JP2003096869A - 便器自動洗浄装置 - Google Patents

便器自動洗浄装置

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JP2003096869A
JP2003096869A JP2001291678A JP2001291678A JP2003096869A JP 2003096869 A JP2003096869 A JP 2003096869A JP 2001291678 A JP2001291678 A JP 2001291678A JP 2001291678 A JP2001291678 A JP 2001291678A JP 2003096869 A JP2003096869 A JP 2003096869A
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JP
Japan
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generator
toilet bowl
cleaning device
impeller
automatic flushing
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001291678A
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English (en)
Inventor
Tatsuhiro Kuga
達弘 久我
Hitoshi Ishimaru
仁志 石丸
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、発電機への流入部から流出部まで
の距離を押さえかつ、汎用性が高い発電機能を装備した
便器自動洗浄装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 通水路に翼車を設け、該翼車により駆動
される発電機と該発電機により充電可能な蓄電池によっ
て電磁弁を駆動させる便器自動洗浄装置において、該発
電機部の翼車の軸を水流と同じ方向に配備したことを特
徴とする便器自動洗浄装置とした。この様に、軸流タイ
プを使用することにより、翼車、コイル、ケーシング等
が軸方向の高さですみ、発電機への流入部から流出部ま
での距離が押さえられるため、給水管部や排水管部等へ
の設置が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通水路に発電機を
設け、この発電機の電力を利用して洗浄装置等を作動さ
せるようにした便器自動洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の便器自動洗浄装置には、電磁弁を
用いてバルブを開閉させるために、100V電源や乾電
池を使用している。一方、施工性、メンテナンス性の向
上や省エネルギー化のために、通水路に発電機を設け該
発電機の電力を利用して電磁弁を開閉させる技術があ
る。(特開昭59−217074号)
【0003】上述した発電機を便器自動洗浄装置に記載
する場合、水流に対して翼車の軸を垂直に配置したもの
が一般的に使用されている。
【0004】このタイプの特徴は、翼車、コイル、ケー
シング等が水流に対して径方向に配備されるため発電機
の流入部から流出部までの距離が長くなり、給水管部や
排水管部に接続する場合、取付寸法に制約を受ける。
【0005】大便器フラッシュバルブの露出タイプに設
置する場合は、止水栓と本体を繋ぐ配管に設置すること
が考えられるが該配管部は、便器の種類等により寸法が
規定されており、取り付けられない場合が考えられる。
【0006】排水管部に設置する場合は、逆流を防止す
るためのバキュームブレーカの前後が考えられるが、該
バキュームブレーカは取付位置が便器の越流面上方15
0mm以上と規定されている。このため、該バキューム
ブレーカ上部にはフラッシュバルブ本体との間隔が取れ
ず設置できない。下部に設置すると該バキュームブレー
カの性能を損なう恐れがある。
【0007】また、発電機部や配線が露出することにな
り、いたずら等で発電機部が壊されたり、配線を切られ
たりする危険性がある。このため、発電機部をカバーで
覆うことが考えられるが、カバーが非常に大きくなり、
強度面・コスト面で不利になる。
【0008】上記問題点を補うために、独自のバルブを
使用した場合には、バルブの内部構造が複雑になるため
コスト高となり、汎用性にも欠けることになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記不具合
を解決するためになされたもので、発電機への流入部か
ら流出部までの距離を押さえかつ、汎用性が高い発電機
能を装備した便器自動洗浄装置を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段および作用・効果】上記課
題を解決する為に、本発明の請求項1は、通水路に翼車
を設け、該翼車により駆動される発電機と該発電機によ
り充電可能な蓄電池によって電磁弁を駆動させる便器自
動洗浄装置において、該発電機部の翼車の軸を水流と同
じ方向に配備したことを特徴とする便器自動洗浄装置と
した。
【0011】この様に、軸流タイプを使用することによ
り、翼車、コイル、ケーシング等が軸方向の高さです
み、発電機への流入部から流出部までの距離が押さえら
れるため、給水管部や排水管部等への設置が可能にな
る。また、本体と容易に別構造が取れるため、バルブ本
体が非常に簡単な構造となると共に、メンテナンス性や
汎用性にも優れる。
【0012】請求項2は、前記発電機により発電した電
気を蓄電池に蓄電すると共に、バックアップ用電池から
も蓄電池に蓄電されることを特徴とする請求項1に記載
の便器自動洗浄装置とした。
【0013】これにより、常に蓄電池に蓄電している状
態を維持することができる。
【0014】請求項3は、手動用の押しボタンを圧力室
側に設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の
便器自動洗浄装置とした。
【0015】これにより、バックアップ用電池が切れ、
かつ蓄電池も不十分で電池弁の開閉が行えない場合は、
手動用の押しボタンにより洗浄水を流すことができ、こ
れによって、発電を行い十分な蓄電を確保することもで
きる。
【0016】請求項4は、前記翼車は、ピストンバルブ
の下流でかつバキュームブレーカよりも上流側に設けた
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載
の便器自動洗浄装置とした。
【0017】これにより、ピストンバルブを開いたとき
に通水路を流れる洗浄水を効率よく、翼車に伝えること
ができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施例に基づい
て本発明を説明する。図1は本発明に係わる発電機の外
観及び主要部品の分解図である。図2は、該発電機を適
用した大便器自動洗浄装置の一例である。図3は、その
発電時の状態図である。
【0019】図1から図2を基に本装置の構造を簡単に
説明する。1は発電機部である。該発電機部1は、発電
ケース押え1a、コイル1b、翼車押え1c、軸と一体
化された翼車1d、該翼車1dを収める翼車ケース1
e、発電ケース1fから構成されている。発電ケース1
fにコイル1bが収められており、該コイル1bの内部
に翼車ケース1eが収められ、該翼車ケース1eの軸受
け部に翼車1d、その上部に翼車押え1cが配備され、
コイル1b及び翼車押え1cの上面を発電ケース押え1
aで押さえ込んでいる。発電ケース押え1aは発電ケー
ス1fとねじ固定されている。該発電機部1は、バルブ
本体2とバキュームブレーカ6にねじ固定されており、
各々Oリング8と平パッキン9とにより防水性が図られ
ている。3はピストンバルブ5作動用の電磁弁、4は手
動用押しボタン部、7は止水栓部、10はカバーであ
る。
【0020】図3を基に洗浄時の発電状態を説明する。
駆動部3に開信号が送られると該駆動部3の弁座パッキ
ン3aがバルブ本体2のシート部2aから解放され、ピ
ストンバルブ上部の圧力室2A、2Bに満たされている
水が通水路2Cを経由して2次側2Dへと流出すると共
に給水側2Eの水圧によりピストン5がリフトする。該
ピストン5がリフトすると下部の案内羽根に設けられた
切り欠き部5aより洗浄水が2次側2Dに放出される。
放出水はピストン5直下に設けられた発電部1内部の翼
車1dを回転させる。そして、翼車1dが磁石となって
いるため、コイル1b内部で磁石が回転することになる
ため発電が行われる。なお、発電ケース押え1aの上面
は、中心に向かって傾斜を設けているため、洗浄水は漏
れなく翼車1dに送られる。
【0021】本実施例では、大便器用自動洗浄装置につ
いて説明したが、小便器用自動洗浄装置についても同様
な効果が得られる。また、本実施例では、露出タイプに
ついて説明したが埋め込みタイプについても同様であ
る。さらに、本実施例では、ピストンバルブ方式に限定
しておらず、他のダイヤフラム方式等においても同様な
効果が得られる。
【0022】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。発電機への流入部から流出部までの距離を押さえ
かつ、汎用性が高い発電機能を装備した便器自動洗浄装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる発電機の外観及び主要部品の分
解図である。
【図2】発電機を適用した大便器自動洗浄装置の一例で
ある
【図3】発電時の状態図である。
【符号の説明】
1 …発電機部 1d…翼車 3 …電磁弁 5 …ピストンバルブ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通水路に翼車を設け、該翼車により駆動
    される発電機と該発電機により充電可能な蓄電池によっ
    て電磁弁を駆動させる便器自動洗浄装置において、該発
    電機部の翼車の軸を水流と同じ方向に配備したことを特
    徴とする便器自動洗浄装置。
  2. 【請求項2】 前記発電機により発電した電気を蓄電池
    に蓄電すると共に、バックアップ用電池からも蓄電池に
    蓄電されることを特徴とする請求項1に記載の便器自動
    洗浄装置。
  3. 【請求項3】 手動用の押しボタンを圧力室側に設けた
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の便器自動洗
    浄装置。
  4. 【請求項4】 前記翼車は、ピストンバルブの下流でか
    つバキュームブレーカよりも上流側に設けたことを特徴
    とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の便器自動
    洗浄装置。
JP2001291678A 2001-09-25 2001-09-25 便器自動洗浄装置 Pending JP2003096869A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020522628A (ja) * 2017-06-04 2020-07-30 キラー ホエール エルティーディKiller Whale L.T.D トイレ洗浄装置、システム及び方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020522628A (ja) * 2017-06-04 2020-07-30 キラー ホエール エルティーディKiller Whale L.T.D トイレ洗浄装置、システム及び方法
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