JP2003102070A - シリアル通信端末装置 - Google Patents

シリアル通信端末装置

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JP2003102070A
JP2003102070A JP2001292630A JP2001292630A JP2003102070A JP 2003102070 A JP2003102070 A JP 2003102070A JP 2001292630 A JP2001292630 A JP 2001292630A JP 2001292630 A JP2001292630 A JP 2001292630A JP 2003102070 A JP2003102070 A JP 2003102070A
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Shoji Koise
祥二 小伊勢
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 専用バスを設けなくともアドレスを取得でき
るシリアル通信端末装置を提供する。 【解決手段】 遠隔監視制御システムにおける端末装置
として、通信データを調歩同期シリアル通信方式にて送
受信する伝送ラインLsに接続され、アドレスがアドレ
ス通知ラインLaを介して設定されるシリアル通信端末
装置1である。伝送ラインLsにシリアルデータバス5
を介して接続され通信データを処理する中央処理部2、
該シリアルデータバス5及び伝送ラインLs間に設けら
れて同中央処理部2と伝送ラインLsとの切り替えるゲ
ート部3、同ゲート部3を介して中央処理部2と接続さ
れアドレス通知ラインLaから取得されるアドレス情報
を保持するアドレス保持部4を備える。前記中央処理部
2は、前記アドレス情報をアドレス保持部4から読み出
し、前記ゲート部3を切り替えそのゲート部3を介して
アドレス情報を認識する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビルオートメーシ
ョンやホームオートメーションなどの遠隔監視制御シス
テムを構成するシリアル通信端末装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年のビルオートメーション、あるいは
ホームオートメーションにおける遠隔監視制御システム
においては、システムの高機能化、すなわちシステムを
構成するハードウェア資源が高性能化し、また、それを
用いて様々な機能を実現するソフトウェアも益々複雑化
する傾向にある。しかし一方においては、ハードウェア
資源に対しては低コスト化が望まれており、端末の高機
能化と低コスト化とのトレードオフが遠隔監視制御シス
テムを構築する上で重要な要素の一つとなっている。
【0003】かかる点から、調歩同期シリアル通信方式
で通信するシリアル通信端末装置の使用が増加してい
る。その理由として、調歩同期方式もシリアル通信方式
も、高性能化を実現する高度な通信が可能な点において
他の通信方式と比べて遜色ないうえに、調歩同期方式
は、通信方式の中では比較的構成が容易であって低コス
トにてシステム構成が可能ということや、シリアル通信
方式では、CPU等にて構成される中央処理部のバスを
2本しか占有しないことなどが挙げられる。すなわち、
他の空いたバスを有効に利用できるという利点がある。
【0004】遠隔監視制御システムにおける通信の際に
は、各端末それぞれに論理アドレスが設けられているこ
とが前提となる。従来は、図7で示すようなディップス
イッチなどで設定されたアドレス情報を、システムの電
源投入時に読み込むことで他の端末装置100a、10
0bとの通信を可能にしていた。しかし、近年の遠隔監
視制御システムにあっては、上記のようなアドレス情報
の設定によると高度複雑化に伴い、そのシステムに接続
される端末装置の個数も増大し且つ増加する傾向にある
ことから、その設定作業の複雑さも増加の一途をたどっ
ている。そのため、遠隔監視制御システムの設置にあた
って、アドレス設定忘れや設定誤りの状態のあった場合
に、動作しない端末を特定するのに長い時間を要するこ
とがあった。
【0005】上記のような問題を解決するために、例え
ばシステムの電源投入時に自らの物理アドレスを端末側
から伝送制御装置側に伝送することで端末の論理アドレ
スが自動的に割り振られるプラグアンドプレイ機能を実
装した遠隔監視制御システムが存在する。しかし、この
機能実現にあたっては、伝送制御装置のソフトウェアが
複雑となって非常にコストがかかるという障壁がある。
かかる点を考慮して、図6及び図8に示すように各端末
装置間をパラレルデータバスにより形成されるアドレス
通知ラインにて芋づる式(デージーチェーン)に接続さ
れる構成のシリアル通信端末装置が提案されている。こ
の場合、電源投入時に該アドレス通知ラインへ送出され
る上流の端末装置のアドレスから自端末装置のアドレス
をアドレス設定部で算出し、算出結果となるアドレス情
報を、それに設けた中央処理部が、パラレルデータバス
を介してアドレス設定部から読み込むようにしている。
したがって、人の手を介さず、なお且つ、低コストにア
ドレスを取得することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようなシリアル通信端末装置にあっては、中央処理部が
アドレス情報を読み出すためのパラレルデータバスを、
通常の通信をするためのデータバス以外に別途設ける必
要がある。したがって、これらのように電源投入のとき
のみしか、使用されない専用バスが中央処理部の限られ
たバスを占有してしまうこととなり、中央処理部のバス
の有効利用が図れず高機能化を妨げる要因とともに低コ
スト化の面においても弊害となっていた。
【0007】本発明は、かかる課題を解消するためにな
されたものであり、専用バスを設けなくとも低コストに
アドレスの取得が容易であり、且つ、中央処理部のデー
タバスの有効利用も図ることが可能なシリアル通信端末
装置を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に、本発明のシリアル通信端末装置においては、 遠隔
監視制御システムにおける端末装置として、監視あるい
は制御に用いる通信データを調歩同期シリアル通信方式
にて送受信する伝送ラインに接続されるシリアル通信端
末装置であって、端末としての論理アドレスが、相互に
順送りに接続されたパラレルデータバスにて形成された
アドレス通知ラインを介して設定されるシリアル通信端
末装置において、前記伝送ラインとシリアルデータバス
を介して接続され前記通信データを処理する中央処理部
と、該シリアルデータバス及び伝送ライン間に設けられ
て同中央処理部と伝送ラインとの接続状態の切り替えを
行うゲート部と、同ゲート部を介して中央処理部と接続
され前記アドレス通知ラインから取得される自己のアド
レス情報を保持するアドレス保持部とを備え、前記中央
処理部は、前記アドレス情報を前記アドレス保持部から
読み出し、前記ゲート部を切り替えそのゲート部を介し
てアドレス情報を認識する。
【0009】この構成にて、ゲート部は、アドレス保持
部と中央処理部を結ぶ接続状態に切り替えられる。ま
た、アドレス保持部にて保持されたアドレス通知ライン
から取得したアドレス情報が、ゲート部を介してシリア
ルデータバスを経て中央処理部に読み出され認識され
る。
【0010】前記中央処理部は、前記アドレス情報を読
み出す際に、クロック同期信号をアドレス保持部へ送信
することが好ましい。この場合、アドレス保持部では、
中央処理部からのクロック同期信号が受信され、中央処
理部にアドレス情報を認識させる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1から図8を用いて説明する。
【0012】図1は、本発明の第1実施例によるシリア
ル通信端末装置のブロック図、図2は、同シリアル通信
端末装置を使用した遠隔監視制御システムの構成図、図
3は、同シリアル通信端末装置のアドレス取得動作のフ
ローチャート、図4は、同シリアル通信端末装置のゲー
ト部の一例を示す回路図、図5は、同シリアル通信端末
装置のシリアル/パラレル変換回路の一例を示す回路
図、図6は、従来のシリアル通信端末装置を使用した遠
隔監視制御システムの構成図、図7は、従来のディップ
スイッチを用いたシリアル通信端末装置のブロック図、
図8は、従来のアドレス通知ラインを用いたシリアル通
信端末装置のブロック図である。 (実施例)本実施例は、遠隔監視制御システムとして集
中管理システムを、通信端末装置により監視制御される
機器としては温度計センサを取り上げて説明する。
【0013】図2に示すように、本実施例のシリアル通
信端末装置1は、ホームオートメーションにおける遠隔
監視制御システムで用いられる端末であり、建物内に配
線された伝送ラインLsに複数接続され、住宅内管理機
器などに設けられる伝送制御装置200との間で、監視
データや制御データの通信を行う。各端末で取得された
情報は、伝送制御装置200に送信され集中管理され
る。伝送制御装置200では、各端末装置にあらかじめ
割り振られた論理アドレスに基づき制御するための制御
データが送出され、端末の制御が可能となる。なお、本
発明のシリアル通信端末装置1では、各端末は、伝送ラ
インLsとは別のアドレス通知ラインLaにも接続され
ており、上流の端末のアドレスが下流の端末へ通知され
る。
【0014】伝送ラインLsは、遠隔監視制御システム
を構成する伝送制御装置200と端末との通信を行うた
めの建物内の信号線で、各端末を相互に順送り、いわゆ
る芋づる式(デージーチェーン)に接続している。この
調歩同期シリアル通信方式においては、スタートビット
とストップビットとを通信データの前後に付加して、所
定の速度をもったディジタル信号の送受が行われる。
【0015】アドレス通知ラインLaは、遠隔監視制御
システム内での上記各端末へ端末のアドレスを通知する
ための信号線であり、各端末は相互に順送り、いわゆる
芋づる式(デージーチェーン)に接続している。この場
合、アドレス通知ラインLaでは、電源投入時に、端末
内で決定されたアドレス情報が、下流の端末へと伝達さ
れる。そのアドレス情報が伝達された端末は、後述する
規則で自らのアドレスを決定し、そのアドレス情報をさ
らに下流の端末へと伝達する。したがって各端末では、
電源投入時に遠隔制御システム内での自らの論理アドレ
スが取得されるようなっている。
【0016】シリアル通信端末装置1は、前記伝送ライ
ンLsにシリアルデータバス5を介して接続され通信デ
ータを生成する中央処理部2と、該シリアルデータバス
5及び伝送ラインLs間に設けられて同中央処理部2と
伝送ラインLsとの接続状態の切り替えを行うゲート部
3と、同ゲート部3を介して中央処理部2と接続され前
記アドレス通知ラインLaから取得される自己のアドレ
ス情報を保持するアドレス保持部4とから構成される。
【0017】中央処理部2は、遠隔監視制御システムに
おけるシリアル通信端末装置1に係る通信データを処理
したり、シリアル通信端末1の挙動の制御を行うための
もので、CPU及び信号処理回路等を有する。中央処理
部2のCPUは、シリアルデータバス5を介して後述す
るゲート部3と接続され、このゲート部3を介して中央
処理部2が伝送ラインLsと接続される。したがって、
監視データや制御データなどの通信データがゲート部3
を通じて伝送ラインLsに送信されるようになってい
る。また、中央処理部2は、通信データ処理手段21と
トリガ信号発信手段22等とを有し、これらはソフトウ
ェアにより実現される。
【0018】通信データ処理手段21は、伝送制御装置
200に送信する端末での監視データやイベント情報の
データを作成したり、伝送制御装置200から送信され
た制御データを解析したりする。また、トリガ信号発信
手段22は、後述するゲート部3の接続状態を切り替え
るために、後述するアドレス保持部4へトリガ信号を発
信する。なお、このトリガ信号発信手段22において
は、トリガ信号としてクロック同期信号となる特定のビ
ット列が送信される。
【0019】ゲート部3は、遠隔監視制御システムにお
けるデータ通信用と電源投入時における自端末装置のア
ドレス取得用との通信路を切り替えるためのものであ
り、伝送ラインLsとの接続部に位置し、例えば図4に
示すような回路で形成される。このゲート部3において
は、後述するアドレス保持部4からのアドレス決定の信
号を受けて、前記中央処理部2とアドレス保持部4とに
接続された通信路と、前記中央処理部2と伝送ラインL
sとを結ぶ通信路との切り替えがなされる。すなわち、
電源投入時には中央処理部2とアドレス保持部4との接
続となっているが、アドレス決定の信号を受けて中央処
理部2と伝送ラインLsとの接続に切り替えられる。
【0020】アドレス保持部4は、自らのアドレスを決
定し保持するためのものであり、自らの端末装置のアド
レスを決定するアドレス演算回路41とパラレル−シリ
アルデータ変換をおこなうパラレル/シリアル変換回路
42とを有する。このアドレス演算回路41には、前述
したようにアドレス通知ラインLaから上流の端末のア
ドレス情報が入力される。この入力と定められたアドレ
ス演算規則により自らのアドレスを算出し、決定した自
らのアドレスを含むアドレスとしてパラレル/シリアル
変換回路42へ出力される。
【0021】また、パラレル/シリアル変換回路42
は、入力されるパラレル信号をシリアル信号出力に変換
するものであり、例えば図5に示すような回路で構成さ
れる。この場合、パラレル/シリアル変換回路42は、
自らはクロック生成手段を備えず、前記トリガ信号発信
手段22により入力される特定のビット列をクロック同
期信号として利用して、アドレス決定を示す信号をゲー
ト部3へ送信する。つまり、このパラレル/シリアル変
換回路42により、パラレル信号で入力されたアドレス
の情報が、クロック同期されたシリアル信号として中央
処理部2に接続された前記ゲート部3に出力される。し
たがって、アドレス保持部4で算出されたアドレス情報
が、中央処理部2へ伝達され認識される。
【0022】なお、前記アドレス演算規則は、アドレス
が唯一に決定できるものであればよく、ビットシフト演
算や加算(+1)などの単純な演算を実行するシフトレ
ジスタや加算器などの回路にて実現すればよい。例え
ば、アドレス演算規則を1ビットシフト演算とする場
合、入力されるパラレル信号がパラレル信号で1を示
す"0x01"となる信号が入力されたとき、1ビットシフト
させた"0x02"をシリアル信号に変換した信号、即ち2を
示すアドレス決定の信号がゲート部3に出力されるよう
になる。
【0023】シリアルデータバス5は、前記ゲート部3
と中央処理部2とを接続するシリアルデータバスであ
る。このシリアルデータバス5は、電源投入時には、自
端末のアドレスを中央処理部2に通知するための通信路
として制御され、その後ゲート部3により中央処理部2
がアドレス情報の受信を確認すると接続が切り替わり、
遠隔監視制御システムにおけるデータ通信用の通信路と
して機能する。したがって、中央処理部2がアドレスを
読み出す際にも、通信データの送受信に用いる既存のシ
リアルデータバスが共用されるので、専用バスを設けな
くとも低コストにアドレスの取得が容易になされる。
【0024】測定部6は、この端末の目的とする機能を
実現するためのもので、本実施例では、温度センサユニ
ットにて構成される。この測定部6では、計測した温度
計のアナログ値がその値を示す周波数のパルス信号に変
換され、後述する計数部7に出力される。
【0025】計数部7は、前記測定部6から出力される
パルス信号をカウントするためのものであり、本実施例
では温度センサから一定時間内に出力されるパルス信号
の周波数がカウントされる。そしてカウントされた数値
は、前記中央処理部2へパラレル出力される。すなわち
測定部6で計測された数値は、中央処理部2へパラレル
入力されることになる。なお、本実施例の中央処理部2
では、アドレスの取得に通信データの送受信に用いる既
存のシリアルデータバスが共用されることになり、専用
バスを設けなくてもよいことから、このパラレル入力用
のバスの本数を従来よりも多く設けることができる。す
なわち、温度センサで取得されるアナログ値を、高精度
のデジタル値にて中央処理部2へ入力することが可能と
なる。
【0026】以下に、図3のフローチャートを用いて、
電源投入時におけるシリアル通信端末装置1のアドレス
情報の取得動作を説明する。なお、シリアル通信端末装
置1は、既に伝送ラインLsとアドレス通知ラインLa
に接続されているものとする。
【0027】まず、端末の電源が投入されると、アドレ
ス保持部4は、接続されているアドレス通知ラインLa
から上流の端末のアドレスを確認し、そのアドレスから
アドレス演算規則により自らのアドレスを算出する(S
T1)。アドレスが算出されると、ゲート部3を制御し
てアドレス保持部4と中央処理部2を接続する(ST
2)。
【0028】次に、中央処理部2は、ゲート部3が切り
替えられたことを確認すると、トリガ信号発信手段22
を用いてアドレス保持部4にクロック同期信号となるト
リガ信号を出力する(ST3)。このトリガ信号が入力
されると、アドレス保持部4は、中央処理部2に前記ア
ドレスをアドレス情報して送信する(ST4)。この場
合、アドレス情報は、前記トリガ信号をクロック同期信
号として、ゲート部3を経てシリアルデータバス5を介
して中央処理部2に伝達される。このときさらに、アド
レス情報は、アドレス通知ラインLaを介して下流の端
末にも伝達される。中央処理部2は、アドレス情報受信
終了を確認すると(ST5)、ゲート部3を切り替え中
央処理部2と伝送ラインLsとを接続する(ST6)。
【0029】中央処理部2は、送信されたアドレス情報
を自端末装置の論理アドレスとして記憶し(ST7)、
このアドレスを用いて遠隔監視制御システムにおけるデ
ータ通信を開始する(ST8)。
【0030】以上の動作により、電源投入時において、
アドレス通知ラインLaからパラレル信号で入力された
アドレスの情報が、クロック同期されたシリアル信号と
してゲート部3に出力され、さらにゲート部3と接続さ
れたシリアルデータバス5を介して中央処理部2へ入力
される。したがって、アドレス保持部4で算出されたア
ドレス情報は、ゲート部3を介してシリアルデータバス
5経て中央処理部2へ伝達され認識されるのでシリアル
通信端末装置1のアドレス情報が取得される。
【0031】なお、本発明は上述の実施例に限定される
ものでなく、例えば、発明のシリアル通信端末装置1が
使用される遠隔監視制御システムは、集中管理システム
の形態に限らず分散制御システムなどの形態も含み、そ
の場合、伝送制御装置200は設けなくともよいが、他
の端末のアドレスを管理する手段が端末本体に設ければ
よい。また、測定部6も、温度センサに限らず、他の各
種センサ並びに、スイッチやリレーなどの機器であって
もよいことは言うまでもない。
【0032】
【発明の効果】以上、説明したように、ゲート部が、ア
ドレス保持部と中央処理部を結ぶ接続状態に切り替えら
れ、アドレス保持部にて保持されたアドレス通知ライン
から取得した自己アドレス情報が、ゲート部を介してシ
リアルデータバスを経て中央処理部に読み出され認識さ
れる。したがって、アドレスの取得に通信データの送受
信に用いる既存のシリアルデータバスが共用されること
になり、専用バスを設けなくとも低コストにアドレスの
取得が容易であり、且つ、中央処理部のデータバスの有
効利用も図ることができるという優れた効果を奏し得
る。
【0033】また、アドレス保持部は、アドレス情報が
読み出される際に、クロック同期信号が送信されるの
で、そのクロック同期信号を用いることで別途クロック
生成手段を設けなくとも、中央処理部でアドレス情報を
認識させることが可能となり、その構成が簡素化され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例によるシリアル通信端末装
置のブロック図である。
【図2】同シリアル通信端末装置を使用した遠隔監視制
御システムの構成図である。
【図3】同シリアル通信端末装置のアドレス取得動作の
フローチャートである。
【図4】同シリアル通信端末装置のゲート部の一例を示
す回路図である。
【図5】同シリアル通信端末装置のシリアル/パラレル
変換回路の一例を示す回路図である。
【図6】従来のシリアル通信端末装置を使用した遠隔監
視制御システムの構成図である。
【図7】従来のディップスイッチを用いたシリアル通信
端末装置のブロック図である。
【図8】従来のアドレス通知ラインを用いたシリアル通
信端末装置のブロック図である。
【符号の説明】
1 シリアル通信端末装置 2 中央処理部 3 ゲート部 4 アドレス保持部 5 シリアルデータバス Ls 伝送ライン La アドレス通知ライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 11/00 301 H04M 11/00 301 Fターム(参考) 5B014 HA11 HB04 HB05 5K032 BA01 BA02 BA08 DA12 DB19 DB22 5K048 AA01 BA12 BA21 BA51 DA02 EB01 FC01 GC02 HA02 HA31 5K101 KK11 KK13 LL05 NN41 PP03 VV01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遠隔監視制御システムにおける端末装置
    として、監視あるいは制御に用いる通信データを調歩同
    期シリアル通信方式にて送受信する伝送ラインに接続さ
    れるシリアル通信端末装置であって、 端末としての論理アドレスが、相互に順送りに接続され
    たパラレルデータバスにて形成されたアドレス通知ライ
    ンを介して設定されるシリアル通信端末装置において、 前記伝送ラインとシリアルデータバスを介して接続され
    前記通信データを処理する中央処理部と、該シリアルデ
    ータバス及び伝送ライン間に設けられて同中央処理部と
    伝送ラインとの接続状態の切り替えを行うゲート部と、
    同ゲート部を介して中央処理部と接続され前記アドレス
    通知ラインから取得される自己のアドレス情報を保持す
    るアドレス保持部とを備え、 前記中央処理部は、前記アドレス情報を前記アドレス保
    持部から読み出し、前記ゲート部を切り替えそのゲート
    部を介してアドレス情報を認識することを特徴とするシ
    リアル通信端末装置。
  2. 【請求項2】 前記中央処理部は、前記アドレス情報を
    読み出す際に、クロック同期信号をアドレス保持部へ送
    信することを特徴とする請求項1記載のシリアル通信端
    末装置。
JP2001292630A 2001-09-25 2001-09-25 シリアル通信端末装置 Pending JP2003102070A (ja)

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