JP2003091471A - 情報処理サーバ、情報処理プログラム、情報処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及び情報処理システム - Google Patents

情報処理サーバ、情報処理プログラム、情報処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及び情報処理システム

Info

Publication number
JP2003091471A
JP2003091471A JP2001282505A JP2001282505A JP2003091471A JP 2003091471 A JP2003091471 A JP 2003091471A JP 2001282505 A JP2001282505 A JP 2001282505A JP 2001282505 A JP2001282505 A JP 2001282505A JP 2003091471 A JP2003091471 A JP 2003091471A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user terminal
execution request
server
servers
history information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001282505A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoto Itani
直人 井谷
Shinichi Kawakubo
進一 川久保
Kiyoto Onodera
清人 小野寺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
M & C Kenkyusho Kk
Original Assignee
M & C Kenkyusho Kk
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by M & C Kenkyusho Kk filed Critical M & C Kenkyusho Kk
Priority to JP2001282505A priority Critical patent/JP2003091471A/ja
Publication of JP2003091471A publication Critical patent/JP2003091471A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Multi Processors (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のアプリケーション間での連携を図るこ
とでユーザの入力手順の煩雑さを軽減する。 【解決手段】 情報処理サーバ2は、前記ユーザ端末か
らの実行要求を前記複数のサーバの内の1つに対応付け
て履歴情報として記憶し、前記ユーザ端末からの実行要
求の内容及び該ユーザ端末からの履歴情報の内容に応じ
て前記複数のサーバの内のどのサーバに転送するかの転
送ルールに関するデータを定義する転送ルールを記憶
し、前記実行要求の内容及び該ユーザ端末からの履歴情
報の内容に応じて前記転送ルール記憶手段に記憶された
転送ルールの中から適用する転送ルールを読み出して実
行することで前記実行要求を複数のサーバの内の少なく
とも1つのサーバにアプリケーションプログラムの実行
命令として転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のアプリケー
ション間でのデータの連携を行うための情報処理技術に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、業務用の支援ソフトとして、各業
務ジャンルに特化したソフト(アプリケーション)が市販
されている。これらのソフトは一つ一つ独立して設計さ
れており、各種データを連携させて他のソフトでうまく
生かして使用することができない。
【0003】そこで、統合業務パッケージ(ERP(ent
erprise resource planning)パッケージ)と呼ばれる生
産管理、会計、販売管理、人事・給与など業種を問わず
共通な業務を1つのデータベースで統合したパッケージ
・ソフトが開発されている。統合業務パッケージでは、
共通のデータベースを使用しているため、各ソフト間で
データの共有が可能である、という利点を持っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記統
合業務パッケージは予めパッケージに含まれる各ソフト
の間でデータの共有が可能であるが、複数の各ソフトを
起動させて作業を行う際には、不便な場合も多い。例え
ば、各アプリケーション間でデータの共有が可能である
といっても、各アプリケーションの起動時にログイン処
理を行う必要があるものが多いため、ユーザは各アプリ
ケーションを起動させる度にログイン処理という面倒な
手順を踏まなければならない。また、複数のアプリケー
ションを起動させて検索等を行う場合には、あるアプリ
ケーションから他のアプリケーションに移行する際に、
今までにユーザが入力してきた検索・抽出条件が引き継
がれていないため、また再度入力済みの検索・抽出条件
を入力する煩雑な手順を踏まなければならないという問
題がある。
【0005】本発明の目的は、複数のアプリケーション
間での連携を図ることでユーザの入力手順の煩雑さを軽
減する情報処理サーバ、情報処理プログラム、情報処理
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体及び情報処理システムを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ユーザ端末からの実行要求に応じてアプリケーションプ
ログラムを実行する複数のサーバにネットワークを介し
て通信可能に接続され、前記複数のサーバを管理下にお
くと共に前記複数のサーバに内の少なくとも1つのサー
バへ前記ユーザ端末からの実行要求の転送を行う情報処
理サーバであって、前記ユーザ端末からの実行要求を前
記複数のサーバの内の1つに対応付けて履歴情報として
記憶する履歴情報記憶手段と、前記ユーザ端末からの実
行要求の内容及び該ユーザ端末からの履歴情報の内容に
応じて前記複数のサーバの内のどのサーバに転送するか
の転送ルールに関するデータを定義する転送ルールを記
憶する転送ルール記憶手段と、前記実行要求の内容及び
該ユーザ端末からの履歴情報の内容に応じて前記転送ル
ール記憶手段に記憶された転送ルールの中から適用する
転送ルール読み出して実行することで前記実行要求を複
数のサーバの内の少なくとも1つのサーバにアプリケー
ションプログラムの実行命令として転送する実行要求転
送手段とを備えることを特徴とする。
【0007】この構成によれば、情報処理サーバにおい
て、前記ユーザ端末からの実行要求が前記複数のサーバ
の内の1つに対応付けて履歴情報として記憶され、前記
ユーザ端末からの実行要求の内容及び該ユーザ端末から
の履歴情報の内容に応じて前記複数のサーバの内のどの
サーバに転送するかの転送ルールに関するデータを定義
する転送ルールが記憶される。そして、前記実行要求の
内容及び該ユーザ端末からの履歴情報の内容に応じて前
記転送ルール記憶手段に記憶された転送ルールの中から
適用する転送ルールを読み出して実行することで前記実
行要求が複数のサーバの内の少なくとも1つのサーバに
アプリケーションプログラムの実行命令として転送され
る。
【0008】このように、ユーザ端末からの実行要求が
順次履歴情報として記憶されており、サーバへの転送時
に常に履歴情報が参照されるので、複数のサーバの内の
どのサーバへも各ユーザの履歴情報が反映された状態で
実行要求を転送を行うことができる。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の情
報処理サーバにおいて、前記実行要求及び前記履歴情報
は、前記複数のサーバの内のいずれかのサーバから前記
ユーザ端末側で表示される画面情報を特定できる状態パ
ラメータを含むことを特徴とする。
【0010】この構成によれば、情報処理サーバにおい
て、ユーザ端末からの実行要求及び該ユーザ端末の履歴
情報は、前記複数のサーバの内のいずれかのサーバから
前記ユーザ端末側で表示される画面情報を特定できる状
態パラメータを含んでいるため、複数のサーバの内のい
ずれかのサーバにユーザ端末からの実行要求を転送する
際に、該ユーザ端末において表示されている画面に関し
て履歴情報が反映された実行要求の転送を行うことがで
きる。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項2記載の情
報処理サーバにおいて、前記ユーザ端末からの実行要求
に含まれる第1の状態パラメータと該ユーザ端末の最新
の履歴情報に含まれる第2の状態パラメータとを照合す
る照合手段と、前記照合手段による照合の結果、前記第
2のパラメータの不足パラメータを読み出すと共に該不
足パラメータの入力指示を前記ユーザ端末に送信する不
足パラメータ入力指示送信手段とを備えることを特徴と
する。
【0012】この構成によれば、情報処理サーバにおい
て、前記ユーザ端末からの実行要求に含まれる第1の状
態パラメータと該ユーザ端末の最新の履歴情報に含まれ
る第2の状態パラメータとが照合され、照合の結果、前
記第2のパラメータの不足パラメータを読み出すと共に
該不足パラメータの入力指示を前記ユーザ端末に送信さ
れるため、ユーザは、不足するパラメータを入力するこ
とで今までの履歴情報を状態パラメータとして引き継い
だ画面情報の送信を受けることができる。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項3記載の情
報処理サーバにおいて、前記複数のサーバに含まれる第
1のサーバと該第1のサーバ以外の第2のサーバとの間
での状態パラメータを引き継ぐためのデータ形式の変換
に関するデータ変換ルールを記憶するデータ変換ルール
記憶手段と、前記データ変換ルール記憶手段に記憶され
た該当するデータ変換ルールを読み出してデータ変換を
行うデータ変換手段とを備えることを特徴とする。
【0014】この構成によれば、情報処理サーバにおい
て、前記複数のサーバに含まれる第1のサーバと該第1
のサーバ以外の第2のサーバとの間での状態パラメータ
を引き継ぐためのデータ形式の変換に関するデータ変換
ルールが記憶され、記憶されている該当するデータ変換
ルールを読み出してデータ変換が行なわれるので、デー
タの連携が不能なサーバ間においても履歴を反映したデ
ータを提供することができる。
【0015】請求項5記載の発明は、請求項4記載の情
報処理サーバにおいて、前記データ変換手段によるデー
タ変換が行われた際に、前記履歴情報に基づいて前記ユ
ーザ端末からの実行要求を転送先となるサーバが実行可
能か否かを判断する判断手段と、前記判断手段によって
該ユーザ端末からの実行要求を前記転送先となるサーバ
が実行不能と判断されたとき、該サーバに前記状態パラ
メータに基づいてアプリケーションプログラムを実行可
能なように環境設定の実行指示を送信する環境設定実行
指示送信手段とを備えることを特徴とする。
【0016】この構成によれば、情報処理サーバにおい
て、データ変換が行われた際に、前記履歴情報に基づい
て前記ユーザ端末からの実行要求を転送先となるサーバ
が実行可能か否かが判断され、該ユーザ端末からの実行
要求を前記転送先となるサーバが実行不能と判断された
とき、該サーバに前記状態パラメータに基づいてアプリ
ケーションプログラムを実行可能なように環境設定の実
行指示が送信されるため、ユーザはサーバ接続時のログ
イン処理等の煩雑な入力作業が予め不要にすることがで
きると共に今までの履歴が引き継がれた状態のデータの
提供を受けることができる。
【0017】請求項6記載の発明は、請求項5記載の情
報処理サーバにおいて、前記実行要求転送手段が、前記
環境設定実行指示送信手段に対する応答を前記転送先と
なるサーバから受け付けると、該サーバにアプリケーシ
ョンプログラムに前記実行要求を実行命令として転送す
ることを特徴とする。
【0018】この構成によれば、情報処理サーバにおい
て、ユーザ端末からの実行要求の転送前に、転送先とな
るサーバに送信した環境設定実行指示に対する応答を前
記転送先となるサーバから受け付けてから該サーバにア
プリケーションプログラムに前記実行要求が実行命令と
して転送されるので、ユーザ側でログイン処理等の面倒
な入力操作等を行うことなくスムーズに履歴の反映した
データの提供をサーバから受けることができる。
【0019】請求項7記載の発明は、ユーザ端末からの
実行要求に応じてアプリケーションプログラムを実行す
る複数のサーバにネットワークを介して通信可能に接続
され、前記複数のサーバを管理下におくと共に前記複数
のサーバに内の少なくとも1つのサーバへ前記ユーザ端
末からの実行要求の転送を行う情報処理サーバを、前記
ユーザ端末からの実行要求を前記複数のサーバの内の1
つに対応付けて履歴情報として記憶する履歴情報記憶手
段と、前記ユーザ端末からの実行要求の内容及び該ユー
ザ端末からの履歴情報の内容に応じて前記複数のサーバ
に内のどのサーバに転送するかの転送ルールに関するデ
ータを定義する転送ルールを記憶する転送ルール記憶手
段と、前記実行要求の内容及び該ユーザ端末からの履歴
情報の内容に応じて前記転送ルール記憶手段に記憶され
た転送ルールの中から適用する転送ルール読み出して実
行することで前記実行要求を複数のサーバの内の少なく
とも1つのサーバにアプリケーションプログラムの実行
命令として転送する実行要求転送手段として機能させる
ことを情報処理プログラムである。
【0020】この構成によれば、情報処理サーバにおい
て、前記ユーザ端末からの実行要求が前記複数のサーバ
の内の1つに対応付けて履歴情報として記憶され、前記
ユーザ端末からの実行要求の内容及び該ユーザ端末から
の履歴情報の内容に応じて前記複数のサーバの内のどの
サーバに転送するかの転送ルールに関するデータを定義
する転送ルールが記憶される。そして、前記実行要求の
内容及び該ユーザ端末からの履歴情報の内容に応じて前
記転送ルール記憶手段に記憶された転送ルールの中から
適用する転送ルールを読み出して実行することで前記実
行要求が複数のサーバの内の少なくとも1つのサーバに
アプリケーションプログラムの実行命令として転送され
る。
【0021】請求項8記載の発明は、ユーザ端末からの
実行要求に応じてアプリケーションプログラムを実行す
る複数のサーバにネットワークを介して通信可能に接続
され、前記複数のサーバを管理下におくと共に前記複数
のサーバに内の少なくとも1つのサーバへ前記ユーザ端
末からの実行要求の転送を行う情報処理サーバを、前記
ユーザ端末からの実行要求を前記複数のサーバの内の1
つに対応付けて履歴情報として記憶する履歴情報記憶手
段と、前記ユーザ端末からの実行要求の内容及び該ユー
ザ端末からの履歴情報の内容に応じて前記複数のサーバ
に内のどのサーバに転送するかの転送ルールに関するデ
ータを定義する転送ルールを記憶する転送ルール記憶手
段と、前記実行要求の内容及び該ユーザ端末からの履歴
情報の内容に応じて前記転送ルール記憶手段に記憶され
た転送ルールの中から適用する転送ルール読み出して実
行することで前記実行要求を複数のサーバの内の少なく
とも1つのサーバにアプリケーションプログラムの実行
命令として転送する実行要求転送手段として機能させる
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体である。
【0022】この構成によれば、情報処理サーバにおい
て、前記ユーザ端末からの実行要求が前記複数のサーバ
の内の1つに対応付けて履歴情報として記憶され、前記
ユーザ端末からの実行要求の内容及び該ユーザ端末から
の履歴情報の内容に応じて前記複数のサーバの内のどの
サーバに転送するかの転送ルールに関するデータを定義
する転送ルールが記憶される。そして、前記実行要求の
内容及び該ユーザ端末からの履歴情報の内容に応じて前
記転送ルール記憶手段に記憶された転送ルールの中から
適用する転送ルールを読み出して実行することで前記実
行要求が複数のサーバの内の少なくとも1つのサーバに
アプリケーションプログラムの実行命令として転送され
る。
【0023】請求項9記載の発明は、ユーザ端末と、前
記ユーザ端末からの実行要求に応じてアプリケーション
プログラムを実行する複数のサーバと、にネットワーク
を介して通信可能に接続され、前記複数のサーバを管理
下におくと共に前記複数のサーバに内の少なくとも1つ
のサーバへ前記ユーザ端末からの実行要求の転送を行う
情報処理サーバとがネットワークを介して相互に通信可
能に接続された情報処理システムであって、前記情報処
理サーバは、前記ユーザ端末からの実行要求を前記複数
のサーバの内の1つに対応付けて履歴情報として記憶す
る履歴情報記憶手段と、前記ユーザ端末からの実行要求
の内容及び該ユーザ端末からの履歴情報の内容に応じて
前記複数のサーバに内のどのサーバに転送するかの転送
ルールに関するデータを定義する転送ルールを記憶する
転送ルール記憶手段と、前記実行要求の内容及び該ユー
ザ端末からの履歴情報の内容に応じて前記転送ルール記
憶手段に記憶された転送ルールの中から適用する転送ル
ール読み出して実行することで前記実行要求を複数のサ
ーバの内の少なくとも1つのサーバにアプリケーション
プログラムの実行命令として転送する実行要求転送手段
とを備えることを特徴とする情報処理システムである。
【0024】この構成によれば、情報処理システムにお
いて、前記ユーザ端末からの実行要求が前記複数のサー
バの内の1つに対応付けて履歴情報として記憶され、前
記ユーザ端末からの実行要求の内容及び該ユーザ端末か
らの履歴情報の内容に応じて前記複数のサーバの内のど
のサーバに転送するかの転送ルールに関するデータを定
義する転送ルールが記憶される。そして、前記実行要求
の内容及び該ユーザ端末からの履歴情報の内容に応じて
前記転送ルール記憶手段に記憶された転送ルールの中か
ら適用する転送ルールを読み出して実行することで前記
実行要求が複数のサーバの内の少なくとも1つのサーバ
にアプリケーションプログラムの実行命令として転送さ
れる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、適宜図面を参照して本発明
の一実施形態について説明する。図1は、本発明の好適
な一実施形態における情報処理システムを示す全体概要
図である。なお、ユーザ端末1A、1B、1C、…は、
例えば、インターネット・エキスプローラ(「インターネ
ット・エキスプローラ」はマイクロソフト社の商標)等の
市販されているWEBブラウザ(ウエブブラウザ)を備え
ている。
【0026】図1に示すように本発明にかかる情報処理
システムは、ユーザ端末1A、1B、1C、…と情報処
理サーバ2とがイントラネット等のネットワーク4を介
して接続させており、情報処理サーバ2とアプリケーシ
ョンサーバ群3(アプリケーションサーバ3A、アプリ
ケーションサーバ3B、アプリケーションサーバ3C、
…)とがデータ通信可能に接続されている。本実施形態
においては、企業等の内部で行われる業務に関するデー
タを扱う業務アプリケーションサーバ間でのデータの連
携を想定しているため、ネットワーク4の一例であるイ
ントラネットが好ましい。なお、ユーザ端末1A、1
B、1C、…と、情報処理サーバ2と、アプリケーショ
ンサーバ群3(アプリケーションサーバ3A、3B、3
C、…)とがイントラネット等のネットワーク4で相互
に接続されていてもよい。また、セキュリティ等に問題
がなければ、ネットワーク4の一例であるインターネッ
トを利用してもよい。
【0027】まず、ユーザ端末1Aについて説明する。
ユーザ端末1A、1B、1C、…は、例えば、市販され
ているモデム等の通信装置を有するパーソナルコンピュ
ータ等で構成されている。
【0028】次に、情報処理サーバ2を説明するに先だ
って、各アプリケーションサーバ3A、3B、3C、…
及びデータベースサーバ31について説明する。アプリ
ケーションサーバ3A、…は、ネットワーク4を介して
情報処理サーバ2に接続されており、アプリケーション
プログラムを実行するためのCPU(中央演算処理装置)
等のハードウエア及びソフトウエア等を内部に備え、情
報処理サーバ2との間でデータの送受信を行うと共に、
各種データを後述するデータベースサーバ31に記憶す
る。
【0029】データベースサーバ31は、アプリケーシ
ョンサーバ群3がアプリケーションプログラムを実行す
る際に利用する各種データを記憶する。なお、図1にお
いては、データベースサーバ31は、アプリケーション
サーバ群3の中の各アプリケーションサーバ3A、3
B、3C、…に共通のデータベースサーバとして接続さ
れているが、このデータベースサーバ31は必ずしも各
アプリケーションサーバ3A、…に共通の1つのもので
ある必要はなく、各アプリケーションサーバ3A、…ご
とに1つのデータベースサーバ31を割り当ててもよい
し、複数のアプリケーションサーバ群3で1つのデータ
ベースサーバ31を共用してもよい。
【0030】次に、本発明に係る情報処理サーバ2のハ
ードウエア構成について説明する。まず、制御部本体を
構成するCPU(central processing unit)である。こ
のCPUが行う処理のプログラムデータが記憶されたR
OM(read onlymemory)、前記CPUが処理を行う時に
使用する各種メモリのエリアが形成されたRAM(rando
m access memory)、電源オフ時にもデータを記憶保存す
るハードディスク装置等の外部メモリ、キーボードとの
データの伝送制御を行うキーボードインターフェイス、
CRTモニタ等の表示装置を制御する表示コントロー
ラ、フレキブルディスク、CD−ROMやDVD−RO
M等の記憶媒体とのデータの伝送制御(前記記憶媒体に
対して書き込み及び読み取り)を行う記憶媒体インター
フェイス、イントラネット等のネットワーク4を介して
他の端末装置とデータの送受信を行うモデム等の通信装
置は、それぞれシステムバスを通して前記CPUと接続
されている。なお、本実施形態において、情報処理サー
バ2のハードウエア構成として、少なくとも中央処理装
置(CPU)、メモリ、補助記憶装置としてのハードディ
スク装置及びモデム等の通信装置等とを含んでいる必要
がある。あと、必要に応じて、フレキシブルディスク装
置、MO、CD−ROMなどの記録媒体駆動装置を接続
して構成してもよい。
【0031】また、情報処理サーバ2は、図2に示すよ
うに、機能的には、プログラム実行部20、データ記憶
部22、通信部23を含み、これらがバスを介して接続
されている。図2は、情報処理サーバ2の機能ブロック
図である。
【0032】プログラム実行部20は、CPU等により
データ記憶部22に記憶されている各種プログラム(図
示せず)を実行することによって実現される。
【0033】画面送信要求受付部201は、ネットワー
ク4を介して後述する通信部23によって複数のアプリ
ケーションサーバ3A、…の内の少なくとも1つのアプ
リケーションサーバに対してアプリケーションプログラ
ムの実行による画面情報の送信を要求をユーザ端末1
A、…から受信する。
【0034】状態パラメータ読出部202は、後述する
履歴情報記憶部221に記憶されているユーザ端末1A
側で現在表示されている画面情報を特定するための状態
パラメータを示す履歴情報(ユーザ端末ごとに履歴情報
記憶部221に記憶されている最新の履歴情報)を読み
出す。また、画面送信要求受付手段201によって履歴
情報記憶部221に記憶されている履歴情報の選択指示
を受け付けた場合には、ユーザ端末1A側で現在表示さ
れている画面情報を特定するための状態パラメータを示
す履歴情報を履歴情報記憶部222から読み出すと共に
選択指示の対象となる履歴情報を履歴情報記憶部222
から読み出す。
【0035】状態パラメータ照合部203は、画面送信
要求受付部201によって受け付けた画面情報の送信要
求と、状態パラメータ読出部202によって読み出され
たユーザ端末1A側で現在表示されている画面情報を特
定するための状態パラメータを示す履歴情報とを照合す
る。また、この状態パラメータ照合部203は、画面送
信要求受付手段201によって履歴情報記憶部221に
記憶されている履歴情報の選択指示を受け付けた場合に
は、選択指示の対象となる履歴情報と、状態パラメータ
読出部202によって読み出されたユーザ端末1A側で
現在表示されている画面情報を特定するための状態パラ
メータを示す履歴情報とを照合する。
【0036】不足パラメータ入力指示部204は、状態
パラメータ照合部203による照合の結果、状態パラメ
ータ読出部202によって読み出されたユーザ端末1A
側で現在表示されている画面情報を特定するための状態
パラメータが、画面送信要求受付部201によってユー
ザ端末1Aから受け付けた画面送信要求に含まれる状態
パラメータ又は選択指示された履歴情報に含まれる状態
パラメータに比べて足りないパラメータがあった場合
に、該ユーザ端末1Aに通信部23を介して不足パラメ
ータをWEBブラウザから入力するように指示を送信す
る。
【0037】不足パラメータ受付部205は、不足パラ
メータ入力指示部204によって不足パラメータの入力
指示を送信したユーザ端末1Aから入力指示に対応する
パラメータを通信部23を介して受け付ける。
【0038】データ変換処理部206は、後述するデー
タ変換ルール記憶部223に記憶されている複数のアプ
リケーションサーバ3A、3B、…の間での状態パラメ
ータを引き継ぐためのデータ形式の変換に関するデータ
変換ルールに基づきデータ形式の変換を実行する。
【0039】環境設定確認部207は、データ変換処理
部によってデータ形式の変換が実行された際に、履歴情
報記憶部221に記憶されている履歴情報に含まれる状
態パラメータに基づいてユーザ端末1Aからの画面送信
要求の転送先となるアプリケーションサーバ3Aがアプ
リケーションプログラムの実行が可能であるか否かを確
認(判断)する。
【0040】環境設定指示部208は、環境設定確認部
207によってユーザ端末1Aからの画面送信要求の転
送先となるアプリケーションサーバ3Aがアプリケーシ
ョンプログラムの実行ができない(環境設定の必要があ
る)と確認された場合、該転送先となるアプリケーショ
ンサーバ3Aに環境設定を行う指示を通信部23を介し
て行う。
【0041】画面編集指示部209は、画面送信要求の
転送先となるアプリケーションサーバ3A、…の環境設
定が不要の場合又は転送先となるアプリケーションサー
バ3A、…から通信部23を介して環境設定完了通知を
受信したとき、転送先となるアプリケーションサーバ3
A、…に画面情報を編集するための指示(画面編集指示)
を通信部23を介して送信する。
【0042】画面情報転送部210は、アプリケーショ
ンサーバ3A、…によって編集されたユーザ端末1A、
…からの画面送信要求に対応する画面情報を受信したと
き、該ユーザ端末1A、…に該画面情報を転送する。
【0043】データ記憶部22は、メモリやハードディ
スク装置等によって構成されており、プログラム実行部
20が実行するためのプログラム(図示せず)や各種デー
タを記憶する。
【0044】履歴情報記憶部221は、各ユーザ端末1
A、…から画面送信要求受付部201によって受け付け
た画面送信要求を複数のアプリケーションサーバ3A、
…に対応付けて記憶する。履歴情報とは、各アプリケー
ションサーバ3A、…の中のいずれかのアプリケーショ
ンサーバによってユーザ端末1A、…側で表示される画
面情報を特定するための状態パラメータを含んでいる。
状態パラメータとは、例えば、ユーザID、ユーザ端末
1A、…側での表示画面上でのキーとなる情報等を含ん
でいる。なお、履歴情報記憶部221は、ユーザ端末1
A、…からの実行要求に対して迅速性が要求されるた
め、メモリ上にテーブルを設けて各ユーザ端末1A、1
B、…ごとの履歴情報を管理することが好ましい。な
お、ハードディスク上のファイル又はメモリ上にテーブ
ルを設けることで管理することができる。
【0045】ここで、ユーザの操作に基づいて履歴情報
記憶部221に記憶されている履歴情報について説明す
る。図12は、履歴情報記憶部221を構成する履歴テ
ーブルのデータ構成並びにその内容例を示した図であ
る。
【0046】履歴テーブル上で管理される履歴情報は、
画面表示した情報(開いたページ)に対して1レコードが
割り当てられる。履歴情報には、画面表示したアプリケ
ーションを特定するためのアプリケーションサーバ特定
情報(アプリケーションサーバアドレス)と、表示された
画面の保管場所を特定する保管場所情報としての画面特
定情報(画面アドレス、ページアドレス)と、ユーザによ
って選択された検索・抽出条件等を示す状態パラメータ
とが含まれる。本実施形態において、履歴情報は、操作
履歴の古い順に履歴テーブルに並べられている。アプリ
ケーション特定情報とは、例えば各アプリケーションサ
ーバを特定するための情報であり、例えばアプリケーシ
ョンサーバのアドレス等である。画面特定情報とは、各
アプリケーションサーバがアプリケーションプログラム
を実行することで表示される各画面を特定するための情
報であり、例えば画面アドレスである。状態パラメータ
とは、操作者が各アプリケーションで表示される画面上
で選択したオブジェクト(例えば、○○○店、しょう
ゆ、□□□□年×月△日等)を特定するための情報であ
り、各画面で選択されたオブジェクトを特定するための
情報を示すものである。
【0047】このように、ユーザがWEBブラウザ画面
上で操作を行った際の一つ一つの履歴画面が、アプリケ
ーションサーバ、画面及び状態パラメータを含む履歴情
報が履歴テーブル上で管理されているので、操作者は、
これらの履歴情報に基づいて任意の履歴画面に戻り、再
度画面上に表示させることが可能となる。この場合、各
アプリケーションで表示される通常の画面に加え、表示
された画面の表示状態を特定する状態パラメータが共に
記憶されているため、初期画面のようなものではなく、
状態パラメータが反映された履歴画面の表示が可能とな
る。
【0048】また、状態パラメータは、操作に伴う検索
・抽出条件が複数に渡っている場合にも、具体的には、
「しょうゆ」、「○○○店」、「□□□□年×月△日」
等が検索・抽出条件である場合にも、これらの条件がす
べて状態パラメータとして履歴テーブル上で管理されて
いるので、これらの条件に基づいた表示状態の画面を生
成することができる。
【0049】状態パラメータ記憶部222は、各アプリ
ケーションサーバ3A、…がアプリケーションプログラ
ムを実行することで画面情報の編集を行うために必要な
状態パラメータを記憶する。状態パラメータ記憶部22
2は、状態パラメータ照合部203による状態パラメー
タの照合時に、履歴情報記憶部221と共に参照され
る。なお、状態パラメータ記憶部222は、転送ルール
記憶手段として機能する。
【0050】データ変換ルール記憶部223は、各アプ
リケーションサーバ3A、…間での状態パラメータを引
き継ぐためのデータ形式の変換に関するデータ変換ルー
ルを記憶する。
【0051】通信部23は、モデム等によりネットワー
ク4等を介して各種データの送受信を行う。
【0052】以上、図2に示す情報処理サーバ2の機能
ブロック図について説明したが、これらの機能ブロック
図は、論理的機能ブロック図であり、各々1つのまとま
りを持ったハードウエアやソフトウエアによって実現さ
れることを意味するのではなく、複合し、または共通し
たハードウエアやソフトウエアによって実現可能であ
る。また、この図2に示す全ての機能ブロックが本発明
に必須の構成要素という訳ではない。
【0053】つづいて、図3及び図4に示すフローチャ
ートに従って、本発明に係る情報処理システムにおける
処理手順について説明する。
【0054】図3及び図4は、本発明に係る情報処理シ
ステムにおけるユーザ端末1A、…と、情報処理サーバ
2と、各アプリケーションサーバ3A、…との間で行わ
れる処理手順を示すフローチャートの一例である。
【0055】ここで、図3及び図4に示すフローチャー
トにおいて、は、WEBブラウザに表示される表示画
面上でのユーザの操作に従ってユーザ端末1A、…が実
行する処理手順、は、ユーザ端末1A、…及び各アプ
リケーションサーバ3A、…との間で情報処理サーバ2
が実行する処理手順、は、情報処理サーバ2との間で
各アプリケーションサーバ3A、…が実行する処理手順
をそれぞれ示している。
【0056】まず、ユーザ端末1AのWEBブラウザ画
面上からユーザが所望する画面の送信要求(実行要求)の
入力がマウスやキーボード等から受け付けられ(ステッ
プS1)、この画面の送信要求を情報処理サーバ2へ送
信すると(ステップS2)、情報処理サーバ2が、画面送
信要求受付部201により、ユーザ端末1Aから画面の
送信要求を受信する(ステップS3)。
【0057】次に、情報処理サーバ2は、画面の送信要
求を送信してきたユーザ端末1AのWEBブラウザ画面
上に現在表示されている画面を特定するための状態パラ
メータを状態パラメータ読出部202により、履歴情報
記憶部221から読み出す(ステップS4)。
【0058】また、情報処理サーバ2は、画面送信要求
受付部201により、履歴情報記憶部221に記憶され
ている任意の履歴情報の選択指示を受け付けた場合(ス
テップS5でYES)、状態パラメータ読出部202に
よって、該選択指示に基づく履歴情報を履歴情報記憶部
221から読み出す(ステップS6)。また、譲歩処理サ
ーバ2は、画面送信要求受付部201により、履歴情報
記憶部221に記憶されている任意の履歴情報の選択指
示を受け付けなかった場合(ステップS5でNO)、ステ
ップS7に進む。
【0059】次に、情報処理サーバ2は、状態パラメー
タ照合部203によって、画面送信要求受付部201に
よって受け付けたユーザ端末1Aからの画面送信要求に
含まれる状態パラメータと、状態パラメータ読出部20
2によって読み出された履歴情報とを照合する(ステッ
プS7)。情報処理サーバ2は、状態パラメータ照合部
203による照合の結果、不足パラメータがあった場合
(ステップS8でYES)、不足パラメータ入力指示部2
04によって、画面送信要求の送信元のユーザ端末1A
に不足パラメータの入力指示を送信する(ステップS
9)、該ユーザ端末1Aは、この不足パラメータの入力
指示を情報処理サーバ2から受信する(ステップS1
0)。不足パラメータがなかった場合(ステップS8でN
O)、ステップ13に進む。
【0060】次に、不足パラメータの入力指示を受信し
たユーザ端末1Aは、WEBブラウザ画面上で不足パラ
メータの入力を受け付け(ステップS11)、入力された
不足パラメータを情報処理サーバ2へ送信し(ステップ
S12)、情報処理サーバ2が、不足パラメータ受付部
205によってこの入力された不足パラメータの入力を
受け付ける(ステップS13)。
【0061】次に、情報処理サーバ2は、データ変換処
理部206により、ユーザ端末1Aからの画面送信要求
及び履歴情報に基づいてデータ変換ルール記憶部223
から該当するデータ変換ルールを読み出し(ステップS
14)、データ変換を実行する(ステップS15)。
【0062】次に、情報処理サーバ2は、データ変換処
理部206によって、データ変換が実行された際に、環
境設定確認部207により、アプリケーションサーバ3
Aの環境設定が必要か否かの判断を行う(ステップS1
6)。アプリケーションサーバ3Aの環境設定が必要な
しと判断された場合(ステップS16でNO)、ステップ
S22に進む。また、アプリケーションサーバ3Aの環
境設定が必要ありと判断された場合(ステップS16で
YES)、情報処理サーバ2は、環境設定指示部208
により、該当するアプリケーションサーバ3Aに環境設
定指示を送信し(ステップS17)、アプリケーションサ
ーバ3Aが環境設定指示を情報処理サーバ2から受信す
る(ステップS18)。
【0063】次に、環境設定指示を受信したアプリケー
ションサーバ3Aは、環境設定指示に基づいてユーザ端
末1Aからの画面送信要求に応じた画面編集を行うため
の環境設定を実行する(ステップS19)。ここで、環境
設定とは、例えば、ユーザ端末1Aのアプリケーション
サーバ3Aへのログイン処理や必要なファイルのオープ
ン等を示す。
【0064】次に、環境設定を実行したアプリケーショ
ンサーバ3Aは、情報処理サーバ2に環境設定完了通知
を送信し(ステップS20)、情報処理サーバ2が、この
環境設定完了通知を受信する(ステップS21)。
【0065】次に、情報処理サーバは、データ変換処理
部206によるデータ変換処理が終了し、かつアプリケ
ーションサーバ3Aの環境設定が整った場合、ユーザ端
末1Aから受信した画面送信要求を履歴情報として履歴
情報記憶部221に記憶し(ステップS22)、画面編集
指示部209によって該ユーザ端末1Aからの画面送信
要求をアプリケーションサーバ3Aに送信する(ステッ
プS23)。
【0066】アプリケーションサーバ3Aは、情報処理
サーバ2から画面編集指示を受信し(ステップS24)、
該画面編集指示に基づいて画面編集を実行し(ステップ
S25)、編集された画面情報を情報処理サーバ2へ送
信し(ステップS26)、アプリケーションサーバ3Aが
行う一連の処理を終了する。
【0067】情報処理サーバ2は、アプリケーションサ
ーバ3Aから画面情報を受信し(ステップS27)、画面
情報転送部210によって該画面情報をユーザ端末1A
に送信し(ステップS28)、情報処理サーバ2が行う一
連の処理を終了する。
【0068】ユーザ端末1Aは、情報処理サーバ2から
画面情報を受信し(ステップS29)、WEBブラウザ画
面上に該画面情報に基づいた画面を表示し(ステップS
30)、ユーザ端末1Aが行う一連の処理を終了する。
【0069】次に、本発明に係る情報処理システムが適
用される各アプリケーション間の連携の仕組みについて
説明する。
【0070】本実施形態においては、イントラネット等
のネットワーク4を介して行われる業務操作者として、
例えばスーパー等の社長が細部の業務内容を確認し、指
示を送ったりする場合を例にとり説明を行なっている。
【0071】例えば、複数のアプリケーションサーバ3
A、…によって実行されるアプリケーションA、アプリ
ケーションB、アプリケーションCの3つで示されるア
プリケーションが個別にアプリケーションプログラムと
して用意されている。また、これらの各アプリケーショ
ンは、例えば、アプリケーションAであれば、a1、b
2、c3、d4、…というように該アプリケーションA
とデータ連携可能なアプリケーションが対応付けて記憶
されている。
【0072】本発明に係る情報処理システムによれば、
各アプリケーションA〜C間での連携が可能であり、各
アプリケーションごとで表示される任意の時点で表示さ
れる画面から他のアプリケーションで表示される任意の
時点で表示される画面へ移行することができると共に、
画面移行時に移行前の画面を表示するためのデータが次
画面を表示するためのデータとして引き継がれるという
ものである。
【0073】この場合、通常の市販されている各アプリ
ケーションA〜Cは独自に開発されたものであれば、ユ
ーザは各アプリケーションの使用に際しては各アプリケ
ーションを起動させたり、イントラネット等のネットワ
ークを利用したものであれば、ユーザIDやパスワード
等を入力するログイン処理を行う必要がある。
【0074】各アプリケーションA〜Cは、別の目的で
独自に開発されたものであれば、相互の互換性がなく、
各アプリケーション内でのデータ処理は独立したものと
なり、他のアプリケーションとデータ連携することがで
きない。
【0075】ここで、例えば、アプリケーションAを
「基本帳票作成アプリケーション」、アプリケーションB
を「ストナビアプリケーション」、アプリケーションC
を「販促アプリケーション」の3つで示される各アプリ
ケーションとする。例えば、「基本帳票作成アプリケー
ション」は、「月報確認」、「週報確認」、「日報確
認」、「指定期間数値確認」等を含んで構成されてい
る。操作者は、まずパーソナルコンピュータ等のユーザ
端末装置1Aから最初にこの「基本帳票作成アプリケー
ション」を起動させて、「日報確認」ボタンをクリックす
ると、通常では「基本帳票作成アプリケーション」に含ま
れるアプリケーションA内での検索・階層化が可能であ
るが、例えば「しょうゆ」の販売実績が振るわない場合、
原因を究明するために「しょうゆ」という特定の商品を他
のアプリケーションで他の担当者によって作成されたデ
ータを直接確認するのが効率的である場合が考えられ
る。
【0076】しかしながら、この手法では、アプリケー
ションが変わるたびに、新たに各アプリケーションを起
動させる必要があるし、また、前操作で使用していたア
プリケーションでの検索条件等の履歴情報が引き継がれ
ていないため、操作者がまた新たに検索条件などのキー
ワードを入力しなければならない。この場合、本発明に
よれば、前操作時に使用していたアプリケーションでの
検索条件等が次のアプリケーションにも引き継ぐことが
でき、販売実績等の業務内容確認を迅速かつ効率的に行
うことができる。
【0077】アプリケーションが別のアプリケーション
に変更されても操作者が入力した検索条件等が履歴情報
として記憶されて次のアプリケーションに引き継がれる
ので再度アプリケーションが変わるごとに同じ検索条件
を示す画面上の箇所をクリックする等していく必要がな
くなりスムーズに各アプリケーション間に渡る業務内容
の確認を行うことができる。また、前画面又は数画面飛
ばして検索してきた画面に戻る際にも履歴情報が記憶さ
れているため、確実に自分の辿ってきた画面を表示させ
ることが可能となる。
【0078】以上、上述したように本発明に係る情報処
理システムが適用される場面等について説明したが、本
発明の適用範囲は上述したものに限定されず、業務統合
ソフト等の予め複数のアプリケーションが連携可能に作
成されているものではなく、複数のアプリケーションの
各アプリケーションが一つ一つ独立しており、互いに連
携関係がないものであってもよい。この場合、各アプリ
ケーションを用いて検索等を行う場合、現在何について
リンクが張られているのか等を特定する履歴情報が記憶
されていれば、複数のアプリケーション間で各アプリケ
ーションを連携させることができる。例えば、操作者に
よって使用されているアプリケーションから他のアプリ
ケーションが選択された場合には、前アプリケーション
で行われていた操作履歴情報を次のアプリケーションに
引き継ぐことができれば、次のアプリケーションで再度
同じ検索項目等を選んで入力することで一つ一つ絞り込
んでいく必要もなく、ダイレクトに前アプリケーション
での画面の表示状がを次のアプリケーションで表示させ
ることができる。
【0079】また、ユーザによって行われた履歴情報が
順次記憶されているため、ユーザによってどの段階の操
作履歴情報に戻るかが指定されれば、一気に最初の画面
に戻ることも可能であるし、また、数画面を飛ばして操
作者が所望する任意の操作履歴画面に戻ることができ
る。
【0080】なお、業務統合パッケージでは、パッケー
ジに収められている各アプリケーションが相互に利用可
能なようにデータベースが共通化されて情報が一元化さ
れているが、本発明においては各アプリケーションはデ
ータベースを共用して行えるようにデータ定義が変換さ
れていないので、本発明のアプリケーション間の連動の
対象として機能させるためには、連動対象となるアプリ
ケーションを導入するに際して各アプリケーション固有
のデータ定義を一旦本発明に係る情報処理システムにお
いて利用可能にするために書き換えを行う必要がある。
例えば、各アプリケーションに固有の動きを定義した変
換テーブルによって各アプリケーションのデータ定義の
書き換えを行う。
【0081】つづいて、ユーザ端末1A、…においてW
EBブラウザ画面上に表示される画面について説明す
る。図5、図6、図7、図10、図11、図14及び図
15は、ユーザ端末1A、…においてWEBブラウザ画
面上に表示される画面の一例である。
【0082】図5に示すように、ユーザ端末1A、…に
おいてWEBブラウザ画面上に表示される画面は、複数
のアプリケーションの起動表示が可能ないわゆるマルチ
フレーム構成を採用している。
【0083】各アプリケーションサーバ3A、…におい
てアプリケーションプログラムが実行されることで編集
された画面を示すアプリケーション起動画面501、現
在アプリケーション画面501に表示されているアプリ
ケーション名を示すアプリケーション名表示部502、
WEBブラウザの通常の機能である「戻る」ボタン及び
「進む」ボタンで構成された履歴画面選択ボタン503、
現在表示中のアプリケーションに連携可能な連携アプリ
ケーション表示部504、連携アプリケーション表示部
504の表示する又は閉じるを選択するための連携アプ
リケーション表示ボタン505、情報処理サーバ2側で
管理しているアプリケーションサーバ3A、…によって
提供されるアプリケーション名を表示する連携アプリケ
ーション名表示部506、507、508、各アプリケ
ーションA、…ごとに関連した連携可能なアプリケーシ
ョンを表示する関連アプリケーション表示部509、5
10、511、現在アプリケーション起動画面501上
で選択されている関連アプリケーションを示す下線部5
12、後述するメニュー画面を702を表示又は閉じる
ためのメニュー画面表示ボタン513、後述するメール
起動画面703を表示又は閉じるためのメール起動画面
表示ボタン514とを含んで構成されている。
【0084】例えば、図5に示す下線部512は、アプ
リケーション起動画面501において、アプリケーショ
ンAに連携可能なa2を示す関連アプリケーションが起
動されていることを示す。図6に示すように、下線部6
03が画面上で選択されると、アプリケーション起動画
面501がアプリケーション起動画面601に、アプリ
ケーション名表示部502がアプリケーション名表示部
603に変わるように構成されている。
【0085】また、図7に示すように、上述したメニュ
ー画面表示ボタン513と同様の機能を持つメニュー画
面表示ボタン701をマウス等でクリックすることでメ
ニュー画面702を表示させたり、又は閉じたりするこ
とができる。
【0086】なお、このメニュー画面に示されているA
〜Gの各メニューは、上述した連携アプリケーションで
なくともよく、自由にユーザが所望するアプリケーショ
ン画面を呼び出すためのものであってもよい。図7に示
すメニュー画面702は、所定数の各アプリケーション
を示すメニューの中から所望するメニューを選択するた
めの選択ボタンやアイコン等によって構成されていても
よい。操作者が好みに応じてこれらの選択ボタンやアイ
コン等をクリックすることで所望するアプリケーション
が起動される。
【0087】また、図7に示すように、メール起動画面
703を表示するための上述したメール起動画面表示ボ
タン514と同様の機能を持つメール起動画面表示ボタ
ン704をマウス等でクリックすることでメール起動画
面を表示させたり、又は閉じたりすることができる。
【0088】また、図7に示すように、メール起動画面
703は、メールのタイトルを入力するためのタイトル
入力フィールド705、コメントを入力するためのコメ
ント入力フィールド706、メールの送信を実行するた
めの送信ボタン707を含んで構成されている。なお、
下線部708は、現在a2を示すアプリケーションが選
択されていることを示す。
【0089】さらに、図7に示すメール起動画面703
についての変形例を図8及び図9に示す。図8及び図9
は、それぞれWEBブラウザ画面上にマルチフレーム形
式で表示されるメール起動画面を示す一例である。
【0090】図8に示すように、ユーザ(操作者)は、メ
ール起動画面703において、各選択部801、80
2、803、804を順に左側からマウス等で選択して
いくだけで所望の送信先へのメールを簡単かつ短時間で
メールを作成することができる。特に、図8に示すよう
に、頻繁に使用する文章等をテンプレート形式で予め登
録しておけば迅速にメール送信を行うことが可能とな
る。メール起動画面703は、アプリケーション起動画
面501、601、…を使用するときに順次メール文章
を作成して指示等の送信先となる支店や部署等へメール
送信が可能である。
【0091】また、図9に示すように、メール起動画面
703は、上述したタイトル入力フィールド705に対
応するタイトル入力フィールド901、上述したコメン
ト入力フィールド706に対応するコメント入力フィー
ルド902、現在選択されているURL等を示すURL
表示部903、メールに現在起動しているアプリケーシ
ョン画面501、601、…等の添付が可能な画面添付
ボタン904、ファイル添付が可能なファイル添付ボタ
ン905を含んで構成されている。このように、操作者
は、Webメール機能等を搭載したメーラー等により作
成されたメール等を各アプリケーションで作成した帳票
等に添付可能になるので、利便性の高い利用が可能とな
る。
【0092】「メール起動画面」は、イントラネット2を
介して各部署等への指示・報告・連絡・相談等を行うた
めに「グループ選択」・「宛先選択」・「送信先一覧」・メー
ル内容入力部を含んで構成されている。ここで、メール
内容入力部は、図に示すように、例えば頻繁に使用する
文章等をテンプレート形式で予め登録しておけば迅速に
メール送信を行うことが可能となる。この「メール起動
画面」は、「各アプリケーション表示画面」を使用すると
きに順次メール文章を作成して指示等の送信先となる支
店や部署等へメール送信が可能である。
【0093】また、図10に示すように、ユーザがWE
Bブラウザ画面上で複数のアプリケーションを立ち上げ
て作業を行う際に、今までに表示されたアプリケーショ
ン起動画面501、601、…等を再び表示するために
上述した履歴画面選択ボタン503をマウス等でクリッ
クすることで今までの履歴情報が履歴情報表示部100
2に表示される。ユーザは、この履歴情報の中から所望
の履歴情報をマウス等を操作することで選択すると、任
意の履歴画面に戻ることが可能となる。その場合、アプ
リケーション名表示部1001が選択された履歴情報に
基づいて変わるように構成されている。
【0094】なお、履歴情報の選択後、図11に示すよ
うに、アプリケーション名表示部1001から履歴情報
に基づいてアプリケーション起動画面が構成される。図
10において、下線部1003によりb4が選択されて
いたが、履歴情報表示部1002において、例えば、A
のa2が選択されることによって、図11に示すよう
に、アプリケーション名表示部1101及び下線部11
02が対応してa2という関連アプリケーションに変更
される。
【0095】また、現在選択されているアプリケーショ
ンと別のアプリケーションへ移行する場合又は履歴画面
に戻るときに別のアプリケーションに移行する場合に
は、図14に示すように、下線部1405をマウス等で
クリックすると、パラメータ入力画面1401が表示さ
れる。このパラメータ入力画面1401は、パラメータ
入力フィールド1402、入力確認終了を示す「OK」ボ
タン1403、入力したパラメータを再入力するための
「キャンセル」ボタン等を含んで構成されている。なお、
パラメータ入力フィールド1402には、予めユーザが
参照するのに便利な入力するべきパラメータを同時に表
示しておいてもよい。
【0096】図14に示すパラメータ入力画面1401
に必要なパラメータが全て入力されると、図15に示す
ように、b2を示すアプリケーション起動画面が表示さ
れる。なお、アプリケーション名表示部1501も連動
して表示される。
【0097】ユーザ端末1A、…においてWEBブラウ
ザ画面上に表示される画面の一例である。
【0098】アプリケーション起動画面501、60
1、…は、ユーザ端末1A、…の起動時又はメニュー画
面702の中から操作者が所望のメニューの選択を受け
付けた場合に表示される各アプリケーションにおいて表
示される画面を表示する。例えば、操作者(社長等)が各
店舗ごとの営業成績不振の原因を探るため、「店別損益
計算書アプリケーション」を起動すれば、アプリケーシ
ョン名として、「店別損益計算書アプリケーション」の画
面が表示される。また、この画面上の各数値や文字等
(図示せず)に他のアプリケーションに移動するためのリ
ンクが張られている。操作者は、これらのボタンをクリ
ックすることで、さらに細部の項目を表示する画面が表
示されるので各種データを詳細に見ることができる。な
お、この画面上の各数値や文字等の他のアプリケーショ
ンに移動するためのリンクが張られている。操作者は、
これらのボタンをクリックすることで、さらに細部の項
目を表示する画面が表示されるので各種データを詳細に
見ることができる。
【0099】なお、本実施形態において、上述したメニ
ュー画面702のボタンクリック、アプリケーション起
動画面501、601、…中での右クリックのいずれに
よっても、各アプリケーションから他のアプリケーショ
ンへの移行が行われるように構成されている。これらの
場合に各アプリケーションからアプリケーションへの移
行が行われる際には、前画面での検索・抽出条件が次の
アプリケーションへ引き継がれて他のアプリケーション
が起動されるさらに、「アプリケーション表示画面」に表
示されている画面上の項目等をクリックすることで検索
等を進めていくと、もう一度前画面に戻りたい、若しく
は数画面前の画面に戻りたいという場合が考えられる。
この際には、なお、上述した図10と、図13(A)とに
示すように、アプリケーション起動画面501、60
1、…上に履歴情報を表示する表示領域を設けて操作履
歴を適宜表示させるようにすれば、履歴情報を一目で認
識することができるとともに、これらの履歴情報を操作
者が参照することで原因・問題点究明の一助として利用
することができる。
【0100】図13(A)は、WEBブラウザ画面上の特
定の表示領域で表示される操作履歴を示す図の一例であ
る。図13(A)の「戻る」ボタン1301、履歴画面表示
ボタン1302、「進む」ボタン1303、履歴画面表示
ボタン1304をうまく操作することで、数段階前の履
歴情報に基づき画面を表示させることが可能である。例
えば、操作者がマウスで画面の履歴画面表示ボタン13
02、1304をクリックすると、ブラインドカーテン
を引きおろすように、垂れ下がってくるプルダウンメニ
ューのように表示するようにしてもよい。操作者は、こ
の表示された操作履歴を参照することで所望の履歴画面
をマウス等を選択してクリックすることで履歴画面が表
示される。
【0101】操作者は、図13(A)に示すように、この
履歴情報から所望の画面に戻るためにスクロール部をマ
ウス等で操作することで所望の画面を示す項目を選択す
ることで、所望する履歴画面で現在の画面で行っている
検索・抽出条件を引き継いだまま任意の履歴画面に戻る
こと可能である。また、操作者がどの履歴画面に戻るか
を決める際には、これらの履歴画面情報を操作者の任意
により画面上から参照できるようにしておくことで容易
に所望の履歴画面に戻ることができる。この場合、アプ
リケーション起動画面501、…上において、図13
(A)及び図13(B)に示すように、例えばアプリケーシ
ョン名と画面名等を操作履歴情報として表示させること
で、操作者は、この表示された操作履歴情報を参照する
ことで過去に操作を行った任意の画面に戻ることが可能
となる。
【0102】このように、各アプリケーションから他の
アプリケーションへの移行時にも移行前のアプリケーシ
ョンで操作によるデータを引き継ぎが行われるため、操
作者は、他のアプリケーションへの移行時に検索等の条
件指定等やデータの再入力等を行うことなく、スムーズ
に目的とする履歴画面に辿りつくことができる。特に、
各アプリケーションにおいて、検索目的とする対象を発
見するまでにかなりの手順を要した場合には、他のアプ
リケーションへの移行時にこの検索履歴(操作履歴)が引
き継がれることで確認したい内容だけを迅速に探し出す
ことができ、操作者の操作時間の短縮にもつながり利便
性が上げることができる。
【0103】例えば、操作者が「店舗A」に関する販促ア
プリケーションでの分析を行っていた後に、棚割りアプ
リケーションが起動されると、販促アプリケーションで
の「店舗A」という抽出条件が引き継がれて、「店舗A」の
棚割り・レイアウト等に関する分析が即時可能となる。
【0104】以上のように、本発明に係る情報処理シス
テムについて述べてきたが、本発明を実現するための技
術について簡単に説明する。コンピュータを用いた文書
や図面の作成作業の簡便化、迅速化を実現するために、
文書や図面を作成する際に利用するアプリケーションプ
ログラムには操作手順のまとまりをマクロとして自動記
録あるいは手動作成することができるものがある。これ
はアプリケーションプログラム内部に操作者の操作内容
を自動記録する機能を有することで実現している。自動
記録した操作内容あるいは操作者が編集して定義した操
作内容をマクロとして再利用することにより、簡単で迅
速かつ確実な操作を実現している。また、各アプリケー
ションごとにプログラムに修正を加えることで他のアプ
リケーションから移行してきたときにデータ変換処理を
行うようにプログラムを組み込んでもよい。操作者によ
って選択指示された履歴情報は、例えば、システムコー
ルを用いることで実現される。なお、書き換えルール
は、必要に応じて各アプリケーション内部の簡易マクロ
で実現するようにしてもよい。
【0105】また、本発明に係る情報処理システムは、
各アプリケーション間で共通のデータベースを利用する
ことを前提としている。共通化の手法としては、複数の
業務コンピュータのデータを収集し、収集したデータを
XMLデータ化する。XMLデータは、アプリケーショ
ン毎のデータフィールド名を文書定義化しておく。
【0106】この場合、各アプリケーションは定義化さ
れた構造により、データを活用する。また、各アプリケ
ーションに作成されたテンポラリーデータもXMLデー
タ化を行い、各アプリケーション間のデータ、テンポラ
リーデータの共有を行う。
【0107】上述してきたように本発明について説明し
てきたが、次のように本発明を構成することも可能であ
る。
【0108】情報処理サーバ2のプログラム実行部20
内に任意の画面情報の表示設定を受け付けるような機能
を追加してもよい。こうすれば、例えば、ユーザの任意
によって、各アプリケーション間の移行時には初期画面
を表示するように設定することもできるし、履歴情報を
引き継いだ表示状態の画面を表示するように設定するこ
ともできる。従って、アプリケーションの移行に伴って
表示される表画面の表示状態を設定することができる。
【0109】
【発明の効果】請求項1、7、8、9記載の発明によれ
ば、このように、ユーザ端末からの実行要求が順次履歴
情報として記憶されており、サーバへの転送時に常に履
歴情報が参照されるので、複数のサーバの内のどのサー
バへも各ユーザの履歴情報が反映された状態で実行要求
を転送を行うことができる。
【0110】請求項2記載の発明によれば、複数のサー
バの内のいずれかのサーバにユーザ端末からの実行要求
を転送する際に、該ユーザ端末において表示されている
画面の表示状態に基づいた履歴情報が反映された実行要
求の転送を行うことができる。従って、ユーザは、操作
中に一度表示させた表示状態の画面を表示させることが
できるとともに、表示された表示状態の画面を構成する
情報が反映された次画面を表示させることができる。
【0111】請求項3記載の発明はよれば、ユーザは、
異なるアプリケーション間の移行時に、不足するパラメ
ータを入力することで今までの履歴情報を状態パラメー
タとして引き継いだ画面情報の送信を受けることができ
る。従って、ユーザの操作履歴を利用することで、少な
い入力事項でユーザの所望の画面を表示させることがで
きる。
【0112】請求項4記載の発明によれば、データの連
携が不能なサーバ間においても履歴を反映したデータを
提供することができる。従って、各アプリケーションを
実行するためのプログラム自体の変更や修正を行うこと
なく、画面情報の編集及び表示が可能となるため、これ
らのアプリケーションを任意に交換したり、別個に独立
して開発されたアプリケーション新規を組み込むこと等
を容易に行うことができる。
【0113】請求項5記載の発明によれば、ユーザは、
サーバが変わる度に接続時のログイン処理等の煩雑な入
力作業が予め不要にすることができると共に今までの履
歴が引き継がれた状態のデータの提供を受けることがで
きる。
【0114】請求項6記載の発明によれば、ユーザ側で
ログイン処理等の面倒な入力操作等を行うことなくスム
ーズに履歴の反映したデータの提供をサーバから受ける
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の好適な一実施形態における情報処理
システムを示す全体概要図である。
【図2】 情報処理サーバ2の機能ブロック図である。
【図3】 本発明に係る情報処理システムにおけるユー
ザ端末1A、…と、情報処理サーバ2と、各アプリケー
ションサーバ3A、…との間で行われる処理手順を示す
フローチャートの一例である。
【図4】 本発明に係る情報処理システムにおけるユー
ザ端末1A、…と、情報処理サーバ2と、各アプリケー
ションサーバ3A、…との間で行われる処理手順を示す
フローチャートの一例である。
【図5】 ユーザ端末1A、…においてWEBブラウザ
画面上に表示される画面の一例である。
【図6】 ユーザ端末1A、…においてWEBブラウザ
画面上に表示される画面の一例である。
【図7】 ユーザ端末1A、…においてWEBブラウザ
画面上に表示される画面の一例である。
【図8】 WEBブラウザ画面上にマルチフレーム形式
で表示されるメール起動画面を示す一例である。
【図9】 WEBブラウザ画面上にマルチフレーム形式
で表示されるメール起動画面を示す一例である。
【図10】 ユーザ端末1A、…においてWEBブラウ
ザ画面上に表示される画面の一例である。
【図11】 ユーザ端末1A、…においてWEBブラウ
ザ画面上に表示される画面の一例である。
【図12】 履歴情報記憶部221を構成する履歴テー
ブルのデータ構成並びにその内容例を示した図である。
【図13】 (A)WEBブラウザ画面上の特定の表示領
域で表示される操作履歴を示す図の一例である。(B)W
EBブラウザ画面上の特定の表示領域で表示される操作
履歴を示す図の一例である。
【図14】 ユーザ端末1A、…においてWEBブラウ
ザ画面上に表示される画面の一例である。
【図15】 ユーザ端末1A、…においてWEBブラウ
ザ画面上に表示される画面の一例である。
【符号の説明】
1A、1B、1C、… ユーザ端末 2 情報処理サーバ 3A、3B、3C、… アプリケーションサーバ 31 データベースサーバ 20 プログラム実行部 201 画面送信要求受付部 202 状態パラメータ読出部 203 状態パラメータ照合部 204 不足パラメータ入力指示部 205 不足パラメータ受付部 206 データ変換処理部 207 環境設定確認部 208 環境設定指示部 209 画面編集指示部 210 画面情報転送部 22 データ記憶部 221 履歴情報記憶部 222 状態パラメータ記憶部 223 データ変換ルール記憶部 23 通信部
フロントページの続き (72)発明者 川久保 進一 大阪市天王寺区上汐3−2−17 COMO DO上汐11階 株式会社エム・アンド・シ ー研究所内 (72)発明者 小野寺 清人 東京都北区赤羽西1−6−1−904 Fターム(参考) 5B045 BB01 GG06

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザ端末からの実行要求に応じてアプ
    リケーションプログラムを実行する複数のサーバとにネ
    ットワークを介して通信可能に接続され、前記複数のサ
    ーバを管理下におくと共に前記複数のサーバに内の少な
    くとも1つのサーバへ前記ユーザ端末からの実行要求の
    転送を行う情報処理サーバであって、 前記ユーザ端末からの実行要求を前記複数のサーバの内
    の1つに対応付けて履歴情報として記憶する履歴情報記
    憶手段と、 前記ユーザ端末からの実行要求の内容及び該ユーザ端末
    からの履歴情報の内容に応じて前記複数のサーバの内の
    どのサーバに転送するかの転送ルールに関するデータを
    定義する転送ルールを記憶する転送ルール記憶手段と、 前記実行要求の内容及び該ユーザ端末からの履歴情報の
    内容に応じて前記転送ルール記憶手段に記憶された転送
    ルールの中から適用する転送ルールを読み出して実行す
    ることで前記実行要求を複数のサーバの内の少なくとも
    1つのサーバにアプリケーションプログラムの実行命令
    として転送する実行要求転送手段とを備えることを特徴
    とする情報処理サーバ。
  2. 【請求項2】 前記実行要求及び前記履歴情報は、前記
    複数のサーバの内のいずれかのサーバから前記ユーザ端
    末側で表示される画面情報を特定できる状態パラメータ
    を含むことを特徴とする請求項1記載の情報処理サー
    バ。
  3. 【請求項3】 前記ユーザ端末からの実行要求に含まれ
    る第1の状態パラメータと該ユーザ端末の最新の履歴情
    報に含まれる第2の状態パラメータとを照合する照合手
    段と、前記照合手段による照合の結果、前記第2のパラ
    メータの不足パラメータを読み出すと共に該不足パラメ
    ータの入力指示を前記ユーザ端末に送信する不足パラメ
    ータ入力指示送信手段とを備えることを特徴とする請求
    項2記載の情報処理サーバ。
  4. 【請求項4】 前記複数のサーバに含まれる第1のサー
    バと該第1のサーバ以外の第2のサーバとの間での前記
    状態パラメータを引き継ぐためのデータ形式の変換に関
    するデータ変換ルールを記憶するデータ変換ルール記憶
    手段と、前記データ変換ルール記憶手段に記憶された該
    当するデータ変換ルールを読み出してデータ変換を行う
    データ変換手段とを備えることを特徴とする請求項3記
    載の情報処理サーバ。
  5. 【請求項5】 前記データ変換手段によるデータ変換が
    行われた際に、前記履歴情報に基づいて前記ユーザ端末
    からの実行要求を転送先となるサーバが実行可能か否か
    を判断する判断手段と、前記判断手段によって前記ユー
    ザ端末からの実行要求を該転送先となるサーバが実行不
    能と判断されたとき、該サーバに前記状態パラメータに
    基づいてアプリケーションプログラムを実行可能なよう
    に環境設定の実行指示を送信する環境設定実行指示送信
    手段とを備えることを特徴とする請求項4記載の情報処
    理サーバ。
  6. 【請求項6】 前記実行要求転送手段は、前記環境設定
    実行指示送信手段に対する応答を前記転送先となるサー
    バから受け付けると、該サーバにアプリケーションプロ
    グラムに前記実行要求を実行命令として転送することを
    特徴とする請求項5記載の情報処理サーバ。
  7. 【請求項7】 ユーザ端末からの実行要求に応じてアプ
    リケーションプログラムを実行する複数のサーバにネッ
    トワークを介して通信可能に接続され、前記複数のサー
    バを管理下におくと共に前記複数のサーバに内の少なく
    とも1つのサーバへ前記ユーザ端末からの実行要求の転
    送を行う情報処理サーバを、 前記ユーザ端末からの実行要求を前記複数のサーバの内
    の1つに対応付けて履歴情報として記憶する履歴情報記
    憶手段と、 前記ユーザ端末からの実行要求の内容及び該ユーザ端末
    からの履歴情報の内容に応じて前記複数のサーバに内の
    どのサーバに転送するかの転送ルールに関するデータを
    定義する転送ルールを記憶する転送ルール記憶手段と、 前記実行要求の内容及び該ユーザ端末からの履歴情報の
    内容に応じて前記転送ルール記憶手段に記憶された転送
    ルールの中から適用する転送ルールを読み出して実行す
    ることで前記実行要求を複数のサーバの内の少なくとも
    1つのサーバにアプリケーションプログラムの実行命令
    として転送する実行要求転送手段として機能させること
    を情報処理プログラム。
  8. 【請求項8】 ユーザ端末からの実行要求に応じてアプ
    リケーションプログラムを実行する複数のサーバにネッ
    トワークを介して通信可能に接続され、前記複数のサー
    バを管理下におくと共に前記複数のサーバに内の少なく
    とも1つのサーバへ前記ユーザ端末からの実行要求の転
    送を行う情報処理サーバを、 前記ユーザ端末からの実行要求を前記複数のサーバの内
    の1つに対応付けて履歴情報として記憶する履歴情報記
    憶手段と、 前記ユーザ端末からの実行要求の内容及び該ユーザ端末
    からの履歴情報の内容に応じて前記複数のサーバに内の
    どのサーバに転送するかの転送ルールに関するデータを
    定義する転送ルールを記憶する転送ルール記憶手段と、 前記実行要求の内容及び該ユーザ端末からの履歴情報の
    内容に応じて前記転送ルール記憶手段に記憶された転送
    ルールの中から適用する転送ルールを読み出して実行す
    ることで前記実行要求を複数のサーバの内の少なくとも
    1つのサーバにアプリケーションプログラムの実行命令
    として転送する実行要求転送手段として機能させるプロ
    グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
  9. 【請求項9】 ユーザ端末と、前記ユーザ端末からの実
    行要求に応じてアプリケーションプログラムを実行する
    複数のサーバと、にネットワークを介して通信可能に接
    続され、前記複数のサーバを管理下におくと共に前記複
    数のサーバに内の少なくとも1つのサーバへ前記ユーザ
    端末からの実行要求の転送を行う情報処理サーバとがネ
    ットワークを介して相互に通信可能に接続された情報処
    理システムであって、前記情報処理サーバは、 前記ユーザ端末からの実行要求を前記複数のサーバの内
    の1つに対応付けて履歴情報として記憶する履歴情報記
    憶手段と、 前記ユーザ端末からの実行要求の内容及び該ユーザ端末
    からの履歴情報の内容に応じて前記複数のサーバに内の
    どのサーバに転送するかの転送ルールに関するデータを
    定義する転送ルールを記憶する転送ルール記憶手段と、 前記実行要求の内容及び該ユーザ端末からの履歴情報の
    内容に応じて前記転送ルール記憶手段に記憶された転送
    ルールの中から適用する転送ルールを読み出して実行す
    ることで前記実行要求を複数のサーバの内の少なくとも
    1つのサーバにアプリケーションプログラムの実行命令
    として転送する実行要求転送手段とを備えることを特徴
    とする情報処理システム。
JP2001282505A 2001-09-18 2001-09-18 情報処理サーバ、情報処理プログラム、情報処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及び情報処理システム Withdrawn JP2003091471A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001282505A JP2003091471A (ja) 2001-09-18 2001-09-18 情報処理サーバ、情報処理プログラム、情報処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及び情報処理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001282505A JP2003091471A (ja) 2001-09-18 2001-09-18 情報処理サーバ、情報処理プログラム、情報処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及び情報処理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003091471A true JP2003091471A (ja) 2003-03-28

Family

ID=19106146

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001282505A Withdrawn JP2003091471A (ja) 2001-09-18 2001-09-18 情報処理サーバ、情報処理プログラム、情報処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及び情報処理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003091471A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005251068A (ja) * 2004-03-08 2005-09-15 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 分散機能連携システム、分散機能管理装置、分散機能連携方法、およびプログラム
JP2008293152A (ja) * 2007-05-23 2008-12-04 Hitachi Ltd Webシステムの連携方法および装置
JP2010518527A (ja) * 2007-02-13 2010-05-27 アマデウス エス.アー.エス. インターフェースモジュール
JP2010250386A (ja) * 2009-04-10 2010-11-04 Ntt Docomo Inc 連携サーバ装置、アプリケーション連携判断システム、及び、アプリケーション連携判断方法
JP2012022384A (ja) * 2010-07-12 2012-02-02 Hitachi Information Systems Ltd 画面操作用スクリプト生成方法及びシステム
US8116651B2 (en) * 2007-09-20 2012-02-14 Samsung Electronics Co., Ltd. Printing system and method of charging to print document therein
JP2014002465A (ja) * 2012-06-15 2014-01-09 Sony Corp 情報処理システム、情報処理装置、および情報処理方法
KR20210106571A (ko) * 2019-02-21 2021-08-30 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 정보 처리 장치, 정보 처리 방법 및 기록 매체에 저장된 정보 처리 프로그램

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005251068A (ja) * 2004-03-08 2005-09-15 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 分散機能連携システム、分散機能管理装置、分散機能連携方法、およびプログラム
JP2010518527A (ja) * 2007-02-13 2010-05-27 アマデウス エス.アー.エス. インターフェースモジュール
KR101475792B1 (ko) * 2007-02-13 2014-12-23 아마데우스 에스.에이.에스. 인터페이스 모듈
JP2008293152A (ja) * 2007-05-23 2008-12-04 Hitachi Ltd Webシステムの連携方法および装置
US8116651B2 (en) * 2007-09-20 2012-02-14 Samsung Electronics Co., Ltd. Printing system and method of charging to print document therein
JP2010250386A (ja) * 2009-04-10 2010-11-04 Ntt Docomo Inc 連携サーバ装置、アプリケーション連携判断システム、及び、アプリケーション連携判断方法
JP2012022384A (ja) * 2010-07-12 2012-02-02 Hitachi Information Systems Ltd 画面操作用スクリプト生成方法及びシステム
JP2014002465A (ja) * 2012-06-15 2014-01-09 Sony Corp 情報処理システム、情報処理装置、および情報処理方法
KR20210106571A (ko) * 2019-02-21 2021-08-30 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 정보 처리 장치, 정보 처리 방법 및 기록 매체에 저장된 정보 처리 프로그램
KR102340453B1 (ko) 2019-02-21 2021-12-16 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 정보 처리 장치, 정보 처리 방법 및 기록 매체에 저장된 정보 처리 프로그램

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4790837B2 (ja) ユーザのイベント処理を支援する方法及びそのためのコンピュータシステム
US8312382B2 (en) Developing and executing applications with configurable patterns
US7366723B2 (en) Visual query modeling for configurable patterns
US7278106B1 (en) Method and apparatus for interacting with a source code control system
US7953767B2 (en) Developing applications using configurable patterns
US7925985B2 (en) Methods and apparatus for process thumbnail view
US8434021B2 (en) Centralized user interface for displaying contextually driven business content and business related functionality
US20040078373A1 (en) Workflow system and method
US8126937B2 (en) Visual database modeling
US20030052908A1 (en) Computer system for automatically instantiating tasks designated by a user
US20080040690A1 (en) Directory Management Program, Object Display Program, Directory Management Method, And Directory Management Apparatus
JP2005522755A (ja) 承認の要求のための承認処理の定義(definition)
CN101535934A (zh) 提供用于查看和编辑元数据的定制用户界面的方法和***
KR100483630B1 (ko) 워크플로우 모니터링을 위한 개인화된 템플릿 생성 시스템및 방법
US20060235861A1 (en) Apparatus, system and method for supporting formation of customer-value creating scenario
EP1065618A2 (en) Workflow system with business process definition
JPH1139292A (ja) 文書管理方法、文書検索方法、及び文書検索装置
US7467355B1 (en) Method and system for organizing projects in an integral user environment
US20070027909A1 (en) Methods and apparatus for comparison of projects
JP2003091471A (ja) 情報処理サーバ、情報処理プログラム、情報処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及び情報処理システム
JPH11316780A (ja) 階層化されたビジネスプロセス定義を有するワークフローシステム
JPH1185880A (ja) ワークフローシステム開発支援方法
JP2000082065A (ja) 履歴制御機能を備えたデータアクセス装置
JP2001052028A (ja) データ管理システム
JP2005524137A (ja) コンピュータシステム内のリソースへのユーザのアクセスを提供または設定するための方法およびコンピュータシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20081202