JP2003089564A - 軽量コンクリート組成物および軽量コンクリートパネル - Google Patents
軽量コンクリート組成物および軽量コンクリートパネルInfo
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- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B28/00—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
- C04B28/02—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing hydraulic cements other than calcium sulfates
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C04B2111/00—Mortars, concrete or artificial stone or mixtures to prepare them, characterised by specific function, property or use
- C04B2111/20—Resistance against chemical, physical or biological attack
- C04B2111/28—Fire resistance, i.e. materials resistant to accidental fires or high temperatures
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C04B2111/40—Porous or lightweight materials
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 単位面積当たりの重量が軽く、強度性に優れ
て作業性良好な軽量コンクリートおよびコンクリート組
成物を提供する。 【解決手段】 セメントの量が450〜550kg/m
3、軽量細骨材として廃ガラスの焼成体の量が110〜
210kg/m3、セラミック微粉末の量が20〜70
kg/m3、軽量粗骨材の量が250〜350kg/m
3、混和剤の量が5〜15kg/m3の割合で配合して
なる軽量コンクリート組成物。
て作業性良好な軽量コンクリートおよびコンクリート組
成物を提供する。 【解決手段】 セメントの量が450〜550kg/m
3、軽量細骨材として廃ガラスの焼成体の量が110〜
210kg/m3、セラミック微粉末の量が20〜70
kg/m3、軽量粗骨材の量が250〜350kg/m
3、混和剤の量が5〜15kg/m3の割合で配合して
なる軽量コンクリート組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軽量コンクリート
組成物および軽量コンクリートパネルに関するものであ
り、さらに詳しくは、建築物の軽量コンクリート外壁板
等として使用するのに適した軽量コンクリート組成物お
よび軽量コンクリートパネルに関するものである。
組成物および軽量コンクリートパネルに関するものであ
り、さらに詳しくは、建築物の軽量コンクリート外壁板
等として使用するのに適した軽量コンクリート組成物お
よび軽量コンクリートパネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、建築構築物などの外壁板は、
主としてコンクリートによる壁板が使用されており、一
般的には工場で製造されたプレキャストコンクリート板
が用いられている。中でも作業の容易性を考慮して軽量
プレキャストコンクリート板が用いられている。
主としてコンクリートによる壁板が使用されており、一
般的には工場で製造されたプレキャストコンクリート板
が用いられている。中でも作業の容易性を考慮して軽量
プレキャストコンクリート板が用いられている。
【0003】軽量プレキャストコンクリート板は種々の
ものが提案されている。例えば、セメント、軽量骨材、
混和材、水さらに必要に応じて他の成分を含むコンクリ
ート組成物を所定の形枠に流し込んで硬化成形する軽量
プレキャストコンクリート板が用いられていた。
ものが提案されている。例えば、セメント、軽量骨材、
混和材、水さらに必要に応じて他の成分を含むコンクリ
ート組成物を所定の形枠に流し込んで硬化成形する軽量
プレキャストコンクリート板が用いられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この軽
量プレキャストコンクリート板は、細骨材、粗骨材とも
に人工軽量骨材を用いているので、比重は軽くなるが、
比較的圧縮強度が低いため、強い風圧に耐える必要のあ
る高い建物などの外壁板には使用できず、低層の建物用
外壁板として使用が限られていた。
量プレキャストコンクリート板は、細骨材、粗骨材とも
に人工軽量骨材を用いているので、比重は軽くなるが、
比較的圧縮強度が低いため、強い風圧に耐える必要のあ
る高い建物などの外壁板には使用できず、低層の建物用
外壁板として使用が限られていた。
【0005】本発明は、上記のような問題を解決するこ
とを課題として研究開発されたもので、コンクリート比
重が1.1、外壁(非耐力)1時間耐火認定の板厚12
0mmで、圧縮強度24N/mm2以上の軽量コンクリ
ート組成物および軽量コンクリートパネルを提供するこ
とを目的とするものである。
とを課題として研究開発されたもので、コンクリート比
重が1.1、外壁(非耐力)1時間耐火認定の板厚12
0mmで、圧縮強度24N/mm2以上の軽量コンクリ
ート組成物および軽量コンクリートパネルを提供するこ
とを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決し、そ
の目的を達成する手段として、本発明では、セメントの
量が450〜550kg/m3、軽量細骨材として廃ガ
ラスの焼成体の量が110〜210kg/m3、セラミ
ック微粉末の量が20〜70kg/m3、軽量粗骨材の
量が250〜350kg/m3、混和剤の量が5〜15
kg/m3の割合で配合してなる軽量コンクリート組成
物を開発し、採用した。
の目的を達成する手段として、本発明では、セメントの
量が450〜550kg/m3、軽量細骨材として廃ガ
ラスの焼成体の量が110〜210kg/m3、セラミ
ック微粉末の量が20〜70kg/m3、軽量粗骨材の
量が250〜350kg/m3、混和剤の量が5〜15
kg/m3の割合で配合してなる軽量コンクリート組成
物を開発し、採用した。
【0007】また、本発明では、セメントの量が450
〜550kg/m3、軽量細骨材として廃ガラスの焼成
体の量が110〜210kg/m3、セラミック微粉末
の量が20〜70kg/m3、軽量粗骨材の量が250
〜350kg/m3、混和剤の量が5〜15kg/m3
の割合で配合して生コンクリートを調整し、その生コン
クリートを適宜の形枠に打設し、硬化して形成してなる
軽量コンクリートパネルを開発し、採用した。
〜550kg/m3、軽量細骨材として廃ガラスの焼成
体の量が110〜210kg/m3、セラミック微粉末
の量が20〜70kg/m3、軽量粗骨材の量が250
〜350kg/m3、混和剤の量が5〜15kg/m3
の割合で配合して生コンクリートを調整し、その生コン
クリートを適宜の形枠に打設し、硬化して形成してなる
軽量コンクリートパネルを開発し、採用した。
【0008】本発明の軽量コンクリート組成物に用いら
れるセメントとしては、普通・早強・超早強・中庸熱・
白色などの各種ポルトランドセメントが使用でき、その
セメントの単位量としては、450〜550kg/m3
の範囲が良い。450kg/m3を下回ると、所用の強
度が確保できなくなるので適さず、また、550kg/
m3を越えると、このコンクリートの特性である比重
1.1が維持できなくなると共に、コンクリートの収縮
によるひび割れ発生が多くなるので好ましくなく、前述
の450〜550kg/m3の範囲が好適である。
れるセメントとしては、普通・早強・超早強・中庸熱・
白色などの各種ポルトランドセメントが使用でき、その
セメントの単位量としては、450〜550kg/m3
の範囲が良い。450kg/m3を下回ると、所用の強
度が確保できなくなるので適さず、また、550kg/
m3を越えると、このコンクリートの特性である比重
1.1が維持できなくなると共に、コンクリートの収縮
によるひび割れ発生が多くなるので好ましくなく、前述
の450〜550kg/m3の範囲が好適である。
【0009】本発明で用いられる軽量細骨材としては、
人工軽量細骨材が用いられる。その具体的な例として
は、EnviroSpheres社製(オーストラリ
ア)の粒径20〜300μのセラミック微粉末「マイク
ロセルズ(商品名)」と、(株)サンライト社製で粒径
0.15〜5mmの廃ガラスの焼成体「Gライト(商品
名)」を用いる。その配合量としては、マイクロセルズ
は20〜70kg/m3の範囲が良い。20kg/m3
を下回ると、コンクリート中の粉体(セメント+マイク
ロセルズ)と水でできたペーストの軽量化が図れず、骨
材との分離を起こすので好ましくなく、70kg/m3
超えると、粘性が高くなり、コンクリートの練り混ぜが
困難となり好ましくない。
人工軽量細骨材が用いられる。その具体的な例として
は、EnviroSpheres社製(オーストラリ
ア)の粒径20〜300μのセラミック微粉末「マイク
ロセルズ(商品名)」と、(株)サンライト社製で粒径
0.15〜5mmの廃ガラスの焼成体「Gライト(商品
名)」を用いる。その配合量としては、マイクロセルズ
は20〜70kg/m3の範囲が良い。20kg/m3
を下回ると、コンクリート中の粉体(セメント+マイク
ロセルズ)と水でできたペーストの軽量化が図れず、骨
材との分離を起こすので好ましくなく、70kg/m3
超えると、粘性が高くなり、コンクリートの練り混ぜが
困難となり好ましくない。
【0010】また、もう一つの軽量細骨材であるGライ
トの配合量としては、110〜210kg/m3の範囲
が良い。110kg/m3を下回ると、コンクリートの
練り混ぜ状態が荒く、材料分離を起こすため適さず、2
10kg/m3を超えると、単位水量が増えることによ
り乾燥収縮でひび割れが生じるので好ましくなく、前述
の110〜210kg/m3の範囲が良い。
トの配合量としては、110〜210kg/m3の範囲
が良い。110kg/m3を下回ると、コンクリートの
練り混ぜ状態が荒く、材料分離を起こすため適さず、2
10kg/m3を超えると、単位水量が増えることによ
り乾燥収縮でひび割れが生じるので好ましくなく、前述
の110〜210kg/m3の範囲が良い。
【0011】本発明で用いられる軽量粗骨材としては、
軽量化を図る上で必要としており、人工軽量粗骨材が用
いられ、その具体的な例としては、太平洋セメント
(株)社製で粒径5〜15mmの真珠岩の焼成体「アサ
ノスーパーライト(商品名)」を用いることができる。
その単位量は250〜350kg/m3の範囲とする。
250kg/m3以下になると、比重1.1を維持でき
ない。また、350kg/m3を超えると軽量細骨材に
対して軽量粗骨材の割合が多くなることにより、骨材の
分離を起こすので好ましくない。
軽量化を図る上で必要としており、人工軽量粗骨材が用
いられ、その具体的な例としては、太平洋セメント
(株)社製で粒径5〜15mmの真珠岩の焼成体「アサ
ノスーパーライト(商品名)」を用いることができる。
その単位量は250〜350kg/m3の範囲とする。
250kg/m3以下になると、比重1.1を維持でき
ない。また、350kg/m3を超えると軽量細骨材に
対して軽量粗骨材の割合が多くなることにより、骨材の
分離を起こすので好ましくない。
【0012】本発明で用いられる混和剤の減水剤は、特
に制限されるものはなく、例えば、アルキリアリル系、
ナフタリン系、メラミン系、トリアジン系の化学組成を
有するものであればいずれも使用できるが、望ましく
は、ポリカルボン酸塩系の減水剤が好適である。具体例
としては、ポリカルボン酸塩系の市販されている(株)
エヌ・エム・ビー社製の「SP−8HE(商品名)」、
花王(株)社製の「マイテイ21VS(商品名)」など
が挙げられるが、これらに限定されるものではない。減
水剤の配合割合としては、採用される減水剤の種類、採
用されるセメントの種類や水セメント比によっても相違
するが、5〜15kg/m3、好ましくは7kg/m3
が良い。また、減水剤と一緒にAE剤を利用することがで
き、そのAE剤は特に制限がない。
に制限されるものはなく、例えば、アルキリアリル系、
ナフタリン系、メラミン系、トリアジン系の化学組成を
有するものであればいずれも使用できるが、望ましく
は、ポリカルボン酸塩系の減水剤が好適である。具体例
としては、ポリカルボン酸塩系の市販されている(株)
エヌ・エム・ビー社製の「SP−8HE(商品名)」、
花王(株)社製の「マイテイ21VS(商品名)」など
が挙げられるが、これらに限定されるものではない。減
水剤の配合割合としては、採用される減水剤の種類、採
用されるセメントの種類や水セメント比によっても相違
するが、5〜15kg/m3、好ましくは7kg/m3
が良い。また、減水剤と一緒にAE剤を利用することがで
き、そのAE剤は特に制限がない。
【0013】つぎに、本発明の具体的実施例について説
明する。 (実施例1)下記表1に示す配合率に従って本発明の軽
量コンクリートを調整した。なお、表1において、Wは
水、セメントCは太平洋セメント(株)社製早強ポルト
ランドセメントであり、人工軽量細骨材S1は(株)サ
ンライト社製の「Gライト(商品名)」、S2はEnv
iroSpheres社製(オーストラリア)の「マイ
クロセルズ(商品名)」国内総代理店:太平洋セメント
(株)社であり、人工軽量粗骨材Gは太平洋セメント
(株)社製の「アサノスーパーライト(商品名)」であ
り、混和剤は高性能減水剤とAE剤であり、花王(株)
社製の「マイテイ21VS(商品名)」と「マイテイA
E−03(商品名)」である。
明する。 (実施例1)下記表1に示す配合率に従って本発明の軽
量コンクリートを調整した。なお、表1において、Wは
水、セメントCは太平洋セメント(株)社製早強ポルト
ランドセメントであり、人工軽量細骨材S1は(株)サ
ンライト社製の「Gライト(商品名)」、S2はEnv
iroSpheres社製(オーストラリア)の「マイ
クロセルズ(商品名)」国内総代理店:太平洋セメント
(株)社であり、人工軽量粗骨材Gは太平洋セメント
(株)社製の「アサノスーパーライト(商品名)」であ
り、混和剤は高性能減水剤とAE剤であり、花王(株)
社製の「マイテイ21VS(商品名)」と「マイテイA
E−03(商品名)」である。
【0014】
【表1】
【0015】上記の配合率で、各材料をミキサーに投入
し混練して生コンクリートを得た。生コンクリートを規
定の型枠に打設して1500×3000mm、厚さ12
0mmのコンクリートパネルを得た。このコンクリート
パネルの比重を測定すると1.1であった。また、前記
の生コンクリートを規定の型枠に打設して直径10c
m、高さ20cmの円柱供試体を得て圧縮強度試験を行
ったところ、24N/mm2以上であった。
し混練して生コンクリートを得た。生コンクリートを規
定の型枠に打設して1500×3000mm、厚さ12
0mmのコンクリートパネルを得た。このコンクリート
パネルの比重を測定すると1.1であった。また、前記
の生コンクリートを規定の型枠に打設して直径10c
m、高さ20cmの円柱供試体を得て圧縮強度試験を行
ったところ、24N/mm2以上であった。
【0016】(比較例1)下記表2に示す配合率に従っ
て軽量コンクリートを調整した。なお、表2において、
Wは水、セメントCは太平洋セメント(株)社製早強ポ
ルトランドセメントであり、人工軽量細骨材S1は太平
洋セメント(株)社製の「アサノライト(商品名)」と
S2は奥村組土木工業(株)社製の普通砕砂であり、人
工軽量粗骨材Gは太平洋セメント(株)社製の「アサノ
ライト(商品名)」であり、混和剤は高性能減水剤と気
泡剤であり、花王(株)社製の「マイテイ21VS(商
品名)」と「エマールD−3−D(商品名)」である。
て軽量コンクリートを調整した。なお、表2において、
Wは水、セメントCは太平洋セメント(株)社製早強ポ
ルトランドセメントであり、人工軽量細骨材S1は太平
洋セメント(株)社製の「アサノライト(商品名)」と
S2は奥村組土木工業(株)社製の普通砕砂であり、人
工軽量粗骨材Gは太平洋セメント(株)社製の「アサノ
ライト(商品名)」であり、混和剤は高性能減水剤と気
泡剤であり、花王(株)社製の「マイテイ21VS(商
品名)」と「エマールD−3−D(商品名)」である。
【0017】
【表2】
【0018】上記の配合率で、各材料をミキサーに投入
し混練して生コンクリートを得た。生コンクリートを型
枠に打設して1500×3000mm、厚さ125mm
のコンクリートパネルを得た。このコンクリートパネル
の比重を測定すると1.1であった。また、前記の生コ
ンクリートを規定の型枠に打設して直径10cm、高さ
20cmの円柱供試体を得て圧縮強度試験を行ったとこ
ろ、13N/mm2であった。
し混練して生コンクリートを得た。生コンクリートを型
枠に打設して1500×3000mm、厚さ125mm
のコンクリートパネルを得た。このコンクリートパネル
の比重を測定すると1.1であった。また、前記の生コ
ンクリートを規定の型枠に打設して直径10cm、高さ
20cmの円柱供試体を得て圧縮強度試験を行ったとこ
ろ、13N/mm2であった。
【0019】(比較例2)下記表3に示す配合率に従っ
て軽量コンクリートを調整した。なお、表3において、
Wは水、セメントCは太平洋セメント(株)社製早強ポ
ルトランドセメントであり、人工軽量細骨材Sは硅砂で
あり、人工軽量粗骨材Gは太平洋セメント(株)社製の
「アサノスーパーライト(商品名)」であり、混和剤は
高性能減水剤とAE剤であり、花王(株)社製の「マイ
テイ21VS(商品名)」と「マイテイAE−03(商
品名)」である。
て軽量コンクリートを調整した。なお、表3において、
Wは水、セメントCは太平洋セメント(株)社製早強ポ
ルトランドセメントであり、人工軽量細骨材Sは硅砂で
あり、人工軽量粗骨材Gは太平洋セメント(株)社製の
「アサノスーパーライト(商品名)」であり、混和剤は
高性能減水剤とAE剤であり、花王(株)社製の「マイ
テイ21VS(商品名)」と「マイテイAE−03(商
品名)」である。
【0020】
【表3】
【0021】上記の配合率で、各材料をミキサーに投入
し混練して生コンクリートを得た。生コンクリートを型
枠に打設して1500×3000mm、厚さ120mm
のコンクリートパネルを得た。このコンクリートパネル
の比重を測定すると1.1であった。また、前記の生コ
ンクリートを規定の型枠に打設して直径10cm、高さ
20cmの円柱供試体を得て圧縮強度試験を行ったとこ
ろ、13N/mm2であった。
し混練して生コンクリートを得た。生コンクリートを型
枠に打設して1500×3000mm、厚さ120mm
のコンクリートパネルを得た。このコンクリートパネル
の比重を測定すると1.1であった。また、前記の生コ
ンクリートを規定の型枠に打設して直径10cm、高さ
20cmの円柱供試体を得て圧縮強度試験を行ったとこ
ろ、13N/mm2であった。
【0022】(比較例3)下記表4に示す配合率に従っ
て軽量コンクリートを調整した。なお、表4において、
Wは水、セメントCは太平洋セメント(株)社製早強ポ
ルトランドセメントであり、人工軽量細骨材Sは(株)
サンライト社製の「Gライト(商品名)」であり、人工
軽量粗骨材Gは太平洋セメント(株)社製の「アサノス
ーパーライト(商品名)」であり、混和剤は高性能減水
剤と気泡剤であり、花王(株)社製の「マイテイ21V
S」と「エマールD−3−D(商品名)」である。
て軽量コンクリートを調整した。なお、表4において、
Wは水、セメントCは太平洋セメント(株)社製早強ポ
ルトランドセメントであり、人工軽量細骨材Sは(株)
サンライト社製の「Gライト(商品名)」であり、人工
軽量粗骨材Gは太平洋セメント(株)社製の「アサノス
ーパーライト(商品名)」であり、混和剤は高性能減水
剤と気泡剤であり、花王(株)社製の「マイテイ21V
S」と「エマールD−3−D(商品名)」である。
【0023】
【表4】
【0024】上記配合率に従って、各材料をミキサーに
投入し混練して生コンクリートを得た。生コンクリート
を型枠に打設して1500×3000mm、厚さ140
mm、のコンクリートパネルを得た。このコンクリート
パネルの比重を測定すると1.1であった。また、前記
の生コンクリートを規定の型枠に打設して直径10c
m、高さ20cmの円柱供試体を得て圧縮強度試験を行
ったところ、20N/mm2であった。
投入し混練して生コンクリートを得た。生コンクリート
を型枠に打設して1500×3000mm、厚さ140
mm、のコンクリートパネルを得た。このコンクリート
パネルの比重を測定すると1.1であった。また、前記
の生コンクリートを規定の型枠に打設して直径10c
m、高さ20cmの円柱供試体を得て圧縮強度試験を行
ったところ、20N/mm2であった。
【0025】以上の結果から明らかなように、本発明の
コンクリートパネルは、各比較例と比べて、板厚さが薄
くて圧縮強度が優れていることが分かる。
コンクリートパネルは、各比較例と比べて、板厚さが薄
くて圧縮強度が優れていることが分かる。
【0026】以上、本発明の主要な実施の形態について
説明したが、本発明は上記の実施に限定されるものでは
なく、本発明の目的を達成でき、かつ本発明の要旨を逸
脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。
説明したが、本発明は上記の実施に限定されるものでは
なく、本発明の目的を達成でき、かつ本発明の要旨を逸
脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。
【0027】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、従来の
軽量コンクリートには見られない軽量で高強度の軽量コ
ンクリートを容易に得ることができると共に、このコン
クリートによるパネルは、コンクリート比重が1.1、
外壁(非耐力)1時間耐火認定の板厚120mmで、圧
縮強度24N/mm2が得られ、外観が良く、寸法安定
性に優れ、建築材としての軽量耐火用コンクリートパネ
ルとして外壁材に用いることができる。
軽量コンクリートには見られない軽量で高強度の軽量コ
ンクリートを容易に得ることができると共に、このコン
クリートによるパネルは、コンクリート比重が1.1、
外壁(非耐力)1時間耐火認定の板厚120mmで、圧
縮強度24N/mm2が得られ、外観が良く、寸法安定
性に優れ、建築材としての軽量耐火用コンクリートパネ
ルとして外壁材に用いることができる。
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フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
C04B 14:24 C04B 14:02 B
14:02 14:18
14:18 14:16
14:16 14:04 A
14:04 24:04
24:04 24:20
24:20 24:30 A
24:30) 111:40
111:40
(72)発明者 辻 亮一
大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電
力株式会社内
(72)発明者 和智 勝則
大阪市北区西天満5丁目14番10号 近畿コ
ンクリート工業株式会社内
(72)発明者 西田 理昭
大阪市北区西天満5丁目14番10号 近畿コ
ンクリート工業株式会社内
Fターム(参考) 2E001 DE01 FA04 GA12 GA43 HA01
JA00 JA12
2E162 CA01 FA00 FA13
4G012 PA02 PA03 PA07 PA09 PB16
PB24 PB25 PB35 PC02 PC03
PC11 PE04
4G052 FA02 FA07 FA10 FB02
Claims (2)
- 【請求項1】 セメントの量が450〜550kg/m
3、軽量細骨材として廃ガラスの焼成体の量が110〜
210kg/m3、セラミック微粉末の量が20〜70
kg/m3、軽量粗骨材の量が250〜350kg/m
3、混和剤の量が5〜15kg/m3の割合で配合して
なる軽量コンクリート組成物。 - 【請求項2】 セメントの量が450〜550kg/m
3、軽量細骨材として廃ガラスの焼成体の量が110〜
210kg/m3、セラミック微粉末の量が20〜70
kg/m3、軽量粗骨材の量が250〜350kg/m
3、混和剤の量が5〜15kg/m3の割合で配合して
生コンクリートを調整し、その生コンクリートを適宜の
形枠に打設し、硬化して形成してなる軽量コンクリート
パネル。
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---|---|---|---|
JP2001276426A JP2003089564A (ja) | 2001-09-12 | 2001-09-12 | 軽量コンクリート組成物および軽量コンクリートパネル |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101175710B1 (ko) | 2011-09-16 | 2012-08-21 | 선일공업 (주) | 폐 경량기포콘크리트를 사용하여 만든 단열 모르타르의 제조방법 |
GB2512606A (en) * | 2013-04-03 | 2014-10-08 | Nustone Ltd | A lightweight aggregate and a concrete comprising the lightweight aggregate |
CN105731893A (zh) * | 2016-01-25 | 2016-07-06 | 赵永录 | 一种含抛光砖白泥的路基填筑材料及其制备方法 |
JP2017114697A (ja) * | 2015-12-21 | 2017-06-29 | 川田工業株式会社 | 早強性軽量コンクリートの製造方法 |
-
2001
- 2001-09-12 JP JP2001276426A patent/JP2003089564A/ja active Pending
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CN105731893B (zh) * | 2016-01-25 | 2017-10-17 | 赵永录 | 一种含抛光砖白泥的路基填筑材料及其制备方法 |
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