JP2003102256A - 天然芝面造成方法 - Google Patents
天然芝面造成方法Info
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Abstract
なく、しかも施水及び施肥の回数を減らし、維持に係る
コストを低減することができる天然芝面造成方法を得
る。 【解決手段】 天然芝面1を造成するため、多孔質粒子
(例えば、採取現場から採取された火山砂利)のうち芝
面の用途に応じた所定粒度の粒子を選別し(選別ステッ
プ)、選別された多孔質粒子を造成現場で芝床土層3と
して芝の種類に応じた床土に適正な厚さで基礎砕石層2
上に敷き均し(敷き均しステップ)、多孔質粒子の芝床
土層3上に造成すべき天然芝4を植生させる(植生ステ
ップ)。選別ステップの前または後若しくは選別ステッ
プ中、又は敷き均しステップの前または後若しくは敷き
均しステップ中のいずれかの段階で、多孔質粒子層2に
使用する粒子に少なくとも肥料を、また必要に応じて土
壌改良剤を付着又は吸着させる。
Description
天然芝スポーツグランドにおける天然芝面の造成方法に
関するものである。
ーツグランドの芝床土として、黒土又は赤土等の土が主
に使用され、近年では主にサッカー場用に、水はけをよ
くするため微細な砂を芝床土に使用する事例も増えてき
ている。
グランドターフでは、水はけがよくなく芝生上で選手に
よって踏まれて次第に固結していき、選手の足腰にかか
る負担が大きくなり、従って、定期的な改修作業が必要
となるという欠点があり、一方、雨でも試合が行われる
サッカー場のグランドターフでは、水はけをよくするた
め床土自体に微細な砂を使用するので固結することはな
いものの、水はけが良すぎるため芝生の生育に必要な水
分並びに水分とともに肥料の養分が芝の根の部分から急
速に失われ、頻繁に施水及び施肥をしないと芝生が生育
せず、メンテナンスに時間と労力がかかり、維持に係わ
るコストが高くなるという欠点があった。
間が経っても固結することがなく、しかも施水及び施肥
の回数を減らし、維持に係るコストを低減することがで
きる天然芝面造成方法を得るにある。
め、本発明天然芝面造成方法は、芝面造成の用途に応じ
た所定粒度(粒径)の多孔質粒子を選別する選別ステッ
プと、選別された多孔質粒子を造成現場で芝床土層とし
て天然芝の種類に応じた床土に適正な厚さで基礎砕石層
上に敷き均すステップと、この多孔質粒子の芝床土層上
に造成すべき天然芝を植生させるステップとよりなるこ
とを特徴とする。多孔質粒子としては、天然多孔質粒子
及び/又は合成多孔質粒子を使用すると好適である。
ランドターフとしての耐久性が保てるよう選別された粒
度の多孔質粒子を直接、芝床土層に使用する。この多孔
質粒子は、砂よりも粒度は大きく、砂と同様水はけは良
好であるとともに、多孔質であるため砂よりも保水性及
び保肥性に優れ、芝面の維持が簡単であり、設備コスト
及びランニングコストを低減することができる。
床土層の下層の基礎層に使用することが行われていた
が、芝床土自体に直接使用するという発想は存在せず、
本発明のような方法を実施したという事例は過去に存在
しなかった。
別ステップの前または後若しくは選別ステップ中、又は
敷き均しステップの前または後若しくは敷き均しステッ
プ中のいずれかの段階で、天然多孔質粒子例えば、火山
砂利及び/又は合成多孔質粒子に少なくとも肥料を、ま
た必要に応じて土壌改良剤を含ませる。
実施の形態を説明する。
によって造成した芝面1の断面を示す。本発明方法によ
れば、粒度(粒径)の大きい通常の基礎砕石層2上に直
接、用途に応じて粒度を選択し、例えば、スポーツグラ
ンドターフとしての耐久性が保てるよう選別した適切な
粒度の天然多孔質粒子例えば、火山砂利及び/又は合成
多孔質粒子の層3を敷き均し、この多孔質粒子層3自体
を天然芝の床土として利用する。
の多孔質粒子層を床土として植生する天然芝の種類に基
づいて適宜決定すると好適である。
る多孔質粒子には、選別ステップの前または後若しくは
選別ステップ中、又は敷き均しステップの前または後若
しくは敷き均しステップ中のいずれかの段階で、多孔質
粒子に少なくとも肥料を、また必要に応じて土壌改良剤
を、例えば、コンベヤ上で移動する多孔質粒子に液肥を
吹き付けたり若しくは浸したり、顆粒状又は粉末状の土
壌改良剤と混ぜ合わせたりすることによって付着又は吸
着させる。
孔質粒子層3に対して直接、播種、蒔芝、張り芝等を施
すことによって天然芝4を植生させる。
各粒子に存在する多数の微小孔内に肥料や土壌改良剤が
入り込むことができ、良好な保水性及び保肥性を示す。
従って芝の育成の手間を省くことができる。更に、火山
砂利等の多孔質粒子は通常の土のように互いに凝集、固
結することがないため、水はけも良好である。
する多孔質粒子の粒度を適切に選択することにより多孔
質粒子の床土に天然芝を適切に根付かせることができる
とともに、水はけはよいこと勿論であり表面積を大きく
する凹凸が存在するとともに多孔質粒子(例えば火山砂
利)は保水性及び保肥性に富むため施水及び施肥の回数
を減らすことができ、また時間が経っても固結すること
がなく、維持及び補修に係るコストを大幅に低減するこ
とができる。
面の断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 芝面造成の用途に応じた所定粒度の多孔
質粒子を選別する選別ステップと、選別された多孔質粒
子を造成現場で芝床土層として天然芝の種類に応じた床
土に適正な厚さで基礎砕石層上に敷き均すステップと、
この多孔質粒子の芝床土層上に造成すべき天然芝を植生
させるステップとよりなることを特徴とする天然芝面造
成方法。 - 【請求項2】 前記多孔質粒子を天然多孔質粒子及び/
又は合成多孔質粒子とした請求項1記載の天然芝面造成
方法。 - 【請求項3】 選別ステップの前または後若しくは選別
ステップ中、又は敷き均しステップの前または後若しく
は敷き均しステップ中のいずれかの段階で、多孔質材料
に肥料を含ませる請求項1又は2記載の方法。 - 【請求項4】 選別ステップの前または後若しくは選別
ステップ中、又は敷き均しステップの前または後若しく
は敷き均しステップ中のいずれかの段階で、多孔質材料
に土壌改良剤を含ませる請求項3記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001303459A JP2003102256A (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | 天然芝面造成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001303459A JP2003102256A (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | 天然芝面造成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003102256A true JP2003102256A (ja) | 2003-04-08 |
Family
ID=19123542
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001303459A Pending JP2003102256A (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | 天然芝面造成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003102256A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006045295A3 (de) * | 2004-10-28 | 2006-09-14 | Maiwald Beratung & Planung | Verfahren zur herstellung von porengranulaten und porengranulatgemischen und deren einsatz zur lösung von umweltproblemen |
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-
2001
- 2001-09-28 JP JP2001303459A patent/JP2003102256A/ja active Pending
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