JP2003107723A - メタルマスクの製造方法およびメタルマスク - Google Patents

メタルマスクの製造方法およびメタルマスク

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JP2003107723A
JP2003107723A JP2001290498A JP2001290498A JP2003107723A JP 2003107723 A JP2003107723 A JP 2003107723A JP 2001290498 A JP2001290498 A JP 2001290498A JP 2001290498 A JP2001290498 A JP 2001290498A JP 2003107723 A JP2003107723 A JP 2003107723A
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film
mask
metal
mask pattern
conductive film
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Kiyoshi Ogawa
小川  潔
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Eastman Kodak Co
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Eastman Kodak Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造工程における寸法管理が容易で、高精度
のメタルマスクを多数枚、同一精度で作製することがで
きるメタルマスクの製造方法を提供する。 【解決手段】 ガラス基板1の表面にマスクパターン2
aを有するCr膜2を形成し、次いで、Cr膜2上にド
ライフィルム4を形成し、次いで、Cr膜2をマスクと
してドライフィルム4をガラス基板1側から露光する。
これによって、ドライフィルム4にマスクパターン2a
と同一形状のマスクパターン4aを形成する。このマス
クパターンは、端面がテーパ状である。次いで、Cr膜
2上に金属メッキ層6を形成し、この金属メッキ層6を
剥離してメタルマスク7とすることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種電子デバイス
の製造工程、特に、エレクトロルミネッセンス(EL)
素子の製造工程に用いて好適なメタルマスクの製造方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、エレクトロルミネッセンス(E
L)素子等の電子デバイスの製造工程においては、各種
金属の蒸着膜を形成するために、クロム、ステンレスス
チール等の金属膜に所望のパターンが形成されたメタル
マスクが用いられている。
【0003】このメタルマスクは次のような方法により
製造される。
【0004】(1)ステンレス薄板等の薄厚の金属板に
レジスト膜を形成し、このレジスト膜を露光して所望の
マスクパターンとし、このマスクを用いてステンレス薄
板をエッチングし、所望のパターンが形成されたメタル
マスクとする。
【0005】(2)ステンレス等の導電性材料の表面に
レジスト膜を形成し、このレジスト膜を露光して所望の
マスクパターンとし、その後、電気メッキ法により該導
電性材料の上面に金属メッキ層を形成し、該金属メッキ
層を前記導電性材料の上面から剥離し、所望のパターン
が形成されたメタルマスクとする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のメタ
ルマスクの製造方法においては、露光時のマスクの精度
やエッチングの精度が最終製品であるメタルマスクのパ
ターン精度に大きく影響するために、各工程においても
パターンの寸法精度を高精度で管理する必要がある。し
かしながら、従来の方法では、線膨張係数の大きいクロ
ム、ステンレススチール等の金属上にメタルマスクを形
成しているために、金属材料に生じる僅かな温度差によ
り作製されたメタルマスク毎に寸法精度が異なることと
なり、同一の寸法精度のメタルマスクを得ることがむず
かしいという問題点があった。
【0007】また、高精度の寸法精度で、しかも寸法の
ばらつきの小さいメタルマスクが多数枚要求される場
合、メタルマスクを構成する材料や、メタルマスクを作
製する際に母材となるステンレススチール等の金属材料
の寸法の経時変化に影響され易く、同一の寸法精度のメ
タルマスクを安定して作製することが難しいという問題
点があった。
【0008】例えば、マスクパターンの寸法精度が同じ
メタルマスクを多数枚作製した場合、作製の当初は高精
度でしかも精度の揃ったメタルマスクが得られるが、作
製するにしたがって寸法に経時変化が生じることにより
寸法精度が徐々に低下することとなり、終盤では寸法の
精度が低下するだけでなく寸法のばらつきも大きくな
る。したがって、高精度でしかもばらつきの小さいメタ
ルマスクを多数枚得ることは難しい。
【0009】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
のであって、製造工程における寸法管理が容易で、高精
度のメタルマスクを多数枚、同一の精度で作製すること
ができるメタルマスクの製造方法を提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の一態様では、透
明板または透明フィルムの一主面にマスクパターンを有
する導電膜を形成し、次いで、該導電膜上に感光膜を形
成し、次いで、前記導電膜をマスクとして前記感光膜を
前記透明板または透明フィルムの側から露光し該感光膜
に前記マスクパターンと同一形状のマスクパターンを形
成し、次いで、前記導電膜上に金属メッキ層を形成し、
この金属メッキ層を剥離してメタルマスクとするメタル
マスクの製造方法であって、前記第2のレジスト膜に形
成されるマスクパターンは、上記導電膜上の空間が導電
膜から離れるに従って狭くなっている開口部を含むこと
を特徴とする。
【0011】本発明の他の態様では、透明板または透明
フィルムの一主面に導電膜を形成した基材を用意し、こ
の基材の導電膜上に第1のレジスト膜を形成し、次い
で、該第1のレジスト膜に第1のマスクパターンを形成
し、次いで、このレジスト膜をマスクとして前記導電膜
をエッチングし、その後該第1のレジスト膜を除去し、
次いで、前記導電膜上に第2のレジスト膜を形成し、該
導電膜をマスクとし前記第2のレジスト膜を前記透明板
または透明フィルム側から露光して前記第2のレジスト
膜に第2のマスクパターンを形成し、前記導電膜上にメ
ッキにより金属メッキ層を形成し、この金属メッキ層を
剥離してメタルマスクとするメタルマスクの製造方法で
あって、前記第2のレジスト膜に形成されるマスクパタ
ーンは、上記導電膜上の空間が導電膜から離れるに従っ
て狭くなっている開口部を含むことを特徴とする。
【0012】また、前記第2のレジスト膜はドライフィ
ルムであることが好適である。
【0013】また、前記第1のレジスト膜へのマスクパ
ターンの形成は、電子ビーム露光法またはレーザビーム
露光法によることが好適である。
【0014】また、前記第1のレジスト膜へのマスクパ
ターンの形成は、マスタマスクを用いた露光法によるこ
とが好適である。
【0015】また、前記導電膜は、クロムを主成分とす
る金属膜からなることが好適である。
【0016】また、前記導電膜は、ITO膜からなるこ
とが好適である。
【0017】また、本発明の他の態様は、上述のような
製造方法によって製造されたメタルマスクについてのも
のである。
【0018】また、本発明の他の態様では、絶縁基板に
形成された所定のマスクパターンを有する導電膜上に形
成された金属メッキ層を剥離して得られたメタルマスク
であって、メタルマスクは、剥離された面から反対側に
向けてテーパ状に広がる開口を有し、最も広い開口部が
剥離された面側にあることを特徴とする。
【0019】本発明によれば、透明板または透明フィル
ムの一主面にマスクパターンを有する導電膜を形成し、
次いで、該導電膜上に感光膜を形成し、次いで、前記導
電膜をマスクとして前記感光膜を前記透明板または透明
フィルムの側から露光し該感光膜に前記マスクパターン
と同一形状のマスクパターンを形成する。これにより、
透明板または透明フィルム上の導電膜がない領域に感光
膜を形成できる。従って、透明板または透明フィルムと
して、ガラスなどの熱膨張率の小さな材質を選択するこ
とが容易であり、マスクパターンの寸法の経時変化が無
くなる。これにより、メタルマスクの製造工程における
マスクパターンの寸法管理が容易になる。
【0020】また、感光膜をマスクとして導電膜上に金
属メッキ層を形成し、この金属メッキ層を剥離すること
により、感光膜に形成されたマスクパターンと同一形状
のパターンを有するメタルマスクが容易に得られる。
【0021】ここで、導電膜上に金属メッキ層を形成
し、この金属メッキ層を剥離するという工程を繰り返し
実施することにより、高精度のメタルマスクを多数枚、
しかも同一の精度で作製することが可能になる。
【0022】また、本発明によれば、絶縁基板の一主面
にマスクパターンを有する導電膜を形成し、次いで、該
導電膜上に前記マスクパターンと同一形状のマスクパタ
ーンを有する金属メッキ層を形成し、この金属メッキ層
を剥離してメタルマスクとする。これにより、絶縁基板
として、ガラスやセラミックなど熱膨張率の小さな材料
を用いることができる。そこで、メタルマスクの製造工
程におけるマスクパターンの寸法管理が容易になる。ま
た、この方法によれば、工程が簡略化されるので、製造
コストの低減が可能になる。
【0023】また、メタルマスクの開口部の側面がテー
パ状になっていることで、マスクパターンの精度を向上
することができる。特に、導電膜に近い側において開口
が最も小さくなるようにメタルマスクを構成すること
で、マスクパターンが正確に導電膜と同一になる。
【0024】また、感光膜をテーパ状に形成すること
で、開口がテーパ状のメタルマスクを容易に得ることが
できる。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明のメタルマスクの製造方法
の各実施の形態について図面に基づき説明する。
【0026】[第1の実施の形態]本発明の第1の実施
の形態のEL素子用蒸着用メタルマスクの製造方法につ
いて図1に基づき説明する。
【0027】まず、図1(a)に示すように、蒸着また
はスパッタリングにより、ガラス基板1の表面(一主
面)に導電性材料である、例えば厚みが0.1μmのC
r(クロム)膜(導電膜)2を成膜し、スピンコート法
等により、このCr膜2上に、例えば厚みが0.7μm
の感光材料(第1のレジスト膜)3を形成する。
【0028】次いで、電子ビーム露光法、レーザビーム
露光法等により、感光材料3にマスクパターン3aを直
接形成する。次いで、この感光材料3をマスクとしてC
r膜2をエッチングし、図1(b)に示すように、この
Cr膜2に前記マスクパターン3aと同一形状のマスク
パターン2aを形成し、その後、感光材料3を剥離(除
去)する。このプロセスに、一般的に知られているもの
を適宜選択して使用することができる。例えば、上述の
電子ビーム露光法や、レーザビーム露光法では、電子ビ
ームやレーザビームを感光材料3の所定の領域に走査し
て、その領域を感光する。また、マスタマスクを用い
て、所定の領域にのみ光を照射し、感光材料3を感光し
てもよい。
【0029】次いで、このCr膜2上に厚みが50μm
のドライフィルム4をラミネート(形成)し、このCr
膜2をマスクとしてドライフィルム4をガラス基板1側
から光5を照射して露光する。この結果、図1(c)に
示すように、ドライフィルム4にマスクパターン2aと
同一形状のマスクパターン4aが形成される。
【0030】次いで、図1(d)に示すように、Cr膜
2に前処理を施した後、該Cr膜2上に電気メッキによ
り、例えば、Ni,Ni−Co合金、Ni−W合金等か
らなる金属メッキ層6を形成する。金属メッキ層6の厚
さは30μm〜50μm程度である。その後、この金属
メッキ層6を剥離し、マスクパターン4aと同一形状の
マスクパターン7aが形成されたメタルマスク7とす
る。
【0031】なお、図1(c)〜図1(d)の工程を繰
り返し実施すれば、高精度のメタルマスク7を多数枚、
しかも同一の精度で作製することができる。
【0032】本実施形態のメタルマスクの製造方法によ
れば、ガラス基板1の表面に、マスクパターン2aを有
するCr膜2を形成し、このCr膜2上にドライフィル
ム4をラミネートし、このCr膜2をマスクとしてドラ
イフィルム4をガラス基板1側から光5を照射して露光
し、ドライフィルム4にマスクパターン2aと同一形状
のマスクパターン4aを形成するので、ガラス基板1が
Cr膜2のベース(壁)になることで、マスクパターン
の寸法の経時変化を無くすことができる。その結果、メ
タルマスクの製造工程におけるマスクパターンの寸法管
理を容易に行うことができる。
【0033】なお、ガラス基板1の熱膨張率は、1μm
/℃程度であり、ステンレスなどの1/8程度であり、
ガラス基板1を用いることによって、熱による精度の悪
化を抑制することができる。また、ガラスの材質も各種
のものが使用可能であるが、ソーダガラスなどが安価で
好ましい。一方、石英ガラスは高価ではあるが、熱膨張
率が小さく、光の透過がよく、傷が付きにくいなどの利
点がある。
【0034】また、Cr膜2上に電気メッキにより金属
メッキ層6を形成し、その後、この金属メッキ層6を剥
離するので、マスクパターン4aと同一形状のマスクパ
ターン7aが形成されたメタルマスク7を容易に得るこ
とができる。
【0035】また、この工程を繰り返し実施することに
より、高精度のメタルマスク7を多数枚、しかも同一の
精度で作製することができる。
【0036】次に、Cr膜2が形成されたガラス基板1
を利用してメタルマスクを製造する際の手順について、
図2を用いてさらに詳細に説明する。
【0037】まず、Cr膜2が形成されたガラス基板1
について、その表面に残留する金属メッキ層6の残査等
の汚染物を除去するための表面処理を行う(S11)。
この表面処理は、スクラバーにおいて、例えば硝酸(H
NO)の20%溶液に5分間接触させることによって
行う。次に、水のシャワーにより表面を洗浄する(S1
2)。この洗浄は、例えば洗浄機において、30秒程度
のシャワーを2度行うことにより行う。この洗浄後、乾
燥処理を行う(S13)。この乾燥は、例えば乾燥機
(ドライヤー)により60℃の温風を5分間吹き付ける
ことによって行う。この乾燥処理終了後に、予備加熱を
行う(S14)。この予備加熱は、例えば、チャンバ内
において45℃に5分間と維持することにより行う。
【0038】このようにして、Cr膜2が形成されたガ
ラス基板1について、洗浄および予備加熱を終了した場
合には、Cr膜2上にドライフィルム(ドライフィルム
フォトレジスト)4を積層形成する(S15)。このド
ライフィルムの積層は、例えばドライフィルムラミネー
タによって、100℃において行う。また、ドライフィ
ルム4の厚みは、50μm程度とする。
【0039】次に、ドライフィルム4に対し、裏面より
露光を行う(S16)。すなわち、ガラス基板1の裏面
から所定の光(エネルギー80mJ)を照射することに
より、ドライフィルム4をCr膜2をマスクとして感光
する。そして、感光したドライフィルム4を現像して、
感光しなかった部分を除去する(S17)。この現像
は、例えば炭酸ナトリウム(NaCO)の1%溶液
に40秒接触させることで行う。このようにして現像す
ることで、Cr膜2が露出され、その他の部分について
ドライフィルム4が残留する。すなわち、Cr膜2は、
0.1μm程度であり、ドライフィルム4は50μm程
度であり、Cr膜2の周囲にドライフィルム4の壁が形
成される。
【0040】次に、ドライヤーにより全体を乾燥する
(S18)。この乾燥は、例えば40℃、5分間程度と
する。そして、乾燥後のドライフィルム4の残留してい
る部分が適切であるか否かを顕微鏡によってチェックす
る(S19)。このチェックで、NGであれば、ドライ
フィルム4を除去し(S20)、S11に戻る。
【0041】一方、S19の判定でOKであれば、Cr
膜2が露出されるので、予備加熱した(S21)後、C
r膜2を電極として、直流電圧を印加して、Cr膜2上
に金属メッキ層6を電気メッキする(S22)。例え
ば、メッキ浴中において、ニッケル(Ni)を4時間か
けて電気メッキする。
【0042】ここで、Cr膜2の上方以外の部分には、
ドライフィルム4が残留しているため、このドライフィ
ルム4の壁を利用して、金属メッキ層6を形成すること
ができ、金属メッキ層6の形状を正確に規定できる。
【0043】そして、Cr膜2上から、Niの金属メッ
キ層6をシャドウマスク(メタルマスク)として剥離す
る(S23)。メタルマスクが剥離されたCr膜2を有
するガラス基板1は、薬品洗浄してドライフィルム4を
除去し(S24)、S11に戻す。
【0044】S23において得られたメタルマスクにつ
いては、洗浄機における水洗浄(S25)、ドライヤー
による乾燥(S26)の後、測定器において各種測定を
行う(S27)。
【0045】このS27における測定において、NGで
あれば、そのメタルマスクは使用することができないた
め、廃棄する(S28)。一方、S27の判定において
OKの場合には、さらにカラーレーザ顕微鏡などを使用
して、メタルマスクに穴などの欠陥がないかを検査する
(S29)。このS29の判定において、NGであった
場合にも、S28に移行し、そのメタルマスクを廃棄す
る。
【0046】一方、S29の判定においても、OKであ
った場合には、そのメタルマスクをパッキングし(S3
0)、出荷する(S31)。
【0047】ここで、S16においてドライフィルム4
を感光する際に、ガラス基板1を移動したりすることに
よって、ガラス基板1の裏面から照射される光により、
感光されるドライフィルム4のエリアが徐々に広がるよ
うに形成することが好適である。すなわち、照射される
光が完全な平行光でなければ、ガラス基板1を移動する
ことにより、照射される光がCr膜2の裏側へ若干回り
込み、感光する領域が広がる。また、照射される光をC
r膜2の近辺で焦点を合わせ、その後若干広がるように
設定しても同様の感光が行える。さらに、ガラス基板1
の裏面側に、照射光を回折板や散乱板を設け、これによ
って平行光線を各種の方向を向く散乱光に変換して露光
してもよい。これによっても、Cr膜2の開口を通過し
た光が開口から広がってドライフィルム4を感光するこ
とができる。
【0048】また、露光の際に、図3に示すように、ド
ライフィルム4のガラス基板1とは反対の方向に乱反射
板10を配置し、この乱反射板(拡散ボード)10によ
る反射光をドライフィルム4に対し照射することも好適
である。すなわち、この構成によって、ドライフィルム
4を一旦通り抜けた光が乱反射板10により反射され、
再度ガラス基板1に向けて照射される。従って、ガラス
基板1から離れるに従って、感光される領域が広がる。
【0049】さらに、ドライフィルム4のエッチングの
方法を適宜選択することで、このようなテーパ状のドラ
イフィルム4のエッチングが行える。
【0050】そして、このようにすると、S17の現像
において、図4(a)に示すように、上方に向けてより
広い面積のドライフィルム4を残留させることができ
る。従って、電気メッキにより形成される金属メッキ層
6は、図4(b)に示すように、Cr膜2上で、最も面
積が広く、上方に向けて面積が小さくなるテーパ状の側
面を有する。このため、剥離された金属メッキ層6から
なるメタルマスク7は、図3に示すように、開口の最も
小さい箇所がCr膜2と同様の形状になり、そこから厚
み方向(図における上方)に向けて開口が大きくなる。
【0051】このようなメタルマスクは、使用したとき
に開口を規定するのは、開口の最も小さい場所であり、
この場所はCr膜2と同一に形成されている。従って、
非常に精度の高いメタルマスクが得られる。
【0052】さらに、このようなメタルマスクは、蒸着
マスクに利用した場合において、適切な蒸着が行える。
すなわち、ELパネルが大きくなってくると、蒸着を行
う基板も大きくなる。このような大基板に蒸着を行う際
にメタルマスクの開口がまっすぐの孔であると、周辺部
分と中心部分とで、蒸着量に差が生じやすい。しかし、
メタルマスクの開口にテーパが付いていることによっ
て、周辺部において斜め方向から飛来する蒸発物の蒸着
が可能になり、蒸着量の均一化が図れる。なお、メタル
マスクは、開口の小さい側を基板側として、蒸着を行
う。これにより、蒸着を行う面積自体は正確なものに維
持できる。
【0053】なお、S24は、S23のメタルマスクの
剥離工程に先だって行ってもよい。すなわち、図5に示
すように、S22において電気メッキを行った後に、ド
ライフィルム4を除去する(S24)。そして、ドライ
フィルム4が除去された後で、メタルマスク7を剥離す
る(S23)。そして、ガラス基板1は、S11の表面
処理にそのまま戻す。なお、この場合、S24において
使用する薬品を、メタルマスク7に影響のないものとす
る。
【0054】[第2の実施の形態]本発明の第2の実施
の形態のEL素子用蒸着用メタルマスクの製造方法につ
いて図6に基づき説明する。
【0055】まず、上述した第1の実施の形態の製造方
法と同様、図6(a)に示すように、例えば厚みが0.
1μmのCr膜2上に、例えば厚みが0.7μmの感光
材料(第1のレジスト膜)3を形成する。
【0056】次いで、電子ビーム露光法、レーザビーム
露光法等により、感光材料3にマスクパターン3aを直
接形成する。次いで、この感光材料3をマスクとしてC
r膜2をエッチングし、図6(b)に示すように、この
Cr膜2に前記マスクパターン3aと同一形状のマスク
パターン2aを形成し、その後、感光材料3を剥離(除
去)する。
【0057】次いで、図6(c)に示すように、このC
r膜2に前処理を施した後、該Cr膜2上に電気メッキ
により金属メッキ層11を形成する。この金属メッキ層
11は、例えばNi,Ni−Co合金、Ni−W合金等
からなるもので、マスクパターン2aと同一形状のマス
クパターン11aが形成されている。
【0058】その後、図6(d)に示すように、Cr膜
2から金属メッキ層11を剥離し、マスクパターン2a
と同一形状のマスクパターン12aが形成されたメタル
マスク12とする。
【0059】なお、図6(c)〜図6(d)の工程を繰
り返し実施すれば、簡単な工程で、同一の精度のメタル
マスク12を多数枚作製することができる。
【0060】本実施形態のメタルマスクの製造方法によ
れば、Cr膜2上に電気メッキにより金属メッキ層11
を形成し、その後、前記Cr膜2から金属メッキ層11
を剥離するので、メタルマスクの製造工程におけるマス
クパターンの寸法管理を容易に行うことができる。しか
も、工程が簡略化されるので、製造コストを低減するこ
とができる。
【0061】この第2実施形態において、Cr膜2が形
成されたガラス基板1を利用してメタルマスクを製造す
る際の手順を図7に示す。
【0062】上述のように、本第2実施形態では、ドラ
イフィルム4の積層形成及び露光、現像等の工程がな
い。従って、図2に比較して、S14〜S20の処理が
省略されると共に、S24の処理がない。残りの工程に
ついては、基本的に第1実施形態と同様の条件で行われ
る。
【0063】ここで、S22の電気メッキは、ドライフ
ィルム4がない状態で行われる。従って、金属メッキ層
11は、Cr膜2上に形成されるが、図8に示されるよ
うに、Cr膜2の側方にも伸びる。従って、S23にお
いて得られたメタルマスクの形状は、Cr膜2と正確に
同一の形状にはならない。従って、この第2実施形態に
おいては、Cr膜2を形成する際に、電気メッキにより
開口部が小さくなることを考慮して寸法を決定すること
が好適である。
【0064】[第3の実施の形態]上述の第1実施形態
では、ドライフィルム4を用いて金属メッキ層6のガイ
ドになるマスクパターン4aを形成した。これに代え
て、ウェットのレジストを用いることもできる。図9
(a)〜図9(d)に基づいて、このプロセスを説明す
る。
【0065】まず、図9(a)に示すように、蒸着また
はスパッタリングにより、ガラス基板1の表面、例えば
厚みが0.1μmのCr膜2を成膜し、スピンコート法
等により、このCr膜2上に、例えば厚みが0.7μm
の感光材料3を形成する。
【0066】次いで、電子ビーム露光法、レーザビーム
露光法等により、感光材料3にマスクパターン3aを直
接形成する。次いで、この感光材料3をマスクとしてC
r膜2をエッチングし、図9(b)に示すように、この
Cr膜2に前記マスクパターン3aと同一形状のマスク
パターン2aを形成する。
【0067】その後、図9(b)に示すように、感光材
料3の上から第2の感光材料8を形成する。この第2の
感光材料8は、液状であり、マスクパターン2a,3a
の開口中にも行き渡る。そして、この状態で、ガラス基
板1の裏面から露光する。これによって、Cr膜2のマ
スクパターン2aに対応する第2の感光材料8が露光さ
れる。
【0068】そして、この露光が終わった後、上方より
ドライエッチングを行う。このときに、第2の感光材料
8は、露光していない部分がエッチングされる。また、
感光材料3は、エッチングされる。従って、ドライエッ
チングにより図9(c)に示すように、第2の感光材料
の露光した部分がマスクパターン8aとして形成され
る。
【0069】次に、電気メッキを行うことで、Cr膜2
上に金属メッキ層6が形成され、これを剥離させること
で、メタルマスク7が得られる。
【0070】この実施形態によれば、ドライフィルムを
利用することなく、ウェットの感光材料を用いて、メタ
ルマスク7を得ることができる。
【0071】以上のようにして得られたメタルマスク
は、ELパネルの蒸着マスクとして利用することが好適
である。すなわち、ELパネルは、ガラス基板上に画素
毎にEL素子を有している。このEL素子は、陰極と陽
極間に電子輸送層、発光層、正孔輸送層を有している。
また、アクティブタイプのELパネルでは、各EL素子
における発光を制御するために、各EL素子に対応して
薄膜トランジスタ(TFT)を有している。このような
EL素子を有するELパネルの形成においては、必要な
材料層を順次所定のパターンで積層する。そして、画素
が小さいほど高精細の表示が行えることから、本発明の
メタルマスクが材料積層におけるマスクとして好適に利
用される。
【0072】特に、メタルマスクとして、ニッケルなど
の磁性体を用いることで、メタルマスクを磁力を用いて
固定することができ、材料を積層するための表面にメタ
ルマスクを容易に固定することができる。従って、EL
パネル用の蒸着マスクとして、本発明のメタルマスクが
好適である。
【0073】以上、本発明のメタルマスクの製造方法の
各実施の形態について図面に基づき説明してきたが、具
体的な構成は上述した各実施の形態に限定されるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で設計の変更等
が可能である。
【0074】例えば、第1及び第2の実施の形態のメタ
ルマスクの製造方法では、ガラス基板1を用いる構成と
したが、このガラス基板1は、Cr等の導電材料を成膜
し得るものであればよく、このガラス基板1以外に、耐
熱性樹脂板、耐熱性樹脂フィルム等も好適に用いられ
る。さらに、第2実施形態においては、ガラス基板1の
裏面から露光は行わない。従って、ガラス基板1に代え
て不透明な基板を用いることも可能である。例えば、セ
ラミック基板などを採用することができる。
【0075】また、電子ビーム露光法、レーザビーム露
光法等により、感光材料3にマスクパターン3aを直接
形成する替わりに、マスタマスクを用いて感光材料3を
露光し、この感光材料3にマスクパターン3aを形成す
ることとしてもよい。
【0076】また、ガラス基板1の表面に、Cr膜2及
び感光材料3を順次形成する構成としたが、予め、ガラ
ス基板1の表面にCr膜2が成膜された基材を用意して
おき、この機材のCr膜2上に感光材料3を形成するよ
うにしてもよい。また、Cr膜2の替わりに、Crを主
成分とするCr基合金、あるいはITO膜を形成しても
よい。
【0077】また、ここではドライフィルム4を用いた
が、このドライフィルム4は感光性を有する材料であれ
ばよく、例えば、液状レジスト等の液状感光樹脂等を用
いてもよい。
【0078】さらに、金属メッキ層6,11を構成する
金属は、電気メッキにより形成することができる金属で
あればよく、Ni,Ni−Co合金、Ni−W合金に限
定されるものではない。例えば、Ta(タンタル)、M
o(モリブデン)、W(タングステン)等を採用するこ
とが可能である。
【0079】また、上述の実施形態では、電気メッキを
利用したが、無電解メッキを採用することもできる。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
透明板または透明フィルムの一主面にマスクパターンを
有する導電膜を形成し、次いで、該導電膜上に感光膜を
形成し、次いで、前記導電膜をマスクとして前記感光膜
を前記透明板または透明フィルムの側から露光し該感光
膜に前記マスクパターンと同一形状のマスクパターンを
形成する。これにより、透明板または透明フィルム上の
導電膜がない領域に感光膜を形成できる。従って、透明
板または透明フィルムとして、ガラスなどの熱膨張率の
小さな材質を選択することが容易であり、マスクパター
ンの寸法の経時変化が無くなる。これにより、メタルマ
スクの製造工程におけるマスクパターンの寸法管理が容
易になる。
【0081】また、感光膜をマスクとして導電膜上に金
属メッキ層を形成し、この金属メッキ層を剥離すること
により、感光膜に形成されたマスクパターンと同一形状
のパターンを有するメタルマスクが容易に得られる。
【0082】ここで、導電膜上に金属メッキ層を形成
し、この金属メッキ層を剥離するという工程を繰り返し
実施することにより、高精度のメタルマスクを多数枚、
しかも同一の精度で作製することが可能になる。
【0083】また、本発明によれば、絶縁基板の一主面
にマスクパターンを有する導電膜を形成し、次いで、該
導電膜上に前記マスクパターンと同一形状のマスクパタ
ーンを有する金属メッキ層を形成し、この金属メッキ層
を剥離してメタルマスクとする。これにより、絶縁基板
として、ガラスやセラミックなど熱膨張率の小さな材料
を用いることができる。そこで、メタルマスクの製造工
程におけるマスクパターンの寸法管理が容易になる。ま
た、この方法によれば、工程が簡略化されるので、製造
コストの低減が可能になる。
【0084】また、メタルマスクの開口部の側面がテー
パ状になっていることで、マスクパターンの精度を向上
することができる。特に、導電膜に近い側において開口
が最も小さくなるようにメタルマスクを構成すること
で、マスクパターンが正確に導電膜と同一になる。
【0085】そして、感光膜をテーパ状に形成すること
で、開口がテーパ状のメタルマスクを容易に得ることが
できる。
【0086】以上により、本発明によれば、製造工程に
おける寸法管理が容易で、高精度のメタルマスクを多数
枚、同一の精度で作製することができ、しかも製造コス
トを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態のメタルマスクの
製造方法を示す図である。
【図2】 第1の実施形態の詳細なプロセスを示す図で
ある。
【図3】 拡散ボードを用いたプロセスを説明する図で
ある。
【図4】 開口がテーパ状のメタルマスクを説明する図
である。
【図5】 第1実施形態の変形例のプロセスを示す図で
ある。
【図6】 本発明の第2の実施の形態のメタルマスクの
製造方法を示す図である。
【図7】 第2の実施形態の詳細なプロセスを示す図で
ある。
【図8】 第2の実施形態によるメタルマスクの開口部
の形状を示す図である。
【図9】 第3の実施形態のメタルマスクの製造方法を
示す図である。
【符号の説明】
1 ガラス基板、2 Cr膜(導電膜)、2a マスク
パターン、3 感光材料(第1のレジスト膜)、3a
マスクパターン、4 ドライフィルム、4aマスクパタ
ーン、5 光、6 金属メッキ層、7 メタルマスク、
7a マスクパターン、11 金属メッキ層、11a
マスクパターン、12 メタルマスク、12a マスク
パターン。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明板または透明フィルムの一主面にマ
    スクパターンを有する導電膜を形成し、次いで、該導電
    膜上に感光膜を形成し、次いで、前記導電膜をマスクと
    して前記感光膜を前記透明板または透明フィルムの側か
    ら露光し該感光膜に前記マスクパターンと同一形状のマ
    スクパターンを形成し、次いで、前記導電膜上に金属メ
    ッキ層を形成し、この金属メッキ層を剥離してメタルマ
    スクとするメタルマスクの製造方法であって、 前記第2のレジスト膜に形成されるマスクパターンは、
    上記導電膜上の空間が導電膜から離れるに従って狭くな
    っている開口部を含むメタルマスクの製造方法。
  2. 【請求項2】 透明板または透明フィルムの一主面に導
    電膜を形成した基材を用意し、 この基材の導電膜上に第1のレジスト膜を形成し、次い
    で、該第1のレジスト膜に第1のマスクパターンを形成
    し、次いで、このレジスト膜をマスクとして前記導電膜
    をエッチングし、その後該第1のレジスト膜を除去し、
    次いで、前記導電膜上に第2のレジスト膜を形成し、該
    導電膜をマスクとし前記第2のレジスト膜を前記透明板
    または透明フィルム側から露光して前記第2のレジスト
    膜に第2のマスクパターンを形成し、前記導電膜上にメ
    ッキにより金属メッキ層を形成し、この金属メッキ層を
    剥離してメタルマスクとするメタルマスクの製造方法で
    あって、 前記第2のレジスト膜に形成されるマスクパターンは、
    上記導電膜上の空間が導電膜から離れるに従って狭くな
    っている開口部を含むメタルマスクの製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の方法において、 前記第2のレジスト膜はドライフィルムであるメタルマ
    スクの製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項2または3に記載の方法におい
    て、 前記第1のレジスト膜へのマスクパターンの形成は、電
    子ビーム露光法またはレーザビーム露光法によるメタル
    マスクの製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項2〜4のいずれか1つに記載の方
    法において、 前記第1のレジスト膜へのマスクパターンの形成は、マ
    スタマスクを用いた露光法によるメタルマスクの製造方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1つに記載の方
    法において、 前記導電膜は、クロムを主成分とする金属膜からなるメ
    タルマスクの製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1つに記載の方
    法において、 前記導電膜は、ITO膜からなることを特徴とするメタ
    ルマスクの製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか1つに記載され
    た製造方法によって製造されたメタルマスク。
  9. 【請求項9】 絶縁基板に形成された所定のマスクパタ
    ーンを有する導電膜上に形成された金属メッキ層を剥離
    して得られたメタルマスクであって、 メタルマスクは、剥離された面から反対側に向けてテー
    パ状に広がる開口を有し、最も広い開口部が剥離された
    面側にあるメタルマスク。
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