JP2003109231A - 光ディスク判別装置 - Google Patents

光ディスク判別装置

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JP2003109231A
JP2003109231A JP2001300776A JP2001300776A JP2003109231A JP 2003109231 A JP2003109231 A JP 2003109231A JP 2001300776 A JP2001300776 A JP 2001300776A JP 2001300776 A JP2001300776 A JP 2001300776A JP 2003109231 A JP2003109231 A JP 2003109231A
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JP
Japan
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optical disk
temperature
optical
threshold value
optical disc
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JP2001300776A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Yonezawa
仁志 米澤
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Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高温域や低温域で使用、特に車載用として使
用した場合において、光ピックアップの温度による特性
変動に起因する光ディスクの誤判別を防止する。 【解決手段】 光ディスクの情報記録面の反射率及び/
又は光ディスクの表面から情報記録面までの距離に対応
する所定の閾値により光ディスクの種類を判別する光デ
ィスク判別装置であって、光ディスクの記録再生に用い
る光ピックアップと、該光ピックアップあるいはその近
傍の温度を検出する温度検出手段と、前記光ピックアッ
プあるいはその近傍の各温度に対応する前記閾値が予め
記憶された閾値記憶手段と、前記温度検出手段の出力に
対応する閾値を前記閾値記憶手段から読み出し、読み出
した閾値に基づいて光ディスクの種類を判別する制御手
段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、装着された光ディ
スクの種類を判別する光ディスク判別装置に関する。 【0002】 【従来の技術】現在、CD(Compact Disc)、DVD(Dig
ital Video Disk)、CD−RW(Compact Disc ReWritab
le)といった多種類の光ディスクを1台の装置で再生す
る機器が市販されている。CDは光ディスクの表面から
約1.2mmの位置に情報が書き込まれており、DVD
は約0.6mmの位置に書き込まれている。CD、DV
Dともに情報記録面の反射率は約80%である。また、
CD−RWはディスクの表面から約1.2mmの位置に
情報が書き込まれており、情報記録面の反射率は約20
%である。透明ポリカーボネートなどの表面の反射率は
約4%である。 【0003】このような情報記録面の位置の違いや反射
率の違いに着目して光ディスクの種類を判別することが
できる。対物レンズを光ディスクに所定の速度で近づけ
ていくと、まず、光ディスクの表面に再生用レーザの焦
点が合わされた時に、ポリカーボネートなどの小さい反
射率によって光度の小さい反射光が得られる。その後、
対物レンズをさらに光ディスクに近づけていき、光ディ
スクの情報記録面に再生用レーザの焦点が合わされた時
に、情報記録面での反射によって光度の大きい反射光が
得られる。この時の反射光の光度によって装着された光
ディスクがCDであるかCD−RWであるか判別するこ
とが可能となる。さらに、上述した2箇所の反射光が得
られる時点の間の時間差は距離に比例することから、装
着された光ディスクがCDであるかDVDであるか判別
することが可能となる。 【0004】図1はCD、CD−RW、DVDの反射光
の光度と対物レンズの移動距離の関係を示したものであ
る。 【0005】上述したように、CD、DVD/CD−R
Wでは情報記録面での再生レーザの反射率は夫々80%
/20%であり、CDやDVDの反射光の光度(L3)
はCD−RWの反射光の光度(L2)と比較して大き
い。CDやDVDの反射光の光度(L3)とCD−RW
の反射光の光度(L2)の中間に閾値Lth(Lth=
(L2+L3)/2)を設けることで、装着された光デ
ィスクの種類が判別可能となる。尚、L1は光ディスク
表面での再生レーザの反射光度である。 【0006】さらに、CD、CD−RW/DVDでは光
ディスク表面から情報記録面までの距離が夫々1.2m
m/0.6mmであり、CDやCD−RWの光ディスク
表面の反射光検出から情報記録面の反射光検出までの対
物レンズの移動距離(S1)はDVDの距離(S2)と
比較して長い。CDやCD−RWとDVDの光ディスク
表面の反射光検出から情報記録面の反射光検出までの対
物レンズの移動距離の中間に閾値Sth(Sth=(S
1+S2)/2)を設けることで、装着された光ディス
クの種類が判別可能である。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の光ディスク判別装置では、常温中で使用
の場合には正常に判別可能であっても、高温中や低温中
で使用、特に車載用としての場合には、光ピックアップ
の反射光の受光レベルや動作感度の温度による特性変動
により正しい判別ができなくなる可能性があるという欠
点を有している。この光ピックアップの温度による特性
変動は、光ピックアップを構成している各部品の温度特
性に起因して生じるものであり、レーザダイオードの温
度特性により照射されるレーザの周波数の変動に伴い反
射率が変動したり、レーザダイオードに供給される電流
値が変動し照射されるレーザの光度が変動するなどして
の反射光の受光レベルの変動であったり、アクチュエー
タのフォーカス方向の感度、すなわちアクチュエータを
駆動するための信号とかかる信号に従ってなされるアク
チュエータのフォーカス方向の変位速度の変動であった
りする。 【0008】例えば、高温中でCD−RWを判別させよ
うとした場合、光ピックアップの受光レベルが変動し、
CD−RWの反射光の光度(L2)が常温中よりも大き
くなり閾値(Lth)を越えるとCDと誤判別される。
また、光ピックアップの動作感度が変動し、DVDのデ
ィスク表面の反射光検出から情報記録面までの対物レン
ズの移動距離(S2)が常温中よりも長くなり閾値(S
th)を越えるとCDと誤判別される。 【0009】同様に低温となる場所においても、光ピッ
クアップの受光レベルや動作感度が変動しディスクの判
別の結果に誤りが生じる可能性がある。 【0010】 【課題を解決するための手段】本発明の光ディスク判別
装置はかかる点に鑑みなされたもので、光ディスクの情
報記録面の反射率及び/又は光ディスクの表面から情報
記録面までの距離に対応する所定の閾値により光ディス
クの種類を判別する光ディスク判別装置であって、光デ
ィスクの記録再生に用いる光ピックアップと、該光ピッ
クアップあるいはその近傍の温度を検出する温度検出手
段と、前記光ピックアップあるいはその近傍の各温度に
対応する前記閾値が予め記憶された閾値記憶手段と、前
記温度検出手段の出力に対応する閾値を前記閾値記憶手
段から読み出し、読み出した閾値に基づいて光ディスク
の種類を判別する制御手段を備える。 【0011】 【発明の実施の形態】本発明の実施例の形態を図に基づ
き説明する。実施例の光ディスク判別装置は車載用のナ
ビゲーション装置用の地図再生装置に使用される判別装
置である。図2は本発明の光ディスク判別装置のブロッ
ク図である。(1)はCD−ROM、CD−RWまたは
DVD−ROM等の光ディスクである。CD−ROMは
光ディスク表面から約1.2mmの位置に情報が記録さ
れており、記録面の反射率は約80%である。CD−R
Wの記録位置はCD−ROMと同じ約1.2mmであ
り、記録面の反射率は約20%である。DVD−ROM
はディスク表面から約0.6mmの位置に情報が記憶さ
れており、記録面の反射率は約80%である。(2)は
ターンテーブルであり、光ディスク(1)をクランプ
(図示せず)と挟持する。(3)はモータでありターン
テーブル(2)を回転させる。 【0012】(4)は光ピックアップでありレーザを放
射するレーザダイオード(41)、入射面に平行な光の
成分を通過させ入射面に垂直な光の成分を反射させる偏
ビームスプリッタ(42)、光を平行にするコリメータ
レンズ(43)、対物レンズ(44)、4つの領域の光
の強弱を検出する4分割センサ(45)、スピーカと同
様の原理で対物レンズ(44)を光ディスク(1)の面
に遠ざけたり近づけたりするフォーカス用のアクチュエ
ータ(46)を有する。 【0013】レーザダイオード(41)から放射された
レーザは、偏ビームスプリッタ(42)により光ディス
ク(1)方向に反射され、コリメータレンズ(43)に
より平行となり、対物レンズ(44)により集光されて
光ディスク(1)に放射される。光ディスク(1)で反
射されたレーザは、対物レンズ(44)と偏ビームスプ
リッタ(42)を介して4分割センサ(45)に照射さ
れ、4つの領域の光度が検出される。このように、光ピ
ックアップ(4)は光ディスク(1)に向けてレーザの
焦点を放射し、光ディスク(1)により反射されたレー
ザの光度を4つの領域に分けて検出する。そして、レー
ザの焦点はフォーカス方向に移動可能である。 【0014】(5)は温度センサであり光ピックアップ
(4)に付設され光ピックアップ(4)の温度を検出す
る。尚、温度センサ(5)は光ピックアップ(4)の温
度と略同一の温度が検出できれば、いかなる場所に設置
されてもよい。 【0015】(6)は和信号増幅回路であり、光ピック
アップ(4)の4分割センサ(45)から出力される4
つの領域の光度検出信号を合計し、増幅する。この合計
された信号により反射光の光度を検出することができ
る。 【0016】(7)はフォーカスサーボ回路であり、フ
ォーカス用のアクチュエータ(46)を駆動する。
(8)は制御回路であり、ROM(9)に記憶されるプ
ログラムに従って、レーザダイオード(41)のレーザ
放射を制御したり、和信号増幅回路(6)からの光度検
出信号に基づきフォーカスサーボ回路(7)の駆動を制
御する。ROM(9)には制御回路(8)を駆動するプ
ログラムのほかに、図3に示す例ように、光ピックアッ
ク(4)の温度に対する光ディスク判別のための閾値が
記憶されている。図3はCD−RWと他の2種のディス
ク(CD−ROM、DVD−ROM)の判別を行うため
の反射光の光度による判別の閾値と、CD−ROMとD
VD−ROMの判別を行うための対物レンズの移動量に
よる判別の閾値とを示したものである。 【0017】RAM(10)は不揮発メモリであり、制
御回路(8)の動作に必要な情報を記憶する。 【0018】図4は制御回路(8)の光ディスク判別動
作を示すフローチャートである。まず、光ディスク
(1)がクランプされると温度センサ(5)により光ピ
ックアップ(4)の温度を検出する(ステップS1)。
ステップS1で検出された温度に基づき、温度に対応す
る反射光の光度による判別の閾値と対物レンズの移動量
による判別の閾値をROM(9)から読み出し、RAM
(10)に記憶する(ステップS2)。ステップS3に
おいてフォーカス用のアクチュエータ(46)を駆動し
て対物レンズ(44)を光ディスク(1)の表面に近接
する方向に所定の一定速度で移動させる。同時にレーザ
ダイオード(41)より照射された反射光を4分割セン
サ(45)で受光する。 【0019】4分割センサ(45)の出力は和信号増幅
回路(6)により加算され読み取り信号として制御回路
(8)に入力され、反射光の光度を測定する(ステップ
S4)。反射光の測定は光ディスク表面と情報記録面と
の2箇所で反射光のピークが現れることから、2つのピ
ーク値を測定するまで反射光の光度の測定を続ける(ス
テップS5)。同時に最初のピーク値から次のピーク値
までの時間を計測し、その間の対物レンズ(44)の移
動量を求める(ステップS6)。 【0020】ステップS7において、ステップS4で測
定した反射光の2番目のピーク値と、ステップS2で設
定した反射光の光度による判別の閾値とを比較し、この
閾値よりも反射光のピーク値が小さい場合は装着された
光ディスクはCD−RWと判別する。 【0021】反射光のピーク値が反射光の光度による判
別の閾値よりも大きい場合は、ステップS8において、
ステップS6で測定した対物レンズの移動量と、ステッ
プS2で設定した対物レンズの移動量による判別の閾値
とを比較し、この閾値よりも対物レンズの移動量が小さ
い場合はDVD−ROMと判別する。また、この閾値よ
りも対物レンズの移動量が大きい場合はCD−ROMと
判別する。 【0022】 【発明の効果】上述の如く、本発明の光ディスク判別装
置によれば、光ディスクの種類を判別する前に光ピック
アップの温度を測定し、予め記憶しておいた温度に対す
る閾値を読み出すことで最適な閾値が設定可能であり、
光ピックアップの温度による特性変動に起因する誤判別
を防止することが可能である。
【図面の簡単な説明】 【図1】光ディスクの表面検出から情報記録面検出まで
レーザの焦点が移動する距離と反射光の光度を示す図で
ある。 【図2】本発明の要部の構成を示すブロック図である。 【図3】本発明のROMに記憶された温度に対する光デ
ィスク判別のための閾値の実施例である。 【図4】本発明の光ディスク判別の動作を示すフローチ
ャートである。 【符号の説明】 1 光ディスク 4 光ピックアップ 41 レーザダイオード 44 対物レンズ 45 4分割センサ 46 アクチュエータ 5 温度センサ 6 和信号増幅回路 8 制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D066 HA02 5D090 AA01 CC18 DD03 JJ07 JJ11 5D117 AA02 CC07 DD06 FF25 GG02

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 光ディスクの情報記録面の反射率及び/
    又は光ディスクの表面から情報記録面までの距離に対応
    する所定の閾値により光ディスクの種類を判別する光デ
    ィスク判別装置であって、 光ディスクの記録再生に用いる光ピックアップと、該光
    ピックアップあるいはその近傍の温度を検出する温度検
    出手段と、前記光ピックアップあるいはその近傍の各温
    度に対応する前記閾値が予め記憶された閾値記憶手段
    と、 前記温度検出手段の出力に対応する閾値を前記閾値記憶
    手段から読み出し、読み出した閾値に基づいて光ディス
    クの種類を判別する制御手段を備えたことを特徴とする
    光ディスク判別装置。
JP2001300776A 2001-09-28 2001-09-28 光ディスク判別装置 Pending JP2003109231A (ja)

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