JP2003124963A - ネットワーク中継装置、ネットワーク中継方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム - Google Patents

ネットワーク中継装置、ネットワーク中継方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム

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JP2003124963A
JP2003124963A JP2001313239A JP2001313239A JP2003124963A JP 2003124963 A JP2003124963 A JP 2003124963A JP 2001313239 A JP2001313239 A JP 2001313239A JP 2001313239 A JP2001313239 A JP 2001313239A JP 2003124963 A JP2003124963 A JP 2003124963A
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frame
broadcast frame
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JP2001313239A
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Akira Watanabe
亮 渡邊
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Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブロードキャストストームによるシステムダ
ウンを低減しつつ、ネットワーク機能を適切に維持し、
ネットワークの信頼性を高めること。 【解決手段】 ブロードキャストフレームの受信量をカ
ウントする受信カウンタ12−1〜12−Mと、受信カ
ウンタ12−1〜12−Mがカウントした所定時間内の
ブロードキャストフレームの受信量と所定の閾値とを比
較してブロードキャストフレームのフィルタリングを実
行するか否かを決定する監視部23と、受信したブロー
ドキャストフレームの種類に応じて該ブロードキャスト
フレームの優先度を決定する優先度決定部26と、監視
部23がフィルタリング実行を決定している場合、優先
度決定部26が決定した優先度に基づいてブロードキャ
ストフレームをフィルタリングするフィルタ部24とを
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ネットワーク内
でブロードキャストフレーム等のフレームを中継するネ
ットワーク中継装置、ネットワーク中継方法およびその
方法をコンピュータに実行させるプログラムに関し、詳
細には、ブロードキャストフレームの受信量を監視し、
ブロードキャストフレームの受信量が多い場合、ブロー
ドキャストフレームの中継を停止してブロードキャスト
ストームを低減するネットワーク中継装置、ネットワー
ク中継方法およびその方法をコンピュータに実行させる
プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】ネットワークを流れるフレームには、通
常のユニキャストフレームに加え、ブロードキャストフ
レーム(一斉同報フレーム)がある。このブロードキャ
ストフレームは、各ネットワーク端末での必要の有無に
関わらず送受信されるフレームである。このブロードキ
ャストフレームがネットワーク内で一定量を越え、大量
のブロードキャストフレームがネットワーク内に蔓延す
るブロードキャストストームが発生すると、各ネットワ
ーク端末はブロードキャストフレームの処理にリソース
を奪われて通常のユニキャストフレームの処理が行えな
くなり、システムダウンが発生する可能性がある。
【0003】このようなブロードキャストストームによ
るシステムダウンを低減する従来のネットワーク中継装
置として、ブロードキャストフレームの受信量を監視
し、その受信量が所定の閾値を越えた場合、全てのブロ
ードキャストフレームの中継を停止するものが知られて
いる。このネットワーク中継装置では、ブロードキャス
トフレームの受信量を監視し、その受信量が所定の閾値
を越えた場合、全てのブロードキャストフレームの中継
を停止することによって、ブロードキャストストームに
よるシステムダウンを低減している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た技術によれば、ブロードキャストフレームの受信量が
所定の閾値を越えた場合、全てのブロードキャストフレ
ームの中継を停止するため、RIPやARP等のネット
ワーク機能を維持するために必要なブロードキャストフ
レームの中継も一律に停止してしまうので、ネットワー
ク機能が適切に維持できなくなり、ネットワークの信頼
性が低くなるという問題点があった。
【0005】この発明は上記に鑑みてなされたものであ
って、ブロードキャストストームによるシステムダウン
を低減しつつ、ネットワーク機能を適切に維持し、ネッ
トワークの信頼性を高めることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1にかかるネットワーク中継装置は、ネッ
トワーク内でフレームを中継するネットワーク中継装置
において、ブロードキャストフレームの受信量をカウン
トするカウント手段と、前記カウント手段がカウントし
た所定時間内のブロードキャストフレームの受信量と所
定の閾値とを比較してブロードキャストフレームのフィ
ルタリングを実行するか否かを決定するフィルタリング
決定手段と、受信したブロードキャストフレームの種類
に応じて該ブロードキャストフレームの優先度を決定す
る優先度決定手段と、前記フィルタリング決定手段がフ
ィルタリング実行を決定している場合、前記優先度決定
手段が決定した前記優先度に基づいてブロードキャスト
フレームをフィルタリングするフィルタ手段と、を具備
するものである。
【0007】この請求項1のネットワーク中継装置にあ
っては、カウント手段が、ブロードキャストフレームの
受信量をカウントし、フィルタリング決定手段が、カウ
ント手段がカウントした所定時間内のブロードキャスト
フレームの受信量と所定の閾値とを比較してブロードキ
ャストフレームのフィルタリングを実行するか否かを決
定し、優先度決定手段が、受信したブロードキャストフ
レームの種類に応じて該ブロードキャストフレームの優
先度を決定し、フィルタ手段が、フィルタリング決定手
段がフィルタリング実行を決定している場合、優先度決
定手段が決定した優先度に基づいてブロードキャストフ
レームをフィルタリングする。これにより、RIPやA
RP等のネットワーク機能を維持するために必要なフレ
ーム等、優先度の高いブロードキャストフレームの中継
を継続しつつ、優先度の低いブロードキャストフレーム
の中継を停止することができる。
【0008】また、請求項2にかかるネットワーク中継
装置は、請求項1に記載のネットワーク中継装置におい
て、前記フィルタリング決定手段が、前記所定時間内に
受信された前記優先度ごとのブロードキャストフレーム
の受信量に基づいて、中継を停止すべき前記優先度を決
定し、前記カウント手段が、前記優先度決定手段が決定
した前記優先度に基づいて、前記優先度ごとのブロード
キャストフレームの受信量をカウントし、前記フィルタ
手段が、前記フィルタリング決定手段が決定した前記優
先度のブロードキャストフレームの中継を停止するもの
である。
【0009】この請求項2のネットワーク中継装置は、
カウント手段が、優先度決定手段が決定した優先度に基
づいて、優先度ごとのブロードキャストフレームの受信
量をカウントし、フィルタリング決定手段が、所定時間
内に受信された優先度ごとのブロードキャストフレーム
の受信量に基づいて、中継を停止すべき優先度を決定
し、フィルタ手段が、フィルタリング決定手段が決定し
た優先度のブロードキャストフレームの中継を停止する
ことによって、優先度の低いブロードキャストフレーム
から順に中継を停止して優先度の高いブロードキャスト
フレームの中継をできるだけ維持することができる。
【0010】また、請求項3にかかるネットワーク中継
装置は、請求項1または2に記載のネットワーク中継装
置において、さらに、フィルタリングが実行される状態
であるか否かを判定する状態判定手段を具備し、前記フ
ィルタリング決定手段は、フィルタリングが実行される
状態である場合、フィルタリングを次回行うか否かを第
1の閾値を用いて決定し、フィルタリングが実行される
状態でない場合、フィルタリングを次回行うか否かを第
1の閾値に比して高い第2の閾値を用いて決定するもの
である。
【0011】この請求項3のネットワーク中継装置にあ
っては、状態判定手段が、フィルタリングが実行される
状態であるか否かを判定し、フィルタリング決定手段
が、フィルタリングが実行される状態である場合、フィ
ルタリングを次回行うか否かを第1の閾値を用いて決定
し、フィルタリングが実行される状態でない場合、フィ
ルタリングを次回行うか否かを第1の閾値に比して高い
第2の閾値を用いて決定する。これにより、バースト的
にブロードキャストが発生した場合に、これを許容する
ことができる。
【0012】また、請求項4にかかるネットワーク中継
方法は、ネットワーク内でフレームを中継するネットワ
ーク中継方法において、ブロードキャストフレームの受
信量をカウントするカウント工程と、前記カウント工程
でカウントされた所定時間内のブロードキャストフレー
ムの受信量と所定の閾値とを比較してブロードキャスト
フレームのフィルタリングを実行するか否かを決定する
フィルタリング決定工程と、受信したブロードキャスト
フレームの種類に応じて該ブロードキャストフレームの
優先度を決定する優先度決定工程と、前記フィルタリン
グ決定工程でフィルタリング実行が決定されている場
合、前記優先度決定工程で決定された前記優先度に基づ
いてブロードキャストフレームをフィルタリングするフ
ィルタリング工程と、を含むものである。
【0013】この請求項4のネットワーク中継方法にあ
っては、カウント工程で、ブロードキャストフレームの
受信量をカウントし、フィルタリング決定工程で、所定
時間内にカウント工程でカウントされた受信量と所定の
閾値とを比較してブロードキャストフレームのフィルタ
リングを実行するか否かを決定し、優先度決定工程で、
受信したブロードキャストフレームの種類に応じて該ブ
ロードキャストフレームの優先度を決定し、フィルタリ
ング工程で、フィルタリング決定工程でフィルタリング
実行が決定されている場合、優先度決定工程で決定され
た優先度に基づいてブロードキャストフレームをフィル
タリングする。これにより、RIPやARP等のネット
ワーク機能を維持するために必要なフレーム等、優先度
の高いブロードキャストフレームの中継を継続しつつ、
優先度の低いブロードキャストフレームの中継を停止す
ることができる。
【0014】また、請求項5にかかるネットワーク中継
方法は、請求項4に記載のネットワーク中継方法におい
て、フィルタリング決定工程で、前記所定時間内に受信
された前記優先度ごとのブロードキャストフレームの受
信量に基づいて、中継を停止すべき前記優先度を決定
し、前記カウント工程で、前記優先度決定工程で決定さ
れた前記優先度に基づいて、前記優先度ごとのブロード
キャストフレームの受信量をカウントし、前記フィルタ
リング工程で、前記フィルタリング決定工程で決定され
た前記優先度に基づいてブロードキャストフレームをフ
ィルタリングするものである。
【0015】この請求項5のネットワーク中継方法は、
カウント工程で、優先度決定工程で決定された優先度に
基づいて、優先度ごとのブロードキャストフレームの受
信量をカウントし、フィルタリング決定工程で、所定時
間内に受信された優先度ごとのブロードキャストフレー
ムの受信量に基づいて、中継を停止すべき優先度を決定
し、フィルタリング工程で、フィルタリング決定工程で
決定された優先度に基づいてブロードキャストフレーム
をフィルタリングすることによって、優先度の低いブロ
ードキャストフレームから順に中継を停止して優先度の
高いブロードキャストフレームの中継をできるだけ維持
することができる。
【0016】また、請求項6にかかるネットワーク中継
方法は、請求項4または5に記載のネットワーク中継方
法において、さらに、フィルタリングが実行される状態
であるか否かを判定する状態判定工程を含み、前記フィ
ルタリング決定工程では、フィルタリングが実行される
状態である場合、フィルタリングを次回行うか否かを第
1の閾値を用いて決定し、フィルタリングが実行される
状態でない場合、フィルタリングを次回行うか否かを前
記第1の閾値に比して高い第2の閾値を用いて決定する
ものである。
【0017】この請求項6のネットワーク中継方法にあ
っては、状態判定工程で、フィルタリングが実行される
状態であるか否かを判定し、フィルタリング決定工程
で、フィルタリングが実行される状態である場合、フィ
ルタリングを次回行うか否かを第1の閾値を用いて決定
し、フィルタリングが実行される状態でない場合、フィ
ルタリングを次回行うか否かを第1の閾値に比して高い
第2の閾値を用いて決定する。これにより、バースト的
にブロードキャストが発生した場合に、これを許容する
ことができる。
【0018】また、請求項7にかかるネットワーク中継
方法は、請求項4〜6のいずれか一つに記載されたネッ
トワーク中継方法をコンピュータに実行させるものであ
る。
【0019】ここで、「プログラム」とは、データ処理
方法を記述したものであって、記述する言語や記述方法
は特に限定されず、ソースコード,バイナリコード,実
行形式等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必
ずしも単一に構成されるものに限られず、複数のモジュ
ールやライブラリとして分散構成されるものや、OS等
の別個のプログラムと協働してその機能を達成するもの
を含む。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態
を、添付の図面を参照して詳細に説明する。なお、この
実施の形態によってこの発明が限定されるものではな
い。
【0021】(実施の形態1)図1は、この発明の実施
の形態1にかかる中継装置の概略構成を示すブロック図
である。実施の形態1の中継装置1は、ネットワーク内
でフレームを中継するルータやブリッジ等の装置であっ
て、LAN制御部3と、ブリッジ制御・バッファ制御部
4と、バッファ5と、アドレス解決部6とを備える。L
AN制御部3は、複数のLANインタフェース7−1〜
7−Nを備え、送受信制御を行う。ここで、Nは、任意
の2以上の整数である。
【0022】各LANインタフェース7−1〜7−Nに
は、ネットワーク端末や他の中継装置等のホスト装置2
−1〜2−Nが接続されており、この接続によってネッ
トワークが形成されている。LAN制御部3は、LAN
インタフェース7−1〜7−Nを介してフレームを受信
し、そのフレームをブリッジ制御・バッファ制御部4に
送信する。また、LAN制御部3は、ブリッジ制御・バ
ッファ制御部4からのフレームを受信し、そのフレーム
を所定のLANインタフェースを介して送信する。
【0023】ブリッジ制御・バッファ制御部4は、LA
N制御部3から受信したフレームのデータをバッファ5
に格納するとともに、受信フレームのヘッダや送信先の
第2層アドレス等、フレーム中継に関する決定に用いる
フレーム情報をアドレス解決部6に通知する。そして、
ブリッジ制御・バッファ制御部4は、アドレス解決部6
による決定に従って、フレームの中継処理やフィルタリ
ングを行う。バッファ5は、RAM等の記録媒体によっ
て構成され、データを記憶する。アドレス解決部6は、
ブリッジ制御・バッファ制御部4から通知されたフレー
ム情報に基づいてフィルタリングに関する決定や送信先
LANインタフェースの決定を行い、その決定結果をブ
リッジ制御・バッファ制御部4に通知する。
【0024】図2は、図1に示したアドレス解決部6の
概略構成を示すブロック図である。アドレス解決部6
は、ブロードキャスト処理部11と、複数の受信カウン
タ12−1〜12−Mと、アドレス管理部13と、アド
レステーブル記憶部14とを備える。受信カウンタ12
−1〜12−Mは、RAMやレジスタ等によって構成さ
れ、ブロードキャストフレームの各優先度にそれぞれ対
応し、優先度ごとのブロードキャストフレームの受信量
をカウントする。なお、Mは、優先度の段階数であっ
て、任意の2以上の整数である。また、全優先度のブロ
ードキャストフレームの受信量をカウントする受信カウ
ンタ12−Xを設けてもよい。
【0025】ブロードキャスト処理部11は、受信フレ
ームの送信先アドレスがブロードキャストである場合、
すなわち、受信フレームがブロードキャストフレームで
ある場合にフィルタリングに関する決定処理を行う。ア
ドレステーブル記憶部14は、RAM等の記録媒体によ
って構成され、フレームの送信先アドレスとLANイン
タフェースとを対応させたアドレステーブルを記憶す
る。アドレス管理部13は、アドレステーブル記憶部1
4のアドレステーブルを管理し、受信フレームがブロー
ドキャストフレームでない場合、アドレステーブルを参
照して送信先のLANインタフェースを決定し、決定結
果をブリッジ制御・バッファ制御部4に通知する。
【0026】図3は、図2に示したブロードキャスト処
理部11の概略構成を示すブロック図である。ブロード
キャスト処理部11は、ブロードキャストフレーム判定
部21と、タイマ22と、監視部23と、フィルタ部2
4と、フィールド読取部25と、優先度決定部26と、
カウンタ加算部27とを備える。ブロードキャストフレ
ーム判定部21は、受信フレームの宛先アドレスを参照
し、その受信フレームがブロードキャストフレームであ
るか否かを判定する。フィールド読取部25は、受信フ
レームがブロードキャストフレームであると判定された
場合、イーサフレームのタイプフィールド等、フレーム
の種類を示す所定フィールドのデータを読み取る。
【0027】優先度決定部26は、フィールド読取部2
5が読み取ったデータに基づいてフレームの種類を判定
し、フレームの種類に応じた優先度を決定する。どの種
類のフレームがどの優先度に対応するかは、予め設定さ
れる。たとえば、優先度が「高」,「低」の2段階あ
り、優先度決定部26は、RIPやARP等のネットワ
ーク機能を維持するために必要なブロードキャストフレ
ームの優先度を「高」に決定し、他のブロードキャスト
フレームの優先度を「低」に決定する。カウンタ加算部
26は、優先度決定部26の決定結果に基づいて、受信
ブロードキャストフレームの優先度に対応する受信カウ
ンタのカウント値をインクリメントする。
【0028】受信カウンタ12−Xが設けられている場
合、カウンタ加算部27は、ブロードキャストフレーム
が受信されるたびに受信カウンタ12−Xのカウント値
をインクリメントする。タイマ22は、時間をカウント
する。監視部23は、タイマ22を監視し、予め定めら
れた一定時間ごとに受信カウンタ12−1〜12−Mの
カウント値を取得して、これらの値から一定時間内のブ
ロードキャストフレームの受信量を算出する。あるい
は、受信カウンタ12−Xがカウントした一定時間内の
ブロードキャストフレームの受信量を取得する。
【0029】そして、監視部23は、一定時間内のブロ
ードキャストフレームの受信量と予め記憶した閾値28
とを比較し、一定時間内のブロードキャストフレームの
受信量が閾値28を越える場合、低い優先度から順にフ
ィルタリング対象として決定し、その優先度の受信量を
全体の受信量から減算していき、減算結果が閾値28以
下になるまでこの処理を続ける。あるいは、高い優先度
から順にフォワーディング対象として決定し、その優先
度の受信量を加算していき、加算結果が閾値28以下に
収まる間、この処理を続ける。そして、監視部23は、
この決定結果に基づいて、フィルタ部24のフィルタリ
ングパラメータ29を設定する。
【0030】フィルタリングパラメータ29は、フィル
タ部24が記憶するパラメータであって、フォワーディ
ングすべき優先度およびフィルタリングして中継を停止
すべき優先度を示す。たとえば、「全てのブロードキャ
ストフレームをフォワーディングする。」や「優先度5
以上のブロードキャストフレームをフォワーディング
し、優先度4以下のブロードキャストフレームをフィル
タリングして中継を停止する。」といった設定を行うこ
とができる。設定されたフィルタリングパラメータ29
の値は、監視部23が、一定時間後、再び前述した決定
処理を行うまで維持される。
【0031】フィルタ部24は、優先度決定部26が決
定した受信ブロードキャストフレームの優先度およびフ
ィルタリングパラメータ29に基づいてブロードキャス
トフレームのフィルタリングに関する決定を行う。すな
わち、受信ブロードキャストフレームの優先度がフォワ
ーディングすべき優先度であれば、その受信ブロードキ
ャストフレームをフォワーディングすると決定し、受信
ブロードキャストフレームの優先度がフィルタリングす
べき優先度であれば、その受信ブロードキャストフレー
ムのフォワーディングを行わないと決定する。なお、受
信カウンタ12−1〜12−Mおよび12−Xは、この
発明のカウント手段に対応し、監視部23は、この発明
のフィルタリング決定手段に対応する。
【0032】以上の構成において、実施の形態1の動作
についてフローチャートを参照して説明する。図4は、
実施の形態1にかかる中継装置1による中継処理の処理
手順を示すフローチャートである。この中継処理では、
いずれかのLANインタフェースがフレームを受信する
と(ステップS1肯定)、LAN制御部3がブリッジ制
御・バッファ制御部4に受信フレームを送信する。ブリ
ッジ制御・バッファ制御部4は、その受信フレームのデ
ータをバッファ5に格納するとともにフレーム情報をア
ドレス解決部6に送信する。
【0033】アドレス解決部6のブロードキャスト処理
部11のブロードキャストフレーム判定部21およびア
ドレス管理部13は、このフレーム情報に基づいて、受
信フレームがブロードキャストフレームであるか否かを
判定する(ステップS2)。受信フレームがブロードキ
ャストフレームでない場合、アドレス管理部13は、ア
ドレステーブルに基づいて、受信フレームをフォワーデ
ィングすべきLANインタフェースを決定する。ブリッ
ジ制御・バッファ制御部4は、アドレス管理部13から
の決定結果の通知を受け、バッファ5に格納したデータ
を読み出して送信フレームを生成し、LAN制御部3を
制御して、決定されたLANインタフェースを介して該
フレームを送信する(ステップS6)。そして、ステッ
プS1に戻る。
【0034】一方、受信フレームがブロードキャストフ
レームである場合、ブロードキャスト処理部11のフィ
ールド読取部25は、受信フレームの所定フィールドの
データを読み取る。優先度決定部26は、フィールド読
取部25が読み取ったデータに基づいてフレームの種類
を判定し、フレームの種類に応じた優先度を決定する
(ステップS3)。つぎに、フィルタ部24は、設定さ
れているフィルタリングパラメータ29および優先度決
定部26が決定した優先度に基づいて、受信ブロードキ
ャストフレームの中継を行うか否かを決定する。
【0035】ブリッジ制御・バッファ部4は、フィルタ
部24からの決定結果の通知を受け、決定結果に基づい
て、受信ブロードキャストフレームのフォワーディング
またはフィルタリングを行う(ステップS4)。すなわ
ち、受信ブロードキャストフレームをフォワーディング
すべきであるとフィルタ部24が決定した場合は、バッ
ファ5に格納したデータを読み出し、LAN制御部3を
制御してブロードキャストを行う。一方、受信ブロード
キャストフレームの中継を停止すべきであるとフィルタ
部24が決定した場合は、その受信ブロードキャストフ
レームの中継を行わない。また、カウンタ加算部27
は、優先度決定部26が決定した優先度に基づいて、そ
の優先度に対応する受信カウンタのカウント値に「1」
を加算する(ステップS5)。そして、ステップS1に
戻る。
【0036】図5は、実施の形態1にかかるアドレス解
決部6によるフィルタリングパラメータ設定処理の処理
手順を示すフローチャートである。このフィルタリング
パラメータ設定処理では、監視部23が、タイマ22を
監視し、予め設定された所定時間が経過したか否かを判
定する(ステップS11)。所定時間が経過していない
場合はステップS11に戻る。一方、所定時間が経過し
ている場合、監視部23は、受信カウンタ12−1〜1
2−Mのカウント値を読み込み、これらのカウント値の
和を算出し(ステップS12)、受信カウンタ12−1
〜12−Mの値を「0」に初期化する。
【0037】そして、監視部23は、このカウント値の
和が予め設定された閾値28を越えているか否かを判定
する(ステップS13)。カウント値の和が閾値28以
下の場合はステップS1に戻る。一方、カウント値の和
が閾値28を越えている場合、監視部23は、優先度の
高い順からカウント値を加算していき、この加算結果が
閾値28を越えない範囲の優先度のブロードキャストフ
レームをフォワーディングし、その優先度に比して低い
優先度のブロードキャストフレームをフィルタリングす
るようにフィルタリングパラメータ29を設定する(ス
テップS14)。そして、ステップS11に戻る。
【0038】前述した様に実施の形態1によれば、受信
カウンタ12−1〜12−Mが、ブロードキャストフレ
ームの受信量をカウントし、監視部23が、受信カウン
タ12−1〜12−Mがカウントした所定時間内のブロ
ードキャストフレームの受信量と所定の閾値28とを比
較してブロードキャストフレームのフィルタリングを実
行するか否かを決定し、優先度決定部26が、受信した
ブロードキャストフレームの種類に応じて該ブロードキ
ャストフレームの優先度を決定し、フィルタ部24が、
監視部23がフィルタリング実行を決定している場合、
優先度決定部26が決定した優先度に基づいてブロード
キャストフレームをフィルタリングする。
【0039】これにより、RIPやARP等のネットワ
ーク機能を維持するために必要なフレーム等、優先度の
高いブロードキャストフレームの中継を継続しつつ、優
先度の低いブロードキャストフレームの中継を停止する
ことができるため、ブロードキャストストームによるシ
ステムダウンを低減しつつ、ネットワーク機能を適切に
維持し、ネットワークの信頼性を高めることができる。
【0040】(実施の形態2)図6は、この発明の実施
の形態2にかかるブロードキャスト処理部の概略構成を
示すブロック図である。なお、実施の形態1のブロード
キャスト処理部11と同一構成の部分については図3と
同一の符号を付している。実施の形態2のブロードキャ
スト処理部31は、実施の形態1のブロードキャスト処
理部11において、監視部23に代えて、複数の閾値3
3,34を切り替えて用いる監視部32を備える。監視
部32は、自装置の状態を判定する状態判定部35を有
し、状態判定部35の判定結果に応じた閾値を用いて、
フィルタリングに関する決定を行う。
【0041】すなわち、状態判定部35は、所定時間が
経過したとき、少なくとも一つの優先度のブロードキャ
ストフレームをフィルタリングするフィルタリングステ
ータスであるか、全てのブロードキャストフレームをフ
ォワーディングするフォワーディングステータスである
か、自装置の状態を判定する。そして、監視部32は、
自装置がフィルタリングステータスである場合、第1の
閾値33を用いて、前述した実施の形態1と同様の決定
処理を行う。また、監視部32は、自装置がフォワーデ
ィングステータスである場合、第1の閾値33に比して
高い第2の閾値34を用いて、前述した実施の形態1と
同様の決定処理を行う。他の構成は、実施の形態1と同
じである。
【0042】以上の構成において、実施の形態2の動作
についてフローチャートを参照して説明する。図7は、
実施の形態2にかかるアドレス解決部6によるフィルタ
リングパラメータ設定処理の処理手順を示すフローチャ
ートである。なお、実施の形態1のフィルタリングパラ
メータ設定処理と同一動作の部分については図5と同一
の符号を付している。このフィルタリングパラメータ設
定処理では、ステップS11で所定時間が経過したと判
定された場合、状態判定部35が、フィルタリングパラ
メータ29を参照し、自装置の状態を判定する。そし
て、監視部32は、自装置がフィルタリングステータス
であるかフォワーディングステータスであるかに基づい
て閾値を選択し(ステップS21)、ステップS12に
進む。他の動作は、実施の形態1と同じである。
【0043】前述したように、実施の形態2によれば、
状態判定部35が、フィルタリングが実行される状態で
あるか否かを判定し、監視部32が、フィルタリングが
実行されるフィルタリングステータスである場合、フィ
ルタリングを次回行うか否かを第1の閾値33を用いて
決定し、フィルタリングが実行される状態でないフォワ
ーディングステータスである場合、フィルタリングを次
回行うか否かを第1の閾値33に比して高い第2の閾値
34を用いて決定する。これにより、バースト的にブロ
ードキャストが発生した場合に、これを許容することが
できるため、ネットワーク機能をさらに適切に維持し、
ネットワークの信頼性をさらに高めることができる。
【0044】なお、実施の形態1および実施の形態2
で、中継装置の構成について説明したが、前述した中継
装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも
物理的に図示したように構成されていなくてもよい。た
とえば、中継装置が備える処理機能のうち全部または一
部を、図示しないCPU(Central Processing Unit)
およびこのCPUにて解釈実行されるプログラムによっ
て実現することができる。すなわち、図示しないROM
には、OS(Operating System)等と協働してCPUに
命令を与え、CPUに各種処理を行わせるコンピュータ
プログラムが格納されている。そして、CPUは、この
プログラムに従って各種処理を行う。また、中継装置が
備える処理機能のうち全部または一部を、ワイヤードロ
ジックによるハードウェアとして実現することも可能で
ある。
【0045】また、前述した実施の形態1および実施の
形態2にかかるネットワーク中継方法を実現するコンピ
ュータプログラムを、フロッピー(登録商標)ディスク
等の磁気ディスク、ROM,EPROM,EEPRO
M,フラッシュROM等の半導体メモリ(カートリッ
ジ,PCカード等に内蔵されているものを含む)、CD
−ROM,DVD等の光ディスク、MO等の光磁気ディ
スク、等の可搬の記録媒体に格納し、この記録媒体に記
録されたプログラムを、中継装置に内蔵されるROM,
RAM,ハードディスク等の固定用の記録媒体にインス
トールすることによって、その中継装置に前述した機能
を具備させることもできる。
【0046】また、このプログラムを、LAN,WA
N,インターネット等のネットワークを介して伝送し、
伝送されたプログラムを中継装置の固定用の記録媒体に
インストールするようにしてもよい。また、このプログ
ラムは、必ずしも単一に構成されるものに限られず、複
数のモジュールやライブラリとして分散構成されていて
もよいし、OS等の別個のプログラムと協働してその機
能を達成するものであってもよい。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のネット
ワーク中継装置(請求項1)は、カウント手段が、ブロ
ードキャストフレームの受信量をカウントし、フィルタ
リング決定手段が、カウント手段がカウントした所定時
間内のブロードキャストフレームの受信量と所定の閾値
とを比較してブロードキャストフレームのフィルタリン
グを実行するか否かを決定し、優先度決定手段が、受信
したブロードキャストフレームの種類に応じて該ブロー
ドキャストフレームの優先度を決定し、フィルタ手段
が、フィルタリング決定手段がフィルタリング実行を決
定している場合、優先度決定手段が決定した優先度に基
づいてブロードキャストフレームをフィルタリングす
る。これにより、RIPやARP等のネットワーク機能
を維持するために必要なフレーム等、優先度の高いブロ
ードキャストフレームの中継を継続しつつ、優先度の低
いブロードキャストフレームの中継を停止することがで
きるため、ブロードキャストストームによるシステムダ
ウンを低減しつつ、ネットワーク機能を適切に維持し、
ネットワークの信頼性を高めることができる。
【0048】また、この発明のネットワーク中継装置
(請求項2)は、カウント手段が、優先度決定手段が決
定した優先度に基づいて、優先度ごとのブロードキャス
トフレームの受信量をカウントし、フィルタリング決定
手段が、所定時間内に受信された優先度ごとのブロード
キャストフレームの受信量に基づいて、中継を停止すべ
き優先度を決定し、フィルタ手段が、フィルタリング決
定手段が決定した優先度のブロードキャストフレームの
中継を停止することによって、優先度の低いブロードキ
ャストフレームから順に中継を停止して優先度の高いブ
ロードキャストフレームの中継をできるだけ維持するこ
とができるため、ネットワーク機能をさらに適切に維持
し、ネットワークの信頼性をさらに高めることができ
る。
【0049】また、この発明のネットワーク中継装置
(請求項3)は、状態判定手段が、フィルタリングが実
行される状態であるか否かを判定し、フィルタリング決
定手段が、フィルタリングが実行される状態である場
合、フィルタリングを次回行うか否かを第1の閾値を用
いて決定し、フィルタリングが実行される状態でない場
合、フィルタリングを次回行うか否かを第1の閾値に比
して高い第2の閾値を用いて決定する。これにより、バ
ースト的にブロードキャストが発生した場合に、これを
許容することができるため、ネットワーク機能をさらに
適切に維持し、ネットワークの信頼性をさらに高めるこ
とができる。
【0050】また、この発明のネットワーク中継方法
(請求項4)は、カウント工程で、ブロードキャストフ
レームの受信量をカウントし、フィルタリング決定工程
で、所定時間内にカウント工程でカウントされた受信量
と所定の閾値とを比較してブロードキャストフレームの
フィルタリングを実行するか否かを決定し、優先度決定
工程で、受信したブロードキャストフレームの種類に応
じて該ブロードキャストフレームの優先度を決定し、フ
ィルタリング工程で、フィルタリング決定工程でフィル
タリング実行が決定されている場合、優先度決定工程で
決定された優先度に基づいてブロードキャストフレーム
をフィルタリングする。これにより、RIPやARP等
のネットワーク機能を維持するために必要なフレーム
等、優先度の高いブロードキャストフレームの中継を継
続しつつ、優先度の低いブロードキャストフレームの中
継を停止することができるため、ブロードキャストスト
ームによるシステムダウンを低減しつつ、ネットワーク
機能を適切に維持し、ネットワークの信頼性を高めるこ
とができる。
【0051】また、この発明のネットワーク中継方法
(請求項5)は、カウント工程で、優先度決定工程で決
定された優先度に基づいて、優先度ごとのブロードキャ
ストフレームの受信量をカウントし、フィルタリング決
定工程で、所定時間内に受信された優先度ごとのブロー
ドキャストフレームの受信量に基づいて、中継を停止す
べき優先度を決定し、フィルタリング工程で、フィルタ
リング決定工程で決定された優先度に基づいてブロード
キャストフレームをフィルタリングすることによって、
優先度の低いブロードキャストフレームから順に中継を
停止して優先度の高いブロードキャストフレームの中継
をできるだけ維持することができるため、ネットワーク
機能をさらに適切に維持し、ネットワークの信頼性をさ
らに高めることができる。
【0052】また、この発明のネットワーク中継方法
(請求項6)は、状態判定工程で、フィルタリングが実
行される状態であるか否かを判定し、フィルタリング決
定工程で、フィルタリングが実行される状態である場
合、フィルタリングを次回行うか否かを第1の閾値を用
いて決定し、フィルタリングが実行される状態でない場
合、フィルタリングを次回行うか否かを第1の閾値に比
して高い第2の閾値を用いて決定する。これにより、バ
ースト的にブロードキャストが発生した場合に、これを
許容することができるため、ネットワーク機能をさらに
適切に維持し、ネットワークの信頼性をさらに高めるこ
とができる。
【0053】また、この発明のプログラム(請求項7)
では、前述した発明にかかる方法の動作をコンピュータ
によって実現することが可能となる、という効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1にかかる中継装置の概
略構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示したアドレス解決部の概略構成を示す
ブロック図である。
【図3】図2に示したブロードキャスト処理部の概略構
成を示すブロック図である。
【図4】実施の形態1にかかる中継装置による中継処理
の処理手順を示すフローチャートである。
【図5】実施の形態1にかかるアドレス解決部によるフ
ィルタリングパラメータ設定処理の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図6】この発明の実施の形態2にかかるブロードキャ
スト処理部の概略構成を示すブロック図である。
【図7】実施の形態2にかかるアドレス解決部によるフ
ィルタリングパラメータ設定処理の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 中継装置 2−1〜2−N ホスト装置 3 LAN制御部 4 ブリッジ制御・バッファ制御部 5 バッファ 6 アドレス解決部 7−1〜7−N LANインタフェース 11,31 ブロードキャスト処理部 12−1〜12−M,12−X 受信カウンタ 13 アドレス管理部 14 アドレステーブル記憶部 21 ブロードキャストフレーム判定部 22 タイマ 23,32 監視部 24 フィルタ部 25 フィールド読取部 26 優先度決定部 27 カウンタ加算部 35 状態判定部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク内でフレームを中継するネ
    ットワーク中継装置において、 ブロードキャストフレームの受信量をカウントするカウ
    ント手段と、 前記カウント手段がカウントした所定時間内のブロード
    キャストフレームの受信量と所定の閾値とを比較してブ
    ロードキャストフレームのフィルタリングを実行するか
    否かを決定するフィルタリング決定手段と、 受信したブロードキャストフレームの種類に応じて該ブ
    ロードキャストフレームの優先度を決定する優先度決定
    手段と、 前記フィルタリング決定手段がフィルタリング実行を決
    定している場合、前記優先度決定手段が決定した前記優
    先度に基づいてブロードキャストフレームをフィルタリ
    ングするフィルタ手段と、 を具備することを特徴とするネットワーク中継装置。
  2. 【請求項2】 前記フィルタリング決定手段は、前記所
    定時間内に受信された前記優先度ごとのブロードキャス
    トフレームの受信量に基づいて、中継を停止すべき前記
    優先度を決定し、 前記カウント手段は、前記優先度決定手段が決定した前
    記優先度に基づいて、前記優先度ごとのブロードキャス
    トフレームの受信量をカウントし、 前記フィルタ手段は、前記フィルタリング決定手段が決
    定した前記優先度のブロードキャストフレームの中継を
    停止することを特徴とする請求項1に記載のネットワー
    ク中継装置。
  3. 【請求項3】 さらに、フィルタリングが実行される状
    態であるか否かを判定する状態判定手段を具備し、 前記フィルタリング決定手段は、フィルタリングが実行
    される状態である場合、フィルタリングを次回行うか否
    かを第1の閾値を用いて決定し、フィルタリングが実行
    される状態でない場合、フィルタリングを次回行うか否
    かを前記第1の閾値に比して高い第2の閾値を用いて決
    定することを特徴とする請求項1または2に記載のネッ
    トワーク中継装置。
  4. 【請求項4】 ネットワーク内でフレームを中継するネ
    ットワーク中継方法において、 ブロードキャストフレームの受信量をカウントするカウ
    ント工程と、 前記カウント工程でカウントされた所定時間内のブロー
    ドキャストフレームの受信量と所定の閾値とを比較して
    ブロードキャストフレームのフィルタリングを実行する
    か否かを決定するフィルタリング決定工程と、 受信したブロードキャストフレームの種類に応じて該ブ
    ロードキャストフレームの優先度を決定する優先度決定
    工程と、 前記フィルタリング決定工程でフィルタリング実行が決
    定されている場合、前記優先度決定工程で決定された前
    記優先度に基づいてブロードキャストフレームをフィル
    タリングするフィルタリング工程と、 を含むことを特徴とするネットワーク中継方法。
  5. 【請求項5】 フィルタリング決定工程では、前記所定
    時間内に受信された前記優先度ごとのブロードキャスト
    フレームの受信量に基づいて、中継を停止すべき前記優
    先度を決定し、 前記カウント工程では、前記優先度決定工程で決定され
    た前記優先度に基づいて、前記優先度ごとのブロードキ
    ャストフレームの受信量をカウントし、 前記フィルタリング工程では、前記フィルタリング決定
    工程で決定された前記優先度に基づいてブロードキャス
    トフレームをフィルタリングすることを特徴とする請求
    項4に記載のネットワーク中継方法。
  6. 【請求項6】 さらに、フィルタリングが実行される状
    態であるか否かを判定する状態判定工程を含み、 前記フィルタリング決定工程では、フィルタリングが実
    行される状態である場合、フィルタリングを次回行うか
    否かを第1の閾値を用いて決定し、フィルタリングが実
    行される状態でない場合、フィルタリングを次回行うか
    否かを前記第1の閾値に比して高い第2の閾値を用いて
    決定することを特徴とする請求項4または5に記載のネ
    ットワーク中継装置。
  7. 【請求項7】 請求項4〜6のいずれか一つに記載され
    た方法をコンピュータに実行させるプログラム。
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