JP2003093605A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2003093605A
JP2003093605A JP2001289526A JP2001289526A JP2003093605A JP 2003093605 A JP2003093605 A JP 2003093605A JP 2001289526 A JP2001289526 A JP 2001289526A JP 2001289526 A JP2001289526 A JP 2001289526A JP 2003093605 A JP2003093605 A JP 2003093605A
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JP2001289526A
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English (en)
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Satoshi Nagata
敏 永田
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Okumura Yu Ki Co Ltd
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Okumura Yu Ki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技者に注意を促すことができる遊技機を提
供する。 【解決手段】 パチンコ遊技機1は、遊技盤2にLCD
表示器19を有することになる。LCD表示器19は、
CPU50Aの制御の下に、遊技者への注意を喚起する
内容を表示することができる。また、パチンコ遊技機1
の前面枠P0に、遊技者に注意を促すメッセージが記載
されたプレートP1が配設されている。また、LCD表
示器19は、その輝度を調整可能となるように構成され
ており、遊技者が長時間遊技を行っている場合、CPU
50AはLCD表示器19の輝度を低減することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばパチンコ遊
技機等の遊技機に関し、特に、遊技者への注意を喚起す
ることができる遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】遊技機の一例としてのパチンコ遊技機の
場合、遊技機メーカー各社によって、様々な趣向性の高
いものが提供されている。その遊技内容として、例え
ば、遊技盤上の表示装置に、ストーリー性の高い内容を
表示しながら、遊技者にとって不利な第1状態(はずれ
状態)と、遊技者にとって有利な第2状態(大当たり状
態)とに変化可能となるものがある。そのような遊技機
を利用する場合、射幸性が高くなりやすく、遊技者の興
趣を高めるため、遊技者は思いがけずに遊技に夢中にな
っていく。また、趣向性の高い遊技内容にとどまらず、
電飾効果を高めるため、電飾ランプ等を点滅させるとい
った、視覚的に派手な演出が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため、遊技者は遊
技に夢中になって、遊技の影響により長時間にわたる緊
張状態や興奮状態を繰り返しながら、長時間同じ姿勢
で、遊技機の前の椅子に座り続けることになるので、そ
の遊技者の状態は、あたかも飛行機のエコノミークラス
の座席に長時間座っている場合と同様な状態である。そ
して、飛行機のエコノミークラスの座席に長時間座って
いる場合、深部静脈血栓症(いわゆるエコノミー症候
群)を、引き起こす事がありえるが、長時間同じ姿勢で
遊技機の前の椅子に座り続ける場合も、同様な状況であ
るため、やはり深部静脈血栓症を引き起こす事がありえ
る。この深部静脈血栓症とは、長時間下肢を動かすこと
なく椅子などに座っていると、大腿の奥に位置する静脈
に血液の固まり(深部静脈血栓)ができる症状のことを
いうが、最悪の場合には、この血液の固まり(血栓)
が、血流にのって肺に飛び、肺の血管を閉塞してしまい
人を死に至らしめることがある。
【0004】また、電飾ランプ等の点滅等によって、視
覚的に派手な演出を行う場合、激しい光の点滅が、遊技
者の眼を繰り返し照射して、遊技者に疲労等を引き起こ
すことがある。かかる場合、遊技者は興奮状態で遊技に
没頭しているため、自分が不健康な状態であることに気
が付かないことがある。その結果、遊技者において、眼
精疲労や、てんかんなどの症状を引き起こすことがあり
える。また、近年パチンコホール等の遊技店を訪れる女
性客が増えているが、中でも幼児を持つ母親が子供を連
れて、自家用車でパチンコホールに遊技をしにくること
がある。その場合、母親の遊技中に、子供がそのパチン
コホールの駐車場で車にひかれる事故があったり、子供
が駐車中の車内で脱水症状になったりすることがあっ
て、社会問題になっている。これらは、母親である遊技
者が遊技に没頭して、我が子への注意が散漫になってし
まうことが、その原因の一つに挙げられる。本発明は、
前述した従来の問題点を解消するためになされたもので
あり、遊技者に注意を促すことができる遊技機を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明によれば、表示装置を有する遊
技機において、遊技者への注意を喚起する内容を、前記
表示装置に表示するための表示制御手段を備えることを
特徴とする。それにより、遊技者が遊技を行っている場
合、遊技者は表示装置を通常見ているので、遊技者にと
って視認し易い表示装置に、遊技者への注意を喚起する
内容を表示すれば、遊技者に対し注意を促すことになっ
て、遊技者が例えば遊技を止めて休憩を取ったり、必要
に応じて、駐車場に出向いたりすることになる。そのた
め、遊技者の健康上の問題や、その他の子供の放置問題
等が起こりにくくなる。
【0006】具体的には、表示制御手段は、例えば「連
続遊技が長くなっておりますので、休憩を取るようにし
ましょう。」または「お車を駐車場に止めた状態で、支
障は御座いませんか?」などといった、遊技者に注意を
促す内容(例えば、メッセージ、記号、表示等)を表示
装置に表示することができる。この場合、遊技機は例え
ばタイマー等の計測手段を備え、この計測手段が遊技開
始時から時間を計測し、遊技開始時から所定時間(例え
ば2時間)経過したことを計測して、スーパーインポー
ズ等の手法によって、注意を喚起する内容、例えばメッ
セージ、記号、表示等を表示装置に表示することができ
る。すなわち、請求項1に係る発明は、更に、遊技開始
時からの時間を計測する計測手段と、前記計測手段によ
る計測に基づき、遊技開始時から所定時間経過した時
に、遊技者への注意を喚起する内容を、表示装置に表示
できる表示制御手段を備えるのが望ましい。この場合、
表示装置において表示する注意を喚起する内容は、遊技
者の遊技期間に対応させて変更してもよい。
【0007】また、請求項1に係る発明は、更に、遊技
機状態検出手段を備えるのが望ましい。ここで、遊技機
状態検出手段とは、例えばリーチモード、大当たり遊技
中等の状態を検出するためのものであって、表示装置に
おいて、遊技者に注意を喚起する内容を表示する表示タ
イミングとして、大当たり遊技中などといった、遊技者
が手を離せない状態(すなわち、遊技者が休憩のため
に、席を外すことができない状態)であるか否かを判断
することができる。すなわち、遊技開始時からの時間を
計測する計測手段と、前記計測手段による計測に基づ
き、遊技開始時から所定時間経過した時に、遊技機状態
を検出する遊技機状態検出手段と、前記遊技機状態検出
手段により検出された遊技機状態が表示可能である時、
遊技者への注意を喚起する内容を、表示装置に表示でき
る表示制御手段を備えるのが望ましい。
【0008】また、請求項1に係る発明は、更に、表示
遅延手段を備えるのが望ましい。ここで、表示遅延手段
とは、表示装置において、遊技者に注意を喚起する表示
を遅延させるためのものであって、遊技者が休憩のため
席を外すことができない状態であれば、表示装置におけ
る遊技者に注意を喚起する表示を遅延させることができ
る。すなわち、遊技開始時からの時間を計測する計測手
段と、前記計測手段による計測に基づき、遊技開始時か
ら所定時間経過した時に、遊技機状態を検出する遊技機
状態検出手段と、前記遊技機状態検出手段により検出さ
れた遊技機状態が表示不能である時、遊技者への注意を
喚起する内容の表示を遅延させ、遊技機状態が表示可能
になった時、遊技者への注意を喚起する内容を、表示装
置に表示できる表示制御手段を備えるのが望ましい。
【0009】請求項2に係る発明によれば、請求項1に
記載の遊技機において、前記表示装置は、輝度を変更で
きる構成であって、前記表示装置の輝度調整を可能とす
る輝度調整手段と、遊技者が遊技を行っていることを検
出する検出手段と、前記検出手段の結果に基づいて、前
記輝度調整手段により表示装置の輝度調整を行う輝度調
整制御手段とを備えることを特徴とする。それにより、
輝度調整制御手段が輝度調整手段を制御することによ
り、表示装置の輝度調整を可能とすることができ、遊技
者の遊技状態が例えば所定時間を超えた場合等、必要に
応じて、遊技者の疲労を軽減できるように、表示装置の
輝度を低減することができる。例えば遊技期間が3時間
を超えた場合、表示装置の輝度を下げる作動を行う。
【0010】具体的には、検出手段としてのタッチ検出
部が発射装置に取り付けられる場合、このタッチ検出部
による検出状態を、遊技者の遊技状態として扱うことが
でき、更に、例えばタイマー等の計測手段を備えた場
合、この計測手段が電源投入時からの時間等を計測する
ことができる。そのため、検出手段による遊技者の遊技
状態の検出及び計測手段による時間の計測に基づき、タ
ッチ検出(遊技状態)の時間を計測することができ、遊
技時間が所定時間を超えた場合、表示装置の輝度を下げ
る作動を行う。
【0011】請求項3に係る発明によれば、遊技者側に
配置される前面枠を備える遊技機において、前記遊技機
の前面枠、または前面枠に設置される部品に、遊技者へ
の注意を喚起する内容を表示する表示部を備えることを
特徴とする。このように遊技者にとって視認し易い位置
である前面枠、前面枠近傍または前面枠に設置される部
品に、表示部として、遊技者への注意を喚起する内容を
表示すれば、それを読む遊技者は、例えば遊技者が遊技
を止めて休憩を取ったり、必要に応じて、駐車場に出向
いたりすることになる。そのため、遊技者の健康上の問
題や、その他の子供の放置問題等が起こりにくくなる。
具体的には、例えば「連続遊技が長くなっておりますの
で、休憩を取るようにしましょう。」または「お車を駐
車場に止めた状態で、支障は御座いませんか?」といっ
た、遊技者に注意を促す内容(例えば、言語その他の記
号等によって伝達される情報であるメッセージ)を記載
した印刷物の張り付け、刻印表示、シール添付、及びプ
レート添付などを行って、表示部として表示することが
できる。また、前面枠における、遊技者にとって視認し
易い位置としては、プリペイドカード等により、球貸し
等を行うことができるカード式パチンコ機の場合、例え
ば、パチンコ機本体前側に配置される球貸しボタンの近
傍がよい。また、現金機の場合、パチンコ機本体に隣接
される球貸し装置の現金投入口の近傍がよい。また、前
面枠に設置される部品における、遊技者にとって視認し
易い位置としては、例えば発射用ハンドル装置または上
部受け皿部の近傍がよい。
【0012】このように前面枠や前面枠に設置される部
品に、遊技者に注意を促す内容(例えばメッセージ等)
を表示する場合、遊技者は視認しやすい。また、前面枠
や、前面枠に設置される部品に、表示部として遊技者に
注意を促す内容を表示する場合、遊技店(遊技ホール)
において、遊技盤のみの交換を行った際に、注意書きと
しての表示部は残されることになるので、仮に、遊技盤
に表示部を配置した際に必要となる、位置交換が不要と
なる。また、仮に、遊技盤の盤面上に、遊技者に注意を
促す内容(例えばメッセージ)を表示すると、デザイン
上の外観イメージを損ねるおそれがある。しかし、前面
枠や前面枠に設置される部品に、遊技者に注意を促す内
容(例えばメッセージ)を表示する場合、その内容(例
えばメッセージ)でもって、遊技機の外観を損ねること
が少ない。
【0013】請求項4に係る発明によれば、報知装置を
有する遊技機において、遊技者への注意を喚起する内容
を、前記報知装置でもって報知するための報知制御手段
を備えることを特徴とする。この場合、報知装置として
は、表示装置、または、音声出力装置等をいう。それに
より、遊技者が遊技を行っている場合、遊技者は音声出
力装置から発する音を聴きながら、表示装置を通常見て
いるので、表示装置に遊技者への注意を喚起する内容を
表示し、または、音声出力装置から発する音でもって、
遊技者への注意を喚起する内容を報知すれば、遊技者に
対し注意を促すことになる。そのため、遊技者が例えば
遊技を止めて休憩を取ったり、必要に応じて、駐車場に
出向いたりすることになるので、遊技者の健康上の問題
や、その他の子供の放置問題等が起こりにくくなる。
【0014】具体的には、報知制御手段は、例えば「連
続遊技が長くなっておりますので、休憩を取るようにし
ましょう。」または「お車を駐車場に止めた状態で、支
障は御座いませんか?」といった、遊技者に注意を促す
内容(例えばメッセージ)を表示装置に表示したり、音
声出力装置から発する音でもって、遊技者への注意を喚
起する内容を報知してもよい。この場合、遊技機は例え
ばタイマー等の計測手段を備え、この計測手段が遊技開
始時から時間を計測し、遊技開始時から所定時間(例え
ば2時間)経過したことを計測して、スーパーインポー
ズ等の手法によって、注意を喚起する内容、例えばメッ
セージ、記号、表示等を表示装置に表示したり、音声出
力装置から発する音でもって、遊技者への注意を喚起す
る内容を報知してもよい。すなわち、遊技開始時からの
時間を計測する計測手段と、前記計測手段による計測に
基づき、遊技開始時から所定時間経過した時に、遊技者
への注意を喚起する内容を、報知できる報知制御手段を
備えるのが望ましい。
【0015】また、請求項4に係る発明は、更に、遊技
機状態検出手段を備えるのが望ましい。ここで、遊技機
状態検出手段とは、リーチモード、大当たり遊技中等の
状態を検出するためのものであって、遊技者に注意を喚
起する内容を報知する報知タイミングとして、大当たり
遊技中などの遊技者が手を離せない状態(すなわち、休
憩のため席を外すことができない状態)であるか否かを
判断することができる。すなわち、遊技開始時からの時
間を計測する計測手段と、前記計測手段による計測に基
づき、遊技開始時から所定時間経過した時に、遊技機状
態を検出する遊技機状態検出手段と、前記遊技機状態検
出手段により検出された遊技機状態が報知可能である
時、遊技者への注意を喚起する内容を、報知できる報知
制御手段を備えるのが望ましい。
【0016】また、請求項4に係る発明は、更に、報知
遅延手段を備えるのが望ましい。ここで、報知遅延手段
とは、遊技者に注意を喚起する報知を遅延させるための
ものであって、休憩のため席を外すことができない状態
であれば、遊技者に注意を喚起する報知を遅延させるこ
とができる。すなわち、遊技開始時からの時間を計測す
る計測手段と、前記計測手段による計測に基づき、遊技
開始時から所定時間経過した時に、遊技機状態を検出す
る遊技機状態検出手段と、前記遊技機状態検出手段によ
り検出された遊技機状態が報知不能である時、遊技者へ
の注意を喚起する内容の報知を遅延させ、遊技機状態が
報知可能になった時、遊技者への注意を喚起する内容
を、報知できる報知制御手段を備えるのが望ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る遊技機につい
て、本発明を具体化した実施形態に基づき図面を参照し
つつ詳細に説明する。先ず、実施形態に係るカード式パ
チンコ機の全体構成について、図1に基づいて説明す
る。図1は本実施形態に係るカード式パチンコ機全体を
示した正面図である。このカード式パチンコ機とは、プ
リペイドカード等により球貸し等を行うことができるパ
チンコ機をいう。カード式パチンコ機は、いわゆるCR
機と称され、図1に示すように、パチンコ遊技機1とカ
ード式球貸機21とによって構成されている。これらパ
チンコ遊技機1とカード式球貸機21は、左右に並んで
設置されるが、この場合、カード式球貸機21は、2台
のパチンコ遊技機1(左側のパチンコ機は図示せず)の
間に位置して、右側のパチンコ遊技機1の左側面側に位
置する。
【0018】このパチンコ遊技機1は、所定量のパチン
コ球を賞球として払い出す、いわゆる第一種パチンコ機
であって、遊技者側に配置される前面枠P0を備えてい
る。また、後述する入賞口、図柄表示装置、電動役物及
びゲート等の各種構造物が、パチンコ遊技機1の遊技盤
2上に配設されている。その遊技盤2の下側には、賞球
を受ける上部受け皿3が配設されている。この上部受け
皿3の下側には、スピーカ3aを内蔵したプレート4が
配設されている。また、そのプレート4の下側には、賞
球を受ける大きめの下部受け皿5が配設されている。ま
た、下部受け皿5の右方側には、発射用ハンドル6に連
結された発射装置が配設されており、上部受け皿3のパ
チンコ球がその発射装置6a(図5参照)へ送られるよ
うに構成されている。前面枠P0における、その発射用
ハンドル6の上方には、遊技者にとって視認し易いよう
に、表示部としてのプレートP1が配設されている。こ
のプレートP1には、「連続遊技が長くなっております
ので、休憩を取るようにしましょう。」または「お車を
駐車場に止めた状態で、支障は御座いませんか?」とい
った、遊技者に注意を促すメッセージが記載されてい
る。
【0019】また、遊技盤2の前面側には、遊技中のエ
ラー等を表示するエラー表示ランプ8が配設されている
他に、「当たり」を表示する当たり表示ランプ7が配設
されている。また、遊技盤2の前側は、ステンレス等の
金属製枠を有するガラス扉9により被覆されており、ガ
ラス扉9はその側方(左)側に設けられたヒンジ部材等
を介して開閉自在に支持されている。そして、ヒンジ部
材等の反対側(右)側に設けられた鍵穴9bに、遊技店
の管理者等が鍵を挿入して回転操作して、ロックを解除
することにより、ガラス扉9を前方側(遊技者側)へ開
くことができる。尚、ガラス扉9が前方側へ開放された
ことを検出するため、遊技盤2上のガラス扉9が開く側
に、検出スイッチ9aが設けられているので、ガラス扉
9が前方側へ開放された場合、この検出スイッチ9aが
検出信号を主基板(図示せず)に出力して、エラー表示
ランプ8が点灯する。また、遊技盤2のガラス扉9の外
側上方には、左右の賞球及び球切れ用の表示ランプ1
0、10が設けられている。
【0020】ここで、カード式球貸機21について説明
すると、このカード式球貸機21の上下方向におけるほ
ぼ中央には、カード挿入口22が配設されている。その
カード挿入口22の上方側には、カード利用可能表示ラ
ンプ23、連結台方向表示25、及びカード挿入中表示
ランプ26が下方に向かって順に配設されている。そし
て、カード利用可能表示ランプ23が点灯しているとき
に、遊技者はカード挿入口22にカードを挿入すること
ができる。また、連結台方向表示25は、左右のパチン
コ遊技機1のいずれかを示すことにより、左右どちらの
パチンコ遊技機1が、球貸し処理をできるかを表示す
る。更に、カード挿入中表示ランプ26は、カードがカ
ード挿入口22に挿入されている間点灯している。
【0021】また、パチンコ遊技機1の上部受け皿3の
中央付近には、球貸し操作部11が配設されており、こ
の球貸し操作部11には、度数表示12、貸出スイッチ
13、貸出スイッチLED14、及び返却スイッチ15
が配設されている。その球貸し操作部11の度数表示1
2は、カード残高を表示している。また、貸出スイッチ
LED14が点灯しているときに、貸出スイッチ13の
操作が可能であり、この貸出スイッチ13の操作によっ
て、遊技球の貸し出しが行われるが、貸し出される貸し
球は、後述する態様で、上部受け皿3に払い出される。
そして、遊技者が、そのパチンコ遊技機1のパチンコ遊
技を止めるときは、返却スイッチ15を操作することに
よって、そのカード挿入口22内に挿入されているカー
ドの排出が行われる。
【0022】次に、パチンコ遊技機1における遊技盤2
上の遊技領域の構成について説明する。この遊技領域
は、所定厚さの板材からなる遊技盤2上に、入賞口など
の各構造物が配設され、各構造物を囲むように環状のレ
ール18が遊技盤2上に立設されている。このレール1
8は、発射されたパチンコ球を遊技領域内に案内する案
内路を構成し、遊技盤2上の上方側部には、レール18
に沿って打ち込まれるパチンコ球の進行を制限するため
の段差部16が設けられている。そして、その段差部1
6には、軸支された返しゴム(図示せず)が配設されて
いる。
【0023】また、遊技領域のほぼ中央には、図柄表示
装置を構成するLCD表示器19が遊技盤2の裏面側か
ら前面側へ取り付けられている。このLCD表示器19
は、背景画上に変動する図柄を、左側、中央、右側に3
列状に表示できる液晶表示装置からなる。そして、LC
D表示器19の左側、中央、右側にそれぞれ表示された
図柄が変動しながら順番に停止し、全てが停止した状態
が全体として所定の図柄(例えばキャラクタとして「女
の子の顔、女の子の顔、女の子の顔」(図10(b)参
照))を構成する場合に、遊技者にとって有利な遊技状
態である「いわゆる大当たり」となる。また、LCD表
示器19の上方または左右には、入賞口20a、20b
が合計3個配設されており、これら入賞口20a、20
bには、遊技盤2の裏面に設けられた賞球樋が連通され
ている。そして、この入賞口20a、20bに入ったパ
チンコ玉を検出する入賞口スイッチ180(図5参照)
が、遊技盤2の裏側にそれぞれ設けられており、入賞口
20a、20bに入賞したことを入賞口スイッチ180
が検出すると、所定の個数の賞球が上部受け皿3に排出
されるように構成されている。また、LCD表示器19
内の上方部には、変動図柄の始動回数を遊技者に知らせ
るための、変動図柄始動記憶用の表示ランプ27が設け
られている。
【0024】また、LCD表示器19の下方には、第1
種始動口28が配設されており、この第1種始動口28
には、遊技盤2の裏面に設けられた賞球樋が連通されて
いる。そして、この第1種始動口28に入ったパチンコ
玉を検出する第1種始動口スイッチ181(図5参照)
が遊技盤2の裏側に設けられており、この第1種始動口
28に入賞して第1種始動口スイッチ181が入賞した
ことを検出すると、LCD表示器19の表示画面上を、
変動図柄が上下方向に変動するように構成されている。
また、LCD表示器19の左右上側には、各電飾付き風
車29が設けられており、これら電飾付き風車29内の
ランプ29Aは、LCD表示器19の変動図柄が変動す
る際に点滅する。
【0025】また、第1種始動口28の左右下側には、
各ゲート30が配設されている。このゲート30には、
パチンコ球の通過を検出する検出スイッチ182(図5
参照)が備えられ、この検出スイッチ182がパチンコ
球の通過を検出することにより、LCD表示器19と、
入賞口20aとの間にある普通図柄表示器20が変動後
所定の数字等を表示するように構成されている。そし
て、普通図柄表示器20が停止した状態が、所定の図柄
(例えば「7」等)を構成する場合に、遊技者にとって
有利な遊技状態である「通常当たり」となる。また、各
ゲート30の左右下側には、電飾ランプが施された下入
賞口20cが配設されており、これら下入賞口20cに
は、遊技盤2の裏面に設けられた賞球樋が連通されてい
る。そして、下入賞口20cに入ったパチンコ玉を検出
する入賞口スイッチ180(図5参照)が、遊技盤2の
裏側に設けられており、入賞口20cに入賞したことを
入賞口スイッチ180が検出すると、所定の個数の賞球
が上部受け皿3に排出されるように構成されている。こ
の場合、下入賞口20c、入賞口20a、20bの裏面
には、それぞれ対応する入賞口スイッチ180が配置さ
れている。
【0026】そして、第1種始動口28の下方には、大
入賞口30aを有する特別電動役物30bが配設されて
おり、この大入賞口30aは、長い横幅を有しており、
開閉扉を備えている。そして、LCD表示器19の画面
の、左側、中央、右側にそれぞれ表示された図柄が変動
した後に、所定状態を達成した場合(例えば、「女の子
の顔、女の子の顔、女の子の顔」のように揃った(図1
0(b))場合等)に開閉扉が開かれるように構成され
ている。
【0027】この開閉扉には、遊技盤2の裏面に設けら
れた賞球樋が連通されており、大入賞口30a内には、
開閉扉が開かれたときに入賞したパチンコ球の個数をカ
ウントするための大入賞口カウントスイッチ184(図
5参照)が設けられている。そして、大入賞口カウント
スイッチ184がカウントしたパチンコ球に対応する賞
球は、上部受け皿3に排出されるように構成されてい
る。この場合、大入賞口30aの開閉扉は、25秒間経
過又は10個のパチンコ球が入賞するまで大入賞口カウ
ントスイッチ184により検出されるまで開放される。
また、大入賞口30aの内部には、大入賞口30aの開
閉扉の開放を所定分継続して特別遊技状態(大当たり状
態)を発生させるための、「いわゆるVゾーン」が仕切
り形成されており、当該Vゾーンへの入賞検出用のVス
イッチ185(図5参照)が設けられている。
【0028】次に、図2において、パチンコ遊技機1の
背面側の構成について説明する。図2は実施形態に係る
パチンコ遊技機1全体を示した背面図である。パチンコ
遊技機1は、図2に示すように、木製の外枠31に対し
て木製の内枠32がヒンジ部材等を介して開閉自在に取
り付けられている。また、この内枠32のほぼ中央部に
は、遊技盤2を着脱自在に支持するための機構盤(図示
せず)が取り付けられている。そして、この機構盤に
は、合成樹脂製のメインセット盤34が取り付けられて
いる。
【0029】このメインセット盤34の上方角部には、
中継基板K1が設けられており、この中継基板K1は、
パチンコ遊技機1と図示しないホールコンピュータとを
つないで、球切れ信号等の制御信号を伝達する機能を果
たす。また、パチンコ遊技機1の裏側最上段には、上方
に開口したタンク35がメインセット盤34上に固定さ
れている。そのタンク35の直上には、パチンコ球の補
給装置36が配設されており、この補給装置36は、垂
直にパチンコ球をタンク35内に落下させるため吐出部
36Aを備えており、この吐出部36Aを介して、補給
されるパチンコ球を、タンク35内で貯留することがで
きる。
【0030】また、最上側のタンク35の底面外側の一
端には、図2に示すように、賞球タンクスイッチQ1が
設けられている。この賞球タンクスイッチQ1は、タン
ク35内のパチンコ球の有無を検出し、その検出信号
を、CPU50Aに出力することにより、左側の賞球及
び球切れ表示ランプ10(図1参照)が点灯する。その
タンク35の下方には、パチンコ球を送るための、パチ
ンコ遊技機1裏面側の左右方向に延びるタンクレール3
7が設けられており、そのタンク35内の傾斜した底面
に設けられた連通孔(図示せず)を介して、パチンコ球
をタンクレール37に落下させる。
【0031】また、タンクレール37の下方のメインセ
ット盤34の中央には、遊技盤2の裏面を覆うセンタカ
バーK3が装着されている。このセンタカバーK3内に
は、効果音発生用回路を設けた音声基板90(図5参
照)と、ランプ駆動回路97(図5参照)を設けたラン
プ基板(図示せず)と、特別図柄表示装置95(図5参
照)及び普通図柄表示装置96(図5参照)を設けた表
示基板(図示せず)とが固着されている。更に、センタ
カバーK3の下側には、下側カバーK4に覆われた主基
板(図示せず)が固着されている。この主基板には、パ
チンコ遊技機1のメイン動作を制御するための制御回路
部50(図5参照)が設けられている。そして、下側カ
バーK4の下方側には、メインセット盤34の裏面側に
近接するように、賞球基板K5が取り付けられており、
この賞球基板K5は、メインセット盤34の裏面から離
れて位置する主基板の一部と重なり合っている。この賞
球基板K5には、所定個の賞球を払い出すのための賞球
用制御部39、及び、所定個の貸し球を払い出すのため
の貸し球用制御部40等を個々に駆動制御させるための
賞球貸し球払出回路91が設けられている。
【0032】また、賞球基板K5の側方(右側)下方に
は、電源基板K6が設けられている。その電源基板K6
は、AC(交流)24V(ボルト)を変圧するとともに
整流する直流32V(ボルト)用の電源を設ける他に、
AC(交流)24V(ボルト)を変圧するとともに整流
する直流12V(ボルト)用の電源、更に、AC(交
流)24Vを変圧するとともに整流する直流5V(ボル
ト)用の電源が設けられている。また、電源基板K6に
は、これら電源をオン・オフさせるための電源スイッチ
Z1が設けられており、電源スイッチZ1用のオン・オ
フの検出信号が、電源投入検出回路Z2(図5参照)を
介して制御回路部50(図5参照)に出力するように構
成されている。また、賞球基板K5の左下側には、パチ
ンコ球発射用の発射装置6a及び発射制御装置6b等を
備える発射基板K9が設けられている。また、電源基板
K6の上方側には、インターフェース基板K7が取り付
けられている。このインターフェース基板K7のコネク
タと、カード式球貸機21の背面のコネクタとが、信号
伝達用の接続コードK8によって相互に接続される。そ
して、カード式球貸機21の制御装置が、接続コードK
8及びインタフェース基板K7を介して、賞球基板K5
に対し、貸し球指令信号を出力するので、その信号を入
力した賞球基板K5は、賞球の払い出しの場合と同様
に、貸し出し用制御部40にパチンコ球の払い出しを命
令する。
【0033】次に、発射用ハンドル6について、図3を
参照して説明する。図3は実施の形態の発射用ハンドル
6を拡大して示す断面図である。発射用ハンドル6は、
図3に示すように、前面枠P0に固着されるハンドル本
体61と、該ハンドル本体61の前面側(図3左側)に
回動自在に支持される回転体62と、その回転体62の
前面側を覆うカバー63とから構成されている。このハ
ンドル本体61、回転体62、及びカバー63は、AB
S等の合成樹脂等から形成され、その回転体62の表面
には、導電性が良好な材料によりメッキ加工が施されて
いる。カバー63は、前面側に突出する略半円球状に形
成されており、半円球状の軸線は、回転体62の回動軸
線上に配置されている。
【0034】ハンドル本体61の一側部(図3右側)に
は、円柱状の支柱部64が形成れ、支柱部64の中心軸
上には、貫通孔65が形成されている。また、この支柱
部64の前面枠P0と当接する面には、前面枠P0に取
りつけるための複数のネジ孔66が形成されている。他
方、ハンドル本体61の他側部(図3の左側)、即ち回
転体62に臨む部位は、略皿状に形成されている。ま
た、ハンドル本体61の他側部には、カバー63を取り
付けるためのネジが挿通される複数のネジ挿通孔67が
穿設されている。
【0035】また、回転体62はほぼ円板状であって、
その中心部に回転体62の回転角を伝えるための支軸6
9が挿着されており、導電部材からなる支軸69のカバ
ー63側には、取付部68を取り付けることができる。
この支軸69は、ハンドル本体61の貫通孔65に挿通
されており、発射装置6a(図5参照)に連結されてい
る。また、回転体62の円周端縁部の所定位置には、複
数の回転体指掛け部71が半径方向外側及びカバー63
側に延出して形成されている。また、回転体62には周
縁部に沿って挿通用の長孔72が同心円上に穿設されて
おり、カバー63のハンドル本体61における各ネジ挿
通孔67に対向する位置には、連結ボス73が設けられ
ている。そして、その長孔72にはカバー63の連結ボ
ス73が挿通され、この連結ボス73には、ハンドル本
体61の各ネジ挿通孔67を通して、ネジ止めされる。
また、支軸69の表面には、遊技者の手が触れることに
よる電位の変動を検出するための、タッチ検出部74が
接触するように取り付けられている。そのため、カバー
63及び回転体指掛け部71に遊技者が手を掛けた場
合、回転体指掛け部71、回転体62、支軸69等を介
して、タッチ検出部74が作動して、タッチ検出部74
の出力信号が、信号線75を介して、発射基板K9に備
えられる発射制御装置6b(図5参照)に出力される。
【0036】次に、LCD表示器19の輝度調整機構8
0について、図4を参照して説明する。図4は実施の形
態のLCD表示器19の輝度調整機構80を拡大して示
す斜視図である。この輝度調整機構80は、LCD表示
器19の輝度を調整する輝度調整手段を構成するが、L
CD表示器19の輝度を調整するためには、表示面を発
光させるための、バックライト用の冷陰極蛍光管(図示
せず)の照射量を調整するようになっている。具体的に
は、LCD表示器19に内蔵される薄膜トランジスタ−
液晶部(TFT−LCD部)が設けられており、薄膜ト
ランジスタ−液晶部(図示せず)の後方側には、バック
ライト用の冷陰極蛍光管が配置されている。バックライ
トとは、LCD表示器19の輝度を調整するため、冷陰
極蛍光管が薄膜トランジスタ−液晶部を照射する照射手
法をいう。その冷陰極蛍光管の照射量を調整するには、
冷陰極蛍光管に通常入力されている入力電流10mAを
上下するように、可変抵抗器の抵抗値を上下させれば良
く、この場合、可変抵抗器の抵抗値が上下することに従
って、冷陰極蛍光管に印可する電流値が上下することに
なる。そして、冷陰極蛍光管に印可する電流値を上下さ
せるための、可変抵抗器の抵抗値は、LCD表示器19
の裏面側に取り付けられた輝度調整つまみ81の回転量
でもって、変化するようになっている。すなわち、可変
抵抗値の変更方法としては、抵抗器の調整ダイヤルを回
転させる態様を採用するからである。
【0037】具体的には、輝度調整機構80は、図4に
示すように、輝度調整つまみ81と、輝度調整つまみ回
転用プーリ82と、回転用ベルト83と、駆動側プーリ
84と、ステッピングモータ85等とを備えている。こ
のステッピングモータ85の駆動軸85aは、ステッピ
ングモータ85が駆動制御されると、駆動側プーリ84
を所定角転量だけ回動させることができるので、駆動側
プーリ84の回動に従動する回転用ベルト83を介し
て、輝度調整つまみ回転用プーリ82を所定角転量だけ
回動させることができる。それにより、後述するCPU
50Aが、ステッピングモータ85を所定量だけ駆動制
御する結果、輝度調整つまみ81が、所定角転量だけ回
動するので、LCD表示器19の輝度が調整されること
になる。もっとも、輝度調整つまみ81を所定角転量だ
け回動させる機構としては、図9に示すように、ステッ
ピングモータの駆動軸85aに第1の歯車86を取り付
け、輝度調整つまみ81に第2の歯車87を取り付け
て、第1の歯車86と第2の歯車87とを歯合させて、
輝度調整つまみ81を所定角転量だけ回動させる構成を
採用してもよい。また、輝度調整手段を構成する正逆回
転可能なモーター(図示せず)でもって、直接可変抵抗
器の調整ダイヤルを回す態様を採用しても良い。また、
LCD表示器19の輝度を調整するために、バックライ
ト以外に、サイドライトを採用する実施の形態の場合に
あっては、サイドライトの冷陰極蛍光管の輝度を調整し
てもよい。
【0038】次に、この実施形態に係るパチンコ遊技機
1の制御回路のシステムについて、図5を参照しながら
説明する。図5は、本実施形態に係るパチンコ遊技機1
の制御回路部50のシステム構成を示すブロック図であ
る。表示制御手段及び報知制御手段として機能する制御
回路部50には、図5に示すように、制御回路部50の
全体を制御するCPU50Aと、制御プログラムを格納
しておく不揮発性のメモリとしてのROM51(記憶手
段)と、制御処理に必要なデータ等を格納しておくメモ
リとしてのRAM52(記憶手段)と、入力ポート53
と、出力ポート54とが設けられている。これらCPU
50A、ROM51、RAM52、入力ポート53及び
出力ポート54は、バス線55で相互に接続されてい
る。また、CPU50Aには、所定のクロック信号を出
力するクロック回路56が接続されている。また、RA
M52は、一定時間の計測用のタイマ52Aとしての機
能を果たし、遊技開始時からの遊技時間を計測したり、
発射用ハンドル6から遊技者が手を離した際の時間を計
測したり、電源投入時からの時間等を計測したりする。
【0039】また、出力ポート54には、スピーカ3a
を介してゲーム音楽等を再生するための、音声基板90
が接続されている。この場合、ROM51には、音声基
板90を駆動させる際の動作プログラムが記憶されてい
るので、CPU50Aが、ROM51に記憶されている
動作プログラムに基づいて動作する場合、スピーカ3a
からゲーム音楽等が再生される。また、出力ポート54
は、賞球貸し球払出回路91を介して、賞球貸し球払出
装置92に接続されている。この場合、ROM51に
は、賞球貸し球払出装置92を駆動させる際の、動作プ
ログラムが記憶されているので、CPU50Aが、その
動作プログラムに基づいて、賞球貸し球払出回路91を
動作させると、賞球貸し球払出装置92は、遊技盤2裏
面側の賞球用制御部39を動作させて、所定個数の賞球
を払い出したり、遊技盤2裏面側の貸し球用制御部40
を動作させて、所定個数の貸し球を払い出すことができ
る。
【0040】また、大入賞口30aの開閉扉の開閉用ソ
レノイド94が、ソレノイド駆動回路93を介して、出
力ポート54に接続されている。この場合、ROM51
には、ソレノイド駆動回路93を駆動させる際の動作プ
ログラムが記憶されているので、CPU50Aは、RO
M51の動作プログラムに基づいて、開閉用ソレノイド
94を駆動させることにより、大入賞口30aの開閉扉
を、所定の態様で開閉させることができる。また、LC
D表示器19が、特別図柄表示制御装置95を介して、
出力ポート54に接続されている。この場合、ROM5
1には、LCD表示器19における所定の態様の表示画
面を表示するための動作プログラムが記憶されているの
で、CPU50Aは、ROM51の動作プログラムに基
づいて、LCD表示器19上で所定の態様の表示をする
ことができる。
【0041】また、普通図柄表示器20は、普通図柄表
示制御装置96を介して、出力ポート54に接続されて
いる。この場合、ROM51には、普通図柄表示器20
用の表示用文字データ、及び、その表示用動作プログラ
ムが記憶されているので、CPU50Aは、ROM51
の動作プログラムに基づいて、普通図柄表示器20上で
所定の態様で表示をすることができる。また、表示ラン
プ7、エラー表示ランプ8、表示ランプ10、表示ラン
プ27及びランプ29Aは、ランプ駆動回路97を介し
て、出力ポート54に接続されている。この場合、RO
M51には、これらランプ7、8、10、27及び29
Aにおいて、所定の態様で点灯させるための動作プログ
ラムが記憶されているので、CPU50Aは、ROM5
1の動作プログラムに基づいて、ランプ7、8、10、
27及び29Aを消灯または点灯をさせることができ
る。また、カード式球貸し機21には、信号を入出力す
るための、入力ポート53及び出力ポート54が接続さ
れている。そのため遊技者の貸出スイッチ13の操作に
よって、カード式球貸し機21が作動すると、その信号
が入力ポート53を介して、CPU50Aに入力される
ので、CPU50Aは、ROM51の動作プログラムに
基づいて、賞球貸し球払出回路91を動作させることに
なる。それにより、貸し球用制御部40によるパチンコ
球の貸し出し動作が行われる結果、貸し出されるパチン
コ球は、上部受け皿3に払い出される。
【0042】また、大入賞口30a内の大入賞口カウン
トスイッチ184、入賞口20a、20b、下入賞口2
0c内の入賞口スイッチ180、第1種始動口28内の
第1種始動口スイッチ181、ゲート30用の検出スイ
ッチ182、及び、Vゾーンへの入賞検出用のVスイッ
チ185が、入力ポート53にそれぞれ接続されている
ので、これらスイッチ181乃至185が、入賞球を検
出した場合に、入力ポート53を介して、CPU50A
に対してその検出信号を出力する。また、電源投入検出
回路Z2が、入力ポート53に接続されているので、遊
技店の管理人が、遊技盤2裏面の電源スイッチZ1を操
作すると、電源スイッチZ1用のオン・オフの検出信号
が、電源投入検出回路Z2を介して制御回路部50に出
力する。それにより、CPU50Aは、RAM52のタ
イマ52Aの機能を用いて、例えば電源投入時からの時
間を計測することができる。
【0043】また、発射用ハンドル6内のタッチ検出部
74は、入力ポート53に接続されており、発射用ハン
ドル6のハンドル本体61に、遊技者が手を掛けた場
合、その検出信号を、発射制御装置6bに出力し、その
発射制御装置6bは、制御回路部50のCPU50Aに
対して、その検出信号を出力する。そして、このパチン
コ遊技機1の場合、タッチ検出部74による検出状態
を、遊技者の遊技状態として扱うことができ、CPU5
0Aは、RAM52のタイマ52Aの機能を用いて、遊
技開始時(タッチ検出時)からの時間を計測することが
できる。それにより、CPU50Aは、遊技開始時から
の時間を計測する計測手段として機能することができ
る。また、ROM51には、スーパーインポーズ等の手
法によって、遊技者の注意を喚起するメッセージを表示
用動作プログラムが記憶されているので、遊技開始時か
ら所定時間(例えば2時間等)が経過したことが計測さ
れた場合、スーパーインポーズ等の手法によって、注意
を喚起するメッセージが、LCD表示器19に表示され
ることになる。具体的には、LCD表示器19の表示画
面においては、背景画上の左側、中央、右側に3列状に
表示変動する変動図柄がされていたのが、その表示が停
止した後に画面が切り替わり、LCD表示器19の表示
画面には、例えば「連続遊技が長くなっておりますの
で、休憩を取るようにしましょう。」といった、遊技者
に注意を促すメッセージが表示される。
【0044】また、輝度調整機構80のステッピングモ
ータ85が、出力ポート54に接続されている。この場
合、ROM51には、LCD表示器19の輝度調整つま
み81を所定角度だけ回動させるため、ステッピングモ
ータ85用の動作プログラムが記憶されている。そのた
め、この動作プログラムに従って動作するCPU50A
は、輝度調整機構80のステッピングモータ85を制御
することにより、LCD表示器19の輝度を調整するこ
とができるので、ステッピングモータ85を制御するC
PU50Aは、LCD表示器19の輝度調整を行う輝度
調整制御手段として機能することができる。この場合、
LCD表示器19の輝度調整つまみ81が、ステッピン
グモータ85の駆動制御に基づき所定角度だけ回動し、
LCD表示器19の輝度は、1平方当たり250カンデ
ラ(cd)から、1平方当たり200カンデラに変更さ
れたり、あるいは、1平方当たり200カンデラから、
1平方当たり250カンデラに変更される。そして、タ
ッチ検出部74の作動の検出に基づき、遊技者の連続遊
技が所定期間(例えば3時間)を越えた場合、遊技者の
眼の疲労を考慮して、LCD表示器19の輝度を、1平
方当たり250カンデラから、1平方当たり200カン
デラとするのが望ましい。反対に、遊技者が所定の休憩
時間を取った場合には、LCD表示器19の輝度を、1
平方当たり200カンデラから、1平方当たり250カ
ンデラに戻すのが望ましい。
【0045】また、ROM51には、LCD表示器19
用の表示用画像データ、及びLCD表示器19用の表示
用動作プログラムが記憶されている他に、特別遊技状態
(リーチモード、大当たり)等の発生の際の表示動作に
ついての動作プログラムが記憶されているので、CPU
50Aは、パチンコ遊技機1が、リーチモード、大当た
り遊技中等の状態であるか否か等の、パチンコ遊技機1
自体の現在の状態を把握することができる。この場合、
発射装置6aによって発射されたパチンコ球が、第1種
始動口28に入賞し、第1種始動口スイッチ181によ
って検出された際のタイミングで、CPU50Aは、例
えば「0」から「255」まで順番にカウントアップす
る数値(「255」の後に「0」に再び戻り、これを繰
り返す)をRAM52内のカウンタから取得し、これら
数値には、遊技状態を設定するための遊技状態設定値
(大当たり数値、リーチモード移行後のはずれ値、リー
チモード移行前のはずれ値)が割り振られているので、
第1種始動口スイッチ181によって検出された際の遊
技状態設定値でもって、次に行われる遊技状態が決定さ
れる。それにより、CPU50Aは、遊技状態設定値を
把握することにより、例えばリーチモード、大当たり遊
技中等の状態を検出する遊技機状態検出手段として機能
する。
【0046】更に、ROM51には、LCD表示器19
における遊技者に注意を喚起する表示を遅延させるため
の動作プログラムが記憶されている。例えば、遊技者の
連続遊技が、所定期間(例えば2時間)を越えた場合、
LCD表示器19の表示画面には、遊技者に注意を促す
内容(例えばメッセージ)を表示する予定であったの
が、偶然に、パチンコ遊技機1において、リーチモー
ド、大当たり等が発生しているなどの、遊技者が手を離
せない状態に該当することがありえる。仮に、その大当
たり等の状態で、遊技者に注意を促す内容をLCD表示
器19に表示すると、遊技の障害になる。そのため、リ
ーチモード、大当たりが終了するまで、LCD表示器1
9における遊技者への注意を喚起する内容の表示を遅延
させて、リーチモード、大当たりが終了した時、遊技者
への注意を喚起する内容を、表示することができる。そ
れにより、CPU50Aは、LCD表示器19における
遊技者に注意を促す内容を表示不能である時、その表示
を遅延させることができるので、表示遅延制御手段及び
報知遅延制御手段として機能することができる。また、
賞球タンクスイッチQ1が入力ポート53に接続されて
おり、パチンコ球を検出した場合、入力ポート53を介
して、制御回路部50のCPU50Aに対してその検出
信号を出力する。また、ガラス扉9開閉用の検出スイッ
チ9aが入力ポート53に接続されており、入力ポート
53を介して、制御回路部50のCPU50Aに対して
その検出信号を出力する。
【0047】次に、遊技者への注意を喚起する内容を表
示する際の動作態様について、図6及び図7を参照して
説明する。ここで、図6は、実施形態に係るパチンコ遊
技機1の注意換気用表示処理(警告表示処理)を示すフ
ローチャートである。図7は、実施形態に係るパチンコ
遊技機1の連続遊技期間計測処理を示すフローチャート
である。図10は、パチンコ遊技機1のLCD表示器1
9の背景画上に表示されるキャラクタを示す正面図であ
って、(c)は、遊技者への注意を喚起する内容を示
す。また、図10(a)は、左側、右側の図柄(キャラ
クタ)「女の子の顔、女の子の顔」が停止中であって、
中央の図柄が変動中であるリーチアクションを示す。図
10(b)は左側、中央、右側の図柄(キャラクタ)で
ある「女の子の顔、女の子の顔、女の子の顔」が停止中
である大当たり中を示す。この場合、遊技者による遊技
時間が、例えば2時間、2時間30分、2時間50分、
3時間を超えた際に、遊技者への注意を喚起する内容を
LCD表示器19に表示する。最初に、パチンコ遊技機
1が実行する図6に示す注意換気用表示処理動作につい
て説明するが、CPU50Aは、図6に示すフローチャ
ートに従って、初期設定を行う(S1)。この場合、初
期設定では、タイマー52A等のリセットの他に、種々
の設定をリセットすることができる。次に、CPU50
Aは、RAM52に記憶された既設定を認識する(S
2)。この際、新たな更新設定データがあれば、更新設
定データがRAM52に順次記憶されるので、CPU5
0Aはその更新設定データを、既設定として認識するこ
とができる。この更新設定データは、主に、遊技者によ
る遊技開始から、その遊技時間の長さに応じて、LCD
表示器19において表示する遊技者への注意を喚起する
内容を変更したり、LCD表示器19の輝度を調節する
ために使用するものである。次に、CPU50Aは、図
7に示す連続遊技期間計測処理(図7については後述)
を行う(S3)。この連続遊技期間計測処理は、遊技者
による遊技時間が、例えば2時間、2時間30分、2時
間50分、3時間を超えたか否かを判断するための処理
である。
【0048】次に、CPU50Aは、遊技時間が例えば
2時間、2時間30分、2時間50分、3時間を超えた
という所定条件を満たしたか否かを判断する(S4)。
ここで、遊技時間が所定条件を満たしていない場合(S
4:NO)、例えば遊技時間が2時間経過していない場
合、CPU50Aは、更に連続遊技期間計測処理を行う
(S3)。遊技時間が所定条件を満たした場合(S4:
YES)、例えば遊技時間が2時間経過した場合、CP
U50AはLCD表示器19において表示可能期間か否
かを判断する(S5)。これは、図10(b)に示すよ
うに、LCD表示器19の左側、中央、右側に3列状
で、変動図柄が同じキャラクタ(例えば「女の子の顔、
女の子の顔、女の子の顔」)が停止中である大当たり
中、または、図10(a)に示すように、左側、右側の
内の2つが同じキャラクタ(例えば「女の子の顔、女の
子の顔」)が停止中であって、中央の変動図柄が変動中
であるリーチアクション中の場合にあっては、余計なメ
ッセージをLCD表示器19に表示すると、遊技の邪魔
になるので、CPU50AはLCD表示器19における
表示可能期間でないと判断するのである。
【0049】一方、これらLCD表示器19における表
示可能期間である場合(S5:YES)、例えば大当た
り中、または、リーチアクション中の場合以外では、L
CD表示器19の左側、中央、右側に3列状で、変動図
柄が単に変動中であると、メッセージを表示しても、遊
技者の遊技を邪魔することはないため、スーパーインポ
ーズにて、遊技者に注意を促す内容(メッセージ)を表
示する(S6)。この場合、「連続遊技時間が長くなっ
ておりますので、少し休憩をして下さい。」というメッ
セージが、LCD表示器19において表示される(図1
0(c)参照)。すなわち、遊技者が発射用ハンドル6
を握って操作し、タッチ検出部74によって検出されて
から、連続して2時間を超えた場合、つまり、遊技時間
が2時間を超えた場合、スーパーインポーズ等の手法に
よって、注意喚起のメッセージ等をLCD表示器19に
表示する。
【0050】そして、遊技時間が2時間、2時間30
分、2時間50分を経過した場合は、上記と同じメッセ
ージをその都度表示する一方、遊技時間が3時間を経過
した場合は、CPU50Aは、例えば「目の疲労を引き
起こすおそれがありますので、輝度調整を行います。」
というメッセージを、LCD表示器19において表示す
る。次に、CPU50Aは、メモリーとしてのRAM5
2に記憶された条件を、設定(更新)する(S7)。こ
の場合、遊技時間が、例えば2時間経過して所定のメッ
セージをLCD表示器19に表示した後に、連続する遊
技時間の経過を更に検出しながら、次に表示すべきメッ
セージを確認するために使用できる。また、LCD表示
器19において、次に表示すべきメッセージ内容を変更
したり、LCD表示器19の輝度調整を行う必要がある
場合(遊技時間が3時間を経過した場合)、その調整を
行うために使用できる。
【0051】次に、パチンコ遊技機1が実行する図7に
示す連続遊技期間計測処理について説明する。最初に、
CPU50Aは、ハンドルタッチ検出オン、すなわち、
タッチ検出部74の出力信号が入力されるか否かを判断
する(S10)。遊技者が発射用ハンドル6に手を掛け
ないと、そのタッチ検出部74からの出力信号がCPU
50Aに入力されないので(S10:NO)、CPU5
0Aはその信号の入力を待つ。遊技者が発射用ハンドル
6に手を掛け、タッチ検出部74からの出力信号がCP
U50Aに入力されると(S10:YES)。また、C
PU50Aは、遊技者が発射用ハンドル6を回転操作さ
せて、発射装置6aが作動しているか否かを判断する
(S11)。ここで、発射用ハンドル6を回転操作せず
に、発射装置6aが作動しない場合(S11:NO)、
CPU50Aは再びS10に戻る。そして、タッチ検出
部74から出力信号が、CPU50Aに入力され(S1
0:YES)、発射用ハンドル6の回転操作により、発
射装置6aが作動している場合(S11:YES)、C
PU50Aは、発射動作処理が行われたことを確認する
(S12)。ここで、CPU50Aは、発射動作処理が
1分以上経過したか否かを判断する(S13)。発射動
作処理が1分以上経過しない場合(S13:NO)、C
PU50Aは再びS10またはS11に戻る。これは、
発射動作処理が連続して1分以上経過しない場合、その
遊技者は、そのパチンコ遊技機1において、連続して遊
技をする意思がないと考えるのが妥当だからである。
【0052】そして、発射動作処理が1分以上経過した
場合(S13:YES)、遊技期間を計測するための連
続作動の計測処理を実行する(S14)。この場合、遊
技者が発射用ハンドル6を回転操作して、発射装置6a
による発射動作がオンか否かを検出する(S15)。こ
こで、発射装置6aによる発射動作がオンの場合(S1
5:YES)、連続作動の計測処理を更に実行する(S
14)。一方、発射装置6aによる発射動作がオンでな
い場合(S15:NO)、CPU50Aは、発射動作終
了後1分以上経過しているか否かを検出する(S1
6)。発射動作終了後1分以上経過していない場合(S
16:NO)、CPU50AはS14に戻り、連続作動
の計測処理を更に実行する。ここで、発射動作の終了後
1分以上経過した場合(S16:YES)、CPU50
Aは、連続遊技期間の計測処理を終了する。これは、発
射動作の終了後1分以上経過した場合、その遊技者は、
そのパチンコ遊技機1において、遊技をする意思がなく
なった、または、遊技を中断して休憩を取る意思がある
と考えるのが妥当だからである。また、遊技を行ってい
る遊技者が、パチンコ遊技機1の発射用ハンドル6を握
り続けることはまれであり、連続遊技を行っている期間
でも、発射用ハンドル6から手を離すことが時々あり得
るので、仮に、発射動作がオフ状態があっても、発射動
作の終了後1分を経過しない場合、連続遊技と取り扱う
ためである。
【0053】次に、図8に示すタイムチャートを用い
て、そのパチンコ遊技機1の動作について説明する。
尚、タイムチャートの時間の長さを示す間隔は、概略的
に記載してある。遊技店の管理者が、電源スイッチZ1
を操作すると、電源スイッチZ1によるオン・オフの検
出信号が、時刻T1において、制御回路部50のCPU
50Aに出力される。すると、タイマー52Aの時間計
測の作動についても、時刻T1において、オフ状態から
オン状態になる。また、LCD表示器19の作動につい
ても、時刻T1において、オフ状態からオン状態になっ
て、LCD表示器19には、変動図柄等を示す画面が表
示される。その際、LCD表示器19の輝度は、1平方
当たり250カンデラである。
【0054】時刻T2において、遊技者が発射用ハンド
ル6を握って、回転体指掛け部71に指を掛けて回転操
作する。すると、タッチ検出部74が作動して、タッチ
検出部74の出力信号が、オフ状態からオン状態になっ
て、発射装置6aの作動も、オフ状態からオン状態にな
る。そして、時刻T2から1分経過した時刻T3におい
て、連続遊技期間の計測が開始される。時刻T3から2
時間経過した時刻T4において、CPU50Aは、LC
D表示器19の画面に「連続遊技時間が長くなっており
ますので、少し休憩をして下さい。」(図10(c)参
照)といった、遊技者に注意を促すメッセージを、スー
パーインポーズの手法によって表示する。
【0055】ここで、仮に、例えば大当たり中、また
は、リーチアクション中の場合にあっては、遊技者の遊
技を邪魔するような、メッセージをLCD表示器19の
画面に表示することができないので、CPU50AはL
CD表示器19における表示可能期間でないと判断し
て、大当たりまたはリーチアクションが終了するのを待
って、遊技者に注意を促すメッセージを、スーパーイン
ポーズの手法によって表示する。時刻T3から2時間以
上経過した時刻T5において、タッチ検出部74の出力
信号が、オン状態からオフ状態になり、また、発射装置
6aの作動が、オン状態からオフ状態になる際に、その
時間を計測する。これは、遊技者が、実際2時間以上連
続して、遊技機の発射用ハンドル6を握り続けることは
まれであり、通常は、リーチ時、または、保留満タン時
などには、短時間ではあるが、発射用ハンドルから手を
離すことが多いため、短時間(例えば1分以内)の手が
離れた状態を、休息をとるためにパチンコ遊技機1の前
の席から離れた場合でないと、判断するためである。こ
の場合、オン状態からオフ状態になる時間が、1分以内
であるため、連続した遊技が続いたものとする。
【0056】また、時刻T4から30分経過した時刻T
6において、CPU50Aは、LCD表示器19の画面
に「連続遊技時間が長くなっておりますので、少し休憩
をして下さい。」といった、遊技者に注意を促すメッセ
ージを、スーパーインポーズの手法によって再び表示す
る。更に、時刻T6から20分経過した時刻T7におい
て、CPU50Aは、LCD表示器19の画面に「連続
遊技時間が長くなっておりますので、少し休憩をして下
さい。」といった、遊技者に注意を促すメッセージを、
スーパーインポーズの手法によって再び表示する。この
ように遊技開始から2時間30分後にメッセージを表示
し、以降同様に、20分後、10分後と時間間隔を短縮
していくように、遊技時間が長くなればなるほど、遊技
者に注意を促す内容(メッセージ)を繰り返し表示する
ので、遊技者に注意を促す内容を表示するにも拘わら
ず、更に遊技を継続する遊技者であっても、休憩を取る
ようになり得る。尚、遊技時間が2時間、2時間30
分、2時間50分を経過した際に、LCD表示器19に
おいて表示する注意を喚起する内容は、遊技者の遊技期
間の長さに対応させて、適宜変更してもよい。
【0057】また、時刻T7から10分経過した時刻T
8において、CPU50Aは、LCD表示器19の画面
に、「目の疲労を引き起こすおそれがあります。輝度調
整を行います。」といった、遊技者に注意を促すメッセ
ージを、LCD表示器19の画面にスーパーインポーズ
の手法によって再び表示する。そして、遊技開始から3
時間後に、CPU50Aは輝度調整機構80を動作さ
せ、LCD表示器19の輝度を1平方当たり250カン
デラから、1平方当たり200カンデラとするように輝
度調整する。すなわち、遊技期間が3時間を超えたなら
ば、LCD表示器19の輝度を下げる作動を行う。その
ため、遊技者の目の疲労を軽減することができる。時刻
T9において、遊技者が発射用ハンドル6から手を離
し、時刻T9から1分経過した時刻T10において、C
PU50Aは、遊技者が連続の遊技を終了して、休憩を
取ったものと判断する。それにより、連続遊技期間の計
測が終了した段階で、CPU50Aは輝度調整機構80
を動作させ、LCD表示器19の輝度を、1平方当たり
200カンデラから、1平方当たり250カンデラに戻
す。
【0058】時刻T11において、遊技者が発射用ハン
ドル6を握って、回転体指掛け部71に指を掛けて回転
させると、タッチ検出部74が作動して、タッチ検出部
74の出力信号が、オフ状態からオン状態になり、発射
装置6aの作動も、オフ状態からオン状態になる。そし
て、時刻T11から1分経過した時刻T12において、
連続遊技期間の計測が再び開始される。時刻T13にお
いて、電源スイッチZ1がオン状態からオフ状態になる
と、タイマー52Aの時間計測が終了し、タッチ検出部
74の作動が終了し、発射装置6aの作動が終了し、タ
イマー52Aの時間計測が終了し、LCD表示器19の
作動も、オン状態からオフ状態になる。
【0059】以上説明した通り、この実施形態に係る発
明によれば、遊技盤2にLCD表示器19(表示装置)
を有するパチンコ遊技機1(遊技機)において、前記L
CD表示器19に、遊技者への注意を喚起する内容を表
示するCPU50A(表示制御手段)を備えるので、L
CD表示器19は、遊技者への注意を喚起する内容を表
示することができる。そのため遊技者は、遊技を止めて
例えば休憩を取ったり、必要に応じて、駐車場に出向い
たりでき、遊技者の健康上の問題や、その他の子供の放
置問題等が起こりにくくなる。また、パチンコ遊技機1
は、LCD表示器19の輝度調整を可能とする輝度調整
機構80(輝度調整手段)と、遊技者が遊技を行ってい
ることを検出するタッチ検出部74(検出手段)と、タ
ッチ検出部74の結果に基づいて、遊技状態が所定時間
以上行われたかを計測するタイマー52Aと、前記輝度
調整機構80によりLCD表示器19の輝度調整を行う
CPU50A(輝度調整制御手段)とを備えるので、C
PU50Aが、遊技状態が所定時間以上行われた場合、
輝度調整機構80を制御することにより、LCD表示器
19の輝度を、例えば低減化することができるので、遊
技者の目の疲労を軽減することができる。
【0060】また、前記実施形態に係る発明によれば、
遊技者側に配置される前面枠P0を備えるパチンコ遊技
機1において、前面枠P0、前面枠P0以外の近傍また
は前面枠P0に設置される部品に、遊技者への注意を喚
起する内容を表示するプレート(表示部)P1を備えた
場合、遊技者への注意を喚起する内容を表示して、遊技
者に注意を促すことができる。そのため、それを読んだ
遊技者は、遊技を止めて例えば休憩を取ったり、必要に
応じて、駐車場に出向いたりすることができ、遊技者の
健康上の問題や、その他の子供の放置問題等が起こりに
くくなる。特に、遊技者に注意を促すメッセージを記載
したプレートP1の設置場所としては、図11に示すよ
うに、上部受け皿3の上面部の他に、パチンコ遊技機1
のと、その左側面側に位置するカード式球貸機21との
間であっても良い。また、表示部としての印刷物の張り
付け、刻印表示及びシール添付する場所としても、前面
枠P0、前面枠P0以外の近傍であってもよいし、前面
枠P0に設置される部品、例えば発射用ハンドル、また
は灰皿等であってもよい。また、遊技者に注意を促すメ
ッセージを、視認性を高めるため、遊技盤2または遊技
機セル画に表示しても良い。
【0061】尚、本発明は、前記各実施形態に限定され
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種
々の改良、変形が可能であることは勿論である。遊技機
の一例として第1種パチンコ遊技機を例示したが、それ
以外の第2種または第3種パチンコ遊技機であってもよ
いし、それ以外のスロット機等の遊技機であっても良
い。また、LCD表示器19には、「お車を駐車場に止
めた状態で、支障は御座いませんか?」といった、遊技
者への注意を喚起する内容を表示しても良い。そして、
遊技者に注意を促す内容を、スピーカ3aから出力され
る音声のみでもって、警告しても良いし、スピーカ3a
及び表示装置双方でもって報知しても良い。そして、遊
技者に注意を促すメッセージを、スピーカ3aまたは表
示装置でもって報知する場合、表示装置、または、音声
出力装置が報知装置を構成することになって、CPU5
0Aが、表示制御手段を構成する同様に、報知制御手段
を構成することになる。そして、CPU50Aは、表示
遅延手段等と同様に、報知遅延手段等を構成することに
なる。
【0062】また、プレートP1に記載する、遊技者に
注意を促す内容として、例えば、上記表記以外に、「エ
コノミー症候群に対する注意」、「煙草の吸いすぎに対
する注意」、「目の疲労に対する注意」、「自律神経の
失調に対する注意」、「てんかんに対する注意」といっ
た遊技者の健康等に対する注意でも良い。その他に、
「火災発生時の避難方法」、または「交通事故に対する
注意」といった遊技者を気遣う注意でも良い。また、表
示装置は必ずしもLCD表示器に限定される訳ではな
く、例えばCRT表示装置、その他種々の表示装置であ
ってもよい。また、発射用ハンドル6に取り付けられて
いる、通常の発射制御用に使用されるタッチ検出センサ
ーを用いて、遊技者が遊技を行っていることを検出して
もよく、そのタッチ検出信号を遊技者の遊技期間の測定
に用いてもよい。また、上記実施の形態において、CP
U50Aが、遊技状態検出手段、メッセージ表示遅延手
段等の機能を実行する態様を採用したが、必ずしもこの
態様に限定される訳ではなく、例えば電気回路でもって
代用してもよい。
【0063】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、表示装置
を有する遊技機において、前記表示装置に遊技者への注
意を喚起する内容を表示する表示制御手段を備えるの
で、表示装置に、例えば「連続遊技が長くなっておりま
すので、休憩を取るようにしましょう。」または「お車
を駐車場に止めた状態で、支障は御座いませんか?」と
いった、遊技者への注意を喚起する内容を表示すること
ができる。そのため遊技者は、遊技を止めて例えば休憩
を取ったり、必要に応じて、駐車場に出向いたりでき、
遊技者の健康上の問題や、その他の子供の放置問題等が
起こりにくくなる。
【0064】また、請求項2に係る発明によれば、前記
表示装置は、輝度を変更できる構成であって、その表示
装置の輝度調整を可能とする輝度調整手段と、遊技者が
遊技を行っていることを検出する検出手段と、前記検出
手段の結果に基づいて、前記輝度調整手段により表示装
置の輝度調整を行う輝度調整制御手段とを備えるので、
輝度調整制御手段が輝度調整手段を制御することによ
り、表示装置の輝度を、例えば低減化することができ
る。それにより、遊技者の遊技状態が例えば所定時間を
超えた場合等、必要に応じて、輝度調整制御手段が、表
示装置の輝度を低減させることによって、遊技者の疲労
を軽減することができる。
【0065】また、請求項3に係る発明によれば、遊技
者側に配置される前面枠を備える遊技機において、前記
前面枠、前面枠近傍または前面枠に設置される部品に、
遊技者への注意を喚起する内容を表示する表示部を備え
るので、その表示部に、例えば「連続遊技が長くなって
おりますので、休憩を取るようにしましょう。」または
「お車を駐車場に止めた状態で、支障は御座いませんか
?」といった、遊技者への注意を喚起する内容を表示し
て、遊技者に注意を促すことができる。そのため、それ
を読んだ遊技者は、遊技を止めて例えば休憩を取った
り、必要に応じて、駐車場に出向いたりすることがで
き、遊技者の健康上の問題や、その他の子供の放置問題
等が起こりにくくなる。
【0066】また、請求項4に係る発明によれば、報知
装置を有する遊技機において、遊技者への注意を喚起す
る内容を、前記報知装置でもって報知するための報知制
御手段を備えるので、報知装置でもって、例えば「連続
遊技が長くなっておりますので、休憩を取るようにしま
しょう。」または「お車を駐車場に止めた状態で、支障
は御座いませんか?」といった、遊技者への注意を喚起
する内容を報知することができる。そのため遊技者は、
遊技を止めて例えば休憩を取ったり、必要に応じて、駐
車場に出向いたりでき、遊技者の健康上の問題や、その
他の子供の放置問題等が起こりにくくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この実施形態に係るパチンコ機を示す正面図で
ある。
【図2】実施形態に係るパチンコ機全体を示す背面図で
ある。
【図3】実施形態に係るパチンコ遊技機のハンドル装置
を拡大して示す断面図である。
【図4】実施形態に係るパチンコ遊技機の輝度調節する
機構を概略的に示す斜視図である。
【図5】実施形態に係るパチンコ遊技機の制御回路部を
示すブロック図である。
【図6】実施形態に係るパチンコ遊技機の注意換気表示
処理を示すフローチャートである。
【図7】実施形態に係るパチンコ遊技機の連続遊技期間
計測処理を示すフローチャートである。
【図8】実施形態に係るパチンコ遊技機の制御回路部を
動作を示すタイミングチャートである。
【図9】実施形態に係るパチンコ遊技機の輝度調節する
機構の変更例を示すための説明図である。
【図10】実施形態に係るパチンコ遊技機のLCD表示
部の背景画上に表示されるキャラクタを示す正面図であ
る。
【図11】他の実施形態に係るパチンコ遊技機全体を示
す斜視図である。 1・・・パチンコ遊技機(遊技機) 2・・・遊技盤 3a・・・スピーカ(音声出力装置、報知装置) 3・・・上部受け皿 5・・・下部受け皿 6・・・発射用ハンドル 19・・・LCD表示器(表示装置、報知装置) 21・・・カード式球貸機 30a・・・大入賞口 50・・・制御回路部(表示制御手段、報知制御手段) 50A・・・CPU(輝度調整制御手段、遊技機状態検
出手段、報知遅延手段) 51・・・ROM 52・・・RAM(記憶手段) 52A・・・タイマー(計測手段) 74・・・タッチ検出部(検出手段) 80・・・輝度調整機構(輝度調整手段) P0・・・前面枠 P1・・・プレート(表示部) Z1・・・電源スイッチ Z2・・・電源投入検出回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示装置を有する遊技機において、 遊技者への注意を喚起する内容を、前記表示装置に表示
    するための表示制御手段を備えることを特徴とする遊技
    機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の遊技機において、 前記表示装置は、輝度を変更できる構成であって、 前記表示装置の輝度調整を可能とする輝度調整手段と、 遊技者が遊技を行っていることを検出する検出手段と、 前記検出手段の結果に基づいて、前記輝度調整手段によ
    り表示装置の輝度調整を行う輝度調整制御手段とを備え
    ることを特徴とする遊技機。
  3. 【請求項3】 遊技者側に配置される前面枠を備える遊
    技機において、 前記前面枠、前面枠近傍または前面枠に設置される部品
    に、遊技者への注意を喚起する内容を表示する表示部を
    備えることを特徴とする遊技機。
  4. 【請求項4】 報知装置を有する遊技機において、 遊技者への注意を喚起する内容を、前記報知装置でもっ
    て報知するための報知制御手段を備えることを特徴とす
    る遊技機。
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