しようとしている。
【0005】双方向型の番組において、スポンサーや放
送事業者は視聴者から何らかの情報を得ることができ
る。視聴者から得た情報から視聴者層を特定することが
できれば、宣伝効果を向上させることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】双方向型で放送される
クイズ番組等では、放送事業者は、クイズ等に参加した
視聴者の情報を得ることができる。しかし、従来の双方
向型の放送は家庭内のテレビやパーソナルコンピュータ
で視聴されることを想定している。一般に、家庭内のテ
レビやパーソナルコンピュータは家族に共通で使用され
るで、参加する視聴者に個人を特定するための情報の入
力を毎回強いなければ、その性別や年齢等の情報を得る
ことはできない。そのため、番組の視聴者層を容易に特
定することはできない。
【0007】双方向のテレビショッピングでは、視聴者
の購入した商品等の情報を得ることができる。しかし、
購入の名義が必ずしも主な視聴者でない場合があるの
で、視聴者層を特定することはできない。例えば、クレ
ジットカードで決済する場合などでは、視聴者は未成年
者であっても、商品等の購入の名義がその親であること
がある。購入した商品等からある程度、視聴者層を推測
することはできるが、購入商品等は番組で紹介された商
品等によるので、視聴者層を特定することは容易でな
い。
【0008】以上のことから、従来の双方向型放送で
は、放送事業者やスポンサーは放送時間帯や番組内容と
視聴者層とを関連付けた情報を取得し、それを宣伝効果
の向上に利用することができなかった。
【0009】本発明の目的は、宣伝効果の向上に利用可
能な視聴者層の情報を有効に取得することができる双方
向型のディジタル放送システムを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の放送システムにおける視聴者情報収集方法
は、送出装置とデータ受配信装置と、視聴者に所持され
ている無線端末を有し、双方向通信を伴うディジタル放
送を視聴者に提供する放送システムにおける視聴者情報
収集方法であって、前記送出装置において、前記視聴者
に応募を求める募集情報を、前記データ受配信装置から
受け、データ放送信号として放送番組信号に多重して前
記ディジタル放送で送出するステップと、前記無線端末
において、前記送出装置から前記ディジタル放送を受信
するステップと、前記ディジタル放送から前記データ放
送信号を分離し、前記募集情報を表示するステップと、
前記募集情報に対して前記視聴者が応募するとき、視聴
者情報を含む応募情報を作成して前記双方向通信にて前
記データ受配信装置に送るステップと、前記データ受配
信装置において、前記双方向通信にて前記視聴者情報を
含む前記応募情報を前記無線端末から受信するステップ
と、前記募集情報と同時に前記放送番組信号で放送され
た番組の視聴者層を知るために、該番組の番組情報と対
応付けて前記視聴者情報を蓄積するステップを有してい
る。
【0011】したがって、送出装置からデータ放送で送
られた懸賞等の募集情報に対して、個人が所有する無線
端末から視聴者情報を含む応募情報をデータ受配信装置
に送り、視聴者情報をデータ受配信装置に蓄積するの
で、個人の視聴者情報から視聴者層を正確に知ることが
できる。
【0012】本発明の放送システムにおける視聴者情報
収集方法の一態様によれば、前記視聴者情報は、前記無
線端末を所持している視聴者の住所、氏名、年齢、性別
のうち少なくとも1つを含む。
【0013】本発明の放送システムにおける視聴者情報
収集方法の一態様によれば、前記無線端末において、前
記応募情報を作成するとき前記視聴者により一度入力さ
れた前記視聴者情報を内部に記憶し、それ以降に前記応
募情報を作成するとき該視聴者情報を用いる。
【0014】したがって、視聴者は視聴者情報を無線端
末に対して一度入力すれば、無線端末はそれを記憶し、
それ以降に応募情報を作成するときに自動的に用いるの
で、それ以降に懸賞等に応募するとき、視聴者は視聴者
情報を入力する必要がない。
【0015】本発明の放送システムにおける視聴者情報
収集方法の一態様によれば、前記無線端末において、内
部に記憶した前記視聴者情報を用いて前記応募情報を作
成するとき、前記視聴者情報を前記データ受配信装置に
送信してよいか否かを前記視聴者に確認する。
【0016】したがって、応募情報に自動的に視聴者情
報が入力されるときでも、無線端末が表示等により視聴
者情報の内容の確認を視聴者に求めるので、応募の前に
視聴者は視聴者情報が正しいかどうか確認することがで
き、誤った視聴者情報や古い視聴者情報などで応募する
ようなことが防止できる。
【0017】本発明の放送システムにおける視聴者情報
収集方法の一態様によれば、前記無線端末において、前
記データ放送により受信した前記募集情報を一時記憶
し、前記視聴者の所望のときに前記応募情報を作成す
る。
【0018】したがって、視聴者は蓄積された募集情報
を所望のときに取り出して応募できるので、懸賞等の募
集情報が放送されたとき、視聴者がリアルタイムで応募
操作を行えなくとも、その後の都合のよいときに懸賞等
に応募することができ、視聴者にとって懸賞等への応募
がし易い。
【0019】本発明の放送システムにおける視聴者情報
収集方法の一態様によれば、前記無線端末において、作
成した前記応募情報を一時記憶し、無線回線の状態が良
好なときに前記データ受配信装置に送信する。
【0020】したがって、無線回線が良好なときに応募
情報が無線端末から送出されるので、視聴者が応募の操
作を行ったときの無線回線の状況によらず、確実に応募
情報をデータ受配信装置に送ることができる。
【0021】本発明の放送システムにおける視聴者情報
収集方法の一態様によれば、前記無線端末において、前
記データ放送により受信した前記募集情報を一時記憶
し、所定の第1の時間内に前記応募情報が作成されない
とき、一時記憶した前記募集情報を前記双方向通信によ
り前記データ受配信装置に送り、前記データ受配信装置
において、前記無線端末から受けた前記募集情報を一時
記憶し、前記無線端末において、前記視聴者の所望のと
きに、前記募集情報を取得するために前記データ受配信
装置にアクセスし、前記データ受配信装置において、所
定の第2の時間内に前記無線端末からアクセスがなけれ
ば前記募集情報を消去し、アクセスがあれば前記募集情
報を前記無線端末に送り、前記無線端末において、前記
募集情報を取得して前記応募情報を作成する。
【0022】したがって、募集情報が放送されたときに
直ぐに視聴者が応募操作すれば、そのときにリアルタイ
ムで懸賞等に応募することができ、直ぐに応募しないと
き、特別な操作を行わなくても募集情報がデータ受配信
装置に記憶され、視聴者は都合のよいときにデータ受配
信装置から募集情報を取り出して懸賞等に応募すること
ができる。
【0023】本発明の放送システムにおける視聴者情報
収集方法の一態様によれば、前記第2の時間は、前記募
集情報を記憶したときから前記募集情報に対する応募の
期限までである。
【0024】したがって、データ受配信装置は応募の期
限が過ぎていない募集情報のみを残して、募集期限の過
ぎたものを消去する。
【0025】本発明の放送システムは、双方向通信を伴
うディジタル放送を視聴者に提供する放送システムであ
って、放送番組信号とデータ放送信号を多重して前記デ
ィジタル放送として送出する送出装置と、前記視聴者に
所持され、前記ディジタル放送の受信と並行して前記双
方向通信ができる無線端末と、前記視聴者に応募を求め
る募集情報を前記データ放送信号として前記送出装置に
送り、前記双方向通信により前記無線端末から視聴者情
報を含む応募情報を受信し、前記募集情報と同時に前記
放送番組信号で放送された番組の視聴者層を知るため
に、該番組の番組情報と対応付けて前記視聴者情報を蓄
積するデータ受配信装置とを有している。
【0026】本発明の放送システムの一態様によれば、
前記視聴者情報は、前記無線端末を所持している視聴者
の住所、氏名、年齢、性別のうち少なくとも1つを含
む。
【0027】本発明の放送システムの一態様によれば、
前記無線端末は、前記視聴者により一度入力された前記
視聴者情報を内部に記憶し、それ以降に前記応募情報を
作成するとき該視聴者情報を用いる。
【0028】本発明の放送システムの一態様によれば、
前記無線端末は、内部に記憶した前記視聴者情報を用い
て前記応募情報を作成するとき、前記視聴者情報を前記
データ受配信装置に送信してよいか否かを前記視聴者に
確認する。
【0029】本発明の放送システムの一態様によれば、
前記無線端末は、前記データ放送により受信した前記募
集情報を一時記憶し、前記視聴者の所望のときに前記応
募情報を作成する。
【0030】本発明の放送システムの一態様によれば、
前記無線端末は、作成した前記応募情報を一時記憶し、
無線回線の状態が良好なときに前記データ受配信装置に
送信する。
【0031】本発明の放送システムの一態様によれば、
前記無線端末は、前記データ放送により受信した前記募
集情報を一時記憶し、所定の第1の時間内に前記応募情
報が作成されないとき、一時記憶した前記募集情報を前
記双方向通信により前記データ受配信装置に送り、前記
視聴者の所望のときに前記データ受配信装置にアクセス
して前記募集情報を取得し、前記応募情報を作成し、前
記データ受配信装置は、前記無線端末から受けた前記募
集情報を一時記憶し、所定の第2の時間内に前記無線端
末からアクセスがなければ前記募集情報を消去し、アク
セスがあれば前記募集情報を前記無線端末に送る。
【0032】本発明の放送システムの一態様によれば、
前記第2の時間は、前記募集情報を記憶したときから前
記募集情報に対する応募の期限までである。
【0033】本発明の放送システムの一態様によれば、
前記無線装置は、前記データ放送により受信した前記募
集情報を表示する部分が、本体から分離された別の装置
にある。
【0034】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態について図面
を参照して詳細に説明する。
【0035】図1は、本発明の一実施形態の放送システ
ムの構成を示すブロック図である。図1を参照すると、
本実施形態の放送システムは、送出装置11とデータ受
配信装置12を有している。送出装置11とデータ受配
信装置12は放送事業者が管理する設備である。
【0036】送出装置11は、ディジタル放送を送出す
る装置である。送出装置11は、画像や音声のディジタ
ル放送番組信号S1とデータ放送信号S2を入力とし、
これらを多重して放送アンテナ13へ送る。送出装置1
1の出力は放送アンテナ13から無線電波で送出され、
視聴者の無線端末14で受信される。
【0037】無線端末14は、画像や音声の放送番組と
データ放送を受信するとともに、ゲートウェイ15を介
してインターネット16に接続可能である。無線端末1
4で放送番組及びデータ放送を視聴した視聴者は、デー
タ放送によって募集された懸賞等にパケット通信機能で
応募することができる。無線端末14からのパケット通
信による応募情報はインターネット16を介してデータ
受配信装置12に送られる。応募情報を受信したデータ
受配信装置12は応募を受け取った旨を、応募情報を送
った無線端末14に電子メールなどで通知してもよい。
なお、懸賞等には投票やアンケート、クイズ、商品購入
などが含まれる。
【0038】データ受配信装置12は、データ放送によ
る懸賞等の募集情報をデータ放送信号S2として送出装
置11に入力するとともに、無線端末14からインター
ネット16を介して応募情報を受信し、その中の視聴者
情報をデータベース121に蓄積する。視聴者情報は、
番組情報に対応付けてデータベース121に蓄積され
る。
【0039】視聴者情報とは、懸賞等に応募した視聴者
を特定するための情報であり、住所、氏名、年齢、性別
等である。番組情報とは、番組を特定するための情報で
あり、番組名、番組内容、放送日時などである。
【0040】図2は、本実施形態の無線端末の構成を示
すブロック図である。無線端末14は、一例として、携
帯電話機能とディジタル放送受信機能を併せ持つ。
【0041】図2を参照すると、無線端末14は、アン
テナ201,214、ディジタル放送受信部202、デ
ータ解析部203、音声画像処理部204、スピーカ2
05、制御部206、ディスプレイ207、入力インタ
ーフェイス部208、マイクロフォン209、音声回路
部210、データ処理部211、無線制御部212及び
無線信号処理部213を有している。
【0042】アンテナ201はディジタル放送を受信す
るためのアンテナであり、アンテナ214は携帯電話機
能の通信を行うためのアンテナである。
【0043】ディジタル放送受信部202は、アンテナ
201で受信した信号を復調し、ディジタル信号化す
る。
【0044】データ解析部203は、ディジタル放送受
信部202からのディジタル信号を放送番組信号とデー
タ放送信号とに分離する。放送番組信号とはディジタル
放送の信号である。
【0045】音声画像処理部204は、放送番組信号を
デコードする。なお、テレビ放送の場合、画像信号と音
声信号があるので、音声画像処理部204はそれぞれを
デコードする。ラジオ放送の場合、音声画像処理部20
4は音声信号だけをデコードする。
【0046】スピーカ205は、音声画像処理部204
でデコードされたアナログ音声信号により音声出力す
る。
【0047】制御部206は、CPU及びメモリと、デ
ィスプレイドライバなど周辺デバイスとのインタフェー
スとからなり、ブラウザソフトウェアを実行可能であ
る。制御部206は、データ解析部203で分離された
データ放送信号の画像と、音声画像処理部204でデコ
ードされた画像信号の画像とを合成し、ディスプレイ2
07に画像表示する。これにより、データ放送がディス
プレイ207に表示される。ディスプレイ207に表示
されるデータ放送は、懸賞等に関する画像データ及びテ
キストデータ、応募フォーマット、応募先のインタネッ
トアドレスなどを含む募集情報である。制御部206
は、画像表示を行う際に、画像と音声との同期をとる。
【0048】また、制御部206は、視聴者が懸賞等に
応募するとき応募情報を生成し、パケット信号としてデ
ータ処理部211に送る。制御部206は、最初に懸賞
等に応募する際には、視聴者が入力インターフェイス部
208から入力した視聴者情報を応募情報に含めるとと
もにメモリ(不図示)に記録し、それ以降に懸賞等に応
募する際には、予め記録しておいた視聴者情報を応募情
報に含める。なお、視聴者情報は、視聴者が携帯電話の
通信事業者と契約する際にICカードに記録されてもよ
い。その場合、制御部206は、視聴者が懸賞等に応募
するときに、ICカード内の視聴者情報を応募情報に含
める。
【0049】また、制御部206は、データ処理部21
1から受信したパケット信号の情報をディスプレイ20
7の表示に反映させる。
【0050】入力インターフェイス部208は、携帯電
話機能のパケット通信において視聴者が応募情報の入力
し、また、携帯電話機能の音声通話において宛先の電話
番号を入力する等のための操作部でありプッシュボタン
を含む。
【0051】音声回路部210は、携帯電話機能の音声
通話においてマイクロフォン209から入力したアナロ
グ音声信号を音声エンコーダでディジタル信号化する。
また、音声回路部210は、音声通話においてデータ処
理部211でディジタル信号化された音声信号を音声デ
コーダでデコードし、アナログ音声信号によりスピーカ
205から音声出力する。
【0052】データ処理部211は、無線信号処理部2
13で復調された信号を音声信号とパケット信号とに振
り分け、音声信号を音声回路部210に送り、パケット
信号を制御部206に送る。また、データ処理部211
は、制御部206で作成された応募情報等のパケット信
号と、音声回路部210でディジタル信号化された音声
信号を多重して無線信号処理部213に送る。
【0053】無線信号処理部213は、データ処理部2
11からの信号を変調してアンテナ214から送出す
る。また、無線信号処理部213は、アンテナ214で
受信した信号を復調し、データ処理部211に送る。
【0054】無線制御部212は、携帯電話機能で使用
する無線電波の状態を監視し、また、データ処理部21
1及び無線信号処理部213の動作を制御する。
【0055】ディジタルラジオ放送の場合を例に、本実
施形態の放送システムの動作について説明する。
【0056】ディジタルラジオ放送の場合、スポンサー
19から放送を依頼された懸賞情報がデータ受配信装置
12でデータ放送信号S2にされ、送出装置11に入力
される。これと、ディジタルラジオ番組の放送番組信号
S1とが送出装置11で多重され、放送アンテナ13か
ら送出され、無線端末14で受信される。
【0057】なお、募集情報には、懸賞等の応募先とし
て、インターネットのアクセス先である、データ受配信
装置12のURL情報が含まれている。視聴者は、UR
L情報により容易に懸賞等に応募することができる。ま
た、募集情報には懸賞内容や応募先のみならず、応募フ
ォーマットが含まれてもよい。
【0058】無線端末14において、アンテナ201で
受信されたディジタルラジオ放送は、ディジタル放送受
信部202で復調されてディジタル信号化される。ディ
ジタル信号化された放送信号はデータ解析部203で放
送番組信号とデータ放送信号に分離される。
【0059】ここでは、ラジオ放送を例としているの
で、放送番組信号は音声信号である。放送番組信号は、
音声画像処理部204でデコードされ、スピーカ205
から音声出力される。
【0060】データ放送信号は、懸賞等の募集情報を含
んでいる。データ放送信号の募集情報は、制御部206
によりディスプレイ207に表示される。
【0061】視聴者は懸賞等の募集情報を見て、双方向
のパケット通信機能で懸賞に応募する。
【0062】無線端末14では、入力インターフェイス
部208からの入力に従って、制御部206で応募情報
が生成される。その際、無線端末14では、応募情報に
視聴者情報が含められる。視聴者情報は、視聴者が無線
端末14に対して1回入力すれば内部に記録され、それ
以降は内部に記録されている情報が用いられる。
【0063】また、募集情報に応募フォーマットが含ま
れていた場合には、応募情報はそのフォーマットに従っ
たものとなる。
【0064】応募フォーマットは、住所、氏名、年齢、
性別からなる基本構造を有し、オプションを付加するこ
ともできる。オプションは、スポンサー19の意向によ
り付加することのできる領域である。応募フォーマット
にオプションがある場合、制御部206はブラウザソフ
トウェアによりオプションへの入力を視聴者に促す表示
をディスプレイ207にする。視聴者がディスプレイ2
07の表示を見て、入力インターフェイス部208から
必要な情報を入力すると、応募情報が完成される。
【0065】応募フォーマットにオプションがない場
合、無線端末14は、応募フォーマットに従って内部に
記録されている視聴者情報を表示してもよい。視聴者
は、表示された内容を確認した後に応募の操作を行う。
また、無線端末14は、視聴者情報を応募フォーマット
に入れて表示せずに自動的に応募してもよい。
【0066】なお、応募フォーマットは住所、氏名、年
齢、性別の全項目を含んでもよく、また、この中の任意
の項目のみを含んでもよい。
【0067】一般に、懸賞等への応募はディスプレイ2
07に募集情報が表示されたときに行われるが、それに
限られるものではない。例えば、制御部206は、無線
状態を監視している無線制御部212と通信し、無線状
態が良好なときに応募のためのパケット通信を行うよう
に制御してもよい。この場合、制御部206はディスプ
レイ207に懸賞応募完了を通知した後、パケット通信
で応募情報をデータ受配信装置12へ送る。
【0068】また、募集情報が受信され、ディスプレイ
207に表示されたら、制御部206は、その募集情報
をメモリ上に一時的に蓄積することとしてもよい。視聴
者は、都合の良いときに制御部207のメモリ上から募
集情報を読み出し、応募することができる。その場合、
募集情報の蓄積は自動的に行われてもよく、また、視聴
者の操作により制御部206のブラウザソフトウェアが
募集情報を一時蓄積するものとしてもよい。
【0069】一時蓄積できる募集情報のデータ量は有限
なので、いずれは消去する必要がある。例えば、懸賞等
の締め切り日時を過ぎた募集情報を消去することとして
もよい。また、蓄積したデータ量がメモリ領域の所定の
容量を越えたら、蓄積の古いものから消去することとし
てもよい。また、視聴者が再読み込みを行い、懸賞等へ
の応募が完了したものを消去することとしてもよい。ま
た、これらの中から1つ以上を視聴者が選択可能として
もよい。
【0070】制御部206で生成された応募情報は、デ
ータ処理部211を介して無線信号処理部213に送ら
れ、無線信号処理部213で変調され、アンテナ214
から送出される。
【0071】無線端末14のアンテナ214から送出さ
れたパケット信号は、インターネット16を介してデー
タ受配信装置12で受信される。
【0072】データ受配信装置12は、無線端末14か
ら応募情報を受信すると、受信した旨の電子メールを無
線端末14に返信する。また、データ受配信装置12で
は、応募情報から視聴者情報が取り出され、番組情報と
対応付けてデータベース121に蓄積される。
【0073】放送事業者は、データベース121に蓄積
された視聴者情報を集計して得た、放送時間帯や番組内
容と視聴者層との関連を示す集計データから広告の宣伝
効果を測定することができ、また、集計データをスポン
サー19に提供することができる。
【0074】本実施形態によれば、送出装置11からデ
ータ放送で送られた懸賞等の募集情報に対して、個人が
所有する無線端末52から視聴者情報を含む応募情報を
データ受配信装置51に送り、視聴者情報をデータベー
ス511に蓄積するので、放送事業者は、データベース
121に蓄積された視聴者情報を集計して、放送時間帯
や番組内容と視聴者層との関係を得ることができる。
【0075】放送事業者は、データベース121に蓄積
された視聴者情報を元に得た放送時間帯や番組内容と視
聴者層との関係を示す集計データをスポンサー19に提
供し、効果的な広告を提案することができる。それによ
り、放送事業者はスポンサー19を多く獲得できるよう
になり、広告収入を増加させることができる。また、ス
ポンサー19は、宣伝効果の高い広告を放送することが
できる。
【0076】本実施形態の無線端末は複数の装置からな
るものであってもよい。
【0077】図3は、本実施形態の他の無線端末の構成
を示すブロック図である。図3を参照すると、本実施形
態の他の無線端末は本体装置31と付加装置32を有し
ている。
【0078】付加装置32はディスプレイ321と入力
インターフェイス部322を有しており、本体装置31
により制御される。また、付加装置32にはヘッドホー
ン33が接続可能である。ヘッドホーン33はスピーカ
205と同じ音声を出力する。ディスプレイ321は、
データ放送の内容を表示する。入力インターフェイス部
322は、視聴者が懸賞等に応募するための操作を行う
操作部である。
【0079】図4は、図3の本体装置の構成を示すブロ
ック図である。図4を参照すると、本体装置31は制御
部41が図2のものと異なる。
【0080】制御部41は、図2の制御部206と異な
り、データ解析部203で分離されたデータ放送信号の
画像をディスプレイ207に表示せず、ディスプレイ3
21に表示する。また、制御部41は、応募情報を生成
する際には、入力インターフェイス部322からの入力
に従う。
【0081】なお、本体装置31と付加装置32とヘッ
ドホーン33は有線接続されてもよく、無線接続されて
もよい。
【0082】本発明の他の実施形態について図面を参照
して説明する。
【0083】図5は、本発明の他の実施形態の放送シス
テムの構成を示すブロック図である。
【0084】図5の放送システムにおいて、送出装置1
1は、図1のものと同様に、放送番組信号S1とデータ
放送信号S2とを多重して放送アンテナ13から送出す
る。無線端末52は、図1の無線端末14と同様に、ゲ
ートウェイ15を介してインターネット16に接続可能
であり、データ放送S2で送られた懸賞等の募集情報に
対する応募情報をパケット通信でデータ受配信装置51
へ送る。データ受配信装置51は、図1のデータ受配信
装置12と同様に、応募情報を受けて、視聴者情報をデ
ータベース511に蓄積する。
【0085】図5の放送システムが図1の放送システム
と異なるのは、データ受配信装置51が視聴者データ領
域512を有し、視聴者が懸賞等の応募を一時保留する
ために無線端末52から視聴者データ領域512を利用
できる点である。
【0086】視聴者は、データ放送の募集情報に対して
応募するのを一時保留し、都合のよいときに行うことが
できる。無線端末52は、データ放送で懸賞等の募集情
報を受信するとディスプレイ表示するが、所定時間内に
視聴者が応募の操作を行わなかったとき、自動的に、応
募保留の動作を行う。なお、所定時間は、固定的に設定
されたものであってもよく、視聴者により変更可能に設
定されるものであってもよい。
【0087】応募保留の動作において、無線端末52
は、所定時間の経過を検出すると、自身を識別するため
の端末識別情報と募集情報とをデータ受配信装置51に
送信する。端末識別情報とは各無線端末52に固有の情
報であり、例えば、無線端末52のメールアドレスなど
である。
【0088】端末識別情報と募集情報を受信すると、デ
ータ受配信装置51は、端末識別情報と募集情報を視聴
者データ領域512に記録する。視聴者データ領域51
2には、端末識別情報と募集情報との関係を示すテーブ
ルが存在し、無線端末52からの端末識別情報と募集情
報はそこに格納される。
【0089】次に、データ受配信装置51は、無線端末
52がテーブル内の自身の領域にアクセスするためのI
D情報をインターネット16を介して無線端末52に送
る。
【0090】視聴者は、自身が一時保留した募集情報
を、都合のよいときに視聴者データ領域512から取り
出し、懸賞等に応募することができる。このとき、無線
端末52は、ID情報を用いて視聴者データ領域512
の自身の領域にアクセスし、募集情報を取り出し、それ
に対する応募情報を作成し、データ受配信装置51に送
信する。
【0091】なお、無線端末52から視聴者データ領域
512へのアクセスは、所定の時間或いは期間に限り可
能としてもよい。所定の時間或いは期間を経過すると、
データ受配信装置51は、視聴者データ領域512から
情報を消去してもよい。
【0092】
【発明の効果】本発明によれば、送出装置からデータ放
送で送られた懸賞等の募集情報に対して、個人が所有す
る無線端末から視聴者情報を含む応募情報をデータ受配
信装置に送り、各個人の視聴者情報をデータ受配信装置
に蓄積するので、放送事業者は、蓄積された視聴者情報
を集計して、放送時間帯や番組内容と視聴者層との関係
を得ることができる。
【0093】また、放送事業者は、データベースに蓄積
された視聴者情報を元に得た放送時間帯や番組内容と視
聴者層との関係を示す集計データをスポンサーに提供
し、効果的な広告を提案することができる。それによ
り、放送事業者はスポンサーを多く獲得できるようにな
り、広告収入を増加させることができる。また、スポン
サーは、宣伝効果の高い広告を放送することができる。
【0094】また、視聴者は視聴者情報を無線端末に対
して一度入力すれば、無線端末はそれを記憶し、それ以
降に応募情報を作成するときに自動的に用いるので、そ
れ以降に懸賞等に応募するとき、視聴者は視聴者情報を
入力する必要がなく、容易な操作で応募することができ
る。また、それにより、応募件数が増えて、放送事業者
はより多くの視聴者情報から正確に視聴者層を知ること
ができる。
【0095】また、応募情報に自動的に視聴者情報が入
力されるときでも、無線端末が表示等により視聴者情報
の内容の確認を視聴者に求めるので、応募の前に視聴者
は視聴者情報が正しいかどうか確認することができる。
【0096】また、視聴者は無線端末に蓄積された募集
情報を所望のときに取り出して応募できるので、懸賞等
の募集情報が放送されたとき、視聴者がリアルタイムで
応募操作を行えなくとも、その後の都合のよいときに懸
賞等に応募することができる。
【0097】また、無線回線が良好なときに応募情報が
無線端末から送出されるので、視聴者が応募の操作を行
ったときの無線回線の状況によらず、確実に応募情報を
データ受配信装置に送ることができる。
【0098】また、募集情報が放送されたときに直ぐに
視聴者が応募操作すれば、そのときにリアルタイムで懸
賞等に応募することができ、直ぐに応募しないとき、特
別な操作を行わなくても募集情報がデータ受配信装置に
記憶され、視聴者は都合のよいときにデータ受配信装置
から募集情報を取り出して懸賞等に応募することができ
る。
【0099】また、データ受配信装置は応募の期限が過
ぎていない募集情報のみを残して、募集期限の過ぎたも
のを消去するので、データ受配信装置内部の記憶領域が
有効に利用され、より多くの募集情報を記憶することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の放送システムの構成を示
すブロック図である。
【図2】本実施形態の無線端末の構成を示すブロック図
である。
【図3】本実施形態の他の無線端末の構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】図3の本体装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図5】本発明の他の実施形態の放送システムの構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】 11 送出装置 12、51 データ受配信装置 121、511 データベース 13 放送アンテナ 14、52 無線端末 15 ゲートウェイ 16 インターネット 19 スポンサー 201、214 アンテナ 202 ディジタル放送受信部 203 データ解析部 204 音声画像処理部 205 スピーカ 206、41 制御部 207 ディスプレイ 208 入力インターフェイス部 209 マイクロフォン 210 音声回路部 212 無線制御部 213 無線信号処理部 31 本体装置 32 付加装置 321 ディスプレイ 322 入力インタフェース部 33 ヘッドホーン 512 視聴者データ領域 S1 放送番組信号 S2 データ放送信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/081 H04B 7/26 M 7/173 620 Fターム(参考) 5C061 BB03 BB09 BB20 CC01 CC05 5C063 AB05 AC01 AC05 DA20 5C064 BA07 BB10 BC16 BC20 BD03 BD07 5K067 BB04 BB21 EE02 FF02 GG01 HH23

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送出装置とデータ受配信装置と、視聴者
    に所持されている無線端末を有し、双方向通信を伴うデ
    ィジタル放送を視聴者に提供する放送システムにおける
    視聴者情報収集方法であって、 前記送出装置において、 前記視聴者に応募を求める募集情報を、前記データ受配
    信装置から受け、データ放送信号として放送番組信号に
    多重して前記ディジタル放送で送出するステップと、 前記無線端末において、 前記送出装置から前記ディジタル放送を受信するステッ
    プと、 前記ディジタル放送から前記データ放送信号を分離し、
    前記募集情報を表示するステップと、 前記募集情報に対して前記視聴者が応募するとき、視聴
    者情報を含む応募情報を作成して前記双方向通信にて前
    記データ受配信装置に送るステップと、 前記データ受配信装置において、 前記双方向通信にて前記視聴者情報を含む前記応募情報
    を前記無線端末から受信するステップと、 前記募集情報と同時に前記放送番組信号で放送された番
    組の視聴者層を知るために、該番組の番組情報と対応付
    けて前記視聴者情報を蓄積するステップを有する、放送
    システムにおける視聴者情報収集方法。
  2. 【請求項2】 前記視聴者情報は、前記無線端末を所持
    している視聴者の住所、氏名、年齢、性別のうち少なく
    とも1つを含む、請求項1記載の放送システムにおける
    視聴者情報収集方法。
  3. 【請求項3】 前記無線端末において、前記応募情報を
    作成するとき前記視聴者により一度入力された前記視聴
    者情報を内部に記憶し、それ以降に前記応募情報を作成
    するとき該視聴者情報を用いる、請求項1記載の放送シ
    ステムにおける視聴者情報収集方法。
  4. 【請求項4】 前記無線端末において、内部に記憶した
    前記視聴者情報を用いて前記応募情報を作成するとき、
    前記視聴者情報を前記データ受配信装置に送信してよい
    か否かを前記視聴者に確認する、請求項3記載の放送シ
    ステムにおける視聴者情報収集方法。
  5. 【請求項5】 前記無線端末において、前記データ放送
    により受信した前記募集情報を一時記憶し、前記視聴者
    の所望のときに前記応募情報を作成する、請求項1記載
    の放送システムにおける視聴者情報収集方法。
  6. 【請求項6】 前記無線端末において、作成した前記応
    募情報を一時記憶し、無線回線の状態が良好なときに前
    記データ受配信装置に送信する、請求項1記載の放送シ
    ステムにおける視聴者情報収集方法。
  7. 【請求項7】 前記無線端末において、前記データ放送
    により受信した前記募集情報を一時記憶し、所定の第1
    の時間内に前記応募情報が作成されないとき、一時記憶
    した前記募集情報を前記双方向通信により前記データ受
    配信装置に送り、 前記データ受配信装置において、前記無線端末から受け
    た前記募集情報を一時記憶し、 前記無線端末において、前記視聴者の所望のときに、前
    記募集情報を取得するために前記データ受配信装置にア
    クセスし、 前記データ受配信装置において、所定の第2の時間内に
    前記無線端末からアクセスがなれれば前記募集情報を消
    去し、アクセスがあれば前記募集情報を前記無線端末に
    送り、 前記無線端末において、前記募集情報を取得して前記応
    募情報を作成する、請求項1記載の放送システムにおけ
    る視聴者情報収集方法。
  8. 【請求項8】 前記第2の時間は、前記募集情報を記憶
    したときから前記募集情報に対する応募の期限までであ
    る、請求項7記載の放送システムにおける視聴者情報収
    集方法。
  9. 【請求項9】 双方向通信を伴うディジタル放送を視聴
    者に提供する放送システムであって、 放送番組信号とデータ放送信号を多重して前記ディジタ
    ル放送として送出する送出装置と、 前記視聴者に所持され、前記ディジタル放送の受信と並
    行して前記双方向通信ができる無線端末と、 前記視聴者に応募を求める募集情報を前記データ放送信
    号として前記送出装置に送り、前記双方向通信により前
    記無線端末から視聴者情報を含む応募情報を受信し、前
    記募集情報と同時に前記放送番組信号で放送された番組
    の視聴者層を知るために、該番組の番組情報と対応付け
    て前記視聴者情報を蓄積するデータ受配信装置とを有す
    る放送システム。
  10. 【請求項10】 前記視聴者情報は、前記無線端末を所
    持している視聴者の住所、氏名、年齢、性別のうち少な
    くとも1つを含む、請求項9記載の放送システム。
  11. 【請求項11】 前記無線端末は、前記視聴者により一
    度入力された前記視聴者情報を内部に記憶し、それ以降
    に前記応募情報を作成するとき該視聴者情報を用いる、
    請求項9記載の放送システム。
  12. 【請求項12】 前記無線端末は、内部に記憶した前記
    視聴者情報を用いて前記応募情報を作成するとき、前記
    視聴者情報を前記データ受配信装置に送信してよいか否
    かを前記視聴者に確認する、請求項11記載の放送シス
    テム。
  13. 【請求項13】 前記無線端末は、前記データ放送によ
    り受信した前記募集情報を一時記憶し、前記視聴者の所
    望のときに前記応募情報を作成する、請求項9記載の放
    送システム。
  14. 【請求項14】 前記無線端末は、作成した前記応募情
    報を一時記憶し、無線回線の状態が良好なときに前記デ
    ータ受配信装置に送信する、請求項9記載の放送システ
    ム。
  15. 【請求項15】 前記無線端末は、前記データ放送によ
    り受信した前記募集情報を一時記憶し、所定の第1の時
    間内に前記応募情報が作成されないとき、一時記憶した
    前記募集情報を前記双方向通信により前記データ受配信
    装置に送り、前記視聴者の所望のときに前記データ受配
    信装置にアクセスして前記募集情報を取得し、前記応募
    情報を作成し、 前記データ受配信装置は、前記無線端末から受けた前記
    募集情報を一時記憶し、所定の第2の時間内に前記無線
    端末からアクセスがなければ前記募集情報を消去し、ア
    クセスがあれば前記募集情報を前記無線端末に送る、請
    求項14記載の放送システム。
  16. 【請求項16】 前記第2の時間は、前記募集情報を記
    憶したときから前記募集情報に対する応募の期限までで
    ある、請求項15記載の放送システム。
  17. 【請求項17】 前記無線装置は、前記データ放送によ
    り受信した前記募集情報を表示する部分が、本体から分
    離された別の装置にある、請求項16記載の放送システ
    ム。
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