JP2003103664A - シート状パックの包装時形態構造及び当該シート状パック - Google Patents

シート状パックの包装時形態構造及び当該シート状パック

Info

Publication number
JP2003103664A
JP2003103664A JP2001298280A JP2001298280A JP2003103664A JP 2003103664 A JP2003103664 A JP 2003103664A JP 2001298280 A JP2001298280 A JP 2001298280A JP 2001298280 A JP2001298280 A JP 2001298280A JP 2003103664 A JP2003103664 A JP 2003103664A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
shaped
magma
pack
planar
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001298280A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4804684B2 (ja
Inventor
Sachiko Haruta
幸子 春田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Attenir Corp
Original Assignee
Attenir Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Attenir Corp filed Critical Attenir Corp
Priority to JP2001298280A priority Critical patent/JP4804684B2/ja
Publication of JP2003103664A publication Critical patent/JP2003103664A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4804684B2 publication Critical patent/JP4804684B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Making Paper Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】製造段階で2枚のシート状パックを一体に設
け、これらを互い違いに二つ折りにする、シート状パッ
クの包装時形態の構造を提供する。 【解決手段】同形同大で2つの平面略勾玉形状体を、夫
々のくぼんだ部分を向かい合わせ、これらの向かい合わ
せた2つの平面略勾玉形状体をその中心点を中心に点対
称の位置に並べ、かつこれらの各平面略勾玉形状体の両
端部2a、2bの先端縁を夫々切り離し自在に接続した
形状にシートAを形成し、当該向かい合った平面略勾玉
形状のシートAを、このシートAの上記2つの接続箇所
2c、2cを結ぶ直線4により二つ折りして夫々の一部
を互い違いに突出させて重ねた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、美容の目的で顔
面に施すパックのうち、液体ではなく、シート状のパッ
クの包装時の形態構造及び当該シート状パックに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、美容やリフレッシュの目的で顔面
にパックをすることが一般に行われている。そして、こ
れらのパックには、ゲル状の液体のものを目や口などの
部位を除いて顔面に塗るものと、保湿や美容成分などの
化粧液等を含浸させたシート状のものを部分的に貼り付
けるものなどがある。後者のものとしては、目元用、頬
用、口元用のものなどがある。
【0003】図5に示すように、目元用のシートAは、
鼻を挟んで目の縁の下側に貼り付けて使用するため、よ
り効果的に貼り付けるための形状として、目頭側は先細
で目尻側は膨らんだ略勾玉形状と成っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この勾
玉形状の目元用のシートAを販売用にセットする際に
は、両目用に2枚をワンセットとして包装する。そのた
め、同じ形状の2枚の目元用のシートAを重ねた場合、
使用者にとって2枚あることが分からなかったり、また
2枚重ねた場合、ピッタリと重ねられているとこれらが
剥がし難かったり、さらに2枚重ねられていると2枚の
シートAが一緒によれたりしていた。一方2枚別々では
紛失し易く、使用者にとっても不便であった。
【0005】これらの対処法として、シートAを1枚ず
つプラスティックのトレーに入れたり、夫々のシートA
の裏面に別途フィルムを付けたりしていたが、これらの
方法ではコストが余分にかかってしまっていた。
【0006】この発明は、これらの点に鑑みて為された
もので、製造段階で2枚のシート状パックを一体に設
け、これらを互い違いに二つ折りにする、シート状パッ
クの包装時形態の構造及び当該シート状パックを提供す
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、同形
同大で2つの平面略勾玉形状体を、夫々のくぼんだ部分
を向かい合わせ、これらの向かい合わせた2つの平面略
勾玉形状体をその中心点を中心に点対称の位置に並べ、
かつこれらの各平面略勾玉形状体の両端部の先端縁を夫
々切り離し自在に接続した形状に、シートを形成し、当
該向かい合った平面略勾玉形状のシートを、このシート
の上記2つの接続箇所を結ぶ直線により二つ折りして夫
々の一部を互い違いに突出させて重ねたシート状パック
の包装時形態構造とした。
【0008】請求項2の発明は、上記2つの各平面略勾
玉形状体の両端部の先端縁の極一部のみを接続したか、
又は相互の先端縁をミシン目を介して接続したかの何れ
かの方法で夫々切り離し自在に接続した上記請求項1に
記載されたシート状パックの包装時形態構造とした。
【0009】請求項3の発明は、同形同大で2つの平面
略勾玉形状体を、夫々のくぼんだ部分を向かい合わせ、
これらの向かい合わせた2つの平面略勾玉形状体をその
中心点を中心に点対称の位置に並べ、かつこれらの各平
面略勾玉形状体の両端部の先端縁を夫々切り離し自在に
接続した形状に、シートを形成したシート状パックとし
た。
【0010】
【実施の形態】以下この発明の実施の形態例を図に基づ
いて説明する。まずこのシートAを打ち抜くための原板
である長方形状のシートBを用意する。シートAの形状
は、図2に示すように、一方の端部2aが半円状に膨ら
み、他方の端部2bが先細形状となっており、これらの
端部を湾曲した縁で繋げ形成した平面勾玉形状体を2つ
並べたものである。
【0011】シートAの打ち抜きに際しては、同形同大
で、2つの平面勾玉形状体を夫々のくぼんだ部分を向か
い合わせ、上記両端部2a、2bを、相互につき合わ
せ、2つの平面勾玉形状体の中心点3(図2において
は、×印で示す)を中心に点対称の位置に並べる。そし
てこれらの平面勾玉形状体の両端部2a、2bの先端縁
の一部を夫々接続した打ち抜き形状体1を形成し、この
打ち抜き形状体1を上記原板のシートBから打ち抜く。
またこの打ち抜きの前、又は後でシートAに化粧液等を
含浸させる。
【0012】当該打ち抜いた、向かい合った2つの平面
勾玉形状体のシートAを、図3及び図1に示すように、
このシートAの上記2つの接続箇所2c、2cを結ぶ直
線4により二つ折りにする。すると一方の平面勾玉形状
体の膨らんだ端部2aと他方の先細の端部2bが夫々重
なり、互いに一方の平面勾玉形状体の膨らんだ端部2a
の縁が他方の平面勾玉形状体の先細の端部2bの縁から
はみでた形になる。
【0013】この状態を1セットとして、個別に包装す
る。このシートAから成るシート状パックを使用する際
は、包装を破り、図4に示すように、重なった2枚のシ
ートAを開いて、2つの接続箇所を2c、2cで切り離
して、目元に貼り付ける。また一体に形成される2つの
平面勾玉形状体は、夫々両端部2a、2bの先端縁の極
一部のみを接続して形成しているので、2つの平面勾玉
形状体は切り離し自在である。
【0014】上記実施の形態例においては、このシート
Aから成るシート状パックを目元に使用しているが、こ
のシート状パックの使用する部位は目元に限定するもの
ではなく、頬や口元など他の部位に使用しても良い。ま
た2つのシートAを形成するのに、原板のシートBから
打ち抜き形状体1を打ち抜く方法により形成している
が、2つのシートAを形成する方法はこれに限定するも
のではなく、例えば裁断等により形成しても良い。さら
に平面勾玉形状体は、両端部2a、2bの先端縁の極一
部を夫々接続して切り離し自在に形成しているが、2つ
の平面勾玉形状体を一体にする構成はこれに限るもので
はなく、ミシン目状に切れ目を入れるなどしても良い。
【0015】
【発明の効果】請求項1及び請求項2の各発明によれ
ば、向かい合わせた2つの平面略勾玉形状体をその中心
点を中心に点対称の位置で、かつ両端部の先端縁を夫々
接続した形状で、シートを形成し、この様な平面略勾玉
形状のシートを、上記2つの接続箇所を結ぶ直線によ
り、夫々のシートの両端部を二つ折りして夫々の一部を
互い違いに突出させてはみだして重ねている。
【0016】それ故、使用する際、はみでた一方の平面
略勾玉形状の端縁を摘めば、極めて簡単かつ瞬時にして
シートを開くことが出来る。それ故、パックのためのシ
ートを素早く目元等に貼り付けることが出来るので、非
常に使い勝手の良いものである。また保存の際、2つの
シートが一体となっているので、同封された袋内でよれ
ることがなく、また開封の際一方を紛失したりするおそ
れが無い。さらに請求項2の発明によれば、2つの平面
略勾玉形状のくぼんだ部分の両端部の先端縁の極一部を
接続して、又はミシン目を介して接続して夫々切り離し
自在に設けているので、開いた後の2つのシートを極め
て容易に切り離すことが出来る。
【0017】また請求項3の発明によれば、包装した状
態から取り出し、そのまま切り離せば、直ぐに目元等に
貼り付けることが出来るので、非常に使い勝手の良いも
のであり、また保存の際、2つのシートが一体となって
いるので、開封の際一方を紛失したりするおそれが無
い。さらに向かい合った平面略勾玉形状のシートを、こ
のシートの2つの接続箇所を結ぶ直線により二つ折りし
て夫々の一部を互い違いに突出させて重ねて包装するこ
ともでき、その場合包装開封後、はみでた一方の平面略
勾玉形状の端縁を摘めば、極めて簡単かつ瞬時にしてシ
ートを開くことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態例における販売時の状態
である接続したままの2つのシートを二つ折りにした状
態を示す平面図である。
【図2】この発明の実施の形態例におけるシートであっ
て、原板のシートから打ち抜かれる前の状態を示す平面
図である。
【図3】この発明の実施の形態例におけるシートであっ
て、原板から打ち抜かれた状態を示す説明図である。
【図4】この発明の実施の形態例において、一体と成っ
ている2つのシートが切り離される直前の状態を示す説
明図である。
【図5】既存の目元用のシートを夫々両方の目元に使用
している状態を示す説明図である。
【符号の説明】
A シート 1 原板のシートから打ち抜かれる形状体 2a 平面勾玉形状体の膨らんだ端部 2b 平面勾玉形状体の先細の端部 3 点対称の中心点 4 2つのシートを2つ折りにする折り目

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同形同大で2つの平面略勾玉形状体を、夫
    々のくぼんだ部分を向かい合わせ、これらの向かい合わ
    せた2つの平面略勾玉形状体をその中心点を中心に点対
    称の位置に並べ、かつこれらの各平面略勾玉形状体の両
    端部の先端縁を夫々切り離し自在に接続した形状に、シ
    ートを形成し、 当該向かい合った平面略勾玉形状のシートを、このシー
    トの上記2つの接続箇所を結ぶ直線により二つ折りして
    夫々の一部を互い違いに突出させて重ねたことを特徴と
    した、シート状パックの包装時形態構造。
  2. 【請求項2】上記2つの各平面略勾玉形状体の両端部の
    先端縁の極一部のみを接続したか、又は相互の先端縁を
    ミシン目を介して接続したかの何れかの方法で夫々切り
    離し自在に接続したことを特徴とした、上記請求項1に
    記載されたシート状パックの包装時形態構造。
  3. 【請求項3】同形同大で2つの平面略勾玉形状体を、夫
    々のくぼんだ部分を向かい合わせ、これらの向かい合わ
    せた2つの平面略勾玉形状体をその中心点を中心に点対
    称の位置に並べ、かつこれらの各平面略勾玉形状体の両
    端部の先端縁を夫々切り離し自在に接続した形状に、シ
    ートを形成したことを特徴とした、シート状パック。
JP2001298280A 2001-09-27 2001-09-27 シート状パックの包装時形態構造及び当該シート状パック Expired - Fee Related JP4804684B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001298280A JP4804684B2 (ja) 2001-09-27 2001-09-27 シート状パックの包装時形態構造及び当該シート状パック

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001298280A JP4804684B2 (ja) 2001-09-27 2001-09-27 シート状パックの包装時形態構造及び当該シート状パック

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003103664A true JP2003103664A (ja) 2003-04-09
JP4804684B2 JP4804684B2 (ja) 2011-11-02

Family

ID=19119201

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001298280A Expired - Fee Related JP4804684B2 (ja) 2001-09-27 2001-09-27 シート状パックの包装時形態構造及び当該シート状パック

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4804684B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59105407A (ja) * 1982-12-08 1984-06-18 中村 憲司 化粧用具
JPS6293924U (ja) * 1985-11-30 1987-06-16
JPH0162720U (ja) * 1988-10-18 1989-04-21

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59105407A (ja) * 1982-12-08 1984-06-18 中村 憲司 化粧用具
JPS6293924U (ja) * 1985-11-30 1987-06-16
JPH0162720U (ja) * 1988-10-18 1989-04-21

Also Published As

Publication number Publication date
JP4804684B2 (ja) 2011-11-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2009110325A1 (ja) フェイスマスク
JP2011251774A (ja) 複合容器
JP2006240670A (ja) 複合容器
JP2002503187A (ja) チャイルドプルーフ設計の剥離可能な縁端封着袋、その製造方法およびその使用
JP2009023676A (ja) 包装用袋
JP2003103664A (ja) シート状パックの包装時形態構造及び当該シート状パック
JP3587406B2 (ja) 自立袋およびその製造方法
JP3653301B2 (ja) 折り畳み自在のティシュカートン
JP3019299U (ja) 容器再封止用自己付着性ラベル
JP2004059139A (ja) 密封袋
JP3081838B1 (ja) 包装おにぎり
CN219173167U (zh) 一种小型样品包装袋
JP3967258B2 (ja) ドリッパー
JP3223282U (ja) 引っ張り出し式マスクの積み重ね構造
JP2600967Y2 (ja) 包装体
JP2013180829A (ja) 包装容器
JP3341942B2 (ja) 包装おにぎり及びおにぎり包装フィルム
JP3677184B2 (ja) オブラート支持容器
JP5266305B2 (ja) 複合容器
JP2011063319A (ja) 複合容器
JP3234756U (ja) 吸収性物品包装体
JP2011063320A (ja) 複合容器
JPH10119958A (ja) 不正開封防止カートン
JP2011063325A (ja) 複合容器
JP7196501B2 (ja) 包装体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080918

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110412

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110609

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110802

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110810

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140819

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees