JP2003093021A - チーズ入り竹輪及びその製造方法 - Google Patents

チーズ入り竹輪及びその製造方法

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JP2003093021A
JP2003093021A JP2001291946A JP2001291946A JP2003093021A JP 2003093021 A JP2003093021 A JP 2003093021A JP 2001291946 A JP2001291946 A JP 2001291946A JP 2001291946 A JP2001291946 A JP 2001291946A JP 2003093021 A JP2003093021 A JP 2003093021A
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JP
Japan
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cheese
solid
meat
grated
skewer
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JP2001291946A
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Juichi Sakai
寿一 坂井
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HORIKAWA KK
Original Assignee
HORIKAWA KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チーズと擂り身の一体感があり、食感の優れ
たチーズ入り竹輪とその製造方法を提供する。 【解決手段】 擂り身2の内部に複数の賽の目状の固形
チーズ3を疎らに散在させた。擂り身2を串に巻き付
け、この串に巻き付けた擂り身2の表面に複数の賽の目
状の固形チーズ3を疎らに付着させ、この擂り身2の表
面に付着させた固形チーズ3の上からさらに擂り身2を
巻き付けた。固形チーズ3と擂り身2の一体感があり、
食感の優れたチーズ入り竹輪とその製造方法を提供する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チーズ入り竹輪及
びその製造方法に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来のチーズ入り竹輪
としては、竹輪の穴に棒状の固形チーズを挿入したもの
が知られている。しかしながら、このようなチーズ入り
竹輪は、チーズと竹輪の一体感がなく、口の中でばらけ
てしまうので、食感が今一つであった。
【0003】また、特開平7−23747号公報には、
半固形状チーズ材料からなるチーズシートを用い、擂り
身の内部に同心状に筒状チーズを形成したものが開示さ
れている。しかしながら、このようなチーズ入り竹輪
は、内部に形成された筒状チーズによって擂り身の内側
と外側とが完全に分断されているため、擂り身の内側と
外側が口の中でばらけてしまい一体感に欠ける。その
上、半固形状チーズ材料を用いているために口の中でチ
ーズが溶け出してぐちゃぐちゃした食感となってしまう
といった欠点があった。
【0004】そこで本発明は、上記の欠点を克服し、チ
ーズと擂り身の一体感があり、食感の優れたチーズ入り
竹輪とその製造方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
チーズ入り竹輪によれば、筒状の擂り身と、この擂り身
の内部に疎らに散在する複数の賽の目状の固形チーズと
から構成されたので、チーズと擂り身の一体感があり、
食感の優れたチーズ入り竹輪を提供することができる。
【0006】また、本発明の請求項2記載のチーズ入り
竹輪の製造方法によれば、擂り身を串に巻き付ける工程
と、この串に巻き付けた擂り身の表面に複数の賽の目状
の固形チーズを疎らに付着させる工程と、この擂り身の
表面に付着させた固形チーズの上からさらに擂り身を巻
き付ける工程とからなるので、チーズと擂り身の一体感
があり、食感の優れたチーズ入り竹輪の製造方法を提供
することができる。
【0007】
【発明の実施形態】以下、本発明のチーズ入り竹輪の一
実施例について、図1を参照しながら説明する。1はチ
ーズ入り竹輪であり、2は魚肉の擂り身、3は固形チー
ズである。チーズ入り竹輪1は、一般の竹輪と同様に擂
り身2を筒状に形成したものであり、外観上は一般の竹
輪と変わらない。そして、擂り身2の内部に、複数の賽
の目状の固形チーズ3が疎らに無秩序に散在する構成と
なっている。
【0008】固形チーズ3は、擂り身2の内部にのみに
存在しており、擂り身2の外部には一切露出していな
い。また、固形チーズ3は、擂り身2の内部に同心状に
並んで存在しているのではく、チーズ入り竹輪1の径方
向にも無秩序に散在している。
【0009】つぎに、本発明のチーズ入り竹輪の製造方
法の一実施例について、図2〜図4を参照しながら説明
する。まず、図2に示すように、一般に竹輪の製造に用
いられる形成機11を使用して、通常の竹輪を製造する場
合と同様に、擂り身2の内側を構成する擂り身2aを串
12に巻き付ける。なお、串12としては一般に、衛生的に
優れたステンレス製の金串が用いられる。このとき、擂
り身供給装置13から、擂り身2aが薄く平坦に延ばさ
れ、一定の幅でドラム14上に供給される。そして、ドラ
ム14と串12とが反対方向に回転することで、ドラム14上
に供給された擂り身2aが串12に巻き付けられる。
【0010】つぎに、図3に示すように、ベルトコンベ
ヤ21と固形チーズ供給装置22とを使用して、串12に巻き
付けた擂り身2aの表面に複数の賽の目状の固形チーズ
3を疎らに付着させる。このとき、固形チーズ供給装置
22から、複数の賽の目状の固形チーズ3が、疎らにベル
トコンベヤ21上に供給される。そして、擂り身2aが巻
き付けられた串12をベルトコンベヤ21のベルトと反対方
向に転がすことで、擂り身2aの表面の粘りによって、
擂り身2aの表面に無秩序に散らばって固形チーズ3が
付着する。また、擂り身2aが軟らかいために固形チー
ズ3は擂り身2aに食い込みやすい。このため、固形チ
ーズ3は、擂り身2aの径方向にも無秩序に散らばって
付着する。
【0011】さらに、図4に示すように、形成機31を用
いて、擂り身2aの表面に付着させた固形チーズ3の上
から擂り身2の外側を構成する擂り身2bを巻き付け
る。このとき、擂り身供給装置32によって薄く平坦に一
定の幅に延ばされた擂り身2bが、擂り身供給装置32の
出口に設けられた両端が上に向いた凹形状の口金33によ
って、両端が上に向いた凹形状に形成された後、ドラム
34上に供給される。そして、ドラム34と串12とが反対方
向に回転することで、ドラム34上に供給された擂り身2
bが、擂り身2aの表面に付着させた固形チーズ3の上
から巻き付けられる。
【0012】なお、ドラム34上には回転スクレーバ35が
設けられており、ドラム34上に供給された擂り身2bを
所定の長さに切断できるようになっている。この場合、
ドラム34の回転速度を通常の竹輪の製造時よりも遅くし
て回転スクレーバ35の切断タイミングを取りやすくし、
擂り身2bの長さがチーズ入り竹輪1の外周より僅かに
長くなるように正確に擂り身2bを切断する。また、擂
り身2bは、両端が上に向いた凹形状に形成されてい
る。したがって、擂り身2aの表面に付着した固形チー
ズ3の上面と両側面が、擂り身2bによって確実に包み
込まれる。
【0013】つぎに、ドラム34の外周に沿って、串12を
回転させながら移動させ、チーズ入り竹輪1の表面を滑
らかに整えるとともに、固形チーズ3が外部に露出する
ことなく、擂り身2aと擂り身2b、擂り身2aと固形
チーズ3、擂り身2bと固形チーズ3を、相互に隙間な
く完全に密着させる。その後、以上のように成形された
チーズ入り竹輪1は、通常の竹輪の製造時と同様に、坐
り、焙焼が行なわれる。
【0014】なお、固形チーズ3は、擂り身2a、2b
によって外部に露出することなく完全に包み込まれてい
るので、焙焼時にチーズ3が溶け出してチーズ入り竹輪
1の表面に穴が開くなどの不都合は生じない。
【0015】以上のように、本実施例のチーズ入り竹輪
によれば、筒状の擂り身2と、この擂り身2の内部に疎
らに散在する複数の賽の目状の固形チーズ3とから構成
されたものである。
【0016】上記の構成によれば、複数の賽の目状の固
形チーズ3が擂り身2の内部に疎らに散在させたことに
より、固形チーズ3が擂り身2を大きく分断することが
ないので、口の中に入れた際の擂り身2の一体感に優れ
る。また、固形チーズ3を賽の目状としたことにより、
固形チーズ3の表面積が大きくなり、固形チーズ3と擂
り身2とが接する面積も大きくなるので、固形チーズ3
と擂り身2とがより強固に接合され、口の中に入れた際
の固形チーズ3と擂り身2の一体感に優れる。また、固
形チーズ3を用いたことにより、口の中に入れた際に溶
け出してぐちゃぐちゃした食感になることがなく、弾力
性があって適度に歯ごたえのある優れた食感が得られ
る。
【0017】また、本実施例のチーズ入り竹輪の製造法
によれば、擂り身2aを串12に巻き付ける工程と、この
串12に巻き付けた擂り身2aの表面に複数の賽の目状の
固形チーズ3を疎らに付着させる工程と、この擂り身2
aの表面に付着させた固形チーズ3の上からさらに擂り
身2bを巻き付ける工程とからなるものである。
【0018】上記の構成によれば、擂り身2の内部に複
数の賽の目状の固形チーズ3が疎らに散在したチーズ入
り竹輪1を、容易に製造することができる。また、串12
に巻き付けた擂り身2aの表面に疎らに付着させた複数
の賽の目状の固形チーズ3の上からさらに擂り身2bを
巻き付けることにより、固形チーズ3が外部に露出する
ことなく、擂り身2aと擂り身2b、擂り身2aと固形
チーズ3、擂り身2bと固形チーズ3を、相互に隙間な
く完全に密着させることができる。したがって、焙焼時
にチーズ3が溶け出してチーズ入り竹輪1の表面に穴が
開くなどの不都合も生じない。
【0019】また、実施例上の効果として、供給装置32
の出口に設けられた両端が上に向いた凹形状の口金33に
より擂り身2bが両端が上に向いた凹形状に形成される
とともに、回転スクレーバ35によりドラム34上に供給さ
れた擂り身2bをチーズ入り竹輪1の外周より僅かに長
くなるように正確に切断するので、擂り身2aの表面に
付着した固形チーズ3の上面と両側面を、擂り身2bに
よって確実に包み込むことができる。
【0020】さらに、擂り身2aを串12に巻き付ける工
程に一般に用いられている竹輪の形成機11を用い、擂り
身2aの表面に付着させた固形チーズ3の上からさらに
擂り身2bを巻き付ける工程においても、一般の竹輪の
形成機に口金33などを設けるなどして若干の修正を加え
た形成機31を用いたので、新たな設備投資を極力抑え、
安価にチーズ入り竹輪を提供することができる。
【0021】本発明は上記実施例に限定されるものでは
なく、本発明の要旨の範囲において種々の変形実施が可
能である。
【0022】
【発明の効果】本発明の請求項1記載のチーズ入り竹輪
によれば、筒状の擂り身と、この擂り身の内部に疎らに
散在する複数の賽の目状の固形チーズとから構成された
ので、チーズと擂り身の一体感があり、食感の優れたチ
ーズ入り竹輪を提供することができる。
【0023】また、本発明の請求項2記載のチーズ入り
竹輪の製造方法によれば、擂り身を串に巻き付ける工程
と、この串に巻き付けた擂り身の表面に複数の賽の目状
の固形チーズを疎らに付着させる工程と、この擂り身の
表面に付着させた固形チーズの上からさらに擂り身を巻
き付ける工程とからなるので、チーズと擂り身の一体感
があり、食感の優れたチーズ入り竹輪の製造方法を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のチーズ入り竹輪の一実施例を示す一部
を切断した斜視図である。
【図2】本発明のチーズ入り竹輪の製造方法の一実施例
を示す擂り身を串に巻き付ける工程の模式図である。
【図3】同上擂り身の表面に固形チーズを付着させる工
程の模式図である。
【図4】同上固形チーズの上から擂り身を巻き付ける工
程の模式図である。
【符号の説明】
2、2a、2b 擂り身 3 固形チーズ 12 串

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状の擂り身と、この擂り身の内部に疎
    らに散在する複数の賽の目状の固形チーズとから構成さ
    れたことを特徴とするチーズ入り竹輪。
  2. 【請求項2】 擂り身を串に巻き付ける工程と、この串
    に巻き付けた擂り身の表面に複数の賽の目状の固形チー
    ズを疎らに付着させる工程と、この擂り身の表面に付着
    させた固形チーズの上からさらに擂り身を巻き付ける工
    程とからなることを特徴とするチーズ入り竹輪の製造方
    法。
JP2001291946A 2001-09-25 2001-09-25 チーズ入り竹輪及びその製造方法 Pending JP2003093021A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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