JP2003125286A - 映像切出し制御方法および映像切出し制御装置 - Google Patents

映像切出し制御方法および映像切出し制御装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像のうち視聴者が所望する領域を決定する
ことができ、映像から視聴者が所望する領域を自動的に
切り出させることが可能な映像切出し制御方法および映
像切出し制御装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 映像の少なくとも一部の領域を切り出す
映像切出し装置40を制御する映像切出し制御装置10
であって、撮像される対象物を見ている一人以上の観客
の視線情報を取得し、取得した視線情報を統計的に処理
する統計処理手段11,12と、前記統計的に処理した
結果に応じて、撮像された映像から切り出す切出し領域
を決定する切出し領域決定手段13,14とを有し、前
記決定した切出し領域に応じて前記映像切出し装置40
を制御することにより上記課題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像切出し制御方
法および映像切出し制御装置に係り、特に映像から所望
の領域を切り出す映像切出し処理を制御する映像切出し
制御方法および映像切出し制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばスポーツ中継などでは、カメラマ
ン自らの判断または他人からの指示によって,又はリモ
コンカメラなどを用いて操作者の指示によって,又はロ
ボットカメラを用いて予め登録された指示によって、映
像撮像装置(カメラ)の撮影方向および撮影画角が決定
されている。この撮影方向および撮影画角に応じて撮像
された映像は、放送映像として出力されていた。
【0003】近年、超高精細カメラなどで予め精細度の
高い映像を取得しておき、その映像から一部の領域を切
り出すことにより、電子的にズームした映像を取得する
映像切出し装置が知られるようになった。このような映
像切出し装置の一例が、例えば「島本ほか:“超高精細
動画像からのハイビジョン切り出し映像”、信学技報I
E96−72」などに記載されている。
【0004】例えばスポーツ中継などにおいて会場全体
を超高精細カメラで撮像しておくことにより、映像切出
し装置は実時間又は後処理において会場全体の映像から
一部の領域を切出して電子的にズームした映像を取得す
る。なお、会場全体の映像から切り出された切出し領域
は、放送映像の画素数を有するものとする。
【0005】従来、映像切出し装置を利用することによ
り、カメラマン等によるカメラワーク(撮影方向および
撮影画角などの操作)で撮像された映像と同様な映像を
電子的な処理により取得していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カメラ
マン自らの判断または他人からの指示によって,又はリ
モコンカメラなどを用いて操作者の指示によって,又は
ロボットカメラを用いて予め登録された指示によって、
カメラの撮影方向および撮影画角を決定する場合には、
人間が撮影方向および撮影画角を決定しなければならな
かった。また、カメラの撮影方向および撮影画角の制御
は機構的な動作が必要であるため、大きな動作に素早く
反応することが困難であった。
【0007】さらに、映像切出し装置を利用すること
で、カメラマン等によるカメラワークにより撮像された
映像と同様な映像を電子的な処理により取得する場合に
は、映像から一部の領域を切出して電子的にズームする
処理を人間が行わなければならなかった。
【0008】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、映像のうち視聴者が所望する領域を決定することが
でき、映像から視聴者が所望する領域を自動的に切り出
させることが可能な映像切出し制御方法および映像切出
し制御装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決
するため、本発明は、映像の少なくとも一部の領域を切
り出す映像切出し処理を制御する映像切出し制御方法で
あって、撮像される対象物を見ている一人以上の観客の
視線情報を取得し、取得した視線情報を統計的に処理す
る統計処理段階と、前記統計的に処理した結果に応じ
て、撮像された映像から切り出す切出し領域を決定する
切出し領域決定段階とを有し、前記決定した切出し領域
に応じて前記映像切出し処理を制御することを特徴とす
る。
【0010】このような映像切出し制御方法では、撮像
されている対象物を見ている一人以上の観客の視線情報
を取得し、取得した視線情報を統計的に処理する。視線
情報を統計的に処理した結果は、映像のうち観客の視線
が集まっている領域を表しており、視聴者が所望する可
能性の高い領域であると判断できる。
【0011】したがって、視線情報を統計的に処理した
結果に応じて、映像から切り出す切出し領域を決定する
ことにより、視聴者が所望する領域を切り出すように映
像切出し処理を制御することが可能となる。なお、映像
は映像切出し処理を行っても十分な画質を保持できる精
細なものを利用する。
【0012】また、本発明は、映像の少なくとも一部の
領域を切り出す映像切出し装置を制御する映像切出し制
御装置であって、撮像される対象物を見ている一人以上
の観客の視線情報を取得し、取得した視線情報を統計的
に処理する統計処理手段と、前記統計的に処理した結果
に応じて、撮像された映像から切り出す切出し領域を決
定する切出し領域決定手段とを有し、前記決定した切出
し領域に応じて前記映像切出し装置を制御することを特
徴とする。
【0013】このような映像切出し制御装置では、撮像
される対象物を見ている一人以上の観客の視線情報を取
得し、取得した視線情報を統計処理手段により統計的に
処理する。視線情報を統計的に処理した結果は、映像の
うち観客の視線が集まっている領域を表しており、視聴
者が所望する可能性の高い領域であると判断できる。
【0014】したがって、視線情報を統計的に処理した
結果に応じて、切出し領域決定手段により映像から切り
出す切出し領域を決定することにより、視聴者が所望す
る領域を切り出すように映像切出し装置を制御すること
が可能となる。
【0015】また、本発明は、前記統計処理手段が、取
得した視線情報に応じて前記一人以上の観客の視線方向
の平均を算出する平均算出手段と、取得した視線情報に
応じて前記一人以上の観客の視線方向のばらつきを算出
するばらつき算出手段とを有することを特徴とする。
【0016】このような映像切出し制御装置では、統計
処理手段が、取得した視線情報から観客の視線方向の平
均とばらつきとを算出することができる。
【0017】また、本発明は、前記切出し領域決定手段
が、算出した視線方向の平均に応じて前記映像から切り
出す切出し位置を決定する切出し位置決定手段と、算出
した視線方向のばらつきに応じて前記映像から切り出す
切出し範囲を決定する切出し範囲決定手段とを有するこ
とを特徴とする。
【0018】このような映像切出し制御装置では、切出
し領域決定手段が、視線方向の平均に応じて切出し位置
を決定すると共に、視線方向のばらつきに応じて切出し
範囲を決定することができる。
【0019】また、本発明は、前記決定した切出し位置
および切出し範囲に応じて前記映像切出し装置を制御す
ることを特徴とする。
【0020】このような映像切出し制御装置では、算出
した切出し位置および切出し範囲に応じて映像切出し装
置を制御することができる。
【0021】また、本発明は、前記視線情報の替わり
に、前記観客が選択した前記映像上の位置情報を用いる
ことを特徴とする。
【0022】このような映像切出し制御装置では、視線
情報に限ることなく、映像上の位置情報を用いることも
できる。つまり、視聴者が所望する可能性の高い領域で
あるか否かを判断できる情報を利用することにより、視
聴者が所望すると予測される領域を判断することが可能
である。
【0023】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面に基づいて説明する。なお、本実施例では、撮像
する映像の一例としてスポーツ中継の例を説明するが、
いかなる映像でもよい。
【0024】図1は、本発明の映像切出し制御装置を含
むシステムの一実施例の構成図を示す。図1のシステム
1は、映像切出し制御装置10,視線入力装置20a〜
20n,映像撮像装置30,映像切出し装置40を含む
ように構成される。また、映像切出し制御装置10は、
平均値算出回路11,分散値算出回路12,切出し位置
決定回路13および切出し範囲決定回路14を含む。
【0025】以下、スポーツ中継の一例としてサッカー
の試合を中継する場合について説明する。映像撮像装置
30は、映像切出し装置40で映像切出し処理を行って
も放送映像として十分な画質を保持できる詳細な映像を
撮像できる映像撮像装置である。映像撮像装置30は、
放送映像として利用する例えばサッカー会場の全範囲の
映像を撮像する。映像撮像装置30により撮像された映
像は、映像切出し装置40に供給される。
【0026】映像切出し装置40は、映像撮像装置30
から供給される映像の一部を映像切出し制御装置10か
らの制御に応じて切出し、切出した映像を切出し映像と
して出力する。なお、切出し映像は、放送映像の画素数
を有している。
【0027】視線入力装置20a〜20nは、サッカー
会場に来ている観客の一部又は全部に一つずつ取り付け
られる。視線入力装置20a〜20nは、取り付けてい
る観客の視線位置を検出し、検出した観客の視線位置を
映像切出し制御装置10に供給する。
【0028】映像切出し制御装置10は、視線入力装置
20a〜20nから夫々供給された視線位置を統計的に
処理する。具体的に説明すると、平均値算出回路11は
供給された視線位置の平均を算出する。平均値算出回路
11は、算出した視線位置の平均を切出し位置決定回路
13に供給する。例えばn人の観客の視線位置を二次元
平面上に投影したときの空間的な位置をEi(x,y)
とすると、観客の視線位置の平均的な位置(重心)は、
以下の式(1)から算出される。
【0029】
【数1】 分散値算出回路12は供給された視線位置のばらつきと
して標準偏差又は分散を算出する。分散値算出回路12
は、算出した視線位置の標準偏差又は分散を切出し範囲
決定回路14に供給する。例えば観客の視線位置の標準
偏差は、以下の式(2)から算出される。また、観客の
視線位置の分散は、以下の式(3)から算出される。
【0030】
【数2】 切出し位置決定回路13は、供給された視線位置の平均
に基づき映像の切出し位置を決定する。ここで、視線位
置の平均はサッカー会場の内で観客の視線が集まってい
る位置を表している。つまり、視線位置の平均は、その
サッカー中継を放送した場合に、放送映像の視聴者が視
聴を所望する可能性の高い位置(撮影方向)であると判
断できる。切出し位置決定回路13は、決定した映像の
切出し位置を映像切出し装置40に供給する。
【0031】切出し範囲決定回路14は、供給された標
準偏差又は分散に基づき映像の切出し範囲を決定する。
ここで、視線位置の標準偏差又は分散はサッカー会場の
内で観客の視線がばらついている範囲を表している。つ
まり、視線位置の標準偏差又は分散は、そのスポーツ中
継を放送した場合に、放送映像の視聴者が視聴を所望す
る可能性の高い範囲(撮影画角)であると判断できる。
切出し範囲決定回路14は、決定した映像の切出し範囲
を映像切出し装置40に供給する。
【0032】例えば映像撮像装置30でサッカー会場の
全体映像を、映像切出し処理を行っても放送映像として
十分な画質を保持できる高精細な映像で撮像し、撮像し
た全体映像の一部を映像切出し装置40で切り出すとき
の切出し範囲(領域)の大きさは、以下の式(4)から
算出される。
【0033】
【数3】 以上のように、映像切出し制御装置10は、決定した切
出し位置および切出し範囲を映像切出し装置40に供給
することで、映像切出し装置40で行う映像切出し処理
を制御する。したがって、映像切出し装置40から出力
される切出し映像は、サッカー中継の視聴者が所望する
と予測される領域のものとなる。
【0034】なお、視線入力装置20a〜20nは、サ
ッカー会場に来ている観客に限ることなく、映像撮像装
置30により撮像された全画面を視聴する視聴者に取り
付けてもよい。また、視線入力装置20a〜20nは、
取り付けている観客の視線位置が取得できるのであれ
ば、観客の視線位置を自動検出するものに限らず、手動
入力するものであってもよい。
【0035】すなわち、視線入力装置20a〜20nを
手動入力装置とし、その手動入力装置はサッカー会場に
来ている観客の一部又は全部に配布され、観客の意志に
よる希望切出し位置が入力される。手動入力装置は、視
線情報の替わりに、観客の興味が高い領域を判断できる
情報が入力されるものであればよく、例えばジョイステ
ィックや音声入力装置などで構成される。手動入力装置
は、入力された希望切出し位置を映像切出し制御装置1
0に供給する。
【0036】更に、図1のシステム1の処理について、
具体的な数値を用いて説明する。例えば、6人の観客a
〜fに視線入力装置20a,20b,20c,20d,
20eおよび20fが一つずつ取り付けられているとす
る。また、観客a〜fの二次元空間上の視線位置を水平
方向x,垂直方向yとする。
【0037】視線入力装置20a〜20fは、観客a〜
fの視線位置Ei(x,y)を検出し、検出した視線位
置Eiを映像切出し制御装置10に供給する。例えば視
線位置の空間範囲を正規化(0≦x≦1,0≦y≦1)
したとき、映像切出し制御装置10は以下の表1のよう
な視線位置Ei(x,y)が供給される。
【0038】
【表1】 映像切出し制御装置10は上記の式(1)を利用するこ
とで、以下の式(5)のような観客a〜fの平均的な視
線位置を算出する。映像切出し制御装置10は上記の式
(2)を利用することで、以下の式(6)のような観客
a〜fの視線位置の標準偏差を算出する。また、映像切
出し制御装置10は上記の式(4)を利用することで、
以下の式(7)のような映像切出し装置40で切り出す
切出し領域の大きさを算出する。
【0039】
【数4】 したがって、映像切出し制御装置10は、映像切出し装
置40で切り出す切出し範囲の中心を(0.46,0.
54)、切出し範囲を(0.44,0.40)と決定す
ることができる。なお、切出し範囲は、視線位置の標準
偏差をベクトルで求め、そのベクトル長を所定の縦横
比,例えば16:9の比率でそれぞれ横方向および縦方
向の大きさを求めて算出してもよい。また、切出し範囲
の中心位置や大きさを決定する手段として、観客の平均
的な視線位置や視線位置の標準偏差を用いると共に、所
定の重み付けや非線形処理などを施してもよい。
【0040】図2は、本発明の映像切出し制御装置を含
むシステムの他の実施例の構成図を示す。図2のシステ
ム2は、映像切出し制御装置10,映像撮像装置30,
切出し位置希望入力装置50a〜50n,カメラ撮像位
置制御装置60を含むように構成される。なお、図2の
システム2は、図1のシステム1と同様な構成部分を有
しているため、同一な構成部分に同一符号を付して説明
を省略する。
【0041】切出し位置希望入力装置50a〜50n
は、サッカー会場に来ている観客の一部又は全部に配布
され、観客の意志による希望切出し位置が入力される。
切出し位置希望入力装置50a〜50nは、視線情報の
替わりに、観客の興味が高い領域を判断できる情報が入
力されるものであればよい。切出し位置希望入力装置5
0a〜50nは、例えばジョイスティックや音声入力装
置などで構成される。切出し位置希望入力装置50a〜
50nは、入力された希望切出し位置を映像切出し制御
装置10に供給する。
【0042】映像切出し制御装置10は、切出し位置希
望入力装置50a〜50nから夫々供給された希望切出
し位置を前述した視線位置と同様、統計的に処理する。
映像切出し制御装置10は、統計的に処理した結果とし
て、切出し位置および切出し範囲をカメラ撮像位置制御
装置60に供給する。
【0043】カメラ撮像位置制御装置60は、映像切出
し制御装置10から供給された切出し位置および切出し
範囲に応じて、映像撮像装置30の撮影方向および撮影
画角を制御する。映像撮像装置30は、カメラ撮像位置
制御装置60からの制御に応じて撮影方向および撮影画
角を決定する。映像撮像装置30は、例えばカメラ三脚
に取り付けられた電動パン・チルト駆動装置および電動
ズーム装置などで撮影方向および撮影画角を制御するこ
とが考えられる。このように、図2のシステムでは、映
像切出し制御装置10を使わない場合に、ズーム,パン
・チルトで対応することを特徴としている。
【0044】以上のように、映像切出し制御装置10
は、決定した切出し位置および切出し範囲をカメラ撮像
位置制御装置60に供給することで、映像撮像装置30
の撮影方向および撮影画角を制御する。したがって、映
像撮像装置30から出力される映像は、サッカー中継の
視聴者が所望すると予測される領域のものとなる。
【0045】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、視線情報
を統計的に処理した結果に応じて、映像から切り出す切
出し領域を決定することにより、視聴者が所望する領域
を切り出すように映像切出し処理を制御することが可能
となる。
【0046】また、本発明によれば、視線情報に限るこ
となく、視聴者が所望する可能性の高い領域であるか否
かを判断できる情報を利用することにより、視聴者が所
望すると予測される領域を判断することが可能となる。
【0047】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の映像切出し制御装置を含むシステムの
一実施例の構成図である。
【図2】本発明の映像切出し制御装置を含むシステムの
他の実施例の構成図である。
【符号の説明】 1,2 システム 10 映像切出し制御装置 11 平均値算出回路 12 分散値算出回路 13 切出し位置決定回路 14 切出し範囲決定回路 20a〜20n 視線入力装置 30 映像撮像装置 40 映像切出し装置 50a〜50n 切出し位置希望入力装置 60 カメラ撮像位置制御装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像の少なくとも一部の領域を切り出す
    映像切出し処理を制御する映像切出し制御方法であっ
    て、 撮像される対象物を見ている一人以上の観客の視線情報
    を取得し、取得した視線情報を統計的に処理する統計処
    理段階と、 前記統計的に処理した結果に応じて、撮像された映像か
    ら切り出す切出し領域を決定する切出し領域決定段階と
    を有し、 前記決定した切出し領域に応じて前記映像切出し処理を
    制御することを特徴とする映像切出し制御方法。
  2. 【請求項2】 映像の少なくとも一部の領域を切り出す
    映像切出し装置を制御する映像切出し制御装置であっ
    て、 撮像される対象物を見ている一人以上の観客の視線情報
    を取得し、取得した視線情報を統計的に処理する統計処
    理手段と、 前記統計的に処理した結果に応じて、撮像された映像か
    ら切り出す切出し領域を決定する切出し領域決定手段と
    を有し、 前記決定した切出し領域に応じて前記映像切出し装置を
    制御することを特徴とする映像切出し制御装置。
  3. 【請求項3】 前記統計処理手段は、取得した視線情報
    に応じて前記一人以上の観客の視線方向の平均を算出す
    る平均算出手段と、 取得した視線情報に応じて前記一人以上の観客の視線方
    向のばらつきを算出するばらつき算出手段とを有するこ
    とを特徴とする請求項2記載の映像切出し制御装置。
  4. 【請求項4】 前記切出し領域決定手段は、算出した視
    線方向の平均に応じて前記映像から切り出す切出し位置
    を決定する切出し位置決定手段と、 算出した視線方向のばらつきに応じて前記映像から切り
    出す切出し範囲を決定する切出し範囲決定手段とを有す
    ることを特徴とする請求項3記載の映像切出し制御装
    置。
  5. 【請求項5】 前記決定した切出し位置および切出し範
    囲に応じて前記映像切出し装置を制御することを特徴と
    する請求項4記載の映像切出し制御装置。
  6. 【請求項6】 前記視線情報の替わりに、前記観客が選
    択した前記映像上の位置情報を用いることを特徴とする
    請求項2乃至5何れか一項記載の映像切出し制御装置。
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