JP2003109193A - 車両管理システムおよび車両管理方法 - Google Patents

車両管理システムおよび車両管理方法

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JP2003109193A
JP2003109193A JP2001299901A JP2001299901A JP2003109193A JP 2003109193 A JP2003109193 A JP 2003109193A JP 2001299901 A JP2001299901 A JP 2001299901A JP 2001299901 A JP2001299901 A JP 2001299901A JP 2003109193 A JP2003109193 A JP 2003109193A
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Kazuyuki Hashiba
一行 橋場
Kaoru Oikawa
薫 及川
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Mitsubishi Electric Corp
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HOKURYO TECHNICAL KK
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各車両の位置情報をデータ処理するための計
算機システムを営業所に構築するには、費用が掛かり過
ぎて問題であった。 【解決手段】 複数の会員団体の車両を集中管理する車
両管理システムであって、各会員団体の車両から送信さ
れた車両情報を受信する受信部11と、受信した車両情
報を会員団体ごとに分配する車両情報分配部12と、分
配した車両情報を会員団体ごとに記憶する記憶部13
と、記憶された車両情報に基づいて、会員団体ごとにデ
ータ処理を行うデータ処理部14と、車両情報分配部1
2で分配した会員団体ごとの車両情報を各会員団体に向
けて第1の間隔で送信すると共に、データ処理部14で
処理したデータを各会員団体に向けて前記第1の間隔よ
り長い第2の間隔で送信する送信部16とを備えること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両サービスを行
う複数の会員団体がそれぞれ所有する車両を集中管理す
る車両管理システムおよび車両管理方法に関するもので
ある。
【従来の技術】従来の車両管理システムとしては、例え
ば、タクシーの管理システムが存在する。この従来の管
理システムは、各タクシーに搭載された無線機を用いて
タクシー会社の営業所と各タクシーとで連絡を取り合っ
て、各タクシーの現在位置を営業所で管理するシステム
である。また、GPS(位置検出装置)が安価になって
きたので、各タクシーにGPSを搭載すれば、営業所と
タクシーとで連絡を取り合うことなく、営業所側で各タ
クシーの動作をリアルタイムに管理することも可能であ
る。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
管理システムは、営業所とタクシーとの無線連絡で各タ
クシーの現在位置を管理していたため、絶えず動作する
タクシーの位置を適確に営業所で把握することは難しか
った。各タクシーがGPSを搭載して現在位置をリアル
タイムで営業所に送れば、上記問題は解消されるが、各
タクシーの位置情報をデータ処理するための計算機シス
テムを営業所に構築するには、費用が掛かり過ぎて問題
であった。
【0003】本発明は、このような問題を解決し、多く
の車両を少ない費用で管理することのできる車両管理シ
ステムおよび車両管理方法を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の車両管理システ
ムは、車両サービスを行う複数の会員団体がそれぞれ所
有する車両を集中管理する車両管理システムであって、
各会員団体の車両から送信された車両情報を受信する受
信部と、受信部で受信した車両情報を会員団体ごとに分
配する車両情報分配部と、車両情報分配部で分配した車
両情報を会員団体ごとに記憶する記憶部と、記憶部に記
憶された車両情報に基づいて、会員団体ごとにデータ処
理を行うデータ処理部と、車両情報分配部で分配した会
員団体ごとの車両情報を各会員団体に向けて第1の間隔
で送信すると共に、データ処理部で処理したデータを各
会員団体に向けて第1の間隔より長い第2の間隔で送信
する送信部とを備えることを特徴とする。
【0005】ここで、車両情報は、各車両が搭載した位
置検出装置によって得られる現在位置情報を有し、デー
タ処理部では、現在位置情報に基づいて、各車両の移動
経路を記録した作業報告書を作成することを特徴とす
る。
【0006】また、車両情報は、各車両が搭載した位置
検出装置によって得られる現在位置情報、および各車両
の運転者によって入力された作業内容情報を有し、デー
タ処理部では、現在位置情報および作業内容情報とに基
づいて、各車両の走行履歴および作業内容を記録した作
業報告書を作成することを特徴とする。
【0007】さらに、送信部は、車両情報を送信する時
間帯と異なる時間帯に、データ処理部で処理したデータ
を送信することを特徴とする。
【0008】また、各会員団体が他の会員団体の車両情
報を閲覧可能か否かの情報を会員団体ごとに記憶した車
両情報閲覧可否テーブルと、各会員団体の端末から記憶
部にアクセスした際に、車両情報閲覧可否テーブルに基
づいて閲覧可能な車両情報に対してのみ閲覧を許可する
車両情報閲覧制限部とを更に備えることを特徴する。
【0009】本発明の車両管理方法は、車両サービスを
行う複数の会員団体がそれぞれ所有する車両を集中管理
する車両管理方法であって、各会員団体の車両から送信
された車両情報を受信して、受信した車両情報を会員団
体ごとに第1の間隔で送信すると共に、受信した車両情
報に基づいて会員団体ごとにデータ処理を行い、処理し
たデータを各会員団体に向けて第1の間隔より長い第2
の間隔で送信することを特徴とする。
【0010】ここで、車両情報は、各車両が搭載した位
置検出装置によって得られる現在位置情報、および各車
両の運転者によって入力された作業内容情報を有し、デ
ータ処理は、現在位置情報および作業内容情報とに基づ
いた各車両の走行履歴および作業内容を記録した作業報
告書の作成処理であることを特徴とする。
【0011】また、各会員団体の端末から車両情報を収
集する場合、各会員団体が所有する自車両の車両情報
と、予め許可を取った会員団体が所有する車両の車両情
報とを閲覧可能とすることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る車両管理シス
テムおよび車両管理方法の好適な実施の形態について添
付図面を参照して説明する。図1は、車両管理システム
の構成を示すブロック図である。同図より、1は会員団
体Aが所有する複数台の車両、2は会員団体Bが所有す
る複数台の車両、3は会員団体Cが所有する複数台の車
両、4は各会員団体が所有する車両から送信される電波
を中継する中継搭、10は複数の会員団体がそれぞれ所
有する車両1〜3を集中管理する集中管理センタ、11
は各会員団体の車両1〜3から送信された車両情報を受
信する送受信部(受信部)、12は送受信部11で受信
した車両情報を会員団体ごとに分配する車両情報分配部
である。
【0013】また、13は車両情報分配部12で分配し
た車両情報を会員団体ごとに記憶する車両情報データベ
ース(記憶部)、14は記憶部13に記憶された車両情
報に基づいて、会員団体ごとにデータ処理を行うデータ
処理部、15はデータ処理部14での処理したデータを
格納する処理データ格納部、16は車両情報分配部12
で分配した会員団体ごとの車両情報を各会員団体に向け
て第1の間隔で送信すると共に、処理データ格納部15
に格納されたデータを各会員団体に向けて第1の間隔よ
り長い第2の間隔で送信するルーター(送信部)であ
る。
【0014】さらに、17は各会員団体が他の会員団体
の車両情報を閲覧可能か否かの情報を会員団体ごとに記
憶した車両情報閲覧可否テーブル、18は車両情報閲覧
可否テーブル17に基づいて閲覧可能な車両情報に対し
てのみ閲覧を許可する車両情報閲覧制限部、19は車両
情報データベース13に記憶された車両情報を地図記憶
部(図示せず)に記憶された電子地図に重畳させて車両
位置表示画像を作成する表示画像作成部、20は表示画
像作成部19で作成された車両位置表示画像を表示させ
る表示部である。
【0015】また、30は会員団体Aの端末装置、31
は会員団体Bの端末装置、32は会員団体Cの端末装置
である。そして、ルーター16および端末装置30〜3
2は、モデム装置(図示せず)、プロバイダウェブサー
バ等を介して、インターネット33に接続されている。
さらに、34はルーター16に接続され、道路交通情報
(渋滞、工事等)、気象情報、イベント情報などの各種
情報を提供する情報提供装置である。なお、会員団体A
〜Cは、複数の団体を例示したものであり、3団体に限
定されることはなく、2団体或いは4団体以上でもよ
い。また、会員団体A〜Cには、例えば、運送会社、タ
クシー会社、引越し会社などの車両サービスを行うあら
ゆる団体が該当するものとする。
【0016】次に、図2のフローチャートを参照して、
本実施の形態に係る車両管理システムの動作を説明す
る。各会員団体が所有する複数の車両1〜3には、それ
ぞれ現在位置を検出するGPSユニットと、車両情報を
送信する無線機と、GPSユニットで検出した現在位置
を電子地図に重畳させてモニタに表示させるカーナビと
が搭載されている。車両情報には、GPSユニットで検
出した車両位置情報や、実車や回送といった現在の作業
内容を示す車両動態情報(作業内容情報)などがある。
まず、事前に設定された間隔で、各車両1〜3から車両
位置情報が無線で送信され、この車両位置情報は中継搭
4を介して送受信部11で受信される(ステップ10
0)。また、各車両1〜3の運転者が動態ボタンを押す
ことにより、各車両1〜3から即座に車両動態情報が無
線で送信され、この車両動態情報も中継搭4を介して送
受信部11で受信される。
【0017】送受信部11で受信した車両情報は、車両
情報分配部12に与えられる。この段階では複数の会員
団体の車両1〜3から発信された車両情報が混在してい
るので、車両情報分配部12では車両情報のヘッダ情報
を参照して、車両情報を会員団体ごとに分配する(ステ
ップ101)。車両情報分配部12で分配された車両情
報は、会員団体ごとに車両情報データベース13に記憶
されると共に(ステップ102)、第1の間隔でルータ
ー16に伝送される。ルーター16に伝送された車両情
報は、所定の会員団体の端末装置30〜32に向けて第
1の間隔で送信される(ステップ103)。
【0018】また、車両情報データベース13に記憶さ
れた会員団体ごとの車両情報は表示画像作成部19に与
えられ、表示画像作成部19では、この車両情報を地図
記憶部(図示せず)に記憶された電子地図に重畳させて
車両位置表示画像を作成する(ステップ104)。そし
て、表示画像作成部19で作成された車両位置表示画像
は表示部20に表示される(ステップ105)。
【0019】図3は、表示部20に表示された車両位置
表示画像の例を示す図である。図3(a)に示すよう
に、電子地図上の各車両が走行している位置にボックス
40〜42が表示され、このボックス40〜42の中に
車両番号が記載される。この例では、上2桁が会員団体
コード、下2桁が会員団体ごとの車両コードをそれぞれ
示す計4桁の車両番号が用いられている。表示する車両
は、全会員団体の車両でもよく、特定団体の車両だけで
もよい。また、10t車やバンなどの条件に該当する車
両のみを電子地図上に表示させることも可能である。ボ
ックス40〜42からは、進行方向を示す矢印が延在
し、各車両の動きを一目で把握することができる。さら
に、このボックス40〜42の枠には実車や回送などの
作業内容を示す彩色が施され、各車両の作業状況を一目
で把握することができる。
【0020】また、特定の車両についての情報を知りた
い場合、この車両を示すボックス40〜42をクリック
することによって(キーボードから車両番号を入力して
もよい)、図3(b)に示すように、車両情報ウインド
ウ43を電子地図に重畳させて表示させることができ
る。車両情報ウインドウ43には、車番、状態(実車、
回送等)、進行方向、運転者、所属、備考などの各種情
報が表示される。
【0021】さらに、情報提供装置34から道路交通情
報(渋滞、工事等)、気象情報、イベント情報などの各
種情報が送信された場合には、これらの各種情報がルー
ター16に入力される。そして、入力された各種情報は
表示画像作成部19に与えられ、表示画像作成部19で
は、これらの各種情報を加えた車両位置表示画像を作成
し、表示部20に表示させる。また、所定の端末装置3
0〜32より情報提供の要求があった場合、集中管理セ
ンタ10では、入力された各種情報を、ルーター16を
介して所定の端末装置30〜32に提供する。その結
果、所定の端末装置30〜32では、地域と密着した情
報を参照することができる。さらに、所定の車両1〜3
より情報提供の要求があった場合、集中管理センタ10
では、入力された各種情報をメッセージ(文字情報)と
して、送受信部11を介して所定の車両1〜3に自動送
信する。その結果、所定の車両1〜3では、地域と密着
した情報をカーナビのモニタに表示させることができ、
例えば、渋滞情報に基づいて、目的地までの走行ルート
を変更させることができる。
【0022】次に、車両情報データベース13に記憶さ
れた車両情報はデータ処理部14に与えられ、データ処
理部14では車両情報を加工して、各会員団体が希望す
るデータを作成する(ステップ106)。例えば、車両
1〜3ごとの作業報告書の作成を依頼された場合、車両
情報に含まれる車両位置情報の履歴に基づいて一日の移
動ルートを特定する。さらに、車両情報に含まれる車両
動態情報の履歴に基づいて移動ルート中の作業内容を特
定し、一日の作業内容を報告書として作成する。このよ
うに、作業報告書が自動的に作成されるので、各車両の
運転者が手書きで作業報告書を作成する手間が省ける。
また、運転手が作業を中断して休憩した場合、手書きの
作業報告書ではその実態が判らないが、データ処理部1
4で自動的に作成される作業報告書であれば、一日の作
業状況が明確に判るので、作業の中断を減少させること
ができる。
【0023】なお、データ処理部14で作成するデータ
は、作業報告書に限定されることなく、例えば、各車両
1〜3の運転者についての勤務成績表や給与基礎データ
等であってもよい。
【0024】データ処理部14で加工されたデータは、
処理データ格納部15に格納される(ステップ10
7)。そして、ルーター16では、処理データ格納部1
5から加工データを読み出して、車両情報分配部12か
ら車両情報が伝送される第1の間隔より十分に長い第2
の間隔で、所定の会員団体の端末装置30〜32に向け
て加工データを送信する(ステップ108)。ステップ
103で説明したように、車両情報が第1の間隔でルー
ター16から送信されている。従って、ルーター16か
らは、車両情報と加工データとが異なる時間間隔で送信
されることとなる。
【0025】ここで、各会員団体の端末装置30〜32
に異なる時間間隔で2種類のデータを送信するのは以下
の理由による。まず、車両情報は、各会員団体の端末装
置30〜32のディスプレイに、図3に示したような車
両位置表示画像の表示を行うためのデータである。車両
情報は車両の走行や作業の進行によって刻一刻と変化す
るデータであるため、リアルタイム或いは例えば5分お
きといった短いタイミングでデータを更新する必要があ
る。このため、車両情報は、比較的短い第1の間隔でル
ーター16から送信される。一方、加工データは、一日
の作業内容をまとめた作業報告書や、一ヶ月ごとに集計
される勤務成績表などのように、長い期間でデータを送
信すればよい。このため、加工データは、第1の間隔よ
り長い第2の間隔でルーター16から送信される。
【0026】このように性質の異なる2種類のデータが
各会員団体の端末装置30〜32に送信されるので、各
端末装置30〜32では、これらのデータの特性に合わ
せた処理をそれぞれ行うことができる。即ち、短い間隔
で送信される車両情報を処理することにより、自団体が
所有する車両に関する車両位置表示画像をリアルタイム
或いは例えば5分おきにディスプレイに表示させること
ができる。また、長い間隔で送信される加工データを処
理することにより、自団体の運転者の作業報告書などを
例えば週末に一括してプリントアウトすることができ
る。
【0027】なお、各端末装置30〜32を操作するオ
ペレータが、ディスプレイに表示された車両位置表示画
像に基づいて各車両に指示を出す場合、各端末装置30
〜32に備え付けられた無線機を用いて音声にて行う。
従来は、各車両の現在位置が分からない状態で、オペレ
ータが全車両に無線機で指示を出していたため、必ずし
も最適な車両に指示を出すことができなかった。しか
し、本実施の形態では、車両位置表示画像に基づいて、
最適な位置を走行している車両に対して直接指示が出せ
るので、各端末装置30〜32から各車両1〜3に対し
て適確な作業指示を与えることができる。
【0028】また、車両情報と加工データをルーター1
6から送信する時間帯を変えることにより、通信負荷を
軽減させることができる。例えば、車両情報を業務時間
帯である午前6時から午後10時の時間帯に送信し、加
工データを通信負荷の少ない午前3時に一括して送信す
れば、インターネット33に係る負荷を軽減させること
ができる。
【0029】さらに、各会員団体の端末装置30〜32
を操作するオペレータが、任意のメッセージを、自団体
が所有する各車両1〜3に送出した場合、次のルートで
伝送される。まず、各端末装置30〜32から送られた
メッセージはインターネット33を介して、集中管理セ
ンタ10に届き、このメッセージが集中管理センタ10
の送受信部11から中継搭4を介して、所望の車両1〜
3に送られる。このルートを通ることによって、自団体
の車両1〜3に対して確実にメッセージを送信すること
ができる。
【0030】また、各会員団体の端末装置30〜32を
操作するオペレータが、自団体が所有する各車両1〜3
に対して、配送先などの目的地点情報を送出した場合、
上述のルート(集中管理センタ10経由)を通って、目
的地点情報が所望の車両1〜3に送られる。この目的地
情報に基づいて、カーナビの目的地を自動設定すること
により、運転者の手動設定なしに、目的地までの最適走
行ルートを各車両のカーナビモニタに表示させることが
できる。
【0031】次に、各会員団体の端末装置30〜32か
ら集中管理センタ10の車両情報データベース13にア
クセスして、必要なデータを収集する動作について、図
4のフローチャートを用いて説明する。
【0032】上述の処理(図2のフローチャートの処
理)によって、車両情報をルーター16より自動配送さ
せることもできるが、各会員団体の端末装置30〜32
から車両情報データベース13に直接アクセスして、必
要なデータを収集してもよい。この処理は、まず、いず
れかの会員団体の端末装置30〜32を操作して、イン
ターネット33およびルーター16を介して車両情報閲
覧制限部18にアクセスする(ステップ110)。車両
情報閲覧制限部18では、車両情報閲覧可否テーブル1
7を参照して、アクセスした会員団体が閲覧可能な車両
情報を特定する(ステップ111)。
【0033】そして、車両情報閲覧制限部18は、特定
した車両情報のみの閲覧を許可するモードに設定して
(ステップ112)、このモードで端末装置30〜32
から車両情報データベース13にアクセス可能とする。
この設定によって、各会員団体の端末装置30〜32
は、アクセス可能な各車両の現在位置を電子地図と共に
表示させることができる。また、自団体車両の動態一覧
(作業状況一覧)や、自団体車両の走行履歴を端末装置
30〜32から閲覧可能となる。さらに、10t車やバ
ン等の条件を設定して、該当する車両に関する情報を車
両情報データベース13から抽出することができるよう
になる。
【0034】車両情報閲覧可否テーブル17には、アク
セスを許可された車両の一覧が会員団体ごとに登録され
ている。例えば、会員団体Bに対して、会員団体Bの全
車両と会員団体Cの1号車および3号車についてアクセ
ス許可の情報が登録されている場合、会員団体Bは、会
員団体Bの全車両と会員団体Cの1号車および3号車の
車両情報を閲覧することができる。また、会員団体Cに
対して、全会員団体の車両についてアクセス許可の情報
が登録されている場合、会員団体Cは、会員団体A〜C
の全車両の車両情報を閲覧することができる。
【0035】このように、各会員団体A〜Cは、自団体
以外の車両についての情報も閲覧できるので、自団体の
車両で対応できない作業を他団体の車両に依頼すること
ができ、効率的な作業の手配が可能となる。例えば、緊
急配達の作業が発生したが、自団体の車両に空車がない
場合、アクセスを許可された他団体の車両とを端末装置
30〜32に表示させることにより、最も配達元に近い
他団体の空車車両を探し出し、その車両に作業を依頼す
ることができる。その結果、空車の車両がないために仕
事の依頼を断るケースが減少し、業務に対する信頼度が
大幅に向上する。
【0036】以上詳細に説明したように、単一の集中管
理センタ10で複数の会員団体の車両を集中的に管理し
ているので、各会員団体がデータ管理用のシステム構築
および専用オペレータの配置を行う必要がなくなる。各
会員団体が準備する必要があるのは、インターネット3
3を介して集中管理センタ10に接続可能な端末装置3
0〜32および地図表示のための地図ソフトだけであ
り、極めて低予算でシステムを構築することが可能とな
る。また、集中管理センタ10から各会員団体の端末装
置30〜32に、車両情報と加工データといった性質の
異なる2種類のデータを送信しているので、各会員団体
の端末装置30〜32では、付加価値の高いデータの利
用が可能となる。
【0037】
【発明の効果】本発明に係る車両管理システムおよび車
両管理方法は、複数の会員団体の車両を集中的に管理す
ることができるので、各会員団体によるデータ管理用の
システム構築や専用オペレータの配置といった設備投資
が不要となり、大幅にイニシャルコストを軽減すること
をできる。また、車両情報分配部で分配した車両情報と
データ処理部で処理したデータといった性質の異なる2
種類のデータを各会員団体に向けて送信しているので、
各会員団体は付加価値の高いデータの利用が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る車両管理システムの構成を
示すブロック図である。
【図2】本実施の形態に係る車両管理システムの動作を
示すフローチャートである。
【図3】車両位置表示画像の表示例を示す図である。
【図4】本実施の形態に係る車両管理システムの動作を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1,2,3…車両、4…中継塔、10…集中管理セン
タ、11…送受信部、12…車両情報分配部、13…車
両情報データベース(記憶部)、14…データ処理部、
15…処理データ格納部、16…ルーター(送信部)、
17…車両情報閲覧可否テーブル、18…車両情報閲覧
制限部、19…表示画像作成部、20…表示部、30,
31,32…端末装置、33…インターネット、34…
情報提供装置、40,41,42…ボックス、43…車
両情報ウインドウ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/34 H04B 7/26 106A (72)発明者 及川 薫 札幌市中央区南3条西6丁目3−2 北菱 テクニカル株式会社内 Fターム(参考) 2C032 HB22 HB25 HC08 HC31 HD03 HD13 HD23 HD26 5H180 AA14 AA15 BB04 BB05 BB15 CC12 EE02 FF01 FF05 FF10 FF12 FF13 FF22 FF27 FF32 FF35 5K067 AA41 BB14 DD17 FF03 FF05 FF23 GG04 HH21 HH23 JJ52 JJ56 JJ63

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両サービスを行う複数の会員団体がそ
    れぞれ所有する車両を集中管理する車両管理システムで
    あって、 各会員団体の車両から送信された車両情報を受信する受
    信部と、 前記受信部で受信した車両情報を会員団体ごとに分配す
    る車両情報分配部と、 前記車両情報分配部で分配した車両情報を会員団体ごと
    に記憶する記憶部と、 前記記憶部に記憶された車両情報に基づいて、会員団体
    ごとにデータ処理を行うデータ処理部と、 前記車両情報分配部で分配した会員団体ごとの車両情報
    を各会員団体に向けて第1の間隔で送信すると共に、前
    記データ処理部で処理したデータを各会員団体に向けて
    前記第1の間隔より長い第2の間隔で送信する送信部と
    を備えることを特徴とする車両管理システム。
  2. 【請求項2】 前記車両情報は、各車両が搭載した位置
    検出装置によって得られる現在位置情報を有し、 前記データ処理部では、前記現在位置情報に基づいて、
    各車両の移動経路を記録した作業報告書を作成すること
    を特徴とする請求項1記載の車両管理システム。
  3. 【請求項3】 前記車両情報は、各車両が搭載した位置
    検出装置によって得られる現在位置情報、および各車両
    の運転者によって入力された作業内容情報を有し、 前記データ処理部では、前記現在位置情報および前記作
    業内容情報とに基づいて、各車両の走行履歴および作業
    内容を記録した作業報告書を作成することを特徴とする
    請求項1記載の車両管理システム。
  4. 【請求項4】 前記送信部は、前記車両情報を送信する
    時間帯と異なる時間帯に、前記データ処理部で処理した
    データを送信することを特徴とする請求項1から請求項
    3のいずれか一項に記載の車両管理システム。
  5. 【請求項5】 各会員団体が他の会員団体の車両情報を
    閲覧可能か否かの情報を会員団体ごとに記憶した車両情
    報閲覧可否テーブルと、 各会員団体の端末から前記記憶部にアクセスした際に、
    前記車両情報閲覧可否テーブルに基づいて閲覧可能な車
    両情報に対してのみ閲覧を許可する車両情報閲覧制限部
    とを更に備えることを特徴する請求項1から請求項4の
    いずれか一項に記載の車両管理システム。
  6. 【請求項6】 車両サービスを行う複数の会員団体がそ
    れぞれ所有する車両を集中管理する車両管理方法であっ
    て、 各会員団体の車両から送信された車両情報を受信して、
    受信した車両情報を会員団体ごとに第1の間隔で送信す
    ると共に、受信した車両情報に基づいて会員団体ごとに
    データ処理を行い、処理したデータを各会員団体に向け
    て前記第1の間隔より長い第2の間隔で送信することを
    特徴とする車両管理方法。
  7. 【請求項7】 前記車両情報は、各車両が搭載した位置
    検出装置によって得られる現在位置情報、および各車両
    の運転者によって入力された作業内容情報を有し、 前記データ処理は、前記現在位置情報および前記作業内
    容情報とに基づいた各車両の走行履歴および作業内容を
    記録した作業報告書の作成処理であることを特徴とする
    請求項6記載の車両管理方法。
  8. 【請求項8】 各会員団体の端末から前記車両情報を収
    集する場合、各会員団体が所有する自車両の車両情報
    と、予め許可を取った会員団体が所有する車両の車両情
    報とを閲覧可能とすることを特徴とする請求項6又は請
    求項7記載の車両管理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103280096A (zh) * 2013-03-29 2013-09-04 苏州数伦科技有限公司 交通监控管理***

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