JP2003111695A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP2003111695A
JP2003111695A JP2001310866A JP2001310866A JP2003111695A JP 2003111695 A JP2003111695 A JP 2003111695A JP 2001310866 A JP2001310866 A JP 2001310866A JP 2001310866 A JP2001310866 A JP 2001310866A JP 2003111695 A JP2003111695 A JP 2003111695A
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pipe portion
suction
rotary brush
joint
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Application number
JP2001310866A
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English (en)
Inventor
Koichi Umezawa
功一 梅澤
Hiroshi Takeuchi
洋 竹内
Takanori Nishiyama
高徳 西山
Masaro Sunakawa
正郎 砂川
Tadashi Kitagawa
直史 北川
Hirobumi Tanaka
博文 田中
Shoji Hayashi
正二 林
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源部をコンパクトに収納するとともに、こ
の電源部による継手部の動作範囲に支障をきたすことな
く、かつ冷却効率が図れる電気掃除機を提供することに
ある。 【解決手段】 グリップ部3と延長管部4と吸口体部5
からなるスティック型の組立体200をホース部2から
分離して、独立した電気掃除機として使用可能な電気掃
除機であって、吸口本体20に、回転ブラシ室103
と、この回転ブラシ室103の後方に配置される集塵室
104と送風室105と回転ブラシ駆動室109と、集
塵室104の後方に配置される継手取付部110とを内
蔵させ、集塵室104は、集塵フィルタ53を備え、回
転ブラシ室103と連通して塵埃を含んだ空気を送風室
105と継手取付部110を介して継手部21とに選択
可能な構造を備え、送風室105は、排気口55を備え
るとともに、その排気の一部を回転ブラシ駆動室109
に供給する吸口本体内通路77を備え、この吸口本体内
通路77を継手取付部110の下方に形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気掃除機に係
り、特に、グリップ部と延長管部と吸口体部からなるス
ティック型の組立体を、掃除機本体およびホース部から
分離して、独立した電気掃除機として使用可能とする電
気掃除機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本願出願人は、特願2001−1268
69において、グリップ部と延長管部と吸口体部からな
るスティック型の組立体を、掃除機本体およびホース部
から分離して、独立した電気掃除機として使用可能な電
気掃除機を提案した。
【0003】この特願2001−126869において
は、モータおよび該モータによって駆動される送風機お
よび集塵部を有し商用交流電源を電源とする掃除機本体
と、掃除機本体に接続可能なホース部と、該ホース部に
接続可能で内部に風路を成形したグリップ部と、該グリ
ップ部に接続可能で内部に風路を成形した延長管部と、
該延長管部に接続可能な吸口体部とを備え、吸口体部の
吸口本体内には、送風機と該送風機を駆動する送風機用
モータと回転ブラシと該回転ブラシを駆動する回転ブラ
シ用モータと集塵部とを有し、グリップ部と延長管部と
吸口体部からなるスティック型の組立体を、電池を電源
とした、独立した電気掃除機として使用可能なように、
構成している。そして、スティック型の組立体をホース
部を介して掃除機本体に接続して使用する際には、商用
交流電源を電源とする強力なパワーでの清掃を可能と
し、また、グリップ部と延長管部と吸口体部からなるス
ティック型の組立体を独立した電気掃除機として使用す
る際には、軽量で持ち運びが容易な形態で、かつ、商用
交流電源のない場所での清掃が可能なようになってお
り、ユーザにとって利便性の高いものとなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記特願2001−1
26869で提案された電気掃除機は、上述したように
利便性に優れたものとなっているが、さらに種々の工夫
を施し、より一層の使い勝手の向上、より一層ユーザフ
レンドリな構造・機能の実現などが求められるものであ
った。
【0005】特に、前記特願2001−126869の
構造の電気掃除機においては、屈曲した継手部を採用す
ると充電式電池の配置場所や、これに伴う継手部の構造
に更なる工夫が必要であった。
【0006】そこで、本発明の目的は、電源をコンパク
トに収納するとともに、この電源による継手部の動作範
囲に支障をきたすことなく、かつ冷却効率が図れる電気
掃除機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明に係る電気掃除機は、掃除機本体とホース部
とグリップ部と延長管部と吸口体部とを備え、前記グリ
ップ部と前記延長管部と前記吸口体部からなるスティッ
ク型の組立体をホース部から分離して、独立した電気掃
除機として使用可能な電気掃除機であって、前記吸口体
部を吸口本体と、上管部と下管部とを有する継手部とか
ら構成し、前記上管部は、その一端を前記接続管部と連
通し、他の一端を前記下管部と回転可能に連通して取り
付けられ、前記下管部は、その一端を前記上管部と回転
可能に連通し、他の一端を前記吸口本体と回転可能に連
通し、前記吸口本体は、回転ブラシを内蔵する回転ブラ
シ室と、この回転ブラシ室の後方に配置される集塵室
と、この集塵室の両側に配置される送風室と回転ブラシ
駆動室と、前記集塵室の後方に配置される継手取付部と
を内蔵し、前記集塵室は、集塵フィルタを備え、回転ブ
ラシ室と連通して塵埃を含んだ空気を前記送風室と前記
継手取付部を介して継手部とに選択可能な構造を備え、
前記送風室は排気口を備えるとともに、その排気の一部
を前記回転ブラシ駆動室に供給する吸口本体内通路を備
え、前記吸口本体内通路は、前記継手取付部の下方に形
成するようにする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
1〜図20を参照して説明する。なお、同一部位や方向
などは同一符号をもって示し重複した説明を省略する。
【0009】先ず、図1を参照して、本発明に係る電気
掃除機100の概略構造を説明する。図1は、グリップ
部3と延長管部4と吸口体部5からなるスティック型の
組立体200を、ホース部2を介して掃除機本体1に接
続した状態の斜視図である。図1において、電気掃除機
1は、掃除機本体1とホース部2とグリップ部3と延長
管部4と吸口体部とを含んでいる。
【0010】掃除機本体1内には、図1では示していな
いが、送風機用モータと、この送風機用モータによって
駆動される送風機、集塵部、充電池、制御回路などが内
蔵されており、充電台を介して、前記充電池に充電して
所定の時間コードレスで清掃(運転)することができ
る。
【0011】掃除機本体1には、ホース部2の一端を取
り付けるための内部を風路とした本体管部6が設けられ
ており、この本体管部6に前記ホース部2の一端が接続
されるようになっている。また、掃除機本体1には、図
1の横置き状態において掃除機本体1を走行させるため
の車輪7や、横置き状態において掃除機本体1を持ち運
ぶための、90度引き起こし可能なハンドル8が設けら
れており、さらに、本体管部6には、図2、図3に示す
掃除機本体1を縦置き状態にしたときに、掃除機本体1
を持ち運ぶためのハンドル部として機能する略T字形の
握持用突起9が設けられており、握持用突起9は、掃除
機本体1を走行可能な横置き状態にしたときには上方へ
直立し、掃除機本体1を走行不能な縦置き状態にしたと
きには水平方向に突出するようになっている。
【0012】前記掃除機本体1は、主としてグリップ部
3から送信されてくる光信号によって動作するようにな
っており、この光信号を受信するための受光部(光信号
受信部)10が本体管部6に設けられている。また、本
体管部6の握持用突起9には、ホース部2をグリップ3
から切り離したときに、掃除機本体1とホース部2から
なる組立体を、独立した電気掃除機として使用可能とす
るために、掃除機本体1内のモータをオン/オフ制御可
能な操作ボタン(電源オン/オフスイッチ)11が設け
られている。なお、掃除機本体1側における受光部1
0、操作ボタン11の配置位置は任意で、受光部10は
光信号を受信し易い箇所に、操作ボタン11は操作が容
易な箇所に設ければよい。
【0013】なお、この実施の形態では、掃除機本体1
の操作を前記グリップ部3から送信されてくる光信号に
よって動作するようにしているが、信号線や電源線が配
線されたホース部2を採用してもよい。また、前記掃除
機本体1内にコードを巻き取るコードリールを備えて商
用交流電源を電源として動作するようにしてもよい。
【0014】前記ホース部2は、内部を中空の風路とし
た可撓性材料で形成され、その他端部には、グリップ部
3への取付部12が設けられている。グリップ部3は、
風路を形成する管体部13と、この管体部13と一体の
ハンドル体14とを有し、延長管部4の軸線の延長線上
にある管体部13に対して、所定角度を持つようにハン
ドル体14が斜めに突出している。そして、管体部13
の一端に、ホース部2の取付部12が着脱可能に接続さ
れるようになっている。ハンドル体14は、使用者が手
で握って、掃除機本体1の走行操作や、吸口体部5の走
行操作や、後述する吸口本体20の回転操作や、電源オ
ン/オフ操作などを行うためのもので、手元スイッチ1
5や、光信号を発信する発光部(光信号送信部)16が
設けられている。
【0015】前記延長管部4は、本実施形態では、それ
ぞれ内部を中空の風路とした上延長管17と下延長管1
8とからなる2本継ぎタイプの延長管となっており、上
延長管17の一端はグリップ部3の管体部13の他端に
着脱可能に接続され、上延長管17の他端と下延長管1
8の一端は上延長管17の他端に下延長管18の一端が
挿入されて、下延長管18が上延長管17に対して伸縮
可能に接続され、下延長管18の他端は吸口体部5に着
脱可能に接続されるようになっている。
【0016】前記吸口体部5は、吸口本体20と継手部
21とを持ち、継手部21は、内部をそれぞれ中空の風
路とした上管部22と下管部23からなっている。吸口
本体20には、図3で示すように、送風機46、該送風
機46を駆動する送風機用モータ47、回転ブラシ4
8、該回転ブラシ48を駆動する回転ブラシ用モータ4
9、集塵フィルタ53などが内蔵されており、吸口本体
20の底面に設けた吸口開口44の上部に回転ブラシ4
8が配設されている。また、吸口本体20の底面には、
吸口本体20の走行を可能とするローラが設けられてい
る。
【0017】前記継手部21の上管部22は、その長手
方向に沿って充電式電池27(図7参照)の収納ケース
19が取り付けられている管状の形態を備え、この上管
部22の一端は、延長管部4の下延長管18の他端に着
脱可能に接続され、この上管部22の他端はこの管状の
中心を回転中心とする第1接続部101により下管部2
3の一端に回転可能に接続されている。
【0018】また、下管部23は、前記上管部22と吸
口本体20を連通する中空の風路を備え、その一端は前
記中空の風路の中心を回転中心とする前記第1接続部1
01により上管部22と接続され、他の他端は前記中空
の風路の中心軸線を横ぎる回転軸を備えた第2接続部1
02を介して吸口本体20に接続される。前記第2接続
部102は、吸口本体20の背面中央位置において、吸
口本体20の底面と直交しかつ吸口本体20の長手方向
と一致するように前記中空の風路の中心軸線を横ぎる回
転軸を保持している。
【0019】そして、前記上管部22と下管部23は、
前記第1接続部101またはその近傍で屈曲するような
位置関係で連結されている。
【0020】このような継手部21の構造によれば、グ
リップ部3のハンドル体14の長手方向を吸口本体20
の短手方向と一致させる通常の清掃姿勢では、側面から
みて、前記上管部22の風路は、その長手方向を前記延
長管部4の風路の長手方向の延長線上に連通して配置さ
れ、前記下管部23の風路はその長手方向を前記第1接
続部101またはその近傍の屈曲部で前方に屈折して形
成される。これにより、グリップ部3のハンドル体14
を延長管部4の軸線の延長線上の廻りにひねることによ
り、吸口本体20を床面(清掃面)上で自由に回転させ
ることが可能となる。
【0021】また、この実施の形態では、前記充電式電
池27の収納ケース19を前記下管部23の屈折方向と
対向する上管部22の周側面に配置される。したがっ
て、前記記下管部23の屈折方向である吸口本体20側
からみて、前記充電式電池27の収納ケース19が前記
上管部22の後方に隠れるので、充電式電池27の収納
ケース19のボリューム感を軽減できる。また、前記延
長管部4は通常の清掃姿勢では斜め傾斜(45度程度)
で使用されるが、前記充電式電池27の収納ケース19
は、この斜め傾斜する延長管部4の下位置にぶらさがる
形で取り付けられるので、傾斜する前記組立体200の
重心位置を下げるのことができ、グリップ部3を介して
前記組品体200を安定・保持することができる。更
に、重量のある前記充電式電池27を前記吸口本体20
とは分離して設置することにより、前記吸口本体20の
回転性や走行性を向上することができる。加えて、本実
施の形態では、配置スペースのかさばる充電式電池27
を、吸口本体20ではなく延長管部4に配設することに
よって、吸口本体20の幅(短手方向)寸法や高さ寸法
の低減を可能としている。
【0022】なお、吸口本体20内の回路要素(モータ
や回路基板)は、グリップ部3のハンドル体14内の回
路要素と、グリップ部3の管体部13、延長管部4(上
管部17、下管部18)、継手部21(上管部22、下
管部23)内にそれぞれ配設した信号線を介して接続さ
れており、吸口本体20内の回路要素と前記した充電式
電池とは、延長管部4、継手部21内にそれぞれ配設し
た電源線を介して接続されている。また、グリップ部3
と延長管部4や、延長管部4と継手部21は、気密構造
をとるようにメカ的に接続されると共に、ピンコネクタ
等により電気的に接続されるようになっている。
【0023】以上のべたように、この実施の形態に係る
電気掃除機100は、グリップ部3と延長管部4と吸口
体部5からなる組立体200を単独で前記掃除機本体1
と切り離してスティック型の電気掃除機(200)とし
て使用することができる。したがって、このスティック
型の電気掃除機(200)によれば、大きな掃除機本体
1をホース部2を介して引きずることなく、手軽に清掃
することができる。一方、より、大容量で、あるいは、
集塵力が必要な清掃では、前記グリップ部3にホース部
2を取り付けることで、極一般的な電気掃除機の清掃ス
タイルで清掃作業を行うことができる。そして、後記す
るように、この実施の形態では、前記スティック型の電
気掃除機(200)で集塵したゴミを前記掃除機本体1
に接続することでこの掃除機本体1に集めることができ
る。これにより、前記スティック型の電気掃除機(20
0)で集塵したゴミを単独で捨てることができるが、こ
の捨てる作業を掃除機本体1に接続することで省くこと
ができる。
【0024】以下、図2から図20を参照して、この発
明に係る電気掃除機の実施の形態を更に詳細に説明す
る。
【0025】先ず、図2から図6を参照して、この電気
掃除機の流路について説明する。図2は、グリップ部3
にホース部2が接続された状態と、そうでない状態を示
す断面図である。図2の(a)に示すホース部2の非接
続状態では、管体部13におけるホース部2との接続開
口35は、蓋33によって閉塞(封止)されており、し
たがって、管体部13におけるホース部2との接続開口
35に、いたずらや不注意により物が詰め込まれたりす
ることを防止でき、また、管体部13内部の汚れた内周
面(風路)が見えることも防止でき、見映えのよいもの
とすることができるようになっている。一方、図2の
(b)に示すホース部2の接続状態では、蓋33はバネ
に抗して押し上げられて退避位置に移動しており、ま
た、管体部13に挿入されたホース部2(取付部12)
によって、前記リミットスイッチ34の作動桿が押圧さ
れて、ホース部2の接続を検知するようになっている。
グリップ3内の制御部(回路基板29に搭載されてい
る)は、リミットスイッチ34からの信号によって、グ
リップ部3へのホース部2の装着の有無を認知するよう
になっており、グリップ部3へのホース部2の装着の有
無に応じて、後述するように制御モードを切り替えるよ
うになっている。
【0026】図3は、グリップ部3と延長管部4と吸口
体部5からなるスティック型の組立体200を、ホース
部2を介して掃除機本体1に接続した様子を示す簡略化
した断面図である。図3において、前記掃除機本体1
は、その内部に送風機71、送風機用モータ72、集塵
フィルタ73、集塵袋74を備えている。前記送風機7
1により塵埃と共に集塵袋74内に吸引された空気は、
隔壁の流通穴を通って送風機71の配設室に引き込まれ
た後、集塵フィルタ73を通って、排出穴75から掃除
機本体1外に排出されるようになっている。
【0027】一方、前記吸口体部5は、吸口本体20の
底面に設けた吸口開口44から回転ブラシ48によって
掻き揚げられた塵埃を含んだ空気を、回転ブラシ収納室
103から集塵フィルタ53を備えた集塵室104に入
り、前記グリップ部3にホース部2が接続されている否
かにより、前記継手部21、延長管部4、グリップ部
3、ホース部2を介して掃除機本体1に吸引して排気す
る第1経路106と、吸口本体20内に設けた送風機4
6により、集塵フィルタ53から送風機46と送風機用
モータ47を有する送風室105を介して吸口本体20
の外に排気する第2経路107(図4参照)の、2つの
経路を備えている。
【0028】図3に示した状態は、グリップ部3にホー
ス部2が接続された状態を示す。この状態は前記第1経
路が選択される。即ち、この状態では、前記リミットス
イッチ34からの信号により、グリップ3内の制御部は
ホース部2が接続状態にあることを認知している。この
ときには、グリップ3内の制御部は、吸口本体20内の
送風機用モータ47を常時休止(停止)状態におくよう
な制御モードをとる。この図3の状態で、グリップ部3
のハンドル体14の手元スイッチ15を適宜に操作する
と、グリップ部3の発光部16から掃除機本体1の受光
部10に光信号による制御信号が送信され、これを受け
て掃除機本体1の送風機用モータ72がDC電源駆動さ
れ(コードリールを備えればAC電源駆動)送風機73
が強力なパワーで空気を吸引する。また、ハンドル体1
4の手元スイッチ15の適宜操作により、グリップ部3
から吸口本体20にも有線によって制御信号が送信さ
れ、これを受けて吸口本体20の回転ブラシ用モータ4
9がDC電源駆動され、回転ブラシ48が吸口開口44
上で回転する。
【0029】吸口本体20の集塵室104と継手部21
とをつなぐ風路に配設された前記逆止弁54は、閉塞方
向にバネで付勢されているが、掃除機本体1側が強力な
パワーで吸引動作(排出側への送風動作)を始めると、
図3に示すように開放される。これによって、回転ブラ
シ48によって巻き上げられ、空気流と共に吸口開口4
4から吸い込まれた塵埃は、吸口本体20の回転ブラシ
収納室103から空気流と共に集塵室104、継手部2
1、延長管部4、グリップ部3、ホース部2を経由し
て、掃除機本体1内に取り込まれる。
【0030】図4は、グリップ部3と延長管部4と吸口
体部5からなるスティック型の組立体200を、独立し
た電気掃除機として使用する際の様子を示す簡略化した
断面図である。図4に示した状態では、グリップ部3に
ホース部2が接続されていないので、前記リミットスイ
ッチ34からの信号により、グリップ3内の制御部はホ
ース部2が非接続状態にあることを認知している。この
ときには、グリップ3内の制御部は、掃除機本体1に対
しては光信号による制御信号を送信しないような制御モ
ードをとる。グリップ部3にホース部2が非接続である
と、前記蓋33は閉塞位置をとり、グリップ部3におけ
るホース部2との接続開口は、蓋33によって閉塞され
た状態となり、また、吸口本体20の集塵部と継手部2
1とをつなぐ風路に配設された前記逆止弁54は、バネ
により閉塞位置をとっている。
【0031】この図4の状態では前記第2経路107が
選択される。グリップ部3のハンドル体14の手元スイ
ッチ15を適宜に操作すると、グリップ部3から吸口本
体20に有線によって制御信号が送信され、これを受け
て、吸口本体20の送風機用モータ47がDC電源駆動
され、送風機46が空気を吸引(排出側に送風)すると
共に、吸口本体20の回転ブラシ用モータ49がDC電
源駆動され、回転ブラシ48が吸口開口44上で回転す
る。
【0032】これによって、回転ブラシ48によって巻
き上げられ空気流と共に吸口開口44から吸い込まれた
塵埃は、吸口本体20の回転ブラシ収納室103から集
塵室104に送り込まれる。吸口本体20の集塵室10
4に送り込まれた空気は、集塵フィルタ53で塵埃が取
り除かれて、送風機46と送風機用モータ47を通過さ
せて吸口本体20の外に排気される。さらに、空気流の
一部は、第3経路108である吸口本体内通路77を経
由してブラシ用モータ49のブラシ駆動室109に送り
込まれ、ブラシ用モータ49や回路基板51を冷却した
後、吸口本体20の外に排出される。
【0033】このように、本実施の形態では、グリップ
部3へのホース部2の装着の有無によって制御部が制御
モードを切り替えるので、グリップ部3へのホース部2
の装着の有無に応じて使用者が操作形態を変える必要が
なく、ユーザーフレンドリで使い勝手のよいものとな
る。また、グリップ部3と延長管部4と吸口体部5から
なるスティック型の組立体200を独立した電気掃除機
として使用するときには、排気の一部でブラシ用モータ
49や回路基板51を冷却するので、回路要素の寿命へ
の信頼性も向上させることができる。
【0034】なお、前記送風室105から排気される排
気口または通路に逆止弁を設け、第1経路106を使う
状態では閉鎖し、第2経路107では開放するように制
御することで、前記第1経路106での吸い込み効率を
高めることができる。また、この実施の形態では、前記
グリップ部3へのホース部2の装着の有無により、自動
的にモードを切り替えることとしているが、前記ハンド
ル体14の手元スイッチ15に掃除機本体1と送風機4
6をそれぞれ動作させる電源スイッチを設けて制御を簡
略にしてもよい。
【0035】また、このグリップ部3にホース部2が接
続された状態では、前記第2経路107を介して塵埃を
含まない空気の一部が前記送風室105から集塵室10
4に逆流して取り込まれ、第1経路106に取り込まれ
る。この実施の形態では、この逆流する空気を利用し
て、前記集塵フィルタ53に付着している塵埃を取り除
いている。これによって、前記集塵フィルタ53のクリ
ーニングを可能にして、清掃性を向上させている。
【0036】図5、図6は、本実施形態の第1の変形例
を示し、図5は、グリップ部3と延長管部4と吸口体部
5からなるスティック型の組立体200を、ホース部2
を介して掃除機本体1に接続した様子を示す簡略化した
断面図であり、図6は、グリップ部3と延長管部4と吸
口体部5からなるスティック型の組立体200を、独立
した電気掃除機として使用する際の様子を示す簡略化し
た断面図である。本実施の形態が、図3、図4の構成と
異なるのは、前記ブラシ用モータ49の前記ブラシ駆動
室109と、回転ブラシ収納室103との間に、循環用
穴85を設け、この循環用穴85を閉塞すると共にブラ
シ駆動室103の排出穴81を開放する第1の状態と、
循環用穴85を開放すると共にブラシ駆動室103の排
出穴81を閉塞する第2の状態とを、使用者のマニュア
ル操作によって選択的にとる切替弁86を設けた点、及
び送風室105に前記逆止弁52を設けた点である。
【0037】図5に示したグリップ部3にホース部2が
接続された状態では、切替弁86は、必ず、上記の第1
の状態をとるようにされ、このとき、循環用穴85は閉
塞されているので、循環用穴85から回転ブラシ収納室
103へは排気が流入することはなく、前記図3で説明
したのと同様の動作を行う。なお、図において、78は
吸口本体内通路77の入口穴、80は出口穴である。
【0038】一方、図6に示したグリップ部3にホース
部2が接続されていない状態では、切替弁86は、上記
の第1の状態または第2の状態の何れかを選択するよう
にされ、切替弁86が第1の状態をとると、前記図4で
説明したのと同様の動作を行う。一方、切替弁86が上
記の第2の状態をとると、循環用穴85は開放され排出
穴81は閉塞されるので、ブラシ用モータ49のブラシ
駆動室109に送り込まれる排気は、循環用穴85を通
って回転ブラシ収納室103へ送り込まれ、いわゆる排
気循環式の清掃動作が行われる。
【0039】このように、本実施形態の第1の変形例で
は、グリップ部3と延長管部4と吸口体部5からなるス
ティック型の組立体200を独立した電気掃除機として
使用するときに、排気循環式の清掃動作を選択できるの
で、排気循環により塵埃の巻き上げパワーを増加させる
ことが可能になる。
【0040】次に、図7から図16を参照して吸口本体
20を詳細に説明する。図7は吸口本体20の分解斜視
図、図8が前方斜視図、図9が後方斜視図、図10から
図12は外観図であり、図10の(a)図は上面図、
(b)図は正面図、(c)図は右側面図、図11の
(a)図は背面図、(b)図は底面図、(c)図は左側
面図、図12は継手部を床面と平行な方向に動かした状
態の右側面図である。また、図13、図14は縦断面図
であり、図13は継手部が垂直な状態の縦断面図、図1
4は継手部が床面と平行な方向に動かした状態の右側面
図である。図15は吸口本体の横断面図、図16は吸口
本体の水平断面図である。
【0041】図7において、前記したように、吸口体部
5は、吸口本体20と継手部21とを備えている。前記
吸口本体20は、この吸口本体20の下部を構成する下
ケース36と、この下ケース36の後方上部を覆う後部
上ケース37と、前記下ケース36の前方上部を覆う前
部上ケース38とで吸口体部5の主要な骨格が構成され
る。そして、前記後部上ケース37と前記下ケース36
で、それぞれ区画された集塵室104と送風室105と
ブラシ駆動室109と継手取付部110が構成される。
一方、前部上ケース38と前記下ケース36とで回転ブ
ラシ収納室103が構成される。前記後部上ケース37
は、前記下ケース36にネジ止めされることで、前記電
気品や構造体が収納または取り付けられた各室などを一
括で安定保持できる。
【0042】一方、前部上ケース38は、周囲にリブ3
8aを設け、このリブ38aの樹脂の弾性を利用して前
記下ケース36に取り付けられる。前部上ケース38
は、吸口体3の周囲に設けられすべり部材よりなるバン
パー43の保持部材としての機能をも備えている。この
ため、前記前部上ケース38の後方両端部分は前記後部
上ケース37を囲むように前記吸口本体20の上面後方
に伸びている。
【0043】前記下ケース41は、その底面に吸口開口
44が穿設されており、この吸口開口44の長手方向の
両端の上部には、回転ブラシ48の軸支部48aが設け
られている。前記回転ブラシ48は、そのブラシ先端部
が前記吸口開口44から突出して清掃面を掻きあげるよ
うに前記軸支部48aに取り付けられる。この回転ブラ
シ48を有する回転ブラシ収納室103は前記前部上ケ
ース38を取り外すことで簡単に清掃することができ
る。
【0044】また、前記下ケース36の底面には、前部
両側に一対の小車輪39、後方中央に大車輪40がそれ
ぞれ設けられ、清掃時の安定走行と、継手部21を介し
て上方より係る荷重を受けることができる。
【0045】一方、前記下ケース36の後方中央には、
フィルタケース26と集塵フィルタ53を有する集塵室
104が配置され、この集塵室104の両側に前記送風
機46と送風機用モータ47を備えた送風室105と回
転ブラシ用モータ49を備えたブラシ駆動室109が配
置され、前記集塵室105の後方に前記継手部21が取
り付けられる継手取付部110が配置される。前記フィ
ルタケース26は、集塵フィルタ53を送風機46側に
内蔵し、前記後部ケースの上方の開口部41を介して前
記集塵室104に着脱可能に設けられる。
【0046】前記集塵室104は、第1通風路111を
介して前記回転ブラシ収納室103と、第2通風路11
2を介して前記送風室105とそれぞれ連通され、更に
前記継手取付部110に取り付けられる前記継手部21
とは逆止弁54(図5、図6参照)を介して連通され
る。そして前記集塵室104に収められる前記フィルタ
ケース26には3個の開口部42を備えている。即ち、
第1開口部42aは、第1通風路111と連通する開口
部42であり、前記回転ブラシ収納室103に集められ
た集塵がこの第1開口部42aを介してフィルタケース
26に取り込まれる。第2開口部42bは前記集塵フィ
ルタ53を介して前記第2通路112と連通する開口部
42であり、前記送風室105に収納した送風機用モー
タ47の吸引により、前記フィルタケース26に塵埃を
取り込むようになっている。ここで、前記集塵フィルタ
53はこの第2通風路112を通過する空気から塵埃を
取り除くように前記フィルタケース26の送風機室10
5側に着脱可能に内蔵される。これによって、前記フィ
ルタケース26の集塵フィルタ53に塵埃を残して、前
記送風室105に空気が取り込まれる。第3開口部42
cは、前記逆止弁54に連通している。この逆止弁54
は、前記集塵室104内の空気が前記継手部21に向か
って流れることを可能とし、この逆の流を止めるように
機能する。これにより、前記継手部21を介して吸引力
が加われば、前記集塵室104内の塵埃を含んだ空気が
第3開口部42cと前記逆止弁54を介して前記継手部
21に取り込まれる。
【0047】前記送風室105は、その上部を覆う後部
上ケース37に形成される第1排気口55と、前記ブラ
シ駆動室109と連通する吸口本体内通路77が形成さ
れる。この実施の形態では、前記第1排気口55から前
記送風機46で吸引した空気の排気を主体的に行い、そ
の排気の一部が前記吸口本体内通路77を介して前記ブ
ラシ駆動室109に送風されるようになっている。
【0048】前記ブラシ駆動室109には、前記回転ブ
ラシ用モータ49と、回転ブラシ用モータ49の回転を
回転ブラシ48に伝達するタイミングベルト50と、回
路基板51とが設けられている。このブラシ駆動室10
9には、その上部を覆う後部上ケース37に第2排気口
56が設けられ、前記吸口本体内通路77を介して供給
される排気流が前記回転ブラシ用モータ49と回路基板
51を冷却した後、前記第2排気口56を介して排気さ
れる。ここで、この実施の形態では、前記第2排気口5
6は前記ブラシ駆動室109の上面に設けられているの
で、前記送風機46が停止し、前記回転ブラシ用モータ
49が駆動する状態でも、その放熱は前記吸口本体内通
路77から前記第2排気口56に流れる自然対流で行う
ことができる。
【0049】また、前記第1、2排気口55、56は複
数の小円開口穴で形成され、その上部に同様な小円開口
穴(図1と図7では図面描画上省略している)を備えた
キャップ57を設けている。このキャップ57は、前記
後部上カバー37と別部材とすることで、色や材質・透
明感などを変更することで意匠性を高める効果があると
ともに、このキャップ57と後部上カバー37との間に
シート状の図示しない第2集塵フィルタを保持する機能
も備えている。
【0050】前記吸口本体内通路77は、前記集塵室1
04の後方を迂回するように前記継手取付部110の下
部に形成される。これにより、前記継手取付部110の
位置を床面(清掃面)から上方位置に設けることができ
る。即ち、この実施の形態では、屈曲させた前記継手部
21を採用しているため、この継手部21に接続される
延長管部4を床面に平行にしようとすると、前記上管部
22の後方に設ける充電式電池27の収納ケース19が
床面に当たって、前記上管部22の垂直方向の動作範囲
に制限を加えることとなる。即ち、延長管部4を水平に
近づけることができなくなる。
【0051】そこで、この実施の形態では、前記継手部
21の第2接続部102の回転軸を上方位置に設け、こ
の第2接続部102の下方の無効空間を利用して前記吸
口本体内通路77を設けている。これにより、前記継手
部の垂直方向の動作範囲を広げるとともに、前記吸口本
体内通路77を短くすることができる。
【0052】前記下管部23は、両側に回転軸部58を
備えた横長半筒状部59と、この横長半筒状部の開放側
と対向する部分に形成される通路部60とから構成され
る。前記下管部23の通路部60は筒状に形成され、そ
の先端の筒状の軸心を回転中心とする凸回転部61が形
成される。
【0053】一方、前記継手取付部110は、前記下ケ
ース26の後方と後部上ケース37の後方とで構成さ
れ、前記吸口本体20の長手方向に沿って前記横長半筒
状部59の長手方向を保持するように、前記継手取付部
110の両側に前記横長半筒状部59の回転軸部58を
保持する回転軸受部62を設けている。この継手取付部
110は前記横長半筒状部59とともに第2接続部10
2を構成し、前記横長半筒状部59を前記下ケース36
と後部上ケース37とで上下に挟み込んで、前記下管部
23が垂直方向に動作可能でかつ、空気漏れなく前記集
塵室104と連通する構造をとっている。
【0054】前記上管部22は、内部に塵埃の搬送路を
備えて構成される主上管部構造体63と、この主上管部
構造体63の前部を覆うようにネジ止めされる前パネル
64と、主上管部構造体63の後方上部を覆うようにネ
ジ止めされる収納ケース19と、後方下部を覆うように
ネジ止めされる軸受パネル65とから構成される。前記
前パネル64と前記主上管部構造体63とで前部配線ス
ペース66を構成し、前記収納ケース19と主上管部構
造体63とでバッテリ収納室67を構成する。そして、
前記軸受パネル65は、前記主上管部構造体63ともに
前記下管部23の凸回転部61を保持する凹回転軸受部
68を構成するとともに、前記バッテリ収納室67に収
納される充電式電池27から下管部23を介して吸口本
体20に伸びる電源線カバーを兼用するものである。ま
た、前記前部配線スペース66は前記グリップ部3から
延長管部4、吸口本体20を繋ぐ信号線の配線スペース
と、そのカバーとなるものである。
【0055】前記上管部22の下端は、屈曲して形成さ
れ、この屈曲した部分が前記軸受パネル6とともに前記
凸回転部61を保持する凹回転軸受部68となって、前
記第1接続部101を構成する。また、前記上管部22
の上端は、前記延長管部4と接続するための凸状の延長
管接続部69が設けられている。
【0056】次に、図8から図11は継手部21を垂直
に立てた状態の吸口体部5の外観図を示す、図12は継
手部21を水平方向(床面に近づける方向)に倒した右
側面図を示している。この吸口体部5は、前記したよう
に、内部に送風機46や集塵フィルタ53や充電式電池
27を備えているので、この吸口体部5のみで電気掃除
機の機能を備えている。また、前記上管部22の先端の
延長管接続部69には、延長管部4に替えて前記グリッ
プ部3を取り付けることができ、しかも、前記延長管接
続部69の根元部分に形成した信号線端子部70は前記
グリップ部3との接続も可能に設けられているので、組
立体200から延長管部4を省いた接続でもハンデー電
気掃除機として使用することができる。
【0057】このハンデー電気掃除機の使用形態によれ
ば、継手部21の動きをそのまま生かすことができるの
で、上管部22の管軸を中心とするひねり動作で吸口本
体20を回転させながら清掃することができる。したが
って、この使用形態では、グリップ部3と吸口本体20
との長さが短いので、車内清掃などの狭い空間におい
て、吸口本体20を回転させながら清掃することに適し
ている。
【0058】なお、この実施の形態では、グリップ部3
に操作スイッチ15を設けているが、吸口体部5に電源
スイッチを備えることで、前記グリップ部3を取り付け
ることなく、前記上管部22を手で保持するグリップ部
として清掃作業を行うことができる。この使用形態にお
いても、継手部21の動作を生かすことができるので、
前記ひねり動作で吸口本体20を自由に回転させながら
清掃作業を行うことができる。
【0059】次に、図8は前方上方から見た斜視図、図
10は、(a)図が上面図、(b)図が正面図、(c)
図が右側面図である。図8、図10、図12において、
この実施の形態では、吸口本体20は、上面からみて横
長のプロポーションを備え、前部及び両側は直線的に形
成され、後部が後方に張り出して形成される。即ち、前
記吸口本体20は、横長矩形状部80の配置スペースの
前部に回転ブラシ収納室103を配置し、その後方に集
塵室104と送風室105とブラシ駆動室109を配置
し、前記集塵室104の後方に継手取付部110を配置
することで、後方中央部81が後方に張り出した上面形
状を備えた横長の形態を構成している。
【0060】前記横長矩形状部80は、側面からみて、
上面中央が***して湾曲した形状を備えており、その上
面後方に、上面からみてトラック状の***部82が形成
される。この***部82は、前記集塵室104の全体
と、送風室105及びブラシ駆動室109の一部が上方
に***して形成されるものであり、前記後部上ケース3
7で構成される。この***部82の中央には前記開口部
41を介して前記フィルタケース26の上部が露出して
形成され、このフィルタケース26は前後に設けた突起
部24により、前方を回転軸として後方を引き上げるよ
うにして前記開口部41から取り外すことができる。
【0061】更に、前記***部82は、正面(図10の
(b)図)からみてその両側が大きな丸みで形成され、
更に側面(図10の(c)図)からみて上面が円弧形状
に形成されているために、前記横長矩形状部80の上面
に馴染んだ形状とされるため、この***部82の大きさ
を感じさせずに薄型の印象を向上させるとともに、上下
方向に狭い空間の清掃に際し、その吸口本体20の周囲
先端部が狭い空間に入りやすく、また、その上部に形成
される***部82が邪魔になることを軽減している。
【0062】また、この***部82の両側には第1排気
口55と第2排気口56をそれぞれ備えた一対のキャッ
プ57が設けられる。このキャップ57は、その上面を
球面に形成されているために、この球面に形成される第
1排気口55または第2排気口56から上方全体にわた
って排気流を排気することができる。このために、排気
流が一箇所から集中して排気されないで分散されるか
ら、下方から上方に吹き上げる排気が使用者の肌に触れ
て起こる違和感を軽減することができる。
【0063】また、後方中央部81は、継手取付部11
0を構成するものであり、側面(図10の(c)図)か
らみて、その上部は円弧状に形成され、上面(図10の
(a)図)からみて、この円弧状の頂点中央から後方に
継手案内凹部83が形成され、この継手案内凹部83に
沿って前記継手部21が垂直方向に回転可能に取り付け
られる。
【0064】次に、図9は後方上方より見た後方斜視
図、図11は(a)図が背面図、(b)図が底面図、
(c)図が左側面図である。図9、図11において、前
記継手案内凹部83の下方には前記大車輪40が設けて
あり、前記継手部21を介して受ける清掃の際の上方か
らの圧力をこの大車輪40で受けることができる。ま
た、図11の(b)図に示すように、吸口本体20の底
面両側前部には一対の小車輪39が設けられ、前記大車
輪40とともに、この吸口本体20を3点支持して、吸
口本体20を清掃面から適度な距離に浮かして、前記回
転ブラシ部48の回転と、この吸口体部5の走行性、旋
回性を向上させている。
【0065】この吸口本体20の底面前部に設けられる
横長矩形状の吸口開口44の片側には、ネジを介して着
脱可能なパネル84が設けられ、このパネル84を取り
外すことにより、前記回転ブラシ部48を装着すること
ができる。
【0066】前記吸口開口44の後方には、この吸口開
口44の長手方向に沿ってゴムヘラ85が設けてあり、
吸口開口44で捕らえきれない塵埃を前方に跳ねかえす
機能を備えている。更に、前記ゴムヘラ85の後方片側
には、車輪付出没スイッチ86が備えられている。この
車輪付出没スイッチ86は、吸口体部5を引き上げるこ
とで、下方に突出し、この突出で前記回転ブラシ部48
の回転を停止させて安全性を向上させるものである。
【0067】前記大車輪40の前方にはネジを介して着
脱可能な充電端子パネル87が設けられている。この充
電端子パネル87は一対の端子穴88を備えており、こ
の端子穴88に充電台300の凸端子部301が挿入さ
れることで、前記充電式電池27に充電することができ
る。また、この充電端子パネル87、前記吸口本体内通
路77を露出させる蓋の機能を備えているので、この充
電端子パネル87取り外して前記吸口本体内通路77の
清掃を行うこともでき、更に、端子穴88子のメンテナ
ンスもできる。
【0068】前記充電式電池27の収納ケース19は、
前記上管部22の後方、即ち主上管部構造体63の投影
面積内に設けられている。これにより、前記充電式電池
27が上管部22の後方に隠れて配置されるので、正面
(図10の(b)図)からみて、前記充電式電池27の
ボリューム感を軽減できる。この実施の形態では、前記
上管部22の背面に充電式電池27を配置するために、
充電式電池27は、電池セルが横に2列で縦方向に縦列
配置される充電パックを採用していている。更に、前記
収納ケース19は側面(図11の(c)図)からみて、
上下が先すぼみ形状に形成され、その大きさを印象つけ
ない形状とするとともに、前記収納ケース19の先端部
分は、上方に突出して形成され、この突出部と、やはり
上方に突出する延長管接続部69とで延長管部4を挟み
込んで保持することで、接続時の強度を向上させてい
る。
【0069】図12において、この実施の形態では、前
記継手部21は、継手案内凹部83に沿って上管部22
の管軸Q1が垂直な位置から、前記下管部23の管軸Q
2が床面と平行となる位置まで垂直方向に回転させるこ
とができる。ここで前記上管部23の下端は屈曲して下
管部22の管軸Q2を中心として回転可能に連結してい
るので、この実施の形態では、図10の(c)図に示す
ように、前記継手部21の管軸Q1が垂直な状態から、
図12に示すように後方に倒れるように回転することが
できる動作範囲は、清掃面(床面)から30度程度まで
である。そして、この実施の形態では、前記30度程度
の角度を確保しても、前記収納ケース19が床面に触れ
るのを防止するために、前記第2接続部102を上方位
置に設けるとともに、前記第1接続部101の位置を第
2接続部102から離して、下管部の管軸Q2が床面と
平行な状態で、前記大車輪40の後方に隣接する位置に
設けている。
【0070】次に、図13から図16を参照して、塵埃
を含んだ空気流について説明する。図13、図14を参
照して、ホース部2をグリップ部3に接続した状態を説
明し、図15、図16を参照してホース部2をグリップ
部3から外した状態を説明する。
【0071】先ず、ホース部2をグリップ部3から外し
た状態では、床面上の塵埃は前記回転ブラシ48で掻き
揚げられて、空気流とともに前記吸口開口44から回転
ブラシ収納室103に取り込まれ、第1通風路111と
第1開口部42aを介して集塵室104内に配置される
フィルタケース26に取り込まれる。継手部21は、図
13及び図14に示す継手部21が垂直の状態でも、床
面方向に倒れた状態でも第2接続部102を介して空気
漏れなく、かつ回転可能に前記集塵室104に連通して
いるので、ホース部2をグリップ部3から外した状態で
は逆止弁54が開放しているので、フィルタケース26
に取り込まれ空気流は、このフィルタケース26に残っ
ている塵埃を取り込んで前記継手部21内に吸引され
る。なお、この実施の形態では、第2接続部102に回
転動作に対応して隙間を塞ぐシャッタを設けていない
が、このシャッタを前記第2接続部102の回転部周囲
に設けることで継手部21の動作範囲を広げることがで
きる。
【0072】一方、図13、図14において、ホース部
2をグリップ部3から外した状態では、前記逆止弁54
が閉鎖し、送風室105に設けた送風機46が送風機用
モータ27により駆動するのでフィルタケース26に取
り込まれ空気流は、このフィルタケース26に設けた塵
埃フィルタ53で塵埃が取り除かれて前記送風機46、
送風機用モータ27を通過して、この送風室105内に
取り込まれ、この送風室105の上部に形成された第1
排気口55から排気される。また、この送風室105に
取り込まれた空気は、前記吸口本体内通路77を経由
(図14参照)して前記ブラシ駆動室109に供給され
る。このブラシ駆動室109に供給された空気は、この
ブラシ駆動室109内に配置されるブラシ用モータ49
と回路基板51を冷却して、ブラシ駆動室109の上部
に形成される第2排気口56から排気される。
【0073】ここで、図14に示すように、前記吸口本
体内通路77は、前記第2接続部102の下方に形成さ
れ、前記第2接続部102を上方位置に設けるように配
置されるとともに、このスペースを利用して、前記一対
の端子穴88を吸収している。
【0074】次に、図17は、グリップ3の分解斜視図
である。この実施の形態では、グリップ部3にホース部
2の接続機構が備えられるとともに、伸縮可能な前記延
長管部4をこのグリップ部3での操作で伸縮させる構造
を備えている。
【0075】即ち、図17において、31は管体部13
を一体に形成したグリップ下ケース、32はグリップ上
ケースで、両者31、32によって、管体部13とハン
ドル体14からなるグリップ部3の外筐体が形成され
る。33は、グリップ下ケース31の管体部13のホー
ス部2(取付部12)との接続開口に、回動可能に設け
られた蓋(シャッター部材)で、バネによって接続開口
を閉塞する方向に付勢されている。
【0076】34は、管体部13のホース部2(取付部
12)との接続開口内に設置された、ホース部2(取付
部12)の装着の有無を検知するためのリミットスイッ
チである。また、35は、ハンドル体14内の電池収納
室を開放・閉塞する電池収納室蓋であり、36は、グリ
ップ上ケース32の開口にはめ込まれる操作パネルで、
手元スイッチ15や発光部16が設けられている。
【0077】89は、グリップ下ケース31内にその両
端の軸部103を軸支された回転体で、90によって図
示反時計回り方向の回動習性を付与されている。トリガ
ー式の前記解除ボタン91は、グリップ下ケース31
(ハンドル体14)の裏面側にスライド可能にかつ抜け
落ちぬように取り付けられており、グリップ下ケース3
1内において、解除ボタン91の係合部91aと回転体
89の係合部89bには、第1の連結バー92の両端が
それぞれ係止されている。また、回転体89の係合部8
9cには第2の連結バー93の一端が係止されており、
第2の連結バー93の他端は、前記上延長管17と下延
長管18とに配設された図示せぬ作動バーの端部を押圧
可能となっている。
【0078】このような構成において、トリガー式の解
除ボタン91を引き上げ操作すると、第1の連結バー9
2によって回転体89が図示時計回り方向に回転駆動さ
れ、これに伴って第2の連結バー93が押し下げられ、
第2の連結バー93によって押し下げられた図示せぬ作
動バーによって、前記した上延長管17と下延長管18
の相対位置を任意位置で保持するためのロック機構のロ
ック状態が解除されるようになっている。
【0079】図18は、前記延長管部4の外観構造を示
しており、(a)図が正面図、(b)図が底面図、
(c)図が左側面図を示している。この図18では、図
面右側が吸口体部5に接続され、左側がグリップ部3に
接続される。上延長管17と下延長管18との間には、
両者17、18の相対位置を任意位置で保持するための
ロック機構96が設けられており、このロック機構96
のロック状態を、グリップ部3に設けたトリガー式の解
除ボタン91を引くことで解除可能なようになってい
る。そして、解除ボタン91を引いた状態で、グリップ
部3を持ち上げまたは押し下げることによって、上延長
管17と下延長管18との位置関係を所望のものにした
(つまり、延長管部4全体の長さを所望のものにした)
後、解除ボタン91から手を離すことで、上延長管17
と下延長管18との位置関係がロック機構96によって
保持されるようになっている(なお、かような構成の詳
細は、必要であれば本願出願人が先に提案した特願平1
0−345141号などを参照されたい)なお、94
は、グリップ部3との接続部、95は吸口体部5との接
続部である。また、ロック機構96は前記解除ボタン9
1と同様な操作が可能なスイッチを備え、このスイッチ
単独で前記解除ボタン同様な操作ができる。
【0080】この実施の形態によれば、前記延長管部4
を他の通常の電気掃除機に使われるものと兼用してい
る。したがって、吸口体部5の継手部21の上管部22
に、充電式電池27の収納ケース102を取り付ける構
造としたので、通常の伸縮可能な構造をとる延長管部4
に兼用することができる。
【0081】次に、図19と図20を参照して充電台3
00を説明する。図19は充電台の外観図で(a)図が
前方斜視図、(b)図が後方斜視図を示している。ま
た、図20は充電台200に組立体200を装着する状
態を示すものである。この実施の形態では、充電台30
0を介して組立体200に充電を行うことができる。充
電台300は、上面からみてほぼ台形の外観を備え、そ
の上面前部に前記吸口体部20を設置する充電テーブル
302、後方に継手部21を支持する支柱303を備え
ている。前記充電テーブル302は前記吸口本体20の
底面形状に合わせて凹状に形成され、前記吸口本体20
が設置された状態で、下方より安定支持する形状となっ
ている。前記充電テーブル302の先端に形成される隆
起部304には、充電ランプ305が設けられ、吸口本
体20が設置されても前記充電ランプが視認可能になっ
ている。また、前記充電テーブル302の後方には一対
の凸端子部301が設けられている。前記支柱303は
内側が凹状に形成され、前記吸口体部5の上管部23の
後方を安定保持する構造となっている。また、前記支柱
の両側には、脚部306が両側に張り出して、設置状態
における安定を図っている。また、この脚部306の一
方には、付属品収納部307を設けている。
【0082】図20において、この実施の形態によれ
ば、ホース部2とグリップ部3とを接続した状態で、掃
除機本体1を縦置きとすると共に、延長管部4を立垂さ
せた、例えば部屋の隅へで収納することができる。この
収納姿勢によれば、占有面積を小さくして、かつ、動く
ことのないように安定して、全体を収納することが可能
となる。また、この収納姿勢から、図20に示すよう
に、スティック型の組立体200(グリップ部3と延長
管部4と吸口体部5とからなる組立体)と、掃除機本体
1とホース部2とからなる組立体と、充電台300とを
分離させることができる。したがって、前記収納姿勢か
ら、掃除機本体1とホース部2を置いたまま、前記組立
体200のみで清掃することができる。
【0083】なお、図20は、掃除機本体1がコードリ
ースを内蔵した家庭内配線の構造のものを示している。
このような、家庭内配線の掃除機本体1と組み合わせれ
ば、大容量で高出力の清掃を行おうとする場合は、前記
掃除機本体1とホース部2と組立体200を接続して使
用し、簡単な清掃であれば、組立体200単独で清掃す
ることができる。そして、設置面積の少ない前記収納姿
勢であれば、収納しながら充電することができる。
【0084】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、電源をコ
ンパクトに収納するとともに、この電源による継手部の
動作範囲に支障をきたすことなく、かつ冷却効率が図れ
る電気掃除機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スティック型の組立体を、ホース部を介して掃
除機本体に接続した状態の斜視図である。
【図2】グリップ部にホース部が接続された状態と、そ
うでない状態を示す断面図である。
【図3】スティック型の組立体を、ホース部を介して掃
除機本体に接続した様子を示す簡略化した断面図であ
る。
【図4】スティック型の組立体を、独立した電気掃除機
として使用する際の様子を示す簡略化した断面図であ
る。
【図5】スティック型の組立体を、ホース部を介して掃
除機本体に接続した様子を示す簡略化した断面図であ
る。
【図6】スティック型の組立体を、独立した電気掃除機
として使用する際の様子を示す簡略化した断面図であ
る。
【図7】吸口本体の分解斜視図である。
【図8】吸口本体の前方斜視図である。
【図9】吸口本体の後方斜視図である。
【図10】吸口本体の外観図である。
【図11】吸口本体の外観図である。
【図12】吸口本体の外観図である。
【図13】吸口本体の縦断面図である。
【図14】吸口本体の縦断面図である。
【図15】吸口本体の横断面図である。
【図16】吸口本体の水平断面図である。
【図17】グリップの分解斜視図である。
【図18】延長管部の外観構造図である。
【図19】充電台の外観図である。
【図20】充電台に組立体を装着する状態を示す参考図
である。
【符号の説明】
1…掃除機本体、2…ホース部、3…グリップ部、4…
延長管部、5…吸口体部、6…本体管部、7…車輪、8
…ハンドル、9…握持用突起、10…受光部、11…操
作ボタン、12…取付部、13…管体部、14…ハンド
ル体、15…操作スイッチ、16…発光部、17…上延
長管、18…下延長管、19…充電式電池の収納ケー
ス、20…吸口本体、21…継手部、22…上管部、2
3…下管部、24…突起部、26…フィルタケース、2
7…充電式電池、28…電池、29…回路基板、33…
蓋、34…リミットスイッチ、35…接続開口、36…
下ケース、37…後部上ケース、38…前部上ケース、
39…小車輪、40…大車輪、41…開口部、42…開
口部、43…バンパー、44…吸口開口、46…送風
機、47…送風機用モータ、48…回転ブラシ、49…
ブラシ用モータ、50…タイミングベルト、51…回路
基板、52…逆止弁、53…集塵フィルタ、54…逆止
弁、55…第1排気口、56…第2排気口、57…キャ
ップ、58…回転軸部、59…横長半筒状部、60…通
路部、61…凸回転部、62…回転軸受部、63…主上
管部構造体、64…前パネル、65…軸受パネル、66
…前部配線スペース、67…バッテリ収納室、68…凹
回転軸受部、69…延長管接続部、77…吸口本体内通
路、83…継手案内凹部、100…電気掃除機、101
…第1接続部、102…第2接続部、103…回転ブラ
シ収納室、104…集塵室、105…送風室、106…
第1経路、107…第2経路、108…第3経路、10
9…ブラシ駆動室、110…継手取付部、120…横長
矩形状部、121…後方張出部、200…組立体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A47L 9/28 A47L 9/28 U (72)発明者 西山 高徳 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン本部内 (72)発明者 砂川 正郎 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立多賀エレクトロニクス内 (72)発明者 北川 直史 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立多賀エレクトロニクス内 (72)発明者 田中 博文 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所電化機器事業部内 (72)発明者 林 正二 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 Fターム(参考) 3B006 BA01 BA05 3B057 BA11 BA22 BA23 BA25 BA27 DE03 3B061 AD03 AD05 AE01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送風機および集塵部を有する掃除機本体
    と、該掃除機本体に接続可能なホース部と、該ホース部
    に接続可能で内部に風路を成形したグリップ部と、該グ
    リップ部に接続可能で内部に風路を成形した延長管部
    と、該延長管部に接続可能な吸口体部とを備え、前記グ
    リップ部と前記延長管部と前記吸口体部からなるスティ
    ック型の組立体を、前記ホース部から分離して、独立し
    た電気掃除機として使用可能な電気掃除機であって、 前記吸口体部は、吸口本体と、上管部と下管部とを有す
    る継手部とから構成され、 前記上管部は、その長手方向に沿ってバッテリを備え、
    この上管部の一端を前記接続管部と連通し、他の一端を
    前記下管部と回転可能に連通して取り付けられ、 前記下管部は、その一端を前記上管部と回転可能に連通
    し、他の一端を前記吸口本体と回転可能に連通し、 前記吸口本体は、回転ブラシを内蔵する回転ブラシ室
    と、この回転ブラシ室の後方に配置される集塵室と、こ
    の集塵室の両側に配置される送風室と回転ブラシ駆動室
    と、前記集塵室の後方に配置される継手取付部とを内蔵
    し、 前記集塵室は集塵フィルタを備え、回転ブラシ室と連通
    して塵埃を含んだ空気を、前記送風室と、前記継手取付
    部を介して継手部とに選択可能な構造を備え、 前記送風室は、排気口を備えるとともに、その排気の一
    部を前記回転ブラシ駆動室に供給する吸口本体内通路を
    備え、 前記吸口本体内通路は、前記継手取付部の下方に形成さ
    れていることを特徴とする電気掃除機。
  2. 【請求項2】送風機と集塵室を含む吸口本体と、一端を
    前記吸口本体に回転可能に連通し、他の一端を他の延長
    管部を介して電気掃除機本体と接続する継手部とを含
    み、前記送風機による吸引、または前記電気掃除機本体
    の吸引により、前記吸口本体に塵埃を含んだ空気を取り
    込む吸口体部であって、 前記継手部は、上管部と下管部とを含み、 前記上管部は、その長手方向に沿ってバッテリを備え、
    この上管部の一端を前記接続管部と連通し、他の一端を
    前記下管部と回転可能に連通して取り付けられ、 前記下管部は、その一端を前記上管部と回転可能に連通
    し、他の一端を前記吸口本体と回転可能に連通し、 前記吸口本体は、回転ブラシを内蔵する回転ブラシ室
    と、この回転ブラシ室の後方に配置される集塵室と、こ
    の集塵室の両側に配置される送風室と回転ブラシ駆動室
    と、前記集塵室の後方に配置される継手取付部とを内蔵
    し、 前記集塵室は、集塵フィルタを備え、回転ブラシ室と連
    通して塵埃を含んだ空気を前記送風室と前記継手取付部
    を介して継手部とに選択可能な構造を備え、 前記送風室は排気口を備えるとともに、その排気の一部
    を前記回転ブラシ駆動室に供給する吸口本体内通路を備
    え、 前記吸口本体内通路は、前記継手取付部の下方に形成さ
    れていることを特徴とする電気掃除機。
  3. 【請求項3】前記請求項1または2記載の電気掃除機に
    おいて、 前記継手部の下管部は前記吸口本体と清掃面に対して継
    手部を垂直方向に回転させる第2接続部を介して接続さ
    れ、 前記上管部と下管部とは、互いの管軸を一致させて、こ
    の管軸を回転中心として前記上管部と下管部を回転可能
    とする第1接続部を介して連結され、 前記上管部は、その一端が屈曲して前記第1接続部を介
    して前記下管部と連結されるとともに、その他方側で前
    記屈曲方向と対向する周側面に充電式電池を配置した ことを特徴とする電気掃除機。
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