JP2003088022A - 回転電機,回転子,回転電機の製造方法及び回転電機の運転方法 - Google Patents

回転電機,回転子,回転電機の製造方法及び回転電機の運転方法

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JP2003088022A
JP2003088022A JP2001275894A JP2001275894A JP2003088022A JP 2003088022 A JP2003088022 A JP 2003088022A JP 2001275894 A JP2001275894 A JP 2001275894A JP 2001275894 A JP2001275894 A JP 2001275894A JP 2003088022 A JP2003088022 A JP 2003088022A
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slot
cooling medium
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air inlet
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Akiyoshi Komura
昭義 小村
Takashi Watanabe
渡辺  孝
Kazumasa Ide
一正 井出
Kenichi Hattori
憲一 服部
Ryoichi Shiobara
亮一 塩原
Kengo Iwashige
健五 岩重
Keiji Kobashi
啓司 小橋
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】回転子の冷却媒体流通溝の通風抵抗が増加する
と、冷却媒体の流量が減少するとともに、排出側におけ
る冷却媒体の温度上昇が増加する。この問題点に鑑み、
回転子の冷却効率の向上可能なものを提供することにあ
る。 【解決手段】リテイニング付近で導線に冷却媒体を導入
する第1及び第2の導入口(11a,11b)を設け、
スロットの一部に排出口42を設けて冷媒を排出する。
さらに、第1の導入口から導入された冷却媒体と第2の
導入口(11a,11b)から導入された冷却媒体が合
流されて、導体の流路を流れ排出口42から排出させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転電機,回転
子,回転電機の製造方法或いは回転電機の運転方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、回転電機は、固定子及び回転子
から構成される。回転子の胴部にはスロットが溝として
加工されており、スロットの内部には電流を流すための
導体が複数本積み重ねられた形で収納される。回転子の
両端には、遠心力を保持するため、リテイニングリング
で導体の端部を押圧する。
【0003】スロットの内部には導体が積み重ねられて
いるが、一方、端部はリテイニングリングが取付けられ
ているため、導体の外側への通風路を設けることが難し
い。そのため、導体の内部に冷却溝を加工し、導体内部
に通風路を設けて、回転子の温度上昇を抑制する。この
ような技術は、例えば、特開昭63−15644号公
報、或いは、特開昭59−175348号公報に記載さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記技術では、導入口
から導体の溝に流れ込み、溝を通りながら導体を冷却す
る。その後、導体を流れる冷却媒体はスロット方向に沿
って流れ、排出口から排出される。
【0005】ここで、流入口付近は冷却媒体の温度は低
いが、溝に沿って流通するに従って、冷却媒体の温度は
上昇し、特に、排出口における冷却媒体の温度上昇は大
きい。この傾向は特に排出口に近いスロート側で大き
い。
【0006】本発明の目的は、上記の問題点に鑑み、回
転子の冷却効率を向上可能なものを提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、スロットと、リテイニングリングと、リ
テイニングリング付近で導線に冷却媒体を導入する第1
及び第2の入気口と、スロットの一部に設けられた冷媒
を排出する排出口と、導体に設けられた流路を有し、第
1の入気口から導入された冷却媒体と第2の入気口から
導入された冷却媒体は合流して導体の流路を流れ排出口
から排出されるように構成した。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係わる回転電気
回転子の実施の形態を説明する。
【0009】図2に、回転電機の一例として、タービン
発電機(100〜200MW級/2極)の全体の概略構
造を示す。回転子21は運転時に回転し、この回転子2
1を取り巻くように固定子22が配置される。固定子2
2はケーシング23(外壁)によって覆われており、回
転電機が直接外気に触れるのを防いでいる。回転子21
の回転軸29は、軸受28に支持されて回転する。
【0010】回転子21の内部には回転子導体3が巻線
されており、この回転子導体3にはスリップリング27
を介して界磁電流が供給される。一方、固定子22には
固定子導体25が巻線されており、界磁電流が作る回転
磁界により固定子導体25に電流が発生する。回転子導
体3及び固定子導体25では通電により発熱が生じるた
め、ケーシング23内に冷却媒体を循環させることによ
って、回転子導体3及び固定子導体25を冷却してい
る。冷却媒体は回転子21に取付けられたファン5で昇
圧されることによりケーシング23内を循環する。ま
た、回転子導体3及び固定子導体25によって温度上昇
した冷却媒体は熱交換器26(a)(b)によって冷却
される。
【0011】図3は回転子21の概略を示す斜視図であ
る。回転子は、胴部を形成する回転子鉄心1と、回転子
鉄心1の中心軸両側に延伸する回転軸29で構成され
る。回転子21は回転軸29を支持する軸受28(図2
に図示)により安定的に回転支持されている。回転子鉄
心1の胴部には溝状のスロット7(図1に図示)が加工
されており、スロット7の内部には界磁電流を流すため
の回転子導体3(3a〜3g)が複数本積み上げられた
形で収納されている。
【0012】図4に、回転子21概略の断面図を示す。
回転子鉄心1の両側には回転子導体3(3a〜3g)の
端部を押圧することにより回転子導体3(3a〜3g)
の端部に働く遠心力を保持する円筒状のリテイニングリ
ング4が設けられている。回転軸29の両側には冷却媒
体を昇圧するためのファン5が設けられている。
【0013】回転子21は、胴部を形成する回転子鉄心
1と回転子鉄心1の中心軸上両側に延伸する回転軸29
で構成され、軸受(図1に図示)に支持され安定的に回
転支持されている。回転子鉄心1の胴部にはスロット7
(図5に表示)と呼ばれる溝が加工されており、スロッ
ト7の内部には界磁電流を流すための回転子導体3が複
数本積み重ねられた形で収納されている。回転子鉄心1
の両端には回転子導体3の端部を押圧することにより回
転子導体3の端部に働く遠心力を保持する円筒状のリテ
イニングリング4が設けられている。また、回転軸2の
両側には冷却媒体を昇圧するためのファン5が設置され
ている。ここで、図において、回転子導体3(3a〜3
g)は、リテイニングリング4付近では、それぞれ紙面
垂直に延びており、また、互いに紙面方向に並んでい
る。このリテイニングリング4付近の回転子導体3(3
a〜3g)は、さらに、紙面中央方向に延びており、回
転子導体3として示されている。
【0014】図1に回転子21の端部構造を描いた部分
斜視図を示す。ここで、回転子端部の構造をわかりやす
く表示するために、図1ではリテイニングリング4を取
り除いた場合の部分斜視図としている。スロット7の内
部には、回転子導体3が複数本積み重ねられた形で収納
されており、スロット7の最外周側には回転子導体3に
働く遠心力を保持するためのウエッジ8と導体とウエッ
ジを絶縁するためのクリページブロック30が設置され
ている。また、スロット7の下面には、導体胴部を冷却
するための冷却媒体の軸方向通風路としてのサブスロッ
ト6が形成される。
【0015】回転子21の端部では、最外径側に導体の
遠心力を保持するためのリテイニングリングが取り付け
られているため、通常冷却媒体の外径側への通風路が存
在しない。このため、回転子端部の冷却は冷却能力が低
いサーモサイホンと呼ばれる自然対流熱伝達が主体とな
っており、回転子胴部に比べて導体の発熱による温度上
昇が大きくなる傾向にある。
【0016】そのため、回転子鉄心の各スロット間にテ
ィースベント9と呼ばれる通風路を設けることにより、
回転子端部において内径側から外径側への冷却媒体の流
れを作り、導体側面の冷却能力を向上させる。
【0017】これと共に、回転子導体3に冷却溝10を
加工することにより、導体内部に通風路を設けて、さら
なる冷却能力の向上を図る。この際の冷却媒体の流れ
を、図1に示す。ファン5(図1に図示)により昇圧さ
れた冷却媒体(水素或いは空気)は冷却溝入気口(導入
口)11(11a,11b)から冷却溝(通風路)10
に流れ込み、冷却溝10を通りながら回転子導体3を冷
却する。その後、回転子胴部側に流れた冷却媒体は、導
体に加工されたラジアルダクト12と呼ばれる半径方向
の通風路を通って、最終的に回転子の最外径側に到達
し、ここで、排出口42より排出される。ここで、冷却
溝(通風路)10を通る冷却媒体は主に回転子の遠心力
によって生じる圧力差によって駆動されるため、冷却溝
(通風路)10内の流速は大きく、冷却能力は非常に大
きい。冷却溝10の詳細を図5に示す。図に示されるよ
うに、入気口11aから導入された冷却媒体は、冷却溝
10に沿って移動し、その際に回転子導体25を冷却す
る。一方、冷却溝10の途中は冷却溝10bと合流する
合流点を有しており、入気口11bから導入された冷却
媒体は、冷却溝10bに沿って移動し、合流点で合流す
る。その後、入気口11aから導入された冷却媒体と共
に移動し、スロット内部を移動して、排出口42(図1
に図示)より排出される。
【0018】冷却溝(通風路)10が非常に長くなる
と、冷却溝(通風路)10の通風抵抗が増加するために
冷却媒体の流量が減少するとともに、冷却溝(通風路)
10の排出側における冷却媒体の温度上昇が増加するよ
うになるので、冷却溝(通風路)10を用いて回転子端部
の導体全体を冷却しようとした場合、排出側近傍での導
体温度が上昇してしまうが、本実施例では、入気口11
bより低温の冷却媒体を合流させるため排出口での温度
上昇が抑えられ、充分な冷却が可能となっている。
【0019】その様子として参考例を用いて説明する。
温度分布について、参考例として、入気口から排出口ま
で通風路の分岐等がないものの導体長手方向温度分布を
模式的に描いたものを図6に示す。図6では、通風路入
気口(導入口)付近と出口(排出口)付近での導体温度
の差が大きく、効率的な冷却が行われていない。
【0020】一方、本実施例では、1本の通風路10に
通風路入気口(導入口)11が2ヶ所設けられている。
この構成は冷却溝(通風路)の入気口1個の場合と比べ
て途中に入気口がある点において、従来技術と比べて大
きく改善されている。それ以外はほぼ同じ構成とするこ
とも可能であり、その場合、加工工数はほとんど増やす
ことなく本実施例の構成をとることが可能である。
【0021】本実施例の導体長手方向温度分布を模式的
に描いたものを図7に示す。導体長手方向温度分布の均
一化が図れる点に大きなメリットがある。本実施例で
は、一本の冷却溝(通風路)10に2個の冷却溝(通風
路)の入気口11が設けられている場合を例にとってい
るが、通風路の入気口が3個以上の場合についても同様
の構造が適用できる。
【0022】また、途中からの入気口の軸方向位置や断
面寸法を様々に変えることによって途中から流入する風
量を調整でき、導体長手方向温度分布を自在にコントロ
ールすることも可能である。
【0023】図8は第二の実施の形態である回転電機回
転子の構成を示す断面図である。図中の構造では、1本
の冷却溝(通風路)10に2個の入気口11が導体長手
方向の同位置に左右対称に設けられている。この場合に
は、図8のような導体長手方向温度分布の均一化は期待
できないが、入口面積が増加することにより冷却溝(通
風路)10に流れる流量が増加し、冷却能力が向上する
ことから導体の最高温度の低減が期待できる。
【0024】図9は第三の実施の形態である回転電機回
転子の構成を示す断面図である。図中の構造では、複数
本の冷却溝のうち少なくとも一本の冷却溝に対して2個
の通風路入気口11(導入口)が導体長手方向の同位置
に左右対称に設けられている。図の例では、冷却風が胴
部側に流れる冷却溝と端部側に流れる冷却溝の2本が設
けられており、冷却溝が1本の場合よりさらに冷却能力
が向上することが期待できる。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、冷却効率の向上が可能
となる。さらに詳細には、回転子端部における導体長手
方向温度分布の均一化、または導体の最高温度低減が実
現できる。この結果、回転電機の高効率化あるいは低コ
スト化,小型化を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態である回転電機回転
子の端部構造を示す部分斜視図である。
【図2】回転電機の全体概略構造を示す断面図である。
【図3】回転子の概略構造を示す斜視図である。
【図4】回転子の概略構造を示す断面図である。
【図5】回転子の導体を示す斜視図である。
【図6】回転電機回転子の端部における導体長手方向温
度分布の参考例を表すグラフである。
【図7】回転電機回転子の端部における導体長手方向温
度分布の一例を表すグラフである。
【図8】本発明の第二の実施の形態である回転電機回転
子の端部構造を示す部分斜視図である。
【図9】本発明の第三の実施の形態である回転電機回転
子の端部構造を示す部分斜視図である。
【符号の説明】
1…回転子鉄心、3…回転子導体、4…リテイニングリ
ング、5…ファン、6…サブスロット、7…スロット、
8…ウエッジ、9…ティースベント、10…冷却溝、1
1…導入口、12…ラジアルダクト、29…回転軸。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井出 一正 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立事業所内 (72)発明者 服部 憲一 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立事業所内 (72)発明者 塩原 亮一 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立事業所内 (72)発明者 岩重 健五 茨城県日立市大みか町七丁目2番1号 株 式会社日立製作所電力・電機開発研究所内 (72)発明者 小橋 啓司 茨城県日立市大みか町七丁目2番1号 株 式会社日立製作所電力・電機開発研究所内 Fターム(参考) 5H603 AA09 AA12 BB02 BB09 BB12 CA02 CA04 CB02 CC04 CD01 CD04 CE02 CE07 CE09 EE12 5H609 BB03 BB12 BB19 PP02 PP07 PP09 QQ03 QQ12 QQ13 QQ18 RR03 RR17 RR27 RR33 RR36 RR43 RR44 RR46 RR53 RR67 RR69 RR73

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定子と、前記固定子に対して相対的に回
    転する回転子と、前記回転子に設けられたスロットと、
    前記スロットに積層して格納される導体と、前記スロッ
    トから延長した前記導体の端部付近を遠心力に抗して押
    圧するリテイニングリングと、前記リテイニングリング
    付近で前記導線に冷却媒体を導入する第1及び第2の入
    気口と、前記スロットの一部に設けられて冷媒を排出す
    る排出口と、前記導体に設けられた通風路を有し、前記
    第1の入気口から導入された冷却媒体と前記第2の入気
    口から導入された冷却媒体は合流して前記導体の通風路
    を流れ前記排出口から排出されるように構成したことを
    特徴とする回転電機。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記導体は、前記スロ
    ットから前記リテイニングリングに向かって直線的に延
    びた第1の部分と、さらに、前記スロットから離れて延
    長されると共に前記第1の部分から角度を持って屈曲し
    た第2の部分を有し、前記第1の部分に前記第1の入気
    口を設け、前記第2の部分に前記第2の入気口を設けた
    ことを特徴とする回転電機。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記導体は、前記スロ
    ットから前記リテイニングリングに向かって直線的に延
    びた第1の部分と、さらに、前記スロットから離れて延
    長されると共に前記第1の部分から角度を持って屈曲し
    た第2の部分を有し、前記第1の入気口及び前記第2の
    入気口は、富に、前記第2の部分に設けられることを特
    徴とする回転電機。
  4. 【請求項4】請求項3において、前記第1の入気口及び
    前記第2の入気口は互いに前記通風路進行方向に対して
    異なる側に設けられていることを特徴とする回転電機。
  5. 【請求項5】請求項4において、前記第1の入気口及び
    前記第2の入気口は共に前記通風路のほぼ同じ位置で合
    流することを特徴とする回転電機。
  6. 【請求項6】請求項1において、前記導体は、前記スロ
    ットから前記リテイニングリングに向かって直線的に延
    びた第1の部分と、さらに、前記スロットから離れて延
    長されると共に前記第1の部分から角度を持って屈曲し
    た第2の部分を有し、前記第2の部分に前記第1の入気
    口を設け、前記第2の部分に前記第2の入気口を設け、
    前記第1の部分に第3の入気口を設け、前記第1の部分
    に第2の排出口を設け、前記第3の入気口から導入した
    冷却媒体は前記第2の排出口から排出することを特徴と
    する回転電機。
  7. 【請求項7】固定子と、前記固定子に対して相対的に回
    転する回転子と、前記回転子に設けられたスロットと、
    前記スロットに積層して格納される導体と、前記スロッ
    トから延長した導線の端部付近を遠心力に抗して押圧す
    るリテイニングリングと、前記リテイニングリング付近
    で導線に冷却媒体を導入する第1及び第2の入気口と、
    前記スロットの一部に設けられ冷媒を排出する排出口
    と、前記導体に設けられた通風路を有し、前記第1の入
    気口から導入された冷却媒体と前記第2の入気口から導
    入された冷却媒体は合流して、その合流した冷却媒体の
    ほぼ全部が前記導体の通風路を流れ前記排出口から排出
    されるように構成したことを特徴とする回転電機。
  8. 【請求項8】スロットと、前記スロットに積層して格納
    される導体と、前記スロットから延長した導体の端部付
    近を遠心力に抗して押圧するリテイニングリングと、前
    記リテイニングリング付近で導線に冷却媒体を導入する
    第1及び第2の入気口と、前記スロットの一部に設けら
    れた冷媒を排出する排出口と、前記導体に設けられた通
    風路を有し、前記第1の入気口から導入された冷却媒体
    と前記第2の入気口から導入された冷却媒体は合流して
    前記導体の通風路を流れ前記排出口から排出されるよう
    に構成したことを特徴とする回転子。
  9. 【請求項9】回転子にスロットを設け、前記スロットに
    導体を積層して格納し、前記スロットから延長した導体
    の端部付近を遠心力に抗して押圧するリテイニングリン
    グを設け、前記リテイニングリング付近に前記導線に冷
    却媒体を導入する第1及び第2の入気口を設け、前記ス
    ロットの一部に冷媒を排出する排出口を設け、前記第1
    の入気口から導入された冷却媒体と前記第2の入気口か
    ら導入された冷却媒体は合流して前記排出口から排出さ
    れる通風路を前記導体に設ける回転電機の製造方法。
  10. 【請求項10】固定子と、前記固定子に対して相対的に
    回転する回転子と、前記回転子に設けられたスロット
    と、前記スロットに積層して格納される導体と、前記ス
    ロットから延長した導体の端部付近を遠心力に抗して押
    圧するリテイニングリングと、前記リテイニングリング
    付近で導線に冷却媒体を導入する第1及び第2の入気口
    と、前記スロットの一部に設けられた冷媒を排出する排
    出口と、前記導体に設けられた通風路を有した回転電機
    の運転する際に、前記第1の入気口から導入された冷却
    媒体と前記第2の入気口から導入された冷却媒体は合流
    して前記導体の通風路を流れ前記排出口から排出するよ
    うに運転する回転電機の運転方法。
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