JP2003096945A - 複合パネル - Google Patents

複合パネル

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JP2003096945A
JP2003096945A JP2001294292A JP2001294292A JP2003096945A JP 2003096945 A JP2003096945 A JP 2003096945A JP 2001294292 A JP2001294292 A JP 2001294292A JP 2001294292 A JP2001294292 A JP 2001294292A JP 2003096945 A JP2003096945 A JP 2003096945A
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composite panel
surface material
inorganic fiber
core material
fiber mesh
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JP2001294292A
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Shoichi Okubo
正一 大久保
Takuya Nishikawa
拓也 西川
Tatsuo Ando
達夫 安藤
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Mitsubishi Kagaku Sanshi Corp
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Mitsubishi Kagaku Sanshi Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 充分な防火性能を備えつつ、断熱性、機械的
強度、取扱性等の常温での各種特性にも優れ、かつ生産
性も高い、総合的な性能に優れた複合パネルを提供す
る。 【解決手段】 表面材と裏面材との間に芯材を介設した
複合パネルにおいて、表面材と裏面材との間に、糸密度
が縦・横それぞれ1〜20本/25mm、引張り強度が
2〜40N/mmの無機繊維メッシュを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表面材と裏面材との間
に芯材が介設されてなる複合パネルに関し、特に、外装
材、内装材、屋根材、床材等の建築材料として有用な、
防火性及び断熱性を備えた複合パネルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、表面材及び裏面材として金属面材
等を、芯材として硬質プラスチックフォームを用いた複
合パネル(サンドイッチパネル)は、優れた断熱性、防
火性、軽量性、施工性を有することから、建築部材とし
て一般に広く使用されてきた。中でも、難燃性の優れた
ポリイソシアヌレートフォームやポリフェノールフォー
ムを芯材としたパネルは、旧JIS−A−1301、J
IS−A−1302の試験法による防火認定を取得して
おり、特に有用であった。
【0003】しかし、2000年6月改正の建築基準法
関連法規に規定された、ISO 834準拠の建築工法
防火認定試験の加熱曲線及び判定基準によると、上述し
た従来のパネルは、断熱性や軽量性は良好であるが、防
火性が充分でなく、防火構造材や準防火構造材として認
定されるものではない。
【0004】これに対して、特開平10−227086
号公報には、上記のサンドイッチパネルの両端に雄雌連
結構造を形成したパネルにおいて、芯材をイソシアヌレ
ートフォームで形成するとともに、少なくとも表面材の
裏面に耐火シートを形成し、さらに、両端に不燃ボード
を表面材から裏面材に亘って一体に形成することが記載
されている。
【0005】上記公報には、この耐火シートが無機材よ
りなるとの記載があり、具体的にはロックウールフェル
ト、セラミックウール、グラスウール等が挙げられてい
る。また、この耐火シートは、黒鉛成分と無機繊維とを
合成樹脂でバインドした芯部を、不織布から形成した表
皮及び裏皮でサンドイッチした、シート状構造物である
との記載もある。
【0006】しかし、上記公報記載の、ロックウールフ
ェルト、セラミックウール、ガラスウール等の無機材よ
りなる耐火シートは、防火性には優れているものの、そ
の素材や形状ゆえに加熱時の熱拡散に劣り、パネルに使
用した際に充分な断熱性を得ることができない。また、
表面材、裏面材、芯材への接着性が不十分となり易く、
耐火パネルの機械的強度が低下し易い上に、重量が重い
ために取扱性が悪く、現場での施工性にも劣る。さら
に、比較的硬いシート状の無機材を耐火シートとして使
用するので、生産性の面でも難がある。すなわち、上記
公報記載の耐火シートを設けたパネルは、防火性の面で
は優れているが、パネルとしての総合的な性能は依然と
して不充分である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した改正後の建築
基準法関連法規によれば、防火構造材又は準防火構造材
として認定されるためには、規定された不燃性試験及び
発熱性試験のいずれかによる基準を満たせば良いことと
なった。従って、今後の断熱防火複合パネルとしては、
こうした基準を満たす最低限の防火性を備えつつ、常温
での各種特性(断熱性、機械的強度、取扱性)にも優
れ、かつ生産性も高いという、総合的な性能が要求され
る。しかしながら、上述した各種先行技術はいずれも、
充分な防火性及び常温での各種特性の双方を満たすもの
ではなく、総合的な性能に優れているとは言い難い。
【0008】本発明は、上述の課題に鑑みてなされたも
のである。すなわち、本発明の目的は、改正後の建築基
準法関連法規に基づく新たな試験によって、防火構造材
又は準防火構造材として認定されるために充分な防火性
能を備えつつ、断熱性、機械的強度、取扱性等の常温で
の各種特性にも優れ、かつ生産性も高い、総合的な性能
に優れた複合パネルを提供することに存する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を達成するために鋭意検討を重ねた結果、表面材と裏面
材との間にメッシュ状の無機繊維を形成することによ
り、複合パネルの取扱性や生産性を損なうことなく、複
合パネルに充分な防火性能を与え、かつ、断熱性や機械
的強度をも高めることに成功した。
【0010】即ち、本発明の趣旨は、表面材と裏面材と
の間に芯材を介設した複合パネルにおいて、該表面材と
該裏面材との間に、糸密度が縦・横それぞれ1〜20本
/25mm、引張り強度が2〜40N/mmの無機繊維
メッシュを設けることを特徴とする、複合パネルに存す
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の詳細を説明する。
本発明の複合パネルは、表面材と裏面材との間に芯材が
介設されたもので、表面材と裏面材との間に、糸密度が
縦・横それぞれ1〜20本/25mm、引張り強度が2
〜40N/mmの無機繊維メッシュが設けられたことを
特徴とする。なお、無機繊維メッシュの位置は、表面材
と裏面材との間であれば任意であり、例えば、表面材と
芯材との間、芯材の内部、芯材と裏面材との間等の何れ
の位置でもよい。
【0012】〔 I 〕 無機繊維メッシュ 本発明の複合パネルに用いられる無機繊維メッシュは、
無機繊維からなる糸が縦方向及び横方向に各々平行に配
列され、これらが互いに交差した形状を有する。
【0013】本発明の無機繊維メッシュを形成する糸の
材質としては、各種の公知の無機繊維を用いることがで
きる。具体的には、ガラス繊維、アルミナ繊維、セラミ
ック繊維、ロックウール等が挙げられる。
【0014】本発明の無機繊維メッシュを形成する糸の
密度は、小さすぎると複合パネルの単位面積あたりの無
機繊維量が少なくなり、複合パネルの防火性や機械的強
度が低下する一方で、大きすぎると複合パネルの断熱性
が損なわれたり、表面材又は裏面材と芯材との接着力が
低下したりする。従って、縦・横それぞれの方向につ
き、通常1〜20本/25mmの範囲が適切である。前
記範囲の中でも、2〜10本/25mmの範囲が好まし
く、3〜7本/25mmの範囲がさらに好ましい。
【0015】また、本発明の無機繊維メッシュの引張り
強度は、小さすぎると複合パネルの単位面積あたりの無
機繊維量が少なくなり、複合パネルの防火性や機械的強
度が低下する一方で、大きすぎると複合パネルの断熱性
が損なわれたり、表面材又は裏面材と芯材との接着力が
低下したりする。従って、通常2〜40N/mmの範囲
が適切であるが、前記範囲の中でも2〜30N/mmの
範囲が好ましく、2.5〜20N/mmの範囲がさらに
好ましい。
【0016】本発明の無機繊維メッシュの厚さは、通常
0.15〜1.0mmの範囲が適切であるが、前記範囲
の中でも0.17〜0.9mmの範囲が好ましく、0.
18〜0.8mmの範囲がさらに好ましい。なお、無機
繊維メッシュは一層でも、複数積層されていてもよい。
後者の場合、一体に積層しても分割して積層してもよい
が、複数層の総厚みとしては通常0.15〜1.0mm
程度が適切である。
【0017】また、本発明の無機繊維メッシュの単位面
積当たりの重量は、通常15〜300g/m2の範囲が
適切であるが、前記範囲の中でも15〜200g/m2
の範囲が好ましく、16〜180g/m2の範囲がさら
に好ましい。
【0018】本発明で使用するメッシュ状の無機繊維
は、複合パネルの防火性能や曲げ強度等の剛性を向上さ
せるとともに、複合パネルの成型後の反りや収縮を抑
え、複合パネルの形状を維持する効果がある。また、加
熱時の熱拡散にも優れており、複合パネルに充分な断熱
性を与えることが可能である。さらに、重量が軽いの
で、複合パネルの取扱性を損なうことながく、現場での
施工性を妨げない。
【0019】加えて、特に芯材として硬質プラスチック
フォーム等の発泡体とともに使用する場合、芯材内の発
泡剤等のガスに起因する施工後の複合パネルの膨れを抑
えることができる。さらに、発泡体の原液が無機繊維メ
ッシュに容易に浸透するため、接着剤を用いなくとも表
面材、裏面材、芯材に確実に固定することができ、結果
として複合パネルの生産性を妨げることなく、その機械
的強度を向上させることができる。
【0020】なお、複数本の糸を束ねて構成された糸
(以下、複合糸と呼ぶ。)を、メッシュの縦・横方向の
一方又は両方に用いて、本発明の無機繊維メッシュを形
成してもよい。これによって、単独の糸(以下、単独糸
と呼ぶ。)を用いる場合に比べ、複合パネルの強度を高
めることが可能となり、特に芯材としてポリイソシアヌ
レートフォームを使用している場合には、加熱時のクラ
ック防止効果が大きくなる。この場合、一本の複合糸に
含まれる単独糸の本数は、通常1〜4本の範囲、好まし
くは2〜3本の範囲である。また、無機繊維メッシュに
おける複合糸の密度は、縦・横それぞれの方向につき、
通常1〜20本/25mmの範囲、好ましくは2〜10
本/25mmの範囲である。
【0021】無機繊維の形状としては、メッシュ状の他
に、フィラメント状、ロービング状、ストランド状、チ
ョップドストランド状、マット状、シート状等が挙げら
れるが、これらメッシュ状以外の形状では、いずれも上
述の各種利点の全てを得ることはできず、本発明には適
さない。
【0022】〔 II 〕 芯材 本発明の複合パネルに使用される芯材は、公知の様々な
素材を用いることが可能であるが、中でも上述した無機
繊維メッシュとの併用によって上述の各種利点を顕著に
得られることから、硬質プラスチックフォームに代表さ
れる発泡体を主体として構成することが好ましい。ここ
で、「主体とする」とは、通常85重量%以上を指す
が、特に好ましくは95重量%以上である。また、下記
の添加剤を添加する場合、下限は50重量%を超え、通
常は60重量%以上となる。
【0023】硬質プラスチックフォームの材料として
は、公知の様々な材料を用いることが可能であるが、具
体的には、ポリイソシアヌレート、ポリフェノール、ポ
リウレタン等が挙げられる。これらの材料は、いずれか
一つを単独で用いてもよく、複数を選択して組み合わせ
て用いてもよい。
【0024】ポリイソシアヌレートフォームは、ポリイ
ソシアヌレートを重合付加反応させて得られる。ポリイ
ソシアヌレートとしては、一分子中に2個以上のイソシ
アネート基を有する有機ポリイソシアネートであって、
芳香族ポリイソシアヌレート化合物、更にこれらの変性
物が包含される。芳香族ポリイソシアヌレートとして
は、例えば、トルエンジイソシアヌレート、ジフェニル
メタンジイソシアヌレート、ポリメリックジフェニルメ
タンジイソシアヌレート等が挙げられる。また、これら
の変性物としては、カルボジイミド変性物、プレポリマ
ー変性物等が挙げられる。本発明において好ましいポリ
イソシアヌレートは、芳香族系ポリイソシアヌレート又
は芳香族系ポリイソシアヌレートの変性物であり、特に
好ましくはジフェニルメタンジイソシアヌレート、ポリ
メリックジフェニルメタンジイソシアヌレート及びこれ
らの変性物である。これらのイソシアヌレートを以下に
具体的に示す。
【0025】ジフェニルメタンジイソシアヌレートは、
以下に示す構造を持つものである。
【化1】
【0026】ポリメリックジフェニルメタンジイソシア
ヌレートは、上記ジフェニルメタンジイソシアヌレート
の重合物であり、NCO合有量が29〜35%であり、
粘度2500cps(25℃)以下のものである。
【0027】また、これらの変性物としては、カルボジ
イミド変性物、プレポリマー変性物等がある。カルボジ
イミド変性物は、公知のリン系触媒を用いてカルボジイ
ミド結合を導入したものである。プレポリマー変性物
は、イソシアヌレートとポリオールとを反応させ末端に
イソシアヌレート基を残したものであり、このプレポリ
マー用ポリオールとしては、ポリイソシアヌレート樹脂
用の全てのポリオールを使用することができる。
【0028】一方、本発明に使用されるポリオール化合
物としては、一分子中に2個以上の活性水素を有する化
合物であれば良く、具体的には、下記(a)〜(d)に
示すものが挙げられる。
【0029】(a)アルコール、アミン類;例えば、エ
チレングリコール、プロピレングリコール、ブチレング
リコール、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペン
タエリスリトール、メチルアミン、エチルアミン、エチ
レンジアミン、トルエンジアミン等が用いられる。
【0030】(b)ポリエーテルポリオール、(a)の
化合物にエチレンオキサイド、プロピレンオキサイド等
のアルキレンオキサイドを付加したもの;例えば、ジエ
チレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチ
レングリコール、ジプロピレングリコール等が用いられ
る。
【0031】(c)ポリエステルポリオール、ポリカル
ボン酸と(a)又は(b)の化合物とをエステル化反応
させたもの、或いはポリカルボン酸にアルキレンオキサ
イドを付加させた物;ポリカルボン酸としては、例えば
マレイン酸、コハク酸、アジピン酸、セバシン酸、フタ
ル酸、トリメリット酸、ピロメリット酸等が用いられ
る。
【0032】(d)その他のポリオール、大きな意味で
上記のポリオール類に包括されるが、難燃性、低発煙性
用の特殊ポリオールとしてハロゲン元素を含むハロゲン
系ポリオール、一つ以上の活性水素を含むリン酸エステ
ル系ポリオール、リン酸エステルポリオールにハロゲン
元素を加えたハロリン酸エステル系ポリオール、Si元
素を含むシリケートポリオール等。
【0033】これらのポリオール類は、単独で使用して
も2種類以上を混合して使用しても良い。本発明におい
て、得られる難燃性ポリイソシアヌレートフォームの低
発煙性、耐熱性、難燃性、低脆性を改良できるものとし
て、好ましいポリオールは、有機物含有量の少ないポリ
オール、アルキレンオキシドを使用しているポリオール
ではエチレンオキサイドの割合の多いポリオール、エス
テル結合を含むポリオール、そして、特に(d)に挙げ
たようなポリオール類である。また、芳香族ポリエステ
ルポリオールは、それ自体難燃性の向上に有効であり、
機械的強度の改善にも有効である。
【0034】その他の含有成分としては、発泡剤、無機
フィラー、触媒、整泡剤等の添加剤である。これらの添
加剤の添加量は、合計で通常20〜50重量%の範囲が
適切であるが、中でも25〜40重量%の範囲が好まし
い。
【0035】本発明に使用される発泡剤としては、通常
のポリイソシアヌレートフォームの製造に使用される全
ての発泡剤が使用できる。例えば、低沸点不活性溶剤と
して、ハイドロクロロフルオロカーボン(HCFC)、
ハイドロフルオロカーボン(HFC)、ハイドロフルオ
ロエーテル(HFE)、ハイドロカーボン(HC)、液
化炭酸ガス、フロン系化合物等、反応によってガスを発
生するものとして水、酸アミド、ニトロアルカン等、熱
分解してガスを発生するものとして重炭酸ナトリウム、
炭酸アンモニウム等がある。環境保全の観点から、これ
らの中でも好ましい発泡剤として、炭酸ガスやシクロペ
ンタン等の炭化水素(HC)が挙げられる。発泡剤の含
有率は、通常は1〜25重量%の範囲、好ましくは5〜
15重量%の範囲である。
【0036】また、助剤として、トリスクロロプロピル
フォスフェート等のリン及び/又はハロゲン含有有機化
合物、ハロゲン含有樹脂、酸化アンチモン等の無機フィ
ラー、顔料、染料等の着色粉末、有機溶媒などを添加し
ても良い。
【0037】無機フィラーとしては、水酸化アルミニウ
ム、水酸化マグネシウム、硼砂、硼酸、硼酸亜鉛、黒曜
石(真珠岩)よりなるパーライト、シラスバルーン等が
挙げられる。無機フィラーの含有率は、通常5〜35重
量%の範囲、好ましくは10〜30重量%の範囲であ
る。
【0038】本発明に使用される触媒としては、通常の
イソシアヌレートフォームの製造に使用される全ての触
媒が使用できる。例えば、酢酸ナトリウム、ナフテン酸
カリウム等の金属塩、トリエチルアミン、N,N′,
N″−トリス(ジメチルアミノプロピル)ヘキサヒドロ
トリアジン等の3級アミン類等を用いることができる。
触媒の含有率は、その種類に応じて適宜選択すればよい
が、通常は1〜5重量%の範囲であり、好ましくは2〜
4重量%の範囲である。
【0039】整泡剤(界面活性剤)としては、非イオン
系界面活性剤、カチオン系界面活性剤、アニオン系界面
活性剤のいずれを使用しても良いが、好ましくはシリコ
ーン系界面活性剤が良い。具体的には、ジメチルポリシ
ロキサン、アルキレンオキサイド共重合体が挙げられ
る。整泡剤の含有率は、通常は0.5〜3重量%の範
囲、好ましくは1〜2重量%の範囲である。
【0040】芯材の厚さ及び密度は、複合パネルに要求
される防火性能の等級や断熱係数に応じて適宜変更すれ
ばよいが、具体的には、厚さは、通常25〜100m
m、好ましくは30〜60mmで、密度は、通常40〜
200kg/m3、好ましくは50〜160kg/m3
ある。
【0041】硬質プラスチックフォームの製造方法とし
ては、公知の様々な手法を使用することが可能である。
具体的には、例えば、触媒、整泡剤、発泡剤、無機フィ
ラーの存在下で、上述したポリイソシアヌレート、ポリ
フェノール、ポリウレタン等の材料とポリヒドロキシ化
合物とを、NCO/OHの当量比が通常2.0以上とな
る条件で反応させることにより製造される。
【0042】〔 III 〕 表面材・裏面材 本発明の複合パネルに使用される表面材及び裏面材は、
不燃性で軽量なものであればその素材は制限されず、公
知の様々な素材を用いることが可能である。中でも、防
火性に優れる金属薄板、例えば鉄、アルミニウム、銅、
ステンレス、チタニウム、アルミ・亜鉛合金メッキ鋼
板、ガルバニウム鋼板、塩ビ鋼板、制振鋼板及びこれら
に塗装したカラー鋼板を材料として、これをロール成型
したものを用いることが好ましい。また、珪酸カルシウ
ムボード、石膏ボード、押し出しセメント板等の窯業系
材料及びその組み合わせも用いることができる。
【0043】また、特に防火構造や準防火構造としての
性能を高める場合には、アルミニウム蒸着紙、金属箔、
アスファルトフェルト紙、合成樹脂シート、石膏紙、水
酸化アルミ蒸着紙、ガラスクロス補強アルミ蒸着紙、ガ
ラス繊維不織布等のいずれかを単独で、又は2種以上を
ラミネート加工したものを、上述の各種材料からなる表
面材及び裏面材の裏側(芯材と接する側)に貼り付けて
もよい。
【0044】表面材及び裏面材の厚さは、複合パネルに
要求される防火性能の等級や断熱係数に応じて適宜変更
すればよいが、具体的には、表面材及び裏面材ともに、
通常0.15〜3mm、好ましくは0.2〜1mmであ
る。
【0045】〔 IV 〕 複合パネルの製造方法 本発明の複合パネルを製造する方法としては、連続成型
法、バッチ成型法等、公知の種々の手法を用いることが
できる。連続成型法を用いる場合の製造例を挙げると、
まず、製造ライン上に表面材を連続的に送出するととも
に、その表面材上に重畳するように、ロール状に巻かれ
た無機繊維メッシュを連続的に供給する。重畳された状
態で連続的に送出される表面材及び無機繊維メッシュの
上に、上述した材料及び各種添加剤等を含有する硬質プ
ラスチックフォーム(芯材)の原液を吐出し、発泡反応
を生じさせる。さらに、発泡反応中のポリイソシアヌレ
ートフォーム原液上に重畳するように、ロール状に巻か
れた裏面材を連続的に送出する。こうして、前記表面材
と裏面材との間に硬質プラスチックフォーム原液がサン
ドイッチされた状態とし、これを加熱、加圧して発泡成
型することにより、複合パネルの原反を作成する。得ら
れた複合パネルの原反を所定の長さに切断し、必要に応
じて切断面を適宜加工することにより、本発明の複合パ
ネルが製造される。
【0046】製造ラインにおける表面材、無機繊維メッ
シュ及び裏面材の送出速度は、通常0.05〜0.3m
/s、好ましくは0.1〜0.2m/sである。また、
硬質プラスチックフォーム原液の吐出量は、通常0.0
8〜0.4l/s、好ましくは0.12〜0.36l/
sである。加熱条件は、通常40〜80℃、好ましくは
45〜60℃である。また、加圧条件は、通常0.02
〜0.2MPa、好ましくは0.05〜0.1MPaで
ある。
【0047】なお、上述の製造例では、表面材と芯材と
の間に無機繊維メッシュを設ける場合について述べた
が、芯材と裏面材との間や芯材の内部など、他の位置に
無機繊維メッシュを設ける場合には、それに応じて適宜
製造方法を変更すればよい。例えば、芯材と裏面材との
間に無機繊維メッシュを設ける場合には、硬質プラスチ
ックフォーム原液の吐出後に無機繊維メッシュの連続供
給を行なえばよい。また、芯材の内部に無機繊維メッシ
ュを設ける場合には、硬質プラスチックフォーム原液を
2回に分けて吐出し、1回目の吐出と2回目の吐出との
間に無機繊維メッシュの連続供給を行なえばよい。さら
に、表面材と裏面材との供給順序を逆にすることも可能
であり、その場合には硬質プラスチックフォーム原液の
吐出及び無機繊維メッシュの連続供給の順序を適宜調整
する。
【0048】また、上述の製造例では、芯材として硬質
プラスチックフォームを使用する場合について述べた
が、その他の材料を使用する場合には、上述の製造方法
を適宜変更すればよい。
【0049】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をより具体的に
説明するが、本発明はその要旨を越えない限り、以下の
実施例に限定されるものではない。
【0050】[複合パネルの製造方法]以下に詳述する
材料及び条件にて、実施例1〜3及び比較例1,2の複
合パネルを製造した。なお、各複合パネルに共通の材料
(表面材、裏面材、芯材)については先に詳細を記し、
その他の材料(無機繊維メッシュ等)については各複合
パネル毎に、後述する表1に記した。 ・表面材、裏面材; 着色亜鉛鉄板(厚さ0.5mm) ・芯材;ポリイソシアヌレートフオーム;ポリイソシア
ネートとして、ポリメチレン−ポリフェニレンポリイソ
シアネート(ポリメリック−MDI、NCO当量;13
6)345重量部、並びに、ポリヒドロキシ化合物とし
て、ポリカルボン酸とジエチレングリコールのエステル
交換物である芳香族ポリエステルポリオール(OH当
量;178)80重量部及びエチレンジアミンのプロピ
レンオキサイド付加物(OH当量;88)20重量部
を、三量化触媒(トリスジメチルアミノプロピルSトリ
アジンを6重量部、トリエタノールアミンを6.5重量
部及びオクチル酸カリウム3.5重量部)、整泡剤(ジ
メチルポリシロキサンのアルキレン付加重合物)8重量
部、発泡剤(ハイドロフルオロカーボン)40重量部、
難燃剤(トリスクロロプロピルフォスフェート)40重
量部、無機フィラー(水酸化マグネシウム)100重量
部の存在下、当量比NCO/OH=3で反応させ発泡成
形したもの。
【0051】・実施例1 各々がアンコイラーに巻かれた2枚の着色亜鉛鉄板(表
面材、裏面材)を、上下並行に連続的に送り出し、成型
機により各々を所定の形状に成型した。成型された下側
の着色亜鉛鉄板上に、コイルに巻かれた無機繊維メッシ
ュを同期するように連続的に供給し、さらに、ポリイソ
シアヌレート(芯材)の原料を混合吐出機より混合後、
下側の着色亜鉛鉄板及び無機繊維メッシュ上に吐出し
た。前記上下の着色亜鉛鉄板間にポリイソシアヌレート
原料をサンドイッチした状態で、加熱、加圧して発泡成
型することにより、実施例1の複合パネルを製造した。
尚、芯材の厚みは加熱、加圧するダブルコンベア内の厚
み規制により40mmとした。
【0052】・実施例2及び3 無機繊維メッシュの糸密度及び引っ張り強度の異なるも
のを用いた以外は、上述の実施例1と同様の材料及び条
件にて複合パネルを作製した。
【0053】・比較例1 無機繊維シートを除いた以外は、上述の実施例1と同様
の材料及び条件にて複合パネルを作製した。 ・比較例2 無機繊維メッシュの代わりに不燃シートとしてグラスウ
ールシートを入れた以外は、上述の実施例1と同様の材
料及び条件にて複合パネルを作製した。
【0054】[複合パネルの試験方法]実施例1〜3及
び比較例1,2の複合パネルにつき、以下の各種試験を
行なった。 1)防火性能試験;水平型小型耐火炉(ISO834に
準拠した加熱)により、複合パネル(サイズ;500m
m×500mm×40mm)を30分間加熱して、加熱
直後の裏面温度を測定した。また、試験後における芯材
の炭化状態を、クラックの有無等により調べた。 2)接着性能試験;ピーリングテストにより、複合パネ
ル(サンプルサイズ;30W×30T×250L)の着
色亜鉛鉄板(表面材、裏面材)とポリイソシアヌレート
フオーム(芯材)との剥離強度(g/30mm)を測定
し、これを接着強度とした。 3)断熱性能試験;JIS−A−1421の平板比較法
により、複合パネルの熱伝導率を測定した。
【0055】以上の各種試験の結果を、以下の表1に示
す。
【表1】
【0056】上の表1に示すように、実施例1〜3の複
合パネルは、断熱性能、(芯材と表面材及び裏面材と
の)接着性能及び防火性能の全ての面において、比較例
1及び2の複合パネルよりも優れた結果を示している。
【0057】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明の複合パネル
は、改正後の建築基準法関連法規に基づく新たな試験に
よって、防火構造材又は準防火構造材として認定される
ために充分な防火性能を備えている上に、断熱性、機械
的強度、取扱性等の常温での各種特性にも優れ、かつ生
産性も高く、総合的な性能に極めて優れている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安藤 達夫 茨城県稲敷郡阿見町中央八丁目3番2号 三菱化学産資株式会社商品研究所内 Fターム(参考) 2E001 DD01 DE01 FA09 FA10 FA11 FA16 GA12 GA24 GA28 GA29 GA42 HA01 HA21 HA32 HA33 HA34 HB02 HB03 HB04 HB05 HB07 HB08 HC07 HD02 HD03 HD04 HD11 JA12 JA14 2E162 AA04 AA05 AA09 CA11 CA16 CA21 CA29 CA31 CB02 CB07 CB08 CB10 CB11

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面材と裏面材との間に芯材を介設した
    複合パネルにおいて、該表面材と該裏面材との間に、糸
    密度が縦・横それぞれ1〜20本/25mm、引張り強
    度が2〜40N/mmの無機繊維メッシュを設けること
    を特徴とする、複合パネル。
  2. 【請求項2】 該無機繊維メッシュが、ガラス繊維、ア
    ルミナ繊維及びセラミック繊維のうち少なくとも一つを
    含有することを特徴とする、請求項1記載の複合パネ
    ル。
  3. 【請求項3】 該無機繊維メッシュの厚さが0.15〜
    1.0mmであることを特徴とする、請求項1又は請求
    項2に記載の複合パネル。
  4. 【請求項4】 該無機繊維メッシュの単位面積あたりの
    重量が10〜300g/m2であることを特徴とする、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の複合パネル。
  5. 【請求項5】 該芯材が、硬質プラスチックフォームを
    主体として構成されることを特徴とする、請求項1〜4
    のいずれか1項に記載の複合パネル。
  6. 【請求項6】 該硬質プラスチックフォームが、ポリイ
    ソシアヌレート、ポリフェノール及びポリウレタンのう
    ち少なくとも一つを含有することを特徴とする、請求項
    5記載の複合パネル。
  7. 【請求項7】 該芯材が、無機フィラーを含有すること
    を特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の複
    合パネル。
  8. 【請求項8】 該無機フィラーが、水酸化アルミニウム
    水和物、水酸化マグネシウム水和物、ホウ砂、ホウ酸、
    ホウ酸亜鉛、水酸化カルシウム、パーライト、シラスバ
    ルーンのうち少なくとも一つからなることを特徴とす
    る、請求項7記載の複合パネル。
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