JP2003122492A - 入力システム、プログラム、および、記録媒体 - Google Patents

入力システム、プログラム、および、記録媒体

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JP2003122492A
JP2003122492A JP2001312468A JP2001312468A JP2003122492A JP 2003122492 A JP2003122492 A JP 2003122492A JP 2001312468 A JP2001312468 A JP 2001312468A JP 2001312468 A JP2001312468 A JP 2001312468A JP 2003122492 A JP2003122492 A JP 2003122492A
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target area
operation target
area
input device
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Application number
JP2001312468A
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English (en)
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Toshiki Kawasome
俊樹 川染
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Wacom Co Ltd
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Wacom Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ペンタブレットが接続されたコンピュータに
おいて、ペンタブレットで操作する領域の位置やサイズ
の自由度を高め、ペンタブレットを利用する際の利便性
の向上を図ることが可能な入力システムを提供する。 【解決手段】 表示画面31を有するディスプレイ3
と、操作領域71を有するタブレット7と、入力装置6
とがコンピュータ2に接続されてなる入力システム1で
あって、タブレット7は、表示画面31に表示される表
示領域内の操作対象領域に対する操作を行うものであ
る。入力システム1において、操作対象領域は操作領域
71に対応づけて設定されており、入力装置6における
操作によって、操作対象領域を拡大、縮小もしくは移動
させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有限の操作領域を
備えた入力装置を有する入力システム、および、この入
力システムを制御するためのプログラム、並びに、この
プログラムを格納した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータに接続されるポイン
ティングデバイスとして、マウスやトラックボールと並
んでペンタブレットが知られている。一般に、ペンタブ
レットは、タブレットに設けられた操作領域における入
力用ペンの位置を検出することによって入力信号を生成
し、コンピュータへ出力する。コンピュータにおいて
は、予めタブレットの操作領域に対応づけて表示画面上
の操作対象領域が設定されている。そして、コンピュー
タは、ペンタブレットからの入力信号を、操作対象領域
に対する操作として受け付ける。
【0003】このように、ペンタブレットの操作領域に
おける入力ペンの位置と、操作対象領域における操作と
は、予め設定された通りに対応する。このため、ペンタ
ブレットは、他のポインティングデバイスには無い良好
な操作感が得られ、直感的な入力操作が行える入力装置
として好まれており、その利便性が高く評価されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ペンタブレットが接続されたコンピュータにおいては、
操作領域に対応する操作対象領域の位置やサイズは、予
め設定された状態に固定されており、設定された操作対
象領域以外の場所に対してペンタブレットによる操作を
行う場合は、操作対象領域の設定をやり直さなければな
らないという問題があった。
【0005】ここで、一般的なペンタブレットに対する
操作対象領域の設定について、一例を挙げて説明する。
図14には、ペンタブレットの操作対象領域を設定する
ための画面の例として、設定画面90を示す。
【0006】図14に示すように、設定画面90におい
ては、アプリケーションリスト表示部91に、ペンタブ
レットを使用して操作するアプリケーションプログラム
が一覧表示される。図14に示す例では、ペンタブレッ
トが接続されたコンピュータで実行される全てのアプリ
ケーションプログラムに対し、ペンタブレットを使用す
る旨が設定されている。また、アプリケーションリスト
表示部91に表示されたアプリケーションプログラムを
操作する際に、タブレットの操作領域を全て用いるか否
かについては、操作エリア設定部92のラジオボタン等
により設定される。
【0007】そして、設定画面90に配置された表示エ
リア設定部93においては、タブレットの操作領域に対
応づける画面上の領域を画面全体とするか、あるいは画
面の一部とするかが設定される。ここで画面の一部を対
応づける場合、さらに、詳細設定ボタン94を操作する
ことによって詳細な設定が行われる。
【0008】すなわち、詳細設定ボタン94の操作によ
り、設定画面90の上に、図15に示すごとき座標入力
設定部96、ドラッグ操作設定部97およびクリック操
作設定部98等が配置された詳細設定画面95がポップ
アップ表示される。
【0009】座標入力設定部96では、タブレットの操
作領域に対応づける画面上の操作対象領域を、画面上に
おける座標によって設定することができる。また、ドラ
ッグ操作設定部97では、画面上における操作対象領域
を示す枠の位置および大きさを調整することによって、
操作対象領域が設定される。さらに、クリック操作設定
部98では、表示画面上における任意の二点を指定する
操作により、該二点を、それぞれ左上と右下とする長方
形の領域が、操作対象領域として設定される。
【0010】このように、従来、ペンタブレットを使用
する場合には、タブレットの操作領域に対応する操作対
象領域の位置やサイズは、予め設定画面90等によって
設定された状態に固定されていた。そして、操作対象領
域の位置やサイズを変えたい場合、ユーザは、設定画面
90等を利用して設定操作をやり直す必要があった。し
かしながら、上述のように、操作対象領域を設定する操
作は煩雑であり、この設定を繰り返し行うことで、ペン
タブレットの利便性が損なわれていた。
【0011】そこで、本発明の目的は、ペンタブレット
が接続されたコンピュータにおいて、ペンタブレットで
操作する領域の位置やサイズの自由度を高め、ペンタブ
レットを利用する際の利便性の向上を図ることである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を解決するために、次のような特徴を備えている。な
お、次に示す手段の説明中、括弧書きにより実施の形態
に対応する構成を一例として示す。符号等は、後述する
図面参照符号等である。
【0013】請求項1記載の発明の入力システムは、有
限の操作領域(例えば、図1に示す操作領域71)を利
用して、該操作領域に対応づけて表示画面(例えば、図
6(a)に示す表示領域301)上に配置された操作対
象領域(例えば、図6(a)に示す操作対象領域30
3)に対する入力操作を行う第1の入力装置(例えば、
図1に示すタブレット7)と、前記第1の入力装置によ
る入力操作とは別の入力操作を行う第2の入力装置(例
えば、図1に示す入力装置6)と、前記第2の入力装置
による入力操作に応じて、前記表示画面上における前記
操作対象領域の配置状態を変更させる入力制御装置(例
えば、図5に示す処理を行うコンピュータ2)と、を備
えてなることを特徴としている。
【0014】ここで、第2の入力装置は、第1の入力装
置による操作対象領域に対する入力操作と区別できる入
力操作が行われるものであれば特に限定されず、第1の
入力装置と一体となって構成されるものであっても、あ
るいは、別体として構成されるものであっても良く、さ
らに、1個の入力装置が第1の入力装置の機能と第2の
入力装置の機能とを兼ね備える構成であっても良い。
【0015】請求項1記載の発明の入力システムによれ
ば、有限の操作領域を利用した第1の入力装置によっ
て、操作領域に対応づけて表示画面上に配置された操作
対象領域に対する入力操作を行い、第2の入力装置によ
って、第1の入力装置による入力操作とは別の入力操作
を行うとともに、入力制御装置によって、第2の入力装
置による入力操作に応じて、表示画面上における操作対
象領域を、例えば拡大、縮小、移動させるなどして、そ
の表示状態を変更させる。
【0016】従って、第1の入力装置が利用する操作領
域に対応づけられた操作対象領域を、第2の入力装置に
よって変更し、操作対象領域を任意に変更しながら第1
の入力装置を使用できる。このため、操作対象領域の位
置やサイズ等の配置状態が実質的に限定されないので、
操作対象領域の自由度が著しく高められ、第1の入力装
置を使用する際の利便性の向上を図ることができる。
【0017】請求項2記載の発明は、請求項1記載の入
力システムにおいて、前記入力制御装置は、前記第2の
入力装置による入力操作に応じて前記操作対象領域を移
動させることを特徴としている。
【0018】請求項2記載の発明によれば、入力制御装
置は、第2の入力装置による入力操作に応じて操作対象
領域を移動させるので、第1の入力装置が利用する操作
領域に対応づけられた操作対象領域を、表示画面の任意
の位置へ容易に移動させることができる。これにより、
有限の操作領域を利用する第1の入力装置により、表示
画面全体のうち任意の位置に対して入力操作を行うこと
が可能となり、操作対象領域の自由度がより一層高めら
れ、更なる利便性の向上を図ることができる。
【0019】請求項3記載の発明は、請求項1記載の入
力システムにおいて、前記入力制御装置は、前記第2の
入力装置による入力操作に応じて前記操作対象領域を拡
大または縮小させることを特徴としている。
【0020】請求項3記載の発明によれば、入力制御装
置は、第2の入力装置による入力操作に応じて操作対象
領域を拡大または縮小させるので、第1の入力装置が利
用する操作領域に対応づけられた操作対象領域を容易に
拡大または縮小して、表示画面で任意の大きさにするこ
とができる。これにより、第1の入力装置によって入力
操作を行う領域を簡単に調節することが可能となり、更
なる利便性の向上を図ることができる。
【0021】請求項4記載の発明は、請求項1記載の入
力システムにおいて、前記入力制御装置は、前記第2の
入力装置による入力操作に応じて、前記操作対象領域の
位置を、予め前記表示画面上に設定された複数の位置の
いずれかに切り替えさせることを特徴としている。
【0022】請求項4記載の発明によれば、入力制御装
置は、第2の入力装置による入力操作に応じて、操作対
象領域の位置を、予め前記表示画面上に設定された複数
の位置のいずれかに切り替えさせるので、第2の入力装
置における簡単な操作により、第1の入力装置が利用す
る操作領域に対応づけられた操作対象領域を大きく移動
させることができる。また、操作対象領域の位置やサイ
ズを最適な状態に調整した上で、その位置やサイズを予
め設定しておくことにより、簡単な操作で操作対象領域
の状態を最適化することも可能となり、更なる利便性の
向上を図ることができる。
【0023】請求項5記載の発明のプログラムは、有限
の操作領域(例えば、図1に示す操作領域71)を利用
して、該操作領域に対応づけて表示画面(例えば、図6
(a)に示す表示領域301)上に配置された操作対象
領域(例えば、図6(a)に示す操作対象領域303)
に対する入力操作を行う第1の入力装置(例えば、図1
に示すタブレット7)と、該第1の入力装置による入力
操作とは別の入力操作を行う第2の入力装置(例えば、
図1に示す入力装置6)とが接続されたコンピュータ
(2)に、前記第2の入力装置による入力操作に応じ
て、前記表示画面上における前記操作対象領域の配置状
態を変更させる入力制御処理を実行させるためのプログ
ラムである。
【0024】請求項5記載の発明のプログラムによれ
ば、有限の操作領域を利用して、該操作領域に対応づけ
て表示画面上に配置された操作対象領域に対する入力操
作を行う第1の入力装置と、該第1の入力装置による入
力操作とは別の入力操作を行う第2の入力装置とが接続
されたコンピュータによって、第2の入力装置による入
力操作に応じて、表示画面上における操作対象領域の配
置状態を変更させる入力制御処理が実行されるので、こ
のコンピュータにおいては、第1の入力装置が利用する
操作領域に対応づけられた操作対象領域を、第2の入力
装置によって変更し、操作対象領域を任意に変更しなが
ら第1の入力装置を使用できる。このため、操作対象領
域の位置やサイズ等の配置状態が実質的に限定されない
ので、操作対象領域の自由度が著しく高められ、第1の
入力装置を使用する際の利便性の向上を図ることができ
る。
【0025】請求項6記載の発明は、請求項5記載のプ
ログラムにおいて、前記入力制御処理として、前記第2
の入力装置による入力操作に応じて前記操作対象領域を
移動させる処理を含む処理を実行させることを特徴とし
ている。
【0026】請求項6記載の発明によれば、コンピュー
タにより、入力制御処理として、第2の入力装置による
入力操作に応じて操作対象領域を移動させる処理を含む
処理が実行されるので、このコンピュータにおいては、
第1の入力装置が利用する操作領域に対応づけられた操
作対象領域を、表示画面の任意の位置へ容易に移動させ
ることができる。これにより、有限の操作領域を利用す
る第1の入力装置により、表示画面全体のうち任意の位
置に対して入力操作を行うことが可能となり、操作対象
領域の自由度がより一層高められ、更なる利便性の向上
を図ることができる。
【0027】請求項7記載の発明は、請求項5記載のプ
ログラムにおいて、前記入力制御処理として、前記第2
の入力装置による入力操作に応じて前記操作対象領域を
拡大または縮小させる処理を含む処理を実行させること
を特徴としている。
【0028】請求項7記載の発明によれば、コンピュー
タにより、入力制御処理として、第2の入力装置による
入力操作に応じて操作対象領域を拡大または縮小させる
処理を含む処理が実行されるので、このコンピュータに
おいては、第1の入力装置が利用する操作領域に対応づ
けられた操作対象領域を容易に拡大または縮小して、表
示画面で任意の大きさにすることができる。これによ
り、第1の入力装置によって入力操作を行う領域を簡単
に調節することが可能となり、更なる利便性の向上を図
ることができる。
【0029】請求項8記載の発明は、請求項5記載のプ
ログラムにおいて、前記入力制御処理として、前記第2
の入力装置による入力操作に応じて、前記操作対象領域
の位置を、予め前記表示画面上に設定された複数の位置
のいずれかに切り替えさせる処理を含む処理を実行させ
ることを特徴としている。
【0030】請求項8記載の発明によれば、コンピュー
タにより、入力制御処理として、第2の入力装置による
入力操作に応じて、操作対象領域の位置を、予め前記表
示画面上に設定された複数の位置のいずれかに切り替え
させる処理を含む処理が実行されるので、このコンピュ
ータにおいては、第2の入力装置における簡単な操作に
より、第1の入力装置が利用する操作領域に対応づけら
れた操作対象領域を大きく移動させることができる。ま
た、操作対象領域の位置やサイズを最適な状態に調整し
た上で、その位置やサイズを予め設定しておくことによ
り、簡単な操作で操作対象領域の状態を最適化すること
も可能となり、更なる利便性の向上を図ることができ
る。
【0031】請求項9記載の発明の記録媒体は、請求項
5ないし8のいずれかに記載のプログラムを格納したこ
とを特徴とする記録媒体である。
【0032】この請求項9記載の発明の記録媒体をコン
ピュータに対して使用することにより、請求項5ないし
8に記載の発明による効果が得られる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を詳細に説明する。
【0034】[第1の実施の形態]図1は、本発明の第
1の実施の形態における入力システム1の概略構成を示
す図である。なお、図1において、入力装置6およびタ
ブレット7については、その上面の構成を図示する。
【0035】図1に示すように、入力システム1は、デ
ィスプレイ3、キーボード5、入力装置6、およびタブ
レット7をコンピュータ2に接続して構成される。この
うち、キーボード5、入力装置6およびタブレット7
は、それぞれ、USB(Universal Serial Bus)やRS
−232C等のシリアルインターフェース、PS/2等
の規格に準じたインターフェース等を介してそれぞれコ
ンピュータ2に接続されている。
【0036】ディスプレイ3は、CRT(Cathode Ray
Tube)、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示画
面31を備え、後述するコンピュータ2から入力される
表示情報に基づいて各種画面を表示出力する。なお、デ
ィスプレイ3は、D−SubやBNC、DVI、DFP
等の規格に準じたインターフェースを介してコンピュー
タ2に接続されており、コンピュータ2からディスプレ
イ3へ入力される信号は、アナログもしくはデジタル信
号のいずれであっても良い。
【0037】キーボード5は、例えば、1〜0の数字が
付された数字キー、アルファベット等が付された文字キ
ー、「→」、「←」、「↑」、「↓」等の方向キー、
「Esc」キー(Escape key:エスケープキー)、「Alt」
キー(Alternate key:オルトキー)、「Ctrl」キー(C
ontrol key:コントロールキー)等の各種機能キーな
ど、複数のキースイッチを備えている。キーボード5
は、ユーザによっていずれかのキーが押圧操作される
と、操作されたキーを示す操作信号を生成して、コンピ
ュータ2へ出力する。
【0038】入力装置6は、入力用ホイール61、入力
用ボール62およびキー入力部63の各部を備えて構成
される。
【0039】入力用ホイール61は、入力装置6の本体
に回転可能に固定された輪状のホイールであって、入力
装置6は、入力用ホイール61の回転を検知する回転検
知部(図示略)を備えている。そして、入力装置6は、
ユーザによって入力用ホイール61が一定量回転される
毎に、回転検知部により検知された入力用ホイール61
の回転方向を示す操作信号を生成して、コンピュータ2
へ出力する。
【0040】入力用ボール62は、入力装置6の本体に
任意の方向に回転可能に填め込まれたボールであり、入
力装置6は、入力用ボール62の回転方向および回転量
を検知する回転検知部(図示略)とによって構成され
る。入力装置6は、ユーザによって入力用ボール62が
一定量回転される毎に、回転検知部により検知された入
力用ボール62の回転方向を示す操作信号を生成してコ
ンピュータ2へ出力する。ここで、入力装置6が有する
入力用ボール62の回転検知部としては、例えば、ロー
タリーエンコーダや光学センサ等により、入力用ボール
62の回転量を横方向および縦方向の回転量として検知
するものが挙げられる。すなわち、入力用ボール62が
入力装置6の筐体に対して斜めに回転された場合であっ
ても、入力装置6が有する入力用ボール62の回転検知
部は、入力用ボール62の縦方向の回転量と横方向の回
転量とを検出して、縦方向および横方向の回転量を示す
操作信号を生成してコンピュータ2へ出力する。
【0041】さらに、キー入力部63は複数のキースイ
ッチを備えて構成され、いずれかのキースイッチが押下
されると、入力装置6は押下されたキースイッチに対応
する操作信号を生成してコンピュータ2へ出力する。
【0042】タブレット7は、操作領域71が設けられ
た平板状の本体と、この本体に近接もしくは接触させて
利用される入力用ペン72とにより構成される。タブレ
ット7は、操作領域71に対して入力用ペン72による
操作が行われると、操作領域71における入力用ペン7
2の位置を検出し、検出した位置を示す操作信号を生成
して、コンピュータ2へ出力する。また、タブレット7
は、入力用ペン72がボタンを備えている場合は、該ボ
タンの操作に応じてボタン操作を示す操作信号を生成し
てコンピュータ2へ出力する。
【0043】図2は、図1に示すコンピュータ2の機能
的構成を示すブロック図である。図2に示すように、コ
ンピュータ2は、CPU(Central Processing Unit)
21、ROM(Read Only Memory)22、RAM(Rand
om Access Memory)23、記憶部24、入力部25およ
び表示部26の各部を備え、これらの各部はバス27に
よって接続されている。
【0044】CPU21は、コンピュータ2の起動に際
し、ROM22あるいは記憶部24に格納されたシステ
ムプログラムを読み出して、RAM23内のワークエリ
アに展開して実行し、コンピュータ2の各部、およびコ
ンピュータ2に接続された各機器を初期状態に移行させ
る。また、CPU21は、入力部25を制御することに
より、キーボード5、入力装置6、およびタブレット7
の各入力装置について、コンピュータ2に接続されてい
るか否かを判別し、記憶部24に格納されたデバイスド
ライバ(図示略)の中から接続されている入力装置に対
応するデバイスドライバを読み出して実行し、各入力装
置からの入力操作に対して待機する。
【0045】そして、CPU21は、キーボード5、入
力装置6あるいはタブレット7がユーザによって操作さ
れると、実行中のデバイスドライバ(図示略)の処理に
よって入力内容を取得し、対応するアプリケーションプ
ログラムを記憶部24から読み出して実行する。
【0046】さらに、CPU21は、実行中のシステム
プログラムに基づく初期画面、実行中のアプリケーショ
ンプログラムの操作画面、キーボード5、入力装置6お
よびタブレット7における入力操作の内容等を表示する
ための表示情報を生成して表示部26へ出力し、上記画
面をディスプレイ3の表示画面31に表示させる。
【0047】また、CPU21は、タブレット7が使用
可能な状態において、入力部25から操作信号が入力さ
れると、この操作信号がタブレット7における通常操作
か否かを判別する。そして、操作信号がタブレット7の
通常操作を示す信号であれば、記憶部24に格納された
入力範囲情報241を取得し、入力範囲情報241に基
づいて、タブレット7の操作領域71に対応づけられた
操作対象領域における入力データを生成し、実行中のア
プリケーションプログラムへ出力する。
【0048】さらに、CPU21は、入力部25から入
力された操作信号がタブレット7における通常操作を示
す信号でない場合には、記憶部24に格納される入力範
囲変更テーブル242を取得する。そして、CPU21
は、入力範囲変更テーブル242に基づいて入力範囲情
報241の内容を更新し、さらに、新たな表示情報を生
成して表示部26へ出力することにより、表示画面31
に表示される画面を更新させる。
【0049】ROM22は、不揮発性の半導体記憶素子
等によって構成され、CPU21により実行されるシス
テムプログラム等を、CPU21によって読み取り可能
な形態で格納する。
【0050】RAM23は、CPU21によって処理さ
れるプログラムや、これらプログラムに係るデータ等を
一時的に保持するワークエリアを形成する。
【0051】記憶部24は、磁気的、光学的記録媒体も
しくは半導体記憶素子等によってなる記憶媒体(図示
略)を備えて構成され、この記憶媒体(図示略)内に、
CPU21により実行される各種プログラムやこれらの
プログラムに係るデータ等を、CPU21によって読み
取り可能な形態で格納する。なお、上記記憶媒体として
は、CD−ROM等の可搬型の媒体やハードディスク等
の固定的な媒体が挙げられるが、ネットワークを介して
コンピュータ2と接続された他のコンピュータに装着さ
れ、CPU21からネットワークを介してアクセス可能
な媒体であっても良い。
【0052】また、記憶部24には、入力範囲情報24
1および入力範囲変更テーブル242が格納される。こ
こで、入力範囲情報241および入力範囲変更テーブル
242について詳細に説明する。なお、本実施の形態に
おいて、入力範囲とは、タブレット7の操作領域71に
対応づけて画面上に配置される操作対象領域のことを指
す。
【0053】図3は、入力範囲情報241の構成を模式
的に示す図である。図3に示すように、入力範囲情報2
41は、ディスプレイ3の表示画面31に表示される表
示領域と、タブレット7の操作領域71に対応する操作
対象領域の位置およびサイズとを示す情報により構成さ
れている。
【0054】なお、本実施の形態においては、表示画面
31に表示される画面は、ピクセル単位の座標系により
制御される。この座標系は、画面の左上隅を原点とし、
右方向をX軸の正方向、下方向をY軸の正方向として構
成されており、一般に物理座標系もしくはスクリーン座
標系と称される。
【0055】入力範囲情報241には、「表示領域」、
「基点座標」、および「入力範囲」の各項目について情
報が設定されている。「表示領域」の項目には、表示画
面31に表示される表示領域のサイズを示す情報とし
て、X軸方向およびY軸方向のピクセル数が設定されて
いる。図3に示す例において、表示画面31に表示され
る表示領域は、横(X軸)方向に1024ピクセル×縦
(Y軸)方向に768ピクセルと設定されている。
【0056】「基点座標」の項目には、操作領域71に
対応する操作対象領域の位置を指定する情報として、表
示領域中における操作対象領域の原点の位置が設定され
ている。なお、ここで、操作対象領域の原点とは、操作
対象領域の左上隅を指す。図3に示す例では、基点座標
が(150,200)と設定されており、操作対象領域
は、座標(150,200)を左上隅とする位置に設定
されていることになる。
【0057】さらに、「入力範囲」の項目には、操作領
域71に対応する操作対象領域のサイズを指定する情報
として、操作対象領域のX軸方向およびY軸方向のピク
セル数が設定されている。図3に示す例では、入力範囲
のサイズは横(X軸方向)600ピクセル×縦(Y軸方
向)400ピクセルとなっている。
【0058】このように、入力範囲情報241は、表示
画面31に表示される画面において、タブレット7の操
作領域71に対応する操作対象領域が配置される位置、
および、操作対象領域のサイズを定める情報である。
【0059】図4は、入力範囲変更テーブル242の構
成を模式的に示す図である。入力範囲変更テーブル24
2には、入力装置6における操作によって、入力範囲情
報241に設定された操作対象領域に関する情報を変更
するための情報が設定されている。
【0060】入力範囲変更テーブル242には、「操作
種別」、「対応処理」、および「処理パラメータ」の各
項目について情報が設定されている。このうち、「操作
種別」の項目には、入力装置6における操作の内容が設
定され、「対応処理」の項目には、操作対象領域に対し
て行う処理の種類が設定され、「処理パラメータ」の項
目には、入力範囲情報241に設定された情報に対する
具体的な処理内容が設定されている。
【0061】例えば、入力装置6が備える入力用ホイー
ル61は、正(+)方向および負(−)方向のいずれか
の方向に回転させることができるので、図4に示す入力
範囲変更テーブル242の「操作種別」には、入力用ホ
イール61を正方向に回転させる操作が「ホイール
(+)」として設定され、入力用ホイール61を負方向
に回転させる操作が「ホイール(−)」として設定され
ている。そして、「ホイール(+)」および「ホイール
(−)」に対応づけて、「対応処理」には「拡大」およ
び「縮小」が設定されている。すなわち、入力用ホイー
ル61を回転させる操作に対しては、回転方向に応じて
操作対象領域を拡大または縮小させる処理が設定されて
いる。
【0062】「ホイール(+)」に対応する「処理パラ
メータ」の項目は、「入力範囲 X:+1pix Y:+1
pix」と設定されている。ここで、「pix」とはピクセル
の意である。つまり、入力用ホイール61を正方向に回
転させる操作に対し、入力範囲情報241の「入力範
囲」の項目に設定された情報を、X軸方向およびY軸方
向に1ピクセル増加させる処理が対応づけられている。
これにより、入力用ホイール61を正方向に回転させる
毎に、操作対象領域のサイズが、X軸方向に1ピクセ
ル、Y軸方向に1ピクセルだけ拡大される。
【0063】同様に、「ホイール(−)」に対応する
「処理パラメータ」の項目は「入力範囲 X:−1pix
Y:−1pix」と設定されている。このため、入力用ホ
イール61を負方向に回転させる操作に対しては、入力
範囲情報241の「入力範囲」に設定された情報を、X
軸方向およびY軸方向に1ピクセル減少させる処理が対
応づけられている。このため、入力用ホイール61を負
方向に回転させる毎に、操作対象領域のサイズが、X軸
方向に1ピクセル、Y軸方向に1ピクセルだけ縮小され
る。
【0064】このように、図4に示す入力範囲変更テー
ブル242の設定内容によれば、入力用ホイール61の
操作によって操作対象領域を拡大または縮小することが
可能である。
【0065】また、例えば、入力用ボール62は任意の
方向に回転させることが可能であるが、入力装置6は、
入力用ボール62の回転を横方向および縦方向の回転量
として検知するとともに、その操作方向を検知する。こ
のため、入力用ボール62の操作は、縦の正方向と負方
向、横の正方向と負方向の、4種類の操作として検知さ
れる。
【0066】このため、図4に示す入力範囲変更テーブ
ル242の「操作種別」には、入力用ボール62を回転
させる操作として、「ボール(横:+)」、「ボール
(横:−)」、「ボール(縦:+)」、「ボール(縦:
−)」の4通りの操作が設定されている。そして、これ
ら4通りの操作に対応づけて、「対応処理」には「移
動」が設定されている。すなわち、入力用ボール62を
回転させる操作に対しては、操作対象領域を移動させる
処理が設定されている。
【0067】「ボール(横:+)」に対応する「処理パ
ラメータ」は、「基点座標X:+1pix」と設定されて
いる。このため、入力用ボール62を横の正方向に回転
させる操作により、入力範囲情報241の「基点座標」
は、X軸方向の値を1ピクセル増加させた値に変更さ
れ、結果として、操作対象領域は画面上のX軸方向であ
る右に1ピクセル移動する。同様に、「ボール(横:
−)」に対応する「処理パラメータ」は、「基点座標
X:−1pix」と設定されている。このため、入力用ボ
ール62を横方向の負方向に回転させる操作により、入
力範囲情報241の「基点座標」は、X軸方向の値を1
ピクセル減少させた値に変更され、結果として、操作対
象領域は画面上のX軸方向に−1ピクセル、すなわち左
に1ピクセル移動する。
【0068】また、「ボール(縦:+)」に対応する
「処理パラメータ」は、「基点座標Y:+1pix」と設
定されている。このため、入力用ボール62を縦の正方
向に回転させる操作により、入力範囲情報241の「基
点座標」は、Y軸方向の値を1ピクセル増加させた値に
変更され、結果として、操作対象領域は画面上のY軸方
向である下に1ピクセル移動する。同様に、「ボール
(縦:−)」に対応する「処理パラメータ」は、「基点
座標Y:−1pix」と設定されている。このため、入力
用ボール62を縦方向の負方向に回転させる操作によ
り、入力範囲情報241の「基点座標」は、Y軸方向の
値を1ピクセル減少させた値に変更され、結果として、
操作対象領域は画面上のY軸方向に−1ピクセル、すな
わち上に1ピクセル移動する。
【0069】このように、図4に示す入力範囲変更テー
ブル242の設定内容によれば、入力用ボール62の操
作によって、操作対象領域を移動させることが可能であ
る。また、入力範囲変更テーブル242には、入力用ボ
ール62の操作による処理として、入力範囲情報241
の「基点座標」をX軸方向およびY軸方向に増減させる
処理のみが設定されているが、例えば、入力用ボール6
2を斜め方向に回転させた場合、回転量は、縦方向およ
び横方向の回転量に分解されて検知される。そして、縦
方向および横方向の回転量に対応するように、入力範囲
情報241の「基点座標」が、X軸方向およびY軸方向
に移動され、結果として、操作対象領域は斜めに移動さ
れる。つまり、入力用ボール62を回転させると、入力
範囲変更テーブル242の設定内容に従って、回転方向
に対応するように操作対象領域を移動させることができ
る。
【0070】また、例えば、入力装置6が備えるキー入
力部63は複数のキーを備えているので、図4に示す入
力範囲変更テーブル242の「操作種別」には、キー入
力部63が備える各キーの操作が「キー1」、「キー
2」、「キー3」・・・と設定されている。
【0071】このうち、「キー1」に対応する「対応処
理」は「範囲1に切替」と設定され、「処理パラメー
タ」は、「基点座標(200,220) 入力範囲64
0*480」と設定されている。従って、キー入力部6
3が有する「キー1」を操作すると、既に入力範囲情報
241に設定されていた基点座標や入力範囲に関係な
く、入力範囲情報241の基点座標が座標(200,2
20)に設定され、入力範囲が640ピクセル×480
ピクセルに設定される。
【0072】つまり、「キー1」に対応する処理は、操
作対象領域の位置とサイズを、予め「範囲1」として設
定された値に切り替える処理である。
【0073】同様に、「キー2」に対応する「対応処
理」は「範囲2に切替」と設定され、「処理パラメー
タ」は、「基点座標(100,100) 入力範囲80
0*600」と設定されている。従って、キー入力部6
3が有する「キー2」を操作すると、既に入力範囲情報
241に設定されていた基点座標や入力範囲に関係な
く、入力範囲情報241の基点座標が座標(100,1
00)に設定され、入力範囲が800ピクセル×600
ピクセルに設定される。つまり、「キー2」に対応する
処理は、操作対象領域の位置とサイズを、予め「範囲
2」として設定された値に切り替える処理である。
【0074】さらに、「キー3」に対応する「対応処
理」は「全画面拡大」と設定され、「処理パラメータ」
は、「基点座標(0,0) 入力範囲=表示領域」と設
定されている。従って、キー入力部63が有する「キー
3」を操作すると、既に入力範囲情報241に設定され
ていた基点座標や入力範囲に関係なく、入力範囲情報2
41の基点座標が座標(0,0)に設定され、入力範囲
が、入力範囲情報241の表示領域と同じ値に設定され
る。
【0075】この処理により、操作対象領域の位置とサ
イズは、表示領域そのものと同一のものとなる。つま
り、「キー3」に対応する処理は、表示領域全体を操作
対象領域として設定する処理である。
【0076】このように、図4に示す入力範囲変更テー
ブル242によれば、キー入力部63が有するキーの操
作により、操作対象領域を、予め設定された位置および
サイズに切り替えることができる。
【0077】なお、図4に示す入力範囲変更テーブル2
42の設定内容はあくまで一例であるから、本発明がこ
れに限定されるものではない。例えば、キー入力部63
がより多くのキーを有する場合は、それらのキーに対応
する処理を設定することも勿論可能であるし、入力用ホ
イール61および入力用ボール62の操作に対応する処
理を、他の種類の処理とすることも勿論可能である。
【0078】また、予め操作対象領域の位置およびサイ
ズを複数設定しておき、キー入力部63のキー操作によ
って、操作対象領域の位置とサイズが、予め設定された
複数の値のいずれかに切り替えられるようにしても良
い。この場合、キー入力部63のキー操作により、2種
類の操作対象領域を交互に切り替えて利用することも可
能となる。
【0079】図2に示す入力部25には、図1に示すキ
ーボード5、入力装置6およびタブレット7の各部が、
上記の各種インターフェースを介して接続されており、
入力部25は、これらキーボード5、入力装置6および
タブレット7から入力された操作信号を、該操作信号を
出力した機器を示す符号とともにCPU21へ出力す
る。
【0080】表示部26は、図1に示すディスプレイ3
と、D−SubやBNC、DVI、DFP等の規格に準
じたインターフェースを介して接続されている。表示部
26は、CPU21から入力される表示情報に基づいて
描画信号を生成してディスプレイ3へ出力し、ディスプ
レイ3の表示画面31に、上記描画信号に従った画面を
表示させる。
【0081】図5は、本第1の実施の形態におけるコン
ピュータ2の動作を示すフローチャートである。
【0082】図5に示す処理において、CPU21は、
まず、キーボード5、入力装置6およびタブレット7か
らの操作信号の入力に対する待機状態に移行する(ステ
ップS1)。ここで、キーボード5、入力装置6もしく
はタブレット7から操作信号が入力されると(ステップ
S1;Yes)、CPU21は、入力された操作信号
が、タブレット7における通常操作を示すものか否かを
判別する(ステップS2)。
【0083】ここで、入力された操作信号がタブレット
7の通常操作を示す信号であった場合(ステップS2;
Yes)、CPU21は、記憶部24に格納された入力
範囲情報241を取得し(ステップS3)、取得した入
力範囲情報241に従って、入力データを生成する(ス
テップS4)。このステップS4において、CPU21
は、例えば、タブレット7において検知された操作領域
71における入力用ペン72の座標を、操作対象領域に
おける座標に変換する等の処理を行う。
【0084】次いで、CPU21は、ステップS4で生
成した入力データを実行中のアプリケーションプログラ
ムへ出力し(ステップS5)、本処理を終了してステッ
プS1に戻る。
【0085】一方、ステップS2において、入力された
操作信号がタブレット7における通常操作を示すもので
なかった場合、CPU21は、記憶部24に格納された
入力範囲変更テーブル242を取得する(ステップS
6)。
【0086】そして、CPU21は、入力された操作信
号を解析することによって操作の内容を決定するととも
に、決定した操作の内容が入力範囲変更テーブル242
に設定されているか否かを判別する(ステップS7)。
ここで、操作の内容が入力範囲変更テーブル242の
「操作種別」として設定されていない場合(ステップS
7;No)、CPU21は、操作を無効としてステップ
S1に戻る。
【0087】また、操作の内容が入力範囲変更テーブル
242の「操作種別」として設定されていた場合(ステ
ップS7;Yes)、CPU21は、この操作の内容に
対応づけて入力範囲変更テーブル242に「処理パラメ
ータ」として設定された内容に従って、記憶部24に格
納された入力範囲情報241の内容を変更し、記憶部2
4に再び格納させる(ステップS9)。
【0088】さらに、CPU21は、ディスプレイ3の
表示画面31に表示されている画面を、ステップS9で
更新された入力範囲情報241に基づく画面に更新させ
(ステップS10)、本処理を終了してステップS1に
戻る。
【0089】なお、以上の図5に示す処理は、例えば、
ステップS3〜ステップS5の処理をドライバプログラ
ムによって実行し、ステップS1,S2およびステップ
S6〜ステップS10の処理を常駐型のプログラムによ
って実行することで、容易に実現できる。
【0090】図6は、表示画面31に表示される表示領
域301における操作対象領域の変化を示す図であり、
(a)は初期状態における操作対象領域303を示し、
(b)は同図(a)に示す操作対象領域303が拡大さ
れて操作対象領域304に変化した状態を示し、(c)
は同図(a)に示す操作対象領域303が縮小されて操
作対象領域305に変化した状態を示す。
【0091】図6(a)において、操作対象領域303
は、表示領域301においてタブレット7により操作さ
れる領域であり、タブレット7における操作に応じて移
動するポインタ302は、操作対象領域303内に表示
されている。ここで、例えば図4に示す入力範囲変更テ
ーブル242に設定された「ホイール(+)」の操作の
ように、操作対象領域303の拡大を指示する操作が行
われると、操作対象領域303は拡大され、図6(b)
に示す操作対象領域304のように、より大きな操作対
象領域となる。
【0092】一方、図6(a)に示す表示領域301が
表示画面31に表示された状態で、例えば図4に示す入
力範囲変更テーブル242に設定された「ホイール
(−)」の操作のように、操作対象領域303の縮小を
指示する操作が行われると、操作対象領域303は縮小
され、図6(c)に示す操作対象領域305のように、
より小さな操作対象領域となる。
【0093】図7は、表示画面31に表示される表示領
域301における操作対象領域の変化を示す図であり、
(a)は初期状態における操作対象領域306を示し、
(b)は同図(a)に示す操作対象領域306が移動さ
れて操作対象領域307に変化した状態を示す。
【0094】図7(a)において、操作対象領域306
は、表示領域301においてタブレット7により操作さ
れる領域であり、タブレット7における操作に応じて移
動するポインタ302は、操作対象領域306内に表示
されている。ここで、例えば図4に示す入力範囲変更テ
ーブル242に設定された「ボール(横:+)」の操作
のように、操作対象領域306のX軸方向への移動を指
示する操作が行われると、操作対象領域306はX軸方
向へ移動されて操作対象領域307となり、表示領域3
01は図7(b)に示すようになる。
【0095】図8は、表示画面31に表示される表示領
域301における操作対象領域の変化を示す図であり、
(a)は初期状態における操作対象領域308を示し、
(b)は同図(a)に示す操作対象領域308の位置お
よびサイズが切り替えられて操作対象領域309に変化
した状態を示す。
【0096】図8(a)において、操作対象領域308
は、表示領域301においてタブレット7により操作さ
れる領域であり、タブレット7における操作に応じて移
動するポインタ302は、操作対象領域308内に表示
されている。ここで、例えば図4に示す入力範囲変更テ
ーブル242に設定された「キー1の操作のように、操
作対象領域308の位置およびサイズの切り替えを指示
する操作が行われると、操作対象領域308は、図8
(b)に示すように異なる位置およびサイズの操作対象
領域309に切り替えられる。
【0097】以上のように、本発明を適用した第1の実
施の形態における入力システム1によれば、コンピュー
タ2にタブレット7が接続されており、表示画面31に
表示される画面上に、操作領域71に対応づけられた操
作対象領域が配置された状態において、入力装置6が有
する入力用ホイール61、入力用ボール62もしくはキ
ー入力部63における操作により、表示画面上における
操作対象領域の位置やサイズを変更することができる。
【0098】また、入力範囲情報241においては、キ
ー入力部63の「キー1」や「キー2」に対応づけて操
作対象領域の位置およびサイズが設定されている。従っ
て、予め、操作対象領域の最適な位置とサイズを入力範
囲情報241に設定しておくことにより、キー入力部6
3における簡単なキー操作によって、操作対象領域の位
置とサイズを最適化することが可能となる。
【0099】これにより、タブレット7が接続されたコ
ンピュータ2において、操作領域71に対応する操作対
象領域を任意に変更しながらタブレット7を使用できる
ため、実質的に、操作対象領域の位置やサイズが限定さ
れない。従って、操作対象領域の自由度が著しく高めら
れ、タブレット7を使用する際の利便性の向上を図るこ
とができる。
【0100】なお、以上の実施の形態においては、タブ
レット7の操作領域71に対応づけられる操作対象領域
すなわち入力範囲として、長方形の領域が設定されるも
のとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、
操作領域71の形状や入力用ペン72で操作する領域の
形状に適合するのであれば、円形や楕円形、あるいは各
種の多角形としてもよい。
【0101】また、表示領域における操作対象領域を拡
大・縮小する処理については、操作対象領域の基点座標
を移動することなくサイズのみを拡大・縮小するように
したが、本発明はこのような処理に限定されるものでは
なく、例えば、操作対象領域内に表示されたポインタを
中心として、操作対象領域を拡大・縮小するようにして
も良いし、表示領域の中心を、拡大・縮小の中心とする
ことも勿論可能である。
【0102】さらに、タブレット7とディスプレイ3と
が一体となって構成され、ディスプレイ3の画面表面が
タブレット7の操作領域71として機能し、画面上にお
ける入力用ペン72の操作が、操作領域71における操
作と同様に検知され、操作信号がコンピュータ2へ出力
されるようにしても良く、また、キーボード5が有する
キーの種類や数、入力装置6のキー入力部63に配置さ
れるキーの数などの具体的構成は任意であり、その他の
細部構成についても適宜に変更可能であることは勿論で
ある。
【0103】[第2の実施の形態]次に、本発明を適用
した第2の実施の形態における入力システム100につ
いて説明する。本第2の実施の形態における入力システ
ム100は、図9に示すように、上記第1の実施の形態
における入力システム1において、コンピュータ2に対
し、ディスプレイ4をさらに接続した構成となってい
る。すなわち、入力システム100において、コンピュ
ータ2は、ディスプレイ3およびディスプレイ4の二つ
のディスプレイが接続されたマルチディスプレイ構成と
なっている。
【0104】なお、入力システム100においては、デ
ィスプレイ4を除く各部は、上記第1の実施の形態にお
ける入力システム1と同様の構成となっており、同符号
を付して説明を省略する。
【0105】ディスプレイ4は、ディスプレイ3と同様
に、CRT、LCD等の表示画面41を備え、後述する
コンピュータ2から入力される表示情報に基づいて各種
画面を表示出力する。なお、ディスプレイ4は、D−S
ubやBNC、DVI、DFP等の規格に準じたインタ
ーフェースを介してコンピュータ2に接続されており、
コンピュータ2からディスプレイ4へ入力される信号
は、アナログもしくはデジタル信号のいずれであっても
良い。
【0106】入力システム100においては、連続した
横長の表示領域を、表示画面31および表示画面41に
分割して表示することが可能である。図10には、入力
システム100において表示画面31および表示画面4
1に表示される表示領域310を示し、(a)は初期状
態における表示領域310を示し、(b)は同図(a)
に示す操作対象領域が切り替えられた状態における表示
領域310を示す。
【0107】図10(a)に示すように、表示領域31
0は横長の表示領域であり、中央で第一表示領域311
と第二表示領域312とに分割される。このうち、第一
表示領域311は表示画面41に表示され、第二表示領
域312は表示画面31に表示される。
【0108】図10(a)に示す初期状態においては、
タブレット7によって操作される領域は第一表示領域3
11となっており、タブレット7の操作に応じて動作す
るポインタ313は、第一表示領域311内に表示され
ている。
【0109】このように、表示画面31および表示画面
41を有する入力システム100においては、上記第1
の実施の形態における入力システム1と同様に、タブレ
ット7によって操作される操作対象領域を、入力装置6
の操作によって変更することができる。
【0110】例えば、図10(a)に示す表示領域31
0が表示画面31および表示画面41に表示された状態
で、入力装置6における所定の操作が行われると、表示
領域310は図10(b)に示す状態に変化する。
【0111】図10(b)に示す表示領域310におい
ては、タブレット7によって操作される操作対象領域が
第二表示領域312となっており、ポインタ313は第
二表示領域312内に表示されている。
【0112】すなわち、図10に示すように、入力シス
テム100においては、表示領域310における操作対
象領域を、第一表示領域311から第二表示領域312
に切り替えることが可能となる。
【0113】これにより、複数のディスプレイを備えた
マルチディスプレイ構成の入力システム100におい
て、タブレット7によって操作を行う領域を、第一表示
領域311と第二表示領域312との間、つまり表示画
面31と表示画面41との間で切り替えることが可能で
ある。従って、タブレット7によって操作される操作対
象領域を任意に切り替えることで広い表示領域を十分に
活用することができ、タブレット7を使用する際の利便
性をより一層向上させることができる。
【0114】なお、図9に示す入力システム100にお
いては、ディスプレイ3もしくはディスプレイ4のいず
れかが、タブレット7と一体となって構成されるもので
あっても良い。すなわち、ディスプレイ3もしくはディ
スプレイ4の画面表面がタブレット7の操作領域71と
して機能し、画面上における入力用ペン72の操作が、
操作領域71における操作と同様に検知され、操作信号
がコンピュータ2へ出力されるようにしても良い。この
場合、構成の異なる複数のディスプレイを利用した、よ
り利便性の高い入力システムを実現できる。
【0115】[第3の実施の形態]次に、本発明を適用
した第3の実施の形態における入力システム200につ
いて説明する。本第3の実施の形態における入力システ
ム200は、図11に示すように、コンピュータ2に対
し、入力デバイスとしてキーボード5およびタブレット
7のみが接続されている。すなわち、入力システム20
0は、上記第1の実施の形態における入力システム1か
ら入力装置6を欠いた構成となっている。
【0116】なお、本第3の実施の形態における入力シ
ステム200は、入力装置6が無いことを除き、上記第
1の実施の形態における入力システム1と同様の構成と
なっており、入力システム200を構成する各部につい
ては同符号を付して説明を省略する。
【0117】入力システム200においては、上記第1
の実施の形態における入力システム1と同様に、タブレ
ット7の操作領域71に対応づけられた操作対象領域
が、表示画面31に表示される表示領域内に配置され
る。そして、表示画面31に表示される表示領域におい
て、操作対象領域の位置やサイズを変更する操作は、キ
ーボード5によって行われる。
【0118】ここで、コンピュータ2が有する記憶部2
4に格納される入力範囲変更テーブル243の例を図1
2に示す。図12に示す入力範囲変更テーブル243
は、図4に示す入力範囲変更テーブル242に代えて記
憶部24に格納されるものである。
【0119】入力範囲変更テーブル243には、「操作
種別」、「対応処理」、および「処理パラメータ」の各
項目について情報が設定されている。このうち、「操作
種別」の項目には、キーボード5において操作されるキ
ーが設定され、「対応処理」の項目には、操作対象領域
に対して行う処理の種類が設定され、「処理パラメー
タ」の項目には、入力範囲情報241に設定された情報
に対する具体的な処理内容が設定されている。
【0120】例えば、キーボード5は、「→」、
「←」、「↑」、「↓」の4種類の方向キーを備えてお
り、図12に示す入力範囲変更テーブル243の「操作
種別」には、方向キー「→」、「←」、「↑」、「↓」
の操作がそれぞれ設定されている。そして、これら方向
キー「→」、「←」、「↑」、「↓」の操作に対応づけ
て、「対応処理」には「移動」が設定されている。
【0121】方向キー「→」の操作に対応する「処理パ
ラメータ」は、「基点座標X:+1pix」と設定されて
いる。このため、キーボード5における方向キー「→」
の操作により、入力範囲情報241の「基点座標」は、
X軸方向の値を1ピクセル増加させた値に変更され、結
果として、操作対象領域は画面上のX軸方向である右に
1ピクセル移動する。
【0122】また、方向キー「↓」の操作に対応する
「処理パラメータ」は、「基点座標Y:+1pix」と設
定されている。このため、キーボード5における方向キ
ー「↓」の操作により、入力範囲情報241の「基点座
標」は、Y軸方向の値を1ピクセル増加させた値に変更
され、結果として、操作対象領域は画面上のY軸方向で
ある下に1ピクセル移動する。
【0123】同様に、方向キー「←」の操作に対応する
「処理パラメータ」は、「基点座標X:−1pix」と設
定されている。このため、キーボード5における方向キ
ー「←」の操作により、入力範囲情報241の「基点座
標」は、X軸方向の値を1ピクセル減少させた値に変更
され、結果として、操作対象領域は画面上のX軸方向に
−1ピクセル、すなわち左に1ピクセル移動する。
【0124】さらに、方向キー「↑」の操作に対応する
「処理パラメータ」は、「基点座標Y:−1pix」と設
定されている。このため、キーボード5における方向キ
ー「↑」の操作により、入力範囲情報241の「基点座
標」は、Y軸方向の値を1ピクセル減少させた値に変更
され、結果として、操作対象領域は画面上のY軸方向に
−1ピクセル、すなわち上に1ピクセル移動する。
【0125】このように、図12に示す入力範囲変更テ
ーブル243の設定内容によれば、「→」、「←」、
「↑」、「↓」の4種類の方向キーの操作によって、操
作対象領域を移動させることが可能である。
【0126】また、キーボード5は、機能キーとして
「Ctrl」キーを備えており、この「Ctrl」キーは、他の
文字キーや上記の方向キーと組み合わせて操作すること
ができる。図12に示す入力範囲変更テーブル243の
「操作種別」には、「Ctrl」キーと、方向キー「→」お
よび「←」、文字キー「A」、数字キー「1」および
「2」のキーとの同時操作がそれぞれ設定されている。
【0127】このうち、「Ctrl」キーと方向キー「→」
あるいは方向キー「←」とを同時に押下する操作に対応
づけて、「対応処理」には「拡大」および「縮小」が設
定されている。このため、「Ctrl」キーと方向キー
「→」を同時に押下する操作と、「Ctrl」キーと方向キ
ー「←」を同時に押下する操作により、操作対象領域を
拡大または縮小させる処理が行われる。
【0128】「Ctrl」キーと「→」との同時操作に対応
する「処理パラメータ」の項目は、「入力範囲 X:+
1pix Y:+1pix」と設定されている。つまり、「Ctr
l」キーと「→」との同時操作に対し、入力範囲情報2
41の「入力範囲」の項目に設定された情報を、X軸方
向およびY軸方向に1ピクセル増加させる処理が対応づ
けられている。これにより、「Ctrl」キーと「→」とが
同時に押下される毎に、操作対象領域のサイズが、X軸
方向に1ピクセル、Y軸方向に1ピクセルだけ拡大され
る。
【0129】同様に、「Ctrl」キーと方向キー「←」と
の同時操作に対応する「処理パラメータ」の項目は「入
力範囲 X:−1pix Y:−1pix」と設定されてい
る。このため、「Ctrl」キーと方向キー「←」との同時
操作に対しては、入力範囲情報241の「入力範囲」の
項目に設定された情報を、X軸方向およびY軸方向に1
ピクセル減少させる処理が対応づけられ、「Ctrl」キー
と方向キー「←」とが同時に押下される毎に、操作対象
領域のサイズが、X軸方向に1ピクセル、Y軸方向に1
ピクセルだけ縮小される。
【0130】また、「Ctrl」キーと文字キー「A」とを
同時に押下する操作に対応づけて、「対応処理」には
「全画面拡大」が設定され、「処理パラメータ」は、
「基点座標(0,0) 入力範囲=表示領域」と設定さ
れている。従って、キーボード5における「Ctrl」キー
と文字キー「A」との同時操作により、既に入力範囲情
報241に設定されていた基点座標や入力範囲に関係な
く、入力範囲情報241の基点座標が座標(0,0)に
設定され、入力範囲が、入力範囲情報241の表示領域
と同じ値に設定される。
【0131】この処理により、操作対象領域の位置とサ
イズは、表示領域そのものと同一のものとなる。つま
り、「Ctrl」キーと文字キー「A」とを同時に押下する
操作に対応する処理は、表示領域全体を操作対象領域と
して設定する処理である。
【0132】さらに、「Ctrl」キーと数字キー「1」と
を同時に押下する操作に対応づけて、「対応処理」は
「範囲1に切替」と設定され、「処理パラメータ」は、
「基点座標(200,220) 入力範囲640*48
0」と設定されている。従って、キーボード5における
「Ctrl」キーと数字キー「1」との同時操作により、既
に入力範囲情報241に設定されていた基点座標や入力
範囲に関係なく、入力範囲情報241の基点座標が座標
(200,220)に設定され、入力範囲が640ピク
セル×480ピクセルに設定される。
【0133】つまり、「Ctrl」キーと数字キー「1」と
を同時に押下する操作に対応する処理は、操作対象領域
の位置とサイズを、予め「範囲1」として設定された値
に切り替える処理である。
【0134】同様に、「Ctrl」キーと数字キー「2」と
を同時に押下する操作に対応づけて、「対応処理」は
「範囲2に切替」と設定され、「処理パラメータ」は、
「基点座標(100,100) 入力範囲800*60
0」と設定されている。従って、キーボード5における
「Ctrl」キーと数字キー「2」との同時操作により、既
に入力範囲情報241に設定されていた基点座標や入力
範囲に関係なく、入力範囲情報241の基点座標が座標
(100,100)に設定され、入力範囲が800ピク
セル×600ピクセルに設定される。
【0135】つまり、「Ctrl」キーと数字キー「2」と
を同時に押下する操作に対応する処理は、操作対象領域
の位置とサイズを、予め「範囲2」として設定された値
に切り替える処理である。
【0136】このように、コンピュータ2が有する記憶
部24内に格納される入力範囲変更テーブル243にお
いて、キーボード5の各種キーに対応する内容を設定す
ることにより、キーボード5におけるキー操作に応じ
て、操作領域71に対応する操作対象領域を変更するこ
とができる。
【0137】これにより、上記第1の実施の形態におけ
る入力装置6のような装置を用いず、入力装置としてキ
ーボード5とタブレット7のみをコンピュータ2に接続
してなる入力システム200においても、操作領域71
に対応する操作対象領域を任意に変更しながらタブレッ
ト7を使用できるため、実質的に、操作対象領域の位置
やサイズが限定されない。従って、操作対象領域の自由
度が著しく高められ、タブレット7を使用する際の利便
性の向上を図ることができる。
【0138】なお、入力範囲変更テーブル243におけ
る設定内容を変更することにより、キーボード5に限ら
ず、例えばマウス等のポインティングデバイスによっ
て、操作対象領域の変更を行うことも勿論可能である。
この場合、例えばスクロールホイールを備えたマウスに
おいて、スクロールホイールの操作に応じて操作対象領
域が拡大・縮小されるようにすることができる。また、
例えば、タブレット7が有する操作領域71において、
入力用ペン72によって特殊な操作を行うことにより、
操作対象領域を変更できるようにすることも可能であ
る。すなわち、タブレット7が、操作対象領域に対する
入力操作を行う入力装置と、操作対象領域の変更に係る
入力操作を行う入力装置とを兼ねる構成とすることも可
能である。
【0139】さらに、タブレット7の構成を変更するこ
とにより、操作対象領域を変更するための操作ができる
ようにしても良い。図13は、上記実施の形態における
タブレット7に代えて用いられるタブレットの例とし
て、タブレット8の概略構成を示す図である。
【0140】この図13に示すタブレット8は、操作領
域81が設けられた平板状の本体と、この本体に近接も
しくは接触させて利用される入力用ペン82とを備え、
さらに、操作領域81に近接して本体に設けられた補助
操作領域83を備えて構成されるものである。
【0141】タブレット8は、タブレット7と同様に、
操作領域81に対して入力用ペン82による操作が行わ
れると、操作領域81における入力用ペン82の位置を
検出し、検出した位置を示す操作信号を生成して、コン
ピュータ2へ出力する。また、タブレット8は、入力用
ペン82がボタンを備えている場合は、該ボタンの操作
に応じてボタン操作を示す操作信号を生成してコンピュ
ータ2へ出力する。
【0142】さらに、タブレット8は、補助操作領域8
3に対して入力用ペン82による操作が行われると、補
助操作領域83における入力用ペン82の位置を検出し
て、操作領域81における入力用ペン82の操作とは異
なる操作信号を生成してコンピュータ2へ出力する。
【0143】従って、タブレット8が接続されたコンピ
ュータ2において、補助操作領域83における入力操作
に対し、操作対象領域の拡大、縮小、移動等の処理を行
うよう対応づけておくことにより、補助操作領域83に
おける操作によって操作対象領域を変更することが可能
となる。この場合、タブレット8の操作領域81に対応
する操作対象領域を、補助操作領域83における操作に
よって変更できるので、ユーザはタブレット8の操作を
行うだけで操作対象領域を変更しながら操作を行うこと
ができ、より一層の利便性の向上を図ることができる。
【0144】
【発明の効果】請求項1記載の発明の入力システム、お
よび、請求項5記載の発明のプログラムによれば、第1
の入力装置が利用する操作領域に対応づけられた操作対
象領域を、第2の入力装置によって変更し、操作対象領
域を任意に変更しながら第1の入力装置を使用できる。
このため、操作対象領域の位置やサイズ等の配置状態が
実質的に限定されないので、操作対象領域の自由度が著
しく高められ、第1の入力装置を使用する際の利便性の
向上を図ることができる。
【0145】請求項2記載の発明の入力システム、およ
び、請求項6記載の発明のプログラムによれば、第1の
入力装置が利用する操作領域に対応づけられた操作対象
領域を、表示画面の任意の位置へ容易に移動させること
ができる。これにより、有限の操作領域を利用する第1
の入力装置により、表示画面全体のうち任意の位置に対
して入力操作を行うことが可能となり、操作対象領域の
自由度がより一層高められ、更なる利便性の向上を図る
ことができる。
【0146】請求項3記載の発明の入力システム、およ
び、請求項7記載の発明のプログラムによれば、第1の
入力装置が利用する操作領域に対応づけられた操作対象
領域を容易に拡大または縮小して、表示画面で任意の大
きさにすることができる。これにより、第1の入力装置
によって入力操作を行う領域を簡単に調節することが可
能となり、更なる利便性の向上を図ることができる。
【0147】請求項4記載の発明の入力システム、およ
び、請求項8記載の発明のプログラムによれば、第2の
入力装置における簡単な操作により、第1の入力装置が
利用する操作領域に対応づけられた操作対象領域を大き
く移動させることができる。また、操作対象領域の位置
やサイズを最適な状態に調整した上で、その位置やサイ
ズを予め設定しておくことにより、簡単な操作で操作対
象領域の状態を最適化することも可能となり、更なる利
便性の向上を図ることができる。
【0148】また、請求項9記載の発明の記録媒体によ
れば、請求項5ないし8に記載の発明による効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1の実施の形態における入
力システム1の概略構成を示す図である。
【図2】図1のコンピュータ2の機能的構成を示すブロ
ック図である。
【図3】図2の記憶部24に格納される入力範囲情報2
41の構成を模式的に示す図である。
【図4】図2の記憶部24に格納される入力範囲変更テ
ーブル242の構成を模式的に示す図である。
【図5】図1のコンピュータ2の動作を示すフローチャ
ートである。
【図6】図1の表示画面31に表示される表示領域30
1における操作対象領域の変化を示す図であり、(a)
は初期状態における操作対象領域303を示し、(b)
は同図(a)に示す操作対象領域303が拡大されて操
作対象領域304に変化した状態を示し、(c)は同図
(a)に示す操作対象領域303が縮小されて操作対象
領域305に変化した状態を示す。
【図7】図1の表示画面31に表示される表示領域30
1における操作対象領域の変化を示す図であり、(a)
は初期状態における操作対象領域306を示し、(b)
は同図(a)に示す操作対象領域306が移動されて操
作対象領域307に変化した状態を示す。
【図8】図1の表示画面31に表示される表示領域30
1における操作対象領域の変化を示す図であり、(a)
は初期状態における操作対象領域308を示し、(b)
は同図(a)に示す操作対象領域308の位置が切り替
えられて操作対象領域309に変化した状態を示す。
【図9】本発明を適用した第2の実施の形態における入
力システム100の概略構成を示す図である。
【図10】図9に示す入力システム100において、表
示画面31および表示画面41に表示される表示領域3
10における操作対象領域の変化を示す図であり、
(a)は初期状態における表示領域310を示し、
(b)は同図(a)に示す操作対象領域が切り替えられ
た状態における表示領域310を示す。
【図11】本発明を適用した第3の実施の形態における
入力システム200の概略構成を示す図である。
【図12】図11に示す入力システム200において適
用される入力範囲変更テーブル243の構成を模式的に
示す図である。
【図13】上記実施の形態におけるタブレット7に代え
て用いられるタブレットの例として、タブレット8の概
略構成を示す図である。
【図14】従来のペンタブレットを接続したコンピュー
タにおいて操作対象領域を設定するための設定画面の一
例として、設定画面90を示す図である。
【図15】従来のペンタブレットを接続したコンピュー
タにおいて操作対象領域を設定するための設定画面の一
例として、詳細設定画面95を示す図である。
【符号の説明】
1,100,200 入力システム 2 コンピュータ 21 CPU 22 ROM 23 RAM 24 記憶部 241 入力範囲情報 242,243 入力範囲変更テーブル 25 入力部 26 表示部 27 バス 3,4 ディスプレイ 31,41 表示画面 5 キーボード 6 入力装置 61 入力用ホイール 62 入力用ボール 63 キー入力部 7,8 タブレット 71,81 操作領域 72,82 入力用ペン 83 補助操作領域

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】有限の操作領域を利用して、該操作領域に
    対応づけて表示画面上に配置された操作対象領域に対す
    る入力操作を行う第1の入力装置と、 前記第1の入力装置による入力操作とは別の入力操作を
    行う第2の入力装置と、 前記第2の入力装置による入力操作に応じて、前記表示
    画面上における前記操作対象領域の配置状態を変更させ
    る入力制御装置と、 を備えてなることを特徴とする入力システム。
  2. 【請求項2】前記入力制御装置は、前記第2の入力装置
    による入力操作に応じて前記操作対象領域を移動させる
    ことを特徴とする請求項1記載の入力システム。
  3. 【請求項3】前記入力制御装置は、前記第2の入力装置
    による入力操作に応じて前記操作対象領域を拡大または
    縮小させることを特徴とする請求項1記載の入力システ
    ム。
  4. 【請求項4】前記入力制御装置は、前記第2の入力装置
    による入力操作に応じて、前記操作対象領域の位置を、
    予め前記表示画面上に設定された複数の位置のいずれか
    に切り替えさせることを特徴とする請求項1記載の入力
    システム。
  5. 【請求項5】有限の操作領域を利用して、該操作領域に
    対応づけて表示画面上に配置された操作対象領域に対す
    る入力操作を行う第1の入力装置と、該第1の入力装置
    による入力操作とは別の入力操作を行う第2の入力装置
    とが接続されたコンピュータに、 前記第2の入力装置による入力操作に応じて、前記表示
    画面上における前記操作対象領域の配置状態を変更させ
    る入力制御処理を実行させるためのプログラム。
  6. 【請求項6】前記入力制御処理として、前記第2の入力
    装置による入力操作に応じて前記操作対象領域を移動さ
    せる処理を含む処理を実行させることを特徴とする請求
    項5記載のプログラム。
  7. 【請求項7】前記入力制御処理として、前記第2の入力
    装置による入力操作に応じて前記操作対象領域を拡大ま
    たは縮小させる処理を含む処理を実行させることを特徴
    とする請求項5記載のプログラム。
  8. 【請求項8】前記入力制御処理として、前記第2の入力
    装置による入力操作に応じて、前記操作対象領域の位置
    を、予め前記表示画面上に設定された複数の位置のいず
    れかに切り替えさせる処理を含む処理を実行させること
    を特徴とする請求項5記載のプログラム。
  9. 【請求項9】請求項5ないし8のいずれかに記載のプロ
    グラムを格納したことを特徴とする記録媒体。
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