JP2003114339A - ファイバ巻取収納リール及びファイバ巻取収納方法 - Google Patents
ファイバ巻取収納リール及びファイバ巻取収納方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 余長ファイバの巻取における作業性を向上
し、かつ巻取作業における余長ファイバへのダメージを
回避することができるファイバ巻取収納リール及び巻取
収納方法を提供する。 【解決手段】 テールケーブル１５から出た余長ファイ
バ３４を巻取リール３２に巻取り、巻取った余長ファイ
バ３４を巻取リール収納部３１に収納するファイバ巻取
収納方法において、巻取リール３２を収納部３１ａに収
納することができ、かつ取り出すことができるように巻
取リール収納部３１にピン３３で係合させ、回動させ
て、収納部３１ａの外部で余長ファイバ３４を巻取リー
ル３２に巻取り、余長ファイバ３４を巻取った巻取リー
ル３２を巻取リール収納部３１の収納部３１ａ内部に収
納する。
し、かつ巻取作業における余長ファイバへのダメージを
回避することができるファイバ巻取収納リール及び巻取
収納方法を提供する。 【解決手段】 テールケーブル１５から出た余長ファイ
バ３４を巻取リール３２に巻取り、巻取った余長ファイ
バ３４を巻取リール収納部３１に収納するファイバ巻取
収納方法において、巻取リール３２を収納部３１ａに収
納することができ、かつ取り出すことができるように巻
取リール収納部３１にピン３３で係合させ、回動させ
て、収納部３１ａの外部で余長ファイバ３４を巻取リー
ル３２に巻取り、余長ファイバ３４を巻取った巻取リー
ル３２を巻取リール収納部３１の収納部３１ａ内部に収
納する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、光海底中継器を構
成する圧力筐体の端面板に固定されたテールケーブル内
から出た余長ファイバ（光ファイバ）を巻取るファイバ
巻取収納リール及びファイバ巻取収納方法に関するもの
である。
成する圧力筐体の端面板に固定されたテールケーブル内
から出た余長ファイバ（光ファイバ）を巻取るファイバ
巻取収納リール及びファイバ巻取収納方法に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】図４は、一般的な光海底中継器の構成を
示す断面図で、例えば特開平８−２０５３７５号公報等
に記載されている。
示す断面図で、例えば特開平８−２０５３７５号公報等
に記載されている。
【０００３】図４（ａ）及び（ｂ）において、１は圧力
筐体、２はカプラ、３は光ファイバ、４は中継器回路、
５は放熱・緩衝体構造であり、圧力筐体１は、シリンダ
１１の両端部に端面板１２がはめ込まれ、はめ込み部の
全周が溶接され密閉構造とされ、内部に放熱・緩衝体構
造５を介して中継器回路４が収納されている。１３は端
面板１２を気密に貫通するフィードスルー、１４はフィ
ードスルー１３に挿入されたファイバガイド構造体、１
５はカプラ２部とフィードスルー１３との間を接続する
テールケーブルであり、テールケーブル１５は給電線を
兼ねる耐水圧パイプに複数の光ファイバを収容したもの
である。
筐体、２はカプラ、３は光ファイバ、４は中継器回路、
５は放熱・緩衝体構造であり、圧力筐体１は、シリンダ
１１の両端部に端面板１２がはめ込まれ、はめ込み部の
全周が溶接され密閉構造とされ、内部に放熱・緩衝体構
造５を介して中継器回路４が収納されている。１３は端
面板１２を気密に貫通するフィードスルー、１４はフィ
ードスルー１３に挿入されたファイバガイド構造体、１
５はカプラ２部とフィードスルー１３との間を接続する
テールケーブルであり、テールケーブル１５は給電線を
兼ねる耐水圧パイプに複数の光ファイバを収容したもの
である。
【０００４】図５は、従来の余長ファイバを巻き取る方
法を説明するための図であり、（ａ）は、余長ファイバ
を巻取るファイバ巻取収納リールを示す平面図、（ｂ）
は（ａ）の断面図、（ｃ）は光海底中継器の端面板１２
をシリンダ１１に嵌合する前の組立完了状態を示す構造
図である。図６は、ファイバガイド構造体を示す断面図
であり、複数本の光ファイバ３を金属構造物中にガラス
封止部１９で気密に封止し、図４に示したフィードスル
ー１３に挿入して圧力筐体１を密閉構造にするものであ
る。組立には、図５（ｃ）に示したように、端面板１２
にフィードスルー１３、テールケーブル１５を気密に導
入し、図６に示したファイバガイド構造体１４の光ファ
イバ３をテールケーブル１５に挿入し、さらに、フィー
ドスルー１３にファイバガイド構造体１４を挿入し、テ
ールケーブル１５をカーリングした後、テールケーブル
１５端に取付けられたテールチップ２１をファイバ巻取
収納リール２２に取付け、テールケーブル１５から出た
余長ファイバ２３を、図５（ａ）及び（ｂ）に示したフ
ァイバ巻取収納リール２２内の溝２２ａ形成によって設
けられた巻取部２２ｂにゴム栓２４で押さえつつ巻取
り、図５（ｃ）に示したように、ファイバ巻取収納リー
ル２２を端面板１２にポスト６で固定する。
法を説明するための図であり、（ａ）は、余長ファイバ
を巻取るファイバ巻取収納リールを示す平面図、（ｂ）
は（ａ）の断面図、（ｃ）は光海底中継器の端面板１２
をシリンダ１１に嵌合する前の組立完了状態を示す構造
図である。図６は、ファイバガイド構造体を示す断面図
であり、複数本の光ファイバ３を金属構造物中にガラス
封止部１９で気密に封止し、図４に示したフィードスル
ー１３に挿入して圧力筐体１を密閉構造にするものであ
る。組立には、図５（ｃ）に示したように、端面板１２
にフィードスルー１３、テールケーブル１５を気密に導
入し、図６に示したファイバガイド構造体１４の光ファ
イバ３をテールケーブル１５に挿入し、さらに、フィー
ドスルー１３にファイバガイド構造体１４を挿入し、テ
ールケーブル１５をカーリングした後、テールケーブル
１５端に取付けられたテールチップ２１をファイバ巻取
収納リール２２に取付け、テールケーブル１５から出た
余長ファイバ２３を、図５（ａ）及び（ｂ）に示したフ
ァイバ巻取収納リール２２内の溝２２ａ形成によって設
けられた巻取部２２ｂにゴム栓２４で押さえつつ巻取
り、図５（ｃ）に示したように、ファイバ巻取収納リー
ル２２を端面板１２にポスト６で固定する。
【０００５】さらに、ファイバガイド構造体１４から端
面板１２の内側に出た光ファイバ３を中継器回路４に接
続すると共に、テールケーブル１５の給電線（耐水圧パ
イプ）と中継器回路４とを電気的に接続する。
面板１２の内側に出た光ファイバ３を中継器回路４に接
続すると共に、テールケーブル１５の給電線（耐水圧パ
イプ）と中継器回路４とを電気的に接続する。
【０００６】その後、圧力筐体１内部への海水の侵入防
止及び中継器回路４の防湿のため、端面板１２とシリン
ダ１１との嵌合部を溶接し、気密に封止する。
止及び中継器回路４の防湿のため、端面板１２とシリン
ダ１１との嵌合部を溶接し、気密に封止する。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のファイバ巻
取収納リールを用いた余長ファイバの巻取は、ファイバ
巻取収納リール内の溝形成によって設けられた巻取部に
数本の余長ファイバを１周巻取る毎に、巻取った余長フ
ァイバが溝から突出するのを防止するためにゴム栓をし
て押えながら巻取るために、非常に作業性が悪いという
問題があった。
取収納リールを用いた余長ファイバの巻取は、ファイバ
巻取収納リール内の溝形成によって設けられた巻取部に
数本の余長ファイバを１周巻取る毎に、巻取った余長フ
ァイバが溝から突出するのを防止するためにゴム栓をし
て押えながら巻取るために、非常に作業性が悪いという
問題があった。
【０００８】また、ゴム栓で押さえる際に巻取部の側壁
面に巻取った余長ファイバが擦れるため、光ファイバへ
のダメージを誘発しやすいという問題があった。
面に巻取った余長ファイバが擦れるため、光ファイバへ
のダメージを誘発しやすいという問題があった。
【０００９】本発明は、上記のような問題を解決し、余
長ファイバの巻取における作業性を向上し、かつ巻取作
業における余長ファイバへのダメージを回避することが
できるファイバ巻取収納リール及びファイバ巻取収納方
法を提供するものである。
長ファイバの巻取における作業性を向上し、かつ巻取作
業における余長ファイバへのダメージを回避することが
できるファイバ巻取収納リール及びファイバ巻取収納方
法を提供するものである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明に係るファイバ巻
取収納リールは、圧力筐体の端面板に気密に固定された
フィードスルー及び該フィードスルーに固定されたテー
ルケーブル内に、ファイバガイド構造体に封着された複
数本の光ファイバを結束して挿入し、上記テールケーブ
ルから引出した上記複数本の光ファイバの余長ファイバ
を巻取り、収納するファイバ巻取収納リールにおいて、
該ファイバ巻取収納リールは上記余長ファイバを巻取る
巻取リールと該巻取リールを収納する巻取リール収納部
とを備え、上記巻取リールと巻取リール収納部とは係合
部で連結され、上記巻取リールは、上記巻取リール収納
部の内部に収納することができ、かつ外部に取り出すこ
とができるように上記巻取リール収納部に上記係合部で
係合されているものである。
取収納リールは、圧力筐体の端面板に気密に固定された
フィードスルー及び該フィードスルーに固定されたテー
ルケーブル内に、ファイバガイド構造体に封着された複
数本の光ファイバを結束して挿入し、上記テールケーブ
ルから引出した上記複数本の光ファイバの余長ファイバ
を巻取り、収納するファイバ巻取収納リールにおいて、
該ファイバ巻取収納リールは上記余長ファイバを巻取る
巻取リールと該巻取リールを収納する巻取リール収納部
とを備え、上記巻取リールと巻取リール収納部とは係合
部で連結され、上記巻取リールは、上記巻取リール収納
部の内部に収納することができ、かつ外部に取り出すこ
とができるように上記巻取リール収納部に上記係合部で
係合されているものである。
【００１１】また、巻取リールは、係合部において回動
することによって収納部の内部に収納され、外部へ取り
出されるものである。
することによって収納部の内部に収納され、外部へ取り
出されるものである。
【００１２】また、巻取リールは、巻取部と、該巻取部
の両側に鍔とを備えるものである。
の両側に鍔とを備えるものである。
【００１３】また、鍔の少なくとも一方が巻取リールに
対して着脱できるように設けられているものである。
対して着脱できるように設けられているものである。
【００１４】また、巻取リールは、巻取部の周面に複数
本の光ファイバを束ねた径の余長ファイバを収容できる
曲率の溝が螺刻されているものである。
本の光ファイバを束ねた径の余長ファイバを収容できる
曲率の溝が螺刻されているものである。
【００１５】また、収納した巻取リールを、巻取リール
収納部に固定する固定手段を備えたものである。
収納部に固定する固定手段を備えたものである。
【００１６】本発明に係るファイバ巻取収納方法は、圧
力筐体の端面板に気密に固定されたフィードスルー及び
該フィードスルーに固定されたテールケーブル内に、フ
ァイバガイド構造体に封着された複数本の光ファイバを
結束して挿入し、上記テールケーブルから引出した上記
複数本の光ファイバの余長ファイバを、ファイバ巻取収
納部に巻取り収納する収納するファイバ巻取収納方法に
おいて、上記ファイバ巻取収納部を上記余長ファイバを
巻き取る巻取リールと該巻取リールを収納する巻取リー
ル収納部とで構成し、上記巻取リールと巻取リール収納
部とを係合部で連結し、上記巻取リールを、上記巻取リ
ール収納部の内部に収納することができ、かつ外部に取
り出すことができるように、上記巻取リール収納部に上
記係合部で係合させ、上記巻取リール収納部の外部で上
記余長ファイバを上記巻取リールに巻取り、該余長ファ
イバを巻取った巻取リールを上記巻取リール収納部の内
部に収納するものである。
力筐体の端面板に気密に固定されたフィードスルー及び
該フィードスルーに固定されたテールケーブル内に、フ
ァイバガイド構造体に封着された複数本の光ファイバを
結束して挿入し、上記テールケーブルから引出した上記
複数本の光ファイバの余長ファイバを、ファイバ巻取収
納部に巻取り収納する収納するファイバ巻取収納方法に
おいて、上記ファイバ巻取収納部を上記余長ファイバを
巻き取る巻取リールと該巻取リールを収納する巻取リー
ル収納部とで構成し、上記巻取リールと巻取リール収納
部とを係合部で連結し、上記巻取リールを、上記巻取リ
ール収納部の内部に収納することができ、かつ外部に取
り出すことができるように、上記巻取リール収納部に上
記係合部で係合させ、上記巻取リール収納部の外部で上
記余長ファイバを上記巻取リールに巻取り、該余長ファ
イバを巻取った巻取リールを上記巻取リール収納部の内
部に収納するものである。
【００１７】また、巻取リールは、巻取リール収納部の
係合部において回動できるように係合し、回動させるこ
とによって収納部の内部に収納し、収納部の外部へ取り
出すものである。
係合部において回動できるように係合し、回動させるこ
とによって収納部の内部に収納し、収納部の外部へ取り
出すものである。
【００１８】また、巻取リールは、巻取部と、該巻取部
の両側に鍔とを備えるものである。
の両側に鍔とを備えるものである。
【００１９】また、鍔の少なくとも一方が巻取リールに
対して着脱できるように設けられているものである。
対して着脱できるように設けられているものである。
【００２０】また、巻取リールは、巻取部の周面に複数
本の光ファイバを束ねた径の余長ファイバを収容できる
曲率の溝が螺刻されているものである。
本の光ファイバを束ねた径の余長ファイバを収容できる
曲率の溝が螺刻されているものである。
【００２１】また、収納した巻取リールを、巻取リール
収納部に固定する固定手段を備えたものである。
収納部に固定する固定手段を備えたものである。
【００２２】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
に基づいて説明する。 実施の形態１．図１は、本発明に係るファイバ巻取収納
リールの実施の形態１を示す平面図（ａ）及び部分断面
図（ｂ）である。同図において、３０はファイバ巻取収
納リール、３１は巻取リール収納部であり、巻取リール
収納部３１は容器の形状をした収納部３１ａを有してお
り、収納部３１ａ壁の一部に余長ファイバ３４の先端を
取り出す取り出し口３１ｂが設けられ、収納部３１ａ底
部には雌ネジ３１ｃが設けられ、収納部３１ａ壁の他部
を切り欠いて、この切り欠き部にピン３３が固定されて
いる。３６はテールケーブル端部に設けられたテールチ
ップであり、テールケーブル１５を固定ネジ３６ａで巻
取リール収納部３１に固定するためのものである。
に基づいて説明する。 実施の形態１．図１は、本発明に係るファイバ巻取収納
リールの実施の形態１を示す平面図（ａ）及び部分断面
図（ｂ）である。同図において、３０はファイバ巻取収
納リール、３１は巻取リール収納部であり、巻取リール
収納部３１は容器の形状をした収納部３１ａを有してお
り、収納部３１ａ壁の一部に余長ファイバ３４の先端を
取り出す取り出し口３１ｂが設けられ、収納部３１ａ底
部には雌ネジ３１ｃが設けられ、収納部３１ａ壁の他部
を切り欠いて、この切り欠き部にピン３３が固定されて
いる。３６はテールケーブル端部に設けられたテールチ
ップであり、テールケーブル１５を固定ネジ３６ａで巻
取リール収納部３１に固定するためのものである。
【００２３】３２は巻取リールであり、巻取リール３２
は、巻取リール収納部３１に固定されたピン３３に、ピ
ン３３との係合部で回動できるように係合されており、
下方に回動することによって巻取リール収納部３１の収
納部３１ａ内に収納され、上方に回動することによって
起立して収納部３１ａ外部へ取り出される。
は、巻取リール収納部３１に固定されたピン３３に、ピ
ン３３との係合部で回動できるように係合されており、
下方に回動することによって巻取リール収納部３１の収
納部３１ａ内に収納され、上方に回動することによって
起立して収納部３１ａ外部へ取り出される。
【００２４】余長ファイバ３４を巻取る際、巻取リール
３２を起立させ、巻取の障害となる巻取リール収納部３
１の側壁から回避させることによって、巻取リール３２
の巻取部３２ａの周囲に障害物がない状態で連続して余
長ファイバ３４を巻取ることができるので、巻取作業を
行うときの作業性が向上する。また、巻取後は下方に回
動して巻取リール収納部３１に収納し、ファイバ巻取収
納リール３０の占有体積を小さくすることができる。
３２を起立させ、巻取の障害となる巻取リール収納部３
１の側壁から回避させることによって、巻取リール３２
の巻取部３２ａの周囲に障害物がない状態で連続して余
長ファイバ３４を巻取ることができるので、巻取作業を
行うときの作業性が向上する。また、巻取後は下方に回
動して巻取リール収納部３１に収納し、ファイバ巻取収
納リール３０の占有体積を小さくすることができる。
【００２５】また、巻取リール３２の巻取部３２ａの両
側に内側鍔３２ｂと外側鍔３２ｃを設けることによっ
て、内側鍔３２ｂと外側鍔３２ｃとの間に余長ファイバ
３４が巻取られて巻取部３２ａの外側に突出しないよう
にすることができる。
側に内側鍔３２ｂと外側鍔３２ｃを設けることによっ
て、内側鍔３２ｂと外側鍔３２ｃとの間に余長ファイバ
３４が巻取られて巻取部３２ａの外側に突出しないよう
にすることができる。
【００２６】また、巻取リール３２に設けられた外側鍔
３２ｃを鍔固定ネジ３２ｄで固定し、鍔固定ネジ３２ｄ
によって外側鍔３２ｃを取り外すことができるようにす
ることにより、工場出荷後に客先の海底ケーブルに余長
ファイバ３４を接続する際に、巻取リール３２から余長
ファイバ３４を取り出す作業が容易に行える。この場
合、内側鍔３２ｂを取り外すようにしてもよく、内側鍔
３２ｂ及び外側鍔３２ｃ両方を取り外すようにしてもよ
い。
３２ｃを鍔固定ネジ３２ｄで固定し、鍔固定ネジ３２ｄ
によって外側鍔３２ｃを取り外すことができるようにす
ることにより、工場出荷後に客先の海底ケーブルに余長
ファイバ３４を接続する際に、巻取リール３２から余長
ファイバ３４を取り出す作業が容易に行える。この場
合、内側鍔３２ｂを取り外すようにしてもよく、内側鍔
３２ｂ及び外側鍔３２ｃ両方を取り外すようにしてもよ
い。
【００２７】また、外側鍔３２ｃ側から内側鍔３２ｂ側
へ貫通する巻取リール固定ネジ３２ｅを設け、巻取リー
ル３２を巻取リール収納部３１に収納したとき、巻取リ
ール収納部３１の収納部３１ａ底部に設けた雌ネジ３１
ｃに固定ネジ３２ｅを螺合させることによって、巻取リ
ール収納部３１に巻取リール３２を固定することがで
き、搬送等において巻取リール３２を収納部３１ａに安
定した状態に保つことができる。
へ貫通する巻取リール固定ネジ３２ｅを設け、巻取リー
ル３２を巻取リール収納部３１に収納したとき、巻取リ
ール収納部３１の収納部３１ａ底部に設けた雌ネジ３１
ｃに固定ネジ３２ｅを螺合させることによって、巻取リ
ール収納部３１に巻取リール３２を固定することがで
き、搬送等において巻取リール３２を収納部３１ａに安
定した状態に保つことができる。
【００２８】巻取リール収納部３１に巻取リール３２を
固定する固定手段は、バネ性を有するクリップ等種々の
手段を適用することもできる。
固定する固定手段は、バネ性を有するクリップ等種々の
手段を適用することもできる。
【００２９】巻取リール３２に余長ファイバ３４を巻取
り、巻取リール収納部３１に巻取リール３２を固定した
後、余長分は取り出し口３１ｂから取り出す。図５に示
した従来の技術と同様、ファイバ巻取収納リール３０を
端面板１２にポスト６で固定し、ファイバガイド構造体
１４から圧力筐体１の内側に出た光ファイバ３を中継器
回路４に接続すると共に、テールケーブル１５の給電線
（耐水圧パイプ）と中継器回路４とを電気的に接続し、
さらに、圧力筐体１内部への海水の侵入防止及び中継器
回路４の防湿のため、端面板１２とシリンダ１１との嵌
合部を溶接し、気密に封止する。
り、巻取リール収納部３１に巻取リール３２を固定した
後、余長分は取り出し口３１ｂから取り出す。図５に示
した従来の技術と同様、ファイバ巻取収納リール３０を
端面板１２にポスト６で固定し、ファイバガイド構造体
１４から圧力筐体１の内側に出た光ファイバ３を中継器
回路４に接続すると共に、テールケーブル１５の給電線
（耐水圧パイプ）と中継器回路４とを電気的に接続し、
さらに、圧力筐体１内部への海水の侵入防止及び中継器
回路４の防湿のため、端面板１２とシリンダ１１との嵌
合部を溶接し、気密に封止する。
【００３０】実施の形態２．図２は、本発明に係るファ
イバ巻取収納リールの実施の形態２を示す断面図であ
り、同図において、実施の形態１と同一符号は同一部分
または相当部分を示している。
イバ巻取収納リールの実施の形態２を示す断面図であ
り、同図において、実施の形態１と同一符号は同一部分
または相当部分を示している。
【００３１】本実施の形態は、巻取リール収納部３１の
収納部３１ａ底部に設けた雌ネジ３１ｂに螺合する雄ネ
ジ３５の先端を巻取リール３２が回転しないように係合
させ、雄ネジ３４を回転することによって巻取リール３
２を上下させるものである。
収納部３１ａ底部に設けた雌ネジ３１ｂに螺合する雄ネ
ジ３５の先端を巻取リール３２が回転しないように係合
させ、雄ネジ３４を回転することによって巻取リール３
２を上下させるものである。
【００３２】本実施の形態によれば、雄ネジ３５を回転
し、巻取リール３２を収納部３１ａの外部に押し上げる
ことによって、巻取の障害となる巻取リール収納部３１
の側壁から回避させ、巻取リール３２の巻取部３２ａの
周囲に障害物がない状態で連続して余長ファイバ３４を
巻取ることができるので、巻取作業を行うときの作業性
が向上する。また、巻取後は雄ネジ３５を逆転させて巻
取リール３２を巻取リール収納部３１の収納部３１ａに
収納するとともに、巻取リール３２を巻取リール収納部
３１に固定することができる。
し、巻取リール３２を収納部３１ａの外部に押し上げる
ことによって、巻取の障害となる巻取リール収納部３１
の側壁から回避させ、巻取リール３２の巻取部３２ａの
周囲に障害物がない状態で連続して余長ファイバ３４を
巻取ることができるので、巻取作業を行うときの作業性
が向上する。また、巻取後は雄ネジ３５を逆転させて巻
取リール３２を巻取リール収納部３１の収納部３１ａに
収納するとともに、巻取リール３２を巻取リール収納部
３１に固定することができる。
【００３３】実施の形態３．図３は、本発明に係るファ
イバ巻取収納リールの実施の形態３を示す側面図であ
り、巻取リール３２を拡大して示している。同図におい
て、実施の形態１と同一符号は同一部分または相当部分
を示している。
イバ巻取収納リールの実施の形態３を示す側面図であ
り、巻取リール３２を拡大して示している。同図におい
て、実施の形態１と同一符号は同一部分または相当部分
を示している。
【００３４】本実施の形態においては、巻取リール３２
の巻取部３２ａ周面に、所定の曲率を有する溝３２ｆ
が、外側鍔３２ｃから内側鍔３２ｂに亘って螺刻されて
いる。
の巻取部３２ａ周面に、所定の曲率を有する溝３２ｆ
が、外側鍔３２ｃから内側鍔３２ｂに亘って螺刻されて
いる。
【００３５】溝３２ｆの曲率φＤは、海底中継器の機種
によって異なるが、束ねて巻く光ファイバの束（余長フ
ァイバ３４）の径φｄに対して、φＤ＞φｄとなるよう
に形成する。
によって異なるが、束ねて巻く光ファイバの束（余長フ
ァイバ３４）の径φｄに対して、φＤ＞φｄとなるよう
に形成する。
【００３６】本実施の形態においては、余長ファイバ３
４は、溝３２ｆ内に沿って巻取られ、巻取部３２ａ周面
に整列（平準化）した状態で巻取られるので、余長ファ
イバ３４の特定の箇所に過度な曲げ応力が作用しないよ
うにして、光ファイバの損傷による品質の劣化、あるい
は光伝搬特性の劣化を抑制することができるとともに、
巻取作業の作業性が向上する。
４は、溝３２ｆ内に沿って巻取られ、巻取部３２ａ周面
に整列（平準化）した状態で巻取られるので、余長ファ
イバ３４の特定の箇所に過度な曲げ応力が作用しないよ
うにして、光ファイバの損傷による品質の劣化、あるい
は光伝搬特性の劣化を抑制することができるとともに、
巻取作業の作業性が向上する。
【００３７】
【発明の効果】本発明に係るファイバ巻取収納リールに
よれば、圧力筐体の端面板に気密に固定されたフィード
スルー及び該フィードスルーに固定されたテールケーブ
ル内に、ファイバガイド構造体に封着された複数本の光
ファイバを結束して挿入し、上記テールケーブルから引
出した上記複数本の光ファイバの余長ファイバを巻取
り、収納するファイバ巻取収納リールにおいて、該ファ
イバ巻取収納リールは上記余長ファイバを巻取る巻取リ
ールと該巻取リールを収納する巻取リール収納部とを備
え、上記巻取リールと巻取リール収納部とは係合部で連
結され、上記巻取リールは、上記巻取リール収納部の内
部に収納することができ、かつ外部に取り出すことがで
きるように上記巻取リール収納部に上記係合部で係合さ
れているものであるので、巻取作業を行うときの作業性
が向上するとともに、余長ファイバ（光ファイバ）に擦
傷を生じさせることもない。また、巻取後は巻取リール
収納部に収納し、ファイバ巻取収納リールの占有体積を
小さくすることができる。
よれば、圧力筐体の端面板に気密に固定されたフィード
スルー及び該フィードスルーに固定されたテールケーブ
ル内に、ファイバガイド構造体に封着された複数本の光
ファイバを結束して挿入し、上記テールケーブルから引
出した上記複数本の光ファイバの余長ファイバを巻取
り、収納するファイバ巻取収納リールにおいて、該ファ
イバ巻取収納リールは上記余長ファイバを巻取る巻取リ
ールと該巻取リールを収納する巻取リール収納部とを備
え、上記巻取リールと巻取リール収納部とは係合部で連
結され、上記巻取リールは、上記巻取リール収納部の内
部に収納することができ、かつ外部に取り出すことがで
きるように上記巻取リール収納部に上記係合部で係合さ
れているものであるので、巻取作業を行うときの作業性
が向上するとともに、余長ファイバ（光ファイバ）に擦
傷を生じさせることもない。また、巻取後は巻取リール
収納部に収納し、ファイバ巻取収納リールの占有体積を
小さくすることができる。
【００３８】また、巻取リールは、係合部において回動
することによって収納部の内部に収納され、外部へ取り
出されるものであるので、収納部への巻取リールの収納
及び取り出しが簡単にできる。
することによって収納部の内部に収納され、外部へ取り
出されるものであるので、収納部への巻取リールの収納
及び取り出しが簡単にできる。
【００３９】また、巻取リールは、巻取部と、該巻取部
の両側に鍔とを備えるものであるので、余長ファイバが
巻取リールからはみ出すことなく、安定に巻取ることが
できる。
の両側に鍔とを備えるものであるので、余長ファイバが
巻取リールからはみ出すことなく、安定に巻取ることが
できる。
【００４０】また、鍔の少なくとも一方が巻取リールに
対して着脱できるように設けられているものであるの
で、海底ケーブルに余長ファイバを接続する際に、巻取
リールから簡単に取り出すことができる。
対して着脱できるように設けられているものであるの
で、海底ケーブルに余長ファイバを接続する際に、巻取
リールから簡単に取り出すことができる。
【００４１】また、巻取リールは、巻取部の周面に複数
本の光ファイバを束ねた径の余長ファイバを収容できる
曲率の溝が螺刻されているものであり、余長ファイバを
溝に沿って巻き取り、整列させることができるので、余
長ファイバの特定の箇所に過度な曲げ応力が作用しない
ようにして、光ファイバの損傷による品質の劣化、ある
いは光伝搬特性の劣化を抑制することができるととも
に、巻取作業の作業性が向上する。
本の光ファイバを束ねた径の余長ファイバを収容できる
曲率の溝が螺刻されているものであり、余長ファイバを
溝に沿って巻き取り、整列させることができるので、余
長ファイバの特定の箇所に過度な曲げ応力が作用しない
ようにして、光ファイバの損傷による品質の劣化、ある
いは光伝搬特性の劣化を抑制することができるととも
に、巻取作業の作業性が向上する。
【００４２】また、収納した巻取リールを、巻取リール
収納部に固定する固定手段を備えたものであるので、巻
取リールを収納部に安定した状態に保つことができる。
収納部に固定する固定手段を備えたものであるので、巻
取リールを収納部に安定した状態に保つことができる。
【００４３】本発明に係るファイバ巻取収納方法によれ
ば、圧力筐体の端面板に気密に固定されたフィードスル
ー及び該フィードスルーに固定されたテールケーブル内
に、ファイバガイド構造体に封着された複数本の光ファ
イバを結束して挿入し、上記テールケーブルから引出し
た上記複数本の光ファイバの余長ファイバを、ファイバ
巻取収納部に巻取り収納する収納するファイバ巻取収納
方法において、上記ファイバ巻取収納部を上記余長ファ
イバを巻き取る巻取リールと該巻取リールを収納する巻
取リール収納部とで構成し、上記巻取リールと巻取リー
ル収納部とを係合部で連結し、上記巻取リールを、上記
巻取リール収納部の内部に収納することができ、かつ外
部に取り出すことができるように、上記巻取リール収納
部に上記係合部で係合させ、上記巻取リール収納部の外
部で上記余長ファイバを上記巻取リールに巻取り、該余
長ファイバを巻取った巻取リールを上記巻取リール収納
部の内部に収納するものであるので、巻取作業を行うと
きの作業性が向上するとともに、余長ファイバ（光ファ
イバ）に擦傷を生じさせることもない。また、巻取後は
巻取リール収納部に収納し、ファイバ巻取収納リールの
占有体積を小さくすることができる。
ば、圧力筐体の端面板に気密に固定されたフィードスル
ー及び該フィードスルーに固定されたテールケーブル内
に、ファイバガイド構造体に封着された複数本の光ファ
イバを結束して挿入し、上記テールケーブルから引出し
た上記複数本の光ファイバの余長ファイバを、ファイバ
巻取収納部に巻取り収納する収納するファイバ巻取収納
方法において、上記ファイバ巻取収納部を上記余長ファ
イバを巻き取る巻取リールと該巻取リールを収納する巻
取リール収納部とで構成し、上記巻取リールと巻取リー
ル収納部とを係合部で連結し、上記巻取リールを、上記
巻取リール収納部の内部に収納することができ、かつ外
部に取り出すことができるように、上記巻取リール収納
部に上記係合部で係合させ、上記巻取リール収納部の外
部で上記余長ファイバを上記巻取リールに巻取り、該余
長ファイバを巻取った巻取リールを上記巻取リール収納
部の内部に収納するものであるので、巻取作業を行うと
きの作業性が向上するとともに、余長ファイバ（光ファ
イバ）に擦傷を生じさせることもない。また、巻取後は
巻取リール収納部に収納し、ファイバ巻取収納リールの
占有体積を小さくすることができる。
【００４４】また、巻取リールは、巻取リール収納部の
係合部において回動できるように係合し、回動させるこ
とによって収納部の内部に収納し、収納部の外部へ取り
出すものであるので、収納部への巻取リールの収納及び
取り出しが簡単にできる。
係合部において回動できるように係合し、回動させるこ
とによって収納部の内部に収納し、収納部の外部へ取り
出すものであるので、収納部への巻取リールの収納及び
取り出しが簡単にできる。
【００４５】また、巻取リールは、巻取部と、該巻取部
の両側に鍔とを備えるものであるので、余長ファイバが
巻取リールからはみ出すことなく、安定に巻取ることが
できる。
の両側に鍔とを備えるものであるので、余長ファイバが
巻取リールからはみ出すことなく、安定に巻取ることが
できる。
【００４６】また、鍔の少なくとも一方が巻取リールに
対して着脱できるように設けられているものであるの
で、海底ケーブルに余長ファイバを接続する際に、巻取
リールから簡単に取り出すことができる。
対して着脱できるように設けられているものであるの
で、海底ケーブルに余長ファイバを接続する際に、巻取
リールから簡単に取り出すことができる。
【００４７】また、巻取リールは、巻取部の周面に複数
本の光ファイバを束ねた径の余長ファイバを収容できる
曲率の溝が螺刻されているものであり、余長ファイバを
溝に沿って巻き取り、整列させることができるので、余
長ファイバの特定の箇所に過度な曲げ応力が作用しない
ようにして、光ファイバの損傷による品質の劣化、ある
いは光伝搬特性の劣化を抑制することができるととも
に、巻取作業の作業性が向上する。
本の光ファイバを束ねた径の余長ファイバを収容できる
曲率の溝が螺刻されているものであり、余長ファイバを
溝に沿って巻き取り、整列させることができるので、余
長ファイバの特定の箇所に過度な曲げ応力が作用しない
ようにして、光ファイバの損傷による品質の劣化、ある
いは光伝搬特性の劣化を抑制することができるととも
に、巻取作業の作業性が向上する。
【００４８】また、収納した巻取リールを、巻取リール
収納部に固定する固定手段を備えたものであるので、巻
取リールを収納部に安定した状態に保つことができる。
収納部に固定する固定手段を備えたものであるので、巻
取リールを収納部に安定した状態に保つことができる。
【図１】 本発明に係るファイバ巻取収納リールの実施
の形態１を示す平面図（ａ）及び部分断面図（ｂ）であ
る。
の形態１を示す平面図（ａ）及び部分断面図（ｂ）であ
る。
【図２】 本発明に係るファイバ巻取収納リールの実施
の形態２を示す断面図である。
の形態２を示す断面図である。
【図３】 本発明に係るファイバ巻取収納リールの実施
の形態３を示す側面図である。
の形態３を示す側面図である。
【図４】 海底中継器の一般的な構成を示す断面図であ
る。
る。
【図５】 従来の余長ファイバを巻き取る方法を説明す
るための図である。
るための図である。
【図６】 ファイバガイド構造体の構成を示す断面図で
ある。
ある。
３０ ファイバ巻取収納リール、３１ 巻取リール収納
部、３１ａ 収納部、３１ｂ 取り出し口、３１ｃ 雌
ネジ、３２ 巻取リール、３２ａ 巻取部、３２ｂ 内
側鍔、３２ｃ 外側鍔、３２ｄ 鍔固定ネジ、３２ｅ
巻取リール固定ネジ、３２ｆ 溝、３３ ピン、３４
余長ファイバ、３５ 雄ネジ。
部、３１ａ 収納部、３１ｂ 取り出し口、３１ｃ 雌
ネジ、３２ 巻取リール、３２ａ 巻取部、３２ｂ 内
側鍔、３２ｃ 外側鍔、３２ｄ 鍔固定ネジ、３２ｅ
巻取リール固定ネジ、３２ｆ 溝、３３ ピン、３４
余長ファイバ、３５ 雄ネジ。
Claims (12)
- 【請求項１】 圧力筐体の端面板に気密に固定されたフ
ィードスルー及び該フィードスルーに固定されたテール
ケーブル内に、ファイバガイド構造体に封着された複数
本の光ファイバを結束して挿入し、上記テールケーブル
から引出した上記複数本の光ファイバの余長ファイバを
巻取り、収納するファイバ巻取収納リールにおいて、 該ファイバ巻取収納リールは上記余長ファイバを巻取る
巻取リールと該巻取リールを収納する巻取リール収納部
とを備え、 上記巻取リールと巻取リール収納部とは係合部で連結さ
れ、 上記巻取リールは、上記巻取リール収納部の内部に収納
することができ、かつ外部に取り出すことができるよう
に上記巻取リール収納部に上記係合部で係合されている
ことを特徴とするファイバ巻取収納リール。 - 【請求項２】 巻取リールは、係合部において回動する
ことによって収納部の内部に収納され、外部へ取り出さ
れることを特徴とする請求項１記載のファイバ巻取収納
リール。 - 【請求項３】 巻取リールは、巻取部と、該巻取部の両
側に鍔とを備えることを特徴とする請求項１記載のファ
イバ巻取収納リール。 - 【請求項４】 鍔の少なくとも一方が巻取リールに対し
て着脱できるように設けられていることを特徴とする請
求項３記載のファイバ巻取収納リール。 - 【請求項５】 巻取リールは、巻取部の周面に複数本の
光ファイバを束ねた径の余長ファイバを収容できる曲率
の溝が螺刻されていることを特徴とする請求項３記載の
ファイバ巻取収納リール。 - 【請求項６】 収納した巻取リールを、巻取リール収納
部に固定する固定手段を備えたことを特徴とする請求項
１記載のファイバ巻取収納リール。 - 【請求項７】 圧力筐体の端面板に気密に固定されたフ
ィードスルー及び該フィードスルーに固定されたテール
ケーブル内に、ファイバガイド構造体に封着された複数
本の光ファイバを結束して挿入し、上記テールケーブル
から引出した上記複数本の光ファイバの余長ファイバ
を、ファイバ巻取収納部に巻取り収納する収納するファ
イバ巻取収納方法において、 上記ファイバ巻取収納部を上記余長ファイバを巻き取る
巻取リールと該巻取リールを収納する巻取リール収納部
とで構成し、 上記巻取リールと巻取リール収納部とを係合部で連結
し、 上記巻取リールを、上記巻取リール収納部の内部に収納
することができ、かつ外部に取り出すことができるよう
に、上記巻取リール収納部に上記係合部で係合させ、 上記巻取リール収納部の外部で上記余長ファイバを上記
巻取リールに巻取り、該余長ファイバを巻取った巻取リ
ールを上記巻取リール収納部の内部に収納することを特
徴とするファイバ巻取収納方法。 - 【請求項８】 巻取リールは、巻取リール収納部の係合
部において回動できるように係合し、回動させることに
よって収納部の内部に収納し、収納部の外部へ取り出す
ことを特徴とする請求項７記載のファイバ巻取収納方
法。 - 【請求項９】 巻取リールは、巻取部と、該巻取部の両
側に鍔とを備えることを特徴とする請求項７記載のファ
イバ巻取収納方法。 - 【請求項１０】 鍔の少なくとも一方が巻取リールに対
して着脱できるように設けられていることを特徴とする
請求項９記載のファイバ巻取収納方法。 - 【請求項１１】 巻取リールは、巻取部の周面に複数本
の光ファイバを束ねた径の余長ファイバを収容できる曲
率の溝が螺刻されていることを特徴とする請求項９記載
のファイバ巻取収納方法。 - 【請求項１２】 収納した巻取リールを、巻取リール収
納部に固定する固定手段を備えたことを特徴とする請求
項７記載のファイバ巻取収納方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001308487A JP2003114339A (ja) | 2001-10-04 | 2001-10-04 | ファイバ巻取収納リール及びファイバ巻取収納方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001308487A JP2003114339A (ja) | 2001-10-04 | 2001-10-04 | ファイバ巻取収納リール及びファイバ巻取収納方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003114339A true JP2003114339A (ja) | 2003-04-18 |
Family
ID=19127789
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001308487A Pending JP2003114339A (ja) | 2001-10-04 | 2001-10-04 | ファイバ巻取収納リール及びファイバ巻取収納方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003114339A (ja) |
Cited By (11)
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| US10545305B2 (en) | 2012-12-19 | 2020-01-28 | CommScope Connectivity Belgium BVBA | Distribution device with incrementally added splitters |
-
2001
- 2001-10-04 JP JP2001308487A patent/JP2003114339A/ja active Pending
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| US8189984B2 (en) | 2007-08-06 | 2012-05-29 | Adc Telecommunications, Inc. | Fiber optic enclosure with internal cable spool |
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| US10996417B2 (en) | 2007-08-06 | 2021-05-04 | Commscope Technologies Llc | Fiber optic enclosure with internal cable spool and movable cover |
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