JP2003110490A - サービス提供システム - Google Patents

サービス提供システム

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JP2003110490A
JP2003110490A JP2001302914A JP2001302914A JP2003110490A JP 2003110490 A JP2003110490 A JP 2003110490A JP 2001302914 A JP2001302914 A JP 2001302914A JP 2001302914 A JP2001302914 A JP 2001302914A JP 2003110490 A JP2003110490 A JP 2003110490A
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Mitsuru Sasaki
満 佐々木
Shinichi Hayashi
新一 林
Nobukazu Shima
伸和 島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サービスエリアにおける利用者に対して、利
用者が携帯する携帯端末装置にサービス提供装置からサ
ービスデータを供給し、サービスエリア外でもサービス
データを再生可能に設定できるサービス提供システムを
提供する。 【解決手段】 サービス制御装置30は、携帯端末装置
40がサービスエリアに入場したと検出されると、サー
ビスデータの再生を許可することを示すサービス許可情
報を携帯端末装置40に送信し、携帯端末装置40がサ
ービスエリアから退場したと検出されると、サービスデ
ータの再生を禁止することを示すサービス終了情報を携
帯端末装置40に送信する。携帯端末装置40は、サー
ビス許可情報の受信前にサービス供給装置21からメモ
リカード22を介して供給されるサービスデータを再生
する再生部42を、サービス許可情報に基いて再生可能
状態に設定する一方、サービス終了情報に基いて再生禁
止状態に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、予め定めるサービ
スエリアにおける利用者に対して、その利用者が携帯す
る携帯端末装置にサービス提供装置からサービスデータ
を供給し、サービスデータの再生によるサービスを提供
するサービス提供システムに関する。
【0002】
【従来の技術】所定のエリアに入場した利用者に、サー
ビスを提供するシステムとして、特開平5−26355
8号公報には、ホテルの利用者の客室への入退室の管理
と、利用者への所定のサービスの提供とを行う、特定エ
リアへの出入によるサービス提供システムが開示されて
いる。このサービス提供システムにおいては、利用者を
特定するID情報が記憶されているICカードを携帯す
る利用者が客室に入室すると、サービス提供手段は、I
CカードからのID情報に基いて特定のサービスを前記
利用者に提供する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来技術で
は、利用者は、サービスエリアにおいて提供されるサー
ビスを、サービスエリア内でしか利用することができな
い。たとえば利用者がサービスエリアに入る前に、予め
携帯端末装置を利用者に貸与し、利用者はサービスエリ
ア内で携帯端末装置を携帯し、音楽データなどをその携
帯端末装置に配信し、携帯端末装置に配信した音楽デー
タを再生させる音楽試聴サービスでは、サービスエリア
外では音楽データを聴くことができない。
【0004】また音楽データを広告データとともに携帯
端末装置に再生させる場合には、音楽データと広告デー
タとを個別に配信して、携帯端末装置は、配信された音
楽データと広告データとを個別に記憶するので、音楽デ
ータと広告データとの関連性を持たせることができな
い。
【0005】したがって本発明の目的は、予め定めるサ
ービスエリアにおける利用者に対して、その利用者が携
帯する携帯端末装置にサービス提供装置からサービスデ
ータを供給し、サービスエリア外でもサービスデータを
再生可能に設定できるとともに、広告データをサービス
データに関連付けすることができるサービス提供システ
ムを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、予め定めるサ
ービスエリアにおける利用者に対して、その利用者が携
帯する携帯端末装置にサービス提供装置からサービスデ
ータを供給し、サービスデータの再生によるサービスを
提供するサービス提供システムにおいて、サービス提供
装置は、携帯端末装置と情報の送受信を行う通信手段
と、携帯端末装置のサービスエリアに対する入退場を検
出する検出手段と、携帯端末装置がサービスエリアに入
場したと検出されると、サービスデータの再生を許可す
るサービス許可情報を当該携帯端末装置に送信し、携帯
端末装置がサービスエリアから退場したと検出される
と、サービスデータの再生を禁止するサービス終了情報
を当該携帯端末装置に送信する制御手段とを有し、携帯
端末装置は、サービス提供装置と情報の送受信を行う端
末通信手段と、サービスデータを再生する再生手段と、
前記再生手段をサービス許可情報に基いてサービスデー
タの再生可能状態に設定する一方、サービス終了情報に
基いてサービスデータの再生禁止状態に設定する端末制
御手段とを有し、サービスデータは、サービス許可情報
の受信前にサービス提供装置から供給されることを特徴
とするサービス提供システムである。
【0007】本発明に従えば、サービス提供装置は、サ
ービスデータが供給されている携帯端末装置のサービス
エリアへの入場が検出されると、サービス許可情報を当
該携帯端末装置に送信し、携帯端末装置は、サービス許
可情報に基いて、再生手段をサービスデータの再生可能
状態に設定する。またサービス提供装置は、携帯端末装
置のサービスエリアからの退場が検出されると、サービ
ス終了情報を当該携帯端末装置に送信し、携帯端末装置
は、サービス終了情報に基いて、再生手段をサービスデ
ータの再生禁止状態に設定する。
【0008】これによって携帯端末装置は、サービスエ
リア内でサービスデータを再生することができるととも
に、サービスエリア外ではサービスデータの再生を禁止
することができる。またサービスデータは、サービス許
可情報の受信前にサービス提供装置から供給されるの
で、携帯端末装置は、サービス許可情報を受信すると、
速やかにサービスデータの再生をすることができる。
【0009】また本発明は、予め定めるサービスエリア
における利用者に対して、その利用者が携帯する携帯端
末装置にサービス提供装置からサービスデータを供給
し、サービスデータの再生によるサービスを提供するサ
ービス提供システムにおいて、サービス提供装置は、携
帯端末装置と情報の送受信を行う通信手段と、携帯端末
装置のサービスエリアに対する入退場を検出する検出手
段と、携帯端末装置がサービスエリアに入場したと検出
されると、サービスデータの再生を許可するサービス許
可情報を当該携帯端末装置に送信し、携帯端末装置がサ
ービスエリアから退場したと検出されると、サービスデ
ータの再生を禁止するサービス終了情報を当該携帯端末
装置に送信する制御手段とを有し、携帯端末装置は、サ
ービス提供装置と情報の送受信を行う端末通信手段と、
サービスデータを再生する再生手段と、前記再生手段を
サービス許可情報に基いてサービスデータの再生可能状
態に設定する一方、サービス終了情報に基いてサービス
データの再生禁止状態に設定する端末制御手段とを有
し、サービスデータは、サービス許可情報の受信後にサ
ービス提供装置から供給されることを特徴とするサービ
ス提供システムである。
【0010】本発明に従えば、サービス提供装置は、携
帯端末装置のサービスエリアへの入場が検出されると、
サービス許可情報を当該携帯端末装置に送信して、サー
ビスデータを前記携帯端末装置に供給し、携帯端末装置
は、サービス許可情報に基いて、再生手段をサービスデ
ータの再生可能状態に設定する。またサービス提供装置
は、携帯端末装置のサービスエリアからの退場が検出さ
れると、サービス終了情報を当該携帯端末装置に送信
し、携帯端末装置は、サービス終了情報に基いて、再生
手段をサービスデータの再生禁止状態に設定する。
【0011】これによって携帯端末装置は、サービスエ
リア内でサービスデータを再生することができるととも
に、サービスエリア外ではサービスデータの再生を禁止
することができる。またサービスデータは、サービス提
供装置が携帯端末装置にサービス許可情報を送信した後
にサービス提供装置から供給されるので、携帯端末装置
がサービスデータを保持した状態でサービスエリアに入
場せずに、サービスデータを持ち去られる危険性を回避
することができ、確実にサービスエリア内だけで再生す
ることができる。
【0012】また本発明は、携帯端末装置の端末制御手
段は、サービスエリアに対する入退場を示す入退場情報
を送信し、サービス提供装置の検出手段は、携帯端末装
置からの入退場情報を受信することで、携帯端末装置の
サービスエリアに対する入退場を検出することを特徴と
する。
【0013】本発明に従えば、携帯端末装置の端末制御
手段は、入退場情報を送信し、サービス提供装置の検出
手段は、携帯端末装置からの入退場情報を受信すること
で、携帯端末装置のサービスエリアに対する入退場を検
出するので、サービス提供装置は、携帯端末装置のサー
ビスエリアに対する入退場を確実に検出することができ
る。
【0014】また本発明は、携帯端末装置は、サービス
エリアから一時的に退場するときには、一時退場するこ
とを示す一時退場情報をサービス提供装置に送信し、サ
ービス提供装置は受信した一時退場情報に基いて、当該
携帯端末装置のサービスデータを保持する状態でのサー
ビスエリアからの一時的な退場を許可することを示す一
時退場許可情報を前記携帯端末装置に送信し、携帯端末
装置は、受信した一時退場許可情報に基いて、サービス
データを保持する状態で再生手段をサービスデータの再
生禁止状態に設定する一方、サービスエリアに再度入場
するときには、再入場することを示す再入場情報を送信
し、サービス提供装置は、再入場情報に基いて、携帯端
末装置がサービスエリアに再入場したと検出されると、
サービス許可情報を送信し、携帯端末装置は、サービス
許可情報に基いて、再生手段をサービスデータの再生可
能状態に設定することを特徴とする。
【0015】本発明に従えば、携帯端末装置は、サービ
スエリアから一時的に退場するときには一時退場情報を
サービス提供装置に送信し、サービス提供装置は受信し
た一時退場情報に基いて、一時退場許可情報を前記携帯
端末装置に送信し、携帯端末装置は、受信した一時退場
許可情報に基いて、サービスデータを保持する状態で再
生手段をサービスデータの再生禁止状態に設定する。ま
た携帯端末装置は、サービスエリアに再度入場するとき
には再入場情報を送信し、サービス提供装置は、再入場
情報に基いて、サービス許可情報を送信し、携帯端末装
置は、サービス許可情報に基いて、再生手段をサービス
データの再生可能状態に設定する。
【0016】このように携帯端末装置は、サービスデー
タを保持する状態で、サービスエリアから一時的に退場
して、サービスエリアに再度入場するので、サービスエ
リアに再入場するときにサービスデータの供給をする必
要がなく、サービスエリアに再度入場したときに速やか
にサービスデータを再生することができる。また携帯端
末装置は、サービスエリアを一時的に退場するときに
は、サービスデータの再生禁止状態に設定するので、保
持しているサービスデータのサービスエリア外での再生
を防止することができる。
【0017】また本発明は、サービス提供装置は、携帯
端末装置が一時退場したサービスエリアに関するエリア
一時退場情報を記憶し、再入場情報を受信したときに
は、エリア一時退場情報に基いて、携帯端末装置にサー
ビス許可情報を送信するか否かを判断することを特徴と
する。
【0018】本発明に従えば、サービス提供装置は、エ
リア一時退場情報を記憶し、再入場情報を受信したとき
には、エリア一時退場情報に基いて、携帯端末装置にサ
ービス許可情報を送信するか否かを判断するので、たと
えば携帯端末装置が、あるサービスエリアから退場した
後に、他のサービスエリアに入場した場合には、サービ
ス提供装置は、エリア一時退場情報に基いて、前記携帯
端末装置にはサービス許可情報を送信しないと判断する
ことができる。またたとえば携帯端末装置が、あるサー
ビスエリアから退場してから所定の時間内に当該サービ
スエリアに再入場しなかった場合には、サービス提供装
置は、エリア一時退場情報に基いて、前記携帯端末装置
にはサービス許可情報を送信しないと判断することがで
きる。
【0019】また本発明は、サービス提供装置は、広告
データを添付してサービスデータを供給し、携帯端末装
置は、サービスエリアにおいて、サービスデータに広告
データを付加して再生することを特徴とする。
【0020】本発明に従えば、サービス提供装置は、広
告データを添付してサービスデータを供給し、携帯端末
装置は、サービスエリアにおいて、サービスデータに広
告データを付加して再生するので、携帯端末装置は、広
告データをサービスデータに関連付けて、サービスデー
タとともに再生することができる。このように広告デー
タをサービスデータに関連付けることによって、たとえ
ばサービスエリア内での広告データの供給状況などを得
ることができ、このようにして得られた広告データの供
給状況に基いて、効率的な広告データの供給を検討する
ことができる。
【0021】また本発明は、携帯端末装置は、サービス
エリア内外においてサービスデータを再生することを示
す再生制限解除要求を送信し、サービス提供装置は、再
生制限解除要求に基いて、サービスエリア内外において
サービスデータの再生を許可することを示す再生制限解
除情報を当該携帯端末装置に送信し、携帯端末装置は、
サービスデータに再生制限解除情報を付加して保持し、
再生制限解除情報に基いて、再生手段を再生制限解除情
報が付加されるサービスデータの再生可能状態に設定す
ることを特徴とする。
【0022】本発明に従えば、携帯端末装置は、再生制
限解除要求を送信し、サービス提供装置は、再生制限解
除要求に基いて、再生制限解除情報を当該携帯端末装置
に送信し、携帯端末装置は、サービスデータに再生制限
解除情報を付加して保持し、再生制限解除情報に基い
て、再生手段を再生制限解除情報が付加されるサービス
データの再生可能状態に設定する。これによって携帯端
末装置は、サービスエリア内外によらず、再生制限解除
情報が付加されるサービスデータを再生することができ
る。
【0023】また本発明は、携帯端末装置は、サービス
データに広告データを付加して再生するか否かを示す広
告付加可否情報を前記再生制限解除要求とともに送信
し、前記広告付加可否情報に基いて、サービスデータを
再生することを特徴とする。
【0024】本発明に従えば、携帯端末装置は、広告付
加可否情報を前記再生制限解除要求とともに送信し、前
記広告付加可否情報に基いて、サービスデータを再生す
るので、再生制限解除情報が付加されるサービスデータ
に広告データを付加するか否かの選択をすることができ
る。これによって、たとえばサービスデータに広告デー
タを付加する場合には、利用者に何らかの特典を与える
ようにしてもよい。
【0025】また本発明は、携帯端末装置は、サービス
データを再生したことを示すデータ再生情報を記憶する
ことを特徴とする。
【0026】本発明に従えば、携帯端末装置は、サービ
スデータを再生したことを示すデータ再生情報を記憶す
るので、たとえば記憶されるデータ再生情報を用いて、
サービスデータに関連する商品の購入を行うことができ
る。
【0027】また本発明は、携帯端末装置は、データ再
生情報を送信し、サービス提供装置は、データ再生情報
を記憶することを特徴とする。
【0028】本発明に従えば、携帯端末装置は、データ
再生情報を送信し、サービス提供装置は、データ再生情
報を記憶するので、たとえば利用者がデータ再生情報を
用いて、サービスデータに関連する商品を購入するとき
に、商品を販売する店舗は、利用者が携帯する携帯端末
装置に記憶されるデータ再生情報と、サービス提供装置
に記憶されるデータ再生情報とを比較して、データ再生
情報の整合性を確認することができる。
【0029】また本発明は、サービスデータおよび広告
データは、サービス提供装置および携帯端末装置に着脱
可能な記憶媒体によって、サービス提供装置から携帯端
末装置に供給されることを特徴とする。
【0030】本発明に従えば、サービスデータおよび広
告データは、サービス提供装置および携帯端末装置に着
脱可能な記憶媒体によって、サービス提供装置から携帯
端末装置に供給されるので、サービスデータが、たとえ
ばデータ量の大きい動画データであっても、サービス提
供装置から携帯端末装置に容易かつ確実に供給すること
ができる。
【0031】また本発明は、サービスデータおよび広告
データは、サービス提供装置の通信手段を介して携帯端
末装置に供給されることを特徴とする。
【0032】本発明に従えば、サービスデータおよび広
告データは、サービス提供装置の通信手段を介して携帯
端末装置に供給されるので、サービスデータおよび広告
データを供給する度に、携帯端末装置をサービス提供装
置に装着したりすることなく、サービス提供装置から携
帯端末装置に容易に供給することができる。
【0033】また本発明は、上述したサービス提供シス
テムに用いられる携帯端末装置である。
【0034】本発明に従えば、この携帯端末装置は、上
述したサービス提供システムを構成する携帯端末装置と
同様の動作を実行する。したがって、この携帯端末装置
を携帯する利用者は、上述したサービス提供システムに
おけるサービスデータの再生によるサービスの提供を受
けることができる。
【0035】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施の形
態のサービス提供システム10の構成を示すブロック図
であり、図2は、サービス提供システム10を示す模式
図である。サービス提供システム10は、たとえば駅構
内、テーマパークの遊戯施設および展示会場などの予め
定めるサービスエリア11にいる利用者12に対して、
所定の文字データ、音声データおよび画像データなどの
サービスデータを提供するためのシステムであり、本実
施の形態において具体的には、サービスデータである音
楽データおよび画像データに広告データを添付して提供
する。サービス提供システム10は、サービスデータ供
給装置21、サービス制御装置30、サービスデータ供
給装置21とサービス制御装置30とに接続されるサー
ビスセンタ20、および利用者12が携帯する携帯端末
装置40を含んで構成される。
【0036】サービスセンタ20は、サービスデータお
よび広告データを蓄積し、サービス提供システム10を
統括的に制御する。サービスセンタ20において、サー
ビスデータは、個々に固有の識別符号であるサービスデ
ータIDに基いて整理されて蓄積され、広告データも個
々に固有の識別符号である広告データIDに基いて整理
されて蓄積される。サービスデータ供給装置21は、後
述するメモリカード22を装着して、メモリカード22
にサービスデータを転送する。サービスデータ供給装置
21は、図2に示すように、サービスエリア11外に設
置される。
【0037】メモリカード22は、サービスデータ供給
装置21および携帯端末装置40に着脱可能な記憶媒体
であり、たとえば複数回電気的に記憶の消去および書き
込みができるフラッシュメモリなどを含んで構成され
る。メモリカード22は、サービスデータ供給装置21
に装着されると、サービスデータ供給装置21からサー
ビスデータおよび広告データが転送され、その転送され
たサービスデータおよび広告データを記憶する。メモリ
カード22は、後述する携帯端末装置40の端末記憶部
46に装着され、メモリカード22に記憶されるサービ
スデータおよび広告データは、再生部42によって再生
される。このようにしてサービスデータおよび広告デー
タは、メモリカード22によってサービスデータ供給装
置21から携帯端末装置40に供給される。またサービ
スデータおよび広告データとともに、サービスデータお
よび広告データの表題の一覧を示すサービスデータリス
トおよび広告データリストも、メモリカード22によっ
てサービスデータ供給装置21から携帯端末装置40に
供給される。
【0038】サービス制御装置30は、通信部31、検
出部32、制御部33、入力部34、表示部35および
記憶部36を含んで構成される。サービス制御装置30
は、携帯端末装置40のサービスエリア11に対する入
退場の検出、および携帯端末装置40の制御などを行う
装置である。サービス制御装置30は、サービスエリア
11の入退場口13に設置される。たとえばサービスエ
リア11が駅構内である場合には、サービスデータ供給
装置21は自動改札装置に組み込まれて設置され、また
たとえばサービスエリア11がテーマパークおよび展示
会場である場合には、サービスデータ供給装置21は入
退場ゲートに設置される。
【0039】通信手段である通信部31は、後述する携
帯端末装置40の端末通信部41と無線通信によって各
種情報の送受信を行う。検出手段である検出部32は、
携帯端末装置40からの入退場情報に基いて、携帯端末
装置40のサービスエリア11に対する入退場を検出す
る。制御手段である制御部33は、中央演算処理装置で
実現され、サービス制御装置30を統括的に制御する。
入力部34は、キーボードおよびタッチパネルなどの入
力装置で実現され、利用者12によって入力操作され
る。表示部35は、たとえば液晶表示装置で実現され、
利用者12へのメッセージなどを表示する。記憶部36
は、携帯端末装置40に関する各種情報を記憶する。
【0040】携帯端末装置40は、たとえば携帯電話機
能とは異なる無線通信機能を有し、インターネットに接
続可能な携帯電話装置で実現される。携帯端末装置40
は、端末通信部41、再生部42、端末制御部43、端
末入力部44、端末表示部45および端末記憶部46を
含んで構成される。
【0041】端末通信手段である端末通信部41は、サ
ービス制御装置30の通信部31と各種情報の送受信を
行うとともに、携帯電話機能における通信も行う。再生
手段である再生部42は、サービスデータおよび広告デ
ータを再生する。再生部42は、たとえばサービスデー
タが音楽データの場合には、音楽データを携帯端末装置
40に備えられるスピーカなどの音声出力手段を介して
音声出力し、広告データを後述する端末表示部45に表
示させる。端末制御手段である端末制御部43は、中央
演算処理装置で実現され、携帯端末装置40を統括的に
制御する。端末入力部44は、キーボードおよびタッチ
パネルで実現され、利用者12によって入力操作され
る。端末表示部45は、たとえば液晶表示装置で実現さ
れ、サービスデータ、広告データ、サービスデータリス
トおよび広告データリストなどの各種情報を表示する。
端末記憶部46は、メモリカード22を装着可能であ
り、各種情報を記憶する。
【0042】携帯端末装置40を携帯する利用者12
が、図2に示すサービスエリア11に入場してから退場
するまでの手順を以下に説明する。携帯端末装置40を
携帯する利用者12は、サービスエリア11外に設置さ
れているサービスデータ供給装置21に装着され、サー
ビスデータおよび広告データが記憶されたメモリカード
22を受け取り、携帯端末装置40の端末記憶部46に
装着する。このときメモリカード22に記憶されている
サービスデータおよび広告データを、端末記憶部46に
転送して端末記憶部46に記憶させてもよい。
【0043】メモリカード22を装着した携帯端末装置
40を携帯する利用者12が入退場口13を通過してサ
ービスエリア11に入場するとともに、利用者12が携
帯端末装置40の端末入力部44を入力操作すると、端
末制御部43は、携帯端末装置40の固有の識別符号で
ある端末IDを含み、サービスエリア11への入場を示
す入場情報を端末通信部41を介して送信する。サービ
ス制御装置30の通信部31が携帯端末装置40からの
入場情報を受信すると、検出部32は、携帯端末装置4
0がサービスエリア11に入場したことを検出する。携
帯端末装置40がサービスエリア11に入場したことが
検出されると、制御部33は、サービスデータの再生を
許可することを示すサービス許可情報を、通信部31を
介して前記携帯端末装置40に送信する。
【0044】携帯端末装置40の端末制御部43は、サ
ービス制御装置30からのサービス許可情報を端末通信
部41を介して受信すると、サービス許可情報に基い
て、再生部42をサービスデータの再生可能状態に設定
する。サービス可能状態に設定された再生部42は、端
末記憶部46に装着されているメモリカード22に記憶
されているサービスデータおよび広告データを再生す
る。携帯端末装置40の端末制御部43は、サービスデ
ータおよび広告データを再生すると、再生したことを示
すデータ再生情報を端末記憶部46に記憶することがで
きる。また携帯端末装置40の端末制御部43は、デー
タ再生情報を端末通信部41を介して、サービス制御装
置30に送信し、データ再生情報はサービスセンタ20
に蓄積される。
【0045】メモリカード22が装着されている携帯端
末装置40を携帯する利用者12が入退場口13を通過
してサービスエリア11から退場し、利用者12が携帯
端末装置40の端末入力部44を入力操作すると、端末
制御部43は、端末IDを含み、サービスエリア11か
ら退場することを示す退場情報を送信する。サービス制
御装置30の通信部31が携帯端末装置40からの退場
情報を受信すると、検出部32は、携帯端末装置40が
サービスエリア11から退場したことを検出する。携帯
端末装置40がサービスエリア11から退場したことが
検出されると、制御部33は、サービスデータの再生を
禁止することを示すサービス終了情報を、通信部31を
介して前記携帯端末装置40に送信する。
【0046】携帯端末装置40は、サービス制御装置3
0からのサービス終了情報を端末通信部41を介して受
信すると、端末制御部43は、サービス終了情報に基い
て、再生部42をサービスデータの再生禁止状態に設定
する。メモリカード22が装着されている携帯端末装置
40を携帯する利用者12は、携帯端末装置40からメ
モリカード22を取り外して、サービスデータ供給装置
21に装着して返却する。このときサービスデータおよ
び広告データがメモリカード22から端末記憶部46に
転送されていた場合には、端末記憶部46からサービス
データおよび広告データを消去する。
【0047】また端末記憶部46からのサービスデータ
および広告データの消去は、たとえば端末制御部43
が、サービスエリア11に入場した時刻またはサービス
エリア11から退場した時刻に基いて、サービスデータ
および広告データを消去するデータ消去プログラムを実
行することによって行うようにしてもよい。このデータ
消去プログラムは、サービスデータおよび広告データと
ともにメモリカード22に記憶されており、メモリカー
ド22が携帯端末装置40に装着されると端末記憶部4
6に転送される。
【0048】また携帯端末装置40を携帯する利用者1
2のサービスエリア11への入場および退場の検出は、
利用者12のサービス制御装置30の入力部34の入力
操作によって検出してもよい。
【0049】次に、メモリカード22が装着されている
携帯端末装置40を携帯するサービスエリア11内の利
用者12が、サービスエリア11から一時的に退場し
て、前記サービスエリア11に再度入場するまでの手順
を以下に説明する。メモリカード22が装着されている
携帯端末装置40を携帯する利用者12がサービスエリ
ア11から一時的に退場するときには、携帯端末装置4
0の端末入力部44を入力操作して、端末IDを含み、
サービスエリア11から一時的に退場することを示す一
時退場許可情報を送信する。この一時退場許可情報は、
利用者12がサービス制御装置30の入力部34を入力
操作して、サービス制御装置30に入力するようにして
もよい。
【0050】サービス制御装置30の通信部31が一時
退場許可情報を受信すると、制御部33は、前記携帯端
末装置40のサービスデータを保持する状態でのサービ
スエリア11からの一時的な退場を許可することを示す
一時退場許可情報を、通信部31を介して、前記携帯端
末装置40に送信する。このときサービス制御装置30
は、前記携帯端末装置40を携帯する利用者12が一時
退場したサービスエリア11に関するエリア一時退場情
報を、記憶部36に記憶する。前記一時退場情報は、た
とえばテーマパークに設置される遊戯施設のようにサー
ビスエリアが複数ある場合には、個々のサービスエリア
の識別番号、ならびに携帯端末装置40を携帯する利用
者12のサービスエリアに対する入場時刻および退場時
刻などが含まれる。
【0051】携帯端末装置40の端末通信部41が一時
退場許可情報を受信すると、端末制御部43は、一時退
場許可情報に基いて、サービスデータを保持する状態で
再生部42をサービスデータの再生禁止状態に設定す
る。利用者12は、携帯端末装置40にメモリカード2
2が装着されている状態で、サービスエリア11から一
時的に退場する。このときサービスデータおよび広告デ
ータがメモリカード22から端末記憶部46に転送され
ていた場合には、端末記憶部46からサービスデータお
よび広告データを消去せずに、メモリカード22をサー
ビスデータ提供装置21に装着して返却するようにして
もよい。
【0052】このようにして携帯端末装置40にサービ
スデータおよび広告データを保持する状態で、サービス
エリア11から一時的に退場した利用者12が、再度サ
ービスエリア11に入場するときは、利用者12は携帯
端末装置40の端末入力部44を入力操作する。これに
よって端末制御部43は、端末IDを含み、サービスエ
リア11への再度入場することを示す再入場情報を端末
通信部41を介して送信する。サービス制御装置30の
通信部31が携帯端末装置40からの再入場情報を受信
すると、検出部32は、携帯端末装置40がサービスエ
リア11に再度入場したことを検出する。携帯端末装置
40がサービスエリア11に再度入場したことが検出さ
れると、制御部33は、エリア一時退場情報に基いて、
サービスデータの再生を許可することを示すサービス許
可情報を、通信部31を介して前記携帯端末装置40に
送信するか否かを判断し、送信すると判断した場合に
は、携帯端末装置40にサービス許可情報を送信する。
【0053】たとえば携帯端末装置40が、サービスエ
リア11から退場した後に、他のサービスエリアに入場
した場合には、サービス制御装置30の制御部33は、
エリア一時退場情報に基いて、前記携帯端末装置40に
はサービス許可情報を送信しないと判断する。またたと
えば携帯端末装置40が、サービスエリア11から退場
した時の退場時刻と、前記サービスエリア11に再入場
したときの再入場時刻とを比較して、所定の時間内に再
入場しなかった場合には、サービス制御装置30の制御
部33は、エリア一時退場情報に基いて、前記携帯端末
装置40にはサービス許可情報を送信しないと判断す
る。
【0054】携帯端末装置40は、サービス制御装置3
0からのサービス許可情報を端末通信部41を介して受
信すると、端末制御部43は、サービス許可情報に基い
て、再生部42をサービスデータの再生可能状態に設定
する。サービス可能状態に設定された再生部42は、端
末記憶部46に装着されているメモリカード22に記憶
されているサービスデータおよび広告データを再生す
る。
【0055】図3は、サービスデータに広告を付加する
手順を示すフローチャートである。携帯端末装置40を
携帯する利用者12は、サービスデータ供給装置21か
ら供給されるサービスデータおよび広告データの関連付
けを設定することができる。たとえば利用者12が、サ
ービスデータに含まれる音楽データを気に入った場合に
は、その音楽データに対して広告データに含まれる任意
の広告を付加することができる。ステップs0でサービ
スデータに広告を付加する手順が開始され、ステップs
1に進む。
【0056】ステップs1では、利用者12は、携帯端
末装置40の端末入力部44を入力操作して、端末表示
部45に表示されるサービスデータリストから好みのサ
ービスデータを選択し、ステップs2に進む。
【0057】ステップs2では、利用者12は、端末入
力部44を入力操作して、端末表示部45に表示される
広告データリストから、サービスデータに付加したい広
告データを選択し、ステップs3に進む。
【0058】ステップs3では、利用者12は、端末入
力部44を入力操作して、インターネットに接続し、イ
ンターネットを介してサービスセンタ20に、広告デー
タの登録を行い、ステップs4に進む。このときサービ
スセンタ20は、利用者12が登録したサービスデータ
および広告データを、互いに関連付けて蓄積する。
【0059】ステップs4では、携帯端末装置40の端
末制御部43は、選択したサービスデータに選択した広
告データを付加して、広告付サービスデータを作成し、
ステップs5に進む。ステップs5では、携帯端末装置
40の端末制御部43は、作成した広告付サービスデー
タを圧縮するとともに、端末記憶部46に記憶して、ス
テップs6に進み、全ての手順を終了する。
【0060】上述のように利用者12は携帯端末装置4
0の端末入力部44を入力操作して、サービスデータお
よび広告データの選択を行ったが、サービスエリア11
に設置されるサービス制御装置30の入力部34を入力
操作して行うようにしてもよい。
【0061】利用者12は、サービスデータ供給装置2
1から供給されたサービスデータだけでなく、上述の手
順によって作成された広告付サービスデータも、広告が
付いた状態で購入することができる。利用者12は、広
告付サービスデータを購入する場合には、広告が付いて
いないサービスデータよりも、安い値段で購入すること
ができる。
【0062】上述の手順のステップs3において、広告
データの登録は、インターネットを介して行うとした
が、サービス制御装置30を介して登録を行うようにし
てもよい。
【0063】また上述の手順のステップs4において、
サービスデータが、たとえば携帯端末装置40の端末表
示部45に表示されるような画像データである場合に
は、サービスデータを、サービスデータに広告データを
合成して端末表示部45に表示することができるよう
な、画面合成用データに加工して、端末記憶部46に記
憶してもよい。
【0064】図4は、サービスデータを購入する手順を
示すフローチャートである。ステップt0でサービスデ
ータを購入する手順が開始され、ステップt1に進む。
ステップt1では、利用者12は、携帯する携帯端末装
置40に供給されたサービスデータを再生し、ステップ
t2に進む。
【0065】ステップt2では、利用者12は、携帯端
末装置40の端末入力部44を入力操作して、端末表示
部45に表示されるサービスデータのリストから、購入
を希望するサービスデータを選択して、再生制限解除要
求および広告付加可否情報を含む購入データリストを作
成し、前記購入データリストをサービスセンタ20に送
信して、ステップt3に進む。再生制限解除要求は、購
入したサービスデータを、サービスエリア11内外にお
いて、再生することを要求する情報である。また広告付
加可否情報は、購入したサービスデータに広告データを
付加して再生するか否かを示す情報である。利用者12
が購入を希望するサービスデータの選択は、サービスエ
リア11に設置されるサービス制御装置30の入力部3
4を入力操作して行うようにしてもよい。
【0066】ステップt3では、サービスセンタ20
は、購入データリストに基いて、購入したサービスデー
タの登録、およびサービスエリア11内外において購入
したサービスデータの再生を許可することを示す再生制
限解除情報の送信をサービス制御装置30を介して行
い、携帯端末装置40は、サービスセンタ20からの再
生制限解除情報を受信して、ステップt4に進む。
【0067】ステップt4では、携帯端末装置40の端
末制御部43は、受信した再生制限解除情報に基いて、
購入したサービスデータを端末記憶部46に保存して、
ステップt5に進む。ステップt5では、携帯端末装置
40を携帯する利用者12が、サービスエリア11から
退場するときに、携帯端末装置40の端末制御部43
は、広告付加可否情報に基いて、購入したサービスデー
タは広告データが付加される広告付サービスデータであ
るか否かを判断する。購入したサービスデータが広告付
サービスデータである場合には、ステップt6に進み、
購入したサービスデータが広告付サービスデータでない
場合には、ステップt8に進む。
【0068】ステップt5において、購入したサービス
データが広告付サービスデータであると判断されてステ
ップt6に進むと、ステップt6では、携帯端末装置4
0の端末制御部43は、端末記憶部46に記憶される未
購入のサービスデータを消去してステップt7に進み、
全ての手順を終了する。
【0069】ステップt5において、購入したサービス
データが広告付サービスデータでないと判断されてステ
ップt8に進むと、ステップt8では、携帯端末装置4
0の端末制御部43は、端末記憶部46に記憶される未
購入のサービスデータ、広告データおよび画面合成用デ
ータを消去してステップt7に進み、全ての手順を終了
する。
【0070】データ再生情報の利用について以下に述べ
る。携帯端末装置40がサービスデータおよび広告デー
タを再生したことを示すデータ再生情報は、携帯端末装
置40の端末記憶部46に記憶されるとともに、サービ
スセンタ20に蓄積される。データ再生情報は、再生さ
れたサービスデータのサービスデータIDと、再生され
た広告データの広告データIDとを含む。
【0071】携帯端末装置40でサービスデータおよび
広告データを再生した利用者12が、再生した広告デー
タに関連する商品である広告関連商品を購入するときに
は、前記利用者12は、広告関連商品を販売している店
舗において、携帯端末装置40の端末表示部45にデー
タ再生情報を表示させて提示する。店舗はサービスセン
タ20に蓄積されているデータ再生情報と、利用者12
が提示したデータ再生情報とを照合する。これらのデー
タ再生情報が一致すれば、利用者12は広告関連商品を
通常価格よりも安い割引価格で購入することができる。
【0072】以上のように本実施の形態のサービス提供
システム10によれば、携帯端末装置40は、サービス
エリア11内でサービスデータを再生することができる
とともに、サービスエリア11外ではサービスデータの
再生を禁止することができる。またサービスデータは、
サービス許可情報の受信前にサービス制御装置30から
供給されるので、携帯端末装置40は、サービス許可情
報を受信すると、速やかにサービスデータの再生をする
ことができる。
【0073】また本実施の形態のサービス提供システム
10によれば、メモリカード22によって携帯端末装置
40にサービスデータおよび広告データが供給されるの
で、サービスデータが、たとえばデータ量の大きい動画
データであっても、サービス制御装置30から携帯端末
装置40に容易かつ確実に供給することができる。
【0074】また本実施の形態のサービス提供システム
10によれば、携帯端末装置40は、サービスデータを
保持する状態で、サービスエリア11から一時的に退場
して、サービスエリア11に再入場するので、サービス
エリアに再入場するときに携帯端末装置40に対してサ
ービスデータの供給をする必要がなく、サービスエリア
11に再度入場したときに速やかにサービスデータを再
生することができる。また携帯端末装置40は、サービ
スエリア11を一時的に退場するときには、サービスデ
ータの再生禁止状態に設定するので、保持しているサー
ビスデータのサービスエリア11外での再生を防止する
ことができる。
【0075】また本実施の形態のサービス提供システム
10によれば、たとえば携帯端末装置40が、あるサー
ビスエリアから退場した後に、他のサービスエリアに入
場した場合には、サービス制御装置30は、エリア一時
退場情報に基いて、前記携帯端末装置40にはサービス
許可情報を送信しないと判断することができる。またた
とえば携帯端末装置40が、あるサービスエリアから退
場してから所定の時間内に当該サービスエリアに再入場
しなかった場合には、サービス制御装置30は、エリア
一時退場情報に基いて、前記携帯端末装置40にはサー
ビス許可情報を送信しないと判断することができる。
【0076】これによって、たとえばあるサービスエリ
アから退場した後に、他のサービスエリアに入場してサ
ービスデータを再生したり、予め定められた時間よりも
長い一時的な退場の後にサービスエリアに再入場してサ
ービスデータを再生するような悪用を防止することがで
きる。
【0077】また本実施の形態のサービス提供システム
10によれば、携帯端末装置40は、広告データをサー
ビスデータに関連付けて、サービスデータとともに再生
することができる。このように広告データをサービスデ
ータに関連付けることによって、たとえばサービスエリ
ア11内での広告データの供給状況などを得ることがで
き、このようにして得られた広告データの供給状況に基
いて、効率的な広告データの供給を検討することができ
る。
【0078】また本実施の形態のサービス提供システム
10によれば、携帯端末装置40は、サービスエリア1
1内外によらず、再生制限解除情報が付加されるサービ
スデータ、すなわち購入したサービスデータを再生する
ことができる。
【0079】また本実施の形態のサービス提供システム
10によれば、再生制限解除情報が付加されるサービス
データ、すなわち購入するサービスデータに広告データ
を付加するか否かの選択をすることができる。これによ
って、たとえばサービスデータに広告データを付加する
場合には、利用者12に何らかの特典を与えるようにし
てもよい。
【0080】また本実施の形態のサービス提供システム
10によれば、利用者12は、たとえば記憶されるデー
タ再生情報を用いて、サービスデータに関連する商品の
購入を行うことができる。
【0081】また本実施の形態のサービス提供システム
10によれば、たとえば利用者12がデータ再生情報を
用いて、サービスデータに関連する商品を購入するとき
に、商品を販売する店舗は、利用者12が携帯する携帯
端末装置40に記憶されているデータ再生情報と、サー
ビスセンタ20に記憶されているデータ再生情報とを比
較して、データ再生情報の整合性を確認することができ
る。これによって操作者が携帯端末装置40を操作して
携帯端末装置40に記憶されるデータ再生情報を改ざん
して、サービスデータに関連する商品を不正に購入する
ことを防止することができる。
【0082】本実施の形態のサービス提供システム10
において、サービスデータ供給装置21は、サービスエ
リア11外に設置するとしたが、図2の仮想線21aに
示すように、サービスエリア11内に設置してもよい。
この場合には、利用者12は、サービスエリア11に入
場してからサービスデータ供給装置21aに装着される
メモリカード22を受け取り、当該メモリカード22を
携帯している携帯端末装置40に装着する。このように
して、サービス制御装置30からのサービス許可情報を
受信して、携帯端末装置40の再生部42がサービスデ
ータの再生可能状態に設定された後に、携帯端末装置4
0にサービスデータおよび広告データが供給される。
【0083】このようにサービスエリア11内にサービ
スデータ供給装置21aを設置することによって、サー
ビスデータは、サービス制御装置30が携帯端末装置4
0にサービス許可情報の送信した後に、利用者12がサ
ービスデータ供給装置21aに装着されるメモリカード
22を受け取り、当該メモリカード22を携帯している
携帯端末装置40に装着することによって供給される。
これによって携帯端末装置40がサービスデータを保持
した状態、たとえば携帯端末装置40にメモリカード2
2が装着されている状態でサービスエリア11に入場せ
ずに、サービスデータを持ち去られる危険性を回避する
ことができ、確実にサービスエリア11内だけで再生す
ることができる。
【0084】本実施の形態のサービス提供システム10
において、携帯端末装置40のサービスエリア11に対
する入退場の検出は、利用者12が携帯端末装置40を
入力操作して、入場情報および退場情報を送信するとし
たが、たとえば携帯端末装置40は、端末IDを含み、
サービスエリア11への入退場を示す入退場情報を常に
送信するようにしてもよい。この場合、図2に示すサー
ビスエリア11において、入退場口13の一方を入場口
13a、他方を退場口13bとして、利用者12は、入
場口13aを通過してサービスエリア11に入場し、退
場口13bを通過してサービスエリア11から退場する
ように予め設定する。入場口13aには利用者12がサ
ービスエリア11に入場したことを検出するサービス制
御装置30aが設置されるとともに、退場口13bには
利用者12がサービスエリア11から退場したことを検
出するサービス制御装置30bが設置される。これらの
サービス制御装置30a,30bは、上述のサービス制
御装置30と同様である。
【0085】メモリカード22が装着される携帯端末装
置40を携帯する利用者12が、入場口13aを通過し
てサービスエリア11に入場すると、入場口13aに設
置されるサービス制御装置30aは、携帯端末装置40
からの入退場情報を受信して、携帯端末装置40がサー
ビスエリア11に入場したことを検出する。また携帯端
末装置40を携帯する利用者12が、退場口13bを通
過してサービスエリア11から退場すると、退場口13
bに設置されるサービス制御装置30bは、携帯端末装
置40からの入退場情報を受信して、携帯端末装置40
がサービスエリア11から退場したことを検出する。
【0086】これによって利用者12が携帯端末装置4
0の端末入力部44を入力操作することなく、サービス
制御装置30a,30bは、携帯端末装置40のサービ
スエリア11に対する入退場を検出することができる。
【0087】図5は、本発明の第2の実施の形態のサー
ビス提供システム10Aの構成を示すブロック図であ
り、図6は、サービス提供システム10Aを示す模式図
である。サービス提供システム10Aは、サービスデー
タ供給装置21A、サービス制御装置30A、サービス
データ供給装置21Aとサービス制御装置30Aとに接
続されるサービスセンタ20、および利用者12が携帯
する携帯端末装置40Aを含んで構成される。
【0088】サービスセンタ20は、第1の実施の形態
のサービス提供システム10におけるサービスセンタ2
0と同様であるので、同一の参照符号を付して、詳細な
説明は省略する。サービスデータ供給装置21Aは、後
述するサービス制御装置30Aの通信部31を介して、
携帯端末装置40Aにサービスデータを送信して供給す
る。サービスデータ供給装置21Aは、図6に示すよう
に、サービスエリア11Aの入退場口13Aに設置され
る。たとえばサービスエリア11Aが駅構内である場合
には、サービスデータ供給装置21Aは自動改札装置に
組み込まれて設置され、またたとえばサービスエリア1
1Aがテーマパークおよび展示会場である場合には、サ
ービスデータ供給装置21Aは入退場ゲートに設置され
る。
【0089】サービス制御装置30Aは、通信部31、
検出部32、制御部33、入力部34、表示部35およ
び記憶部36を含んで構成される。サービス制御装置3
0Aは、携帯端末装置40Aのサービスエリア11Aに
対する入退場の検出、および通信端末装置40Aの制御
などを行う装置である。サービス制御装置30Aの少な
くとも検出部32は、サービスエリア11A内に設置さ
れる。サービス制御装置30Aの通信部31、検出部3
2、制御部33、入力部34、表示部35および記憶部
36は、第1の実施の形態のサービス提供システム10
におけるサービス制御装置30の通信部31、検出部3
2、制御部33、入力部34、表示部35および記憶部
36と同様であるので、同一の参照符号を付して、詳細
な説明は省略する。
【0090】携帯端末装置40Aは、端末通信部41、
再生部42、端末制御部43、端末入力部44、端末表
示部45および端末記憶部46Aを含んで構成される。
携帯端末装置40Aの端末通信部41、再生部42、端
末制御部43、端末入力部44および端末表示部45
は、第1の実施の形態のサービス提供システム10にお
ける携帯端末装置40の端末通信部41、再生部42、
端末制御部43、端末入力部44および端末表示部45
と同様であるので、同一の参照符号を付して、詳細な説
明は省略する。端末記憶部46Aは、供給されたサービ
スデータおよび広告データ、ならびに各種情報を記憶す
る。
【0091】携帯端末装置40Aを携帯する利用者12
が、図6に示すサービスエリア11Aに入場してから退
場するまでの手順を以下に説明する。携帯端末装置40
Aを携帯する利用者12が、サービスエリア11Aの入
退場口13Aに設置されるサービスデータ供給装置21
Aの前を通過するときに、サービスデータ供給装置21
Aからサービス制御装置30Aの通信部31を介して、
サービスデータおよび広告データが携帯端末装置40A
に送信されて供給される。供給されたサービスデータお
よび広告データは、携帯端末装置40Aの端末記憶部4
6Aに記憶される。
【0092】サービスデータおよび広告データが供給さ
れた携帯端末装置40Aを携帯する利用者12が入退場
口13Aを通過してサービスエリア11Aに入場すると
ともに、利用者12が携帯端末装置40Aの端末入力部
44を入力操作すると、端末制御部43は、端末IDを
含み、サービスエリア11Aに対する入場を示す入場情
報を端末通信部41を介して送信する。サービス制御装
置30Aの通信部31が携帯端末装置40Aからの入場
情報を受信すると、検出部32は、携帯端末装置40A
がサービスエリア11Aに入場したことを検出する。携
帯端末装置40Aがサービスエリア11Aに入場したこ
とが検出されると、制御部33は、サービスデータの再
生を許可することを示すサービス許可情報を、通信部3
1を介して前記携帯端末装置40Aに送信する。
【0093】携帯端末装置40Aの端末制御部43は、
サービス制御装置30Aからのサービス許可情報を端末
通信部41を介して受信すると、サービス許可情報に基
いて、再生部42をサービスデータの再生可能状態に設
定する。再生可能状態に設定された再生部42は、端末
記憶部46Aに記憶されているサービスデータおよび広
告データを再生する。携帯端末装置40Aの端末制御部
43は、サービスデータおよび広告データを再生する
と、再生したことを示すデータ再生情報を端末記憶部4
6Aに記憶することができる。また携帯端末装置40A
の端末制御部43は、データ再生情報を端末通信部41
を介して、サービス制御装置30Aに送信し、データ再
生情報はサービスセンタ20に蓄積される。
【0094】サービスデータおよび広告データを記憶す
る携帯端末装置40Aを携帯する利用者12が入退場口
13Aを通過してサービスエリア11Aから退場し、利
用者12が携帯端末装置40Aの端末入力部44を入力
操作すると、端末制御部43は、端末IDを含み、サー
ビスエリア11Aから退場することを示す退場情報を送
信する。サービス制御装置30Aの通信部31が携帯端
末装置40Aからの退場情報を受信すると、検出部32
は、携帯端末装置40Aがサービスエリア11Aから退
場したことを検出する。携帯端末装置40Aがサービス
エリア11Aから退場したことが検出されると、制御部
33は、サービスデータの再生を禁止することを示すサ
ービス終了情報を、通信部31を介して前記携帯端末装
置40Aに送信する。
【0095】携帯端末装置40Aでは、サービス制御装
置30Aからのサービス終了情報を端末通信部41を介
して受信すると、端末制御部43は、サービス終了情報
に基いて、再生部42をサービスデータの再生禁止状態
に設定する。このとき端末制御部43は、端末記憶部4
6Aに記憶されているサービスデータおよび広告データ
を消去する。
【0096】また端末記憶部46Aからのサービスデー
タおよび広告データの消去は、たとえば端末制御部43
が、サービスエリア11Aに入場した時刻、またはサー
ビスエリア11Aから退場した時刻に基いて、サービス
データおよび広告データを消去するデータ消去プログラ
ムを実行することによって行うようにしてもよい。この
データ消去プログラムは、サービスデータおよび広告デ
ータとともにサービスデータ供給装置21Aから供給さ
れて端末記憶部46Aに記憶される。
【0097】携帯端末装置40Aを携帯する利用者12
のサービスエリア11Aへの入場および退場の検出は、
利用者12のサービス制御装置30Aの入力部34の入
力操作によって検出してもよい。
【0098】サービスデータおよび広告データが記憶さ
れている携帯端末装置40Aを携帯するサービスエリア
11A内の利用者12が、サービスエリア11Aから一
時的に退場して、前記サービスエリア11Aに再度入場
するまでの手順を以下に説明する。サービスデータおよ
び広告データが記憶されている携帯端末装置40Aを携
帯する利用者12がサービスエリア11Aから一時的に
退場するときには、携帯端末装置40Aの端末入力部4
4を入力操作して、端末IDを含み、サービスエリア1
1Aから一時的に退場することを示す一時退場許可情報
を送信する。この一時退場許可情報は、利用者12がサ
ービス制御装置30Aの入力部34を入力操作して、サ
ービス制御装置30Aに入力するようにしてもよい。
【0099】サービス制御装置30Aの通信部31が一
時退場許可情報を受信すると、制御部33は、前記携帯
端末装置40Aのサービスデータを保持する状態でのサ
ービスエリア11Aからの一時的な退場を許可すること
を示す一時退場許可情報を、通信部31を介して、前記
携帯端末装置40Aに送信する。このときサービス制御
装置30Aは、前記携帯端末装置40Aを携帯する利用
者12が一時退場したサービスエリア11Aに関するエ
リア一時退場情報を、記憶部36に記憶する。前記一時
退場情報には、サービスエリアが複数ある場合には、個
々のサービスエリアの識別番号、ならびに携帯端末装置
40Aを携帯する利用者12のサービスエリアに対する
入場時刻および退場時刻などが含まれる。
【0100】携帯端末装置40Aの端末通信部41が一
時退場許可情報を受信すると、端末制御部43は、一時
退場許可情報に基いて、サービスデータを端末記憶部4
6Aから消去することなく、サービスデータを保持する
状態で再生部42をサービスデータの再生禁止状態に設
定する。利用者12は、携帯端末装置40Aがサービス
データを保持する状態で、サービスエリア11Aから一
時的に退場する。
【0101】携帯端末装置40Aにサービスデータおよ
び広告データを保持した状態で、サービスエリア11A
から一時的に退場した利用者12が、再度サービスエリ
ア11Aに入場し、利用者12が携帯端末装置40Aの
端末入力部44を入力操作すると、端末制御部43は、
端末IDを含み、サービスエリア11Aへの再度入場す
ることを示す再入場情報を端末通信部41を介して送信
する。サービス制御装置30Aの通信部31が携帯端末
装置40Aからの再入場情報を受信すると、検出部32
は、携帯端末装置40Aがサービスエリア11Aに再度
入場したことを検出する。携帯端末装置40Aがサービ
スエリア11Aに再度入場したことが検出されると、制
御部33は、エリア一時退場情報に基いて、サービスデ
ータの再生を許可することを示すサービス許可情報を、
通信部31を介して前記携帯端末装置40Aに送信する
か否かを判断し、送信すると判断した場合には、携帯端
末装置40Aにサービス許可情報を送信する。
【0102】たとえば携帯端末装置40Aが、サービス
エリア11Aから退場した後に、他のサービスエリアに
入場した場合には、サービス制御装置30Aの制御部3
3は、エリア一時退場情報に基いて、前記携帯端末装置
40Aにはサービス許可情報を送信しないと判断する。
またたとえば携帯端末装置40Aが、サービスエリア1
1Aから退場した時の退場時刻と、前記サービスエリア
11Aに再入場したときの再入場時刻とを比較して、所
定の時間内に再入場しなかった場合には、サービス制御
装置30Aの制御部33は、エリア一時退場情報に基い
て、前記携帯端末装置40Aにはサービス許可情報を送
信しないと判断する。
【0103】携帯端末装置40Aでは、サービス制御装
置30Aからのサービス許可情報を端末通信部41を介
して受信すると、端末制御部43は、サービス許可情報
に基いて、再生部42をサービスデータの再生可能状態
に設定する。再生可能状態に設定された再生部42は、
端末記憶部46に記憶されているサービスデータおよび
広告データを再生する。
【0104】以上のように本実施の形態のサービス提供
システム10Aによれば、携帯端末装置40Aは、サー
ビスエリア11A内でサービスデータを再生することが
できるとともに、サービスエリア11A外ではサービス
データの再生を禁止することができる。またサービスデ
ータは、サービス許可情報の受信前にサービス制御装置
30Aから供給されるので、携帯端末装置40Aは、サ
ービス許可情報を受信すると、速やかにサービスデータ
の再生をすることができる。
【0105】また本実施の形態のサービス提供システム
10Aによれば、サービスデータおよび広告データは、
サービス制御装置30Aの通信部31を介して携帯端末
装置40Aに供給されるので、サービスデータおよび広
告データを供給する度に、携帯端末装置40Aをサービ
スデータ供給装置に装着したりすることなく、サービス
データ供給装置21Aからサービス制御装置30Aを介
して、携帯端末装置40Aに容易に供給することができ
る。
【0106】また本実施の形態のサービス提供システム
10Aによれば、携帯端末装置40Aは、サービスデー
タを保持した状態で、サービスエリア11Aから一時的
に退場して、サービスエリア11Aに再入場するので、
サービスエリア11Aに再入場するときに携帯端末装置
40Aに対してサービスデータの供給をする必要がな
く、サービスエリア11Aに再度入場したときに速やか
にサービスデータを再生することができる。また携帯端
末装置40Aは、サービスエリア11Aを一時的に退場
するときには、サービスデータの再生禁止状態に設定す
るので、保持しているサービスデータのサービスエリア
11A外での再生を防止することができる。
【0107】また本実施の形態のサービス提供システム
10Aによれば、たとえば携帯端末装置40Aが、ある
サービスエリアから退場した後に、他のサービスエリア
に入場した場合には、サービス制御装置30Aは、エリ
ア一時退場情報に基いて、前記携帯端末装置40Aには
サービス許可情報を送信しないと判断することができ
る。またたとえば携帯端末装置40Aが、あるサービス
エリアから退場してから所定の時間内に当該サービスエ
リアに再入場しなかった場合には、サービス制御装置3
0Aは、エリア一時退場情報に基いて、前記携帯端末装
置40Aにはサービス許可情報を送信しないと判断する
ことができる。
【0108】これによって、たとえばあるサービスエリ
アから退場した後に、他のサービスエリアに入場してサ
ービスデータを再生したり、予め定められた時間よりも
長い一時的な退場の後にサービスエリアに再入場してサ
ービスデータを再生するような悪用を防止することがで
きる。
【0109】また本実施の形態のサービス提供システム
10Aによれば、携帯端末装置40Aは、広告データを
サービスデータに関連付けて、サービスデータとともに
再生することができる。このように広告データをサービ
スデータに関連付けることによって、たとえばサービス
エリア11A内での広告データの供給状況などを得るこ
とができ、このようにして得られた広告データの供給状
況に基いて、効率的な広告データの供給を検討すること
ができる。
【0110】また本実施の形態のサービス提供システム
10Aによれば、携帯端末装置40Aは、サービスエリ
ア11A内外によらず、再生制限解除情報が付加される
サービスデータ、すなわち購入したサービスデータを再
生することができる。
【0111】また本実施の形態のサービス提供システム
10Aによれば、再生制限解除情報が付加されるサービ
スデータ、すなわち購入するサービスデータに広告デー
タを付加するか否かの選択をすることができる。これに
よって、たとえばサービスデータに広告データを付加す
る場合には、利用者12に何らかの特典を与えるように
してもよい。
【0112】また本実施の形態のサービス提供システム
10Aによれば、利用者12は、たとえば記憶されるデ
ータ再生情報を用いて、サービスデータに関連する商品
の購入を行うことができる。
【0113】また本実施の形態のサービス提供システム
10Aによれば、たとえば利用者12がデータ再生情報
を用いて、サービスデータに関連する商品を購入すると
きに、商品を販売する店舗は、利用者12が携帯する携
帯端末装置40Aに記憶されているデータ再生情報と、
サービスセンタ20に記憶されているデータ再生情報と
を比較して、データ再生情報の整合性を確認することが
できる。これによって操作者が携帯端末装置40Aを操
作して携帯端末装置40Aに記憶されるデータ再生情報
を改ざんして、サービスデータに関連する商品を不正に
購入することを防止することができる。
【0114】本実施の形態のサービス提供システム10
Aにおいて、サービス制御装置30Aの少なくとも検出
部32は、サービスエリア11A内に設置されるとした
が、図6の仮想線に示すように、サービスエリア11A
外に設置してもよい。この場合には、まずサービス制御
装置30Aの検出部32aによって携帯端末装置40A
のサービスエリア11Aへの入場が検出されて、次に携
帯端末装置40Aがサービス制御装置30Aからのサー
ビス許可情報を受信して、携帯端末装置40Aの再生部
42がサービスデータの再生可能状態に設定された後
に、サービスデータおよび広告データが供給される。
【0115】このようにサービスエリア11A内にサー
ビス制御装置30Aの検出部32aを設置することによ
って、サービスデータは、サービス制御装置30Aが携
帯端末装置40Aにサービス許可情報を送信した後に、
携帯端末装置40Aにサービスデータが送信されること
によって供給される。これによって携帯端末装置40A
がサービスデータを保持した状態でサービスエリア11
Aに入場せずに、サービスデータを持ち去られる危険性
を回避することができ、確実にサービスエリア11A内
だけで再生することができる。
【0116】本実施の形態のサービス提供システム10
Aにおいて、携帯端末装置40Aのサービスエリア11
Aに対する入退場の検出は、利用者12が携帯端末装置
40Aを入力操作して、入場情報および退場情報を送信
するとしたが、たとえば携帯端末装置40Aは、端末I
Dを含み、サービスエリア11Aへの入退場を示す入退
場情報を常に送信するようにしてもよい。この場合、図
6に示すサービスエリア11Aにおいて、入退場口13
Aの一方を入場口13c、他方を退場口13dとして、
利用者12は、入場口13cを通過してサービスエリア
11Aに入場し、退場口13dを通過してサービスエリ
ア11Aから退場するように予め設定する。入場口13
cには利用者12がサービスエリア11Aに入場したこ
とを検出するサービス制御装置30cが設置されるとと
もに、退場口13dには利用者12がサービスエリア1
1Aから退場したことを検出するサービス制御装置30
dが設置される。これらのサービス制御装置30c,3
0dは、上述のサービス制御装置30Aと同様である。
【0117】サービスデータが供給された携帯端末装置
40Aを携帯する利用者12が、入場口13cを通過し
てサービスエリア11Aに入場すると、入場口13cに
設置されるサービス制御装置30cは、携帯端末装置4
0Aからの入退場情報を受信して、携帯端末装置40A
がサービスエリア11Aに入場したことを検出する。ま
た携帯端末装置40Aを携帯する利用者12が、退場口
13dを通過してサービスエリア11Aから退場する
と、退場口13dに設置されるサービス制御装置30d
は、携帯端末装置40Aからの入退場情報を受信して、
携帯端末装置40Aがサービスエリア11Aから退場し
たことを検出する。
【0118】これによって利用者12が携帯端末装置4
0Aの端末入力部44を入力操作することなく、サービ
ス制御装置30c,30dは、携帯端末装置40Aのサ
ービスエリア11Aに対する入退場を検出することがで
きる。
【0119】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、携帯端末
装置は、サービスエリア内でサービスデータを再生する
ことができるとともに、サービスエリア外ではサービス
データの再生を禁止することができる。またサービスデ
ータは、サービス許可情報の受信前にサービス提供装置
から供給されるので、携帯端末装置は、サービス許可情
報を受信すると、速やかにサービスデータの再生をする
ことができる。
【0120】また本発明によれば、携帯端末装置は、サ
ービスエリア内でサービスデータを再生することができ
るとともに、サービスエリア外ではサービスデータの再
生を禁止することができる。またサービスデータは、サ
ービス提供装置が携帯端末装置にサービス許可情報を送
信した後にサービス提供装置から供給されるので、携帯
端末装置がサービスデータを保持した状態でサービスエ
リアに入場せずに、サービスデータを持ち去られる危険
性を回避することができ、確実にサービスエリア内だけ
で再生することができる。
【0121】また本発明によれば、利用者が携帯端末装
置を操作することなく、サービス提供装置は、サービス
エリアに対する入退場を検出することができる。
【0122】また本発明によれば、携帯端末装置は、サ
ービスデータを保持した状態で、サービスエリアから一
時的に退場して、サービスエリアに再度入場するので、
サービスエリアに再入場するときにサービスデータを供
給する必要がなく、サービスエリアに再度入場したとき
に速やかにサービスデータを再生することができる。ま
た携帯端末装置は、サービスエリアを一時的に退場する
ときには、サービスデータの再生禁止状態に設定するの
で、保持しているサービスデータのサービスエリア外で
の再生を防止することができる。
【0123】また本発明によれば、たとえば携帯端末装
置が、あるサービスエリアから退場した後に、他のサー
ビスエリアに入場した場合には、サービス提供装置は、
一時退場情報に基いて、前記携帯端末装置にはサービス
許可情報を送信しないと判断することができる。またた
とえば携帯端末装置が、あるサービスエリアから退場し
てから所定の時間内に当該サービスエリアに再入場しな
かった場合には、サービス提供装置は、一時退場情報に
基いて、前記携帯端末装置にはサービス許可情報を送信
しないと判断することができる。
【0124】これによって、たとえばあるサービスエリ
アから退場した後に、他のサービスエリアに入場してサ
ービスデータを再生したり、予め定められた時間よりも
長い一時的な退場の後にサービスエリアに再入場してサ
ービスデータを再生するような悪用を防止することがで
きる。
【0125】また本発明によれば、携帯端末装置は、広
告データをサービスデータに関連付けて、サービスデー
タとともに再生することができる。このように広告デー
タをサービスデータに関連付けることによって、たとえ
ばサービスエリア内での広告データの供給状況などを得
ることができ、このようにして得られた広告データの供
給状況に基いて、効率的な広告データの供給を検討する
ことができる。
【0126】また本発明によれば、携帯端末装置は、サ
ービスエリア内外によらず、再生制限解除情報が付加さ
れるサービスデータを再生することができる。
【0127】また本発明によれば、再生制限解除情報が
付加されるサービスデータに広告データを付加するか否
かの選択をすることができる。これによって、たとえば
サービスデータに広告データを付加する場合には、利用
者に何らかの特典を与えるようにしてもよい。
【0128】また本発明によれば、たとえば記憶される
データ再生情報を用いて、サービスデータに関連する商
品の購入を行うことができる。
【0129】また本発明によれば、たとえば利用者がデ
ータ再生情報を用いて、サービスデータに関連する商品
を購入するときに、商品を販売する店舗は、利用者が携
帯する携帯端末装置に記憶されているデータ再生情報
と、サービス提供装置に記憶されているデータ再生情報
とを比較して、データ再生情報の整合性を確認すること
ができる。これによって操作者が携帯端末装置を操作し
て携帯端末装置に記憶されるデータ再生情報を改ざんし
て、サービスデータに関連する商品を不正に購入するこ
とを防止することができる。
【0130】また本発明によれば、サービスデータが、
たとえばデータ量の大きい動画データであっても、サー
ビス提供装置から携帯端末装置に容易かつ確実に供給す
ることができる。
【0131】また本発明によれば、サービスデータおよ
び広告データを供給する度に、携帯端末装置をサービス
提供装置に装着したりすることなく、サービス提供装置
から携帯端末装置に容易に供給することができる。
【0132】また本発明によれば、携帯端末装置を携帯
する利用者は、上述したサービス提供システムにおける
サービスデータの再生によるサービスの提供を受けるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のサービス提供シス
テム10の構成を示すブロック図である。
【図2】サービス提供システム10を示す模式図であ
る。
【図3】サービスデータに広告を付加する手順を示すフ
ローチャートである。
【図4】サービスデータを購入する手順を示すフローチ
ャートである。
【図5】本発明の第2の実施の形態のサービス提供シス
テム10Aの構成を示すブロック図である。
【図6】サービス提供システム10Aを示す模式図であ
る。
【符号の説明】
10,10A サービス提供システム 11,11A サービスエリア 12 利用者 20 サービスセンタ 21,21A サービスデータ供給装置 22 メモリカード 30,30A サービス制御装置 31 通信部 32 検出部 33 制御部 34 入力部 36 記憶部 40,40A 携帯端末装置 41 端末通信部 42 再生部 43 端末制御部 44 端末入力部 46,46A 端末記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 新一 兵庫県神戸市兵庫区御所通1丁目2番28号 富士通テン株式会社内 (72)発明者 島 伸和 兵庫県神戸市兵庫区御所通1丁目2番28号 富士通テン株式会社内 Fターム(参考) 5K067 AA21 BB43 DD17 EE02 EE12 FF03 FF05 FF23 FF25 FF31 FF40 HH17 HH23 JJ68 KK15

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め定めるサービスエリアにおける利用
    者に対して、その利用者が携帯する携帯端末装置にサー
    ビス提供装置からサービスデータを供給し、サービスデ
    ータの再生によるサービスを提供するサービス提供シス
    テムにおいて、 サービス提供装置は、携帯端末装置と情報の送受信を行
    う通信手段と、携帯端末装置のサービスエリアに対する
    入退場を検出する検出手段と、携帯端末装置がサービス
    エリアに入場したと検出されると、サービスデータの再
    生を許可するサービス許可情報を当該携帯端末装置に送
    信し、携帯端末装置がサービスエリアから退場したと検
    出されると、サービスデータの再生を禁止するサービス
    終了情報を当該携帯端末装置に送信する制御手段とを有
    し、 携帯端末装置は、サービス提供装置と情報の送受信を行
    う端末通信手段と、サービスデータを再生する再生手段
    と、前記再生手段をサービス許可情報に基いてサービス
    データの再生可能状態に設定する一方、サービス終了情
    報に基いてサービスデータの再生禁止状態に設定する端
    末制御手段とを有し、 サービスデータは、サービス許可情報の受信前にサービ
    ス提供装置から供給されることを特徴とするサービス提
    供システム。
  2. 【請求項2】 予め定めるサービスエリアにおける利用
    者に対して、その利用者が携帯する携帯端末装置にサー
    ビス提供装置からサービスデータを供給し、サービスデ
    ータの再生によるサービスを提供するサービス提供シス
    テムにおいて、 サービス提供装置は、携帯端末装置と情報の送受信を行
    う通信手段と、携帯端末装置のサービスエリアに対する
    入退場を検出する検出手段と、携帯端末装置がサービス
    エリアに入場したと検出されると、サービスデータの再
    生を許可するサービス許可情報を当該携帯端末装置に送
    信し、携帯端末装置がサービスエリアから退場したと検
    出されると、サービスデータの再生を禁止するサービス
    終了情報を当該携帯端末装置に送信する制御手段とを有
    し、 携帯端末装置は、サービス提供装置と情報の送受信を行
    う端末通信手段と、サービスデータを再生する再生手段
    と、前記再生手段をサービス許可情報に基いてサービス
    データの再生可能状態に設定する一方、サービス終了情
    報に基いてサービスデータの再生禁止状態に設定する端
    末制御手段とを有し、 サービスデータは、サービス許可情報の受信後にサービ
    ス提供装置から供給されることを特徴とするサービス提
    供システム。
  3. 【請求項3】 携帯端末装置の端末制御手段は、サービ
    スエリアに対する入退場を示す入退場情報を送信し、 サービス提供装置の検出手段は、携帯端末装置からの入
    退場情報を受信することで、携帯端末装置のサービスエ
    リアに対する入退場を検出することを特徴とする請求項
    1または2記載のサービス提供システム。
  4. 【請求項4】 携帯端末装置は、サービスエリアから一
    時的に退場するときには、一時退場することを示す一時
    退場情報をサービス提供装置に送信し、 サービス提供装置は受信した一時退場情報に基いて、当
    該携帯端末装置のサービスデータを保持する状態でのサ
    ービスエリアからの一時的な退場を許可することを示す
    一時退場許可情報を前記携帯端末装置に送信し、 携帯端末装置は、受信した一時退場許可情報に基いて、
    サービスデータを保持する状態で再生手段をサービスデ
    ータの再生禁止状態に設定する一方、サービスエリアに
    再度入場するときには、再入場することを示す再入場情
    報を送信し、 サービス提供装置は、再入場情報に基いて、携帯端末装
    置がサービスエリアに再入場したと検出されると、サー
    ビス許可情報を送信し、 携帯端末装置は、サービス許可情報に基いて、再生手段
    をサービスデータの再生可能状態に設定することを特徴
    とする請求項3記載のサービス提供システム。
  5. 【請求項5】 サービス提供装置は、携帯端末装置が一
    時退場したサービスエリアに関するエリア一時退場情報
    を記憶し、再入場情報を受信したときには、エリア一時
    退場情報に基いて、携帯端末装置にサービス許可情報を
    送信するか否かを判断することを特徴とする請求項4記
    載のサービス提供システム。
  6. 【請求項6】 サービス提供装置は、広告データを添付
    してサービスデータを供給し、 携帯端末装置は、サービスエリアにおいて、サービスデ
    ータに広告データを付加して再生することを特徴とする
    請求項1〜5のいずれかに記載のサービス提供システ
    ム。
  7. 【請求項7】 携帯端末装置は、サービスエリア内外に
    おいてサービスデータを再生することを示す再生制限解
    除要求を送信し、 サービス提供装置は、再生制限解除要求に基いて、サー
    ビスエリア内外においてサービスデータの再生を許可す
    ることを示す再生制限解除情報を当該携帯端末装置に送
    信し、 携帯端末装置は、サービスデータに再生制限解除情報を
    付加して保持し、再生制限解除情報に基いて、再生手段
    を再生制限解除情報が付加されるサービスデータの再生
    可能状態に設定することを特徴とする請求項1〜6のい
    ずれかに記載のサービス提供システム。
  8. 【請求項8】 携帯端末装置は、サービスデータに広告
    データを付加して再生するか否かを示す広告付加可否情
    報を前記再生制限解除要求とともに送信し、前記広告付
    加可否情報に基いて、サービスデータを再生することを
    特徴とする請求項7記載のサービス提供システム。
  9. 【請求項9】 携帯端末装置は、サービスデータを再生
    したことを示すデータ再生情報を記憶することを特徴と
    する請求項1〜8のいずれかに記載のサービス提供シス
    テム。
  10. 【請求項10】 携帯端末装置は、データ再生情報を送
    信し、 サービス提供装置は、データ再生情報を記憶することを
    特徴とする請求項9記載のサービス提供システム。
  11. 【請求項11】 サービスデータおよび広告データは、
    サービス提供装置および携帯端末装置に着脱可能な記憶
    媒体によって、サービス提供装置から携帯端末装置に供
    給されることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに
    記載のサービス提供システム。
  12. 【請求項12】 サービスデータおよび広告データは、
    サービス提供装置の通信手段を介して携帯端末装置に供
    給されることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに
    記載のサービス提供システム。
  13. 【請求項13】 請求項1〜12のいずれかに記載のサ
    ービス提供システムに用いられる携帯端末装置。
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