JP2003092684A - 画像符号化装置、及び画像符号化方法、並びにプログラム、記憶媒体 - Google Patents

画像符号化装置、及び画像符号化方法、並びにプログラム、記憶媒体

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JP2003092684A
JP2003092684A JP2001282104A JP2001282104A JP2003092684A JP 2003092684 A JP2003092684 A JP 2003092684A JP 2001282104 A JP2001282104 A JP 2001282104A JP 2001282104 A JP2001282104 A JP 2001282104A JP 2003092684 A JP2003092684 A JP 2003092684A
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章浩 見元
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像を高い圧縮率で圧縮すること。また、画
像に対してロスレス、もしくはニアロスレスで、高い圧
縮率で圧縮を行うこと。 【解決手段】 画像入力部79を介して入力され、メモ
リ70に格納された原画像から、サブサンプル画像を構
成する画素を読み出してウェーブレット変換部71に出
力する。具体的には、原画像において隣り合う画素を含
まないように、N個のサブサンプル画像に分解し、分解
したサブサンプル画像の画素をウェーブレット変換部7
1に出力する。ウェーブレット変換部71は、入力した
サブサンプル画像毎の画素データに基づいてウェーブレ
ット変換を行い、サブサンプル画像単位で周波数帯域
(サブバンド)毎の変換係数をメモリ72に出力し、L
Z77符号化部73、ハフマン符号化部74によってメ
モリ72内の変換係数に対してPNG方式の圧縮が行わ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像を符号化する
ことで、この画像を圧縮する画像符号化装置、及び画像
符号化方法、並びにプログラム、記憶媒体に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】回線容量がG(ギガ)バイトの光ファイ
バーが家庭まで引かれ、移動時でも2Mbps以上の帯域が
確保される第4世代携帯電話が登場するブロードバンド
時代においても動画像圧縮方式は必要不可欠である。こ
れは、たとえ光ファイバーのデータ伝送能力がG(ギ
ガ)bpsあったとしても、経済的な理由から、家庭まで
引かれる光ファイバーの容量は100Mbpsくらいになる
ものと予想される。なぜなら、家庭まで光ファイバーを
引く業者はユーザーが負担できる料金を想定して回線容
量を制限すると共に、データ送信方法にベストエフォー
ト方式(回線が混んでくると混雑に応じて回線容量が減
る方式)を採用することでコストパフォーマンスを追求
するからである。一方、動画のデータ量は、NTSCで
700x525x30(フレーム/s)x8(bit)
x3(R,G,B)=264Mbps。HDTVではこ
の5倍の1.3Gbpsにも及ぶ。これだけのデータ量を10
0Mbpsの回線で送信するには、1/3〜1/13くらいの圧縮
を行う必要がある。また、高速移動時のデータ受信量が
最低2Mbpsくらいになる第4世代携帯電話の160x120画素
の画面に、NTSC並みのクオリティの動画を表示させるこ
とを想定した場合は、160x120x30(フレーム/s)x8
(bit)x3(R,G,B)=13Mbpsのデータ量を1/7以上圧縮し
なければならない。
【0003】さらに、ロスレス圧縮あるいはニアロスレ
ス圧縮も必要になる。ブロードバンド環境では、ユーザ
ーは料金を支払い、好きな番組を自由に選択して見る。
このような環境下において選択した番組の画質が現在の
TV放送以下では、ユーザが満足しないのは当然である。
有料である以上、画質が良いのは当然の話である。この
ような理由から、ブロードバンド時代に求められる圧縮
方式とは、オリジナル画像の質を維持するロスレス圧縮
あるいはニアロスレス圧縮で、自然画像に対する圧縮率
が1/10〜1/20を満足するものでなければならないこと
になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】動画像圧縮方法には、
MPEG(MPEG-1,MPEG-2,MPEG-4)、Motion JPEG、さらに
はDCT(ディスクリートコサイン変換)に代わって離散
ウエーブレット変換を採用するMotionJPEG2000がある。
これらの圧縮方法を用いると圧縮率1/20は十分に達成
できるが、MPEGにはロスレス規格が存在しない。また、
MotionJPEGもしくはMotionJPEG2000にはロスレス規格は
あるが圧縮率は1/2程度しか得られない。
【0005】その他の圧縮方法として、カラーの静止画
像をロスレスで圧縮するPNG(ポータブルネットワーク
グラフィクス)とGIF(グラフィクス インターチェンジ
フォーマット)もあるが、自然画像における圧縮率は1
/1.5〜1/3程度である。また、GIFは256色しか対応で
きないという欠点を有する。
【0006】本発明は以上の問題に鑑みて成されたもの
であり、画像を高い圧縮率で圧縮することを目的とす
る。また、本発明は、画像に対してロスレス、もしくは
ニアロスレスで、高い圧縮率で圧縮を行うことを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の目的を達成する
ために、例えば本発明の画像符号化装置は以下の構成を
備える。
【0008】すなわち、原画像に対して符号化を行うこ
とで、当該原画像を圧縮する画像符号化装置であって、
前記原画像を構成する画素を用いて、前記原画像の縮小
画像を複数生成する縮小画像生成手段と、前記縮小画像
生成手段により生成された夫々の縮小画像に対して周波
数変換を行い、変換係数を得る周波数変換手段と、前記
周波数変換手段により得られる変換係数に対してPNG
方式の圧縮を行い、縮小画像の圧縮データを生成する圧
縮手段とを備えることを特徴とする画像符号化装置。
【0009】更に、前記周波数変換手段により得られる
変換係数を量子化する量子化手段を備え、前記圧縮手段
は、前記量子化手段により量子化された変換係数に対し
てPNG方式の圧縮を行うことを特徴とする記載の画像
符号化装置。
【0010】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照して、本発明
を好適な実施形態に従って詳細に説明する。
【0011】[第1の実施形態]図7に本実施形態にお
ける画像符号化装置の基本構成を示す。なお、本実施形
態では、符号化対象の画像をカラーの静止画とするが、
これに限定されるものではなく、モノクロ画像でも良
い。
【0012】符号化対象の画像(以下、原画像)は画像
入力部79に入力される。画像入力部は例えばディジタ
ルカメラやスキャナなど、画像を電子データとして入力
する機器である。画像入力部79に入力された原画像の
データはメモリ70に格納される。メモリ70に原画像
を構成するすべてのデータが格納されると、制御部75
はメモリ70に格納された原画像からサブサンプル画像
(原画像の縮小画像)を構成する画素を読み出してウェ
ーブレット変換部71に出力する。
【0013】図1(a)に、原画像からサブサンプル画
像を構成する画素を読み出す方法を示す。具体的には、
1つの原画像から4つのサブサンプル画像を読み出す方
法を示す。
【0014】まず、原画像において隣り合う画素を含ま
ないように、N個(Nはあらかじめ決められた整数)の
サブサンプル画像に分解する(同図ではN=4)。同図
において101は原画像であって、同図では原画像10
1を構成する画素に1,2,3,4のいずれかの番号を
この順番で付けている。そして同じ番号が付いている画
素を原画像101から読み出すことで、4つのサブサン
プル画像101a,101b、101c、101dを作
成することができる(言い換えると、原画像101を4
つのサブサンプル画像101a、101b、101c、
101dに分解することができる)。具体的には、図1
(b)に示すとおり、原画像102を類似した4つのサ
ブサンプル画像102a、102b、102c、102
dに分解する。このようにすることで、原画像101の
縮小画像(サブサンプル画像)102a、102b、1
02c、102dを生成することができる。
【0015】以上のようにして制御部75は、メモリ7
0に格納された原画像のデータから、夫々のサブサンプ
ル画像を構成する画素を読み出して、ウェーブレット変
換部71に出力する。ウェーブレット変換部71は、メ
モリから入力したサブサンプル画像毎の画素データに基
づいてウェーブレット変換を行い、サブサンプル画像単
位で周波数帯域(サブバンド)毎の変換係数をメモリ7
2に出力する。
【0016】図2にウエーブレット変換を行うウェーブ
レット変換部71のフィルターバンクの構成を示す。入
力画像(入力信号)は水平ローパスフィルタ20と水平
ハイパスフィルタ21を通り、夫々の1/2のダウンサン
プリング22a,22bによって画素が間引きされる。
水平ローパスフィルタ20と1/2のダウンサンプリング
22aを通過した信号は、垂直ローパスフィルタ23a
と垂直ハイパスフィルタ24aを通り、夫々の1/2のダ
ウンサンプリング22c、22dで上述の画素の間引き
が行われ、低周波成分(LL)と高周波成分(LH)の
変換係数が出力される。一方、水平ハイパスフィルタ2
1と1/2のダウンサンプリング22bを通過した信号
は、垂直ローパスフィルタ23bと垂直ハイパスフィル
タ24bを通り、夫々の1/2のダウンサンプリング22
e、22fで上述の画素の間引きが行われ、高周波成分
(HL)と高周波成分(HH)の変換係数が出力され
る。
【0017】図3に1つのサブサンプル画像に対して
(ウェーブレット変換部71において)ウエーブレット
変換を施し、4つの周波数成分に分解した例を示す。3
0は低周波成分(LL)、31は高周波成分(HL)、
32は高周波成分(LH)、33は高周波成分(HH)
を示す。
【0018】低周波成分(LL)の係数は、上述の各部
を通過して生成されるので、隣り合う4つの画素の輝度
レベルの平均値になる。そして、LH,HL,HHは、
隣り合う画素の変化分を各周波数ごとに数値化したもの
である。このため、見た目が似たような画像同士であれ
ば、個々の画素の輝度レベルが違っていても、LL,L
H,HL,HHのウエーブレット係数は同じような値に
なる可能性が高いことになる。よって、図1(a)、
(b)に示した4つのサブサンプル画像を例にとって説
明すると、この4つのサブサンプル画像の夫々に対して
ウェーブレット変換を行うことで得られる4つのサブバ
ンド(LL,LH,HL,HH)を構成する変換係数
は、上述の理由で、各サブサンプル画像間で同じような
値を有することになる。なお、メモリ72には図6に示
すように、サブサンプル画像毎に4つのサブバンドの変
換係数のデータ列が格納されている。
【0019】そして図7に戻って、制御部75はメモリ
72に格納された変換係数を読み出して、後続のLZ7
7符号化部73に出力する。なお、制御部75は図6に
示したデータ列を図8に示すように、各サブサンプル画
像で同じサブバンドをまとめたデータ列に再構成し、再
構成したデータ列(すなわち図8に示した構成のデータ
列)を後続のLZ77符号化部73に出力する。
【0020】そして、LZ77符号化部73、ハフマン
符号化部74によってPNG方式の圧縮が行われる。な
お、このLZ77方式の符号化とハフマン符号化を組み
合わせた圧縮方式をDefrate/Infrate圧縮と呼んでい
る。ハフマン符号化は画素の発生頻度を調べて、発生頻
度の高い順に短い符号を割り当てて符号量を削減する方
法である。
【0021】次に、LZ77方式の圧縮方法について具体的
に例を挙げて説明する。輝度データ列ABBABBAを圧縮す
る場合、まずABBABBAをABB(3,4)と現す。(3,4)は3文
字戻って4文字コピーするという意味である。さらにこ
れをABBc4(3)と書き換える。これがLZ77方式の圧縮
方法である。そして、これに対してハフマン圧縮を行
い、例としてB=0、A=10、c4=11、(3)=0を割り当てる。
コピー文字数c4の後は必ずコピー位置(3)になるので、B
=0と(3)=0は識別可能である。よって、圧縮結果は1000
110になる。
【0022】以上の説明からわかるように、PNG方式の
圧縮方法は、同じ輝度が連続して並ぶ、あるいは同じ輝
度パターンが複数回現れる線画やアニメーション画像を
得意とする圧縮方法である。よって、互いに似ている画
像であるサブサンプル画像に対してPNG方式の圧縮方
法を適用することで、高い圧縮率の圧縮を行うことがで
きる。なお、PNG方式の圧縮方法が適用可能な輝度信号
レベルは正の整数に限定されている。このPNG方式がマ
イナスの整数を扱えない理由は、技術的な理由ではな
い。PNG方式ではマイナスの整数を扱うことがないの
で、仕様に記載されていないだけである。ウエーブレッ
ト係数の符号あるいは他の実施形態で説明したDCT係数
がマイナスになった場合は、PNGが用いているLZ77の仕
様をマイナスの整数を扱えるようにかえるだけで対応で
きる。
【0023】以上説明した、原画像をサブサンプル画像
に分解して夫々のサブサンプル画像を圧縮する処理のフ
ローチャートを図4に示す。同フローチャートに従って
上述の各処理の流れを説明する。尚各ステップにおける
詳細な説明は上述の通りなので、省略する。まず、原画
像入力する(ステップS401)。そして、入力巣多元
画像から各サブサンプル画像を構成する画素を読み出し
て(ステップS402)、サブサンプル画像毎にウェー
ブレット変換を行い(ステップS403)、サブサンプ
ル画像毎の変換係数に対してPNG方式の圧縮を行う
(ステップS404)。
【0024】図5に、ステップS402における処理
(原画像から各サブサンプル画像の画素を読み出す)の
詳細なフローチャートを示す。本フローチャートでは、
原画像の画素数を640x480=307200画素、サブサンプル画
像数4として説明するが、本フローチャートに従った処
理の流れはこれに限定されるものではない。
【0025】まず、各変数X、M、Nを夫々1,0,0
に初期化する(ステップS91)。Xは原画像からサン
プリングする画素の位置(原画像において左上隅の位置
を1とする)を示す変数で、Mは原画像から分解するサ
ブサンプル画像の数を示す変数で、Nは原画像における
各サブサンプル画像の先頭の画素の位置を示す変数であ
る。
【0026】次に、変数XをX+Nと更新し、原画像に
おいて位置(X+N)の画素をメモリ70から読み込み
(ステップS92)、読み込んだ画素をウェーブレット
変換部71に出力する(ステップS93)。そして、X
+N>307200、つまり、次にステップS92で読
み込む画素が原画像内に存在するか否かを判断し(ステ
ップS94)、存在する場合、変数Nに4を足して更新
する(ステップS96)。そして上述のステップS92
からステップS93を、X+N>307200となるま
で繰り返し行う。変数Nに4を足すのは、サブサンプル
画像の数が4つであるために、原画像から4つおきに画
素を読み込むことに起因する。
【0027】ステップS93において、X+N>307
200となった場合、変数Mに1を足す(ステップS9
5)。つまり、メモリ70から読み込んだサブサンプル
画像の数をカウントする。そして読み込んだサブサンプ
ル画像の数をチェックし、読み込んだサブサンプル画像
の数が4つの場合、処理を終了する。また、読み込んだ
サブサンプル画像の数が4つよりも少ない場合、原画像
において次に読み込む画素の位置Xを(M+1)として
ステップS92以降の処理を行う。
【0028】以上の説明により、本実施形態における画
像符号化装置及び、画像符号化方法によって、原画像か
ら夫々類似するサブサンプル画像を生成し、夫々のサブ
サンプル画像に対してPNG方式の圧縮を行うので、圧
縮率を高めることができる。また、本実施形態では原画
像として静止画を用いたが、これに限定されるものでは
ない。つまり、動画の各フレームについて上述の処理を
施すことで、動画像の各フレームを圧縮することができ
る。
【0029】[第2の実施形態]第1の実施形態ではロ
スレス圧縮を行う画像符号化装置、及び画像符号化方法
を示したが、本実施形態では、ロスレス圧縮とほとんど
画質が変わらないニアロスレス圧縮を行う画像符号化装
置、及び画像符号化方法について説明する。
【0030】図9に本実施形態における画像符号化装置
の基本構成を示す。尚図7と同じ機能を有する部分につ
いては同じ番号を付けており、説明を省略する。同図に
おいて制御部901は画像入力部79から入力され、メ
モリ70に格納された原画像のデータから各サブサンプ
ル画像の画素を読み出してウェーブレット変換部71に
出力する。ウェーブレット変換部71による各サブサン
プル画像の変換係数は計数変換部902によって、量子
化が施される。係数変換部902では係数の丸めあるい
は粗い量子化が行われる。以降、量子化を施されたサブ
サンプル画像毎の変換係数はメモリ903に格納され、
LZ77符号化部73、ハフマン符号化部74によっ
て、PNG方式の圧縮が施される。
【0031】尚、本実施形態における圧縮処理のフロー
チャートは図4のフローチャートにおいて、ステップS
403で更に、変換係数に対して粗く量子化を行う手順
を追加したフローチャートとなる。
【0032】[第3の実施形態]上述の実施形態では周
波数変換としてウェーブレット変換を用いたが、これに
限定されるものではない。本実施形態では周波数変換と
して離散コサイン変換(DCT)を用いた場合について
説明する。
【0033】一般にDCTを用いた場合、圧縮率はウエー
ブレット変換ほどは上がらないが、本実施形態では、DC
T係数を量子化することでニアロスレスを実現すること
で圧縮率を向上させる。図10に本実施形態における画
像符号化装置の基本構成を示す。尚図7,9と同じ機能
を有する部分については同じ番号を付けており、詳細な
説明を省略する。
【0034】図10において、画像入力部79を介して
メモリ70に入力された原画像のデータから、制御部7
5はサブサンプル画像の画素を読み出してDCT部10
02に出力する。DCT部1002では、入力されたサ
ブサンプル画像の画素データに対してDCTを施し、D
CT係数をメモリ1004に出力する。以降の処理は第
1,2の実施形態と同じである。
【0035】又、本実施形態における圧縮処理のフロー
チャートは、第2の実施形態で説明したフローチャート
で更に、ウェーブレット変換をDCTと置き換えたフロ
ーチャートとなる。
【0036】なお、変換係数部902を同図から取り除
けば、ロスレス圧縮になることは言うまでもない。
【0037】[その他の実施の形態]さらに、本発明は
上記実施形態を実現するための装置及び方法のみに限定
されるものではなく、上記システム又は装置内のコンピ
ュータ(CPUあるいはMPU)に、上記実施形態を実現する
ためのソフトウエアのプログラムコードを供給し、この
プログラムコードに従って上記システムあるいは装置の
コンピュータが上記各種デバイスを動作させることによ
り上記実施形態を実現する場合も本発明の範疇に含まれ
る。
【0038】またこの場合、前記ソフトウエアのプログ
ラムコード自体が上記実施形態の機能を実現することに
なり、そのプログラムコード自体、及びそのプログラム
コードをコンピュータに供給するための手段、具体的に
は上記プログラムコードを格納した記憶媒体は本発明の
範疇に含まれる。
【0039】この様なプログラムコードを格納する記憶
媒体としては、例えばフロッピー(登録商標)ディス
ク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD
-ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を
用いることができる。
【0040】また、上記コンピュータが、供給されたプ
ログラムコードのみに従って各種デバイスを制御するこ
とにより、上記実施形態の機能が実現される場合だけで
はなく、上記プログラムコードがコンピュータ上で稼働
しているOS(オペレーティングシステム)、あるいは他の
アプリケーションソフト等と共同して上記実施形態が実
現される場合にもかかるプログラムコードは本発明の範
疇に含まれる。
【0041】更に、この供給されたプログラムコード
が、コンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接
続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された
後、そのプログラムコードの指示に基づいてその機能拡
張ボードや機能格納ユニットに備わるCPU等が実際の処
理の一部または全部を行い、その処理によって上記実施
形態が実現される場合も本発明の範疇に含まれる。
【0042】
【発明の効果】以上の説明により、本発明によって、画
像を高い圧縮率で圧縮することができる。また、画像に
対してロスレス、もしくはニアロスレスで、高い圧縮率
で圧縮を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は原画像からサブサンプル画像を読み出
す方法を示す図で、(b)は具体的な原画像を用いた場
合を説明する図である。
【図2】ウェーブレット変換を行うウェーブレット変換
部71のフィルターバンクの構成を示す図である。
【図3】1つのサンプル画像に対してウェーブレット変
換を施し、4つの周波数帯域に分解した例を示す図であ
る。
【図4】本発明の第1の実施形態における圧縮処理のフ
ローチャートである。
【図5】ステップS402における詳細な処理のフロー
チャートである。
【図6】メモリ72内に格納されるデータ列の構成を示
す図である。
【図7】本発明の第1の実施形態における画像符号化装
置の基本構成を示す図である。
【図8】制御部75がLZ77符号化部73に出力する
データ列の構成を示す図である。
【図9】本発明の第2の実施形態における画像符号化装
置の基本構成を示す図である。
【図10】本発明の第3の実施形態における画像符号化
装置の基本構成を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C059 KK01 LB05 MA00 MA23 MA24 MC11 MC31 MC38 ME02 PP01 SS06 SS20 UA02 UA34 UA39 5C076 AA22 BB22 5C078 AA04 BA21 BA23 BA53 BA57 CA01 DA00 DA01 EA01 5J064 AA02 BA09 BA16 BC01 BC11 BD01

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原画像に対して符号化を行うことで、当
    該原画像を圧縮する画像符号化装置であって、 前記原画像を構成する画素を用いて、前記原画像の縮小
    画像を複数生成する縮小画像生成手段と、 前記縮小画像生成手段により生成された夫々の縮小画像
    に対して周波数変換を行い、変換係数を得る周波数変換
    手段と、 前記周波数変換手段により得られる変換係数に対してP
    NG方式の圧縮を行い、縮小画像の圧縮データを生成す
    る圧縮手段とを備えることを特徴とする画像符号化装
    置。
  2. 【請求項2】 前記原画像からN個の縮小画像を生成す
    る場合、前記縮小画像生成手段は、前記原画像を構成す
    る画素のうち、先頭からN画素おきに読み出すことで、
    読み出した画素により構成される縮小画像を生成するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の画像符号化装置。
  3. 【請求項3】 前記周波数変換手段は、前記縮小画像生
    成手段により生成された夫々の縮小画像に対してウェー
    ブレット変換を施すことを特徴とする請求項1に記載の
    画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記周波数変換手段は、前記縮小画像生
    成手段により生成された夫々の縮小画像に対して離散コ
    サイン変換を施すことを特徴とする請求項1に記載の画
    像符号化装置。
  5. 【請求項5】 前記圧縮手段は、前記周波数変換手段に
    より得られる変換係数に対してLZ77方式の符号化を
    行い、さらに、ハフマン符号化を行うことでPNG方式
    の圧縮を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像符
    号化装置。
  6. 【請求項6】 前記圧縮手段は、前記周波数変換手段か
    ら出力された各縮小画像の変換係数から同一周波数成分
    の変換係数を抽出して、前記抽出された変換係数を各縮
    小画像順に並べることによってデータ列を作成し、前記
    データ列に対してPNG方式の圧縮を行うことを特徴と
    する請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像符号化
    装置。
  7. 【請求項7】 更に、前記周波数変換手段により得られ
    る変換係数を量子化する量子化手段を備え、 前記圧縮手段は、前記量子化手段により量子化された変
    換係数に対してPNG方式の圧縮を行うことを特徴とす
    る請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像符号化装
    置。
  8. 【請求項8】 前記原画像は静止画であることを特徴と
    する請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像符号化
    装置。
  9. 【請求項9】 前記原画像は動画像の1フレームである
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載
    の画像符号化装置。
  10. 【請求項10】 原画像に対して符号化を行うことで、
    当該原画像を圧縮する画像符号化方法であって、 前記原画像を構成する画素を用いて、前記原画像の縮小
    画像を複数生成する縮小画像生成工程と、 前記縮小画像生成工程で生成された夫々の縮小画像に対
    して周波数変換を行い、変換係数を得る周波数変換工程
    と、 前記周波数変換工程で得られる変換係数に対してPNG
    方式の圧縮を行い、縮小画像の圧縮データを生成する圧
    縮工程とを備えることを特徴とする画像符号化方法。
  11. 【請求項11】 更に、前記周波数変換工程で得られる
    変換係数を量子化する量子化工程を備え、 前記圧縮工程では、前記量子化工程で量子化された変換
    係数に対してPNG方式の圧縮を行うことを特徴とする
    請求項10に記載の画像符号化方法。
  12. 【請求項12】 請求項10又は11に記載の画像符号
    化方法を実行するプログラム。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載のプログラムを格納
    し、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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