JP2003095553A - エレベータ保守ツール安全システム - Google Patents

エレベータ保守ツール安全システム

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JP2003095553A
JP2003095553A JP2001290232A JP2001290232A JP2003095553A JP 2003095553 A JP2003095553 A JP 2003095553A JP 2001290232 A JP2001290232 A JP 2001290232A JP 2001290232 A JP2001290232 A JP 2001290232A JP 2003095553 A JP2003095553 A JP 2003095553A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第3者による保守ツール及びエレベータの不
正操作を防止する。 【解決手段】 エレベータ7と携帯型の保守ツール1に
おける安全性を確保するエレベータ保守ツール安全シス
テムにおいて、エレベータ監視センター6は、保守ツー
ル1からの保守点検プログラム17の送信要求に応じ
て、保守点検プログラム17をこの送信要求元の保守ツ
ールへ送信するプログラム送信手段23を有する。また
保守ツール1は、操作指示に基づいてエレベータ監視セ
ンター6へ保守点検プログラムの送信要求を送信する送
信要求手段と、エレベータ監視センターから受信した保
守点検プログラム17に基づいてエレベータ7に対する
保守点検を実行する保守点検実行手段と、エレベータに
対する保守点検が終了した時点で、保守点検プログラム
を消去するプログラム消去手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各建屋に組込まれ
たエレベータの保守点検を実施するエレベータの保守ツ
ールに係わり、特に、この保守ツールにおける安全性を
確保するエレベータ保守ツール安全システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ビルやマンション等の建屋に設置
されたエレベータにおいては、乗客を載せて各階間を移
動する「かご」の移動位置の制御はコンピュータを用い
たデジタル制御で実施されている。したがって、このよ
うなコンピュータ管理されたエレベータが正常に動作す
る事を定期的に保守点検することは、エレベータの利用
者の安全性を確保する上で非常に大切なことである。
【0003】このコンピュータ管理されたエレベータの
保守点検作業においては、このエレベータに組込まれた
制御部に対して、種々の試験データを印加して、実際の
「かご」の移動位置を示すデータを検証したり、この制
御部に設定されている各種設定データを更新する。そし
て、制御応答や設定データ等の保守点検結果のデータを
収集する。
【0004】このような、コンピュータ管理されたエレ
ベータの動作を保守点検する保守ツールとしては、エレ
ベータに組込まれた制御部に対してデータの入出力がで
きればよいのであるので、作業員が簡単に持ち運びので
きる携帯型情報端末から構成された保守ツールが用いら
れる。
【0005】この保守ツールは、市販の携帯型情報端末
にエレベータに対する前述した保守点検処理を実施する
保守点検プログラム(アプリケーション・プログラム)
がインストールされている。そして、この保守ツールの
入出力ポートとエレベータに組込まれた制御部の外部制
御端子とを通信ケーブル又は光通信装置で接続する。そ
して、作業員が保守ツールの保守点検プログラムを起動
すれば、自動的にエレベータの動作状態に対する保守点
検処理が実施され、保守点検結果のデータが自動的に保
守ツールに収集される。
【0006】作業員は、この保守ツールに収集された保
守点検結果のデータを、通信回線網を介してエレベータ
監視センターへ送信したり、又は保守ツールをエレベー
タ監視センターの設置場所まで持ち帰り、直接このエレ
ベータ監視センターへ入力していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなエレベータの動作に対する保守点検を自動的に実施
する保守ツールにおいてもまだ解消すべき次のような課
題があった。
【0008】すなわち、エレベータの保守ツールにおい
ては、この保守ツールを構成する携帯端末自体のOSの
起動時にパスワード入力を必要とすることで簡単に第3
者がこの保守ツールを操作できないようになっている。
【0009】しかし、この携帯端末自体のOSを起動る
ためのパスワードシステムは、初歩的なパスワードシス
テムであり、悪意を有する第3者にとっては、簡単に破
られてしまう。
【0010】この為、この保守ツールが何らかの原因で
関係者以外に流出し、パスワードシステムが解読された
場合、悪意を有する第3者が、この保守ツールを操作し
てエレベータ組込まれた制御部の設定データの変更等を
行う可能性があり、エレベータ乗客が危害を被る恐れが
あった。
【0011】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、必要な時のみ保
守点検プログラムを保守ツールに存在させることによ
り、たとえ保守ツールを悪意を持った第3者が入手した
としても、この第3者がこの保守ツールを操作してエレ
ベータの設定データの改竄を実施できず、保守ツール及
びエレベータの安全性を確実に確保できるエレベータ保
守ツール安全システムを提供すること目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、エレベータ内
に組込まれエレベータの動作を制御する制御部に対して
通信手段を介して選択的に接続され、接続された状態で
エレベータの動作状態に対する保守点検を実行し、保守
点検結果を通信回線を介してエレベータ監視センターへ
送信する携帯型の保守ツールにおける安全性を確保する
エレベータ保守ツール安全システムに適用される。
【0013】そして、上記課題を解消するために、本発
明のエレベータ保守ツール安全システムにおいては、エ
レベータ監視センターに対して、保守ツールからの保守
点検プログラムの送信要求に応じて、保守点検プログラ
ムをこの送信要求元の保守ツールへ送信するプログラム
送信手段を付加している。
【0014】さらに、保守ツールに対して、操作指示に
基づいてエレベータ監視センターへ保守点検プログラム
の送信要求を送信する送信要求手段と、エレベータ監視
センターから受信した保守点検プログラムに基づいてエ
レベータに対する保守点検を実行する保守点検実行手段
と、エレベータに対する保守点検が終了した時点で、保
守点検プログラムを消去するプログラム消去手段とを付
加している。
【0015】このように構成されたエレベータ保守ツー
ル安全システムにおいては、エレベータに対する保守点
検を実施しようとする作業員は、作業の実施開始直前に
保守ツールを操作して、エレベータ監視センターから保
守点検プログラムをダウンロードする。そして、このダ
ウンロードされた保守点検プログラムを用いてエレベー
タに対する保守点検を保守ツールに実施させる。エレベ
ータに対する保守点検が終了すると、保守点検プログラ
ムが自動的に消去される。
【0016】したがって、この保守ツールは、通常の期
間においては、保守点検プログラムは保存されていない
ので、たとえこの保守ツールが第3者に渡ったとして
も、この保守ツールを用いて簡単にエレベータの保守点
検を実施できない。よって、この保守ツールの安全性を
確保できる。
【0017】また、別の発明は、上述した発明のエレベ
ータ保守ツール安全システムの保守ツールに対して、さ
らに、エレベータ監視センターからの保守点検プログラ
ムの受信時刻から一定時間経過した時点で、この受信し
た保守点検プログラムを消去するプログラム消去手段を
付加している。
【0018】このように構成されたエレベータ保守ツー
ル安全システムにおいては、作業員が、エレベータ監視
センターから保守点検プログラムをダウンロードして、
一定期間、エレベータに対する保守点検作業を実施品し
なかった場合は、保守点検プログラムは自動的に消去さ
れるので、保守ツールに対する安全性をより一層図るこ
とができる。
【0019】また、別の発明は、上述した発明のエレベ
ータ保守ツール安全システムにおいて、各プログラム消
去手段は、エレベータ監視センターから保守点検プログ
ラムと同時に送信されてきたプログラムに従って実行さ
れる。
【0020】このように構成されたエレベータ保守ツー
ル安全システムにおいては、ダウンロードされた保守点
検プログラムの自動消去もダウンロードされたプログラ
ムによって実施されるので、保守ツール自体を操作し
て、この自動消去を解除できないので、エレベータに対
する保守点検の安全性をより一層向上できる。
【0021】また、別の発明は、上述した発明のエレベ
ータ保守ツール安全システムのエレベータ監視センター
に対して、さらに、保守点検プログラムの送信要求元保
守ツールから送信されたパスワード(暗証番号)が予め
当該保守ツールに設定されているパスワード(暗証番
号)に一致した時のみ、保守点検プログラムを当該保守
ツールへ送信するパスワードチェック手段を付加してい
る。
【0022】このように構成されたエレベータ保守ツー
ル安全システムにおいては、エレベータ監視センター側
で作業者が保守ツールへ入力したパスワード(暗証番
号)に対するパスワードチェックを実施したのち、保守
点検プログラムを保守ツールへ送信しているので、エレ
ベータに対する保守点検の安全性をより一層向上でき
る。
【0023】また、別の発明は、上述した発明のエレベ
ータ保守ツール安全システムのエレベータ監視センター
に対して、さらに、保守ツールが保守点検を実施するエ
レベータの所在範囲を示す担当範囲を記憶する担当範囲
記憶手段と、保守ツールの所在地を検索する所在地検索
手段と、この検出された所在地が当該保守ツールの担当
範囲を外れた時に警報出力する警報出力手段とを付加し
ている。
【0024】このように構成されたエレベータ保守ツー
ル安全システムにおいては、エレベータ監視センター
は、保守ツールの所在地を常時把握しており、この所在
地が当該保守ツールの担当範囲を外れた場合には、警報
が発せられるので、エレベータ監視センターの管理者
は、当該保守ツールが第3者に渡って、持去られたこと
をいち早く関知できる。
【0025】また、別の発明は、上述した発明のエレベ
ータ保守ツール安全システムのエレベータ監視センター
に対して、さらに、保守点検プログラムの送信要求を実
施した保守ツールの所在地を検索する所在地検索手段
と、この検出された所在地が保守点検プログラムの送信
要求に含まれる保守点検対象のエレベータの所在地に一
致した時のみ保守点検プログラムを送信要求元の保守ツ
ールへ送信する所在地チェック手段とを付加している。
【0026】このように構成されたエレベータ保守ツー
ル安全システムにおいては、この保守ツールから送信さ
れた保守点検対象のエレベータの所在地と、検出された
保守ツールの実際の所在地と不一致の場合は、保守点検
プログラムは送信されないので、第3者が異なるエレベ
ータを保守点検対象と指定した場合における安全性が確
保される。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を用いて説明する。図1は実施形態に係るエレベータ保
守ツール安全システムの概略構成を示す模式図である。
【0028】携帯型情報端末からなる保守ツール1には
PHS2が組込まれており、この保守ツール1は、PH
S2を間接的に操作して、基地局3、PHS網4、公衆
電話網5を介してエレベータ監視センター6との間で各
種の情報交換が可能である。
【0029】さらに、この保守ツール1は、エレベータ
監視センター6から保守点検プログラムがダウンロード
された状態において、保守点検対象となるエレベータ7
に組込まれた制御部8に対して、信号ケーブル又は光信
号路等の信号回線9を介して接続される。エレベータ7
は、利用者を載せて各階間を移動するかご10と、この
かご10を上下に移動させる巻上機を含む駆動機械10
と、この駆動機械10を介してかご10を移動制御する
制御部8とで構成されている。
【0030】なお、図1には、1台の保守ツール1、1
台のエレベータ7のみしか記載していないが、実際に
は、複数台の保守ツール1、複数台のエレベータ7が設
けられている。
【0031】図2は、エレベータの保守管理会社内に設
置されたコンピュータからなるエレベータ監視センター
6の概略構成を示すブロック図である。このエレベータ
監視センター6内には、公衆電話網5を介して保守ツー
ル1と情報交換を実施するためのモデム12及び送受信
部13他に、エレベータ管理テーブル14、保守ツール
管理テーブル15、プログラムメモリ16が形成されて
いる。このプログラムメモリ16内には、保守点検プロ
グラム17、時間管理プログラム18、消去管理プリグ
ラム19が記憶されている。
【0032】保守点検プログラム17は、保守ツール1
にダウンロードされた状態において、エレベータ7に対
して保守点検処理を自動実施するためのプログラムであ
る。時間管理プログラム18は、保守点検プログラム1
7とこの時間管理プログラム18が保守ツール1にダウ
ンロードされた時刻から一定期間経過した時点で、保守
点検プログラム17を含むエレベータ監視センター6か
らダウンロードされた全てのプログラム17、18、1
9を自動的に消去させるプログラムである。
【0033】また、消去管理プログラム19は、保守点
検プログラム17とこの消去管理プログラム19が保守
ツール1にダウンロードされた状態において、保守点検
プログラム17における保守点検処理が終了した時点
で、保守点検プログラム17を含むエレベータ監視セン
ター6からダウンロードされた全てのプログラム17、
18、19を自動的に消去させるプログラムである。
【0034】エレベータ管理テーブル14内には、図3
(a)に示すように、このエレベータ監視センター6が
管理する全てのエレベータ7に対して付された管理番号
に対して、号機番号、所在地、顧客名等が設定されてい
る。
【0035】また、保守ツール管理テーブル15内に
は、図3(b)に示すように、このエレベータ監視セン
ター6が管理する全ての保守ツール1に対して付された
装置(ツール)番号に対して、PHS番号(電話番
号)、暗証番号(パスワード)、該当保守ツール1に割
付けられた各エレベータ7の所在地を包括する担当範囲
が設定されている。
【0036】さらに、エレベータ監視センター6内に
は、図2に示すように、位置検索部20、位置確認部2
1、パスワードチェック部22、プログラム送信部2
3、保守点検データ受信部24、保守点検データファイ
ル25、警報出力部26等がアプリケーション・プログ
ラム上に形成されている。
【0037】位置検索部20は、PHS網4の管理セン
ターに対して、PHS2が組込まれた各保守ツール1の
位置の検出要求を送出して、各保守ツール1の所在地
(現在位置)を受信して、位置確認部21へ送出する。
位置確認部21は、位置検索部20から受領しした各保
守ツール1の所在地(現在位置)と、保守ツール管理テ
ーブル15内に記憶された各保守ツール1の担当範囲と
比較参照して、各保守ツール1の所在地(現在位置)が
該当保守ツール1の担当範囲を外れた場合は、警報出力
部26を介して、該老保守ツール1の所在地(現在位
置)と、該老保守ツール1の現在位置が担当範囲を外れ
たことを警報出力する。
【0038】プログラム送信部23は、プログラムメモ
リ16に記憶されている保守点検プログラム17、時間
管理プログラム18、消去管理プリグラム19を一括し
てプログラム送信要求元の保守ツール1へ送信する。
【0039】図4は、各保守ツール1の概略構成を示す
ブロック図である。携帯端末からなる保守ツール1内に
は、PHS網4を介してエレベータ監視センター6に対
して通信回線を形成するためのPHS2、このPHS2
で通信回線が形成されたエレベータ監視センター6との
間で各種情報を送受信するための送受信部27、表示部
28aとキーボード28bと入力ボタン28cとかなる
CUI28、プログラムメモリ29,プログラム業務部
30、エレベータ7の制御部8との間で各種の情報交換
を実施する送受信部31が組込まれている。
【0040】プログラム実行部30内には、プログラム
メモリ29にエレベータ監視センター6からダウンロー
ドされた保守点検プログラム17、時間管理プログラム
18、消去管理プリグラム19に基づいて、エレベータ
7に対して保守点検を実行する保守点検処理部32、時
間制御を実行する時間制御処理部33、各プログラム1
7,18、19の消去を実行するプログラム消去部34
が設けられている。
【0041】このような構成のエレベータ保守ツール安
全システムにおけるエレベータ監視センター66は、図
5の流れ図に従って各保守ツール1に対する管理処理を
実施する。
【0042】一つの保守ツール1から、保守点検対象の
エレベータ7の管理番号、号機番号、暗証番号、保守ツ
ール1の装置番号、暗証番号からなる保守点検プログラ
ムの送信要求が送受信部20を介して入力すると(S
1)、この入力されたプログラムの送信要求を一旦受信
バッファへ書き込む(S2)。パスワードチェック部2
2が起動して、送信要求に含まれる暗証番号が、保守ツ
ール管理テーブル15の送信要求に含まれる装置番号の
暗証番号に一致するか否かを調べる(S2)。
【0043】一致すれば(S3)、位置検索部20から
PHS網4へ該当保守ツール1の所在地(現在位置)の
検索要求を送信して(S4)、該当保守ツール1の所在
地(現在位置)を把握する(S5)。エレベータ管理テ
ーブル14から、前記送信要求に含まれる管理番号、号
機番号のエレベータ7の所在地を読取る(S6)。該当
保守ツール1の所在地(現在位置)に指定されたエレベ
ータ7の所在地が一致するか否かを判定する。
【0044】一致の場合は(S7)、プログラム送信部
23が起動して、プログラムメモリ16に記憶されてい
る保守点検プログラム17、時間管理プログラム18、
消去管理プリグラム19を一括してプログラム送信要求
元の保守ツール1へ送信する。
【0045】なお、S1にてパスワード(暗証番号)が
不一致の場合や、S7にて所在地が不一致の場合は、保
守ツール1を正規の作業員ではなくて、第3者が操作し
ていると判断して、保守点検プログラム17の送信不可
を送信要求元の保守ツール1へ返信する。
【0046】そして、各プログラム17、18、19を
プログラム送信要求元の保守ツール1へ送信したのち、
保守点検データ受信部24が、該当保守ツール1から保
守点検結果のデータを受信すると、この受信した保守点
検結果のデータを保守点検データファイル25へ格納す
る。
【0047】また、各保守ツール1は、図6(a)の流
れ図に従って、エレベータ7に対する保守点検処理を実
施する。
【0048】作業員が、キーボード28bを操作して
(Q1)、PHS2を起動して、エレベータ監視センタ
ー6との間で通信回線を成立させる(Q2)。作業員
が、キーボード28bを含むGUI28を用いて、保守
点検対象のエレベータ7の管理番号、号機番号、暗証番
号を操作入力すると(Q3)、この操作入力された管理
番号、号機番号、暗証番号に、この保守ツール1を特定
する装置番号を加えた保守点検プログラムの送信要求を
エレベータ監視センター6へ送信する(Q4)。
【0049】エレベータ監視センター6から、保守点検
プログラム17、時間管理プログラム18、消去管理プ
リグラム19が一括して送信されてくると、この受信し
た各プログラム17、18、19を、一旦、プログラム
メモリ29へ書込む(Q5)。そして、プログラム実行
部30が、プログラムメモリ29へ書込んだ各プログラ
ム17、18、19を一斉に起動させる(Q6)。そし
て、各プログラム17、18、19の処理が終了すると
(Q7)、この流れ図を終了する。
【0050】なお、Q5にて、エレベータ監視センター
6からプログラムの代わりに、プログラム送信不可の情
報が受信されると、表示部28aにエラー表示する(Q
8)。
【0051】また、プログラム実行部30の保守点検処
理部32、時間制御処理部33、プログラム消去部34
は、上述した各プログラム17、18、19を用いて、
図6(b)の流れ図を実行する。
【0052】プログラムが起動されると、先ず、経過時
間Tを計時するタイマーを起動する(T=0)(R
1)、作業員によるエレベータ7の制御部8に対する接
続操作が実施されるのを待つ(R2)。予め定められた
一定時間Tmax内に(R3)、接続操作が実施される
と、エレベータ7の制御部8に対して通信回線の確立を
行う(R4)。そして、制御部8を介して、エレベータ
7に対する保守点検処理を実施し(R5)、この保守点
検結果データを取込んでエレベータ監視センター6へ送
信する(R6)。
【0053】以上のエレベータ7に対する保守点検処理
が終了すると、プログラムメモリ29に一時記憶されて
いるエレベータ監視センター6からダウンロードされた
保守点検プログラム17、時間管理プログラム18、消
去管理プリグラム19を消去する(R7)。
【0054】なお、予め定められた一定時間Tmax内に
(R3)、接続操作が実施されないと、直ちにR7へ移
動して、プログラムメモリ29に記憶された各プログラ
ム17、18、19を消去する。
【0055】このように構成されたエレベータ保守ツー
ル安全システムにおいては、エレベータ7に対する保守
点検を実施しようとする作業員は、作業の実施開始直前
に保守ツール1を操作して、エレベータ監視センター6
から保守点検プログラム17,時間管理プログラム1
8、消去管理プログラム19をダウンロードさせる。そ
して、このダウンロードされた保守点検プログラム17
を用いてエレベータ7に対する保守点検を保守ツール1
に実施させる。
【0056】そして、エレベータ7に対する保守点検が
終了すると、保守点検プログラム17を含む各プログラ
ム17、18、19が自動的に消去される。さらに、予
め定められた一定時間Tmax内に、作業員がエレベータ
7に対する保守点検作業が実施されないと、同じく、エ
レベータ監視センター6からダウンロードされた各プロ
グラム17、18、19が自動的に消去される。
【0057】したがって、この保守ツール1には、通常
の期間においては保守点検プログラム17は保存されて
いないので、たとえこの保守ツール1が第3者に渡った
としても、この保守ツール1を用いて簡単にエレベータ
7の保守点検を実施できない。よって、エレベータ7及
び保守ツール1の安全性を確保できる。
【0058】エレベータ監視センター6側で作業員が保
守ツール1へ入力した暗証番号に対するパスワードチェ
ックを実施しているので、エレベータ7に対する保守点
検の安全性をより一層向上できる。
【0059】さらに、エレベータ監視センター6は、各
保守ツール1の所在地(現在地)を常時把握しており、
この所在地(現在地)が当該保守ツール1に予め割付け
られた担当範囲を外れた場合には、警報が発せられるの
で、エレベータ監視センターの管理者は、当該保守ツー
ル1が第3者に渡って、持去られたことをいち早く感知
できる。
【0060】また、保守ツール1の所在地(現在地)
と、この保守ツール1から知らされたエレベータの所在
地との一致を確認しているので、第3者が異なるエレベ
ータを保守点検対象と指定した場合における安全性が確
保される。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のエレベー
タ保守ツール安全システムにおいては、真に必要な時の
み保守点検プログラムを保守ツールに存在させるように
している。したがって、たとえ保守ツールを悪意を持っ
た第3者が入手したとしても、この第3者がこの保守ツ
ールを操作してエレベータの設定データの改竄を実施で
きず、保守ツール及びエレベータの安全性を確実に確保
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のエレベータ保守ツール安
全システムの概略構成を示す模式図
【図2】同実施形態のエレベータ保守ツール安全システ
ムに組込まれたエレベータ監視センターの概略構成を示
すブロック図
【図3】同エレベータ監視センター内に形成されたエレ
ベータ管理テーブルと保守ツール管理テーブルの記憶内
容を示す図
【図4】同実施形態のエレベータ保守ツール安全システ
ムに組込まれた保守ツールの概略構成を示すブロック図
【図5】同エレベータ保守ツール安全システムに組込ま
れたエレベータ監視センターの動作を示す流れ図
【図6】同エレベータ保守ツール安全システムに組込ま
れた保守ツールの動作を示す流れ図
【符号の説明】
1…保守ツール 2…PHS 4…PHS網 6…エレベータ監視センター 7…エレベータ 8…制御部 14…エレベータ管理テーブル 15…保守ツール管理テーブル 17…保守点検プログラム 18…時間管理プログラム 19…消去管理プログラム 22…パスワードチェック部 23…プログラム送信部 28…GUI 29…プログラムメモリ 30…プログラム実行部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベータ内に組込まれエレベータの動
    作を制御する制御部に対して通信手段を介して選択的に
    接続され、接続された状態で前記エレベータの動作状態
    に対する保守点検を実行し、保守点検結果を通信回線を
    介してエレベータ監視センターへ送信する携帯型の保守
    ツールにおける安全性を確保するエレベータ保守ツール
    安全システムにおいて、 前記エレベータ監視センターは、前記保守ツールからの
    保守点検プログラムの送信要求に応じて、前記保守点検
    プログラムをこの送信要求元の保守ツールへ送信するプ
    ログラム送信手段を有し、 前記保守ツールは、操作指示に基づいて前記エレベータ
    監視センターへ保守点検プログラムの送信要求を送信す
    る送信要求手段と、前記エレベータ監視センターから受
    信した保守点検プログラムに基づいて前記エレベータに
    対する保守点検を実行する保守点検実行手段と、前記エ
    レベータに対する保守点検が終了した時点で、前記保守
    点検プログラムを消去するプログラム消去手段とを有す
    ることを特徴とするエレベータ保守ツール安全システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記保守ツールは、前記エレベータ監視
    センターからの保守点検プログラムの受信時刻から一定
    時間経過した時点で、この受信した保守点検プログラム
    を消去するプログラム消去手段を有することを特徴とす
    る請求項1記載のエレベータ保守ツール安全システム。
  3. 【請求項3】 前記各プログラム消去手段は、前記エレ
    ベータ監視センターから前記保守点検プログラムと同時
    に送信されてきたプログラムに従って実行されることを
    特徴とする請求項2記載のエレベータ保守ツール安全シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記エレベータ監視センターは、保守点
    検プログラムの送信要求元保守ツールから送信されたパ
    スワードが予め当該保守ツールに設定されているパスワ
    ードに一致した時のみ、前記保守点検プログラムを当該
    保守ツールへ送信するパスワードチェック手段を有する
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の
    エレベータ保守ツール安全システム。
  5. 【請求項5】 前記エレベータ監視センターは、 前記保守ツールが保守点検を実施するエレベータの所在
    範囲を示す担当範囲を記憶する担当範囲記憶手段と、 前記保守ツールの所在地を検索する所在地検索手段と、 この検出された所在地が当該保守ツールの担当範囲を外
    れた時に警報出力する警報出力手段とを有することを特
    徴とする請求項1から4のいずれか1項記載のエレベー
    タ保守ツール安全システム。
  6. 【請求項6】 前記エレベータ監視センターは、 保守点検プログラムの送信要求を実施した保守ツールの
    所在地を検索する所在地検索手段と、 この検出された所在地が前記保守点検プログラムの送信
    要求に含まれる保守点検対象のエレベータの所在地に一
    致した時のみ前記保守点検プログラムを前記送信要求元
    の保守ツールへ送信する所在地チェック手段とを有する
    ことを特徴とする請求項5記載のエレベータ保守ツール
    安全システム。
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