JP2003108286A - 表示方法、表示用プログラム及び記録媒体 - Google Patents

表示方法、表示用プログラム及び記録媒体

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JP2003108286A
JP2003108286A JP2001296097A JP2001296097A JP2003108286A JP 2003108286 A JP2003108286 A JP 2003108286A JP 2001296097 A JP2001296097 A JP 2001296097A JP 2001296097 A JP2001296097 A JP 2001296097A JP 2003108286 A JP2003108286 A JP 2003108286A
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JP2001296097A
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Midori Iwata
みどり 岩田
Kazuhiko Shibui
和彦 渋井
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の項目に対する各々の選択において、カー
ソルの移動量を低減し、項目の選択違いを抑制すること
で操作性の向上を図る。 【解決手段】ディスプレイ28の画面上にメニュー画面
102を表示させる際に、該メニュー画面102の表示
要求を行った時点でのカーソルの表示位置をカーソルの
初期表示位置100と定義したとき、カーソルの初期表
示位置100を中心として、メニュー画面102に関す
る複数の項目104を放射状に配列させて表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ等に
接続されたディスプレイの表示画面にメニュー画面を表
示させる表示方法と、該表示方法を実現させる表示用プ
ログラムと、該プログラムやデータが記録された記録媒
体に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ等に対してコマンドを入力
する場合、操作者がコマンド名を直接入力して行う場合
や、複数のコマンド名が配列されたメニュー画面を表示
し、必要なコマンドを選択する場合などがある。特に、
後者の方法は、操作性に優れていることから、頻繁に使
用する複数のコマンドをアイコン化して並べメニューバ
ーやツールバー等の形態で表示するようにしている。
【0003】そして、従来のコマンド入力方法は、一般
にマウスと称される座標入力装置を用いるもので、複数
のコマンド名を横方向に並べて表示し、実行したいコマ
ンドに対応するコマンド名の表示位置にマウスポインタ
と称されるカーソルを移動させてコマンドの選択を行う
ようにしている(例えば特許第2981563号公報参
照)。
【0004】その他、市場に供給されているパーソナル
コンピュータの各種OS(オペレーションシステム)で
は、例えば図10に示すように、複数のコマンド名を縦
方向に並べた一覧表形式のメニュー画面200を表示
し、そのうち、カーソル202が位置するコマンド名の
背景色を他の背景色とは異なった色に変化させ、更に、
そのコマンド名を他のコマンド名とは異なった色で表示
させるようにしている。
【0005】もちろん、1つのコマンドから更に複数の
コマンドを呼び出すなど、メニューの階層化もできるよ
うになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法では、メニュー画面200を表示させた場合、複数
のコマンド名が横方向あるいは縦方向に並ぶ形態となっ
ていることから、一覧表示されるコマンド名の数が増加
すると、横方向の表示範囲あるいは縦方向の表示範囲が
広がり、必要なコマンドを見つけにくくなるおそれがあ
る。
【0007】また、カーソル202の現在の位置(カレ
ント位置)と今回実行したいコマンドに対応したコマン
ド名の表示位置が離れていた場合、カーソル202の移
動量が多くなり、その分だけ操作に手間取るという不都
合がある。
【0008】カーソル202を移動している際に、目的
とするコマンド名の位置を通り過ぎてしまうことがあ
り、その場合、カーソル202の移動を一旦止めて今度
は逆方向に戻さなければならず、また、目的とするコマ
ンド名の隣のコマンド名を選択してしまうなど、操作性
の点で改善の余地がある。
【0009】本発明はこのような課題を考慮してなされ
たものであり、複数の項目(コマンドを含む)に対する
各々の選択において、カーソルの移動量を低減すること
ができ、しかも、項目の選択違いを抑制することがで
き、操作性の向上を図ることができる表示方法、表示用
プログラム及び記録媒体を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る表示方法
は、表示装置の画面上にメニュー画面を表示させる際
に、該メニュー画面の表示要求を行った時点でのカーソ
ルの表示位置をカーソルの初期表示位置と定義したと
き、前記カーソルの初期表示位置を中心として、前記メ
ニュー画面に関する複数の項目(コマンドを含む)を放
射状に配列させて表示することを特徴とする。
【0011】各項目の選択は、カーソルの初期表示位置
に対してカーソルを移動させた距離ではなく、角度に依
存させることができ、これにより、特定の項目を選択す
るために、カーソル移動量が極端に大きい場合と小さい
場合との差を減らすことができる。
【0012】また、メニュー画面の外縁部分において放
射状に配列された複数の項目に対して、メニュー画面の
中心からカーソルを移動させて例えば1つの項目を選択
するかたちとなるため、目的とする項目を迅速に選択す
ることができ、カーソルの移動量も低減することができ
る。
【0013】しかも、カーソルの初期表示位置から各項
目までの距離をほぼ同じにすることができるため、特定
の項目を選択するときだけカーソルの移動量を低減でき
るのではなく、複数の項目に対する各々の選択におい
て、カーソルの移動量を低減することができる。
【0014】また、カーソルを各項目上で移動させる必
要がないため、目的としない項目を選択してしまう、い
わゆる選択違いを回避することができる。
【0015】そして、前記表示方法において、前記カー
ソルの初期表示位置を中心とした前記メニュー画面の一
部が、前記表示装置の表示画面における表示枠からはみ
出る場合は、前記メニュー画面が前記表示枠内に収まる
ように前記カーソルの初期表示位置を変更するようにし
てもよい。これにより、メニュー画面が一部欠けて表示
されるという不都合を回避することができる。
【0016】前記複数の項目は、前記カーソルの初期表
示位置を中心にほぼ等間隔に配列させるようにしてもよ
い。この場合、カーソルの初期表示位置から各項目まで
の距離をほぼ同じにすることができるほか、各項目の表
示及び識別が簡潔にでき、操作者が見分けやすいという
利点がある。
【0017】前記メニュー画面は、前記複数の項目にそ
れぞれ対応する項目名が表示される領域が割り付けられ
ていてもよい。この場合、項目名が表示されることか
ら、各項目を識別しやすくなる。
【0018】前記項目名の表示領域は、それぞれ任意に
色分け表示してもよい。特定の項目を、その機能や使用
頻度に応じて操作者が任意に色分け表示できるため、各
項目をより一層識別しやすくなる。
【0019】前記複数の項目の配列順序を任意に変更し
て表示するようにしてもよい。特定の項目を、その機能
や使用頻度に応じて操作者が任意に表示位置を指定でき
るため、例えば特定の項目をカーソルの初期表示位置に
対して真上に、また、別の特定の項目をカーソルの初期
表示位置に対して真下に、といった具合に変更できるこ
とになり、操作者による項目の選択をより一層容易に行
えるようになる。
【0020】また、前記カーソルの初期表示位置を中心
として前記複数の項目に対応した中心角でそれぞれ割り
付けられた複数の領域をそれぞれ角度領域と定義したと
き、前記メニュー画面表示後における項目選択の際に、
カーソルの移動位置がいずれかの角度領域上にあって、
かつ、前記カーソルの初期表示位置から不感帯領域を超
えている場合に、当該角度領域に対応する項目の選択待
ち状態となるようにしてもよい。なお、選択待ち状態と
は、カーソルがマウスポインタである場合を想定したと
き、例えば1回のクリックによって選択が完了する状態
を指す。
【0021】この場合、カーソルによる選択操作におい
て遊びを持たせることができる。つまり、不感帯領域を
設けなかった場合は、項目選択のための操作感度が非常
に高くなり、カーソルの僅かな移動でも1つの項目が選
択されてしまうおそれがあるが、不感帯領域を設けるこ
とで選択操作に余裕を持たせることができる。
【0022】不感帯領域を円形領域として定義すること
により、各項目についてカーソルの等距離移動で選択が
でき、項目間でのカーソル移動量の差をほとんどゼロに
することができる。
【0023】そして、前記選択待ち状態となっている項
目について選択待ちを示す指標を表示するようにしても
よい。この場合、前記指標としては、前記カーソルの初
期表示位置と前記選択待ち状態となっている項目との
間、あるいは前記カーソルの初期表示位置とカーソルの
カレント位置との間を結ぶ帯状の画像であってもよい。
これにより、どの項目が選択待ち状態であるかを簡単に
認識することができ、操作性の向上に寄与する。
【0024】また、前記複数の項目のうち、少なくとも
1つの項目の項目名が一部のみ表示されている場合に、
項目名が一部のみ表示されている項目が選択待ち状態と
なった段階で、その項目名がすべて表示されるようにし
てもよい。
【0025】特定の項目名、例えば文字列がある一定以
上の長さになると、読みづらくなるため、折り返し表示
などが有効であるが、それに応じて項目名の表示領域が
それに合わせて拡大することになる。文字列が更に長く
なると、表示領域も更に大きくなるため、場合によって
は、隣接する項目名の表示領域が重なり合うおそれがあ
る。
【0026】しかし、文字列の長い項目について、その
項目名を一部だけ表示させるようにしておき、その項目
が選択待ち状態となった段階で、項目名のすべての表示
させるようにすれば、項目名の表示領域を拡大させる必
要がなくなり、隣接する項目の表示領域が重なり合うこ
ともなくなる。
【0027】その他の方法としては、前記複数の項目の
うち、少なくとも1つの項目がアイコンで表示されてい
る場合に、アイコンで表示されている項目が選択待ち状
態となった段階で、その項目名が表示されるようにして
もよい。即ち、例えば文字列の長い項目をアイコン化し
て表示し、その項目が選択待ち状態となった段階で、項
目名のすべてを表示させるようにすれば、項目名の表示
領域を拡大させる必要がなくなる。
【0028】また、本発明に係る表示用プログラムは、
コンピュータシステムのメモリに記録可能とされ、該コ
ンピュータシステムのCPUを通じて読み出されて実行
される表示用プログラムにおいて、前記コンピュータシ
ステムにおける表示装置の画面上にメニュー画面を表示
させる際に、該メニュー画面の表示要求を行った時点で
のカーソルの表示位置をカーソルの初期表示位置と定義
したとき、前記メニュー画面に関する情報テーブルに登
録された複数の項目をアドレス順次に読み出す第1のス
テップと、前記表示装置の画面上に、前記カーソルの初
期表示位置を中心として、前記読み出された複数の項目
を放射状に配列させて表示する第2のステップとを含む
ことを特徴とする。
【0029】この場合、前記コンピュータシステムにお
ける入力装置を通じて入力されたデータに基づいて、前
記情報テーブルに登録された内容のうち、少なくとも項
目の配列順を変更する第3のステップを有するようにし
てもよい。
【0030】そして、前記第2のステップは、前記カー
ソルの初期表示位置を中心とした前記メニュー画面が、
前記表示装置の表示画面における表示枠に収まるか否か
を判別するステップと、前記メニュー画面の一部が前記
表示枠からはみ出る場合に、前記メニュー画面が前記表
示枠内に収まるように前記カーソルの初期表示位置を変
更するステップとを有するようにしてもよい。
【0031】また、前記カーソルの初期表示位置を中心
として前記複数の項目に対応した中心角でそれぞれ割り
付けられた複数の領域をそれぞれ角度領域と定義したと
き、前記第2のステップは、前記カーソルのカレント位
置がいずれかの角度領域にある場合に、当該角度領域に
対応する項目を選択待ち状態とするステップを有するよ
うにしてもよい。
【0032】前記選択待ち状態とするステップは、前記
カーソルのカレント位置がいずれかの角度領域にあっ
て、かつ、不感帯領域から外れている場合に、当該角度
領域に対応する項目を選択待ち状態とするステップを有
するようにしてもよい。
【0033】また、前記第2のステップは、各角度領域
に、それぞれ対応する項目名と各項目名を囲む枠を表示
するステップを有するようにしてもよい。
【0034】前記第2のステップは、ある項目が選択待
ち状態となっている場合に、前記カーソルの初期表示位
置と前記選択待ち状態となっている項目の枠との間、あ
るいは前記カーソルの初期表示位置とカーソルのカレン
ト位置との間を結ぶ帯状の画像を表示するステップを有
するようにしてもよい。
【0035】前記第2のステップは、少なくとも前記各
枠を任意に色分け表示するステップを有するようにして
もよい。
【0036】前記第2のステップは、前記複数の項目の
うち、枠内に項目名のすべてが入らない項目について、
当該枠内に項目名の一部を表示させるステップと、項目
名の一部のみが表示されている項目が選択待ち状態とな
った段階で、その項目名のすべてを表示するステップと
を有するようにしてもよい。
【0037】前記第2のステップは、前記複数の項目の
うち、予め設定された少なくとも1つの項目をアイコン
で表示するステップと、アイコンで表示されている項目
が選択待ち状態となった段階で、その項目名を表示する
ステップとを有するようにしてもよい。
【0038】また、本発明に係る記録媒体は、CPU
と、メモリと、表示装置が接続されたコンピュータシス
テムで使用されるプログラムやデータが記録された記録
媒体において、前記プログラムは、前記コンピュータシ
ステムにおける表示装置の画面上にメニュー画面を表示
させる際に、該メニュー画面の表示要求を行った時点で
のカーソルの表示位置をカーソルの初期表示位置と定義
したとき、前記メニュー画面に関する情報テーブルに登
録された複数の項目をアドレス順次に読み出すステップ
と、前記表示装置の画面上に、前記カーソルの初期表示
位置を中心として、前記読み出された複数の項目を放射
状に配列させて表示するステップとを含むことを特徴と
する。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る表示方法、表
示用プログラム及び記録媒体を例えばコンピュータシス
テムに適用した実施の形態例(以下、単に実施の形態に
係るコンピュータシステムと記す)を図1〜図9Bを参
照しながら説明する。
【0040】本実施の形態に係るコンピュータシステム
10は、図1に示すように、プログラムの動作用並びに
データの転送用として使用されるメインメモリ12と、
外部機器とのデータのやりとりを行う入出力ポート14
と、プログラムの実行処理を行うCPU16とを有す
る。これらメインメモリ12、入出力ポート14及びC
PU16は、システムバス18を通じて接続されてい
る。
【0041】入出力ポート14には、CPU16からの
指令に基づいてハードディスク20に対してアクセスを
行うハードディスクドライブ(HDD)22と、操作者
によって操作される座標入力装置(例えばマウス)24
と、操作者によって入力操作されるキーボード26と、
プログラムを通じて作成された画像やハードディスク2
0に記録された画像等を表示するディスプレイ28が少
なくとも接続されている。
【0042】前記ハードディスク20には、OSやアプ
リケーションプログラム並びに各種データが記録されて
いる。また、アプリケーションプログラムとしては、既
存の文書作成プログラム、表計算プログラムやCADプ
ログラムのほか、本発明に係る表示方法を実現する本実
施の形態に係る表示用プログラム等がある。
【0043】ここで、本実施の形態に係る表示用プログ
ラム50について、図2〜図9Bを参照しながら説明す
る。
【0044】この表示用プログラム50は、例えば図2
に示すように、カーソルの初期表示位置100を中心と
して、メニュー画面102に関する複数の項目104を
放射状に配列させて表示する機能を有する。カーソルの
初期表示位置100とは、ディスプレイ28の画面上に
メニュー画面102を表示させる際に、該メニュー画面
102の表示要求を行った時点でのカーソルの表示位置
を示す。また、図3に示すように、カーソルの初期表示
位置100を中心として複数の項目104に対応した中
心角θでそれぞれ割り付けられた複数の領域110をそ
れぞれ角度領域110と定義すると、各角度領域110
の端部には、それぞれ対応する項目名(図2、図3の例
では、「NOSHOW」「INFO」等)と各項目名を
囲む枠112が表示される。
【0045】ここで、各枠112を例えば1つの円の円
周に沿って配置する場合は、項目数をnとしたとき、各
角度領域110の中心角θは、θ=(2π/n)とな
る。各枠110を例えば1つの楕円の外周に沿って配置
する場合は、各角度領域110の中心角θは、各角度領
域110の面積を均等にする場合や、各角度領域110
の円弧の長さを均等にする場合など、各種演算手法に応
じて若干異なってくるが、メニュー画面102の表示形
や項目数等に応じて適宜選択すればよい。
【0046】そして、前記表示用プログラム50は、具
体的には、図4に示すように、メニュー画面102に関
する情報テーブル52に登録された複数の項目104に
関する情報をアドレス順次に読み出す第1の機能部(ソ
フトウエア部品)54と、ディスプレイ28の画面上
に、カーソルの初期表示位置100を中心として、前記
読み出された複数の項目104に関する情報のうち、表
示に関する情報(項目名や枠112等)を放射状に配列
させて表示する第2の機能部(ソフトウエア部品)56
と、マウス24やキーボード26を通じて入力されたデ
ータ(入力データ)に基づいて、前記情報テーブル52
に登録された内容を変更する第3の機能部(ソフトウエ
ア部品)58とを有する。
【0047】情報テーブル52は、必要なメニュー画面
102の数だけ用意され、それぞれメニュー画面102
に応じた情報が登録されるようになっている。代表的に
1つの情報テーブル52の内訳を説明すると、図5に示
すように、メニュー画面102の表示形(円形、楕円
形、長方形など)の情報と、メニュー画面102の表示
範囲(相対座標)と、メニュー画面102の背景色の情
報と、不感帯領域120(図3参照)の設定範囲(相対
座標)と、項目毎の情報がそれぞれ格納されるようにな
っている。
【0048】不感帯領域120は、図3に示すように、
カーソルの初期表示位置100を中心とした円形や楕円
の領域であって、かつ、メニュー画面102の表示領域
よりも小さい領域である。そして、カーソルが該不感帯
領域120内に位置している場合においては、項目10
4を選択するためにクリック操作しても無効にされるこ
ととなる。
【0049】項目毎の情報は、図5に示すように、項目
名(文字列データ)と、角度領域110の設定範囲(相
対座標)と、枠112の表示範囲(相対座標)と、枠1
12の配色情報と、項目名の表示形態情報を含む。
【0050】また、項目毎の情報としては、上述の情報
のほか、以下の情報が含まれる。即ち、当該項目104
が階層構造を持たない場合(当該項目104の選択によ
ってコマンド入力が完成する場合)は、当該項目104
が選択された場合に起動すべきプログラムの番号(プロ
グラム番号)であり、当該項目104が階層構造を持つ
場合は、当該項目104が選択された場合に表示すべき
次のメニュー画面に関する情報テーブルのポインタ(先
頭アドレス等)である。
【0051】なお、項目名の表示形態情報は、項目名を
すべて表示するか、項目名の一部のみを表示するか、項
目名をアイコン化して表示するかを区別するための情報
である。項目名の表示形態情報がアイコン化を示す場合
は、対応するアイコン画像が格納されたポインタが格納
される。
【0052】これは、項目名の文字列がすべて枠112
内に入る場合は、項目名をすべて表示する旨の情報が登
録され、例えば図8Aに示すように、項目名の文字列が
長く、枠112内に入りきらない場合は項目名の一部の
みを表示する、あるいは図9Aに示すように、項目名を
アイコン化(アイコン画像122参照)して表示する旨
の情報が登録されることになる。
【0053】そして、前記第2の機能部56は、カーソ
ルの初期表示位置100を中心とした前記メニュー画面
102が、ディスプレイ28の表示画面における表示枠
(最大表示範囲)に収まるか否かを検証し判別する第4
の機能部60と、メニュー画面102の一部が表示枠か
らはみ出る場合に、メニュー画面102が表示枠内に収
まるようにカーソルの初期表示位置100を変更する第
5の機能部62と、カーソルのカレント位置130(図
2及び図3参照)がいずれかの角度領域110にあっ
て、かつ、不感帯領域120から外れている場合に、当
該角度領域110に対応する項目104を選択待ち状態
とする第6の機能部64とを有する。
【0054】また、前記第2の機能部56は、各角度領
域110に、それぞれ対応する項目名と各項目名を囲む
枠112を表示する第7の機能部66と、ある項目10
4が選択待ち状態となっている場合に、カーソルの初期
表示位置100と選択待ち状態となっている項目104
の枠112との間、あるいはカーソルの初期表示位置1
00とカーソルのカレント位置130との間を結ぶ帯状
の画像132を表示する第8の機能部68とを有する。
【0055】一方、第3の機能部58は、情報テーブル
52に登録されている複数の項目104の配列順を入力
データに基づいて変更する第9の機能部70と、情報テ
ーブル52に登録されている複数の項目104の配色情
報(枠や項目名の配色情報)を入力データに基づいて変
更する第10の機能部72と、情報テーブル52に項目
104の追加あるいは削除又はメニュー画面102にお
ける表示形の変更があった場合に、メニュー画面102
の表示形と項目数から導き出される最適なメニュー画面
102の表示範囲、不感帯領域120の表示範囲、項目
毎の枠112の表示範囲を計算して再登録する第11の
機能部74とを有する。
【0056】次に、表示用プログラム50の処理動作、
特に第1の機能部54及び第2の機能部56の処理動作
について図6〜図9Bを参照しながら説明する。
【0057】まず、図6のステップS1において、マウ
ス24を通じてのイベント発生を待つ。そして、例えば
イベント発生を示す割込みがあった段階で、次のステッ
プS2に進み、カーソル(この場合、マウスポインタ)
のカレント位置130(座標)を取り込む。
【0058】次のステップS3において、発生したイベ
ントの種類を受け取った後、ステップS4に進み、イベ
ントの種類がメニュー画面表示であるか否かを判別す
る。イベントの種類がメニュー画面表示であれば、ステ
ップS5に進み、表示すべきメニュー画面102に対応
する情報テーブル52が読み出される。
【0059】次に、ステップS6において、情報テーブ
ル52に登録されているメニュー画面102の表示範囲
とカーソルの初期表示位置100に基づいて、メニュー
画面102がディスプレイ28の表示枠に入るか否かを
検証する。
【0060】その後、ステップS7において、前記ステ
ップS6での検証に基づいてメニュー画面102が前記
表示枠に入らないと判別された場合は、次のステップS
8に進み、前記表示枠内にメニュー画面102が入るよ
うにカーソルの初期表示位置100を変更する。
【0061】前記ステップS8での処理が終了した段
階、あるいはステップS7において、メニュー画面10
2が前記表示枠内に入ると判別された場合は、次のステ
ップS9に進み、メニュー画面102を表示する。この
メニュー画面102の表示にあたっては、情報テーブル
52に登録されているメニュー画面102の表示形、表
示範囲及び背景色情報に基づいて、図2に示すように、
カーソルの初期表示位置100を中心としたメニュー画
面102が表示され、次いで、各項目毎に、項目名、枠
112の表示範囲、枠112の配色情報等に基づいて、
それぞれ枠112と項目名が表示される。各項目名は、
それぞれ項目名の表示形態情報に基づいて、当該項目名
がすべて表示されるか、あるいは項目名の一部のみが表
示されるか(図8A参照)、あるいは項目名がアイコン
化されて表示される(図9A参照)。なお、各表示範囲
の情報は、情報テーブル52に登録されている状態では
相対座標とされているが、メニュー画面102の表示段
階においては、カーソルの初期表示位置100を基準と
した絶対座標に変換されて、メニュー画面102の表示
に供されることになる。
【0062】上述のように、メニュー画面102が表示
された後、次のステップS10において、例えばマウス
24を通じての入力を待つ。入力があった段階で、次の
ステップS11に進み、カーソルのカレント位置130
を取り込む。
【0063】その後、ステップS12において、カーソ
ルのカレント位置130が不感帯領域120に含まれる
か否かを判別する。この判別は、カーソルのカレント位
置130が不感帯領域120の設定範囲(カーソルの初
期表示位置100を基準とした絶対座標)に入っている
かどうかで行われる。
【0064】カーソルのカレント位置130が不感帯領
域120の設定範囲に含まれていれば、前記ステップS
10に戻り、次の入力を待つ。
【0065】一方、カーソルのカレント位置130が不
感帯領域120の設定範囲から外れていると判別された
場合は、図7のステップS13に進み、情報テーブルか
らカーソルのカレント位置に対応する項目104の情報
を検索する。この検索は、情報テーブル52から項目順
次に角度領域110の設定範囲が読み出され、読み出さ
れた角度領域110の設定範囲にカーソルのカレント位
置130が含まれるかどうかで行われる。そして、カー
ソルのカレント位置130が含まれる角度領域110に
対応する項目104が、今回選択されると想定される項
目104となる。つまり、その項目104は選択待ち状
態となる。
【0066】次に、ステップS14において、前記検索
された項目104の情報に基づいて、カーソルが位置し
ている項目104について目立たせる表示が行われる。
例えば当該項目104の枠112の配色を別の色に変化
させると共に、項目名の色も別の色に変化させ、更に、
カーソルの初期表示位置100から枠112にかけて、
あるいはカーソルの初期表示位置100からカーソルの
カレント位置130にかけて帯状の画像132を表示す
るなどである。これによって、操作者はどの項目104
を選択しようとしているかを一目で認識することが可能
となる。なお、図2及び図3では、カーソルの初期表示
位置100からカーソルのカレント位置130にかけて
帯状の画像132を表示した例を示す。
【0067】また、このステップS14では、例えば図
8Aに示すように、メニュー画面102の表示の際に項
目名の一部しか表示されていない項目104が、選択待
ち状態となった場合は、図8Bに示すように、その項目
名がすべて表示されると共に、枠112内の色が変化し
て表示されることとなる。これは、図9Aに示すよう
に、メニュー画面102の表示の際に項目名がアイコン
化されて表示されている項目104についても同様で、
項目名がアイコン化された項目104が、選択待ち状態
となった場合は、図9Bに示すように、その項目名がす
べて表示されると共に、枠112内の色が変化して表示
される。
【0068】次に、図7のステップS15において、例
えばマウス24を通じての入力を待つ。入力があった段
階で、次のステップS16に進み、項目104の選択を
示す入力(例えば左クリック)があったか否かを判別す
る。
【0069】項目104の選択を示す入力でなかった場
合は、前記ステップS11以降の処理に戻る。
【0070】一方、項目104の選択を示す入力であっ
た場合は、次のステップS17に進み、当該項目104
が階層構造であるか否かが判別される。階層構造であれ
ば、前記検索された当該項目104に関する情報のう
ち、表示すべき別のメニュー画面に関する情報テーブル
のポインタを読み出して、前記ステップS5以降の処理
に戻り、別のメニュー画面を表示するための処理が行わ
れる。
【0071】階層構造でないと判別された場合は、次の
ステップS18に進み、メニュー画面102を消去した
後、次のステップS19において、前記検索された当該
項目104に関する情報のうち、プログラム番号を読み
出して、該プログラム番号に対応するプログラムを起動
する。
【0072】前記ステップS19での処理が終了した段
階、あるいはステップS4において、イベントの種類が
メニュー画面表示でないと判別された場合は、次のステ
ップS20に進み、この表示用プログラムに対する終了
要求があるか否かを判別する。終了要求がなければ、ス
テップS1に進み、次のイベントの発生を待つ。そし
て、前記ステップS20において終了要求があった段階
で、この表示用プログラム50での処理が終了する。
【0073】このように、本実施の形態においては、メ
ニュー画面102の表示の際に、カーソルの初期表示位
置100を中心として、複数の項目104を放射状に配
列させて表示するようにしたので、各項目104の選択
を、カーソルの初期表示位置100に対してカーソルを
移動させた距離ではなく、角度に依存させることがで
き、これにより、特定の項目104を選択するために、
カーソル移動量が極端に大きい場合と小さい場合との差
を減らすことができる。
【0074】また、メニュー画面102の外縁部分にお
いて放射状に配列された複数の項目104(図2及び図
3の例では枠112)に対して、メニュー画面102の
中心からカーソルを移動させ、例えば1つの項目104
を選択するかたちとなるため、目的とする項目104を
迅速に選択することができ、カーソルの移動量も低減す
ることができる。
【0075】しかも、カーソルの初期表示位置100か
ら各項目104までの距離をほぼ同じにすることができ
るため、特定の項目104を選択するときだけカーソル
の移動量を低減できるのではなく、複数の項目104に
対する各々の選択において、カーソルの移動量を低減す
ることができる。
【0076】また、カーソルを各項目104上で移動さ
せる必要がないため、目的としない項目104を選択し
てしまう、いわゆる選択違いを回避することができる。
【0077】特に、本実施の形態では、メニュー画面1
02の表示にあたって、該メニュー画面102の一部が
表示枠(ディスプレイ28の最大表示範囲)からはみ出
る場合、該メニュー画面102が表示枠内に収まるよう
にカーソルの初期表示位置100を変更するようにした
ので、メニュー画面102が一部欠けて表示されるとい
う不都合を回避することができる。
【0078】また、各枠112を1つの円周に沿って配
置するなど、複数の項目104を、カーソルの初期表示
位置100を中心にほぼ等間隔に配列させるようにした
場合は、カーソルの初期表示位置100から各項目10
4(枠112)までの距離をほぼ同じにすることができ
るほか、各項目名の表示及び識別が簡潔にでき、操作者
が見分けやすいという利点がある。
【0079】メニュー画面102は、各枠112内に項
目名を表示するようにしたので、各項目104を識別し
やすくなる。
【0080】第3の機能部58における第10の機能部
72を通じて、各枠112の配色をそれぞれ任意に設定
することができるため、特定の項目104を、その機能
や使用頻度に応じて操作者が任意に色分け表示すること
ができ、各項目104をより一層識別しやすくなる。
【0081】また、第3の機能部58における第9の機
能部70を通じて、複数の項目104の配列順序を任意
に変更することができるため、特定の項目104を、そ
の機能や使用頻度に応じて操作者が任意に表示位置を指
定でき、例えば特定の項目104をカーソルの初期表示
位置に対して真上に、また、別の特定の項目104をカ
ーソルの初期表示位置に対して真下に、といった具合に
変更できることになり、操作者による項目104の選択
をより一層容易に行えるようになる。
【0082】しかも、本実施の形態では、メニュー画面
102に表示すべき項目104の追加あるいは削除又は
メニュー画面102における表示形等の変更を行った場
合に、メニュー画面102の表示段階において計算にて
各枠112の表示範囲等を求めるのではなく、第3の機
能部58という表示に関する機能部(第1及び第2の機
能部54及び56)とは独立した編集機能部にて行うよ
うにしたので、メニュー画面102の表示にあたっての
計算処理を簡単化することができ、メニュー画面102
を迅速に表示させることができる。
【0083】また、メニュー画面102の表示後におけ
る項目選択の際に、カーソルの移動位置がいずれかの角
度領域110上にあって、かつ、カーソルの初期表示位
置100から不感帯領域120を超えている場合に、当
該角度領域110に対応する項目104の選択待ち状態
となるようにしたので、カーソルによる選択操作におい
て遊びを持たせることができる。
【0084】つまり、不感帯領域120を設けなかった
場合は、項目選択のための操作感度が非常に高くなり、
カーソルの僅かな移動でも1つの項目104が選択され
てしまうおそれがあるが、不感帯領域120を設けるこ
とで選択操作に余裕を持たせることができる。
【0085】不感帯領域120を円形領域とした場合
は、各項目104についてカーソルの等距離移動で選択
ができ、項目104間でのカーソル移動量の差をほとん
どゼロにすることができる。
【0086】また、現在選択待ち状態となっている項目
104の枠112とカーソルの初期表示位置100との
間、あるいはカーソルの初期表示位置100とカーソル
のカレント位置130との間に帯状の画像132を表示
するようにしたので、どの項目104が選択待ち状態で
あるかを簡単に認識することができ、操作性の向上に寄
与する。
【0087】更に、項目名の文字列が長い項目104に
ついては、メニュー画面102の表示段階において、項
目名の一部のみを表示、あるいはアイコン化して表示
し、当該項目104が選択待ち状態となった段階で、そ
の項目名をすべて表示するようにしているため、文字列
の長い項目名があっても、隣接する項目名の表示領域が
重なり合うおそれはなくなり、操作上の不具合(項目名
が見づらくなる)や美観を損なうということがない。
【0088】そして、この実施の形態に係る表示用プロ
グラム50は、図2に示すように、メニューバー140
やツールバー142に配列された各種コマンドを選択す
ることによって表示されるプルダウンメニュー画面や、
マウス24の右クリックを操作することによって表示さ
れるメニュー画面等に好適に適用させることができる。
【0089】なお、この発明に係る表示方法、表示用プ
ログラム及び記録媒体は、上述の実施の形態に限らず、
この発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り
得ることはもちろんである。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る表示
方法、表示用プログラム及び記録媒体によれば、複数の
項目(コマンドを含む)に対する各々の選択において、
カーソルの移動量を低減することができ、しかも、項目
の選択違いを抑制することができ、操作性の向上を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るコンピュータシステムを示
す概略構成図である。
【図2】本実施の形態に係る表示用プログラムの実行に
よってディスプレイの画面上に表示されたメニュー画面
の一例を示す説明図である。
【図3】メニュー画面のみを示す拡大図である。
【図4】本実施の形態に係る表示用プログラムの構成を
示す機能ブロック図である。
【図5】本実施の形態に係る表示用プログラムにて使用
される情報テーブルの内訳を示す説明図である。
【図6】本実施の形態に係る表示用プログラムの処理動
作を示すフローチャート(その1)である。
【図7】本実施の形態に係る表示用プログラムの処理動
作を示すフローチャート(その2)である。
【図8】図8Aは枠内に項目名の一部を表示させた状態
を示す説明図であり、図8Bは選択待ち状態によって項
目名のすべてを表示させた状態を示す説明図である。
【図9】図9Aは枠内に項目名をアイコン化させて表示
させた状態を示す説明図であり、図9Bは選択待ち状態
によって項目名のすべてを表示させた状態を示す説明図
である。
【図10】一般的なメニュー画面の表示形態の一例を示
す説明図である。
【符号の説明】
10…コンピュータシステム 12…メイ
ンメモリ 16…CPU 20…ハー
ドディスク 24…座標入力装置(マウス) 28…ディ
スプレイ 50…表示用プログラム 52…情報
テーブル 54…第1の機能部 56…第2
の機能部 58…第3の機能部 100…カ
ーソルの初期表示位置 102…メニュー画面 104…項
目 110…角度領域 112…枠 120…不感帯領域 122…ア
イコン画像 130…カーソルのカレント位置 132…帯
状の画像

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示装置の画面上にメニュー画面を表示さ
    せる際に、該メニュー画面の表示要求を行った時点での
    カーソルの表示位置をカーソルの初期表示位置と定義し
    たとき、 前記カーソルの初期表示位置を中心として、前記メニュ
    ー画面に関する複数の項目を放射状に配列させて表示す
    ることを特徴とする表示方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の表示方法において、 前記カーソルの初期表示位置を中心とした前記メニュー
    画面の一部が、前記表示装置の表示画面における表示枠
    からはみ出る場合は、前記メニュー表示画面が前記表示
    枠内に収まるように前記カーソルの初期表示位置を変更
    することを特徴とする表示方法。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の表示方法において、 前記複数の項目は、前記カーソルの初期表示位置を中心
    にほぼ等間隔に配列されていることを特徴とする表示方
    法。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれか1項に記載の表示
    方法において、 前記メニュー画面は、前記複数の項目にそれぞれ対応す
    る項目名が表示される領域が割り付けられていることを
    特徴とする表示方法。
  5. 【請求項5】請求項4記載の表示方法において、 前記項目名の表示領域は、それぞれ任意に色分け表示さ
    れることを特徴とする表示方法。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれか1項に記載の表示
    方法において、 前記複数の項目の配列順序が任意に変更されて表示され
    ることを特徴とする表示方法。
  7. 【請求項7】請求項1〜6のいずれか1項に記載の表示
    方法において、 前記カーソルの初期表示位置を中心として前記複数の項
    目に対応した中心角でそれぞれ割り付けられた複数の領
    域をそれぞれ角度領域と定義したとき、 前記メニュー画面表示後における項目選択の際に、カー
    ソルの移動位置がいずれかの角度領域上にあって、か
    つ、前記カーソルの初期表示位置から不感帯領域を超え
    ている場合に、当該角度領域に対応する項目の選択待ち
    状態となることを特徴とする表示方法。
  8. 【請求項8】請求項7記載の表示方法において、 前記選択待ち状態となっている項目について選択待ちを
    示す指標が表示されることを特徴とする表示方法。
  9. 【請求項9】請求項8記載の表示方法において、 前記指標は、前記カーソルの初期表示位置と前記選択待
    ち状態となっている項目との間、あるいは前記カーソル
    の初期表示位置とカーソルのカレント位置との間を結ぶ
    帯状の画像であることを特徴とする表示方法。
  10. 【請求項10】請求項7〜9のいずれか1項に記載の表
    示方法において、 前記複数の項目のうち、少なくとも1つの項目につい
    て、項目名が一部のみ表示されている場合に、 項目名が一部のみ表示されている項目が選択待ち状態と
    なった段階で、その項目名がすべて表示されることを特
    徴とする表示方法。
  11. 【請求項11】請求項7〜9のいずれか1項に記載の表
    示方法において、 前記複数の項目のうち、少なくとも1つの項目がアイコ
    ンで表示されている場合に、 アイコンで表示されている項目が選択待ち状態となった
    段階で、その項目名が表示されることを特徴とする表示
    方法。
  12. 【請求項12】コンピュータシステムのメモリに記録可
    能とされ、該コンピュータシステムのCPUを通じて読
    み出されて実行される表示用プログラムにおいて、 前記コンピュータシステムにおける表示装置の画面上に
    メニュー画面を表示させる際に、該メニュー画面の表示
    要求を行った時点でのカーソルの表示位置をカーソルの
    初期表示位置と定義したとき、 前記メニュー画面に関する情報テーブルに登録された複
    数の項目をアドレス順次に読み出す第1のステップと、 前記表示装置の画面上に、前記カーソルの初期表示位置
    を中心として、前記読み出された複数の項目を放射状に
    配列させて表示する第2のステップとを含むことを特徴
    とする表示用プログラム。
  13. 【請求項13】請求項12記載の表示用プログラムにお
    いて、 前記コンピュータシステムにおける入力装置を通じて入
    力されたデータに基づいて、前記情報テーブルに登録さ
    れた内容のうち、少なくとも項目の配列順を変更する第
    3のステップを有することを特徴とする表示用プログラ
    ム。
  14. 【請求項14】請求項10又は11記載の表示用プログ
    ラムにおいて、 前記第2のステップは、 前記カーソルの初期表示位置を中心とした前記メニュー
    画面が、前記表示装置の表示画面における表示枠に収ま
    るか否かを判別するステップと、 前記メニュー画面の一部が前記表示枠からはみ出る場合
    に、前記メニュー画面が前記表示枠内に収まるように前
    記カーソルの初期表示位置を変更するステップとを有す
    ることを特徴とする表示用プログラム。
  15. 【請求項15】請求項12〜14のいずれか1項に記載
    の表示用プログラムにおいて、 前記カーソルの初期表示位置を中心として前記複数の項
    目に対応した中心角でそれぞれ割り付けられた複数の領
    域をそれぞれ角度領域と定義したとき、 前記第2のステップは、 前記カーソルのカレント位置がいずれかの角度領域にあ
    る場合に、当該角度領域に対応する項目を選択待ち状態
    とするステップを有することを特徴とする表示用プログ
    ラム。
  16. 【請求項16】請求項15記載の表示用プログラムにお
    いて、 前記選択待ち状態とするステップは、 前記カーソルのカレント位置がいずれかの角度領域にあ
    って、かつ、不感帯領域から外れている場合に、当該角
    度領域に対応する項目を選択待ち状態とするステップを
    有することを特徴とする表示用プログラム。
  17. 【請求項17】請求項15又は16記載の表示用プログ
    ラムにおいて、 前記第2のステップは、 各角度領域に、それぞれ対応する項目名と各項目名を囲
    む枠を表示するステップを有することを特徴とする表示
    用プログラム。
  18. 【請求項18】請求項17記載の表示用プログラムにお
    いて、 前記第2のステップは、 ある項目が選択待ち状態となっている場合に、前記カー
    ソルの初期表示位置と前記選択待ち状態となっている項
    目の枠との間、あるいは前記カーソルの初期表示位置と
    カーソルのカレント位置との間を結ぶ帯状の画像を表示
    するステップを有することを特徴とする表示用プログラ
    ム。
  19. 【請求項19】請求項17又は18記載の表示用プログ
    ラムにおいて、 前記第2のステップは、 少なくとも前記各枠を任意に色分け表示するステップを
    有することを特徴とする表示用プログラム。
  20. 【請求項20】請求項17〜19のいずれか1項に記載
    の表示用プログラムにおいて、 前記第2のステップは、 前記複数の項目のうち、枠内に項目名のすべてが入らな
    い項目について、当該枠内に項目名の一部を表示させる
    ステップと、 項目名の一部のみが表示されている項目が選択待ち状態
    となった段階で、その項目名のすべてを表示するステッ
    プとを有することを特徴とする表示用プログラム。
  21. 【請求項21】請求項17〜19のいずれか1項に記載
    の表示用プログラムにおいて、 前記第2のステップは、 前記複数の項目のうち、予め設定された少なくとも1つ
    の項目をアイコンで表示するステップと、 アイコンで表示されている項目が選択待ち状態となった
    段階で、その項目名を表示するステップとを有すること
    を特徴とする表示用プログラム。
  22. 【請求項22】CPUと、メモリと、表示装置が接続さ
    れたコンピュータシステムで使用されるプログラムやデ
    ータが記録された記録媒体において、 前記プログラムは、 前記コンピュータシステムにおける表示装置の画面上に
    メニュー画面を表示させる際に、該メニュー画面の表示
    要求を行った時点でのカーソルの表示位置をカーソルの
    初期表示位置と定義したとき、 前記メニュー画面に関する情報テーブルに登録された複
    数の項目をアドレス順次に読み出すステップと、 前記表示装置の画面上に、前記カーソルの初期表示位置
    を中心として、前記読み出された複数の項目を放射状に
    配列させて表示するステップとを含むことを特徴とする
    記録媒体。
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