JP2003103664A - シート状パックの包装時形態構造及び当該シート状パック - Google Patents
シート状パックの包装時形態構造及び当該シート状パックInfo
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Abstract
け、これらを互い違いに二つ折りにする、シート状パッ
クの包装時形態の構造を提供する。 【解決手段】同形同大で2つの平面略勾玉形状体を、夫
々のくぼんだ部分を向かい合わせ、これらの向かい合わ
せた2つの平面略勾玉形状体をその中心点を中心に点対
称の位置に並べ、かつこれらの各平面略勾玉形状体の両
端部2a、2bの先端縁を夫々切り離し自在に接続した
形状にシートAを形成し、当該向かい合った平面略勾玉
形状のシートAを、このシートAの上記2つの接続箇所
2c、2cを結ぶ直線4により二つ折りして夫々の一部
を互い違いに突出させて重ねた。
Description
面に施すパックのうち、液体ではなく、シート状のパッ
クの包装時の形態構造及び当該シート状パックに関する
ものである。
にパックをすることが一般に行われている。そして、こ
れらのパックには、ゲル状の液体のものを目や口などの
部位を除いて顔面に塗るものと、保湿や美容成分などの
化粧液等を含浸させたシート状のものを部分的に貼り付
けるものなどがある。後者のものとしては、目元用、頬
用、口元用のものなどがある。
鼻を挟んで目の縁の下側に貼り付けて使用するため、よ
り効果的に貼り付けるための形状として、目頭側は先細
で目尻側は膨らんだ略勾玉形状と成っている。
玉形状の目元用のシートAを販売用にセットする際に
は、両目用に2枚をワンセットとして包装する。そのた
め、同じ形状の2枚の目元用のシートAを重ねた場合、
使用者にとって2枚あることが分からなかったり、また
2枚重ねた場合、ピッタリと重ねられているとこれらが
剥がし難かったり、さらに2枚重ねられていると2枚の
シートAが一緒によれたりしていた。一方2枚別々では
紛失し易く、使用者にとっても不便であった。
つプラスティックのトレーに入れたり、夫々のシートA
の裏面に別途フィルムを付けたりしていたが、これらの
方法ではコストが余分にかかってしまっていた。
もので、製造段階で2枚のシート状パックを一体に設
け、これらを互い違いに二つ折りにする、シート状パッ
クの包装時形態の構造及び当該シート状パックを提供す
るものである。
同大で2つの平面略勾玉形状体を、夫々のくぼんだ部分
を向かい合わせ、これらの向かい合わせた2つの平面略
勾玉形状体をその中心点を中心に点対称の位置に並べ、
かつこれらの各平面略勾玉形状体の両端部の先端縁を夫
々切り離し自在に接続した形状に、シートを形成し、当
該向かい合った平面略勾玉形状のシートを、このシート
の上記2つの接続箇所を結ぶ直線により二つ折りして夫
々の一部を互い違いに突出させて重ねたシート状パック
の包装時形態構造とした。
玉形状体の両端部の先端縁の極一部のみを接続したか、
又は相互の先端縁をミシン目を介して接続したかの何れ
かの方法で夫々切り離し自在に接続した上記請求項1に
記載されたシート状パックの包装時形態構造とした。
略勾玉形状体を、夫々のくぼんだ部分を向かい合わせ、
これらの向かい合わせた2つの平面略勾玉形状体をその
中心点を中心に点対称の位置に並べ、かつこれらの各平
面略勾玉形状体の両端部の先端縁を夫々切り離し自在に
接続した形状に、シートを形成したシート状パックとし
た。
いて説明する。まずこのシートAを打ち抜くための原板
である長方形状のシートBを用意する。シートAの形状
は、図2に示すように、一方の端部2aが半円状に膨ら
み、他方の端部2bが先細形状となっており、これらの
端部を湾曲した縁で繋げ形成した平面勾玉形状体を2つ
並べたものである。
で、2つの平面勾玉形状体を夫々のくぼんだ部分を向か
い合わせ、上記両端部2a、2bを、相互につき合わ
せ、2つの平面勾玉形状体の中心点3(図2において
は、×印で示す)を中心に点対称の位置に並べる。そし
てこれらの平面勾玉形状体の両端部2a、2bの先端縁
の一部を夫々接続した打ち抜き形状体1を形成し、この
打ち抜き形状体1を上記原板のシートBから打ち抜く。
またこの打ち抜きの前、又は後でシートAに化粧液等を
含浸させる。
勾玉形状体のシートAを、図3及び図1に示すように、
このシートAの上記2つの接続箇所2c、2cを結ぶ直
線4により二つ折りにする。すると一方の平面勾玉形状
体の膨らんだ端部2aと他方の先細の端部2bが夫々重
なり、互いに一方の平面勾玉形状体の膨らんだ端部2a
の縁が他方の平面勾玉形状体の先細の端部2bの縁から
はみでた形になる。
る。このシートAから成るシート状パックを使用する際
は、包装を破り、図4に示すように、重なった2枚のシ
ートAを開いて、2つの接続箇所を2c、2cで切り離
して、目元に貼り付ける。また一体に形成される2つの
平面勾玉形状体は、夫々両端部2a、2bの先端縁の極
一部のみを接続して形成しているので、2つの平面勾玉
形状体は切り離し自在である。
Aから成るシート状パックを目元に使用しているが、こ
のシート状パックの使用する部位は目元に限定するもの
ではなく、頬や口元など他の部位に使用しても良い。ま
た2つのシートAを形成するのに、原板のシートBから
打ち抜き形状体1を打ち抜く方法により形成している
が、2つのシートAを形成する方法はこれに限定するも
のではなく、例えば裁断等により形成しても良い。さら
に平面勾玉形状体は、両端部2a、2bの先端縁の極一
部を夫々接続して切り離し自在に形成しているが、2つ
の平面勾玉形状体を一体にする構成はこれに限るもので
はなく、ミシン目状に切れ目を入れるなどしても良い。
ば、向かい合わせた2つの平面略勾玉形状体をその中心
点を中心に点対称の位置で、かつ両端部の先端縁を夫々
接続した形状で、シートを形成し、この様な平面略勾玉
形状のシートを、上記2つの接続箇所を結ぶ直線によ
り、夫々のシートの両端部を二つ折りして夫々の一部を
互い違いに突出させてはみだして重ねている。
略勾玉形状の端縁を摘めば、極めて簡単かつ瞬時にして
シートを開くことが出来る。それ故、パックのためのシ
ートを素早く目元等に貼り付けることが出来るので、非
常に使い勝手の良いものである。また保存の際、2つの
シートが一体となっているので、同封された袋内でよれ
ることがなく、また開封の際一方を紛失したりするおそ
れが無い。さらに請求項2の発明によれば、2つの平面
略勾玉形状のくぼんだ部分の両端部の先端縁の極一部を
接続して、又はミシン目を介して接続して夫々切り離し
自在に設けているので、開いた後の2つのシートを極め
て容易に切り離すことが出来る。
態から取り出し、そのまま切り離せば、直ぐに目元等に
貼り付けることが出来るので、非常に使い勝手の良いも
のであり、また保存の際、2つのシートが一体となって
いるので、開封の際一方を紛失したりするおそれが無
い。さらに向かい合った平面略勾玉形状のシートを、こ
のシートの2つの接続箇所を結ぶ直線により二つ折りし
て夫々の一部を互い違いに突出させて重ねて包装するこ
ともでき、その場合包装開封後、はみでた一方の平面略
勾玉形状の端縁を摘めば、極めて簡単かつ瞬時にしてシ
ートを開くことが出来る。
である接続したままの2つのシートを二つ折りにした状
態を示す平面図である。
て、原板のシートから打ち抜かれる前の状態を示す平面
図である。
て、原板から打ち抜かれた状態を示す説明図である。
ている2つのシートが切り離される直前の状態を示す説
明図である。
している状態を示す説明図である。
Claims (3)
- 【請求項1】同形同大で2つの平面略勾玉形状体を、夫
々のくぼんだ部分を向かい合わせ、これらの向かい合わ
せた2つの平面略勾玉形状体をその中心点を中心に点対
称の位置に並べ、かつこれらの各平面略勾玉形状体の両
端部の先端縁を夫々切り離し自在に接続した形状に、シ
ートを形成し、 当該向かい合った平面略勾玉形状のシートを、このシー
トの上記2つの接続箇所を結ぶ直線により二つ折りして
夫々の一部を互い違いに突出させて重ねたことを特徴と
した、シート状パックの包装時形態構造。 - 【請求項2】上記2つの各平面略勾玉形状体の両端部の
先端縁の極一部のみを接続したか、又は相互の先端縁を
ミシン目を介して接続したかの何れかの方法で夫々切り
離し自在に接続したことを特徴とした、上記請求項1に
記載されたシート状パックの包装時形態構造。 - 【請求項3】同形同大で2つの平面略勾玉形状体を、夫
々のくぼんだ部分を向かい合わせ、これらの向かい合わ
せた2つの平面略勾玉形状体をその中心点を中心に点対
称の位置に並べ、かつこれらの各平面略勾玉形状体の両
端部の先端縁を夫々切り離し自在に接続した形状に、シ
ートを形成したことを特徴とした、シート状パック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001298280A JP4804684B2 (ja) | 2001-09-27 | 2001-09-27 | シート状パックの包装時形態構造及び当該シート状パック |
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Publications (2)
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JP2003103664A true JP2003103664A (ja) | 2003-04-09 |
JP4804684B2 JP4804684B2 (ja) | 2011-11-02 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP4804684B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59105407A (ja) * | 1982-12-08 | 1984-06-18 | 中村 憲司 | 化粧用具 |
JPS6293924U (ja) * | 1985-11-30 | 1987-06-16 | ||
JPH0162720U (ja) * | 1988-10-18 | 1989-04-21 |
-
2001
- 2001-09-27 JP JP2001298280A patent/JP4804684B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPS6293924U (ja) * | 1985-11-30 | 1987-06-16 | ||
JPH0162720U (ja) * | 1988-10-18 | 1989-04-21 |
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