JP2003093152A - 化粧料含浸シート - Google Patents

化粧料含浸シート

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JP2003093152A
JP2003093152A JP2001293235A JP2001293235A JP2003093152A JP 2003093152 A JP2003093152 A JP 2003093152A JP 2001293235 A JP2001293235 A JP 2001293235A JP 2001293235 A JP2001293235 A JP 2001293235A JP 2003093152 A JP2003093152 A JP 2003093152A
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fiber
acid
skin
sheet
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Noritoshi Hirabayashi
令棯 平林
Etsuko Uchida
恵津子 内田
Takahiro Otaguro
隆浩 大田黒
Mihoko Inaba
美穂子 稲葉
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Original Assignee
Lion Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 化粧料の含浸性及び保持性に優れ、使用中の
肌感触も良好で、かつ、シートから皮膚に有効成分を効
率よく移行させることができ、その有効成分に応じて、
紫外線防止効果、保湿効果、痩身効果、血行促進効果、
美白効果などに優れた化粧料含浸シートを提供する。 【解決手段】 疎水性繊維を主成分とする繊維集合体か
らなる内層と、親水性繊維を主成分とする繊維集合体か
らなる上下外層で構成された少なくとも3層の構造を有
する繊維構造体に、化粧料を含浸してなる化粧料含浸シ
ート。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化粧料含浸シート
に関し、更に詳しくは、化粧料の含浸性及び保持性に優
れ、使用中の肌感触も良好で、かつ、シートから皮膚に
有効成分を効率よく移行させることができ、その有効成
分に応じて、紫外線防止効果、保湿効果、痩身効果、血
行促進効果、美白効果などに優れた化粧料含浸シートに
関する。
【0002】
【従来の技術】皮膚化粧料としては、従来より、化粧
水、乳液、クリーム等があり、これらは通常容器に入っ
ており、使用にあたっては、手或いは化粧パフ等につけ
て皮膚に塗布するのが一般的である。しかし、この場
合、都度容器から取り出して塗布するため手間がかかる
ので、化粧料が予めシートに含浸してあれば、このシー
トを皮膚に当てて塗布すればよいので簡便である。
【0003】水性液を含浸させて塗布、或いは水性液を
吸収するシートとしては、特開平9−121939号公
報に、植物繊維パルプと、高吸水性繊維材料とを主成分
とする中間層と、植物繊維パルプを主成分とする保護層
とを具えてなり、前記中間層を挟んでその両面に前記保
護層を個別に設けることにより、三層積層構造を形成し
てなる化粧用紙が開示されている。又、特開平11−3
32778号公報には、湿式パルプシートを複数枚積層
した積層物に、ポリオール類と水溶性消臭剤とを含有さ
せ、エンボス加工された積層シートからなる清拭シート
が開示されている。
【0004】特開2000−290899号公報には、
少なくとも1層のシートが親水性繊維を含有する、異種
又は同種の2層以上のシートを重ね合わせた多層構造か
らなる特定の層間剥離強度と厚みを有するウエットシー
ト用基材が開示されており、その具体例として、パルプ
90%、PET(ポリエチレンテレフタレート)繊維1
0%を配合、叩解、抄紙した紙と、パルプ80%、PE
T繊維20%を配合、叩解、抄紙した紙と重ね合わせて
エンボス加工し、このPET繊維を20%含む紙側同士
が対向するように重ねてヒートシールした基材が開示さ
れている。
【0005】特開平10−60762号公報には、内層
と上下外層で構成された3層構造のスパンレース不織布
からなり、外層を構成する繊維に内層を構成する繊維と
は異なる繊維構成を持たせ、内層が不織布又は織物であ
って、特定の収縮率を有し、外層/内層/外層の重量構
成比が特定の範囲にあり、内層が収縮加工されていて、
密度が特定の範囲にある高吸収性拭き取り物品が開示さ
れており、外層にポリエステル、アクリル、ポリプロピ
レン等の繊維或いはこれにレーヨンを配合した繊維、内
層にレーヨン繊維、パルプ繊維などが用いられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】特開平9−12193
9号公報に記載された化粧用紙は、植物繊維パルプと、
高吸水性繊維材料とを主成分とする中間層と、植物繊維
パルプを主成分とする保護層とからなる三層積層構造の
紙であるため、液を充分に含浸した状態では紙が硬くな
り肌触りが低下する。又、肌への液移行性も悪く、皮膚
を拭いた後も化粧用紙中に液が相当量残りやすい。又、
特開平11−332778号公報に記載の清拭シート
も、湿式パルプシートを複数枚積層した積層物からなる
ので、これも液を充分に含浸させた状態ではシートが硬
くなって肌触りが低下し、肌への液移行性も悪い。
【0007】特開2000−290899号公報に記載
のウエットシート用基材は、各層とも80%以上がパル
プ繊維からなるため、これも液を充分に含浸させた状態
ではシートが硬くなって肌触りが低下し、肌への液移行
性も悪い。特開平10−60762号公報に記載のシー
トは、外層が合成繊維、内層にレーヨン繊維、パルプ繊
維などの親水性繊維を用いている。これを布巾、食器用
クロス等として、水分の拭き取りに用いる場合には高吸
水性で拭き取りに適しているが、これに化粧料を含浸さ
せて、皮膚を拭いて皮膚に化粧料を塗布した場合、親水
性繊維が内層にあるため化粧料の肌への移行性が悪く、
拭いた後も相当量の化粧料が残ってしまう。
【0008】本発明の目的は、前記従来技術における諸
問題を解決し、化粧料の含浸性及び保持性に優れ、使用
中の肌感触も良好で、かつ、シートから皮膚に有効成分
を効率よく移行させることができ、その有効成分に応じ
て、紫外線防止効果、保湿効果、痩身効果、血行促進効
果、美白効果などに優れた化粧料含浸シートを提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の要旨
は、疎水性繊維を主成分とする繊維集合体からなる内層
と、親水性繊維を主成分とする繊維集合体からなる上下
外層で構成された少なくとも3層の構造を有する繊維構
造体に、化粧料を含浸してなる化粧料含浸シートにあ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明において、外層は、化粧料
を保持し、かつ、肌に押し付けたときに化粧料を被塗布
面に一度に大量に放出するのを抑制し、適量放出する作
用を有し、そのため、親水性繊維を主成分とする繊維集
合体からなっている。即ち、上記外層が親水性繊維を主
成分とする繊維構造体であることから、繊維の極性ない
しは毛細管力の作用によって化粧料を吸収することが可
能となるので、化粧料は一度に大量に放出されることが
なく、徐々に放出される。
【0011】この外層を構成する繊維集合体は、その全
てが親水性繊維で構成されていてもよく、この層が親水
性を示す範囲であれば、例えば疎水性繊維等の疎水性材
料を含んでいてもよい。外層を構成する繊維集合体が疎
水性材料を含む場合は、親水性繊維の該繊維集合体に占
める比率が全体の50重量%以上であることが好まし
く、60重量%以上であることがより好ましく、70重
量%以上であることがさらに好ましい。この親水性繊維
は、繊維を構成する物質が親水性であるもの、すなわち
分子中に親水性官能基を有するものであってもよく、疎
水性繊維の表面を親水化処理したものであってもよい。
この親水性官能基としては、水酸基、アミノ基、カルボ
キシル基等を例示できる。繊維を構成する物質が親水性
である親水性繊維としては、綿、パルプ、麻等の天然セ
ルロース系繊維;パルプより得られるビスコースレーヨ
ン、銅アンモニア法レーヨン(キュプラ)、溶剤紡糸さ
れたレーヨンであるリオセル、テンセル等の再生セルロ
ース系繊維;キチン、アルギン酸繊維、コラーゲン繊維
等を挙げることができる。
【0012】この外層を構成する繊維集合体としては、
紙、湿式又は乾式不織布、織布、編布等を用いることが
でき、繊維の抜け落ちが実質的になければカードウェブ
であってもよい。これらの中では、紙又は不織布等が、
加工性、コストの点から好ましい。該繊維集合体として
紙を用いる場合は、パルプから抄紙方式で製造される湿
式パルプシートや、解繊・積層されたパルプ繊維をバイ
ンダーで接着し、シート状に形成した乾式パルプシート
等、いずれのものも使用できる。又、該繊維集合体とし
て繊維を構成する物質が親水性である親水性繊維からな
る不織布を用いる場合は、抄紙方式で製造される湿式不
織布の他、例えば接着繊維を用いて結合させたサーマル
ボンド不織布(エアスルー不織布、エアレイド不織布、
ヒートロールボンド不織布等)、繊維ウエブを接着剤で
結合させたケミカルボンド不織布、繊維ウエブを特殊針
でニードリングして交絡させたニードルパンチ不織布、
ウオータージェットで繊維を交絡させたスパンレース不
織布、フラッシュ紡糸不織布等の乾式不織布を用いるこ
とができる。疎水性繊維を親水化処理する場合の不織布
としては、ノーバインディングの超極細繊維を用いたメ
ルトブローン不織布、該メルトブローン不織布とスパン
ボンド不織布とを貼り合わせたものや易分割繊維を用い
て適宜繊維構造体とした後、易分割繊維を分割させたも
のなど、様々な極細繊維の繊維集合体を用いることがで
きる。メルトブローン不織布に用いられる超極細繊維は
通常、繊維径10μm以下のものであり、特に5μm以
下、或いは3μm以下のものも用いられる。また、不織
布はエンボス加工されたものなど各種加工されたものを
用いることができる。
【0013】上記外層の厚みは、0.01〜10mmで
あることが好ましく、0.02〜8mmであることがよ
り好ましく、0.05〜5mmであることが更に好まし
い。上記厚みが0.01mmに満たないと含浸化粧料を
充分保持させることが困難となり、10mmを超えると
この化粧料含浸シートを皮膚に押し当てたとき、含浸化
粧料の放出量が少なすぎて、有効成分の効果が充分に発
揮されないことがある。厚みは、荷重8g/cm2で測
定されたものをいう。また、上記外層の坪量としては、
特に制限はないが、一層当たり1〜100g/m2であ
ることが好ましく、5〜80g/m2であることがより
好ましく、10〜50g/m2であることがさらに好ま
しい。上記坪量が1g/m2に満たないと上記外層の化
粧料の保持量が少ない割に、肌に押し付けたときの含浸
化粧料の放出量が多くなり過ぎて、充分広い肌面積を処
理できなくなる傾向にあり、また、強度が小さ過ぎて、
充分な加工性や操作性が得られなくなる傾向にある。1
00g/m2を超えると含浸化粧料がトラップされてし
まい、適正量放出されなくなることがあり、また、こし
が強くなり、肌に当てたときの感触が低下する傾向にあ
る。
【0014】上記内層は、シートを肌に押し当てたとき
に、その押圧力を広い面積に分散させ、比較的均一に化
粧料を放出させるとともに、シートに適度のクッション
性やコシ感を与え、シートが水性の化粧料を含浸した状
態でも全体として硬くならず、コシのある柔らかい感触
を与える役割を有する。また、両面を上記外層で挟まれ
ているため、化粧料を一部保持する役割をも果たす。こ
のため、内層を構成する繊維集合体は、疎水性繊維を主
成分とする繊維集合体からなっている。ここで、疎水性
繊維を主成分とするとは、全体として疎水性を示す程度
に疎水性繊維が配合されていれば、親水性材料を一部含
んでいてもよいことを示す。親水性材料を含む場合は、
該繊維集合体における疎水性繊維の含有量が50重量%
以上であることが好ましく、60重量%以上であること
がより好ましく、70重量%以上であることがさらに好
ましい。
【0015】上記疎水性繊維を主成分とする繊維構造体
としては、湿式及び乾式不織布、織布、編布等を用いる
ことができ、繊維の抜け落ちが実質的になければカード
ウェブであってもよい。これらの中では、不織布を用い
ることが加工性及びコストの点から好ましい。上記疎水
性繊維としては、例えば、ポリエチレンやポリプロピレ
ン等のポリオレフィン系繊維、ポリエチレンテレフタレ
ート等のポリエステル系繊維、ナイロン等のポリアミド
系繊維、ポリアクリロニトリル系繊維、ポリビニルアル
コール系繊維や、これらの繊維の混合物等が挙げられ
る。また、これらの物質を成分とする芯鞘型繊維やサイ
ド−バイ−サイド型繊維等の複合繊維を用いることもで
きる。また、表面を疎水化処理した親水性繊維を疎水性
繊維として使用することも可能である。
【0016】上記繊維構造体として不織布を用いる場
合、該不織布は、その製造方法に特に制限はなく、疎水
性繊維とパルプとから抄紙方式で製造される湿式不織布
の他、例えば、自己接着または接着繊維で結合させたサ
ーマルボンド不織布(例えばエアースルー不織布、エア
ーレイド不織布、ヒートロールボンド不織布)、繊維ウ
エブを接着剤で結合させたケミカルボンド不織布、特殊
針でウエブをニードリングして交絡させたニードルパン
チ不織布、ウオータージェットで繊維を絡み合わせたス
パンレース不織布、ノーバインディングの超極細繊維を
用いたメルトブローン不織布、紡糸直結で、主に自己接
着で結合させたスパンボンド不織布、フラッシュ紡糸不
織布等の乾式不織布を用いることができ、また、これら
のエンボス加工布も用いることができる。
【0017】また、内層を形成する繊維構造体として
は、上記の目的を損なわない範囲で、天然及び合成樹脂
を用いたフィルムやスポンジ状の構造体が含まれていて
もよい。また、疎水化処理をした繊維構造体を用いるこ
とができる。天然樹脂としては、再生セルロース、アセ
テート等のセルロース系樹脂等を例示でき、合成樹脂と
しては、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフ
ィン系樹脂、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエ
ステル系樹脂、ナイロン等のポリアミド系樹脂、ポリア
クリロニトリル系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、
ウレタン系樹脂などを例示できる。
【0018】前記内層の厚みは、0.01〜10mmで
あることが好ましく、0.02〜8mmであることがよ
り好ましく、0.05〜5mmであることが更に好まし
い。上記厚みが0.01mmに満たないと、シートを肌
に押圧したとき、この押圧力を広い面積に分散させるこ
とができず均一に化粧料を放出させることが困難になっ
たり、水性の化粧料を含浸した状態のシートが全体とし
て硬くなり、柔らかい感触を与え難くなる傾向にある。
また、内層部分の強度が小さ過ぎて、充分な加工性や操
作性が得られなくなる傾向にある。一方、内層の厚みが
10mmを超えると、内層が厚くなりすぎて加工性や化
粧料含浸シート使用時の操作性が低下する傾向にある。
厚みは、荷重8g/cm2で測定されたものをいう。ま
た、上記内層の坪量としては、特に制限はないが、1〜
100g/m2であることが好ましく、5〜80g/m2
であることがより好ましく、10〜50g/m2である
ことがさらに好ましい。い。上記坪量が1g/m2に満
たないと、シートを肌に押圧したとき、この押圧力を広
い面積に分散させることができず均一に化粧料を放出さ
せることが困難になる傾向にあり、上記坪量が100g
/m2を超えると、シートが硬くなって使用時の肌感触
が低下する傾向にある。
【0019】前記少なくとも3層の構造を有する繊維構
造体の坪量は、該化粧料含浸シートが1枚のシートで、
必要面積に化粧料を塗布できるだけの含浸容量を有する
ような範囲で適宜選択され、特に加工性、コスト及び操
作性の点から3〜300g/m2であることが好まし
く、15〜240g/m2であることがより好ましく、
30〜150g/m2であることがさらに好ましい。
又、少なくとも3層の構造を有する繊維構造体の厚さ
は、0.03〜30mmであることが好ましく、0.0
6〜24mmであることがより好ましく、0.15〜1
5mmであることがさらに好ましい。い。前記少なくと
も3層の構造を有する繊維構造体の厚さが、0.03m
m未満であると、化粧料の保持量が少ない割に、肌に押
し付けたときの含浸化粧料の放出量が多くなりすぎて、
充分広い肌面積を処理できなくなる傾向になり、また、
強度が小さくなりすぎて、充分な加工性や操作性が得ら
れなくなる傾向にある。一方、この厚さが30mmを超
えると操作性が低下する傾向にある。
【0020】又、内層と外層(片側のみ)の割合は、内
層の厚さを1としたとき、片側当たりの外層の厚みが
0.001〜1000であることが好ましく、0.00
2〜400であることがより好ましく、0.01〜10
0であることがさらに好ましい。坪量についても、内層
の坪量を1としたときに片側当たりの外層の坪量が0.
01〜100であることが好ましく、0.06〜16で
あることがより好ましく、0.2〜5であることがさら
に好ましい。
【0021】上記外層と上記内層との接合手段に特に制
限はなく、例えば熱融着による貼り合わせ、抄き合わ
せ、接着剤による貼り合わせ、縫い合わせ、該外層を構
成する繊維と該内層を構成する繊維との交絡等の手段を
挙げることができる。熱融着、接着剤による貼り合わせ
の場合は、全面を熱融着したり、全面に接着剤を施すよ
りは、ドット状、ライン状など、適当なパターンで熱融
着、接着することが好ましい。更には、透かし模様の形
成加工、クレープ加工、エンボス加工などの1種または
2種以上を組み合わせて用いることができる。
【0022】次に、前記化粧料含浸シートに含浸される
化粧料(有効成分)について説明する。化粧料は公知の
ものを特に制限なく用いることができるが、いわゆる有
効成分を含むものが好ましい。該有効成分としては、皮
膚、毛髪などの被塗布面に塗布し、化粧料としての何ら
かの効果を得るものであればその種類に特に制限はない
が、例えば、配合効果を明確に体感しうる成分として、
紫外線防止剤、保湿剤、収斂剤、美白剤、しわ・しみ形
成予防・改善剤、抗炎症剤、血行促進剤、痩身剤、冷感
剤及び温感剤などが挙げられ、これらを2種以上併用し
てもよい。またこれらに、界面活性剤を併用してもよ
い。
【0023】紫外線防止剤には紫外線吸収剤と紫外線防
御剤とがあり、紫外線吸収剤としては、2−ヒドロキシ
−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−
ベンゾフェノン−5−スルホン酸、2−ヒドロキシ−4
−ベンゾフェノン−5−スルホン酸ナトリウム、2,
2’−ジヒドロキシ−4,4’−ジメトキシベンゾフェ
ノン、2,2’−ジヒドロキシ−4,4’−ジメトキシ
ベンゾフェノンスルホン酸ナトリウム、2,2’,4,
4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン等のベンゾフェ
ノン系化合物;パラアミノ安息香酸、パラアミノ安息香
酸エチル、パラアミノ安息香酸グリセリル、パラジメチ
ルアミノ安息香酸アミル、パラジメチルアミノ安息香酸
オクチル等のパラアミノ安息香酸系化合物;パラメトキ
シケイ皮酸イソプロピル、パラメトキシケイ皮酸エチ
ル、パラメトキシケイ皮酸オクチル、4−メトキシケイ
皮酸−2−エトキシエチル、4−メトキシケイ皮酸−2
−エチルヘキシル、パラメトキシケイ皮酸カリウム、パ
ラメトキシケイ皮酸ナトリウム等のメトキシケイ皮酸系
化合物;サリチル酸オクチル、サリチル酸フェニル、サ
リチル酸ホモメンチル、サリチル酸エチレングリコー
ル、サリチル酸ジプロピレングリコール、サリチル酸ミ
リスチル、サリチル酸メチル等のサリチル酸系化合物;
ウロカニン酸、ウロカニン酸エチル、アントラニル酸メ
チル等が挙げられる。これらをそれぞれ単独で或いは2
種以上を組み合わせて用いることができる。これらの中
では、オキシベンゾフェノン系化合物、パラアミノ安息
香酸エステル類、パラメトキシケイ皮酸エステル類が好
ましく用いられる。紫外線防御剤としては、酸化チタ
ン、酸化ジルコニウム、酸化鉄などが挙げられる。これ
らは、その紫外線防御機能を高めるために微粒子化、シ
リコン、ジルコニア、アルミナ等による表面処理や複合
化処理を施してもよい。前記3層構造の繊維構造体に含
浸させる化粧料へのこれらの紫外線防止剤の配合量は、
0.01〜20%が好ましく、0.1〜5%がより好ま
しい。
【0024】保湿剤としては、グリセリン、セラミド又
はその類似構造物質、コレステリルエステル類、ソルビ
トール、マルチトール、プロピレングリコール、1,3
−ブチレングリコール、ピロリドンカルボン酸ナトリウ
ム、乳酸、乳酸ナトリウム、ポリオキシプロピレン脂肪
酸エステル、ポリエチレングリコール等が挙げられる。
これらはそれぞれ単独で或いは2種以上を組み合わせて
用いることができる。これらの中では、グリセリン、セ
ラミド誘導体、コレステリルエステルが好ましく用いら
れる。前記少なくとも3層の構造を有する繊維構造体に
含浸させる化粧料へのこれらの保湿剤の配合量は、0.
01〜50質量%が好ましく、0.5〜20質量%がよ
り好ましい。
【0025】収斂剤としては、ミョウバン、酸化亜鉛、
タンニン酸、水酸化アルミニウム、塩化ナトリウム、塩
化マグネシウム等が挙げられる。これらはそれぞれ単独
で或いは2種以上を組み合わせて用いることができる。
これらの中では、ミョウバン、タンニン酸が好ましく用
いられる。前記少なくとも3層の構造を有する繊維構造
体に含浸させる化粧料へのこれらの収斂剤の配合量は、
0.01〜20質量%が好ましく、0.1〜10質量%
がより好ましい。
【0026】美白剤としては、エラグ酸、カミツレ、ア
ルブチン、コウジ酸、ビタミンC、アラントイン、ビタ
ミンE誘導体、グリチルリチン、アスコルビン酸誘導
体、パントテン酸誘導体、プラセンタエキス等が挙げら
れる。これらはそれぞれ単独で或いは2種以上を組み合
わせて用いることができる。これらの中では、エラグ
酸、カミツレ、アルブチン、コウジ酸が好ましく用いら
れる。前記少なくとも3層の構造を有する繊維構造体に
含浸させる化粧料へのこれらの美白剤の配合量は、0.
01〜20質量%が好ましく、0.5〜5質量%がより
好ましい。
【0027】しわ・しみ形成予防・改善剤としては、酸
化型コエンザイムA、エストラジオール及びそのエステ
ル、エストロン、エチニルエストラジオール等の卵胞ホ
ルモン;レチン酸及びその誘導体、アスコルビン酸誘導
体、ビタミンE、γ−アミノ酪酸誘導体、及びコバイバ
ルサムノキ属、コミカンソウ属、アネモパエグマ属、ア
ンペロジジフス属、ボウディッキア属、ジャケツイバラ
属等の植物の抽出物等が挙げられる。これらはそれぞれ
単独で或いは2種以上を組み合わせて用いることができ
る。これらの中では、酸化型コエンザイムA、エストラ
ジオール及びそのエステル、エストロン、エチニルエス
トラジオールが好ましく用いられる。前記少なくとも3
層の構造を有する繊維構造体に含浸させる化粧料へのこ
れらのしわ形成予防・改善剤の配合量は、0.0001
〜10質量%が好ましく、0.1〜2質量%がより好ま
しい。
【0028】抗炎症剤としては、サリチル酸メチル、サ
リチル酸グリコール、インドメタシン、イブプロフェ
ン、フルルビプロフェン、アラントイン、塩化リゾチー
ム、グアイアズレン、γ−オリザノール、酢酸トコフェ
ロール、グリチルリチン酸、グリチルリチン酸ジカリウ
ム、グリチルレチン酸及びその塩等が挙げられる。これ
らはそれぞれ単独で或いは2種以上を組み合わせて用い
ることができる。これらの中では、γ−オリザノール、
グリチルリチン酸ジカリウムが好ましく用いられる。前
記少なくとも3層の構造を有する繊維構造体に含浸させ
る化粧料へのこれらの抗炎症剤の配合量は、0.001
〜5質量%が好ましく、0.1〜2質量%がより好まし
い。
【0029】血行促進剤としては、シャクヤク、トウ
キ、センキュウ、チョウジ、センブリ、ソウジュツ、チ
ンピ、ユーカリ、ローズマリー、カラシナ、唐辛子、カ
ッコン、ビャクジュツ、カノコソウ、ケイガイ、コウボ
ク、トウヒ、人参、桂皮、薄荷、サンシシ、菖蒲、ガイ
ヨウ、オウレン、オウバク、イチョウ等の生薬及びその
抽出エキス;ニコチン酸ベンジル、ニコチン酸トコフェ
ロール、ニコチン酸メチル、トコフェロール、3−オク
チルフタリド等が挙げられる。これらはそれぞれ単独で
或いは2種以上を組み合わせて用いることができる。こ
れらの中では、イチョウ、ユーカリ、3−オクチルフタ
リドが好ましく用いられる。前記少なくとも3層の構造
を有する繊維構造体に含浸させる化粧料へのこれらの血
行促進剤の配合量は、0.0001〜20質量%が好ま
しく、0.1〜5質量%がより好ましい。
【0030】痩身剤としては、コレウスエキス、アミニ
フィリン、トフィリン、カフェイン等のキサンチン誘導
体;イソプロテレノール、ドブタミン、サルブタモール
及びこれらの塩等のβアドレナリン作用興奮薬;ヨヒン
ビン、フェントラミン、エルゴタミン及びこれらの塩等
のα2アドレナリン作用抑制薬;アムリノン、ミルリノ
ン及びこれらの塩等のビピリジン誘導体;胡椒、アレチ
アザミ、ノアザミ等が挙げられる。これらはそれぞれ単
独で或いは2種以上を組み合わせて用いることができ
る。これらの中では、アミノフィリン、イソプロテレノ
ール、アレチアザミ、ノアザミが好ましく用いられる。
前記少なくとも3層の構造を有する繊維構造体に含浸さ
せる化粧料へのこれらの痩身剤の配合量は、0.01〜
20質量%が好ましく、0.1〜5質量%がより好まし
い。
【0031】冷感剤としては、l−メントール、カンフ
ァー、チモール等が挙げられる。これらの冷感剤の化粧
料含浸シートへの配合量は、0.01〜20質量%が好
ましく、0.1〜10質量%がより好ましい。温感剤と
しては、トウガラシチンキ、唐辛子エキス、唐辛子末、
ノナン酸バニリルアミド、ニコチン酸ベンジル、ニコチ
ン酸メチルニコチン酸フェニル、ニコチン酸トコフェロ
ール等のニコチン酸誘導体、カプサイシン、オランダカ
ラシエキス、山椒エキス、ショウキョウエキス、カンタ
リエキス等が挙げられる。冷感剤と温感剤は単独で配合
してもよく、これらを組み合わせて配合してもよい。前
記少なくとも3層の構造を有する繊維構造体に含浸させ
る化粧料へのこれらの温感剤の配合量は、0.0001
〜20質量%が好ましく、0.0005〜5質量%がよ
り好ましい。
【0032】界面活性剤としては、アルキルベンゼンス
ルホン酸塩、アルキルエーテル硫酸塩、オレフィンスル
フォン酸塩、高級脂肪酸塩、α−スルホ脂肪酸エステル
塩、アミノ酸系界面活性剤、燐酸エステル系界面活性
剤、スルホコハク酸エステル系界面活性剤等のアニオン
性界面活性剤;スルホベタイン型界面活性剤、カルボベ
タイン型界面活性剤、アルキルアミンオキシド、イミダ
ゾリン型界面活性剤等の両性界面活性剤;ポリオキシエ
チレンアルキルエータル、ポリオキシエチレンアルキル
フェニルエーテル、アルカノールアミド及びそのアルキ
レンオキシド付加物、多価アルコールと脂肪酸とのエス
テル類、ソルビタン脂肪酸エステル類、アルキルサッカ
ライド系界面活性剤等の非イオン性界面活性剤;モノ又
はジ直鎖長鎖アルキル第4アンモニウム塩、モノ又はジ
分岐型直鎖長鎖アルキル第4アンモニウム塩等のカチオ
ン性界面活性剤を挙げることができる。これらは1種ま
たは2種以上を適宜選択して用いることができる。これ
らの中では、皮膚、毛髪に対する刺激性を考慮して、ア
ミノ酸系界面活性剤、燐酸エステル系界面活性剤、スル
ホコハク酸エステル系界面活性剤、イミダゾリン型界面
活性剤、アルキルサッカライド系界面活性剤の1種また
は2種以上を組み合わせて用いることが好ましい。前記
少なくとも3層の構造を有する繊維構造体に含浸させる
化粧料へのこれらの界面活性剤の配合量は、0.1〜4
0質量%が好ましく、1〜20質量%がより好ましい。
【0033】前記少なくとも3層の構造を有する繊維構
造体に含浸させる化粧料には、これら例示した有効成
分、界面活性剤等の他、通常化粧料に処方される下記に
例示されるような汎用原料を配合することができる。ま
た、生薬、色素、香料、顔料、ビタミン類、酵素、ラノ
リン等の動物油脂類及びその誘導体、ホホバ油等の植物
油脂類及びその誘導体、シリコーン類、各種無機塩類、
及び無機化合物、有機酸類等も配合することができる
が、配合できる化粧品原料は下記に例示されるものに限
定されるものではない。
【0034】(a)無機化合物及び無機塩類 塩化カリウム、塩化アンモニウム、硫化カリウム、硫化
ナトリウム、酸化カルシウム、酸化マグネシウム、硝酸
カリウム、硝酸ナトリウム、硝酸カルシウム、亜硫化
鉄、メタ珪酸、無水珪酸、中性白土、チオ硫酸ナトリウ
ム、ポリ燐酸ナトリウム、メタ燐酸ナトリウム、燐酸ナ
トリウム、燐酸水素カルシウム、臭化カリウム、消石
灰、次亜硫酸ナトリウム、チオ硫酸カルシウム、水酸化
ナトリウム、雲母末、硼酸、硼砂、炭酸水素ナトリウ
ム、セスキ炭酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸マグ
ネシウム、硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウム等。
【0035】(b)有機酸、エステル類及びその塩類 アジピン酸、安息香酸、リンゴ酸、酒石酸、マロン酸、
クエン酸、乳酸、フマル酸、コハク酸等、これらの酸の
エステル類、これらの酸の塩類。
【0036】(c)生薬、漢方薬、ハーブ類 ジャスミン、オウゴン、ブクリョウドクカツ、マツブ
サ、ジュウヤク、樟脳、サフラン、茴香、カン皮、桃の
葉、メリッサ、マロニエ、アルニカ、セージ、ボタン
ピ、ハコベ草、仙鶴草、キササゲ、パセリ、甘茶、甘
逐、連銭草、柿の葉、千金子、浮き草、延命草、タイ
ム、カワラヨモギ、アロエ、オウバク、甘草、桔梗、キ
クカ、キョウニン、熊笹、ゲンチアナ、コンフリー、山
査子、クチナシ、ドクダミ、白樺、西洋ノコギリ草、
桑、トウキンセンカ、トウニン、野バラ、枇杷、紅花、
ムクロジ、矢車菊、百合、ヨクイニン、レイシ、レンギ
ョウ等。
【0037】(d)精油、香料類 ハッカ油、ジャスミン油、樟脳油、ヒノキ油、トウヒ
油、リュウ油、ミカン油、オレンジ油、ユズ油、菖蒲
油、ラベンダー油、ベイ油、クローブ油、ヒバ油、バラ
油、ユーカリ油、レモン油、タイム油、ペパーミント
油、セージ油、ベルガモット油、パイン油、シオネー
ル、オイゲノール、シトラール、シトロネール、シトロ
ネラール、ボルネオール、リナロール、ゲラニオール、
フェニルエチルアルコール、ベンジルアセテート、スピ
ラント^−ル、ピネン、テルペン系化合物等。
【0038】(e)油脂類 ヌカ油、米ヌカエキス、オリーブ油、大豆油、ホホバ
油、アボガド油、アーモンド油、ゴマ油、バーシック
油、ヤシ油、ヒマワリ油、ヒマシ油、カカオ油、ミンク
油、牛脂、豚脂、魚脂、月見草油。ローズヒップ油等の
天然油脂及びこれらを水素添加して得られる硬化油やグ
リセライド誘導体。カルナバロウ、ミツロウ、ラノリン
等のワックス類。流動パラフィン、パラフィン、ワセリ
ン、パラフィンマイクロクリスタリンワックス、セレシ
ン、ブリスタン、スクワラン等の炭化水素類。ラウリン
酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘ
ニン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、ラノリ
ン酸、イソステアリン酸等の高級脂肪酸。ラウリルアル
コール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、オ
レイルアルコール、ラノリンアルコール、コレステロー
ル、2−ヘキシルデカノール等の高級アルコール及びそ
のエステル誘導体。オクタン酸セチル、オクタン酸トリ
グリセライド、乳酸ミリスチル、乳酸セチル、ミリスチ
ン酸イソプロピル、ミリスチン酸ミリスチル、ミリスチ
ン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロピル、ア
ジピン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、オレイン
酸デシル、イソステアリン酸コレステロール,POEソ
ルビット脂肪酸エステル等のエステル類。
【0039】(f)シリコーン類 ジメチルシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、
アミノ変性シリコーン、アルコール変性シリコーン、脂
肪族アルコール変性シリコーン、ポリエーテル変性シリ
コーン、エポキシ変性シリコーン、フッ素変性シリコー
ン、環状シリコーン、アルキル変性シリコーン等。
【0040】(g)色素類 青色1号、青色2号、黄色4号、黄色5号、緑色3号、
緑色4号、緑色204号、黄色202号の(1)等の、
厚生省令により定められたタール色素別表I及びIIの色
素、クロロフィル、リボフラビン、クロシン、アントラ
キノン、コチニール、カンタキサンチン、紅花等の食品
添加物として認められている天然色素等。
【0041】(h)ビタミン類 ビタミンA、ビタミンB、ビタミンC、ビタミンD、ビ
タミンE等。
【0042】(i)微粉体 一般に化粧用粉体と称されるもので、アクリル樹脂、ス
チレン樹脂、エポキシ樹脂、シリコン樹脂、ナイロン、
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリ
エチレンテレフタレート、ポリテトラフルオロエチレン
等の高分子、これらの高分子化合物のコポリマー、珪酸
カルシウム、天然珪酸アルミニウム、合成珪酸アルミニ
ウム、ゼオライト、タルク、カオリン、マイカ、ベント
ナイト、セリサイト、シリカ、バーミキュライト、雲
母、雲母チタン、酸化マグネシウム、硫酸バリウム、群
青等。
【0043】(j)一重項酸素消去剤又は抗酸化剤 α−カロチン、β−カロチン、γ−カロチン、リコピ
ン、クリプチキサンチン、ルテイン、ゼアキサニン、イ
ソゼアキサンチン、ロドキサンチン、クロセチン等のカ
ロチノイド;1,4−ジアザジクロロオクタン、2,5
−ジメチルフラン、2,5−ジフェニルフラン、1,3
−ジフェニルイソベンゾフラン、ヒスチジン、トリプト
ファン、メチオニン、アラニン又はそのアルキルエステ
ル、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシア
ニソール、エピカテキン、エピガロカテキン、エピカテ
キンガレート、エピガロカテキンガレート等のタンニン
類;ルチン等のフラボノイド。
【0044】(k)その他 湯ノ花、硫黄、カゼイン、サリチル酸ナトリウム、いり
糠、脱脂粉乳、尿素、アミノ酸類等を配合することがで
きる。
【0045】更に、上記以外にも、必要に応じて、例え
ばメチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベ
ン、ブチルパラベン、安息香酸エステル、ソルビン酸、
トリクロサン、トリクロロカルバン等の殺菌防腐剤;E
DTA,NTA等の金属封鎖剤;蛋白分解酵素;ジンク
ピリチオン、オクトロピックス等の抗ふけ剤;ベンジル
アrコール、ベンジルオキシエタノール等の浸透促進
剤;電解質;乳酸−乳酸ナトリウム、クエン酸−クエン
酸ナトリウム等のpH調整剤等を配合できる。
【0046】この化粧料を前記少なくとも3層の構造を
有する繊維構造体に含浸させることを考慮すると、化粧
料の粘度は25℃において、5000mPa・s以下に
調整することが好ましく、3000mPa・s以下であ
ることがより好ましく、2000mPa・s以下である
ことが更に好ましい。粘度が5000mPa・sを超え
ると、化粧料が不織布に含浸され難くなる傾向にある。
化粧料の粘度は、B型粘度計にて測定する。化粧料の含
浸量は、少なくとも3層の構造を有する繊維構造体質量
に対して1.5〜10倍量であることが好ましく、2.5
〜7倍であることがより好ましく、3倍〜5倍量含浸さ
せることが更に好ましい。1.5倍量より少ないと1枚
のシートで必要な肌面積に塗布することができなくなる
場合があり、10倍量を超えると、含浸シートが塗れ過
ぎた感触となり、かつ、含浸させた化粧料を肌に塗布せ
ず、無駄に捨てる量が多くなる傾向にある。
【0047】前記化粧料含浸シートは、例えば、目的に
応じて各成分を配合、調製し、精製水を加えて所定の粘
度に調整した化粧料中に、所定の寸法に裁断した前記少
なくとも3層の構造を有する繊維構造体を充分含浸させ
た後、これを引き上げて、過剰の化粧料をマングル等で
除去して、所定の含浸量とすることで得られる。
【0048】こうして得られた含浸シートは、気密性の
包装材料で包装して保存・流通させるのが水分の蒸発等
を防ぐ上で好ましい。気密性包装材料としては、セロフ
ァン、防湿セロファン、ポリプロピレン、低密度ポリエ
チレン、、高密度ポリエチレン、リニア低密度ポリエチ
レン、ナイロン、ポリエステル、塩化ビニリデン、、塩
化ビニル、アイオノマー、ポリビニルアルコール、ポリ
メチルペンテン、エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチ
レン・アクリル酸共重合体、エチレン・エチルアクリレ
ート共重合体、ポリスチレン、アルミ箔、これらのフィ
ルムにアルミニウムを蒸着させたもの、これらのフィル
ムとアルミ箔をラミネートしたものなどを例示できる。
これらの中では、アルミ箔ラミネートフィルム、アルミ
ニウム蒸着フィルムが好ましい。
【0049】
【実施例】次に、実施例を挙げて本発明を更に説明する
が、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
以下に、実施例を用いて、本発明をさらに詳しく説明す
る。 (実施例1)表1〜10に示す組成の化粧料を調製し、
表11〜14に示す組成の3層構造の繊維構造体(寸
法:100mm×150mm)に、この化粧料を表11
〜14に記載の量含浸させ、得られた化粧料含浸シート
について、液移行性、液含浸性、液保持性、使用感(肌
あたり)を評価した。その結果を表11〜14に示す。
【0050】(評価方法)評価方法は、以下のようにし
て行った。 液移行性:得られた各化粧料含浸シートを用い、6名の
被験者により、肌を拭いた時の肌への化粧料の移行性
を、以下の基準に従って官能評価した。 <評価基準> ◎ :ベタつき、乾燥感が全く無く、移行性が適
切である。 ○ :ベタつき、乾燥感が無く、移行性がほぼ適
切である。 △ :若干のベタつき感や乾燥感がある。 ×:ベタつき感や乾燥感が非常に大きい。
【0051】液含浸性:得られた化粧料含浸シートの吸
液性及び拡散性につき、調製した化粧料を3層構造の繊
維構造体に含浸する際の状況を、以下の基準に従って目
視にて官能評価し、化粧料の含浸性の評価とした。 <評価基準> ◎ :吸液性、拡散性共に非常に良好である。 ○ :吸液性、拡散性共に良好である。 △ :吸液性、拡散性共にやや良くない。 ×:吸液性、拡散性共に良くない。
【0052】液保持性:一定量(1g)の不織布を折り
たたみ、一定量(3g)の化粧料を均一にしみ込ませ、
指で押した時のしみ出し状態を以下の基準に従って評価
した。 <評価基準> ◎ :全然しみ出さない。 ○ :しみ出さない。 △ :ややしみ出す。 ×:しみ出す。
【0053】使用感(肌あたり):化粧料含浸シートで
肌を拭いた時の肌当たりを、6名の被験者により、以下
の基準に従って官能評価した。 <評価基準> ◎ :肌あたりが非常に良い。 ○ :肌あたりが良い。 △ :肌あたりがやや良くない。 ×:肌あたりが良くない。
【0054】なお、各処方例は以下の通りである。 処方例1,2:紫外線防止剤 処方例3:抗しわ・抗老化剤 処方例4:抗てかり剤 処方例5:美白剤 処方例6,7:抗炎症剤 処方例8:痩身剤 処方例9:血行促進剤 処方例10:収斂剤 処方例11:冷感剤 処方例12:温感剤 処方例13,14,35〜37:アトピー性皮膚炎用ロ
ーション 処方例15,16:制汗剤 処方例17,18:ジェル 処方例19:養毛剤 処方例20:育毛剤 処方例21:ヘアマニキュア 処方例22:ヘアウォーター 処方例23:シャンプー 処方例24:リンス 処方例25:ボディーソープ 処方例26〜29:乳液(酸化障害防止・改善剤含有) 処方例30〜34:化粧水(酸化障害防止・改善剤含
有) 処方例38,39:ニキビ治療剤
【0055】
【表1】
【0056】
【表2】
【0057】 *3:東レダウコーニング社製、SH-200C 10cp *4:東レダウコーニング社製、SH-245 *5:和光純薬工業社製、ハイビスワコー105 *6:ダイセル化学工業社製、CMC1380 *7:大日本製薬社製、モナートガムDA
【0058】
【表3】
【0059】
【表4】
【0060】
【表5】
【0061】
【表6】
【0062】
【表7】
【0063】
【表8】
【0064】
【表9】
【0065】
【表10】
【0066】
【表11】
【0067】
【表12】
【0068】
【表13】
【0069】
【表14】
【0070】
【表15】
【0071】
【表16】
【0072】
【表17】
【0073】
【表18】
【0074】
【表19】
【0075】
【表20】
【0076】
【表21】
【0077】
【表22】
【0078】表から、本発明の化粧料含浸シ−トは、化
粧料の含浸性及び保持性に優れ、使用中の肌感触も良好
で、かつ、シートから皮膚に有効成分を効率よく移行さ
せることができることがわかる。これに対し、全てが親
水性繊維からなるものは、肌感触に劣り、又、肌への液
移行性も悪く、皮膚を拭いた後も化粧用紙中に液が相当
量残りやすいことがわかる。外層が疎水性繊維からな
り、内層に親水性繊維を有するものは化粧料の肌への移
行性が悪く、拭いた後も相当量の化粧料が残ってしま
う。又、全体が疎水性性繊維からなるものは、液の含浸
性及び保持性が悪く、拭き始めに極端に多く液が放出さ
れ、その後はほとんど液が放出されなくなり、均一に塗
布するのが困難であることがわかる。
【0079】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の化粧料含浸
シートは、化粧料の含浸性及び保持性に優れ、使用中の
肌感触も良好で、かつ、シートから皮膚に有効成分を効
率よく移行させることができ、その有効成分に応じて、
紫外線防止効果、保湿効果、痩身効果、血行促進効果、
美白効果などに優れた化粧料含浸シートとなるという特
徴を有する。更に、内層の坪量を1〜100g/m2
し、上下外層を坪量がそれぞれ1〜100g/m2とし
た場合は、特に化粧料の含浸性及び保持性のバランスに
優れ、使用時の有効成分の皮膚への移行性もよく、肌感
触が特に優れたものとなる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 7/075 A61K 7/075 7/08 7/08 7/13 7/13 7/32 7/32 7/42 7/42 7/48 7/48 7/50 7/50 B32B 5/26 B32B 5/26 D06M 13/00 D06M 13/00 17/00 A61K 9/70 // A61K 9/70 D06M 17/00 L (72)発明者 大田黒 隆浩 東京都墨田区本所一丁目3番7号 ライオ ン株式会社内 (72)発明者 稲葉 美穂子 東京都墨田区本所一丁目3番7号 ライオ ン株式会社内 Fターム(参考) 4C076 AA73 BB31 CC04 CC11 CC18 CC21 DD09 DD29 DD37 DD39 DD40 DD45 DD46 DD49 DD50 DD59 EE11 EE23 EE52 EE58 FF31 4C083 AA082 AA112 AA122 AB032 AB082 AB172 AB212 AB222 AB242 AB332 AB442 AC022 AC072 AC102 AC112 AC122 AC152 AC172 AC182 AC212 AC242 AC302 AC352 AC432 AC442 AC472 AC482 AC532 AC542 AC562 AC582 AC642 AC662 AC692 AC742 AC792 AC812 AC842 AC852 AC862 AC902 AD042 AD092 AD152 AD162 AD172 AD222 AD272 AD352 AD532 AD662 CC03 CC05 CC12 CC17 CC19 CC36 CC37 CC38 CC39 DD12 DD23 DD27 DD31 DD41 EE12 EE13 EE14 EE16 EE17 EE18 EE22 EE26 EE28 4F100 BA03 BA06 BA10A BA10C BA26 CA11A CA11B CA11C CA13A CA13B CA13C DG01A DG01B DG01C DG06A DG06B DG06C EJ82 JA13A JA13B JA13C JB05B JB06A JB06C JD04 JD09 4L032 AB04 AC02 DA00 EA00 EA01 4L033 AC15 BA00 BA11

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 疎水性繊維を主成分とする繊維集合体か
    らなる内層と、親水性繊維を主成分とする繊維集合体か
    らなる上下外層で構成された少なくとも3層の構造を有
    する繊維構造体に、化粧料を含浸してなる化粧料含浸シ
    ート。
  2. 【請求項2】 内層の坪量が1〜100g/m2であ
    り、上下外層の坪量がそれぞれ1〜100g/m2であ
    ることを特徴とする請求項1記載の化粧料含浸シート。
  3. 【請求項3】 内層の厚みが0.01〜10mmであ
    り、上下外層の厚みがそれぞれ0.01〜10mmであ
    ることを特徴とする請求項1又は2記載の化粧料含浸シ
    ート。
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