JP2003100193A - 回路遮断装置 - Google Patents

回路遮断装置

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JP2003100193A
JP2003100193A JP2001292600A JP2001292600A JP2003100193A JP 2003100193 A JP2003100193 A JP 2003100193A JP 2001292600 A JP2001292600 A JP 2001292600A JP 2001292600 A JP2001292600 A JP 2001292600A JP 2003100193 A JP2003100193 A JP 2003100193A
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circuit breaker
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pole
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Akemi Shiokawa
明実 塩川
Yasuo Ichimura
安男 市村
Yoichi Kunimoto
洋一 国本
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1分岐回路毎にアーク故障を検出し低コスト
にて分岐回路を個別に遮断操作可能な回路遮断装置を提
供すること。 【解決手段】 規定の分電盤に装着可能な所定のモジュ
ール単体寸法をもったハウジングユニット2に、前記分
電盤の前面パネルの開口から操作可能となるように単極
遮断部3を構成する機構部品を設けるとともに、該ハウ
ジングユニット2の複数個を前記機構部品の設置スペー
ス以外の余剰空間21,21が連通するよう相互に連設
させてハウジング本体4を形成し、その連通した余剰空
間にわたって前記単極遮断部3,3それぞれの操作に関
連する操作機能部6を構成する電子部品を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回路遮断装置に関
し、特に交流分岐回路におけるアーク発生によるトラブ
ル、過負荷あるいは短絡を検出して事故発生を未然に防
止する保護機能としてのアーク故障検出回路をもった回
路遮断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、住宅等の屋内配線における分
岐回路毎の過電流、あるいは短絡電流による配線や負荷
機器等の保護は、過電流の熱よって変位する熱動バイメ
タル、あるいは過電流によって電路を瞬時にトリップさ
せる遮断用電磁コイルを用いた回路遮断装置を、分電盤
内に分岐開閉器とともに設置して行っていた。
【0003】ところで、電気機器に設けられている接続
用のコード等の被覆がすり切れたり、あるいは絶縁劣化
等によって芯線間が短絡したり、また、接続部の接続状
態が緩んだりするようなアーク故障の場合においては、
短絡電流が上記の回路遮断装置の動作電流まで流れない
ことがある。すなわち、通常の負荷電流のような連続通
電ではなく間欠的な通電となることがあり、このような
場合には回路遮断装置が作動することがなく、発火事故
や、最悪の場合には火災に至ることがあった。
【0004】上記のような欠点を補うために、最近、ア
ーク故障特有の放電電流波形を検出する回路遮断装置が
各種提案されている。このような回路遮断装置は、上記
アーク故障における電流波形を、電子回路によって通常
の負荷電流波形とアーク故障特有の放電電流波形とを識
別して検出するものである。そして、回路遮断器に内蔵
される電子回路は、例えば電流検出回路、電圧検出回
路、マイクロコンピュータ(以下マイコンと称する)、
駆動用の電源回路、電路引き外し回路、及び作動確認要
のテスト回路等から構成され、規定の分電盤に装着可能
な所定のモジュール単体寸法をもったハウジングユニッ
トに、遮断部を構成する機構部品とともに収容されて、
1分岐回路毎に対応するよう構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術においては、1つの回路遮断装置に上記の電子
回路がそれぞれ設けられており、したがって、回路遮断
装置1個あたりのコストの高いものとなった。
【0006】ところで、特開2000−48705とし
て開示されている、アーク故障トリップ機能及び地絡故
障トリップ機能を有する二極回路遮断装置が提案されて
いる。この回路遮断装置100は、分電盤の前面パネル
の1つの開口位置に割当てられた空間だけを占めると共
に上記の電子回路がハウジングの熱動−磁気トリップ機
構部分内で発生するアークから遮蔽されるように、4分
の3インチまたは1インチの標準型パネル、すなわち規
定の分電盤に収納可能としている。この場合、所定のモ
ジュール単体寸法幅となる上記寸法を有するハウジング
101が、縦続配置で互いに背中合わせに隔離された複
数の絶縁区画室102,103に分割されており、第1
の区画室102が回路遮断装置の機械部品を収納し、第
2の区画室103が回路遮断装置の作動に関連する電子
部品を収納させて構成されている。しかし、この回路遮
断装置100は、電子回路が二極同時に作動させるた
め、回路遮断装置1個にて各分岐回路毎に個別にアーク
故障を検出して遮断させることの出来ないことが想定さ
れる。
【0007】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、1分岐回路毎にアーク故
障を検出し低コストにて分岐回路を個別に遮断操作可能
な回路遮断装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の回路遮断装置にあっては、規定の分電盤に
装着可能な所定のモジュール単体寸法をもったハウジン
グユニットに、前記分電盤の前面パネルの開口から操作
可能となるように単極遮断部を構成する機構部品を設け
るとともに、該ハウジングユニットの複数個を前記機構
部品の設置スペース以外の余剰空間が連通するよう相互
に連設させてハウジング本体を形成し、その連通した余
剰空間にわたって前記単極遮断部の操作に関連する操作
機能部を構成する電子部品を設けたことを特徴としてい
る。
【0009】これにより、所定のモジュール単体寸法を
もって、規定の分電盤の前面パネルの開口から操作可能
となるよう、複数個のハウジングユニットそれぞれに設
けられた機構部品にて構成される単極遮断部は、そのハ
ウジングユニットの当該機構部品の設置スペース以外
の、連通した余剰空間にわたって配設された電子部品に
よる、前記単極遮断部の操作に関連する操作機能部によ
って操作可能とされる。
【0010】そして、上記操作機能部を形成する回路基
板を、前記ハウジング本体に外部から着脱自在となるよ
うに設けるのが好ましい。この場合、複数の分岐回路毎
に各単極遮断部を操作する操作機能部を形成する電子部
品の搭載された回路基板が、相互に連設されて形成され
たハウジング本体外部から着脱可能となる。
【0011】また、上記ハウジング本体は、前記回路基
板を装着させる貫通孔を、前記分電盤の前面パネルに対
向、または前記所定モジュールの長手方向に面する部位
の外壁に有するのが好ましい。この場合、各単極遮断部
を操作する操作機能部を形成する電子部品の搭載された
回路基板を、相互に連設されて形成されるハウジング本
体を構成するハウジングユニットの、分電盤の前面パネ
ルに対向、または前記所定モジュールの長手方向に面す
る部位の外壁に設けられる貫通孔を介して着脱できる。
【0012】また、上記操作機能部を、前記単極遮断部
の接続される複数の分岐回路毎の通電電流の周期を順次
検出し、その単極遮断部が作動するときに発生する個別
のアークをそれぞれ検出するものとし、1つの分岐回路
においてアーク発生のあったときに当該分岐回路以外の
他の単極遮断部の通電電流によるアーク検出の処理を停
止させても良い。この場合、複数個のハウジングユニッ
トそれぞれに設けられた機構部品にて構成される単極遮
断部が、そのハウジングユニット内に設けられる、同単
極遮断部の操作に関連する操作機能部によって、その単
極遮断部の接続される複数の分岐回路毎の通電電流の周
期が順次検出され、その単極遮断部が作動するときに発
生する個別のアークがそれぞれ検出されて、1つの分岐
回路においてアーク発生のあったときに当該分岐回路以
外の他の単極遮断部の通電電流によるアーク検出の処理
を停止させて、当該分岐回路のアーク発生状態が確認さ
れて操作される。
【0013】また、上記操作機能部は、前記単極遮断部
の複数のものを順次、又は一括に強制操作させる操作手
段を有するのが好ましい。この場合、所定のモジュール
単体寸法をもって、規定の分電盤の前面パネルの開口か
ら操作可能となるよう、複数個のハウジングユニットそ
れぞれに設けられた機構部品にて構成される単極遮断部
は、そのハウジングユニット内に設けられる、同単極遮
断部の操作に関連する操作機能部に設けられる操作手段
によって、複数のものが順次、又は一括に強制操作され
る。
【0014】また、上記操作手段を、その操作のさせ方
によって前記単極遮断部の複数のものを任意に選択し強
制操作可能と成すのが好ましい。この場合、所定のモジ
ュール単体寸法をもって、規定の分電盤の前面パネルの
開口から操作可能となるよう、複数個のハウジングユニ
ットそれぞれに設けられた機構部品にて構成される単極
遮断部は、そのハウジングユニット内に設けられる、同
単極遮断部の操作に関連する操作機能部に設けられる操
作手段の操作のさせ方によって、複数のもののうちの1
つが任意に選択されて強制操作される。
【0015】
【発明の実施の形態】分岐回路を個別に遮断させる電子
部品による操作機能部を低コストにて構成するという目
的を、規定の分電盤に装着可能で、分電盤の前面パネル
の開口から操作可能となるよう実現した。
【0016】
【実施例】図1は、本発明の回路遮断装置の1実施例の
説明図であって、この実施例の回路遮断装置1は、規定
の分電盤に装着可能な所定のモジュール単体寸法をもっ
たハウジングユニット2に、前記分電盤の前面パネル
(図示せず)の開口から操作可能となるように単極遮断
部3を構成する機構部品を設けるとともに、該ハウジン
グユニット2の複数個を前記機構部品の設置スペース以
外の余剰空間21,21が連通するよう相互に連設させ
てハウジング本体4を形成し、その連通した余剰空間に
わたって前記単極遮断部3,3それぞれの操作に関連す
る操作機能部6を構成する電子部品を設けており、単極
遮断部3は、従来のよく知られているものと同様であ
り、また、本発明の主体は回路系の搭載方法や構成にあ
るので、機構系の詳細な説明は省略する。
【0017】また、該実施例の回路遮断装置1において
は、操作機能部6を形成する回路基板61を、前記ハウ
ジング本体に外部から着脱自在となるように設けてもい
る。
【0018】詳しくは、この回路遮断装置1は、従来の
技術の項にて説明したものの如く、アーク故障特有の放
電電流波形を検出し回路遮断をおこなうもので、この場
合、2つの単極遮断部3、3を有しており、図1(a)
に示すように、同図(b)に示している1分岐回路毎の
アーク検出回路22が、規定の分電盤に装着可能な所定
のモジュール単体寸法をもったハウジングユニット2
に、手動にて回路遮断をおこなうハンドル31、機構的
に回路遮断をおこなう動作確認用のテストボタン32を
有して単極遮断部3を構成する機構部品とともに収容さ
れた単極用回路遮断装置を2つ接合して構成されてい
る。なお、本発明においては、上記以外、単極用回路遮
断装置を3つ等、2つ以上のものを用いて構成すること
もできる。
【0019】この場合、操作機能部6は、回路遮断装置
1を上部からみた状態における単極用回路遮断装置が、
その余剰空間21(斜線部分)が連通するよう接合され
て形成される連通した余剰空間(図1の斜線部分)にわ
たって設けられる。なお、ハウジングユニット2の一端
側には分岐回路の上流側となる主開閉装置と上下にそれ
ぞれ配置される回路バー(図示せず)にてバー接続され
る一次側バー接続端子(図示せず)が、他端側には分岐
回路の各負荷とVVFケーブル等を介してねじ接続され
る負荷側電線挿入口をもったが負荷端子8,8が配設さ
れている。このハウジングユニット2においては、ハウ
ジングケースがフェノール樹脂などの耐熱性樹脂材料に
よって形成され、回路遮断機構や、内部の熱動バイメタ
ル、あるいは遮断用電磁コイルによる過負荷保護、短絡
保護の各機構が電気的に絶縁され収容される。
【0020】この回路遮断装置1は、上記ハウジングユ
ニット2,2の互いに当接される側のケース部材の、余
剰空間21にあたる一部の隔壁を取り除いてハウジング
本体の連通した余剰空間を形成し、その部分に操作機能
部6を配設してある。したがって、この連通した余剰空
間は、従来の個々の操作機能部6を形成する電子回路に
充てられていた余剰空間21(図1(b)における斜線
部分)に加えて、上記ケース部材による隔壁部分もその
電子回路スペースに充てられるため、より大きい回路配
設スペースとなる。
【0021】上記ハウジング本体には、前記回路基板6
1を装着させる貫通孔5が、前記分電盤の前面パネルに
対向する面となる、ハウジングユニット2,2が相互に
当接される側壁周囲のハンドル31の設けられる周壁の
一部を切り欠いて設けられている。なお、本発明におい
ては、これ以外に、前記所定モジュールの長手方向とな
る、例えばハウジングユニット2の上記一次側バー接続
端子の部位側となる外壁を構成する周壁の一部を切り欠
いても構成することができる。
【0022】操作機能部6は、この場合、各負荷への接
続経路となる各分岐回路における負荷接続用のコード等
の被覆がすり切れたり、絶縁劣化等によってコードの芯
線間が短絡したり、あるいは負荷接続部のねじ端子が緩
んだりする接続状態の不安定が原因として発生するアー
ク故障アーク故障特有の放電電流波形を検出し前記単極
遮断部3,3それぞれを操作する回路部分である。そし
て、その回路基板61には、回路基板61を挟むように
して、各分岐回路のそれぞれの電流検出をおこなう2つ
の変流器を1つのケースに収めたCT部62と、各分岐
回路の短絡保護遮断、すなわち電路引き外しを兼ねたト
リップコイル63,63とが設けられており、また、そ
の基板上においては、図3(a)に示すように、処理回
路となるマイクロコンピュータ(以下マイコンと称す
る)64を中心として、上記CT部62による各分岐回
路の電流検出をおこなう電流検出回路65,65と、高
抵抗器による電圧検出センサ68を介して分岐回路の電
圧検出をおこなう電圧検出回路66と、上記トリップコ
イル63,63への通電出力をおこなう電路引き外し回
路67,67と、2つの分岐回路のうちの1つから商用
電源を受けて交流を直流に変換し上記各回路への駆動電
源供給をおこなうDC電源にて形成された電源回路69
が設けられている。すなわち、マイコン64としては、
少なくとも電流及び電圧をそれぞれ検出するためのアナ
ログ入力ポート、電路引き外し回路67,67へ制御出
力をおこなう信号出力ポートを有したものが使用され
る。
【0023】また、この場合、マイコン64、電源回路
69、電圧検出回路66及び後述するテストスイッチ6
Aを1個のユニットに設け、上記電流検出回路65から
の電流信号と上記トリップコイル63へのトリップ信号
とを単極遮断部3,3それぞれからリード線により接続
される構成としてあり、この回路基板61によるユニッ
トは、2つ以上の複数の単極遮断部へも対応可能として
ある。このように、アーク検出をおこなう回路を一つの
ユニットに集約させることにて、より多回路構成の回路
遮断装置へも効率よく対応させることができるという利
点があり、さらなる低コスト化を実現できる。さらに、
マイコン64をソケットを介して回路基板61へ実装さ
せることにて、そのプログラムの変更時において、上記
ユニットのマイコン64のみを交換することにて回路遮
断装置1全体の処理方式を変更することも対応可能とな
る。なお、放電電流波形を検出する構成は、上記の変流
器によるもの以外に、勿論、シャント方式と呼ばれる低
抵抗の抵抗器両端の電圧を検出し、その電圧値を電流に
変換するようにして形成することもできる。
【0024】また、上記回路基板61は、この場合、外
部から着脱自在となるよう上記貫通孔5からその端部が
覗くように配置され、また、その端部において引き抜き
ようの透孔あるいは切欠等を有して形成される。これに
より、複数の分岐回路毎に各単極遮断部3を操作する操
作機能部6を形成する電子部品の搭載された回路基板6
1が、相互に連設されて形成されるハウジング本体を構
成するハウジングユニット2の、分電盤の前面パネルに
対向する部位の外壁に設けられる貫通孔5を介して着脱
され、メンテンスが容易に実施でき、さらに回路遮断装
置1を分電盤に装着させた状態においても容易にメンテ
ナンスをおこなうことができてより使い勝手が良い。
【0025】また、上記したように、このものの操作機
能部6においては、従来、図3(b)に示したように、
マイコン64を始めとした、電路引き外しに係わる上記
電圧検出回路66、電圧検出センサ68及び電源回路6
9(図3(a)中において1,2と付記された各回路)
を共通をして構成することができるため、1つしか設け
る必要がなく、さらに、この場合、単極遮断部3,3の
2つのものを順次、又は一括に強制操作させ機構的に回
路遮断をおこなう操作手段に相当する、テストボタン3
2にて押し操作されるテストスイッチ6Aが上記マイコ
ン64に設けられている信号入力ポートへ接続される。
【0026】すなわち、ハウジングユニット2,2のう
ちの一方のものに当該テストボタン32が配設され、他
方のものの開口を封鎖させて形成される。これにより、
低コストにて操作機能部6が構成され、また、所定のモ
ジュール単体寸法をもって、規定の分電盤の前面パネル
の開口から操作可能となるよう、2個のハウジングユニ
ット2,2それぞれに設けられた機構部品にて構成され
る単極遮断部3,3は、そのハウジングユニット2,2
内に設けられる、同単極遮断部3,3それぞれの操作に
関連する操作機能部6に設けられる上記スイッチによっ
て、2つのものが順次、又は一括に強制操作されるの
で、テストボタン33、テストスイッチ6Aを共有する
ことで、より低コスト化を図ることができる。
【0027】また、この実施例の回路遮断装置1におい
ては、上記テストボタン32の押し操作のさせ方によっ
て単極遮断部3,3の何れか一方側のものを任意に選択
し強制操作可能とするようマイコン64の処理プログラ
ムが設定してある。例えば、テスト回路の選択は、テス
トボタン32を押している長さで切り替えることが可能
で、例えばテストボタン32を押している長さが1秒未
満の時は一方の側の単極遮断部3を、1秒以上押したと
きは他方の側の単極遮断部3をテストするようにしてあ
る。このテストボタンを押す長さの検出は、テストスイ
ッチ6Aの導通状態をマイコン64の信号入力ポートへ
入力することにより判別可能である。このように、テス
トをおこなう分岐回路を選定することで、どちらかの回
路遮断器に切断したくない負荷機器が接続された状態に
おいても、当該負荷機器への通電を遮断させることな
く、もう一方の単極遮断部3のテストを行うことができ
る。すなわち、所定のモジュール単体寸法をもって、規
定の分電盤の前面パネルの開口から操作可能となるよ
う、2つのハウジングユニット2,2それぞれに設けら
れた機構部品にて構成される単極遮断部3は、そのハウ
ジングユニット2内に設けられる、同単極遮断部3の操
作に関連する操作機能部6に設けられるテストスイッチ
6Aの操作のさせ方によって、複数のもののうちの1つ
が任意に選択されて強制操作されることとなって、その
使い勝手を良好にできる。
【0028】上記電流、あるいは電圧検出の回路あるい
は電路引き外しに係わる各回路、すなわちマイコン64
及びその周辺回路は、図4の説明図に示すように、2系
統の分岐回路(L及びN)を形成する電路に対して配設
され、またこのマイコン64内では、この2系統の電路
のアーク検出演算を図5(a)の処理タイミングチャー
トの手順にておこなう。このように回路遮断装置1が、
従来の単体型から複数接合型になることにて、マイコン
64内における演算処理ステップが接合された個数倍
(この場合は2倍)となる。しかし、この場合、上記操
作機能部6においては、単極遮断部3,3の接続される
2系統の分岐回路L、N毎の通電電流の周期を順次検出
し、その単極遮断部3,3が作動するときに発生する個
別のアークをそれぞれ検出するものとし、1つの分岐回
路L又はNにおいてアーク発生のあったときに当該分岐
回路以外の他の単極遮断部3の通電電流によるアーク検
出の処理を停止させて成る。
【0029】具体的には、図5(c)に示した、回路遮
断器単体時の電流サンプリング及びアーク電流波形の演
算の処理タイミングチャートにおいては、電流は、所定
の周期t0でサンプリングし、この期間t0毎に、まず
瞬時電流値をデジタル値に変換してマイコン64内にて
波形処理をおこない(処理期間t1)、アーク電流が発
生した場合には(同図中矢印A)、負荷電流と判別する
ために分析演算を行う(処理期間t2)。すなわち、分
析演算は、サンプリングと次のサンプリンとグの間の時
間を使って処理し、その後の分析演算において、電流を
アーク電流と判定した時に操作機能部6は、マイコン6
4から電路引き外し回路67を介してトリップコイル6
3への通電出力をおこない単極遮断部3をトリップさせ
る。
【0030】本実施例のハウジングユニット2,2を互
いに当接し接合した場合、図5(a)に示すように、ア
ークが発生するまでは、同ハウジングユニット2の一方
側Br1、及び他方側Br2とも上記の所定の周期t0
でサンプリングをおこなう。そして、例えばハウジング
ユニット2の一方側Br1の方でアークが発生した場合
(同図中矢印B)、ハウジングユニット2の他方側Br
2のサンプリングを一時休止し(同図中矢印C)、ハウ
ジングユニット2の一方側Br1の分析演算を集中して
おこない(処理期間t3)、その分析演算結果において
電流をアーク電流と判定した時に操作機能部6は、マイ
コン64から電路引き外し回路67を介してトリップコ
イル63への通電出力をおこない単極遮断部3をトリッ
プさせる(同図中矢印D)。このようにして2つの単極
遮断部3,3の接続された電路上でアークが発生しても
動作時間を遅らすことなくアークを検出し電路を遮断す
ることができるのである。なお、ハウジングユニット2
の他方側Br2のサンプリングは、上記一方側の回路遮
断の後に再開させるものとする。
【0031】すなわち、図5(b)に示すように、ハウ
ジングユニット2,2を互いに当接し接合し、ハウジン
グユニット2の一方側Br1、及び他方側Br2とも交
互に上記の所定の周期t0にてサンプリングし、2つの
うち何れかの側でアークが発生したときに分析演算を開
始し、その後においてもその期間t0毎に瞬時電流値を
デジタル値に変換し、マイコン64内にて波形処理した
後に電流をアーク電流と判定した時点で遮断するように
した場合、アークが発生したか否かの分析演算に充当で
きる時間は、Br1とBr2それぞれサンプリングに要
する処理以外の時間において処理演算しなければならな
いため、アークが発生してからマイコン64がアーク発
生と判断し、単極遮断部3をトリップさせる(同図中矢
印E)までの時間は図5(c)の回路遮断器単体の動作
時間に比べて長くなる。
【0032】しかし、この実施例の回路遮断装置1にお
いては、所定のモジュール単体寸法もった複数個のハウ
ジングユニット2,2それぞれに設けられた機構部品に
て構成される単極遮断部3が、そのハウジングユニット
2,2内に設けられる、同単極遮断部3,3それぞれの
操作に関連する操作機能部6によって、その単極遮断部
3の接続される2つの分岐回路L、N毎の通電電流の周
期が順次検出され、その単極遮断部3が作動するときに
発生する個別のアークがそれぞれ検出されて、1つの分
岐回路においてアーク発生のあったときに当該分岐回路
以外の他の単極遮断部3の通電電流によるアーク検出の
処理を停止させて、当該分岐回路のアーク発生状態が確
認されて操作され、以て、アークを検出するまでの演算
処理、すなわちアーク検出時間を増大させることなく比
較的短い時間にて検出することができるのである。
【0033】なお、以上説明した図5(a)の処理タイ
ミングチャートは、2系統の電路を同時にアーク検出を
おこなうマイコン64の演算処理能力が追いつかない場
合の処理方法を例示したもので、比較的演算処理能力の
低いマイコンを使用する際に効果的であり、勿論、マイ
コン64の処理能力が2系統の電路のアーク検出を同時
に演算処理可能な高速型のものであれば、図5(b)の
処理タイミングチャートによるものとすることができる
ことは言うまでもない。
【0034】上記の回路遮断装置1においては、図6に
示すように、分電盤9に搭載させて使用することができ
る。図中、斜線部を有した回路遮断装置が、本実施例の
アーク故障検出回路をもった回路遮断装置1である。こ
のアーク故障検出回路をもった回路遮断装置1は、所定
のモジュール単体寸法をもって、規定の分電盤9の前面
パネルの開口から操作可能となるよう、2つのハウジン
グユニット2,2それぞれに設けられた機構部品にて構
成される単極遮断部3が、そのハウジングユニット2の
当該機構部品の設置スペース以外の、連通した余剰空間
にわたって配設された電子部品による、単極遮断部3の
操作に関連する操作機能部6によって操作可能とされる
が、必要に応じて同じ所定のモジュール単体寸法をもっ
た通常の回路遮断装置10と置き換えが可能で、また勿
論この反対も可能である。このように回路遮断装置1
は、2分岐回路分を合体させた構成とすることにて2分
岐回路を1セットとして分電盤9の分岐回路が構成さ
れ、また、この種の回路遮断装置は、相互にほぼ隙間無
く分電盤9内に配置され、上記構成による回路遮断装置
1を分電盤9内に組み込んでも通常の回路遮断装置と外
観が変わらず、分電盤9の前側に設けられる前面パネル
を取り外してメンテナンスを行う際にも違和感が無いの
である。
【0035】したがって、以上説明した回路遮断装置1
によると、所定のモジュール単体寸法をもって、規定の
分電盤の前面パネルの開口から操作可能となるよう、2
個のハウジングユニット2,2それぞれに設けられた機
構部品にて構成される単極遮断部3は、そのハウジング
ユニット2,2の当該機構部品の設置スペース以外の、
連通した余剰空間にわたって配設された電子部品によ
る、前記単極遮断部3,3の操作に関連する操作機能部
6によって操作可能とされるので、1分岐回路毎にアー
ク故障を検出し低コストにて分岐回路を個別に遮断操作
できる。
【0036】そして、2つの分岐回路毎に各単極遮断部
3を操作する操作機能部6を形成する電子部品の搭載さ
れた回路基板61が、相互に連設されて形成されたハウ
ジング本体4外部から着脱可能となるので、回路基板6
1の故障に係るメンテンスを容易に実施でき、さらに当
該回路基板61を、相互に連設されて形成されるハウジ
ング本体4を構成するハウジングユニット2の、分電盤
の前面パネルに対向する部位の外壁に設けられる貫通孔
5を介して着脱できるので、回路遮断装置1を分電盤9
に装着させた状態においても容易にメンテナンスをおこ
なうことができてより使い勝手が良い。
【0037】また、2個のハウジングユニット2,2そ
れぞれに設けられた機構部品にて構成される単極遮断部
3が、そのハウジングユニット2,2内に設けられる、
同単極遮断部3,3それぞれの操作に関連する操作機能
部6によって、その単極遮断部3の接続される2つの分
岐回路毎の通電電流の周期が順次検出され、その単極遮
断部3が作動するときに発生する個別のアークがそれぞ
れ検出されて、1つの分岐回路においてアーク発生のあ
ったときに当該分岐回路以外の他の単極遮断部3の通電
電流によるアーク検出の処理を停止させて、当該分岐回
路のアーク発生状態が確認されて操作されるので、アー
ク検出時間を増大させることなく比較的短い時間にてア
ーク検出できる。また、2個のハウジングユニット2,
2それぞれに設けられた単極遮断部3,3は、そのハウ
ジングユニット2内に設けられる、同単極遮断部3それ
ぞれの操作に関連する操作機能部6に設けられるテスト
ボタン32によって、複数のものが順次、又は一括に強
制操作されるので、より低コスト化を図ることができ、
しかも、上記単極遮断部3は、そのハウジングユニット
2内に設けられる、同単極遮断部3,3それぞれの操作
に関連する操作機能部6に設けられるテストボタン32
の操作のさせ方によって、複数のもののうちの1つが任
意に選択されて強制操作されるので、1個のテストボタ
ンを押すのみで2個の回路遮断器のテストを行うことが
できてテストを行う際の手間を省くことができ、以て、
使い勝手は良好である。
【0038】なお、本発明は、上記に示されたアークを
検出する回路遮断器以外に、回路遮断器に漏電遮断機能
をもった電子回路が内蔵されているについても、電子回
路において共有できる部分を統合化させて2個の漏電遮
断器を接合し構成させたものを含むことは言うまでもな
い。
【0039】
【発明の効果】本発明は、上述の如く実施されて、請求
項1記載の回路遮断装置にあっては、所定のモジュール
単体寸法をもって、規定の分電盤の前面パネルの開口か
ら操作可能となるよう、複数個のハウジングユニットそ
れぞれに設けられた機構部品にて構成される単極遮断部
は、そのハウジングユニットの当該機構部品の設置スペ
ース以外の、連通した余剰空間にわたって配設された電
子部品による、前記単極遮断部の操作に関連する操作機
能部によって操作可能とされるので、1分岐回路毎にア
ーク故障を検出し低コストにて分岐回路を個別に遮断操
作できる。
【0040】また、請求項2記載の回路遮断装置にあっ
ては、複数の分岐回路毎に各単極遮断部を操作する操作
機能部を形成する電子部品の搭載された回路基板が、相
互に連設されて形成されたハウジング本体外部から着脱
可能となるので、回路基板の故障に係るメンテンスを容
易に実施できる。
【0041】また、請求項3記載の回路遮断装置にあっ
ては、各単極遮断部を操作する操作機能部を形成する電
子部品の搭載された回路基板を、相互に連設されて形成
されるハウジング本体を構成するハウジングユニット
の、分電盤の前面パネルに対向、または前記所定モジュ
ールの長手方向に面する部位の外壁に設けられる貫通孔
を介して着脱できるので、回路遮断装置を分電盤に装着
させた状態においても容易にメンテナンスをおこなうこ
とができてより使い勝手が良い。
【0042】また、請求項4記載の回路遮断装置にあっ
ては、複数個のハウジングユニットそれぞれに設けられ
た機構部品にて構成される単極遮断部が、そのハウジン
グユニット内に設けられる、同単極遮断部の操作に関連
する操作機能部によって、その単極遮断部の接続される
複数の分岐回路毎の通電電流の周期が順次検出され、そ
の単極遮断部が作動するときに発生する個別のアークが
それぞれ検出されて、1つの分岐回路においてアーク発
生のあったときに当該分岐回路以外の他の単極遮断部の
通電電流によるアーク検出の処理を停止させて、当該分
岐回路のアーク発生状態が確認されて操作されるので、
アーク検出時間を増大させることなく比較的短い時間に
てアーク検出できる。
【0043】また、請求項5記載の回路遮断装置にあっ
ては、所定のモジュール単体寸法をもって、規定の分電
盤の前面パネルの開口から操作可能となるよう、複数個
のハウジングユニットそれぞれに設けられた機構部品に
て構成される単極遮断部は、そのハウジングユニット内
に設けられる、同単極遮断部の操作に関連する操作機能
部に設けられる操作手段によって、複数のものが順次、
又は一括に強制操作されるので、より低コスト化を図る
ことができる。
【0044】また、請求項6記載の回路遮断装置にあっ
ては、所定のモジュール単体寸法をもって、規定の分電
盤の前面パネルの開口から操作可能となるよう、複数個
のハウジングユニットそれぞれに設けられた機構部品に
て構成される単極遮断部は、そのハウジングユニット内
に設けられる、同単極遮断部の操作に関連する操作機能
部に設けられる操作手段の操作のさせ方によって、複数
のもののうちの1つが任意に選択されて強制操作される
ので、1個のテストボタンを押すのみで2個の回路遮断
器のテストを行うことができてテストを行う際の手間を
省くことができ、以て、使い勝手は良好である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回路遮断装置の1実施例の説明図であ
る。
【図2】同回路遮断装置の回路基板の装着状態を示す説
明図である。
【図3】同回路遮断装置の回路基板の概略構成を示す説
明図である。
【図4】同回路遮断装置の回路基板の分岐回路との関わ
りを示す説明図である。
【図5】同回路遮断装置のアーク検出演算の処理手順を
示す説明図である。
【図6】同回路遮断装置の一使用状態を示す説明図であ
る。
【図7】本発明の従来例である回路遮断装置を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1 回路遮断装置 2 ハウジングユニット 21 余剰空間 3 単極遮断部 4 ハウジング本体 6 操作機能部 61 回路基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 国本 洋一 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 5G030 BA02 FA01 XX07 YY13

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 規定の分電盤に装着可能な所定のモジュ
    ール単体寸法をもったハウジングユニットに、前記分電
    盤の前面パネルの開口から操作可能となるように単極遮
    断部を構成する機構部品を設けるとともに、該ハウジン
    グユニットの複数個を前記機構部品の設置スペース以外
    の余剰空間が連通するよう相互に連設させてハウジング
    本体を形成し、その連通した余剰空間にわたって前記単
    極遮断部の操作に関連する操作機能部を構成する電子部
    品を設けたことを特徴とする回路遮断装置。
  2. 【請求項2】 前記操作機能部を形成する回路基板を、
    前記ハウジング本体に外部から着脱自在となるように設
    けた請求項1記載の回路遮断装置。
  3. 【請求項3】 前記ハウジング本体は、前記回路基板を
    装着させる貫通孔を、前記分電盤の前面パネルに対向、
    または前記所定モジュールの長手方向に面する部位の外
    壁に有して成る請求項2記載の回路遮断装置。
  4. 【請求項4】 前記操作機能部を、前記単極遮断部の接
    続される複数の分岐回路毎の通電電流の周期を順次検出
    し、その単極遮断部が作動するときに発生する個別のア
    ークをそれぞれ検出するものとし、1つの分岐回路にお
    いてアーク発生のあったときに当該分岐回路以外の他の
    単極遮断部の通電電流によるアーク検出の処理を停止さ
    せて成る請求項1乃至3のいずれか一つの請求項に記載
    の回路遮断装置。
  5. 【請求項5】 前記操作機能部は、前記単極遮断部の複
    数のものを順次、又は一括に強制操作させる操作手段を
    有して成る請求項1乃至4のいずれか一つの請求項に記
    載の回路遮断装置。
  6. 【請求項6】 前記操作手段を、その操作のさせ方によ
    って前記単極遮断部の複数のものを任意に選択し強制操
    作可能と成した請求項5記載の回路遮断装置。
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