JP2003119740A - 支柱キャップ - Google Patents

支柱キャップ

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JP2003119740A JP2001321539A JP2001321539A JP2003119740A JP 2003119740 A JP2003119740 A JP 2003119740A JP 2001321539 A JP2001321539 A JP 2001321539A JP 2001321539 A JP2001321539 A JP 2001321539A JP 2003119740 A JP2003119740 A JP 2003119740A
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Abstract

(57)【要約】 【課 題】 簡単な構造で製作が容易ながらも、車両そ
の他の接触など外部からの衝撃によっても容易に脱落す
るおそれのない安全な支柱キャップを提供する。 【解決手段】キャップ本体1と支持体2とから鋼製板を
用いてプレス成形により製作し、キャップ本体1は管体
3の上端を覆う覆い部11と管体3の外径よりも大径の
裾部12とからなり、支持体2は鋼製の板体が折り曲げ
られてその断面は平板部21とその両側に曲折されたZ
折曲部22とからなるZ形になされてその上部が前記覆
い部に溶接によって固定され、その断面の相対するZ折
曲部22の縁端部222間の寸法を管体3の内径寸法と
同じかごく僅かに大なる寸法とするとともに、Z折曲部
22の縁端部222の下端を切り欠いて切欠部24を形
成させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路柵等を構成す
る管状支柱の上端部やビーム(横桟)の端部等、管体に
使用される支柱キャップに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、管体に使用される支柱キャップと
してその端部に外嵌される有底筒状の蓋体が一般的に用
いられており、その確実な固着方法としてたとえば実公
平6−19607号公報において有底筒状のキャップ本
体内に固着された板金製係止具から突出された複数の係
止片が、この係止具付きキャップにパイプ端部を挿入さ
せた際にパイプ内周面に圧接係合されるような構成とな
されてキャップのパイプからの抜脱が阻止されるべくな
されたパイプ用キャップが開示されている。
【0003】また実用新案登録第2594965号公報
に支柱の上端開口を塞ぐ上面部と、この上面部の下側面
に一体的に取り付けられ、支柱内に付帯設備の支持用と
して通されるボルトに嵌合する嵌合部を下端に有する支
持板部とから構成された支柱キャップが開示されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実公平
6−19607号公報に開示された支柱キャップでは、
パイプ内周面に対して複数の係止片それぞれはほんの点
的な接合状態で圧接されているだけであり、外部からの
衝撃等でパイプがわずかに変形しただけでもその圧接係
合が外れてしまうおそれがあり、支柱キャップが支柱か
ら脱落するという危険を伴ったものである。また、実用
新案登録第2594965号公報に開示された支柱キャ
ップでは、上面部の下側面に一体的に取り付けられた支
持板部の嵌合部がボルトに嵌合されているのみであり、
外部からの衝撃等で嵌合部とボルトとの結合力が低下し
て、支柱キャップが支柱から脱落するおそれがある。
【0005】本発明は上記課題に鑑みてなされ、簡単な
構造かつ外部からの衝撃等によって容易に脱落すること
のない支柱キャップを提供するのを目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明支柱キャップは、キャップ本体と支持体とからな
り、キャップ本体は管体端部を覆う覆い部と管体外径よ
り僅かに大径の裾部とからなり、支持体は板体が折り曲
げられてその水平断面形が平板部とその両側に曲折され
たZ折曲部とからなるZ形になされその上部が前記覆い
部に固定されて支持体の下部側から管体内径に挿入さ
れ、その支持体の断面の相対するZ折曲部の縁端部間の
寸法が管体内径寸法と同じかごく僅かに大なる寸法とな
されるとともに、Z折曲部の縁端部下端が切り欠かれて
いるものである。
【0007】本発明によれば、支持体は一枚の板体で打
ち抜き加工等により一体成形でき、キャップ本体に溶接
加工等で組み立てられ、製造工程が簡単であるにもかか
わらず、支持体のZ折曲部の縁端部下端が切り欠かれた
部分から簡単に管体内に挿入させることができ、支持体
の断面の相対するZ折曲部の縁端部間の寸法が管体の内
径寸法と同じかごく僅かに大なる寸法となされているた
めに支持体が管体内に深く挿入されるにしたがって支持
体の両側に曲折されたZ折曲部のその曲折されたバネ弾
性力がはたらいてその縁端部が管体内壁面長さ方向に線
状に圧接され、支柱キャップが奥側に挿入されるほどよ
り強く固着されて、支柱キャップと管体とを強固に一体
化することができる。
【0008】また、本発明支柱キャップは、キャップ本
体の覆い部に裾部の内径寸法よりも小径寸法となされた
段部が形成されるとともに、支持体の上部がその段部に
挿嵌されたうえで支持体の固定がなされたものである。
【0009】本発明によれば、キャップ本体の段部に支
持体の上部が挿嵌されることによりキャップ本体の覆い
部の内径寸法内の支持体固定位置を、段部における内径
寸法をガイドに配置させることで製作工程を正確に早く
することができて製作工程の省力化が推進されてコスト
面で好ましい。
【0010】さらに、本発明支柱キャップは、支持体の
中程が開口されて開口孔が形成され、その開口孔を管体
断面方向に貫通する貫通ボルトが貫通するような位置関
係に形成されている場合には、この支柱キャップを伴っ
た柵等が設置された後には、その支持体の開口孔に貫通
ボルトが貫通されているため、例えば車両の衝突など支
柱キャップを抜き去るほどの強力な力がかかったとして
も開口孔が貫通ボルトに引っ掛かって支柱キャップが脱
落することがなく、支柱キャップが飛散する等二次災害
の原因となることもない。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明支柱キャップの実施
形態について、図面を参照して説明する。図1は本発明
一実施形態の例、図2は本発明のその他の実施形態の
例、また、図3は本発明支柱キャップのさらに別の実施
形態の例を表す、それぞれ縦断面図(側面図)、および
横断面図である。
【0012】図においてA,B,Cは本発明支柱キャッ
プで、キャップ本体1と支持体2とからなり、キャップ
本体1は管体3の上端を覆う覆い部11と管体3外径よ
り大径の裾部12とからなり、鋼製板によるプレス成形
で製作されたものである。
【0013】支持体2は、鋼製の板体が折り曲げられて
その水平断面形が平板部21とその両側に曲折されたZ
折曲部22とからなるZ形となされ、その上部が覆い部
11に溶接固定されている。そして、その支持体2の断
面の相対するZ折曲部22の縁端部222間の寸法は管
体内径寸法と同じかごく僅かに大なる寸法となされると
ともに、Z折曲部22の縁端部222の下端が切り欠か
れて切欠部24が形成されている。
【0014】ここで、支持体2のZ折曲部22の縁端部
222は、縦方向に長いほど管体3の内壁面長さ方向に
線状に圧接される部分が十分確保され、支柱キャップが
奥側に挿入されるほどより強く固着されて支柱キャップ
と管体とを強固に一体化することができる。また、Z折
曲部22の縁端部222の下端の切欠部24の形状とし
ては、先端カドが面取りされたようなものなどでもかま
わない。
【0015】また、支持体2の中程には開口孔23が形
成されていてもよく、その場合には、図2に示すように
開口孔23は管体3を断面方向に貫通する貫通ボルト3
1が貫通可能なような位置関係に形成されている。
【0016】そこで、その貫通ボルト31の貫通位置は
支持体2の開口孔23の下端付近となされているほう
が、たとえ支柱キャップが抜けかけても開口孔23の下
端縁ですぐに貫通ボルトに当たってしまって支柱キャッ
プが抜け難く好ましい。
【0017】管体3を断面方向に貫通する貫通ボルト3
1は、本発明に係る支柱キャップを固定するため専用に
設けられる他、この道路柵等の支柱の上部近辺に固定さ
れるビームパイプ等の柵体を取り付けるための継手金具
を固定するための固定ボルトを兼用したものなど、別の
機能を伴ったものであってもよい。
【0018】さらに、キャップ本体1の覆い部11に裾
部の内径寸法よりも小径寸法となされた段部13が形成
されるとともに、支持体2の上部がその段部13に挿嵌
されたうえで支持体の固定がなされた場合を表したの
が、図2,3である。これらの場合、支持体2の上部が
ちょうどほぼ段部13の内径寸法よりもごく僅か小さい
程度の寸法の突出部25として形成されており、支持体
2をキャップ本体1に固定する際に段部13における内
径寸法がガイドとなってこれら両者を組み立てる工程を
正確にかつ早くすることができ、製作工程の省力化が推
進されて好ましい。
【0019】そして、支柱キャップとしては単に柵用支
柱の上端開口を塞ぐ機能のほかに、図3に表したように
そのキャップ上に手摺りビームが架設された継手の機能
等をもったものに用いられても、支柱キャップの固定が
しっかりと確実になされて、かつ貫通ボルトによる抜け
止めがなされた場合には継手機能をもったキャップが脱
落する心配がないので好適に適用される。本実施形態例
では、支柱3の頂部に部分的に球面が形成された継手受
け部26を有する球面付キャップ14が嵌挿され、その
球面に沿って摺動可能となされて継手4の角度調節自在
の球面状が形成された継手本体41がその頂部に載置さ
れたうえで固定され、継手41から横方に連接して手摺
受け部42が突出されて、この手摺受け部42に手摺ビ
ーム5の端部が支持固定されたものである。
【0020】なお、上述の実施形態例はいずれも柵用支
柱の上端に嵌挿される支柱キャップを中心に説明を行っ
たが、その他管状のビーム(横桟)の管体端部等につい
ても同様に適用されてその端部が塞がれればよい。
【0021】
【実施例1】・・・図1参照。 キャップ本体1は鋼鉄板製で管体3端部を覆う覆い部1
1は直径52.0mm、肉厚1.4mmとなされ、裾部12
の高さは7mm、内径49.2mmとなされた。
【0022】支持体2は、鋼製の板体が折り曲げられて
その水平断面形が平板部21とその両側に曲折されたZ
折曲部22とからなるZ形になされた長さが70mmのも
ので、その支持体2の断面の相対するZ折曲部22の縁
端部222間の寸法は管体の内径寸法43.8mmより僅
かに大なる45.3mmに設計され、その支持体2の上部
の一部が曲折された部分において前記キャップ本体1の
覆い部内面にスポット溶接によって固定されて支柱キャ
ップAとなされた。また、支持体2のZ折曲部22の縁
端部222の下端に幅2mm×長さ15mmの切欠部24を
形成させた。なお、支持体2の平板部21とZ折曲部2
2との成す角度は、Z折曲部22にバネ弾性を与えるた
め鋭角が好ましく、本実施形態の例では約60度とし
た。
【0023】一方、管体3は外径48.6mm、肉厚2.
4mmとなされた防護柵の支柱として、あるいはビームパ
イプとして用いられるものである。
【0024】この管体3の端部に上記支柱キャップAを
被冠し、支持体2を管体3内に挿入して支柱キャップA
をさらに深く挿入することによって支持体2の両側に曲
折されたZ折曲部22のその曲折されたバネ弾性力がは
たらいてその縁端部222が管体内壁面長さ方向に線状
に圧接することとなって、支柱キャップAが管体3の奥
側に挿入されるほどより強く固着されて、支柱キャップ
Aと管体3とを強固に一体化することができた。
【0025】そして、この支柱キャップAが被冠・固着
された管体3端部近辺にハンマーで何度も打撃を加えた
が、上述した管体3内における支柱キャップAの支持体
2の相対する縁端部222の圧接されている線状に沿っ
てちょうど空隙部ができない限りはそう簡単に支柱キャ
ップAを管体3から抜き去ることができなかった。
【0026】
【実施例2】・・・図2参照。 キャップ本体1は鋼鉄板製で支柱3上端を覆う覆い部1
1は直径64.4mm、肉厚1.6mmとなされ、裾部12
の高さは9mm、内径61.2mmとなされており、キャッ
プ本体1の覆い部11に裾部の内径寸法よりも小径の5
2.0mmとなされた段部13を形成させた。なお、この
キャップ本体1の段部13から上部には、55mmφの球
状擬宝珠の化粧頭が形成されたものとした。
【0027】支持体2は、鋼製の板体が折り曲げられて
その水平断面形が平板部21とその両側に曲折されたZ
折曲部22とからなるZ形になされた長さが80mmのも
ので、その支持体2の断面の相対するZ折曲部22の縁
端部222間の寸法は支柱3の内径寸法54.1mmより
僅かに大なる56.0mmに設計され、その支持体2の上
部の一部に段部13の内径寸法よりも僅かに小さい程度
の寸法の51.5mmの突出部25を形成させ、キャップ
本体1の覆い部11の段部13に突出部25を差し込ん
だうえでその部分において溶接により支持体2がキャッ
プ本体1に固定されて支柱キャップBとなされた。ま
た、支持体2の平板部21にはその中程に25mm×60
mmの長円形の開口孔23を、この支持体2付きキャップ
本体1を支柱3上端に被冠・固着された際にその支柱3
の断面方向を貫通する貫通ボルト31が貫通可能なよう
な位置関係に形成させた。なおまた、支持体2のZ折曲
部22の縁端部222の下端部分には幅2.5mm×長さ
20mmの切欠部24を形成させた。そして、支持体2の
平板部21とZ折曲部22との成す角度は、実施例1と
も同じ約60度とした。
【0028】一方、支柱3は外径60.5mm、肉厚3.
2mmとなされ、上端部から65mmの位置に直径12mmの
貫通ボルト31が継手金具用ボルトを兼ねて水平方向に
貫通されるようになされており、この支柱3の上端に上
記支柱キャップBを被冠し、支持体2を支柱3内に挿入
して支柱キャップBをさらに深く挿入することによって
支持体2の両側に曲折されたZ折曲部22のその曲折さ
れたバネ弾性力がはたらいてその縁端部222が支柱内
壁面長さ方向に線状に圧接することとなって、支柱キャ
ップBが支柱3の奥側に挿入されるほどより強く固着さ
れるとともに、前記支柱断面方向に貫通する貫通ボルト
31が固定されて貫通ボルトによる抜け止めがなされ
て、キャップが脱落する心配が全くない支柱キャップB
と支柱3との強固な一体化がなされた。
【0029】
【実施例3】・・・図3参照。 キャップ本体1の覆い部11の裾部の内径寸法がさらに
小径の28.0mmφとなされて図3の高さ25mmのその
頂部が継手受け部26となされている以外には、実施例
2の実施形態の例と同様の構成となされた支柱キャップ
Cを製作した。〔支持体2の突出部25の幅寸法は、覆
い部11の裾部の内径寸法28.0mmφに合わせて2
7.5mmとして、覆い部11の段部13に突出部25を
差し込んだうえその部分において溶接により支持体2が
キャップ本体1に固定された。〕
【0030】なお、本実施形態の例において、支柱キャ
ップCの頂部に球面の一部が形成された継手受け部26
を有する球面付キャップ14となされ、その球面部分に
沿って摺動可能に角度調節自在の球面状の手摺受け本体
41がその継手受け部26上に載置されて固定され、手
摺受け本体41から横方に連接して受け部42が突出し
て形成され、この受け部42に手摺ビーム5の端部が支
持固定されている。
【0031】ここにおいても、実施例2において前述の
ように、支柱キャップCが支柱3の奥側に挿入されるほ
ど、支柱3と支柱キャップCの支持体2の縁端部222
との線状の圧接力が益々増大して支柱キャップと支柱3
とがより強く固着されるとともに、貫通ボルト31によ
る抜け止めによるキャップが脱落する心配が全くない支
柱キャップCと支柱3との強固な一体化がなされた。
【0032】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明支柱キャップ
はキャップ本体と支持体とからなり、キャップ本体は管
体端部を覆う覆い部と管体外径より僅かに大径の裾部と
からなり、支持体は板体が折り曲げられてその水平断面
形が平板部とその両側に曲折されたZ折曲部とからなる
Z形になされその上部が前記覆い部に固定されて支持体
の下部側から管体内径に挿入され、その支持体の断面の
相対するZ折曲部の縁端部間の寸法が管体内径寸法と同
じかごく僅かに大なる寸法となされるとともに、Z折曲
部の縁端部下端が切り欠かれているものであり、支持体
は一枚の板体で打ち抜き加工等により一体成形でき、キ
ャップ本体に溶接加工等で組み立てられ、製造工程が簡
単であるにもかかわらず、支持体のZ折曲部の縁端部下
端が切り欠かれた部分から簡単に支柱内に挿入させるこ
とができ、支持体の断面の相対するZ折曲部の縁端部間
の寸法が管体の内径寸法と同じかごく僅かに大なる寸法
となされているために支持体が管体内に深く挿入される
にしたがって支持体の両側に曲折されたZ折曲部のその
曲折されたバネ弾性力がはたらいてその縁端部が管体内
壁面長さ方向に線状に圧接され、支柱キャップが奥側に
挿入されるほどより強く固着されて、支柱キャップと管
体とを強固に一体化することができる。
【0033】また、本発明支柱キャップは、キャップ本
体の覆い部に裾部の内径寸法よりも小径寸法となされた
段部が形成されるとともに、支持体の上部がその段部に
挿嵌されたうえで支持体の固定がなされた場合には、キ
ャップ本体の段部に支持体の上部が挿嵌されることによ
りキャップ本体の覆い部の内径寸法内の支持体固定位置
を、段部における内径寸法をガイドに配置させることで
製作工程を正確に早くすることができて製作工程の省力
化が推進されてコスト面で好ましい。
【0034】さらに、本発明支柱キャップは、支持体の
中程が開口されて開口孔が形成され、その開口孔が管体
の断面方向に貫通する貫通ボルトが貫通するような位置
関係に形成されている場合には、この支柱キャップを伴
った柵等が設置された後においても、その支持体の開口
孔を貫通ボルトが貫通されているため抜け止め効果が発
揮されてキャップが脱落するようなトラブルの心配が全
くなく、例えば車両の衝突など支柱キャップを抜き去る
ほどの強力な力がかかったとしても、開口孔が貫通ボル
トに引っ掛かって支柱キャップが脱落することがなく、
支柱キャップが飛散する等二次災害の原因となることも
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明支柱キャップの一実施形態例を示す
(a):側面図、および(b):支柱キャップが管体に
取り付けられた状態の横断面図である。
【図2】本発明支柱キャップの他の実施形態の一例を示
す(a):側面図、および(b):支柱キャップの切欠
部が差し込まれるボルト部分断面図である。
【図3】本発明支柱キャップの他の実施形態の一例を示
す(a):側面図、および(b):支柱キャップの切欠
部が差し込まれるボルト付近断面図である。
【符号の説明】
A,B,C 支柱キャップ 1 キャップ本体 11 覆い部 12 裾部 13 段部 14 球面付キャップ 2 支持体 21 平板部 22 Z折曲部 222 縁端部 23 開口孔 24 切欠部 25 突出部 26 継手受け部 3 支柱(管体) 31 貫通ボルト 4 継手 41 継手本体 42 手摺受け部 5 手摺ビーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2D101 CA06 DA04 EA02 FA13 FA23 FB11

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャップ本体と支持体とからなり、キャ
    ップ本体は管体端部を覆う覆い部と管体外径より僅かに
    大径の裾部とからなり、支持体は板体が折り曲げられて
    その水平断面形が平板部とその両側に曲折されたZ折曲
    部とからなるZ形になされその上部が前記覆い部に固定
    されて支持体の下部側から管体内径に挿入され、その支
    持体の断面の相対するZ折曲部の縁端部間の寸法が管体
    内径寸法と同じかごく僅かに大なる寸法となされるとと
    もに、Z折曲部の縁端部下端が切り欠かれている支柱キ
    ャップ。
  2. 【請求項2】 キャップ本体の覆い部に裾部の内径寸法
    よりも小径寸法となされた段部が形成されるとともに、
    支持体の上部がその段部に挿嵌されたうえで支持体の固
    定がなされてなる請求項1記載の支柱キャップ。
  3. 【請求項3】 支持体の中程が開口されて開口孔が形成
    され、その開口孔が管体断面方向を貫通する貫通ボルト
    が貫通するような位置関係に形成されている請求項1又
    は2記載の支柱キャップ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012158909A (ja) * 2011-02-01 2012-08-23 Sekisui Jushi Co Ltd 支柱キャップ及び防護柵
JP2016094720A (ja) * 2014-11-13 2016-05-26 積水樹脂株式会社 防護柵

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JP2012158909A (ja) * 2011-02-01 2012-08-23 Sekisui Jushi Co Ltd 支柱キャップ及び防護柵
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