JP2003110695A - 携帯電話機及びその認証方法 - Google Patents

携帯電話機及びその認証方法

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JP2003110695A
JP2003110695A JP2001302866A JP2001302866A JP2003110695A JP 2003110695 A JP2003110695 A JP 2003110695A JP 2001302866 A JP2001302866 A JP 2001302866A JP 2001302866 A JP2001302866 A JP 2001302866A JP 2003110695 A JP2003110695 A JP 2003110695A
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Takuya Imaoka
卓也 今岡
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発信、個人情報参照及び編集が可能な状態に
なるまでの消費電力を低減するとともに、携帯電話機の
操作性を向上させる認証機能を備えた携帯電話機及びそ
の認証方法を提供する。 【解決手段】 携帯電話機11の電源がOFFの状態
で、使用者が電源ボタン部14を押下すると制御部24
が起動する。起動した制御部24は、カメラ部12、照
明部13、比較部22、及び虹彩情報保存部23に電源
を供給する制御を行い、認証作業が開始される。比較部
22が、使用者を正当な使用者であると認めると、制御
部24は、通信機器部25へ電源を供給する制御を行
う。通信機器部25への電源供給後は、携帯電話機11
の操作毎の認証を省略する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用者を識別して
セキュリティを確保するための認証機能を備えた携帯電
話機及びその認証方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話機の多機能化に伴い、電
話番号やメールなどの個人情報を蓄積することができ
る。このため、携帯電話機にセキュリティ機能を持たせ
ることが要求されてきている。このような携帯電話機の
セキュリティ機能として特開2000−307715号
公報に記載されているものが知られている。従来の携帯
電話機のセキュリティシステムは、使用者の固有情報で
ある生体情報をカメラで撮影し、その生体情報を予め保
存していた正当な使用者の生体情報と比較することで認
証を行うものである。この携帯電話機の認証動作は次の
とおりである。まず、電源ボタン部を押すと、電源が入
りアイドル状態となる。この状態では、認証を行う回路
以外の部分にも電源が供給されている。次に使用者が発
信、個人情報参照、又は個人情報編集を行いたいとき、
発信ボタン、個人情報参照ボタン、又は個人情報編集ボ
タンを押して認証を開始する。この状態ではさらに認証
を行う回路にも電源が供給される。そして、使用者が正
当な使用者であることが確認されると発信、個人情報参
照、又は個人情報編集が可能な状態になる。その後も、
発信、個人情報参照、又は個人情報編集毎に認証を行う
必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の携帯電話機は、発信、個人情報参照、又は個人情報
編集が可能な状態になるまでに、電源が投入されてから
認証を開始するまで及び認証を開始してから終了するま
での間、認証に不要な機器への電源を供給している。こ
のため、携帯電話機の消費電力が大きくなっていた。ま
た、発信、個人情報参照、又は個人情報編集毎に認証を
行うため、その操作が煩わしく、認証毎に電力を費やし
ているという問題があった。
【0004】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、発信、個人情報参照、又は個人情報編集が可能な状
態になるまでの消費電力を低減するとともに、携帯電話
機の操作性を向上させる、認証機能を備えた携帯電話機
及びその認証方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の携帯電話機は、
外部との通信を行うための通信手段(通信機器部25)
を有し、使用者の虹彩情報を基に認証を行い、使用者が
正当な使用者であるときに前記通信手段が動作する携帯
電話機において、使用者の虹彩情報を撮影し、撮影され
た正当な使用者の虹彩情報を保存し、認証開始時に撮影
した使用者の虹彩情報と保存されている前記正当な使用
者の虹彩情報とを比較して認証を行う認証手段(カメラ
26、虹彩情報入力部27、比較部22、虹彩情報保存
部23)と、使用者が認証を開始するための入力を行う
認証開始入力手段と、前記認証開始入力手段への入力を
検知すると起動し、前記認証手段のみに電源を供給する
制御を行い、前記認証手段に認証を要求し、使用者が正
当な使用者であることを確認すると前記通信手段へ電源
を供給する制御を行い、前記通信手段への電源が供給さ
れた後は、前記携帯電話機の操作毎の認証を省略する制
御を行う制御手段(制御部24)とを備えることを特徴
とする。
【0006】本発明によれば、使用者が正当な使用者と
認められ認証作業が終了するまでに、認証に不要な機器
(通信手段)への電源を供給していないので、消費電力
を低減することができる。また、通信手段への電源が供
給された後は携帯電話機の操作毎の認証が不要なので、
操作性が向上すると共に、操作毎の認証に費やす電力を
無くすことができる。
【0007】本発明の携帯電話機は、前記認証手段が使
用者の瞳を照らして虹彩を撮影するための照明手段(赤
外LED28、レンズ29)を備え、前記制御手段は、
前記認証開始入力手段への入力が検知されなくなると、
前記認証手段及び前記照明手段への電源を遮断制御し、
停止することを特徴とする。
【0008】本発明によれば、使用者が正当な使用者で
あると認められるまで、認証開始入力手段への入力を継
続しなくてはならない構成としている。このため、使用
者の持ち手が固定されるので、使用者が照明光を隠して
しまい、虹彩画像を撮影できないということがなくな
る。
【0009】本発明の携帯電話機は、前記制御手段が、
一定時間を計測するタイマ手段(タイマ21)を有し、
前記通信手段への電源が供給されたときから前記タイマ
手段の計測が一定時間を過ぎると、前記携帯電話機の機
能を制限し、前記携帯電話機の機能が制限された後、前
記認証開始入力手段への入力を検知し、認証を行って使
用者を正当な使用者であると認めると、前記制御手段は
前記携帯電話機の機能の制限を解除することを特徴とす
る。
【0010】本発明によれば、前記通信手段への電源が
供給されてから一定時間がたつと、前記携帯電話機の機
能を制限する構成としている。さらに、この制限を解除
するには再び認証を行い、正当な使用者であると証明す
る必要がある。このため、前記通信手段への電源が供給
された後、使用者が前記携帯電話機を誤って紛失して
も、他人による不正使用を防止することができる。ま
た、前記携帯電話機の機能の制限を解除できるのは、正
当な使用者のみであるので、高いセキュリティを確保す
ることができる。
【0011】本発明の携帯電話機は、前記制御手段が、
一定時間を計測するタイマ手段を有し、前記通信手段へ
の電源が供給されたときから前記タイマ手段の計測が一
定時間を過ぎると、前記制御手段は、前記通信手段への
電源を遮断制御し、停止することを特徴とする。
【0012】本発明によれば、前記通信手段への電源が
供給されてから一定時間がたつと、前記携帯電話機の電
源はオフとなる。電源オフの状態では、再度認証を行
い、正当な使用者であることを証明する必要がある。こ
のため、前記通信手段への電源供給後、使用者が前記携
帯電話機を誤って紛失しても、他人による不正使用を防
止することができる。
【0013】本発明の携帯電話機は、前記認証開始入力
手段が、前記携帯電話機の電源を入れるための電源ボタ
ン(電源ボタン部14)であることを特徴とする。
【0014】本発明によれば、認証開始入力手段を電源
ボタンと同一としたため、認証開始入力手段を別途に設
ける必要がなくなり、携帯電話機の軽量化及びコスト削
減につながる。また、電源ボタンは、携帯電話機の電源
を投入する際に必ず押すボタンであるので、使用者は意
識せずに認証を開始することができる。
【0015】本発明の携帯電話機の認証方法は、使用者
の虹彩情報を撮影し、撮影された正当な使用者の虹彩情
報を保存し、認証開始時に撮影した使用者の虹彩情報と
保存されている前記正当な使用者の虹彩情報とを比較し
て認証を行う認証手段(カメラ26、虹彩情報入力部2
7、比較部22、虹彩情報保存部23)と、外部との通
信を行うための通信手段(通信機器部25)と、を備え
た携帯電話機の認証方法であって、前記携帯電話機の電
源がオフの状態で認証を開始する入力を検知する工程
(S302)と、認証を開始する入力を検知すると、前
記認証手段のみに電源を供給する制御を行う工程(S3
04)と、前記認証手段へ認証を要求し、使用者が正当
な使用者であることを確認すると前記通信手段への電源
を供給する制御を行う工程(S315)と、前記通信手
段への電源が供給された後は、前記携帯電話機の操作毎
の認証作業を省略する制御を行う工程と、を備えること
を特徴とする。
【0016】本発明によれば、使用者を正当な使用者と
認めて認証作業を終了するまでに、認証に不要な機器
(通信手段)への電源を供給していないので、消費電力
を低減することができる。また、通信手段への電源を供
給した後は携帯電話機の操作毎の認証が不要なので、操
作性が向上すると共に、操作毎の認証に費やす電力を無
くすことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照にして説明する。図1は本実施形態の携帯
電話機の装置例を示す図である。図1に示すように、携
帯電話機11は、電源を投入するための電源ボタン1
4、カメラ部12、照明部13とを有し、個人情報など
を入力するための操作ボタン、音声の入出力を行うマイ
ク及びスピーカ、電波を送受信するためのアンテナ、個
人情報などを表示するための表示部、上記各機器を制御
する回路や、携帯電話網との通信を行うための回路も存
在する。
【0018】図2は図1の携帯電話機11の概略構成を
示すブロック図である。カメラ部12は人間の虹彩を撮
影するためのカメラ26と、カメラ26で撮影した虹彩
画像をコード化する虹彩情報入力部27とを有し、カメ
ラ26は、虹彩を撮影するためだけでなく、その他あら
ゆる画像を撮影するためにも利用される。照明部13
は、人の虹彩を撮影する際に、瞳を照らして虹彩を明瞭
に撮影するためのものであり、赤外LED(Light Emit
ting Diode)28とレンズ29から構成される。さらに
携帯電話機11は、電源を投入するための電源ボタン部
14、携帯電話網との通信を行う機器や、図1に示す各
機器を制御する回路などを有する通信機器部25、虹彩
情報入力部27でコード化された虹彩情報を保存する虹
彩情報保存部23、及び虹彩情報保存部23に保存した
正当な使用者の虹彩情報と、認証時に撮影し、コード化
された虹彩情報とを比較して認証を行う比較部22とを
有し、制御部24は、一定時間をカウントするタイマ2
1を有し、カメラ部12、照明部13、比較部22、虹
彩情報保存部23、及び通信機器部25への電源制御を
行う。
【0019】以下、本実施形態の動作について説明す
る。始めに、本実施形態に用いるON状態及びOFF状
態という言葉は、それぞれ、電源が供給される状態、電
源が遮断される状態を表す。まず、使用者が電源ボタン
部14を押下すると制御部24が起動する。起動した制
御部24は、タイマ21を0にセットし、タイマ21は
カウントを開始する。そしてカメラ部12、照明部1
3、比較部22、及び虹彩情報保存部23にON状態命
令を送信し、認証作業が開始される。この状態では、通
信機器部25には電源は供給されていない。
【0020】カメラ部12、照明部13、比較部22、
及び虹彩情報保存部23に電源が供給されると、カメラ
部12では、使用者の瞳の虹彩画像がカメラ26により
撮影される。虹彩画像撮影時、照明部13の赤外LED
28が点灯し、赤外線がレンズ29を介して放出され
て、使用者の瞳を照らす。赤外LED28は、制御部2
4からのOFF状態命令を受け取ると、消灯する。ここ
で、人間の目の虹彩は瞳の瞳孔を取り巻く筋肉の模様を
示し、人間の年齢が2歳を過ぎると経年変化がほとんど
ない。このため、本人を同定する固有の生体情報として
セキュリティ確保に利用可能である。
【0021】カメラ26で撮影された虹彩画像は、虹彩
情報入力部27でコード化され、比較部22へ送信され
る。比較部22は、虹彩情報入力部27からの虹彩情報
を受け取り、保存する。そして、虹彩情報入力部27か
らの虹彩情報と、虹彩情報保存部23に予め保存してい
た正当な使用者の虹彩情報とを比較し、双方が一致する
かどうかを識別する。比較部22による識別結果は、制
御部24へ送信される。
【0022】制御部24が、「使用者と一致する登録デ
ータあり」という虹彩情報識別結果を比較部22から受
け取った場合、カメラ部12、照明部13、比較部2
2、及び虹彩情報保存部23へOFF状態命令を送信
し、通信機器部25へON状態命令を送信する。ここで
初めて、通信機器部25への電源が供給される。通信機
器部25への電源が供給された後は、発信、個人情報参
照、又は個人情報編集などの携帯電話機11の操作毎に
認証を行う必要はない。
【0023】また、制御部24は、「使用者と一致する
登録データなし」という虹彩情報識別結果を比較部22
から受け取ると、カメラ部12、照明部13、比較部2
2、及び虹彩情報保存部23へOFF状態命令を送信
し、停止する。制御部24が停止すると、携帯電話機1
1は全ての電源が入っていないOFF状態となる。
【0024】上記実施形態において、タイマ21が、予
め定めた一定時間以上カウントした場合、制御部24
は、カメラ部12、照明部13、比較部22、及び虹彩
情報保存部23へOFF状態命令を送信し、停止する構
成とするのが好ましい。赤外線はある一定以上の時間、
人間の目に照らしていると、目に障害を与えてしまう。
上記のように、ある一定時間以上の時間が経過した場
合、認証を終了させることで、目に対する障害を避ける
ことができる。
【0025】また、上記実施形態において、制御部24
は、比較部22から虹彩情報識別結果を受け取る前に、
電源ボタン部14への押下が検知されなくなると、タイ
マ21のカウントを停止して、カメラ部12、照明部1
3、比較部22、及び虹彩情報保存部23へOFF状態
命令を送信し、停止する構成とするのが好ましい。この
構成によれば、使用者が電源ボタン部14から手を離す
と、認証作業が終了し、最後まで認証作業を行うことが
できない。つまり、最後まで認証し、電源を入れるため
には、使用者が電源ボタン部14を押し続けなければな
らない。よって、持ち手が固定され、照明部13を手で
覆い隠すことなく、正確な虹彩画像を撮影することがで
きる。
【0026】さらに、上記実施形態において、比較部2
2が、虹彩情報入力部27からの虹彩情報を受け取り、
保存した時点で、制御部24が、カメラ部12及び照明
部13へOFF状態命令を送信する構成にすることが好
ましい。具体的には、比較部22が、虹彩情報入力部2
7からの使用者が入力した虹彩情報を受け取り、保存し
た時点で、虹彩情報入力部27はカウント停止命令をタ
イマ21へ送信する。制御部24は、タイマ21のカウ
ントを停止させ、カメラ部12及び照明部13へOFF
状態命令を送信し、カメラ部12及び照明部13は停止
する。タイマ21のカウントを停止させるのは、上記に
述べたように、一定時間が経過すると携帯電話機がOF
F状態になってしまうことを避けるためである。この構
成によれば、比較部22が、虹彩情報入力部27からの
虹彩情報を受け取り保存した後は、認証作業に不要なカ
メラ部12及び照明部13への電源供給が遮断されるの
で、認証作業中の消費電力を減らすことができる。
【0027】次に、制御部24が通信機器部25にON
状態命令を送信してからの動作について説明する。通信
機器部25にON状態命令を送信した後、制御部24は
タイマ21をリセットし、カウントを開始する。タイマ
21が、使用者が予め定めた時間をカウントすると、制
御部24は携帯電話機をキーロック状態又はOFF状態
にする。ここで、キーロック状態とは、受信以外の操作
を無効にする状態である。キーロック状態は、再び認証
を行い、使用者が正当な使用者であると認められると解
除され、認められないと携帯電話機11はOFF状態に
なる。以上の構成により、通信機器部25への電源が供
給された状態で、使用者が携帯電話機11を紛失して
も、他人による不正使用を防止することができる。ま
た、キーロック状態は、使用者本人だけしかその状態を
解除できないので、高いセキュリティを確保することが
できる。
【0028】以下、図2における携帯電話機11の電源
OFF状態から、使用可能状態になるまでの一連の動作
を、図3のフローチャートを参照に説明する。携帯電話
機11がOFF状態(S300)において、制御部24
は、電源ボタン部14が使用者によって押下されたこと
を検知して起動し(S301)、タイマ21をリセット
して、カウントを開始する(S302)。さらに制御部
24は、カメラ部12、照明部13、比較部22及び虹
彩情報保存部23にON状態命令を送信し、カメラ部1
2、照明部13、比較部22、及び虹彩情報保存部23
が起動する(S303)。
【0029】タイマ21が一定時間以上カウントすると
(S303:t≧a)、制御部24は、カメラ部12、照
明部13、比較部22、及び虹彩情報保存部23にOF
F状態命令を送信し、カメラ部12、照明部13、比較
部22、及び虹彩情報保存部23は停止する(S30
4)。そして制御部24は停止し(S305)、携帯電
話機11はOFF状態となる。
【0030】一方、タイマ21のカウントが一定時間内
のとき(S303:t<a)、使用者が電源ボタン部14
から指を離すと、制御部24は、電源ボタン部14の押
下を検出しなくなり(S306)、タイマ21を停止す
る(S307)。さらに制御部24は、カメラ部12、
照明部13、比較部22、及び虹彩情報保存部23にO
FF状態命令を送信し、カメラ部12、照明部13、比
較部22、及び虹彩情報保存部23は停止する(S30
8)。そして制御部24は停止し(S309)、携帯電
話機11はOFF状態となる。
【0031】また、タイマ21のカウントが一定時間内
のとき(S303:t<a)、比較部22は、虹彩情報入
力部27で使用者が入力した虹彩情報を受け取り、メモ
リに保存する(S310)。虹彩情報入力部27より、
カウント停止命令がタイマ21へ送信され、タイマ21
はカウントを停止する(S311)。さらに制御部24
が、カメラ部12及び照明部13へOFF状態命令を送
信し、カメラ部12及び照明部13は停止する(S31
2)。
【0032】使用者の入力した虹彩情報を保存した比較
部22は、予め登録された正当な使用者の虹彩情報を、
虹彩情報保存部23から取得する(S313)。さらに
比較部22は、使用者の入力した虹彩情報と、予め登録
された正当な使用者の虹彩情報とが一致するかどうか比
較する(S314)。使用者の入力した虹彩情報と、予
め登録された正当な使用者の虹彩情報とが一致する場合
(S314:YES)、制御部24は、比較部22及び
虹彩情報保存部23へOFF状態命令を、通信機器部2
5へON状態命令を送信し、比較部22及び虹彩情報保
存部23は停止し(S315)、通信機器部25は使用
可能状態になる(S316)。一致しない場合(S31
4:NO)、制御部24は、比較部22及び虹彩情報保
存部23へOFF状態命令を送信し、比較部22及び虹
彩情報保存部23は停止する(S317)。そして制御
部24は停止し(S318)、携帯電話機11はOFF
状態になる。
【0033】図3のフローチャートにおいて、S312
の状態でカメラ部12及び照明部13を停止させる構成
としているが、この時点で停止させずに、S315又は
S317の時点でカメラ部12及び照明部13へOFF
状態命令を送信して停止させる構成としてもよい。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、認証を行い、携帯電話
機の各操作が可能な状態になるまでの消費電力を低減す
ることができる。また、携帯電話機の操作毎に認証を行
わないために、煩わしさがなくなり、操作性を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る携帯電話機の例を示す図。
【図2】 図1の携帯電話機の概略構成を示すブロック
図。
【図3】 図2における携帯電話機の電源OFF状態か
ら、使用可能状態になるまでの動作を示すフローチャー
ト。
【符号の説明】
11 携帯電話機 12 カメラ部 13 照明部 14 電源ボタン部 21 タイマ 22 比較部 23 虹彩情報保存部 24 制御部 25 通信機器部 26 カメラ 27 虹彩情報入力部 28 赤外LED 29 レンズ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部との通信を行うための通信手段を有
    し、使用者の虹彩情報を基に認証を行い、使用者が正当
    な使用者であるときに前記通信手段が動作する携帯電話
    機であって、 使用者の虹彩情報を撮影し、撮影された正当な使用者の
    虹彩情報を保存し、認証開始時に撮影した使用者の虹彩
    情報と保存されている前記正当な使用者の虹彩情報とを
    比較して認証を行う認証手段と、 使用者が認証を開始するための入力を行う認証開始入力
    手段と、 前記認証開始入力手段への入力を検知すると起動し、前
    記認証手段のみに電源を供給する制御を行い、前記認証
    手段に認証を要求し、使用者が正当な使用者であること
    を確認すると、前記通信手段へ電源を供給する制御を行
    い、前記通信手段への電源が供給された後は、前記携帯
    電話機の操作毎の認証を省略する制御を行う制御手段
    と、を備えることを特徴とする携帯電話機。
  2. 【請求項2】 前記認証手段が、使用者の瞳を照らして
    虹彩を撮影するための照明手段を備え、前記制御手段
    は、前記認証開始入力手段への入力が検知されなくなる
    と、前記認証手段及び前記照明手段への電源を遮断制御
    し、停止することを特徴とする請求項1記載の携帯電話
    機。
  3. 【請求項3】 前記制御手段が、一定時間を計測するタ
    イマ手段を有し、 前記通信手段への電源が供給されたときから前記タイマ
    手段の計測が一定時間を過ぎると、前記携帯電話機の機
    能を制限し、前記携帯電話機の機能が制限された後、前
    記認証開始入力手段への入力を検知し、認証を行って使
    用者を正当な使用者であると認めると、前記制御手段は
    前記携帯電話機の機能の制限を解除することを特徴とす
    る請求項1又は請求項2記載の携帯電話機。
  4. 【請求項4】 前記制御手段が一定時間を計測するタイ
    マ手段を有し、 前記通信手段への電源が供給されたときから前記タイマ
    手段の計測が一定時間を過ぎると、前記制御手段は、前
    記通信手段への電源を遮断制御し、停止することを特徴
    とする請求項1又は請求項2記載の携帯電話機。
  5. 【請求項5】 前記認証開始入力手段が、前記携帯電話
    機の電源を入れるための電源ボタンであることを特徴と
    する請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の携帯電
    話機。
  6. 【請求項6】 使用者の虹彩情報を撮影し、撮影された
    正当な使用者の虹彩情報を保存し、認証開始時に撮影し
    た使用者の虹彩情報と保存されている前記正当な使用者
    の虹彩情報とを比較して認証を行う認証手段と、外部と
    の通信を行うための通信手段とを備えた携帯電話機の認
    証方法であって、 前記携帯電話機の電源がオフの状態で使用者の認証を開
    始する入力を検知する工程と、 認証を開始する入力を検知すると前記認証手段のみに電
    源を供給する制御を行う工程と、 前記認証手段へ認証を要求し、使用者が正当な使用者で
    あることを確認すると、前記通信手段へ電源を供給する
    制御を行う工程と、 前記通信手段への電源が供給された後は、前記携帯電話
    機の操作毎の認証作業を省略する工程と、を備えること
    を特徴とする携帯電話機の認証方法。
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