JP2003109799A - プラズマ処理装置 - Google Patents

プラズマ処理装置

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JP2003109799A
JP2003109799A JP2001296382A JP2001296382A JP2003109799A JP 2003109799 A JP2003109799 A JP 2003109799A JP 2001296382 A JP2001296382 A JP 2001296382A JP 2001296382 A JP2001296382 A JP 2001296382A JP 2003109799 A JP2003109799 A JP 2003109799A
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plasma
dielectric
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gas
electrode
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Katsuya Tokumura
勝也 徳村
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 外部誘電体1は絶縁体の筒からなり、外
部電極2は、外部誘電体1の外周面に密着した導体から
なる。内部誘電体3は、外部誘電体1の内部に同心円状
に配置される絶縁体の筒からなり、内部電極4は、内部
誘電体3の内周面に密着した導体からなる。ガス供給口
7は、外部誘電体1と内部誘電体3との間にガスを供給
し、交流電源5は、外部電極2と内部電極4との間に接
続される。交流電源5によって外部誘電体1と内部誘電
体3との間にプラズマが生成される。外部誘電体1には
プラズマを外部に噴出させるためのプラズマ噴出口6を
備える。 【効果】 外部誘電体1と内部誘電体3とを筒状体に
よって、長尺化することによって、大面積の基板を移動
させながら改質処理等ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プラズマ化され
たガスを対象物に照射して洗浄処理や表面処理をするプ
ラズマ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プラズマ化されたガスを対象物に照射し
て表面処理を行なう装置は、従来、次のようなものが知
られていた。図11は、従来の大気圧プラズマ処理装置
を示し、(a)は箱型の装置の縦断面図、(b)はパイプ
型の装置の斜視図である。(a)に示す装置は、一対の
誘電体板101を一定の隙間をあけて配置し、その外側に
それぞれ電極102を貼り付けた構造のものである。2枚
の電極102間には、高周波電源103が接続される。一対の
誘電体板101の間に、図の上方から、空気あるいはその
他のプラズマ発生用ガスが送り込まれる。そのガスは、
誘電体板101の間で高圧高周波電界によりプラズマ化さ
れて、図の下側に置かれた処理基板104の上に照射され
る。処理基板104は、半導体ウエハや電気回路基板など
である。また、(b)は、誘電体の筒106の軸部に中心電
極107が配置され、誘電体筒106の外側に外部電極108が
配置された構造のものである。中心電極107と外部電極1
08との間には、高周波電源103が接続される。これによ
って、中心電極107と誘電体筒106との間にプラズマを発
生させる。ここでプラズマ化されたガスが処理基板104
に照射されると、半導体ウエハや電気回路基板などの表
面洗浄や改質が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の技術には、次のような解決すべき課題があっ
た。例えば、図11(a)に示すような大気圧プラズマ
処理装置は、直径約10cm以下の半導体ウエハなどの処
理に広く採用されている。また、図11(b)に示すよ
うな装置は、スポット状の局部的な基板洗浄や、ライン
状の部分の洗浄に適する。しかしながら、いずれの装置
も、単独では、大型液晶基板などの大面積の処理対象物
の洗浄には不向きである。そこで、大型の基板の処理に
は上記のような装置を何台も並べて使用するようにして
いた。しかしながら、それでは設備が大型化し、配線も
複雑になる。又、装置を何台も並べて使用すると、全て
の装置の条件の平準化が容易でなく、場所によってプラ
ズマ化されたガスの濃度にムラが発生し、全体的に均一
な表面洗浄や表面処理をするには高度な技術と慎重な調
整が必要になるという解決すべき課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点を解決
するため次の構成を採用する。 〈構成1〉絶縁体の筒からなる外部誘電体と、この外部
誘電体の外周面に密着した導体からなる外部電極と、上
記外部誘電体の内部に同軸的に配置される絶縁体の筒か
らなる内部誘電体と、この内部誘電体の内周面に密着し
た導体からなる内部電極と、上記外部誘電体と上記内部
誘電体との間にガスを供給するガス供給口と、上記外部
電極と上記内部電極との間に接続される交流電源とから
なり、上記外部誘電体は、上記交流電源によって上記外
部誘電体と上記内部誘電体との間に生成されたプラズマ
を上記外部誘電体の外部に噴出させるプラズマ噴出口を
備えることを特徴とするプラズマ処理装置。
【0005】〈構成2〉構成1に記載のプラズマ処理装
置において、上記ガス供給口を複数個備えることを特徴
とするプラズマ処理装置。
【0006】〈構成3〉絶縁体の筒からなる外部誘電体
と、この外部誘電体の外周面に密着した導体からなる外
部電極と、上記外部誘電体の内部に同軸的に配置される
導体からなる内部電極と、上記外部誘電体と上記内部電
極との間にガスを供給するガス供給口と、上記外部電極
と上記内部電極との間に接続される交流電源とからな
り、上記外部誘電体は、上記交流電源によって上記外部
誘電体と上記内部電極との間に生成されたプラズマを上
記外部誘電体の外部に噴出させるプラズマ噴出口を備え
ることを特徴とするプラズマ処理装置。
【0007】〈構成4〉構成3に記載のプラズマ処理装
置において、上記ガス供給口を複数個備えることを特徴
とするプラズマ処理装置。
【0008】〈構成5〉構成2または4に記載のプラズ
マ処理装置において、上記噴出口は、上記外部誘電体の
内周面から上記外部誘電体の外周面に向かって広がるす
り鉢状の貫通穴であることを特徴とするプラズマ処理装
置。
【0009】〈構成6〉構成2または4に記載のプラズ
マ処理装置において、上記外部電極は、上記プラズマ噴
出口の周辺近傍を除く位置に設けられていることを特徴
とするプラズマ処理装置。
【0010】〈構成7〉連続気泡を持つ多孔質誘電体の
筒と、この多孔質誘電体の筒の外周面に密着した導体か
らなる外部電極と、上記多孔質誘電体の筒の内周面に密
着した導体からなる内部電極と、上記多孔質誘電体の筒
の、連続気泡中にガスを供給するガス供給口と、上記外
部電極と上記内部電極との間に接続される交流電源とか
らなり、上記多孔質誘電体と上記外部導体には、上記連
続気泡中で生成されたプラズマを外部に噴出させるプラ
ズマ噴出口を備えることを特徴とするプラズマ処理装
置。
【0011】〈構成8〉所定の間隔を維持して平行に配
置される絶縁体からなる平行平板と、上記平行平板の相
対する面の裏面に密着してなる平面電極と、外部から所
定のガスを受け入れて溜め、このガスを上記平行平板間
に供給するガス溜まりと、上記平面電極間に接続される
交流電源と、上記交流電源によって上記平行平板間に生
成されたプラズマを外部に噴出させるプラズマ噴出口と
からなることを特徴とするプラズマ処理装置。
【0012】〈構成9〉構成8に記載のプラズマ処理装
置において、上記噴出口は、上記プラズマを噴出させる
外部に向かって広がるすり鉢状の貫通穴であることを特
徴とするプラズマ処理装置。
【0013】〈構成10〉構成8に記載のプラズマ処理
装置において、上記噴出口は、上記プラズマを噴出させ
る外部に向かって広がる扇型の貫通穴であることを特徴
とするプラズマ処理装置。
【0014】〈構成11〉構成8に記載のプラズマ処理
装置において、上記上記平行平板間には、連続気泡を持
つ多孔質誘電体を挟み込み、上記連続気泡中でプラズマ
を発生させることを特徴とするプラズマ処理装置。 〈構成12〉構成8に記載のプラズマ処理装置におい
て、プラズマ噴射方向の異なる複数のすり鉢状のプラズ
マ噴出口を備えたことを特徴とするプラズマ処理装置。 〈構成13〉構成8に記載のプラズマ処理装置におい
て、プラズマ噴射方向の異なる複数のすり鉢状のプラズ
マ噴出口を備え、このプラズマ噴出口は、所定長のスリ
ット状をしており、フラズマ噴射方向の異なるものが、
長手方向に交互に配置されていることを特徴とするプラ
ズマ処理装置。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
例を用いて説明する。 〈具体例1〉図1は、具体例1のプラズマ処理装置の主
要部縦断面図である。図より、具体例1のプラズマ処理
装置は、外部誘電体1、外部電極2、内部誘電体3、内
部電極4、交流電源5とからなり、上記外部誘電体1
は、プラズマ噴出口6、ガス供給口7とを備える。具体
例1のプラズマ処理装置では、棒状の内部電極4のまわ
りに筒状の内部誘電体3が配置されている。その外側
に、筒状の外部誘電体1が配置され、この外部誘電体1
の外側に外部電極2が配置されている。内部電極4と内
部誘電体3と外部誘電体1と外部電極2とは、それぞれ
互いに同軸的に配置されている。外部誘電体1に設けら
れたガス供給口7から導入されたガスは、内部誘電体3
と外部誘電体1との間を流れる。このガスは、内部電極
4と外部電極2との間に印加される交流電源によってプ
ラズマ化される。このプラズマ化されたガスは、外部誘
電体1に設けられた多数の噴出口6から噴出されて被処
理基板8に照射され、表面洗浄や表面処理がなされる。
【0016】外部誘電体1と内部誘電体3とは、両者の
間にプラズマ化されるガスの通路を形成している。外部
誘電体1と内部誘電体3とは、石英ガラス管などの絶縁
体の筒から構成される。外部電極2は、内部電極4と共
に、上記外部誘電体1と内部誘電体3との間の隙間に高
周波高電界を励起する電極である。この高周波高電界に
よって、隙間を通るガスがプラズマ化される。外部電極
2は、内部電極4は、上記外部誘電体1の外周面に導体
を密着して形成される。これらの電極は、例えば、外部
誘電体1の外周面に真空蒸着法や無電解メッキ法などを
用いて形成された金属薄膜からなる。また、例えば、外
部誘電体1の外周面に貼り付けられた金属箔からなる。
尚、この実施例では、外部電極2は、外部誘電体1の外
周面のうち、プラズマ噴出口6の周辺を除外した部分に
形成されている。
【0017】内部誘電体3は、内部電極4の外周面にか
ぶせられた石英ガラス管などの絶縁体の筒からなる。内
部誘電体3の外周面と外部誘電体1の内周面との間の距
離は、プラズマ化されるガスの通路を確保し、かつ、こ
の隙間にプラズマを発生させるために必要とされる適正
な電界を形成する条件に基づいて選定される。
【0018】内部電極4の周りに内部誘電体3のチュー
ブを密着させるようにかぶせてもよいし、内部誘電体3
のパイプの中に適当な寸法の金属棒状の内部電極4をは
め込むようにしてもよい。また、内部誘電体3のパイプ
の内周面に無電界メッキ法を用いて内部電極4を形成し
てもよい。いずれの場合にも、内部電極4周辺や内部電
極4と内部誘電体3との間に空気等が存在しないほうが
よいため、内部誘電体3の両端を密封しておくことが好
ましい。
【0019】交流電源5は、上記外部電極2と上記内部
電極4との間に接続され、外部誘電体1と内部誘電体3
との間にプラズマを発生させるためのエネルギを供給す
る。交流電源の電源電圧と電源周波数は、外部誘電体1
の内周と内部誘電体3の外周との間の間隙や、使用され
るガスの種類との関係から最適値が実験的に求められ
る。交流電源は、SIN波、矩形波、三角波等、そのつ
ど、最適な波形を選択すればよい。
【0020】プラズマ噴出口6は、外部誘電体1と内部
誘電体3との間に発生したプラズマを、被処理基板8側
に噴出させるために設けられたもので、外部誘電体1に
多数個設けられた貫通穴である。プラズマは、ガス供給
口7から供給されるガスの圧力により、プラズマ噴出口
6から押し出されるように噴出する。ガス供給口7は、
内部誘電体3と外部誘電体1との間の隙間にガスを導入
するための吸入口である。
【0021】図2は、図1の装置の主要部を示し、
(a)は、プラズマ処理装置の主要部を拡大して分解し
たところを示す斜視図、(b)は、プラズマ処理装置の
拡大横断面図である。図2(a)に示すように、棒状の
内部電極4は、内部誘電体3の内側にほぼ密着するよう
に挿入されている。また、内部誘電体3と外部誘電体1
との間には、ガスを導入しプラズマを発生させるための
一定の隙間が設けられている。外部誘電体1の外側に
は、外部電極2が密着するように配置されている。内部
電極4と内部誘電体3と外部誘電体1とは、図示してい
ない支持金具によって同軸的に支持されている。
【0022】図2の(b)に示すように、外部電極2は
外部誘電体1の外周のほぼ全面を覆うように配置されて
いる。また、外部誘電体1の下側に多数個のプラズマ噴
出口6が配置されており、この周辺部は、外部電極2が
設けられていない。安定したプラズマの維持を図るため
に、図に示すように、プラズマ噴出口6の周辺は一定の
面積だけ、外部電極2の無い緩衝地帯を設けている。プ
ラズマ噴出口6の部分での沿面放電等を防止するためで
ある。このプラズマ噴出口6からは図のように広がりを
持ったガスが噴出することが好ましい。その理由とその
ための構成等を図3と図4を用いて説明する。
【0023】図3は、プラズマ噴出口の配置図である。
(a)は直線状に一定の間隔で多数のプラズマ噴出口を
設けた例を示し、(b)は直線状にプラズマ噴出口が設
けられた場合のプラズマ噴出方向を示す。(c)は、千
鳥状にプラズマ噴出口が配置された例を示す。(a)に
示すように、一定の間隔で多数のプラズマ噴出口6が設
けられることによって、プラズマ化されたガスがシャワ
ー状に被処理基板8の帯状の領域に照射される。図の
(b)は、このシャワー状に被処理基板8上に吹き付け
られるガスの状態を示す。隣り合うプラズマ噴出口6か
ら噴出されるガス流の重なり合いなどを調節することに
よって、即ち、穴の間隔や大きさや形状を調節すること
によって、最適な吹き付け状態が得られる。
【0024】この最適化によって、被処理基板8の全面
にほぼ均一な量のプラズマ化されたガスが連続的に吹き
付けられる。これにより、被処理基板8の均一な表面処
理が可能になる。(c)に示したように、プラズマ噴出
口6を千鳥状に配列すると、上記のようなプラズマ化さ
れたガスが照射される部分の重なり合いをより微妙に調
節することができ、一層均一な処理が可能になる。
【0025】図4は、プラズマ噴出口の形状説明図であ
る。(a)は、プラズマ噴出口が配置されている部分の外
部誘電体1の縦断面図であり、(b)及び(c)は、プラズ
マ噴出口の形状例を表す図、(d)は装置の使用方法を
示す概略図である。(a)に示すように、プラズマ噴出
口6は、外部誘電体1の内側から外側に向かって、即ち
上方から下方に向かって、すり鉢状に広がって形成され
ている。
【0026】(b)にその斜視図を示したようなすり鉢
状の穴を使用すれば、広い面積の基板を均一に処理する
ことが可能になる。実験によれば、開口角θが30度か
ら90度程度の範囲のものが適当であった。また(c)
に示すように、鉢状の穴を扁平にした扇形のスリット状
のプラズマ噴出口6にすると、特定の基板の上の非常に
狭い直線的な領域を処理するのに適する。このように、
ガスの方向を絞り込んだり広げたりすることによって処
理の能率を調整することもできる。
【0027】以上説明した構造にすると、図1に示した
装置を横方向に十分に長いものにすれば、非常に幅の広
い基板(例えば液晶基板)などの対象物を処理することが
可能になる。具体的には、直径12mm程度の外部誘電
体1に10mmピッチでプラズマ噴出口6を設けたもの
を試作した。全長を長さ200mm程度とし、外部誘電
体1と内部誘電体3との間に、1平方センチメートルあ
たり5kg程度の空気圧で、毎分50リットル[50(L/
min)]程度のエアを送り込んだ。
【0028】プラズマを発生させるために、ここではエ
アを用いたが、アルゴンガス、窒素ガス、酸素ガス、水
素ガスなど、被処理基板に要求される処理の内容によっ
て任意に選択される。又、プラズマ噴出口6と被処理基
板との間の距離は5mm程度とし、被処理基板上の一点
に着目したとき、約10秒程度連続的にプラズマ化され
たガスが照射されるような速度で、被処理基板を移動さ
せた。処理前と処理後の基板の濡れ特性を測定したとこ
ろ、供給エアー圧:2(kg/cm2)、流量50(L/
min)、照射時間10secで、照射前接触角 46
°、照射後19°と改善された。しかも、どの部分もほ
ぼ同程度の改善が見られた。即ち、基板全面にわたって
均一な処理ができた。
【0029】尚、装置の長さを十分に長いものにすれ
ば、より幅の広い処理対象物が処理可能となる。しかし
ながら、その場合に被処理基板8上に噴出されるガスの
ガス圧が、噴出されるガス圧はガス供給口より遠い方が
強くなるおそれがある。これでは、処理ムラ発生の原因
になる。そこで、ガス供給口7を複数個備え(図上には
装置の両端に2個設けた)、各ガス供給口7からほぼ同
じ圧力のガスを供給して、可能な限り内部のガス圧力を
均一にすることが好ましい。これにより、どのプラズマ
噴出口6からもほぼ等しい圧力のガスが噴出すようにな
る。
【0030】これまでの説明では、プラズマ処理装置を
一組の同軸的に電極等を配置したものを用いる場合につ
いて説明してきたが、本発明は、この実施例に限定され
るものではない。即ち、(d)に示したように、プラズ
マ処理装置20を被処理基板8の移動方向(矢印21の
方向)に複数本平行に並べることによって、処理時間の
短縮を計ることができる。また、(e)に示したよう
に、プラズマ処理装置20を直列に複数本並べて用いる
ことにより、より幅の広い大面積の基板を処理すること
が可能になる。
【0031】〈具体例1の効果〉以上説明した構成を採
用することによって以下の効果を得る。 1. 筒状体に多数のプラズマ噴出口6を並べて配置した
ことによって、幅の広い被処理基板を均一に処理でき
る。 2. このときに、ガス供給口7を複数個設けることに
よって、噴出するプラズマガスの圧力を長手方向に均一
化し、処理ムラを少なくすることが出来る。 3.更に、被処理基板を移動させることができるため被
処理基板の幅のみならず長さ方向も大幅に長くすること
が可能になる。 4. 外部誘電体1と内部誘電体3との間にプラズマを発
生させるため、プラズマ発生部分には誘電体のみが存在
し、電極から飛び出す金属紛などがないので安定したプ
ラズマの発生が可能になる。従って、被処理基板に照射
されるプラズマ化されたガスに金属紛などが含有される
ことが無くなり高性能な洗浄又は表面処理が可能にな
る。 5.以下の実施例でも共通するが、プラズマ雰囲気中に
電極が曝されない構造により、電極がプラズマスパッタ
されないから、ワークに対する金属汚染が無いという効
果がある。
【0032】〈具体例2〉具体例2のプラズマ処理装置
は、具体例1のプラズマ処理装置の一部を変更した例で
ある。具体例1では、内部電極の周りに内部誘電体が配
置されていたが、具体例2では、この内部誘電体を設け
ず、内部電極が露出した状態になっており、この内部電
極と外部誘電体との間の隙間をガスが流れるようにして
ある。以下に図を用いてその詳細について説明する。
【0033】図5は、具体例2のプラズマ処理装置の主
要部縦断面図である。図より、具体例1のプラズマ処理
装置は、外部誘電体1、外部電極2、内部電極14、交流
電源5とからなり、上記外部誘電体1は、プラズマ噴出
口6、ガス供給口7とを備える。
【0034】図中、具体例1と同様の部分については図
1と同様の符号を付してある。内部電極14は、上記外部
誘電体1の内部に同心円状に配置される棒状の導体であ
る。外部誘電体1と、この内部電極14の隙間をプラズマ
化されるガスが流れる。内部電極14には金属棒又は金属
の筒が用いられる。また、誘電体の筒又は棒の外周面に
真空蒸着法や無電界メッキ法などによって金属薄膜が形
成されたものでも良いし、誘電体の筒又は棒の外周面に
金属箔が接着されたものでも良い。他の部分は具体例1
と全く同様なので説明を省略する。
【0035】図2は、図1の装置の主要部を示し、
(a)は、プラズマ処理装置の主要部を拡大して分解し
たところを示す斜視図、(b)は、プラズマ処理装置の
拡大横断面図である。(a)に示すように、内部電極14と
外部誘電体1との隙間でプラズマが発生し、プラズマ噴
出口6からガスが噴出されるから、内部電極14と外部誘
電体1との間隔は、このプラズマ発生条件を考慮して選
定される。その他の動作は具体例1とかわらない。
【0036】〈具体例2の効果〉以上説明した構成を取
ることにより具体例1に示したプラズマ処理装置よりも
構造が簡単になり、コストを安くすることができる。
【0037】〈具体例3〉複数個のプラズマ噴出口から
ムラ無くプラズマを噴出させるために、具体例3のプラ
ズマ処理装置では、ガス供給口から受け入れたガスを一
旦ガス溜まりで受ける。このガス溜まりにを経て、ガス
がプラズマを生成する部分に供給され、その後、ガス噴
出口から噴射される。
【0038】図7は、具体例3のプラズマ処理装置の構
造図である。(a)は、装置の正面図であり、(b)は、装
置のA−A断面図である。図より、具体例3のプラズマ
処理装置は、交流電源5、プラズマ噴射口6、ガス供給
口7、平行平板21、平行電極22、ガス溜まり23を備え
る。
【0039】平行平板21は、所定の間隔を維持して平行
に配置される絶縁体から形成される。長方形の石英板な
どが用いられる。この板の間にガスが流され、プラズマ
が形成される。所定の間隔は、安定したプラズマが維持
される間隔であり交流電源5の電圧との兼ね合いによっ
て定められる。
【0040】平行電極22は、上記平行平板21の相対する
面の裏面に導体を密着して形成される。例えば真空蒸着
法や無電解メッキ法などを用いて金属薄膜が形成され
る。或いは又、外部誘電体1の外周面に金属箔が接着さ
れても良い。プラズマ噴出口6は、図3に示したように
多数の孔の空いた板で、平行平板21の下端に固着されて
いる。
【0041】ガス溜まり23は、ガス供給口7から所定の
ガスを受け入れて溜め、このガスを上記平行平板21の間
に等圧力で供給する部分である。このガス溜まり23は、
平行平板21の上端に連なるように形成されている。大気
圧の数倍程度に加圧したガスをガス供給口7から供給す
ると、ガス溜まり23の内部のガス圧が高まる。そし
て、装置のどの部分のガス溜まり23でも、ガス圧がほぼ
一定になる。その状態で、ガス溜まり23と連なる平行平
板21の間を通って、プラズマ噴出口6からガスが噴出す
る。ガスは、平行平板21の間を通る間にプラズマ化す
る。
【0042】ガス溜まり23の部分から平行平板21の間を
通ってプラズマ噴出口6に向かう距離は、装置のどの部
分もほぼ一定になるからプラズマ噴出口6から噴出する
ガスの圧力はほぼ均一になる。これにより、広い面積の
被処理基板を均一に処理できるようになる。なお、図で
は、ガス溜まり23の断面形状を三角形にした。断面形状
を三角形にすれば、平らな絶縁体板を3枚合わせて容易
にしかも丈夫に製造することができる。しかしながら、
本発明は、この例に限定されるものではない。即ち、ガ
ス溜まり23の断面形状が四角形であってもよいし或いは
又円形であっても良い。いずれの実施例においても、プ
ラズマ噴出口6は、必ずしもドリルであけたような穴で
なく、スリット状のものでもよい。
【0043】〈具体例3の効果〉以上説明したようにガ
ス溜まりを配置することによって装置の長手方向におけ
るプラズマ化されたガスの噴出量のムラを少なくするこ
とが可能になる。 〈具体例4〉
【0044】図8は、具体例4のプラズマ発生装置の主
要部横断面図である。具体例4では、プラズマを発生さ
せる部分に連続気泡を持つ多孔質誘電体を配置した。図
の(a)は平行平板21の間に連続気泡を持つ多孔質誘電
体30を挟み込んでいる。また、(b)では、内部電極4
と外部電極2の間に連続気泡を持つ多孔質誘電体31を配
置した。平行平板21の間に挟み込まれた多孔質誘電体30
の連続気泡は、少なくとも平行平板21の間を図の上から
した方向に流れる多数の貫通孔となっていることが好ま
しい。内部電極14と外部電極2の間に挟み込まれた多孔
質誘電体31の連続気泡は、筒状の装置の軸方向と径方向
の両方に流れる多数の貫通孔となっていることが好まし
い。連続気泡を持つ多孔質誘電体中には、プラズマ発生
用のエアや各種のガスを導入する。この装置では、連続
気泡を持つ多孔質誘電体中を流れるガスが高周波電界に
よってプラズマ化する。図9は、プラズマ発生装置の変
形例横断面図である。図の(a)のように、平行に対向
させた誘電体35の板の下部に、平行電極22を配置して、
その間に多孔質誘電体33を挟み込んでいる。ここに、ガ
ス供給孔36からプラズマ発生用ガスを供給している。ま
た、図の(b)では、誘電体35の板の全側面に平行電極
22を配置して、その下部に多孔質誘電体33を挟み込んで
いる。ガス供給孔36は、テフロン(登録商標)等の栓体
37に空けた貫通孔からなる。このような構成でもよい。
【0045】〈具体例4の効果〉この構成の装置では、
電極間に誘電体が配置されているので放電が安定すると
いう効果がある。しかも、気泡中ではミクロに見た場合
に電位傾度が不均一になるから、放電が発生し易い。こ
のため、新しいガスをどんどん送り込んですみやかにプ
ラズマを発生させ、それをプラズマ噴出口方向に送りこ
む機構に適している。また、軸方向のガス圧の均一化を
計ることができる。 〈具体例5〉図10は、本発明のプラズマ発生装置のさ
らに別の変形例で、(a)は、その横断面図、(b)は
底面図である。図の(a)のように、図6と同様の外部
誘電体1に、一対のすり鉢状のプラズマ噴出口6を設け
た。これらのプラズマ噴出口6は、互いに外側に傾斜し
ており、プラズマ噴射方向が異なる。このプラズマ噴出
口6は、図の(b)に示すように、所定長のスリット状
をしており、フラズマ噴射方向の異なるものが、長手方
向に交互に配置されている。 〈具体例5の効果〉このように、フラズマ噴射方向の異
なる複数のすり鉢状のプラズマ噴出口を設けたことによ
り、例えば、湾曲した面を持つ、ワークの表面処理が可
能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】具体例1のプラズマ処理装置の主要部縦断面図
である。
【図2】具体例1の構成の主要部拡大図である。
【図3】プラズマ噴出口の配置図である。
【図4】プラズマ噴出口の形状説明図である。
【図5】具体例2のプラズマ処理装置の主要部縦断面図
である。
【図6】具体例2の構成の主要部拡大図である。
【図7】具体例3のプラズマ処理装置の構造図である。
【図8】具体例4のプラズマ発生装置の主要部横断面図
である。
【図9】具体例4のプラズマ発生装置の変形例横断面図
である。
【図10】本発明のプラズマ発生装置のさらに別の変形
例で、(a)は、その横断面図、(b)は底面図であ
る。
【図11】従来の大気圧プラズマ処理装置を示し、
(a)は箱型の装置の縦断面図、(b)はパイプ型の装置
の斜視図である。
【符号の説明】
1 外部誘電体 2 外部電極 3 内部誘電体 4 内部電極 5 交流電源 6 プラズマ噴出口 7 ガス供給口 8 被処理基板

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁体の筒からなる外部誘電体と、 この外部誘電体の外周面に密着した導体からなる外部電
    極と、 前記外部誘電体の内部に同軸的に配置される絶縁体の筒
    からなる内部誘電体と、 この内部誘電体の内周面に密着した導体からなる内部電
    極と、 前記外部誘電体と前記内部誘電体との間にガスを供給す
    るガス供給口と、 前記外部電極と前記内部電極との間に接続される交流電
    源とからなり、 前記外部誘電体は、前記交流電源によって前記外部誘電
    体と前記内部誘電体との間に生成されたプラズマを前記
    外部誘電体の外部に噴出させるプラズマ噴出口を備える
    ことを特徴とするプラズマ処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のプラズマ処理装置にお
    いて、 前記ガス供給口を複数個備えることを特徴とするプラズ
    マ処理装置。
  3. 【請求項3】 絶縁体の筒からなる外部誘電体と、 この外部誘電体の外周面に密着した導体からなる外部電
    極と、 前記外部誘電体の内部に同軸的に配置される導体からな
    る内部電極と、 前記外部誘電体と前記内部電極との間にガスを供給する
    ガス供給口と、 前記外部電極と前記内部電極との間に接続される交流電
    源とからなり、 前記外部誘電体は、前記交流電源によって前記外部誘電
    体と前記内部電極との間に生成されたプラズマを前記外
    部誘電体の外部に噴出させるプラズマ噴出口を備えるこ
    とを特徴とするプラズマ処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のプラズマ処理装置にお
    いて、 前記ガス供給口を複数個備えることを特徴とするプラズ
    マ処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項2または4に記載のプラズマ処理
    装置において、 前記噴出口は、 前記外部誘電体の内周面から前記外部誘電体の外周面に
    向かって広がるすり鉢状の貫通穴であることを特徴とす
    るプラズマ処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項2または4に記載のプラズマ処理
    装置において、 前記外部電極は、前記プラズマ噴出口の周辺近傍を除く
    位置に設けられていることを特徴とするプラズマ処理装
    置。
  7. 【請求項7】 連続気泡を持つ多孔質誘電体の筒と、 この多孔質誘電体の筒の外周面に密着した導体からなる
    外部電極と、 前記多孔質誘電体の筒の内周面に密着した導体からなる
    内部電極と、 前記多孔質誘電体の筒の、連続気泡中にガスを供給する
    ガス供給口と、 前記外部電極と前記内部電極との間に接続される交流電
    源とからなり、 前記多孔質誘電体と前記外部導体には、前記連続気泡中
    で生成されたプラズマを外部に噴出させるプラズマ噴出
    口を備えることを特徴とするプラズマ処理装置。
  8. 【請求項8】 所定の間隔を維持して平行に配置される
    絶縁体からなる平行平板と、 前記平行平板の相対する面の裏面に密着してなる平面電
    極と、 外部から所定のガスを受け入れて溜め、このガスを前記
    平行平板間に供給するガス溜まりと、 前記平面電極間に接続される交流電源と、 前記交流電源によって前記平行平板間に生成されたプラ
    ズマを外部に噴出させるプラズマ噴出口とからなること
    を特徴とするプラズマ処理装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のプラズマ処理装置にお
    いて、 前記噴出口は、 前記プラズマを噴出させる外部に向かって広がるすり鉢
    状の貫通穴であることを特徴とするプラズマ処理装置。
  10. 【請求項10】 請求項8に記載のプラズマ処理装置に
    おいて、 前記噴出口は、 前記プラズマを噴出させる外部に向かって広がる扇型の
    貫通穴であることを特徴とするプラズマ処理装置。
  11. 【請求項11】 請求項8に記載のプラズマ処理装置に
    おいて、 前記前記平行平板間には、連続気泡を持つ多孔質誘電体
    を挟み込み、前記連続気泡中でプラズマを発生させるこ
    とを特徴とするプラズマ処理装置。
  12. 【請求項12】 請求項8に記載のプラズマ処理装置に
    おいて、 フラズマ噴射方向の異なる複数のすり鉢状のプラズマ噴
    出口を備えたことを特徴とするプラズマ処理装置。
  13. 【請求項13】 請求項8に記載のプラズマ処理装置に
    おいて、 フラズマ噴射方向の異なる複数のすり鉢状のプラズマ噴
    出口を備え、このプラズマ噴出口は、所定長のスリット
    状をしており、フラズマ噴射方向の異なるものが、長手
    方向に交互に配置されていることを特徴とするプラズマ
    処理装置。
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