JP2003121653A - フロントライト用の導光体及びこれを用いた液晶ディスプレイ装置 - Google Patents

フロントライト用の導光体及びこれを用いた液晶ディスプレイ装置

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JP2003121653A
JP2003121653A JP2001316642A JP2001316642A JP2003121653A JP 2003121653 A JP2003121653 A JP 2003121653A JP 2001316642 A JP2001316642 A JP 2001316642A JP 2001316642 A JP2001316642 A JP 2001316642A JP 2003121653 A JP2003121653 A JP 2003121653A
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crystal display
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Yoshinori Suga
義訓 菅
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Yuka Denshi Co Ltd
Mitsubishi Chemical Corp
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Yuka Denshi Co Ltd
Mitsubishi Chemical Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 十分な照明光率を備えながら、モアレ模様や
色にじみ等の外観を悪化させる現象の発生が無く、極め
て好適な特性の照明光学系の構成要素となるフロントラ
イト用の導光体を提供すると共にこれを用いた液晶ディ
スプレイ装置を提供すること。 【解決手段】 カラーフィルター11を有する反射型液
晶パネル12の前面にフロントライト13を配設してな
る液晶ディスプレイ装置であり、フロントライト13
が、導光体14及びこれに設けられ且つ反射型液晶パネ
ルの方向へ光を出射させる光取り出し機構15を含み、
カラーフィルター11のRGBピクセルの配置ピッチP
1と反射型液晶パネルの方向に対する光取り出し機構1
5の配置ピッチP2が、0.588×P1≦P2≦0.
909×P1、又は、1.1×P1≦P2≦1.7×P
1、なる関係を満足するように定められていることを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフロントライト用の
導光体及びこれを用いた液晶ディスプレイ装置に関し、
更に詳細には、光利用効率及び外観品質を高く保ちなが
ら、構造簡素で大型化の容易なフロントライト装置付き
で且つ反射型の液晶ディスプレイ装置を提供する技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】近時、パーソナルコンピュータ向けモニ
ター等の表示装置として透過型の液晶表示(ディスプレ
イ)装置が多用されており、このような液晶表示装置で
は、通常、液晶素子の背面に面状の照明装置即ちバック
ライト(面光源装置)が配設され、液晶パネルを背面か
ら照らし出し、液晶素子のシャッター機構によって液晶
パネルを透過する光線量を制御し、画像を表示する機構
とされている。
【0003】しかしながら、バックライトで照明される
液晶ディスプレイ装置では、液晶パネルを構成する透過
形液晶セルを通過する出射光線が、偏光板、カラーフィ
ルター、電極等、多数の光線損失を引き起こす層を透過
しなければならない構造とされていた。
【0004】そのため、原理的にバックライトの光量を
極めて大きくとる必要があり、表示画面の高輝度化が本
質的に困難であった。その結果、携帯型パーソナルコン
ピュータや携帯情報端末等のように屋外で使用すること
のある液晶表示装置では、直射日光下等のように周辺が
極めて明るい環境下で、表示画像を視認することが困難
である、という問題が発生していた。
【0005】そこで、これらの用途に向けた液晶表示装
置として、液晶セル内に反射板を設け、外光を直接反射
して表示する反射型液晶ディスプレイ装置が用いられつ
つあり、実際に、周辺が明るく透過型液晶ディスプレイ
装置ではコントラストが低下し視認が困難になる屋外環
境においても画像を鮮明に捉えることが可能であること
が確認されている。
【0006】ところが、外光を直接利用する反射型液晶
ディスプレイ装置の特性上、周辺が暗い屋内環境や交通
機関の車内等では表示に用いることの出来る外光が限ら
れてしまうため、視認が困難になる欠点があり、この欠
点を改良するため、透過型液晶ディスプレイ装置とは逆
に、液晶パネルの前面に液晶パネルを照明する照明装置
即ちフロントライトを装着し、外光が十分ではない環境
下においても画像を鮮明にとらえることが出来るように
工夫されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このフロントライトに
関しては、これまでにも各種の提案がなされているが、
照明効率や表示面内の照度ムラの点で未だ十分と言える
ものではなく、特に大型の反射型液晶ディスプレイ装置
に用いるフロントライトとして十分な性能を備えたもの
が無いことが問題となっていた。
【0008】特に、外観品質上問題となるのは、反射型
液晶パネルのブラックマトリクスやゲートアレーとの干
渉によって生じるモアレ模様の発生であり、とりわけ、
図9に示される如く、反射型液晶パネルのカラーフィル
ター1に形成されたRGBピクセル4と、フロントライ
ト用の導光体2に設けられるマイクロプリズム3a等か
らなる光取り出し機構3の配置関係が略平行になるよう
な状態でフロントライトが設置される態様ではモアレ模
様の他にも色にじみ現象が極めて発生し易くなり、実用
化が困難であった。
【0009】本発明の目的は、かかる従来の問題点を解
決するためになされたものであり、十分な照明光率を備
えながら、モアレ模様や色にじみ等の外観を悪化させる
現象の発生が無く、極めて好適な特性の照明光学系の構
成要素となるフロントライト用の導光体を提供すると共
にこれを用いた液晶ディスプレイ装置を提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明はフロントライト
用の導光体であり、前述した技術的課題を解決するため
に以下のように構成されている。すなわち、本発明は、
カラーフィルターを有する反射型液晶パネルの前面に配
設されて用いられるフロントライト用の導光体であっ
て、導光体には、反射型液晶パネルの配設方向へ光を出
射させる光取り出し機構が設けられ、カラーフィルター
のRGBピクセルの配置ピッチをP1とし、光取り出し
機構の配置ピッチをP2とする時、0.588×P1≦
P2≦0.909×P1、もしくは、 1.1×P1≦
P2≦1.7×P1、なる関係を満足するようにP2が
定められていることを特徴とする。
【0011】〈本発明における具体的構成〉本発明のフ
ロントライト用の導光体は、前述した必須の構成要素か
らなるが、その構成要素が具体的に以下のような場合で
あっても成立する。その具体的構成要素とは、光取り出
し機構が、導光体の反射型液晶パネルと相対する面側に
設けられた傾斜角25〜65度なる多数の傾斜面部で形
成されていることを特徴とする。
【0012】また、本発明のフロントライト用の導光体
では、光取り出し機構が、導光体における反射型液晶パ
ネル配設側の面に設けられた断面アスペクト比0.7〜
2.5なる多数の凸突起で形成されていることも好まし
い。更に、光取リ出し機構の配置ピッチP2が、ランダ
ムに変化していることも好ましい。
【0013】更にまた、本発明のフロントライト用の導
光体では、導光体における反射型液晶パネル配設側表面
に反射防止処理を施することも望ましく、或いは導光体
の少なくとも一方の面にアンチグレア処理を施すことも
望ましい。また、本発明は、前述したいずれかの特徴を
備えるフロントライト用の導光体を用いて従来の技術的
課題を解決した液晶ディスプレイ装置でもある。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明のフロントライト用
の導光体及びこれを用いた液晶ディスプレイ装置を図に
示される実施形態について更に詳細に説明する。図1及
び図2はそれぞれ本発明の好適な2つの実施形態に係る
液晶ディスプレイ装置10の主要部を概略的に示してい
る。
【0015】これらの実施形態に係る液晶ディスプレイ
装置10は、カラーフィルター11を有する反射型液晶
パネル12の前面にフロントライト13を配設して主に
構成されている。このフロントライト13は、透光性の
平板からなる基板即ち導光体14と、この導光体14に
設けられ、反射型液晶パネル12の配設方向へ光を出射
させる光取り出し機構15とを含む。
【0016】この導光体14の一側端(光入射面)14
aには光源16が配設されている。この光源16は、白
色で小型化の可能なものであれば特に限定はされない
が、発光ダイオード素子(無機、有機)、蛍光管(熱陰
極管、冷陰極管)等が特に好適である。光源16からの
光線を導光体14の光入射面14aにできる限り均一に
入射させることが、照度ムラを小さくするために必要で
あり、そのために光源16の形状としては、光入射面で
ある一側端14aに沿うような線状とすることが望まし
い。
【0017】すなわち、図1に示される実施形態のよう
に蛍光管を光源16として使用する場合や図2に示され
る実施形態のようにEL素子を光源16として使用する
場合には、その形状を線状とすることが好ましく、また
線状にすることが困難な発光ダイオード素子について
は、ダイオード素子をアレー状に配置するか、或いは図
2及び図3に示されるように光学ロッド17を第2の導
光体として設け、光学ロッド17からできる限り均一な
光線が導光体14の方向に出射するように配置する等し
て、導光体14の光入射面14aに均一に光線が入射す
るように工夫することが望ましい。
【0018】ここで、光学ロッド17は点光源である発
光ダイオード16aからの出射光線を線状光源に変換す
る役割を担うものであるから、導光体14の光入射面1
4a方向に選択的に光が出射し、且つ発光ダイオード1
6aからの距離によらずにできる限り均一に発光がなさ
れる機構とすることが重要である。
【0019】より具体的には、図3(a)及び図3
(b)に示されるように導光体14の光入射面14aに
沿って光学ロッド17が配設され、この光学ロッド17
の両端部に発光ダイオード16aとして白色LED素子
が配設され、光学ロッド17における導光体14の光入
射面14aとは反対側の面に凹凸部18aや粗面18b
からなる光出射機構18を設ける態様とすることが好ま
しい。
【0020】光源16の周囲にはリフレクタ19が配設
されることが好ましく、出射した光線をできるだけ無駄
なく導光体14の光入射面14aに入射させる機構とさ
れている。リフレクタ19に用いられる材質としては光
線反射率の高いものであれば特に限定はされないが、例
えば、Ag蒸着層を有したプラスチックフィルム、酸化
チタンや酸化亜鉛等の白色顔料を混練した白色プラスチ
ックフィルム等が代表的であり、厚み0.1〜0.25
mm程度の基材が好適に用いられる。
【0021】光源16より出射した光線は、導光体14
の側端部(光入射面)14aより入射し、導光体14内を
スネルの全反射条件に基づいて伝搬してゆく。ここで、
本発明の液晶ディスプレイ装置に用いられる面照明装置
即ちフロントライトにおいて、反射型液晶パネル配設側
に面する導光体14の表面(以下、下面とする)14b
及びこの下面14bに相対する側の表面(以下、上面と
する)14cのいずれか一方又は両方には照明光線を被
照明体の方向に選択的に出射させる機構即ち光取り出し
機構15が視認出来ない値度に微細な形状で設けられて
いる。これにより、反射型液晶パネル12の表示画像を
悪化させずに当該反射型液晶パネル12を照明すること
ができるのである。
【0022】ここで、導光体14の上面14cに設けら
れる光取り出し機構15としては、例えば、図1及び図
4(a)に示される如く、導光体14の光線が主として
進行する方向(光入射面14aに対する法線方向)への
断面形状で見て、非対称形のプリズム部15aをアレー
状に形成(非対称形プリズムアレー)した態様、図2及
び図4(b)に示される如く、V溝15bをアレー状に
形成(V溝アレー)した態様、図4(c)に示される如
く、断面U溝15cをアレー状に形成(U溝アレー)し
た態様等が代表的である。
【0023】その他、図4(d)及び図4(e)に示さ
れる態様でも、導光体14の上面14cに形成される光
取り出し機構15として好適である。図4(d)に示さ
れる態様の光取り出し機構15は、V溝15bをアレー
状に形成した図4(b)に示される態様に類似してお
り、V溝の溝幅がやや大きい点が相違するだけである。
【0024】また、図4(e)に示される態様の光取り
出し機構15は、非対称形のプリズム部15aをアレー
状に形成した図4(a)に示される態様に類似してお
り、プリズム部15aの稜線が尖っておらずに湾曲して
いる点が相違するだけである。
【0025】この様な態様では、非対称形のプリズム部
15a、V溝15b、断面U溝15cにおける傾斜面部
での全反射によって光線が被照明体の方向に変角される
ため、光の方向変換に実質的に寄与する、光源16の側
に向く傾斜面部150(図5参照)の傾斜角度αが、好
ましくは25〜65度、より好ましくは30〜60度、
さらに好ましくは35度〜55度とされる。この傾斜角
度αの定義については図5に示されている。
【0026】すなわち、傾斜角度αとは、非対称形のプ
リズム部15a、V溝15b又は断面U溝15cにおけ
る傾斜面部150と光入射面14aの法線20とのなす
角度である。なお、図5において参照符号21は光取り
出し機構15を構成する傾斜面部150で方向変換され
る光線の軌跡を示している。
【0027】また、導光体14の下面14bに設けられ
る光取り出し機構15としては、図6及び図7に示され
る如く、光線の主として伝搬する方向(光入射面14a
に対する法線20の方向)への断面で見て、有効開口幅
Wと深さHの比によって定義される断面アスペクト比が
好ましくは0.7〜2.5の範囲、より好ましくは0.
8〜2.0の範囲、更に好ましくは0.9〜1.7の範
囲とされる凸突起15dが用いられ、図7に示される様
な光線の軌跡22a、22bをたどって反射型液晶パネ
ルの配設方向へ選択的に照明光線を出射させることによ
って照明を行うのである。
【0028】図6(a)に示される光取り出し機構15
は、導光体14の光入射面14aに対する法線20方向
への断面でみて、四角形状をした凸突起15dで形成さ
れていたが、導光体14の下面14bに設けられる光取
り出し機構15としてはこのような形状に限定されるも
のではなく、図6(b)に示されるように導光体14の
光入射面14aに対する法線20方向への断面でみて、
三角形状をした凸突起15dで形成されていてもよい。
【0029】ここで、導光体14の上面14b及び下面
14cを問わず、本発明におけるフロントライト用の導
光体に形成される取り出し機構15は、出来る限り光学
的に平滑な面から構成されていることが好ましい。これ
は、例えば、導光体14の上面14cに非対称なプリズ
ム部15aをアレー状に設ける場合において、光の方向
変換に寄与する傾斜角25〜65度の傾斜面部150が
粗面になってしまっていると、不要な光散乱を発生して
照明光線が上方(反射型液晶パネルの配置側とは逆方
向)に散乱されてしまい、フロントライト点灯時に導光
体14が白っぽく輝いてしまう、外観的に好ましくない
現象が発生するからである。
【0030】また、本発明の液晶ディスプレイ装置にお
いて用いられる光取り出し機構15は、図8に示される
如く、導光体14の上面14cに凹部15eをドット状
に離散的に分布して形成した態様が用いられても良い。
すなわち、凹部15eをドット状に配置することで、面
内でのムラをよりきめ細かく制御することが可能とな
り、特に、図8(b)に示される如くに、発光ダイオー
ド素子16aから導光体14に、直接、照明光線を入射
させるようにすれば、光源付近で輝度ムラが目立ちやす
くなる問題が解消されるのである。
【0031】本発明の液晶ディスプレイ装置において、
光取り出し機構15の配置ピッチP2は、被照明体であ
るカラーフィルター11を有する反射型液晶パネル12
に配設されたRGBピクセル11a、11b、11cの
配置ピッチP1を基準として決定される。これは、従来
型のフロントライトでは、加工が簡単になることから、
RGBピクセル11a〜11cの配置ピッチP1の2倍
を越えるような粗いピッチ(例えば、300μm程度)
が選択されていたが、この様な粗いピッチではモアレ模
様はある程度までは緩和出来たとしても、カラーフィル
ターが存在することによる色のにじみを除去することが
困難であるためである。
【0032】すなわち、通常のモノクロ型反射液晶パネ
ルであれば、単純にブラックマトリクスとの干渉が防止
出来れば外観を悪化させる現象は発生しないため、例え
ば、ブラックマトリクスピッチを大きく越えるような2
00〜300μmもの粗いピッチで構成された光取リ出
し機構であっても十分に実用に供することが出来た。
【0033】しかしながら、カラーフィルター11が配
設されたカラー反射型液晶の場合には、この様な簡単な
設計手順は全く通用しないのであり、RGB三色の干渉
関係が、それぞれ波長が異なることによって微妙に違い
を生じることを考慮して、色にじみの効果を完全に除去
するピッチ配置の設計がなされなければならないのであ
る。
【0034】具体的には、図1に示される如く、カラー
フィルター11におけるRGBピクセル11a〜11c
の配置ピッチP1に対して、対応する方向への光取り出
し機構の配置ピッチP2が、 0.588×P1 ≦P2≦0.909×P1、 もしくは、 1.1×P1≦P2≦1.7×P1、 の範囲、より好ましくは、 0.722×P1≦P2≦0.883×P1、 もしくは、 1.135×P1≦P2≦1.435×P1、 の範囲、更に好ましくは、 0.789×P1≦P2≦0.869×P1、 もしくは、 1.152×P1≦P2≦1.302×P1、 の範囲とされるのである。このようにして光取り出し機
構15のピッチP2を定めることにより、モアレ模様や
色にじみの無い、極めて外観品質に優れたフロントライ
ト用の導光体14を得ることが出来るのである。
【0035】上述のような設計指針に基づいて、カラー
フィルター11に対して光取り出し機構15のピッチ配
置を定めた本発明におけるフロントライト用の導光体1
4は、特に、図1及び図2に見られるような、ストライ
プ状のRGBピクセル11a〜11cを有するカラーフ
ィルター11を用い且つ光源16が図1及び図2に示さ
れるように導光体14の一側端部14aに配設され、例
えば非対称プリズム部15aをアレー状に形成してなる
光取り出し機構15をカラーフィルター11のRGBス
トライプと略並列して配置しなければならない場合等に
極めて有効である。
【0036】また、本発明におけるフロントライト用の
導光体において、特に好ましくは、光取り出し機構15
の配置ピッチP2は一定ではなく、ランダムにピッチが
変化する態様とされている。これによって、モアレ模様
や色にじみの問題を、一層、発生しづらくするばかりで
なく、反射型液晶パネルをドライブして行う、画像表示
パターンを変化させたモアレ模様の発生テストでも、問
題を起こリづらくすることが可能となるのである。
【0037】本発明における好ましい態様のフロントラ
イト用の導光体14は、樹脂材料によって形成される。
特に、アクリル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリ
エステル系樹脂、又は環状ポリオレフィン系樹脂が好適
に用いられる。また、導光体14は被照明体の前面部に
配設されるため、外光の反射やパターン見えによる画像
品質の悪化を防止する上で、導光体14には反射防止処
理やアンチグレア処理が施されていることが好ましく、
特に下面14b側への処理が有効である。
【0038】具体的には、フッ化マグネシウム、フッソ
系樹脂等の低屈折率物質を用いた多層薄膜コーティング
による方法、反射防止処理加工の施されたフィルムを貼
り付けることによる方法、表面部のビーズコーティン
グ、マット処理等によってアンチグレア処理を施す方法
が代表的である。
【0039】本発明の液晶ディスプレイ装置において、
反射型液晶パネルを用いた液晶ディスプレイ装置とは、
液晶セル面内、もしくは背面に高反射率の反射板を配
し、外光を反射して表示に用いる液晶ディスプレイ装置
のことであり、詳しくは単純マトリクス駆動スーパーツ
イステッドネマチックモード、アクティブマトリクス駆
動ツイステッドネマチックモード、単純マトリクス駆動
ゲストホストモード等の液晶表示素子が挙げられ、これ
ら液晶ディスプレイ装置の前面に前述した導光体14を
有するフロントライト13を配設することによって、暗
所においても視認性の良好な反射型の液晶ディスプレイ
装置を提供することが可能である。
【0040】以上の様に、本発明によってカラーフィル
ターを用いた反射型の液晶ディスプレイ装置におけるフ
ロントライトとして、十分な照明効率を備えながら、モ
アレ模様や色にじみ等の外観を悪化させる現象が発生す
ることが無い、液晶ディスプレイ装置として極めて好適
な特性を兼ね備えた照明光学系を提供することが可能と
なった。
【0041】
【実施例】以下、本発明を実施例により、さらに詳細に
説明するが、本発明はその要旨を越えない限り、以下の
実施例に限定されるものではない。 (実施例1)図1に示した構造のフロントライト付き反
射型の液晶ディスプレイ装置を製造した。導光体14と
して214.4×162.7mm、厚み2.0mmのア
クリル樹脂(三菱レイヨン製アクリペットTF8)を使
用し、長辺部に管径1.6mmφなる冷陰極管(ハリソ
ン東芝ライティング製)からなる線状光源16を配設
し、該冷陰極管の周囲を白色フィルムからなるリフレク
タ19で覆って導光体14の側端部14aに照明光線が
入射する構造とした。
【0042】導光体14の断面形状は、図1に示される
如く、上面14cが非対称のプリズム部15aをアレー
状に形成した形状とされた。すなわち、光の方向変換に
寄与する傾斜面部150の傾斜角度αを43度とし、逆
側の傾斜角度を2度として、被照明体である反射型液晶
パネルに、図5に示すような経路を経て、照明光線が当
たる様、マイクロプリズムアレーが光取り出し機構15
として導光体14の上面14cに形成された。
【0043】マイクロプリズムアレー構造が形成された
金型の作成は、ステンレス鋼材(SUS304)上にニ
ッケル無電解メッキが施された母材を単結晶ダイアモン
ドバイトによってフライス加工する方法が用いられ、こ
の方法によって製作した金型をスタンパとして定法の射
出成型法によって上記導光体が成型された。
【0044】また、反射型液晶パネルとしては、図1に
示される如く、ストライプ状にRGBピクセル(80μ
m×240μm)11a〜11cが配置されたカラーフ
ィルター11を有する、カラー反射型液晶パネルが用い
られ、且つ導光体14の上面14cにアレー状に形成さ
れた断面非対称なプリズム部15aの尾根線がカラーフ
ィルター11にあるRGBストライプと略平行となる様
に、導光体14の光取り出し機構15が設けられた。
【0045】外観的に好ましくないモアレ模様や色にじ
み現象を抑制するため、稜線の配置ピツチ(P2)は9
3.7μmとされ、RGBピクセル11a〜11cの配
置ピッチ(P1)80μmに対して1.171倍とする
設計とされた。導光体14の両表面には共にシリカによ
るアンカーコート処理を施した後にフッ化マグネシウム
とチタニアからなる反射防止膜を電子ビーム蒸着法によ
り蒸着し反射防止処理を施した。550nmにおける透
過率は0.37%である。
【0046】フロントライトの点灯には管電流が4.5
mAで一定となるようにして、専用のインバータユニッ
トを用いて点灯した。有効発光エリアから10mm内側
の長方形を縦横4等分し、交点25点を測定ポイントと
して、輝度測定装置(トプコム製、BM−7)を用いて
反射型液晶パネル上の輝度を測定した。結果を表1に示
す。
【0047】カラーフィルター11のRGBピクセル1
1a〜11cに対して適切に導光体14の光取リ出し機
構15の配置ピッチP2が定められたため、モアレ模様
ばかりでなく、色にじみ現象についても目立たないレベ
ルに抑えられ、外観的に極めて好ましいフロントライト
付きの液晶ディスプレイ装置が得られた。
【0048】(実施例2)実施例1記載の導光体14に
おいて、光取り出し機構15である非対称プリズムアレ
ーの配置ピッチP2が92.8μm〜96.8μmの範
囲でランダムに揺らぐ様にしたことの他は実施例1と同
様にして、フロントライト付きの液晶ディスプレイ装置
を得た。結果を表1に示す。
【0049】(実施例3)実施例1記載の導光体14に
おいて、光取り出し機構15である非対称プリズムアレ
ーの配置ピッチP2を68.5μmとしたことの他は実
施例1と同様にして、フロントライト付きの液晶ディス
プレイ装置を得た。結果を表1に示す。
【0050】(実施例4)実施例1記載の導光体14に
おいて、光取り出し機構15である非対称ブリズムアレ
ーの配置ピッチP2が65.0μm〜69.0μmの範
囲でランダムに揺らぐ様にしたことの他は実施例1と同
様にしてフロントライト付きの液晶ディスプレイ装置を
得た。結果を表1に示す。
【0051】(比較例1)実施例1記載の導光体14に
おいて、光取り出し機構15である非対称プリズムアレ
ーの配置ピツチP2を154μmとしたことの他は実施
例1と同様にして、フロントライト付きの液晶ディスプ
レイ装置を得た。結果を表1に示す。
【0052】(比較例2)実施例1記載の導光体14に
おいて、光取り出し機構である非対称プリズムアレーの
配置ピッチP2が149.0μm〜235.0μmの範
囲でランダムに揺らぐ様にしたことの他は実施例1と同
様にして、フロントライト付きの液晶ディスプレイ装置
を得た。結果を表1に示す。
【0053】(実施例5)導光体14として42.0×
29.0mm、厚み1mmのアクリル樹脂を使用し、図
2に示されるように短辺部に第2の導光体である光学ロ
ッド17を配置し、光学ロッド17の側端部に幅2.4
mmのGaN系白色LEDからなる発光ダイオード16
aを2個配設した。光学ロッド17には、図3(a)に
示される如く、頂角90度、ピッチ150μmなるV溝
が密に側端部に設けられて、点光源である白色LEDか
らの出射光を線状光源に変換している。また光学ロッド
17の周囲は白色ポリエステルフィルムからなるリフレ
クタ19で覆った。
【0054】導光体14の断面形状は、図2及び図4
(d)に示される如く、上面14cがV溝15bをアレ
ー状に形成した形状(V溝アレー)とされ、具体的に
は、V溝15bは、その傾斜面部150の傾斜角度αが
45度とされ、幅が20μmとされ、被照明体である反
射型液晶パネルに、傾斜面部150を経て照明光線があ
たる様にアレー状に形成された。
【0055】V溝アレー構造が形成された金型の作成に
は、鏡面研磨したアクリル樹脂を単結晶ダイアモンドバ
イトによってフライス加工する方法が用いられ、この方
法によって製作したアクリル樹脂を母型(マスター)と
してアクリル樹脂上にニッケル蒸着を施し、更にニッケ
ル電鋳加工を行ってV溝を転写出来る金型を得た。この
金型をスタンパとして定法の射出成型法によって上記導
光体が成型された。
【0056】また、反射型液晶パネルとしては、図2に
示される如く、ストライプ状にRGBピクセル(72μ
m×220μm)が配置されたカラーフィルターを有す
る、カラー反射聖液晶パネルが用いられ、かつ、導光体
14の上面14cに設けられたV溝アレー部の尾根線が
カラーフィルター11にあるRGBストライプと略平行
となる様に、導光体14の光取リ出し機構15が設けら
れた。
【0057】外観的に好ましくないモアレ模様や色にじ
み現象を抑制するため、稜線の配置ピッチ(P2)は8
4.0μmとされ、RGBピクセルの配置ピッチ(P
1)72.0μmに対して1.167倍とする設計とさ
れた。
【0058】導光体14の両表面には共にシリカによる
アンカーコート処理を施した後にフッ化マグネシウムと
チタニアからなる反射防止膜を電子ビーム蒸着法により
蒸着し反射防止処理を施した。550nmに於ける透過
率は0.49%である。
【0059】フロントライトの点灯には順方向電流が2
0.0mAで一定となるようにして、専用のインバータ
ユニットを用いて点灯した。有効発光エリアから5mm
内側の長方形を縦横2等分し、交点9点を測定ポイント
として、輝度測定装置(トプコム製、BM−7)を用い
て反射型液晶パネル上の輝度を測定した、結果を表1に
示す。
【0060】カラーフィルター11のRGBピクセルに
対して適切に導光体14の光取リ出し機構15の配置ピ
ッチP2が定められたため、モアレ模様ばかりでなく、
色にじみ現象についてても目立たないレベルに抑えら
れ、外観的に極めて好ましいフロントライト付きの液晶
ディスプレイ装置が得られた。
【0061】(実施例6)実施例5記載の導光体14に
おいて、光取り出し機構15であるV溝アレーの配置ピ
ッチP2を58.3μmとしたことの他は実施例5と同
様にして、フロントライト付きの液晶ディスプレイ装置
を得た。結果を表1に示す。
【0062】(実施例7)実施例5記載の導光体14に
おいて、光取リ出し機構15であるV溝アレーの配置ピ
ッチP2が83.5μm〜91.4μmの範囲でランダ
ムに揺らぐ様にしたことの他は実施例5と同様にしてフ
ロントライト付きの液晶ディスプレイ装置を得た。結果
を表1に示す。
【0063】(比較例3)実施例5記載の導光体14に
おいて、光取リ出し機構15であるV溝アレーの配置ピ
ッチP2を139μmとしたことの他は実施例5と同様
にして、フロントライト付きの液晶ディスプレイ装置を
得た。結果を表1に示す。
【0064】(比較例4)実施例5記載の導光体14に
おいて、光取り出し機構15であるV溝アレーの配置ピ
ッチP2が155.0μm〜211.0μmの範囲でラ
ンダムに揺らぐ様にしたことの他は実施例5と同様にし
て、フロントライト付き液晶ディスプレイ装置を得た。
結果を表1に示す。
【0065】
【表1】
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のフロント
ライト用の導光体によれば、カラーフィルターのRGB
ピクセルに対して適切に導光体の光取リ出し機構の配置
ピッチが定められるため、モアレ模様ばかりでなく、色
にじみ現象についても目立たないレベルに抑えられ、外
観的に極めて好ましいフロントライト用の導光体を得る
ことができる。
【0067】また、本発明におけるフロントライト用の
導光体を用いた液晶ディスプレイ装置によれば、十分な
照明効率を備えながら、モアレ模様や色にじみ等の外観
を悪化させる現象が発生することが無い、極めて好適な
特性の照明光学系を備えた液晶ディスプレイ装置を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る液晶ディスプレイ装
置の主要部を概略的に示す構成説明図である。
【図2】本発明の他の実施形態に係る液晶ディスプレイ
装置の主要部を概略的に示す構成説明図である。
【図3】本発明の液晶ディスプレイ装置で用いられるフ
ロントライトにおいて導光体の一側端部に配設する光源
の別な具体例を概略的に示す平面図である。
【図4】本発明の液晶ディスプレイ装置で用いられるフ
ロントライトにおいて導光体の上面に形成される各種の
光取り出し機構を概略的に示す断面図である。
【図5】図4に示される光取り出し機構の一例を用いて
当該光取り出し機構を構成する傾斜面部における傾斜角
度αの定義を説明する構成説明図である。
【図6】本発明の液晶ディスプレイ装置で用いられるフ
ロントライトにおいて導光体の下面に形成される各種の
光取り出し機構を概略的に示す断面図である。
【図7】図6に示される光取り出し機構の一例を用いて
当該光取り出し機構を構成する凸突起部における深さH
と幅Wの定義を説明する構成説明図である。
【図8】本発明の更に他の実施形態に係る液晶ディスプ
レイ装置の主要部を概略的に示す構成説明図である。
【図9】従来のフロントライト付き液晶ディスプレイ装
置の主要部を概略的に示す構成説明図である。
【符号の説明】
10 液晶ディスプレイ装置 11 カラーフィルター 11a〜11c RGBピクセル 12 反射型液晶パネル 13 フロントライト 14 導光体 14a 一側端部(光入射面) 14b 導光体の下面 14c 導光体の上面 15 光取り出し機構 15a 非対称型のプリズム部 15b V溝 15c U溝 15d 凸突起 15e 凹部 16 光源 16a 発光ダイオード 17 光学ロッド 18 光出射機構 19 リフレクタ 20 導光体光入射面に対する法線 21 光線の軌跡 22a、22b 光線の軌跡 150 傾斜面部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02F 1/1335 505 G02F 1/1335 505 1/13357 1/13357 G09F 9/00 336 G09F 9/00 336B 9/30 390 9/30 390Z 9/35 9/35 // F21Y 101:02 F21Y 101:02 103:00 103:00 Fターム(参考) 2H038 AA55 BA06 2H048 BA02 BB02 BB10 BB42 2H091 FA03X FA23X FA37X FC25 FD06 LA19 5C094 AA02 AA08 AA48 BA43 CA19 CA24 EA06 EB02 EB04 ED01 ED03 FA01 FA04 JA01 5G435 AA01 AA04 BB12 BB16 CC09 CC12 EE22 FF02 FF08 GG12

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラーフィルターを有する反射型液晶パ
    ネルの前面に配設されて用いられるフロントライト用の
    導光体であって、 前記導光体には、前記反射型液晶パネルの配設方向へ光
    を出射させる光取り出し機構が設けられ、前記カラーフ
    ィルターのRGBピクセルの配置ピッチをP1とし、前
    記光取り出し機構の配置ピッチをP2とする時、 0.588×P1≦P2≦0.909×P1、 もしくは、 1.1×P1≦P2≦1.7×P1、 なる関係を満足するように前記P2が定められているこ
    とを特徴とするフロントライト用の導光体。
  2. 【請求項2】 前記光取り出し機構が、前記導光体の前
    記反射型液晶パネルと相対する面側に設けられた傾斜角
    25〜65度なる多数の傾斜面部で形成されていること
    を特徴とする請求項1に記載のフロントライト用の導光
    体。
  3. 【請求項3】 前記光取り出し機構が、前記導光体にお
    ける反射型液晶パネル配設側の面に設けられた断面アス
    ペクト比0.7〜2.5なる多数の凸突起で形成されて
    いることを特徴とする請求項1に記載のフロントライト
    用の導光体。
  4. 【請求項4】 前記光取リ出し機構の前記配置ピッチP
    2が、ランダムに変化していることを特徴とする請求項
    2又は3に記載のフロントライト用の導光体。
  5. 【請求項5】 前記導光体における反射型液晶パネル配
    設側表面には反射防止処理が施されていることを特徴と
    する請求項2〜4のいずれかに記載のフロントライト用
    の導光体。
  6. 【請求項6】 前記導光体の少なくとも一方の面にはア
    ンチグレア処理が施されていることを特徴とする請求項
    2〜5のいずれかに記載のフロントライト用の導光体。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載のフロン
    トライト用の導光体を反射型液晶パネルの前面に配設し
    てなる液晶ディスプレイ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7990056B2 (en) * 2007-12-21 2011-08-02 Commissariat A L'energie Atomique Display device comprising color filters and electronically aligned photo-emissive elements
KR101481677B1 (ko) * 2012-11-30 2015-01-13 엘지디스플레이 주식회사 백 라이트 유닛과 이를 포함하는 액정표시장치 및 백라이트 유닛의 제조방법

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