JP2003099228A - ネットワーク印刷システム、プリンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークにおいて複数台のプリンタ／複
合機およびその設定や機能などをユーザが特に意識する
ことなく使用することができ、チェックミスや思い違い
などによる印刷ミスをなくすことができること。 【解決手段】 複数のクライアントと、複数のプリンタ
／複合機と、が接続され、前記クライアントから印刷ジ
ョブを発行していずれかの前記プリンタ／複合機におい
て印刷するネットワーク印刷システムであって、前記プ
リンタ／複合機の設定や機能を検知して保持する情報管
理手段と、印刷の際、前記印刷ジョブについて、要求さ
れている印刷条件に適するプリンタ／複合機を、前記情
報管理手段に保持されている情報を参照して前記複数の
プリンタ／複合機の中から選択して印刷を行わせる印刷
先選択手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク印刷
システム、プリンタに関する。

【０００２】

【従来の技術】通常、文書の印刷処理を行う場合、特殊
印刷のための指定を行うケースはそれ程多くは無いが、
印刷物の仕分け処理や会議資料などの印刷の場合に用紙
種やトレイの指定、あるいは、ステープルで綴じる処理
や、ファイリングのためのパンチ処理などを行うケース
も増えてきた。用紙種を増やしたり、ユーザ独自の設定
を設けたりなど、このような機能をサポートする機種も
増えてきたが、まだまだ要求を満たすまでには至ってい
ない。

【０００３】例えば、工場などで指示書を発行する場
合、工程により色分けを行ったりするが、現在の３〜５
段給紙トレイのプリンタではその要求を満たすことはで
きず、対応策として、同様の機能を持つプリンタを複数
台揃え、それぞれのプリンタのトレイに異なる色の用紙
をセットし、プリンタとトレイを指定して印刷を行って
いる現状がある。

【０００４】また、ステープル処理やパンチ処理などの
機能を使用する用途は限られるため、ケースによって
は、そのような機能は全てのプリンタに装備されている
必要は必ずしも無い。

【０００５】また、全ての機器を一新できるのならとも
かく、今まで使用していたプリンタなどと併用しなけれ
ばならない場合も多い。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる問題
点に鑑みてなされたものであり、ネットワークにおいて
複数台のプリンタ／複合機およびその設定や機能などを
ユーザが特に意識することなく使用することができ、チ
ェックミスや思い違いなどによる印刷ミスをなくすこと
ができるネットワーク印刷システムおよびプリンタ／複
合機を提供することを第１の目的とする。

【０００７】また、用紙種の概念（用紙種判別機能）な
どをサポートしない機種や、設定や機能などの情報の自
動登録機能を持たない機種でも上記の目的を達成できる
ネットワーク印刷システムおよびプリンタ／複合機を提
供することを第２の目的とする。

【０００８】

【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、請求項１記載の発明は、複数のクライアントと、
複数のプリンタ／複合機と、が接続され、クライアント
から印刷ジョブを発行していずれかのプリンタ／複合機
において印刷するネットワーク印刷システムであって、
プリンタ／複合機の設定や機能を検知して保持する情報
管理手段と、印刷の際、印刷ジョブについて、要求され
ている印刷条件に適するプリンタ／複合機を、情報管理
手段に保持されている情報を参照して複数のプリンタ／
複合機の中から選択して印刷を行わせる印刷先選択手段
と、を有することを特徴としている。

【０００９】請求項２記載の発明は、請求項１記載の発
明において、プリンタ／複合機は、自機の設定や機能な
どの情報を電源ＯＮ時などの所定のタイミングで情報管
理手段に対して送信して登録する処理を行う情報登録手
段を有することを特徴としている。

【００１０】請求項３記載の発明は、複数のクライアン
トと、複数のプリンタ／複合機と、が接続され、クライ
アントから印刷ジョブを発行していずれかのプリンタ／
複合機において印刷するネットワーク印刷システムであ
って、プリンタ／複合機の設定や機能の情報を保持する
情報管理手段と、用紙種の概念をサポートしていないプ
リンタについて、使用可能なプリンタと該プリンタの機
能、備える給紙トレイ、および該トレイに対応してセッ
トされる用紙種などの情報の手動登録を受け付けて、情
報を情報管理手段に記憶する手動登録対応手段と、印刷
の際、印刷ジョブについて、要求されている印刷条件に
適するプリンタ／複合機を、情報管理手段に保持されて
いる情報を参照して複数のプリンタ／複合機の中から選
択して印刷を行わせる印刷先選択手段とを有し、印刷先
選択の際、印刷先候補として選択された機種が用紙種の
概念をサポートしない機種だった場合、給紙トレイとセ
ットされている用紙種との対応情報を参照して印刷ジョ
ブの用紙種指定を給紙トレイ指定に変換して転送して印
刷を行わせることを特徴としている。

【００１１】請求項４記載の発明は、請求項１記載の情
報管理手段と、印刷先選択手段と、を有することを特徴
としている。

【００１２】請求項５記載の発明は、請求項３記載の情
報管理手段と、手動登録対応手段と、印刷先選択手段
と、を有することを特徴としている。

【００１３】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照しながら詳細に説明する。

【００１４】図１は、本発明の第１の実施の形態におけ
るネットワーク印刷システムの構成を示す図である。本
システムは、複数のクライアント１０、複数のプリンタ
（複合機を含む）２０、および、サーバ３０を含んで構
成され、これらがＬＡＮ接続されている。

【００１５】クライアント１０は、各ユーザが使用する
ＰＣ（パーソナルコンピュータ）などであり、印刷文書
データを有し、印刷を行う際にサーバ３０に対して印刷
ジョブを発行する。

【００１６】プリンタ２０は、ハードウェア的な印刷装
置であり、クライアント１０からの印刷データを受信し
て用紙への印刷処理を行う。これは、印刷機能の他にコ
ピーなどの機能を備える複合機（多機能機）でも良い。
プリンタ２０は、情報登録部２１を有する。各プリンタ
２０は、所定のインターフェースを介してネットワーク
に接続される。直接接続される場合は、ネットワークＩ
／Ｆカードにより接続される。

【００１７】サーバ３０は、複数のクライアント１０
（１〜ｍ）から印刷ジョブを受信してキューし、複数の
プリンタ２０（１〜ｎ）への転送の解決を行うプリント
サーバソフトウェア、および該ソフトウェアを実行する
コンピュータである。サーバ３０は、情報管理部３１
と、印刷先選択部３２とを有する。

【００１８】図２を参照して具体的に説明する。図２で
は、ＬＡＮにおいて、３台のクライアント１０（ｃ１〜
ｃ３）と、２台のプリンタ２０（ｐ１、ｐ２）が接続さ
れている。まず、各プリンタ２０の電源ＯＮ時、プリン
タ２０の情報登録部２１は、サーバ３０に対して、プリ
ンタ２０の構成・設定・機能などの情報を送信し、サー
バ３０の持つ情報管理部３１への情報登録を行う（図２
の矢印１）。登録情報の例を図３に示す。

【００１９】印刷を行う場合、各クライアント１０から
発行された印刷ジョブ（印刷データ）は、サーバ３０に
送信される（図２の矢印２）。次に、サーバ３０におい
て、印刷先選択部３２は、情報管理部３１を参照し、情
報登録されているプリンタの中から、印刷ジョブの要求
する印刷条件に適するプリンタの選択を行う。そして、
サーバ３０は、選択されたプリンタ２０に印刷データを
転送して印刷を行わせる（図２の矢印３）。

【００２０】印刷処理の具体例として、設置される各プ
リンタが２段の給紙トレイを持つ場合を想定する。ここ
で、使用する用紙は、各工程の指示のために、５種
（白、黄、赤、青、緑）を必要とするものとすると、そ
のために上記プリンタを３台使用することになる。

【００２１】３台のプリンタをｐ１〜ｐ３とする。プリ
ンタｐ１に両トレイとも白の用紙を、プリンタｐ２のト
レイ１に黄、トレイ２に赤の用紙を、プリンタｐ３のト
レイ１に青、トレイ２に緑の用紙をそれぞれセットした
とする（白の用紙は指示書以外の使用も考えられるため
使用頻度が高いので、トレイを２つ使用するものとし
た）。従来であれば、例えば青の用紙に印刷する場合、
ユーザが青の用紙がセットされているプリンタを確認し
（この場合、プリンタｐ３・トレイ１）、そのプリンタ
を出力先として選択し、トレイ１を指定して印刷指示を
行って印刷を行っていた。

【００２２】本発明のシステムの第１の実施例では、各
プリンタ２０は、電源がＯＮにされた時あるいは構成に
変化が生じた時などの所定のタイミングで、情報登録部
２１が、サーバ３０に対し、プリンタ情報（設定・機能
などを含む情報）を送信して、サーバ３０の情報管理部
３１に登録する。この場合、プリンタｐ３は、２段トレ
イ構成であり、トレイ１に青、トレイ２に緑の用紙がセ
ットされているというトレイ情報および用紙種情報を含
む情報を情報管理部３１に登録する。

【００２３】印刷を行う場合、ユーザは、クライアント
１０において、複数のプリンタ２０の中から印刷を行う
プリンタを指定する必要はなく、代わりに、印刷したい
用紙の種類、ここでは用紙種「青」を指定して印刷指示
をかけ、印刷ジョブが発行される。この印刷指示条件を
含む印刷ジョブはサーバ３０に送信されて解析される。
サーバ３０において、用紙種「青」が条件指定されてい
ることが判明すると、印刷先選択部３２は、図４のフロ
ーに従い、情報管理部３１に登録されている情報を参照
して青用紙がセットされているプリンタを検索する。印
刷条件を満たすプリンタ、ここではプリンタｐ３が選出
されると、サーバ３０は、印刷データをプリンタｐ３に
転送して印刷を行わせる。

【００２４】図４は、本発明の実施の形態におけるネッ
トワーク印刷システムの印刷先選択処理のフローチャー
トである。１において前段階として、クライアント１０
から印刷ジョブが発行され、サーバ３０は印刷ジョブを
受信している。印刷先選択部３２は、印刷ジョブが要求
する条件を満たすプリンタを情報管理部３１の保持する
登録情報を参照して候補をリストアップする（ステップ
Ｓ１〜Ｓ６）。

【００２５】条件を満たすプリンタの候補があるかどう
か確認し、ある場合（ステップＳ７・ＹＥＳ）、フロー
２へ進む。印刷条件を満たすプリンタがない場合は、エ
ラーとして処理する（ステップＳ８）。

【００２６】フロー２において、リストアップされたプ
リンタについて用紙種などの概念をサポートする機種で
あるかどうか確認し（ステップＳ９）、サポートしない
機種である場合（ステップＳ９・ＮＯ）、第２の実施例
の処理を行う（後述）。サポートする機種である場合
（ステップＳ９・ＹＥＳ）、候補の中から、各プリンタ
やネットワークの状況なども考慮して最も適当なプリン
タを選択決定して転送先プリンタ／複合機を決定し、該
当アドレスへ転送して印刷を行わせる（ステップＳ１
１）。

【００２７】印刷先選択部３２における候補リストアッ
プ処理の流れは以下のようなものである。まず、クライ
アント１０からの印刷ジョブに含まれる条件指定コマン
ドを参照し、用紙種の指定があるかどうか確認する（ス
テップＳ１）。ある場合、情報管理部３１の登録情報を
参照し、指定された用紙を使用することのできるプリン
タを候補としてリストアップする（ステップＳ２）。

【００２８】また、条件指定コマンドにおいて、ステー
プルの指定があるかどうか確認し（ステップＳ３）、あ
る場合、情報リストから、指定されたステープル位置に
おいてステープルの可能なプリンタを候補としてリスト
アップする（ステップＳ４）。

【００２９】また、条件指定コマンドにおいて、パンチ
の指定があるかどうか確認し（ステップＳ５）、ある場
合、情報リストから、指定されたパンチ位置においてパ
ンチの可能なプリンタを候補としてリストアップする
（ステップＳ６）。

【００３０】なお、ここでは例として以上の３つの印刷
条件指定を判断しているが、その他の機能についても判
断を行う。

【００３１】図５は、本発明の第２の実施の形態におけ
るネットワーク印刷システムの構成を示す図である。第
１の実施例と同様の要素は同じ記号で示している。第２
の実施例では、サーバ３０は、手動登録対応部３３をさ
らに有する。第２の実施例では、第１の実施例のような
サーバに対する情報登録の機能を持たないプリンタ４０
や、用紙種の概念（用紙種指定を判別する機能）を持た
ないプリンタ４０などを使用・併用する場合に、手動で
サーバ３０に対しプリンタ情報の登録を行う。

【００３２】また、用紙種などの概念が無いプリンタ４
０に対応して、サーバ３０では、変換テーブルを参照し
て、クライアント１０から発行される印刷ジョブに含ま
れる用紙種指定コマンドをトレイ指定コマンドに変換す
る処理を行う（条件を満たすプリンタのリストアップ処
理が行われた後にさらに図４のフロー２・ステップＳ１
０の処理が行われる）。変換テーブルには、クライアン
トからの用紙種などの条件指定コマンドと、各プリンタ
の持つ機能とを対応させて解決を行う情報が記述されて
いる。変換テーブルの例を図６に示す。

【００３３】なお、手動で情報登録を行った場合、電源
ＯＦＦ／ＯＮにより登録情報が消えることはなく、新た
に手動登録処理が行われるまで、常時、上記登録情報が
保持されている状態が維持される。

【００３４】前述の例を用いて説明すると、サーバ３０
の印刷先選択部３２において、指定用紙「青」がセット
されているプリンタｐ３が選択されると共に、選択され
たプリンタが手動で情報登録されたプリンタかどうかが
チェックされ、選択されているプリンタｐ３が手動で情
報登録されたプリンタである場合、変換テーブルを参照
して、クライアント１０からの用紙種指定コマンド「用
紙種（青）」を、プリンタｐ３へのトレイ指定コマンド
「印刷先（ｐ３）・トレイ（１）」に置き換える処理を
行う。そして、印刷データは、上記トレイ指定コマンド
と共にプリンタｐ３へ転送されることになる。このよう
な処理により、用紙種などの概念をサポートしないタイ
プのプリンタを混在させる場合でも第１の実施例と同様
の操作で印刷を行うことが可能となる。

【００３５】図７は、本発明の第３の実施の形態におけ
るネットワーク印刷システムの構成図である。第１およ
び第２の実施例におけるサーバ３０の代わりに、その機
能を持つプリンタ５０がその代わりを果たしている。プ
リンタ５０は、第１および第２の実施例の構成要素と同
様の機能を果たす情報管理部５１、印刷先選択部５２、
手動登録部５３を備える。クライアント１０からの印刷
ジョブは、プリンタ５０に送信され、第１および第２の
実施例と同様に、印刷先の解決が行われて該当のプリン
タ２０に転送されて印刷が行われる。

【００３６】なお、上述した実施形態は、本発明の好適
な実施形態の一例を示すものであり、本発明はそれに限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内に
おいて、種々変形実施が可能である。

【００３７】

【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
１記載の発明によれば、ユーザは、複数台のプリンタ／
複合機を特に意識することなく印刷処理を行うことが可
能となり、また、従来のようなプリンタ選択時のチェッ
クミスや思い違いによる印字ミスを無くすことが可能と
なる。

【００３８】また、請求項３記載の発明によれば、用紙
種などの概念をサポートしない機種や情報登録機能の無
い機種も使用可能となる。

【００３９】また、請求項４および５記載の発明によれ
ば、サーバコンピュータを用意することなくプリンタを
意識することのない印刷処理が可能となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１の実施の形態におけるネットワー
ク印刷システムの構成を示す図である。

【図２】本ネットワーク印刷システムにおける処理の概
略を示す図である。

【図３】情報管理部３２に登録されるプリンタ情報の例
を示す図である。

【図４】本発明の実施の形態におけるネットワーク印刷
システムの動作を示すフローチャートである。

【図５】本発明の第２の実施例のネットワーク印刷シス
テムの構成を示す図である。

【図６】手動登録機種対応用の変換テーブルの例を示す
図である。

【図７】本発明の第３の実施例のネットワーク印刷シス
テムの構成を示す図である。

【符号の説明】

１０ クライアント ２０ プリンタ／複合機 ３０ サーバ ２１ 情報登録部 ３１ 情報管理部 ３２ 印刷先選択部 ３３ 手動登録対応部 ４０ プリンタ／複合機 ５０ プリンタ／複合機

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 複数のクライアントと、複数のプリンタ
   ／複合機と、が接続され、前記クライアントから印刷ジ
   ョブを発行していずれかの前記プリンタ／複合機におい
   て印刷するネットワーク印刷システムであって、 前記プリンタ／複合機の設定や機能を検知して保持する
   情報管理手段と、 印刷の際、前記印刷ジョブについて、要求されている印
   刷条件に適するプリンタ／複合機を、前記情報管理手段
   に保持されている情報を参照して前記複数のプリンタ／
   複合機の中から選択して印刷を行わせる印刷先選択手段
   と、を有することを特徴とするネットワーク印刷システ
   ム。
2. 【請求項２】 前記プリンタ／複合機は、 自機の設定や機能などの情報を電源ＯＮ時などの所定の
   タイミングで前記情報管理手段に対して送信して登録す
   る処理を行う情報登録手段を有することを特徴とする請
   求項１記載のネットワーク印刷システム。
3. 【請求項３】 複数のクライアントと、複数のプリンタ
   ／複合機と、が接続され、前記クライアントから印刷ジ
   ョブを発行していずれかの前記プリンタ／複合機におい
   て印刷するネットワーク印刷システムであって、 前記プリンタ／複合機の設定や機能の情報を保持する情
   報管理手段と、 用紙種の概念をサポートしていないプリンタについて、
   使用可能なプリンタと該プリンタの機能、備える給紙ト
   レイ、および該トレイに対応してセットされる用紙種な
   どの情報の手動登録を受け付けて、該情報を前記情報管
   理手段に記憶する手動登録対応手段と、 印刷の際、前記印刷ジョブについて、要求されている印
   刷条件に適するプリンタ／複合機を、前記情報管理手段
   に保持されている情報を参照して前記複数のプリンタ／
   複合機の中から選択して印刷を行わせる印刷先選択手段
   と、を有し、 前記印刷先選択の際、印刷先候補として選択された機種
   が用紙種の概念をサポートしない機種だった場合、前記
   給紙トレイとセットされている用紙種との対応情報を参
   照して前記印刷ジョブの用紙種指定を給紙トレイ指定に
   変換して転送して印刷を行わせることを特徴とするネッ
   トワーク印刷システム。
4. 【請求項４】 請求項１記載の前記情報管理手段と、前
   記印刷先選択手段と、を有することを特徴とするプリン
   タ。
5. 【請求項５】 請求項３記載の前記情報管理手段と、前
   記手動登録対応手段と、前記印刷先選択手段と、を有す
   ることを特徴とするプリンタ。