JP2003092554A - 伝送特性補償制御方法および伝送特性補償制御装置並びに伝送特性補償制御システム - Google Patents

伝送特性補償制御方法および伝送特性補償制御装置並びに伝送特性補償制御システム

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JP2003092554A
JP2003092554A JP2001283803A JP2001283803A JP2003092554A JP 2003092554 A JP2003092554 A JP 2003092554A JP 2001283803 A JP2001283803 A JP 2001283803A JP 2001283803 A JP2001283803 A JP 2001283803A JP 2003092554 A JP2003092554 A JP 2003092554A
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compensation
control
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JP2001283803A
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Masaaki Hashida
正明 橋田
Hiroshi Nishimoto
央 西本
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/25Arrangements specific to fibre transmission
    • H04B10/2507Arrangements specific to fibre transmission for the reduction or elimination of distortion or dispersion

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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
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  • Optical Communication System (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 拡張性及び柔軟性が高く、信頼性を向上させ
ることが可能な伝送特性補償制御方法および伝送特性補
償制御装置並びに伝送特性補償制御システムを提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 補償回路10a〜10eを用いて伝送信
号の波形劣化を補償する伝送特性補償制御システム1で
あって、伝送信号の波形劣化を補償する補償回路10a
〜10eと、補償回路10a〜10e毎に設けられ、補
償回路10a〜10eを制御する制御回路11a〜11
eと、補償回路10a〜10eにより補償された伝送信
号の符号誤り情報を制御回路10a〜10eに供給する
制御指定回路14とを備え、符号誤り情報に基づき制御
回路11a〜11eが補償回路10a〜10eを制御し
て伝送信号の波形劣化を補償することにより上記課題を
解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、伝送特性補償制御
方法および伝送特性補償制御装置並びに伝送特性補償制
御システムに係り、特に伝送特性劣化を1つ以上の補償
回路を用いて補償する伝送特性補償制御方法および伝送
特性補償制御装置並びに伝送特性補償制御システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、光伝送装置の高速化が進み、10
Gb/sの光伝送装置は既に実用化されている。そし
て、40Gb/sの光伝送装置は、開発が進められてい
る。このように伝送速度が高速になるに従い、光伝送装
置ではファイバの波長分散,ファイバ及び光回路の偏波
分散,非線形効果,光増幅器の自然放出雑音光(AS
E)等による光信号波形の劣化が顕著になり、伝送距離
を制限する主要因となる。
【0003】したがって、40Gb/sの光伝送装置で
数百km以上を伝送するような場合には、上述した様々
な要因による光信号波形の劣化を補償する複数の伝送特
性補償制御システムが必要である。
【0004】例えば、伝送特性劣化を複数の補償回路を
用いて補償する伝送特性補償制御システムの一例が特開
平9−326755号公報に記載されている。この伝送
特性補償制御システムは、例えば可変分散等化回路など
の複数の補償回路と、その補償回路を制御する制御回路
とが分離されており、複数の補償回路の制御を制御回路
が集中して行なうものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
伝送特性補償制御システムでは、複数の補償回路の制御
を制御回路が集中して行っており、補償回路の数が増加
すれば制御回路による制御が複雑になる。したがって、
従来の伝送特性補償制御システムは、通信速度の上昇や
伝送距離の拡大などに対応させて補償回路の数を増加す
ることが困難であり、拡張性及び柔軟性に欠けるという
問題があった。
【0006】また、従来の伝送特性補償制御システムで
は、補償回路おける最適なパラメータの探索法として、
簡便法と2次元法とが提案されている。
【0007】簡便法とは、制御対象が2種類ある場合
に、第1の制御対象について最小符号誤り率を与えるパ
ラメータを設定し、続いて第2の制御対象について最小
符号誤り率を与えるパラメータを設定する方法である。
しかしながら、2つのパラメータは一般的に独立でない
ので、簡便法で精度を得ることができなかった。
【0008】一方、2次元法とは、2種類の制御対象の
全ての組み合わせについて符号誤り測定を行い、測定結
果から最適なパラメータを設定する方法である。しかし
ながら、2次元法は精度を上げるために組み合わせ数を
大きくする必要があり、精度を上げると補償回路の制御
に時間が掛るという問題があった。また、運用時の補償
回路の制御では、エラーが増大することで回線切り替え
等が起こる為、制御対象の全ての組み合わせについて符
号誤り測定を行なうことが現実的でないという問題があ
った。
【0009】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、拡張性及び柔軟性が高く、信頼性を向上させること
が可能な伝送特性補償制御方法および伝送特性補償制御
装置並びに伝送特性補償制御システムを提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決
するため、本発明は、伝送路の送信側と受信側とに配置
された1つ以上の補償回路を用いて伝送信号の波形劣化
を補償する伝送特性補償制御方法であって、1つ以上の
補償回路により補償された伝送信号の符号誤り情報及び
符号誤り訂正情報の少なくとも一方を、前記補償回路毎
に設けられた制御回路に供給する供給段階と、供給され
た符号誤り情報及び符号誤り訂正情報の少なくとも一方
に基づき前記制御回路が補償回路を制御して前記伝送信
号の波形劣化を補償する補償段階とを備えることを特徴
とする。
【0011】また、本発明は、伝送路の送信側と受信側
とに配置された1つ以上の補償回路を制御して伝送信号
の波形劣化を補償する伝送特性補償制御装置であって、
1つ以上の補償回路により補償された伝送信号から符号
誤り情報及び符号誤り訂正情報の少なくとも一方を生成
する生成手段と、生成した符号誤り情報及び符号誤り訂
正情報の少なくとも一方を、前記補償回路毎に設けられ
た制御回路に供給する供給手段とを備え、前記符号誤り
情報及び符号誤り訂正情報の少なくとも一方に応じて前
記制御回路に補償回路を制御させ、前記伝送信号の波形
劣化を補償することを特徴とする。
【0012】さらに、本発明は、伝送路の送信側と受信
側とに配置された1つ以上の補償回路を用いて伝送信号
の波形劣化を補償する伝送特性補償制御システムであっ
て、伝送信号の波形劣化を補償する1つ以上の補償回路
と、前記補償回路毎に設けられ、前記補償回路を制御す
る1つ以上の制御回路と、前記1つ以上の補償回路によ
り補償された前記伝送信号の符号誤り情報及び符号誤り
訂正情報の少なくとも一方を、前記1つ以上の制御回路
に供給する制御指定回路とを備え、前記符号誤り情報及
び符号誤り訂正情報の少なくとも一方に基づき前記制御
回路が補償回路を制御して前記伝送信号の波形劣化を補
償することを特徴とする。
【0013】本発明では、伝送路の送信側と受信側とに
配置された1つ以上の補償回路毎に制御回路を設けるこ
とにより、符号誤り情報及び符号誤り訂正情報の少なく
とも一方に基づき補償回路を独立に制御することができ
るので、伝送特性補償制御システムの拡張性及び柔軟性
を高めることが可能である。
【0014】なお、1つ以上の補償回路のうち制御を行
なう補償回路のみに前記符号誤り情報及び符号誤り訂正
情報の少なくとも一方を供給することにより、制御する
補償回路を選択することができる。したがって、1つ以
上の補償回路から1つの補償回路を順次選択し、選択し
た補償回路を制御することが可能である。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面に基づいて説明する。まず、本発明の理解を容易
とする為に、本発明の原理について図1を参照しつつ説
明する。
【0016】図1は、本発明の原理について説明する図
を示す。図1では、送信側に補償回路10a,10bが
配置されると共に、受信側に補償回路10c〜10e,
伝送特性補償制御装置12が配置されている。なお、送
信側と受信側とは光ファイバ15を介して接続されてい
る。補償回路10a〜10eは、設定されているパラメ
ータに応じて伝送信号の波形劣化を補償する。
【0017】送信側又は受信側に配置された補償回路1
0a〜10eは、制御部11a〜11eを内蔵してい
る。制御部11a〜11eは、補償回路10a〜10e
におけるパラメータを符号誤り情報に基づき設定する。
なお、制御部11a〜11eは補償回路10a〜10e
におけるパラメータを、符号誤り訂正情報に基づき設定
してもよい。
【0018】補償回路10a〜10eにおけるパラメー
タを符号誤り情報に基づき設定する場合、制御部11a
〜11eは伝送特性補償制御装置12から符号誤り情報
を供給される。一方、補償回路10a〜10eにおける
パラメータを符号誤り訂正情報に基づき設定する場合、
制御部11a〜11eは伝送特性補償制御装置12から
符号誤り訂正情報を供給される。
【0019】伝送特性補償制御装置12は、符号誤りモ
ニタ回路13及び制御指定回路14を備えるように構成
される。符号誤りモニタ回路13は、補償回路10a〜
10eを通過するときに波形劣化が補償された伝送信号
の符号誤り情報及び符号誤り訂正情報の少なくとも一方
を測定し、測定した符号誤り情報及び符号誤り訂正情報
の少なくとも一方を制御指定回路14に供給する。
【0020】以下、補償回路10a〜10eにおけるパ
ラメータを符号誤り情報に基づき設定する場合について
説明するが、補償回路10a〜10eにおけるパラメー
タを符号誤り訂正情報に基づき設定する場合も同様に考
えることができる。
【0021】制御指定回路14は、図2に表すように、
補償回路10a〜10eのうち制御を行う補償回路に内
蔵された制御部だけに符号誤り情報を供給する。
【0022】図2は、本発明の原理について説明するタ
イムチャートを示す。図2のタイムチャートでは、ロー
レベルからハイレベルに切り替わるときに制御指定回路
14から制御部11a〜11eへの符号誤り情報の供給
が開始される一方、ハイレベルからローレベルに切り替
わるときに制御指定回路14から制御部11a〜11e
への符号誤り情報の供給が終了する。
【0023】言い替えれば、制御部11a〜11eは、
図2のタイムチャートがハイレベルのときに動作する。
また、図2のタイムチャートは、補償回路10a〜10
eの順番でパラメータの制御を行なう例を表している。
【0024】図2(A)に表されるように、まず、制御
指定回路14は制御部11aに符号誤り情報を送信す
る。制御部11aは受信した符号誤り情報に基づきパラ
メータを設定する。補償回路10aは、設定されたパラ
メータに応じて伝送信号の波形劣化を補償する。
【0025】このとき、図2(B)〜図2(E)に表さ
れるように、制御指定回路14は制御部11b〜11e
に符号誤り情報を送信しない。制御部11b〜11eは
符号誤り情報を受信しない為、パラメータの設定を行な
わない。したがって、補償回路10b〜10eにおける
パラメータは、固定されている。
【0026】後述するような処理により補償回路10a
における最適なパラメータの設定が終了すると、制御部
11aは制御完了通知を制御指定回路14に送信して動
作を終了する。制御指定回路14は、図2(A)及び図
(B)に表されるように、制御部11aから制御完了通
知を受信した後で、次の制御部11bに対する符号誤り
情報の送信を開始する。
【0027】補償回路10b〜10eにおける最適なパ
ラメータの設定は、補償回路10aと同様に行なうため
説明を省略する。そして、補償回路10aにおける最適
なパラメータの設定を再び行なう。
【0028】制御指定回路14は、補償回路10aにお
ける前回の最適なパラメータxn− と今回の最適なパ
ラメータxとの差を比較し、予め設定されている目標
値より差が小さければ、制御部11a〜11eに対する
符号誤り情報の送信を終了する。予め設定されている目
標値より差が大きければ、補償回路10a〜10eにお
ける最適なパラメータの設定を繰り返す。
【0029】なお、制御指定回路14は、符号誤りモニ
タ回路13から供給される符号誤り情報が符号誤り無し
を表した場合、動作を終了してもよい。また、制御指定
回路14は、符号誤りモニタ回路13から供給される符
号誤り情報が符号誤り無しを表した場合であっても、全
ての補償回路における最適なパラメータの設定を続けて
もよい。
【0030】図1において新たな補償回路の追加を行な
う場合、制御指定回路14のソフトウェア変更により行
なうことができるので、拡張性及び柔軟性が高い伝送特
性補償制御システムを実現できる。
【0031】次に、本発明による伝送特性補償制御シス
テムで最適なパラメータの設定を行なう最適化アルゴリ
ズムについて図3を参照しつつ説明する。図3は、本発
明による最適化アルゴリズムの一例のフローチャートを
示す。
【0032】図3のフローチャートは、伝送特性補償制
御システムに含まれる補償回路が2つの場合の最適化ア
ルゴリズムを表している。最適化アルゴリズムは、初期
設定時及び運用時で異なる為、初期設定時及び運用時を
分けて説明する。
【0033】まず、初期設定時の最適化アルゴリズムに
ついて説明する。本発明による伝送特性補償制御システ
ムでは、伝送路のファイバ長,ファイバの種類,波長な
どにより伝送特性が異なる為、初期立ち上げ時に最適な
パラメータを補償回路に設定する。
【0034】図3中、ステップS10では、制御指定回
路14が繰り返し回数nに1を設定する。ステップS1
0に続いてステップS11に進み、制御指定回路14は
符号誤り情報を補償回路Aの制御部に送信し、補償回路
Aにパラメータの制御を開始させる。
【0035】補償回路Aの制御部は、例えば図4(A)
に表すようにパラメータxを変化させてパラメータxに
対する符号誤り率を取得する。このとき、パラメータy
はy に固定されている。図4は、補償回路におけるパ
ラメータの制御について説明する図を示す。図4では、
補償回路Aのパラメータをxとし、補償回路Bのパラメ
ータをyとして表している。
【0036】ステップS11に続いてステップS12に
進み、補償回路Aの制御部は、ステップS11で取得し
た符号誤り率の中から最小符号誤り率を選択し、選択し
た最小符号誤り率にエラーが含まれるか否かを判定す
る。最小符号誤り率にエラーが含まれると判定すると
(S12においてYES)、補償回路Aの制御部はステ
ップS13に進み、最小符号誤り率を取得したときのパ
ラメータxを最適値xとして設定する。
【0037】最小符号誤り率にエラーが含まれていない
と判定すると(S12においてNO)、補償回路Aの制
御部はステップS14に進み、エラーが含まれていない
所謂エラーフリーを取得したときのパラメータxを最
適値xとして設定する。エラーフリーを取得するパラ
メータxに幅がある場合、エラーフリーを取得するパ
ラメータxの幅が最大の領域且つその領域の中央のパ
ラメータxを最適値xとして設定する。
【0038】ステップS13又はS14に続いてステッ
プS15に進み、補償回路Aの制御部は制御完了通知を
制御指定回路14に送信してパラメータの制御を完了す
る。ステップS15に続いてステップS16に進み、制
御指定回路14は繰り返し回数nが1であるか否かを判
定する。
【0039】繰り返し回数nが1であると判定すると
(S16においてYES)、制御指定回路14はステッ
プS18に進み、前述したステップS11〜S15と同
様に、補償回路Bの最適値yを設定する。
【0040】ステップS18に続いてステップS19に
進み、制御指定回路14は繰り返し回数nに1を加算す
る。ステップS19に続いてステップS11に進み、制
御指定回路14は符号誤り情報を補償回路Aの制御部に
送信し、補償回路Aにパラメータの制御を開始させる。
【0041】補償回路Aの制御部は、例えば図4(C)
に表すようにパラメータxを変化させてパラメータxに
対する符号誤り率を取得する。このとき、パラメータy
はy に固定されている。そして、前述したステップS
11〜S15の処理により、補償回路Aの最適値x
設定する。
【0042】ステップS15では、補償回路Aの制御部
が制御完了通知を制御指定回路14に送信してパラメー
タの制御を完了する。ステップS15に続いてステップ
S16に進み、制御指定回路14は繰り返し回数nが1
であるか否かを判定する。
【0043】繰り返し回数nが1でないと判定すると
(S16においてNO)、制御指定回路14はステップ
S17に進む。ステップS17では、制御指定回路14
は最適値xと最適値xとの差の絶対値を算出し、算
出した絶対値が目標値Tより小さいか否かを判定す
る。また、制御指定回路14は、繰り返し回数nが最大
繰り返し回数Nに達したか否かを判定する。
【0044】例えば図4(C)に表すように、算出した
絶対値が目標値Tより小さいと判定すると(S17に
おいてYES)、制御指定回路14は最適値xn+1
び最適値yを最終的な最適値x及び最適値yとして設
定し、ステップS20に進む。また、繰り返し回数nが
最大繰り返し回数Nに達したと判定すると(S17にお
いてYES)、制御指定回路14はステップS20に進
む。
【0045】一方、図4(D)に表すように、算出した
絶対値が目標値Tより大きく、且つ繰り返し回数nが
最大繰り返し回数Nに達していないと判定すると(S1
7においてNO)、制御指定回路14はステップS18
に進み、最適値y及び最適値xn+1の設定を繰り返
す。
【0046】ステップS20では、制御指定回路14に
より繰り返し回数nが最大繰り返し回数Nに達している
か否かが判定される。繰り返し回数nが最大繰り返し回
数Nに達していると判定されると(S20においてYE
S)、制御指定回路14はステップS21に進む。
【0047】ステップS21では、制御指定回路14
が、算出した絶対値が一番小さいときの最適値xと最
適値yn−1とを最終的な最適値x及び最適値yとして
設定し、処理を終了する。なお、繰り返し回数nが最大
繰り返し回数Nに達していないと判定されると(S20
においてNO)、制御指定回路14は処理を終了する。
【0048】次に、運用時の最適化アルゴリズムについ
て説明する。本発明による伝送特性補償制御システムで
は、温度変化に伴うファイバの波長分散の変化,偏波分
散の変化などにより伝送信号の波形劣化が生じるため、
運用時に最適なパラメータを補償回路に設定する。
【0049】例えば運用時、温度変化に伴うファイバの
波長分散の変化,偏波分散の変化などにより伝送信号の
波形劣化が進むと、符号誤りモニタ回路13は符号誤り
を検出するようになる。符号誤り率が予め設定してある
再設定動作開始閾値を上回った場合、制御指定回路14
は予め定められている順番に符号誤り情報を補償回路A
及びBの制御部に送信し、図3のフローチャートに従い
補償回路A及びBにパラメータの制御を開始させる。
【0050】図3のフローチャートの処理において、初
期設定時の最適化アルゴリズムと運用時の最適化アルゴ
リズムとの違いは、ステップS11及びS18にある。
運用時の最適化アルゴリズムでは、サービスへの影響を
出来る限り小さく抑える必要がある。補償回路Aの制御
部は、例えば図5(A)に表すようにパラメータxを符
号誤り率が予め設定されている探索動作閾値を越えない
範囲で変化させ、パラメータxに対する符号誤り率を取
得する。
【0051】図5は、補償回路におけるパラメータの制
御について説明する図を示す。図5では、補償回路Aの
パラメータをxとし、補償回路Bのパラメータをyとし
て表している。このとき、パラメータyはyに固定さ
れている。
【0052】また、補償回路Bの制御部は、例えば図5
(B)に表すようにパラメータyを符号誤り率が予め設
定されている探索動作閾値を越えない範囲で変化させ、
パラメータyに対する符号誤り率を取得する。その他の
処理は、初期設定時及び運用時の最適化アルゴリズムで
同様であり、説明を省略する。
【0053】なお、運用時の最適化アルゴリズムにおい
て、パラメータx又はパラメータyを変化させても符号
誤り率が変化しない場合は、符号誤りの発生原因が他の
部分で発生していると判断して補償回路A及び補償回路
Bのパラメータx及びパラメータyを元の値に戻しても
よい。
【0054】このように、図3の最適化アルゴリズムを
用いることにより、最適なパラメータを高速に探索する
ことができ、ファイバの温度変動や偏波分散などによる
波形劣化に対して耐性が強くなる。その結果、本発明の
伝送特性補償制御システムは極めて高い信頼性を有する
ことができる。
【0055】本発明による伝送特性補償制御システムで
最適なパラメータの設定を行なう最適化アルゴリズムに
ついて図6を参照しつつ説明する。図6は、本発明によ
る最適化アルゴリズムの他の一例のフローチャートを示
す。なお、図6のフローチャートは、一部を除いて図3
のフローチャートと同様であるので、適宜説明を省略す
る。
【0056】図6のフローチャートは、伝送特性補償制
御システムに含まれる補償回路がM(M>2)個の場合
の最適化アルゴリズムを表している。ステップS30〜
S38の処理は、図3のステップS10〜S18の処理
に相当する。ステップS38に続いてステップS39に
進み、前述したステップS31〜S35と同様に、補償
回路C〜Mの最適値z〜最適値Φを設定する。
【0057】ステップS39に続いてステップS40に
進み、制御指定回路14は繰り返し回数nに1を加算す
る。ステップS40に続いてステップS31に進み、制
御指定回路14は符号誤り情報を補償回路Aの制御部に
送信し、補償回路Aにパラメータの制御を開始させる。
そして、前述したステップS31〜S35の処理によ
り、補償回路Aの最適値xを設定する。
【0058】ステップS35に続いてステップS36に
進み、制御指定回路14は繰り返し回数nが1であるか
否かを判定し、繰り返し回数nが1でないと判定すると
(S36においてNO)、ステップS37に進む。ステ
ップS37では、図3のステップS17と同様な処理に
より、算出した絶対値が目標値Tより小さいと判定す
ると(S37においてYES)、最適値xn+1及び最
適値yを最終的な最適値x及び最適値yとして設定
し、ステップS41に進む。また、繰り返し回数nが最
大繰り返し回数Nに達したと判定すると(S37におい
てYES)、制御指定回路14はステップS41に進
む。
【0059】一方、算出した絶対値が目標値Tより大
きく、且つ繰り返し回数nが最大繰り返し回数Nに達し
ていないと判定すると(S37においてNO)、制御指
定回路14はステップS38に進み、最適値y,最適
値z〜最適値Φ,最適値xn+1の設定を繰り返
す。
【0060】ステップS41では、制御指定回路14に
より繰り返し回数nが最大繰り返し回数Nに達している
か否かが判定される。繰り返し回数nが最大繰り返し回
数Nに達していると判定されると(S41においてYE
S)、制御指定回路14はステップS42に進む。
【0061】ステップS42では、制御指定回路14
が、算出した絶対値が一番小さいときの最適値x,最
適値yn−1,最適値zn−1〜最適値Φn−1を最終
的な最適値x,最適値y,最適値z〜最適値Φとして設
定し、処理を終了する。なお、繰り返し回数nが最大繰
り返し回数Nに達していないと判定されると(S41に
おいてNO)、制御指定回路14は処理を終了する。
【0062】なお、本発明による伝送特性補償制御シス
テムにおいて誤り訂正符号を利用することにより、サー
ビスへの影響を更に小さくすることができる。具体的に
は、図1の符号誤りモニタ回路13で誤り訂正前の符号
誤り又は符号誤り訂正数の情報をモニタすることによ
り、誤り訂正符号の誤り訂正能力を越えて伝送回線に符
号誤りが発生する前に補償回路のパラメータを再設定す
ることができる。
【0063】この場合、再設定動作開始閾値を誤り訂正
前の符号誤り又は符号誤り訂正数の情報に対応付けて設
定しておくことにより、誤り訂正符号の誤り訂正能力を
越えて伝送回線に符号誤りが発生する前に補償回路のパ
ラメータを再設定することが可能である。
【0064】図7は、本発明の伝送特性補償制御システ
ムの一実施例の構成図を示す。図7の伝送特性補償制御
システム1は、送信側に送信回路20a,可変分散補償
回路20bが配置されると共に、受信側に可変分散補償
回路20c,偏波分散補償回路20d,光受信回路20
e,伝送特性補償制御装置22が配置されている。
【0065】なお、送信側と受信側とは光ファイバ25
を介して接続されている。送信回路20aは図1の補償
回路10aに相当し、可変分散補償回路20bは補償回
路10bに相当し、可変分散補償回路20cは補償回路
10cに相当し、偏波分散補償回路20dは補償回路1
0dに相当し、光受信回路20eは補償回路10eに相
当し、伝送特性補償制御装置22は伝送特性補償制御装
置12に相当する。
【0066】送信回路20aは、半導体レーザ,LN変
調器,ドライバ等の一般的な構成となっており、チャー
ピング可変の為の制御回路21aを内蔵する。可変分散
補償回路20b及び20cは、可変分散補償器,制御部
21bを備える構成となっている。
【0067】なお、可変分散補償器としての可変型波長
分散補償デバイスとしては、VIPA(Virtually-Imag
ed-Phased-Array)デバイス〔M.Shirasaki, et.al.,”D
ispersion Compensation Using The Virtually Imaged
Phased Array.” APPC/OECC’99,pp. 1367-1370〕また
はFBG(Fiber-Bragg-Grating)〔M.M. Ohn, et.al.
“Tunable Fiber Grating Dispersion Using a Piezoel
ectric Stack.” OFC’97 WJ3〕などが利用できる。
【0068】また、偏波分散補償回路20dは、偏波コ
ントローラ,複屈折デバイス,偏波モニタ,制御回路2
1dを備える構成となっている。光受信回路20eは、
受光素子,増幅器,クロック再生および識別回路,直並
列変換回路,識別レベルを制御する制御回路21eを備
える構成となっている。
【0069】伝送特性補償制御装置22は、符号誤りモ
ニタ回路23及び制御指定回路24を備えるように構成
される。制御部21a〜21eは、前述した図2のタイ
ミングで制御指定回路24から符号誤り情報及び符号誤
り訂正情報の何れか一方が供給される。
【0070】制御部21a〜21eは、前述したよう
に、送信回路20a,可変分散補償回路20b,可変分
散補償回路20c,偏波分散補償回路20d,光受信回
路20eにおけるパラメータを符号誤り情報及び符号誤
り訂正情報の何れか一方に基づき設定することができ
る。
【0071】したがって、送信回路20a,可変分散補
償回路20b,可変分散補償回路20c,偏波分散補償
回路20d,光受信回路20eは、設定されているパラ
メータに応じて伝送信号の波形劣化を補償することが可
能である。
【0072】なお、誤り訂正符号を用いない場合は、S
DH/SONETフォーマットのB1,B2又はLAN
フォーマットのFCS(Frame Check Se
quence)等のパリティチェックに基づく誤り情報
を利用することもできる。
【0073】また、本発明の伝送特性補償制御システム
は波長多重伝送を行なう光通信システムに適用が可能で
あり、伝送特性を各波長ごとに補償するか又は可変分散
補償を複数の波長で一括して補償することができる。
【0074】本発明は、以下に記載する付記のような構
成が考えられる。 (付記1) 伝送路の送信側と受信側とに配置された1
つ以上の補償回路を用いて伝送信号の波形劣化を補償す
る伝送特性補償制御方法であって、1つ以上の補償回路
により補償された伝送信号の符号誤り情報及び符号誤り
訂正情報の少なくとも一方を、前記補償回路毎に設けら
れた制御回路に供給する供給段階と、供給された符号誤
り情報及び符号誤り訂正情報の少なくとも一方に基づき
前記制御回路が補償回路を制御して前記伝送信号の波形
劣化を補償する補償段階とを備えることを特徴とする伝
送特性補償制御方法。 (付記2) 前記1つ以上の補償回路により出力パワー
制御,チャープパラメータ制御,送信側可変分散補償制
御,偏波分散補償制御,受信側可変分散補償制御,受信
側識別レベル制御,識別位相制御のうち2つ以上を行な
うことを特徴とする付記1記載の伝送特性補償制御方
法。 (付記3) 前記供給段階は、1つ以上の補償回路から
1つの補償回路を順次に選択し、選択した1つの補償回
路に前記1つ以上の補償回路により補償された伝送信号
の符号誤り情報及び符号誤り訂正情報の少なくとも一方
を供給することを特徴とする付記1又は2記載の伝送特
性補償制御方法。 (付記4) 前記供給段階は、前記伝送信号の符号誤り
又は符号誤り訂正が発生しなくなると、前記伝送信号の
符号誤り情報及び符号誤り訂正情報の少なくとも一方を
供給する動作を停止することを特徴とする付記3記載の
伝送特性補償制御方法。 (付記5) 前記供給段階は、前記補償回路を制御する
今回の設定値と前回の設定値との差が目標値より小さく
なるまで前記伝送信号の符号誤り情報及び符号誤り訂正
情報の少なくとも一方を供給する動作を継続することを
特徴とする付記3記載の伝送特性補償制御方法。 (付記6) 前記供給段階は、前記伝送信号の符号誤り
率及び符号誤り訂正率の少なくとも一方が閾値以上とな
ると、前記伝送信号の符号誤り情報及び符号誤り訂正情
報の少なくとも一方を供給する動作を開始することを特
徴とする付記3記載の伝送特性補償制御方法。 (付記7) 伝送路の送信側と受信側とに配置された1
つ以上の補償回路を制御して伝送信号の波形劣化を補償
する伝送特性補償制御装置であって、1つ以上の補償回
路により補償された伝送信号から符号誤り情報及び符号
誤り訂正情報の少なくとも一方を生成する生成手段と、
生成した符号誤り情報及び符号誤り訂正情報の少なくと
も一方を、前記補償回路毎に設けられた制御回路に供給
する供給手段とを備え、前記符号誤り情報及び符号誤り
訂正情報の少なくとも一方に応じて前記制御回路に補償
回路を制御させ、前記伝送信号の波形劣化を補償するこ
とを特徴とする伝送特性補償制御回路。 (付記8) 伝送路の送信側と受信側とに配置された1
つ以上の補償回路を用いて伝送信号の波形劣化を補償す
る伝送特性補償制御システムであって、伝送信号の波形
劣化を補償する1つ以上の補償回路と、前記補償回路毎
に設けられ、前記補償回路を制御する1つ以上の制御回
路と、前記1つ以上の補償回路により補償された前記伝
送信号の符号誤り情報及び符号誤り訂正情報の少なくと
も一方を、前記1つ以上の制御回路に供給する制御指定
回路とを備え、前記符号誤り情報及び符号誤り訂正情報
の少なくとも一方に基づき前記制御回路が補償回路を制
御して前記伝送信号の波形劣化を補償することを特徴と
する伝送特性補償制御システム。
【0075】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、伝送路の
送信側と受信側とに配置された1つ以上の補償回路毎に
制御回路を設けることにより、符号誤り情報及び符号誤
り訂正情報の少なくとも一方に基づき補償回路を独立に
制御することができるので、伝送特性補償制御システム
の拡張性及び柔軟性を高めることが可能である。
【0076】また、1つ以上の補償回路のうち制御を行
なう補償回路のみに符号誤り情報及び符号誤り訂正情報
の少なくとも一方を供給することにより、1つ以上の補
償回路から1つの補償回路を順次選択し、選択した補償
回路を制御することが可能である。
【0077】さらに、最適なパラメータを高速に探索す
ることができ、ファイバの温度変動や偏波分散などによ
る波形劣化に対して耐性が強くなる。その結果、本発明
の伝送特性補償制御システムは極めて高い信頼性を有す
ることができる。
【0078】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理について説明する図である。
【図2】本発明の原理について説明するタイムチャート
である。
【図3】本発明による最適化アルゴリズムの一例のフロ
ーチャートである。
【図4】補償回路におけるパラメータの制御について説
明する図である。
【図5】補償回路におけるパラメータの制御について説
明する図である。
【図6】本発明による最適化アルゴリズムの他の一例の
フローチャートである。
【図7】本発明の伝送特性補償制御システムの一実施例
の構成図である。
【符号の説明】
1 伝送特性補償制御システム 10a〜10e 補償回路 11a〜11e,21a〜21e 制御部 12,22 伝送特性補償制御装置 13,23 符号誤りモニタ回路 14,24 制御指定回路 15,25 光ファイバ 20a 送信回路 20b,20c 可変分散補償回路 20d 偏波分散補償回路 20e 光受信回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K002 CA01 DA06 5K046 AA07 EE42 EE47 EE51

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送路の送信側と受信側とに配置された
    1つ以上の補償回路を用いて伝送信号の波形劣化を補償
    する伝送特性補償制御方法であって、 1つ以上の補償回路により補償された伝送信号の符号誤
    り情報及び符号誤り訂正情報の少なくとも一方を、前記
    補償回路毎に設けられた制御回路に供給する供給段階
    と、 供給された符号誤り情報及び符号誤り訂正情報の少なく
    とも一方に基づき前記制御回路が補償回路を制御して前
    記伝送信号の波形劣化を補償する補償段階とを備えるこ
    とを特徴とする伝送特性補償制御方法。
  2. 【請求項2】 伝送路の送信側と受信側とに配置された
    1つ以上の補償回路を制御して伝送信号の波形劣化を補
    償する伝送特性補償制御装置であって、 1つ以上の補償回路により補償された伝送信号から符号
    誤り情報及び符号誤り訂正情報の少なくとも一方を生成
    する生成手段と、 生成した符号誤り情報及び符号誤り訂正情報の少なくと
    も一方を、前記補償回路毎に設けられた制御回路に供給
    する供給手段とを備え、 前記符号誤り情報及び符号誤り訂正情報の少なくとも一
    方に応じて前記制御回路に補償回路を制御させ、前記伝
    送信号の波形劣化を補償することを特徴とする伝送特性
    補償制御回路。
  3. 【請求項3】 伝送路の送信側と受信側とに配置された
    1つ以上の補償回路を用いて伝送信号の波形劣化を補償
    する伝送特性補償制御システムであって、 伝送信号の波形劣化を補償する1つ以上の補償回路と、 前記補償回路毎に設けられ、前記補償回路を制御する1
    つ以上の制御回路と、 前記1つ以上の補償回路により補償された前記伝送信号
    の符号誤り情報及び符号誤り訂正情報の少なくとも一方
    を、前記1つ以上の制御回路に供給する制御指定回路と
    を備え、 前記符号誤り情報及び符号誤り訂正情報の少なくとも一
    方に基づき前記制御回路が補償回路を制御して前記伝送
    信号の波形劣化を補償することを特徴とする伝送特性補
    償制御システム。
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