JP2003103074A - 顔剃り装置 - Google Patents

顔剃り装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 剃り味のスムース性の長期的保持及び肌荒れ
の低減、更に肌の美しさの向上を実現した顔剃り装置を
提供する。 【解決手段】 振動式の顔剃り装置1である。少なくと
も1枚の剃刃2と、この剃刃2により顔を剃る際に肌を
接触する肌接触面部3とを備え、且つ剃刃2及び/又は
肌接触面部3に対し振動を印加する手段4を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、一般家庭又は理
容室及び美容室において用いられる顔剃り装置に関し、
さらに詳しくは、剃り味のスムース性の長期的保持及び
肌荒れの低減、更に肌の美しさの向上を実現した顔剃り
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】 近年、我が国において、男女を問わず
ファッションや外見が重視される傾向が高まり、特に顔
のお手入れには気を使うようになってきている。そのお
手入れの中でも、顔剃りは、レディースシェーブという
言葉が生まれ、女性の間でも流行になっている程であ
る。また、最近の規制緩和の流れの中で、理容師と美容
師の資格もひとつになる方向にあり、現在は理容師のみ
が顔剃りを行っているが、将来的には、美容師も顔剃り
を修得しなければならない状況にある。これらのことか
ら、より簡便且つ安全で品質の高い顔剃りを提供できる
ような顔剃り装置が求められている。
【0003】 従来、この顔剃り装置としては、一般家
庭においては、男性が顔の髭を剃る際にはT字シェーバ
ーや電気シェーバーが、女性が顔の産毛を剃る際にはか
みそりが使用され、理髪店においては、男女を問わずプ
ロ用のレザーが使用されている。尚、以下において、髭
というときは顔の産毛も含む意味とする。
【0004】 最近のこれらの顔剃り装置は、剃り味の
向上や肌荒れの低減に配慮されたものではあるが、実際
には、剃刃の切れ味が低下し易く、時間とともに剃り味
のスムース性に欠けてしまうという問題があった。ま
た、髭を剃り残さないように顔剃り装置を顔の表面にお
いて何度も往復させることから、肌を痛め易く、肌が荒
れ易いという問題があった。
【0005】 更に、これからの時代においては、剃り
味のスムース性や肌荒れの問題だけでなく、特に女性に
とっては、肌を活性化し、美しい肌にすることが重要視
されていくと予測される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】 本発明は、かかる従
来の問題及びこれからの課題に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、剃り味のスムース性の長
期的保持及び肌荒れの低減、更に肌の美しさの向上を実
現した顔剃り装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】 すなわち、本発明によ
れば、振動式の顔剃り装置であって、少なくとも1枚の
剃刃と、この剃刃により顔を剃る際に肌に接触する肌接
触面部とを備え、且つ剃刃及び/又は肌接触面部に対し
振動を印加する手段を設けたことを特徴とする顔剃り装
置、が提供される。
【0008】 本発明においては、剃刃と肌接触面部と
がそれぞれ振動印加手段を有していても、又は1つの振
動印加手段により剃刃と肌接触面部とに振動を印加でき
るように形成されていてもよく、剃刃と肌接触面部と
が、それぞれ振動を印加できるように形成されることが
好ましい。剃刃及び肌接触面部の振動印加手段として
は、1Hz〜1000MHzの範囲の周波数を発振させ
るものであることが好ましく、また、低周波から超音波
領域の範囲の周波数を発振させるものであることが好ま
しく、更に、剃刃の振動印加手段としては、所定以下の
振幅を発生させるものであることが好ましい。また、剃
刃及び/又は肌接触面部の振動印加手段としては、超音
波振動素子であることが好ましい。
【0009】 また、本発明においては、振動式の美顔
装置であって、肌に接触する肌接触面部を備え、この肌
接触面部に対し振動を印加する手段を設け、且つ肌接触
面部を肌に接触及び移動させる際に顔を剃れる、少なく
とも1枚の剃刃を配設される構成を有してなることを特
徴とする美顔装置、が提供される。
【0010】 本発明においては、剃刃に対し振動を印
加する手段を設けることが好ましい。肌接触面部と剃刃
とがそれぞれ振動印加手段を有していても、又は1つの
振動印加手段により肌接触面部と剃刃とに振動を印加で
きるように形成されていてもよく、肌接触面部と剃刃と
が、それぞれ振動を印加できるように形成されることが
好ましい。肌接触面部及び剃刃の振動印加手段として
は、1Hz〜1000MHzの範囲の周波数を発振させ
るものであることが好ましく、また、低周波から超音波
領域の範囲の周波数を発振させるものであることが好ま
しく、更に、剃刃の振動印加手段としては、所定以下の
振幅を発生させるものであることが好ましい。また、肌
接触面部及び/又は剃刃の振動印加手段としては、超音
波振動素子であることが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照しながら説明する。本発明の顔剃り装置
は、上述のように、振動式の顔剃り装置であって、少な
くとも1枚の剃刃と、この剃刃により顔を剃る際に肌に
接触する肌接触面部とを備え、且つ剃刃及び/又は肌接
触面部に対し振動を印加する手段を設けたことを特徴と
する。
【0012】 本発明のように、剃刃に適切な振動を与
えると、髭の切断の際に抵抗が小さくなる。また、肌接
触面部を通して肌に適切に振動を与えると、肌が活性化
され、顔剃りの際に用いるシェーブ用ローションやジェ
ル、化粧水等の浸透が良くなり、髭が柔らかく剃りやす
くなることから、剃り味のスムース性が向上する。この
とき、髭の切断の際の抵抗が小さくなることから、剃刃
の切れ味が落ちにくく、剃り味のスムース性の長期的保
持を実現できる。また、髭が柔らかく剃りやすくなるこ
とから、髭を剃り残さないように顔剃り装置を顔の表面
において何度も往復させなくてもよく、肌荒れを低減で
きる。更に、肌が活性化されることから、肌の美しさを
向上させることができる。
【0013】 本発明の顔剃り装置を用いても、顔剃り
の際に、全く肌に傷をつけずに顔を剃ることはできない
が、前述のように、本発明の顔剃り装置を用いると肌へ
の液体成分の浸透が良くなることを生かし、顔剃り後に
アフターシェーブローション等を顔に塗り、本発明の顔
剃り装置を用いて肌に適切な振動を与えると、肌の保護
・保湿効果を高めることができる。また更に、髭が柔ら
かく剃りやすくなることから、仕上げ用のアフターシェ
ーブローションを用いて顔剃りをすることもでき、顔剃
りの際に用いるシェーブ用ローションやジェル等を節約
することができる。
【0014】 本発明の顔剃り装置においては、振動印
加手段に特に制限はなく、剃刃と肌接触面部とに対し振
動を印加できるものであればよい。また、振動印加手段
から剃刃と肌接触面部とに対し振動を印加させる構成に
も特に制限はないが、剃刃と肌接触面部とがそれぞれ振
動印加手段を有していても、又は1つの振動印加手段に
より剃刃と肌接触面部とに振動を印加できるように形成
されていてもよい。
【0015】 また、剃刃と肌接触面部とが、それぞれ
振動を印加できるように形成されることが好ましい。こ
のことにより、使用者の便宜により、どちらか一方のみ
に振動を印加したり、双方を印加したりして使用するこ
とができる。
【0016】 図1は、本発明の顔剃り装置の一実施形
態を示す模式図である。図1に示すように、プロ用のレ
ザータイプの顔剃り装置の一実施形態としては、1枚の
剃刃2と肌接触面部3とを備え、振動印加手段4を把持
部5の中に設けたものを挙げることができる。尚、この
実施形態は、1つの振動印加手段4により剃刃2と肌接
触面部3とに振動を印加できるよう形成されている例で
ある。
【0017】 一般的に、このタイプの顔剃り装置に
は、肌接触面部3によって剃刃2を両面から挟み込んで
固定する、いわゆる替刃式のものが多い。このタイプの
場合には、該装置に振動印加手段を1つ設け、その振動
印加手段により肌接触面部3を振動させ、且つその肌接
触面部3に接触している剃刃2を共振現象により振動さ
せる方法を用いるとよい。この方法においては、肌接触
面部3に与えられた振動が剃刃2に大きな減衰なく確実
に伝わるように、肌接触面部3と剃刃2とを広く接触さ
せ、且つしっかりと固定することが重要となる。
【0018】 図2は、本発明の顔剃り装置の別の一実
施形態を示す模式図である。図2に示すように、一般家
庭で用いられるT字タイプの顔剃り装置の一実施形態と
しては、1枚の剃刃2と肌接触面部3とを備え、振動印
加手段4を把持部5の中に設けたものを挙げることがで
きる。尚、この実施形態は、1つの振動印加手段4によ
り剃刃2と肌接触面部3のそれぞれに振動を印加できる
よう形成されている例である。
【0019】 このタイプの顔剃り装置の場合、顔のあ
る部分を剃るとき、その顔のある部分には顔を剃る前に
肌接触面部の3A部分が接触し、剃り終えた後に肌接触
面部の3B部分が接触することとなる。このことから、
肌接触面部の3Aと3Bとにはそれぞれ異なる役割を与
えることができる。それは、3Aには、適切な振動によ
り剃る前の肌を柔らかくほぐし、予め肌に塗布してある
液体で髭を柔らかくすることによる剃り味の向上であ
り、3Bには、肌を保護・保湿する前記液体を肌の角質
の奥深くまで浸透させることによる、かみそり負けの抑
制である。よって、3Aと3Bには、その役割に応じて
振動に変化をつけるとよい。その場合には、肌接触面部
の3A、3B及び剃刃2には、それぞれ振動印加手段が
必要になることはいうまでもない。
【0020】 また、剃刃2を免振構造とし、肌接触面
部3のみに振動を印加する構成としてもよい。これは、
顔が産毛のような剃りやすい毛のみで、毛を柔らかくす
る効果を必要とせず、皮膚への液体浸透性を高めること
が重要である場合に有効である。尚、この剃刃の免振構
造は、図2の実施形態以外のものにも適用してよいこと
はいうまでもない。
【0021】 図3は、本発明の顔剃り装置の更に別の
一実施形態を示す模式図である。図3は、ハンディタイ
プの超音波美顔装置の一般的な形状に剃刃2を備えられ
るよう形成した顔剃り装置の実施形態である。この実施
形態としては、1枚の剃刃2と肌接触面部3とを備え、
振動印加手段4を把持部5の中に設けたものを挙げるこ
とができる。このタイプにおいては、剃刃2をカートリ
ッジ式にするとよい。カートリッジ8に剃刃2が収納さ
れた構造にすると、剃刃2の交換が簡便で、且つ剃刃2
の固定がしっかりしやすいために好ましい。尚、この実
施形態は、1つの振動印加手段4により剃刃2と肌接触
面部3のそれぞれに振動を印加できるよう形成されてい
る例である。
【0022】 以上説明してきた図1、図2、及び図3
においては、振動印加手段4を把持部5の中に配設され
た実施形態を示したが、その他の実施形態としては、剃
刃2、肌接触面部3に対して直接的に振動が伝わるよう
に、剃刃2、肌接触面部3の近傍に、或いは接触するよ
うに振動印加手段4を配設することも考えられる。
【0023】 本発明の顔剃り装置における電源装置7
の形状及び配設構造は特に制限はないが、例えば把持部
5の下部に接続され、ハンディタイプであることが好ま
しい。具体的には、電源装置7をポケットに収納できる
ようにコンパクトなものにする、或いは腕時計類似の形
状にして手首にはめておくことによって、それらの電源
装置から電力を供給できるようにするとよい。また、電
源装置7を顔剃り装置1本体に収納して、コードを持た
ない構造にすることも考えられる。これによって、本発
明の顔剃り装置1から伸びる導線6によって使用者の動
きは阻害されずに、快適な顔剃りを行うことができるこ
ととなる。
【0024】 本発明の顔剃り装置1においては、該装
置1自体の振動を防止するために振動防止構造を有する
ことが好ましく、また振動を軽減するために振動吸収材
を充填されることが好ましい。また、剃刃2及び肌接触
面部3に振動を印加する場合には、共振現象を利用する
と効率よく振動が伝わり、エネルギーロスが少なく、該
装置1自体の振動を抑制することができることから、振
動防止構造を有し、又は振動吸収材を充填されることと
合わせて、快適な顔剃りを実現することができる。更
に、周波数の調整手段には特に制限はないが、例えばジ
ョグダイヤル構造を用いて、無段階的に調整できること
が好ましい。手元付近に周波数を調整できるジョグダイ
ヤルがあれば、それらを変更する際に、作業を中断する
必要がなくなるからである。
【0025】 本発明においては、剃刃2及び肌接触面
部3の振動印加手段としては、1Hz〜1000MHz
の範囲の周波数を発振させるものであることが好まし
い。1Hz付近、或いはそれ以上の低周波を剃刃2に印
加することで髭の切断がスムースになることはもちろん
であるが、20KHz以上の超音波領域の振動も髭切断
の際に別の効果を発揮する。超音波領域の短波長の振動
は、髭に対して、直接的にその力は伝わりにくいのであ
るが、水分を通すとその力は伝わり易くなることが分か
っている。通常、顔を剃る際にはシェーブ用ローション
やジェル、化粧水等を顔に塗り、それらをなじませてか
ら顔剃りを始めることが多い。このとき髭は湿り、水分
が髭表面に付着した状態であることから、超音波領域の
振動を剃刃2に印加すると、髭の切断の際に抵抗が小さ
く、スムースに切断を行うことができる。これらのこと
より、シェーブ用ローション等を用いず髭が乾燥してい
る状態では低周波かそれ以上の振動を用い、髭が湿って
いる状態では超音波領域の振動を用いて顔剃りを行うこ
とが好ましい。
【0026】 また、1Hz付近、或いはそれ以上の低
周波を肌接触面部3に印加することで、肌が適切に刺激
され肌が活性化されることはもちろんであるが、20K
Hz以上の超音波領域の振動も髭切断の際に別の効果を
発揮する。超音波領域の短波長の振動は、皮膚のマッサ
ージ効果、血行促進効果、及び代謝促進効果を有し、ま
た、低周波よりも格段に皮膚への液体浸透効果を発揮す
ることが認められており、これらはエステ業界等におい
て日常的に利用されているものである。よって、本発明
においては、剃刃2及び/又は肌接触面部3の振動印加
手段として、低周波から超音波領域の範囲の周波数を発
振させるものであることが好ましい。本発明の顔剃り装
置において、超音波領域以下の低周波の周波数を発振さ
せる場合には、モータや電磁石、超磁歪素子、圧動素
子、アクチュエータ等を用いることができ、また、超音
波領域の周波数を発振させる場合には、剃刃2及び/又
は肌接触面部3の振動印加手段としては、超音波振動素
子であることが好ましい。
【0027】 また、剃刃2の振動印加手段4として
は、肌を切らず、傷つけないという観点から所定以下の
振幅を発生させるものであることが好ましい。
【0028】 また、本発明によれば、振動式の美顔装
置を提供することができ、それは、肌に接触する肌接触
面部を備え、この肌接触面部に対し振動を印加する手段
を設け、且つ肌接触面部を肌に接触及び移動させる際に
顔を剃れる、少なくとも1枚の剃刃を配設される構成を
有してなることを特徴とする。本発明のように、肌接触
面部を通して肌に適切に振動を与えると、肌が活性化さ
れ、肌を美しくすることができる。このとき、化粧水や
乳液、その他美顔に効果のある液体成分を顔に塗り、な
じませてから本発明の美顔装置を用いると、それらの液
体成分の浸透が良くなり、振動効果と合わせて美顔効果
を高めることができる。また、本発明の美顔装置は、剃
刃を配設できる構成を有していることから、美顔と同時
に顔を剃りたい場合には、肌を美しくしながら顔を剃る
ことができる。
【0029】 このとき、剃刃に対し振動を印加する手
段を設けると、本発明の美顔装置によって、顔を剃る際
に、剃り味が向上することから好ましい。尚、本発明に
おける具体的な構成とその技術的効果は、顔剃り装置の
実施形態にて説明しているので、重複する部分は省略す
ることとする。
【0030】
【発明の効果】 以上説明したように、本発明によっ
て、剃り味のスムース性の長期的保持及び肌荒れの低
減、更に肌の美しさの向上を実現した顔剃り装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の顔剃り装置の一実施形態を示す模式
図である。
【図2】 本発明の顔剃り装置の別の一実施形態を示す
模式図である。
【図3】 本発明の顔剃り装置の更に別の一実施形態を
示す模式図である。
【符号の説明】
1…顔剃り装置、2…剃刃、3・3A・3B…肌接触面
部、4…振動印加手段、5…把持部、6…導線、7…電
源装置、8…カートリッジ。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振動式の顔剃り装置であって、 少なくとも1枚の剃刃と、この剃刃により顔を剃る際に
    肌に接触する肌接触面部とを備え、 且つ前記剃刃及び/又は前記肌接触面部に対し振動を印
    加する手段を設けたことを特徴とする顔剃り装置。
  2. 【請求項2】 前記剃刃と前記肌接触面部とがそれぞれ
    振動印加手段を有し、又は1つの振動印加手段により前
    記剃刃と前記肌接触面部とに振動を印加できるように形
    成された請求項1に記載の顔剃り装置。
  3. 【請求項3】 前記剃刃と前記肌接触面部とが、それぞ
    れ振動を印加できるように形成された請求項1又は2に
    記載の顔剃り装置。
  4. 【請求項4】 前記剃刃及び前記肌接触面部の前記振動
    印加手段が、1Hz〜1000MHzの範囲の周波数を
    発振させるものである請求項1〜3のいずれか1項に記
    載の顔剃り装置。
  5. 【請求項5】 前記剃刃及び/又は前記肌接触面部の前
    記振動印加手段が、低周波から超音波領域の範囲の周波
    数を発振させるものである請求項1〜4のいずれか1項
    に記載の顔剃り装置。
  6. 【請求項6】 前記剃刃の前記振動印加手段が、所定以
    下の振幅を発生させるものである請求項1〜5のいずれ
    か1項に記載の顔剃り装置。
  7. 【請求項7】 前記剃刃及び/又は前記肌接触面部の前
    記振動印加手段が、超音波振動素子である請求項1〜6
    のいずれか1項に記載の顔剃り装置。
  8. 【請求項8】 振動式の美顔装置であって、 肌に接触する肌接触面部を備え、 この肌接触面部に対し振動を印加する手段を設け、 且つ前記肌接触面部を肌に接触及び移動させる際に顔を
    剃れる、少なくとも1枚の剃刃を配設される構成を有し
    てなることを特徴とする美顔装置。
  9. 【請求項9】 前記剃刃に対し振動を印加する手段を設
    けた請求項8に記載の美顔装置。
  10. 【請求項10】 前記肌接触面部と前記剃刃とがそれぞ
    れ振動印加手段を有し、又は1つの振動印加手段により
    前記肌接触面部と前記剃刃とに振動を印加できるように
    形成された請求項8又は9に記載の美顔装置。
  11. 【請求項11】 前記肌接触面部と前記剃刃とが、それ
    ぞれ振動を印加できるように形成された請求項8〜10
    のいずれか1項に記載の美顔装置。
  12. 【請求項12】 前記肌接触面部及び前記剃刃の前記振
    動印加手段が、1Hz〜1000MHzの範囲の周波数
    を発振させるものである請求項8〜11のいずれか1項
    に記載の美顔装置。
  13. 【請求項13】 前記肌接触面部及び/又は前記剃刃の
    前記振動印加手段が、低周波から超音波領域の範囲の周
    波数を発振させるものである請求項8〜12のいずれか
    1項に記載の美顔装置。
  14. 【請求項14】 前記剃刃の前記振動印加手段が、所定
    以下の振幅を発生させるものである請求項8〜13のい
    ずれか1項に記載の美顔装置。
  15. 【請求項15】 前記肌接触面部及び/又は前記剃刃の
    前記振動印加手段が、超音波振動素子である請求項8〜
    14のいずれか1項に記載の美顔装置。
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