JP2003095233A - 中空針状物品 - Google Patents

中空針状物品

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JP2003095233A
JP2003095233A JP2001329968A JP2001329968A JP2003095233A JP 2003095233 A JP2003095233 A JP 2003095233A JP 2001329968 A JP2001329968 A JP 2001329968A JP 2001329968 A JP2001329968 A JP 2001329968A JP 2003095233 A JP2003095233 A JP 2003095233A
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Yosuke Ogasa
洋祐 織笠
Fusaji Mimura
房次 三村
Naokazu Tsuchiya
直和 土屋
Kiyoaki Saito
清章 斉藤
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RIYOUKOUSHIYA KK
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    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21GMAKING NEEDLES, PINS OR NAILS OF METAL
    • B21G1/00Making needles used for performing operations
    • B21G1/02Making needles used for performing operations of needles with eyes, e.g. sewing-needles, sewing-awls
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65CLABELLING OR TAGGING MACHINES, APPARATUS, OR PROCESSES
    • B65C7/00Affixing tags
    • B65C7/003Affixing tags using paddle-shaped plastic pins
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10T24/505Readily interlocking, two-part fastener requiring either destructive or tool disengagement including additional fastener structure linking parts

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安全かつ速やかに装着出来る中空針滋養物品
を提供する。 【構成】 中空針状物品の本体を塑性加工で形成すると
ともにその先端部を砲弾状に形成し、かつ首部に設けた
開口部の長さを従来製品よりも長く形成して連結紐のT
字部が砲弾状先端部の空洞内に押し込められたり、引っ
掛かる事故を防止するようにした中空針状物品である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衣類等の商品もし
くはそれに類する製品に値札を取り付けるためのT字状
のナイロン製連結紐を中空針状物品に挿入し、これを衣
類もしくはそれに類する製品に貫通させて連結紐を取付
け、値札を商品に取り付けるための中空針状物品に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の中空針状物品Aとしては、特公昭
57−37506号に示される製品即ち図7に示される
製品が一般に用いられている。この製品の使用例を図7
に基づき説明すると、例えば値札等を衣類に止めるため
のナイロン製T字状の連結紐1を用い、そのT字部2を
中空針状物品Aの中に挿入し、この状態で中空針状物品
Aを衣類にさし込み連結紐1のT字部を後ろから押出し
た後中空針状物品Aを引き抜くと連結紐1のT字部2部
分が立ち上がって移動を妨げ連結紐1が衣類に挿入固定
される方式の連結紐1挿入固定用の中空針状物品Aであ
る。中空針状物品Aの製作は、金属板材4を円筒状に曲
げて連結紐1のT字部2挿入用の中空体とし、その上部
接合面には隙間を開けて連結紐1の通過溝5を形成し、
先端部分6は布等の繊維に突き刺すため図7のごとくス
プーン状に成形するとともに先端部分6を尖らして突き
刺しやすいように成形して開口部7から先端部にかけて
突刺し部8を中凹に抉り取るように形成したものであ
る。この製品の場合、ナイロン製連結紐1を前記中空針
状物品Aを用いて衣類等に取り付ける際先端がスプーン
状に成形されているので速やかにかつ容易に取り付けら
れる優れた利点を有するが、その反面次の様な多くの欠
点を有する。主な欠点として例を挙げると、先ず先端部
分6は一枚の金属板4で鋭利に形成しているため、布に
突き刺した際に刃物と同様な作用を及ぼし、挿入される
に従って先端部分6の両側の稜線9で布の繊維の糸を切
断して進むことにより、布地を傷めてしまう。更に、こ
の中空針状物品Aを布に差し込む際に、先端部分6が受
ける単位面積当たりの挿入抵抗は先端に近づくにつれて
大きくなり、開口部7が先端に近ずく程断面積が小さく
なるため、挿入抵抗に対する曲げ強さが小さくなり、曲
がりを生じてついには折損する事になる。このため硬い
布やカーペット、革製品等挿入抵抗の大きなものには使
用出来ない。また、製造過程で先端部分6を理想的な形
状に成形したとしても、先端部分6の強度が弱いため使
用直後から先端部が曲がりはじめ、次いで開口部7の変
形を生じるため挿入抵抗が大幅に変動し、場合によって
は使用開始直後に折損事故を生じ、更に先端部分6は非
常に鋭利に成形されてしまうため、作業時に作業者の手
や体に深く突き刺さり易く、折損した破片が人体内に残
留する危険性がある等製造物責任法(PL法)対策上好
ましくない等の多くの問題点を有する。そこで発明者
は、中空針状物品B即ち特開平10−91072号に記
載の発明製品を提案した。この発明の中空針状物品Bは
砲弾状先端部11の空洞19内に軟質の金属又はプラス
チック等の充填材10を充填して連結紐1を開口部16
から速やかに飛び出させるように形成した後、外観を美
しくするために中空針状物品の軸部材を除き外径及び開
口部近辺の金属表面を研磨或いは研削による表面仕上げ
加工を行っている。ところがこの研磨或いは研削加工を
行う際に発熱を伴い先端部11に加工熱が集中するた
め、折角充填した前記充填材10が溶けてしまう事故が
発生する。このため先端部11の空洞19内に充填材1
0を再度充填しなければならない等の煩わしさを有す
る。そこで再充填する煩雑さを解消する目的で、砲弾状
先端部11の空洞19への金属又はプラスチック等の充
填材10の充填操作を中止した中空針状物品Bを使用し
ているが、前記開口部16の長さを短く形成しているこ
とと連結紐1のT字部2のガイドとなる充填材10を除
去したため、図9に示す如く、この中空針状物品では、
後部から押し出された連結紐1のT字部2が砲弾状先端
部11の尖っている空洞19内に押し込められたり引っ
掛かったりして中空針状物品の開口部16より出なくな
る場合が多々ありその取り外し操作が煩わしい等の問題
点が発生している。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】本発明は上述した従来
の欠点を解消し、安全且つ速やかに連結紐1を衣類等の
対象物に装着出来るとともに強度が高く、かついかなる
形状の連結紐1でも使用可能な中空針状物品を提供する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の中空針状物品
は、薄い金属板4をプレス成形により円筒状に曲げて中
空状本体を形成し、前記中空状本体の上部には連結紐通
過用の溝18として利用する隙間を開けて形成するとと
もにその後端部には軸部材を取付け、前記中空状本体の
先端部11はプレス成形により尖った砲弾状に形成し、
前記砲弾状先端部の11首部には前記連結紐用溝18に
連なる連結紐1排出用の開口部16を設けた中空針状物
品において、前記軸部材の後端の基準位置と前記砲弾状
先端部11の首部に設けた長円形状開口部16の後端と
の距離Lは連結紐1の長さLとほぼ同一か若干長く形
成し、前記長円形状開口部の長さLを中空状本体の空
洞内に挿入され後部より押し出されて開口部16に到達
した際の連結紐1T字部2の長さLに対しL=L
+2〜10mmの長さに形成し、さらに中空状本体は首
部に有する前記開口部16の後端付近より砲弾状先端部
11方向に向けてゆるやかに狭まる放物線を描く筒体を
形成するとともに尖った砲弾状先端部11の曲線に滑ら
かに連なるように形成したことを特徴とし、請求項2の
発明は薄い金属板4をプレス成形により円筒状に曲げて
中空状本体を形成し、前記中空状本体の上部には連結紐
1通過用の溝18として利用する隙間を設けて形成する
とともにその後端部には軸部材を取付け、前記中空状本
体の先端部11はプレス成形により尖った砲弾状に形成
し、前記砲弾状先端部11の首部には前記連結紐用溝1
8に連なる連結紐1T字部2排出用の開口部16を設け
た中空針状物品において、前記軸部材の後端の基準位置
と前記砲弾状先端部11の首部に設けた長円形状開口部
16の後端との距離Lは連結紐1の長さLとほぼ同一
か若干長く形成し、前記長円形状開口部16の長さL
を、中空状本体の空洞内に挿入され後部から押し出され
て開口部16の位置に到達した際の連結紐1のT字部2
の長さLに対しL=L+2mm〜10mmの長さ
に形成し、さらに中空状本体の先端部は首部に有する前
記開口部16の後端付近から先端方向に向けてゆるやか
に狭まる円錐形状の筒体を形成するとともに尖った砲弾
状先端部11の曲線に滑らかに連なるように形成したこ
とを特徴とし、請求項3の発明は薄い金属板4をプレス
成形により円筒状に曲げて中空状本体を形成し、前記中
空状本体の上部には連結紐通過用の溝18として利用す
る隙間を開けて形成するとともにその後端部には軸部材
を取付け、前記中空状本体の先端部11はプレス成形に
より尖った砲弾状に成形し、前記砲弾状先端部11の首
部には前記連結紐用溝18に連なる連結紐1T字部2排
出用の開口部16を設けた中空針状物品において、前記
軸部材の後端の基準位置と前記砲弾状先端部11の首部
に設けた長円形状の開口部16の後端との距離Lは連結
紐の長さLとほぼ同一か若干長く形成し、前記長円形
状開口部16の長さLを、中空状本体の空洞内に挿入
され後部から押し出されて開口部位置に到達した際の連
結紐1T字部2の長さLに対しL=L+2mm〜
10mmの範囲の長さに形成し、さらに中空状本体は首
部に有する前記開口部16の後端付近から先端部方向に
向けて上方にくの字に折り曲げるか若しくはゆるやかな
曲線を描くように折り曲げて前記開口部16の底面部2
0に傾斜面を有するように形成したことを特徴とし、請
求項4の発明は前記開口部16の後端付近より砲弾状先
端部11方向に向けて上方に傾斜する角度θは1°〜1
5°の範囲に形成したことを特徴とし、請求項5の発明
は中空針状物品の軸部材を除く金属表面に物理的又は化
学的表面処理を施したことを特徴とするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の中空針状物品は、中空状
本体と尖った砲弾状先端部11を塑性加工で形成すると
ともに砲弾状先端部11の空洞19内に充填材10等の
充填をを廃止して外径部或いは開口部の発熱を伴う研磨
或いは研削加工等の仕上げ加工又は物理的、化学的表面
処理を可能とし、かつ軸部材の後端の基準位置と砲弾状
先端部11の首部に設けた長円形状開口部16の後端と
の距離Lを連結紐1の長さLとほぼ同一か若干長く形
成し、前記開口部16の長さLを連結紐1のT字部2
の長さLに対しL=L+2mm〜10mm範囲の
長さに形成するとともに中空状本体の開口部16の後端
部付近より砲弾状先端部11方向に向けて狭まる放物線
状曲線或いは砲弾状先端部11方向にゆるやかに狭まる
円錐形状の筒体を形成して砲弾状先端部の曲線に滑らか
に連なるように形成するか或いは開口部16 の後端付
近よりくの字或いはゆるやかな曲線を描くように折り曲
げて開口部の底面部20に傾斜面を設けるように形成し
たので、先端部11の強度が高くかつ針状先端の挿入抵
抗が小さいので挿入される被挿入物例えば布製品の繊維
を傷めないばかりでなく連結紐1のT字部2が砲弾状先
端部11の空洞19内に押し込めらりたり引っかかつた
りする事故が解消する(図10及び図12に示す)こと
と中空状本体の開口部16付近より砲弾状先端部11に
向けて傾斜面を形成しているので連結紐1のT字部2が
開口部16の位置に到達した際に連結紐1のT字部2の
先端部分が上方に飛び出そうとする作用力を更に補助す
るので連結紐1のT字部2を被対象物に速やかにかつ確
実に装着出来る等の優れた利点を有するものである。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づき、本発明の実施例ににつ
いて更に詳しく説明すると、図1〜図3は、本発明に係
わる中空針状物品の実施例を示すものであり、図1は本
発明に係わる中空針状物品Bの平面図、図2は図1の側
面図、図3は中空針状物品を曲げて中空状に成形する前
の金属板材4の展開図を示すものである。先ず金属板4
を図3の展開図に示す形状即ち先端左側稜線12及び右
側稜線13が先端から両側に傾斜しその端部に連なる左
側部稜線14及び右側側部稜線15は内側に湾曲した矛
の様な形状の金属板材と同一の金型を製作し、前記金型
を取り付けたプレス装置を用いて金属板材4を打ち抜き
成形加工材料を製作する。これをプレス成形により本体
全体を曲げてナイロン製連結紐1のT字部2が挿入され
る中空円筒部17の成形を行うとともに矛状の先端稜線
12及び13を突き合わせ溶接して先端部分11を尖っ
た砲弾状に成形する。この先端部分11を加工する際に
中空円筒部本体の加工と中凹の側部稜線14及び15が
合わせて加工され、中空円筒部17の首部の上面に長円
形状の開口部16が形成される。また中空円筒部17は
その上面接合部に隙間を設けて成形するとともに前記開
口部16に連なるように形成し、その隙間をナイロン製
連結紐1が通過出来る幅の溝18として使用する。中空
円筒部17の後端には連結紐装着機に取り付けるための
軸部材21を固着して中空針状物品か形成される。更
に、尖った砲弾状の先端部11の内面は空洞19とし、
中空円筒部17に挿入され後方から押し出し棒4で押し
出されるナイロン製連結紐1のT字状2部分を速やかに
上方外部に排出出来るように開口部の長さLは従来の
開口部16の長さに比べて2mmから10mmの範囲で
長く形成している。これは連結紐1自体の寸法のバラツ
キが有るためである。また開口部16を設けるために金
属板材4に中凹の側部稜線14及び15を形成して筒体
を作成しているが、この際に稜線の基部aと先端部bの
位置決め及びその間に設ける稜線cの描き方によって、
これを筒状に曲げた場合に円錐状或いは放物線状を描く
筒体を形成することが出来る。従って放物線状の筒体或
いは円錐状の筒体を形成することにより開口部16の底
面20に傾斜面が形成される。また中空針状物品は、中
空円筒部17の状態で開口部16の後端付近から砲弾状
先端部11方向に上方に折り曲げるか滑らかな曲線の傾
斜面を設けても良い。なお傾斜面の角度θは1°から1
5°の範囲で形成すると良い。更に中空針状物品の軸部
材を除く金属表面には、耐磨耗性及び美観性を付与する
目的で、チタン(Ti)コーテイング又はチタンナイト
ライド(TiN)コーテイング等の物理的表面処理或い
は金メッキ又はクロームメッキ等の化学的表面処理を施
している。
【0007】連結紐1はストッパ部とT字部2とからな
り、複数の連結紐1のストッパ部の一部とT字部2の下
端の一部がそれぞれ仮止めされている集合体を形成し、
連結紐装着機に装着されている。連結紐1のT字部2は
折り曲げられた状態で押し出され開口部16位置に到達
した際に元の状態に復元しょうとする弾性力と連結紐装
着機に挿着されている連結紐1の後端ストッパ部22が
連結紐1の集合体に仮止めされていることからT字部2
を後方に引っ張る力が働いて上方に上がろうとする動き
を生ずる。更に開口部16の底面20に傾斜面を設けた
のでこの動きを補助する作用が併せて働き、連結紐1の
T字部2は開口部16に達すると同時に上方に飛び出す
ことになるので、砲弾状先端部11の空洞19内に押し
込められたり、引っ掛かったりする事故は解消される。
【0008】金属板材4の材質は、本実施例の場合は加
工性と焼入れ性を考慮してステンレス材を使用している
が、ステンレス以外の金属材料でも、加工性、焼入れ性
等の優れた性質を有する金属材料であれば良く、金属材
料については特に限定する必要は無い。
【0009】
【発明の効果】以上述べたように本発明は、薄い金属板
材4を矛状に形成して中空状本体と開口部16と砲弾状
先端部11を塑性加工で成形するとともに砲弾状先端部
11の空洞19内に充填材10を充填するのを廃止して
中空針状物品全体の仕上げ加工及び物理的又は化学的表
面処理を可能とし、かつ軸部材の後端の基準位置と砲弾
状先端部11の首部に設けた開口部16の後端の距離L
を連結紐1の長さLとほぼ同一か若干長く形成し、前
記開口部16の長さLを連結紐1のT字部2の長さL
に対しL=L+2mm〜10mmの範囲の長さに
形成するとともに中空状本体の開口部16の後端付近よ
り砲弾状先端部11方向に向けて狭まる放物曲線或いは
砲弾状先端部方向にゆるやかに狭まる円錐形状の筒体を
形成して砲弾状先端部11の曲線に滑らかに連なるよう
に形成するか或いは開口部16の後端付近よりくの字或
いはゆるやかな曲線を描くように折り曲げて開口部16
の底面部20に傾斜面を設けるように形成したので、連
結紐1のT字部2が砲弾状先端部11の空洞19内に押
し込められたり引っかかったりする事故が解消されると
ともに中空状本体の開口部に到達した際に連結紐1のT
字部2の先端が上方に飛び出そうする作用力を更に補助
する効果があるので速やかにかつ確実に開口部16より
排出されて被対象物に装着出来るとともに中空針状物品
の軸部材を除く金属表面に物理的或いは化学的表面処理
を施しているので中空針状物品の耐磨耗性及び硬度並び
に美観性が付与される等の優れた利点を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる中空針状物品の平面図。
【図2】図1の側面図。
【図3】図1の中空針状物品を成形加工する前の板状展
開図。
【図4】従来の中空針状物品の平面図。
【図5】図4の中空針状物品の側面図。
【図6】図4の中空針状物品の側断面図。
【図7】従来の中空針状物品の説明用側断面図。
【図8】T字部を有する連結紐の説明図。
【図9】連結紐のT字部が従来製品の開口部の先端部に
突き当たった状態の説明図。
【図10】連結紐のT字部が本発明製品の開口部位置に
到達した状態の説明図。
【図11】連結紐のT字部が本発明製品の開口部から飛
び出した状態の説明図。
【符号の説明】
A.従来の中空針状物品。 B.従来の中空針状物品。 C.本発明の中空針状物品。 a.稜線の基部。 b.稜線の先端部。 c,稜線。 L 軸部材の基準位置と開口部後端との距離。 L開口部の長さ。 L連結紐のT字部の長さ。 L連結紐の長さ。 θ 傾斜面の角度。 1.連結紐。 2.連結紐のT字部。 3.連結紐のT字部押し出し用棒。 4.金属板材。 5.連結紐1移動用の溝。 6.従来A物品のスプーン状先端部分。 7.従来A物品の開口部。 8.突き刺し部。 9.先端部分の両側の稜線。 10.軟質の金属又はプラスチック等の充填材。 11.砲弾状の先端部。 12.板材4の先端左側稜線。 13.板材4の先端右側稜線。 14.板材4の右側側部稜線。 15.板材4の左側側部稜線 16.開口部。 17.中空円筒部。 18.連結紐の通過溝。 19.砲弾状先端部の空洞。 20.開口部の底面。 21,軸部材 22,連結紐のストッパ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斉藤 清章 千葉県東金市上武射田2350番地 株式会社 菱興社千葉工場内 Fターム(参考) 3E095 AA14 BA06 CA07 FA02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄い金属板をプレス成形により円筒状に
    曲げて中空状本体を形成し、前記中空状本体の上部には
    連結紐通過用の溝として利用する隙間を開けて形成する
    とともにその後端部には軸部材を取付け、前記中空状本
    体の先端部はプレス成形により尖った砲弾状に形成し、
    前記砲弾状先端部の首部には前記連結紐用溝に連なる連
    結紐T字部排出用の開口部を設けた中空針状物品におい
    て、前記軸部材の後端の基準位置と前記砲弾状先端部の
    首部に設けた長円形状開口部の後端との距離Lは連結紐
    の長さLとほぼ同一か若干長く形成し、前記長円形状
    開口部の長さLを、中空状本体の空洞内に挿入され後
    部から押し出されて開口部位置に到達した際の連結紐T
    字部の長さLに対しL=L+2mm〜10mmの
    範囲の長さに形成し、さらに中空状本体は首部に有する
    前記開口部の後端付近から先端部方向に向けてゆるやか
    に狭まる放物線を描く筒体を形成するとともに尖った砲
    弾状先端部の曲線に滑らかに連なるように形成したこと
    を特徴とする中空針状物品。
  2. 【請求項2】 薄い金属板をプレス成形により円筒状に
    曲げて中空状本体を形成し、前記中空状本体の上部には
    連結紐通過用の溝として利用する隙間を開けて形成する
    とともにその後端部には軸部材を取付け、前記中空状本
    体の先端部はプレス成形により尖った砲弾状に形成し、
    前記砲弾状先端部の首部には前記連結紐用溝に連なる連
    結紐T字部排出用の開口部を設けた中空針状物品におい
    て、前記軸部材の後端の基準位置と前記砲弾状先端部の
    首部に設けた長円形状開口部の後端との距離Lは連結紐
    の長さLとほぼ同一か若干長く形成し、前記長円形状
    開口部の長さLを、中空状本体の空洞内に挿入され後
    部から押し出されて開口部位置に到達した際の連結紐T
    字部の長さLに対しL=L+2mm〜10mmの
    範囲の長さに形成し、さらに中空状本体は首部に有する
    前記開口部の後端付近から先端部方向に向けてゆるやか
    に狭まる円錐形状の筒体を形成するとともに尖った砲弾
    状先端部の曲線に滑らかに連なるように形成したことを
    特徴とする中空針状物品。
  3. 【請求項3】 薄い金属板をプレス成形により円筒状に
    曲げて中空状本体を形成し、前記中空状本体の上部には
    連結紐通過用の溝として利用する隙間を開けて形成する
    とともにその後端部には軸部材を取付け、前記中空状本
    体の先端部はプレス成形により尖った砲弾状に形成し、
    前記砲弾状先端部の首部には前記連結紐用溝に連なる連
    結紐T字部排出用の開口部を設けた中空針状物品におい
    て、前記軸部材の後端の基準位置と前記砲弾状先端部の
    首部に設けた長円形状開口部の後端との距離Lは連結紐
    の長さLとほぼ同一か若干長く形成し、前記長円形状
    開口部の長さLを、中空状本体の空洞内に挿入され後
    部から押し出されて開口部位置に到達した際の連結紐T
    字部の長さLに対しL=L+2mm〜10mmの
    範囲の長さに形成し、さらに中空状本体は首部に有する
    前記開口部の後端付近から先端部方向に向けて上方にく
    の字に折り曲げるか若しくはゆるやかな曲線を描くよう
    に折り曲げて開口部の底面部に傾斜面を有するように形
    成したことを特徴とする中空針状物品。
  4. 【請求項4】 前記開口部の後端付近より砲弾状先端部
    方向に向けて上方に傾斜する傾斜面の角度θは1°〜1
    5°の範囲に形成したことを特徴とする請求項1及び2
    及び3に記載の中空針状物品。
  5. 【請求項5】 前記中空針状物品の軸部材を除く金属表
    面に物理的又は化学的表面処理を施したことを特徴とす
    る請求項1及び2及び3に記載の中空針状物品。
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