JP2003087902A - 誘電式給電装置とそれを搭載する台車 - Google Patents

誘電式給電装置とそれを搭載する台車

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JP2003087902A JP2001277619A JP2001277619A JP2003087902A JP 2003087902 A JP2003087902 A JP 2003087902A JP 2001277619 A JP2001277619 A JP 2001277619A JP 2001277619 A JP2001277619 A JP 2001277619A JP 2003087902 A JP2003087902 A JP 2003087902A
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知史 今久保
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受電コアの開ループ形状のギャップの存在に
よるエネルギー損失を小さくし、エネルギー変換効率の
高い誘電式給電装置とそれを搭載した台車を提供しよう
とする。 【解決手段】従来の誘電式給電装置にかわって、交流成
分を含む電流が流れる一次導電路と、前記一次導電路に
沿って設けられた透磁性の長尺の固定コアと、前記一次
導電路の周囲を囲う開ループの一部を構成する透磁性の
受電コアと、前記受電コアに巻き付けられたピックアッ
プコイルと、を備え、受電コアの一対の開放端と前記固
定コアの側面との間に空気ギャップを有しているものと
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軌道を走行する台
車等に用いられる誘電方式の給電装置とそれを搭載した
台車に係る。特に一次導電路と受電コアの組み合わせ構
造に特徴のある給電装置とそれを搭載した台車に関す
る。
【0002】
【従来の技術】軌道を走行する台車に給電する技術は、
自動走行台車や天井走行台車等のシステムにとって必須
の技術である。通常は、台車に給電するのにパンタグラ
フ式給電装置が用いられる。パンタグラフ式給電装置
は、電源に接続された架空導線にパンタグラフを接触さ
せて給電を受ける方式である。このパンタグラフ式給電
装置では、パンタグラフが架空導線から外れたり、パン
タグラフの接点ブラシが摩耗するので、定期的な保守と
交換が必要である。また、クリーンルームでの使用を考
えた場合、摩耗による粉塵等がないような構造にしなけ
ればならない。一方、電磁誘導の技術を用いて非接触で
給電を受ける誘電式給電装置は、上記の問題を解決する
方式として実用化が望まれている。
【0003】従来の誘電式給電装置を、図を基に説明す
る。図4は、従来の誘導型給電装置とそれを搭載した台
車の構造図である。従来の誘導式給電装置50は、電源
51と一次導電路52と受電コア54とピックアップコ
イル55と一次導電路支持部材56とを備える。電源5
1は、台車40に必要な電力を給電する電気エネルギー
の源である。一次導電路52は、該電源に接続される導
電体製のケーブルである。一次導電路52には、交流成
分を含む電流が流れる。受電コア54は、前記一次導電
路52の周囲を囲う開ループの一部を構成する透磁性の
構造体である。受電コアは、台車41に支持される。ピ
ックアップコイル55は、電磁誘導によって受電コア5
4を流れる磁束に誘起された電流を取り出すもので、該
受電コア54に巻き付けられる。ピックアップコイル5
5から出る電線が台車41上の負荷42に繋がる。一次
導電路支持部材56は、一次導電路52を支持するもの
で、一端を台車に支持され他端が前記一次導電路を支持
した絶縁材である。一次導電路支持部材は、軌道60の
側面に支持される。
【0004】次に、従来の誘電式給電装置50の作用を
説明する。電源51が、一次導電路52に交流成分を含
む電流を流す。一次導電路52を流れる電流により磁界
が発生し、受電コア54に磁束が流れる。受電コア54
を流れる磁束が、ピックアップコイル55に電流を誘導
する。ピックアップコイル55に流れる電流が台車41
上の負荷42に供給される。一次導電路支持部材56
が、軌道60側に支持され一次導電路52を支持する。
台車41が軌道60に沿って移動すると、受電コア54
が、軌道60に沿って移動する。受電コア54の開ルー
プの開放部が一次導電路支持部材56を挟んで移動する
ので、受電コア54が一次導電路52を支持する一次導
電路支持部材56にぶつからない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の誘電式給電装置
を用いた台車の場合、受電コアが一次導電路支持部材に
ぶつからない様にするために、受電コアの開ループ形状
の開放部の幅(以下、ギャップという。)が一次導電路
支持部材の幅以上でなければならない。受電コアの開ル
ープ形状のギャップが広くなると、受電コアを流れる磁
束の磁気抵抗が大きくなる。また自己インダクタンスは
磁気抵抗に反比例するので、一次導電路の自己インダク
タンスが小さくなり、開ループ形状を有する受電コアの
励磁電流は、閉ループ形状を有する受電コアの励磁電流
にくらべて大きくなる。また、開ループのギャップが広
くなると漏れ磁束が多くなり、開放部での渦電流損が大
きくなる。また、漏れリアクタンスも大きくなるために
電圧降下を生じることとなる。従って、受電コアの開ル
ープ形状のギャップに起因する損失を今以上に小さくで
きないという不具合があった。
【0006】本発明は以上に述べた問題点に鑑み案出さ
れたもので、従来の誘電式給電装置にかわって、受電コ
アの開ループ形状のギャップの存在によるエネルギー損
失を小さくし、エネルギー変換効率の高い誘電式給電装
置とそれを搭載した台車を提供しようとする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る誘電式給電装置は、交流成分を含む電
流が流れる一次導電路と、前記一次導電路に沿って設け
られた透磁性の長尺の固定コアと、前記一次導電路の周
囲を囲う開ループの一部を構成する透磁性の受電コア
と、前記受電コアに巻き付けられたピックアップコイル
とを備え、受電コアの一対の開放端と前記固定コアの側
面との間に空気ギャップを有しているものとした。
【0008】上記本発明の構成により、一次導電路に交
流成分を含む電流が流れ、長尺の透磁性の固定コアが前
記一次導電路に沿って設けられ、透磁性の受電コアが前
記一次導電路の周囲を囲う開ループの一部を構成し、ピ
ックアップコイルが前記受電コアに巻き付けられ、受電
コアの一対の開放端と前記固定コアの側面との間に空気
ギャップを有しているので、磁場が電流に誘導され、磁
束が固定コアの軸心に交差する向きと受電コアとで構成
された、一次導電路周囲を囲う開ループに流れ、ピック
アップコイルに電流が誘導されるので、誘導電流の変換
効率が良い。
【0009】さらに、本発明に係る誘電式給電装置は、
前記固定コアに支持され前記一次導電路を支持した一次
導電路支持部材を備えるものとした。上記本発明の構成
により、一次導電路支持部材が、固定コアに支持され、
前記一次導電路を支持するので、一次導電路支持構造が
受電コアと干渉する恐れがない。
【0010】さらに、本発明に係る誘電式給電装置は、
受電コアがC形の開ループ形状を有し、固定コアの側面
が、前記C型の開放部に挟まれるものとした。上記本発
明の構成により、受電コアがC形の開ループ形状を有
し、固定コアの側面が、前記C型の開放部に挟まれるの
で受電コアと固定コアで構成するループが円形となり、
磁束のエネルギー損失が少なくできる。
【0011】上記目的を達成するため、本発明に係る軌
道に沿って走行する誘電式給電装置搭載の台車は、交流
成分を含む電流が流れる一次導電路と、前記一次導電路
に沿って設けられた透磁性の長尺の固定コアと、前記一
次導電路の周囲を囲う開ループの一部を構成する透磁性
の受電コアと、前記受電コアに巻き付けられたピックア
ップコイルとを有し、受電コアの一対の開放端と前記固
定コアの側面との間に空気ギャップを有している誘電式
給電装置と、軌道の側に支持され前記固定コアを支持す
る固定コア支持部材と、台車の側に支持され受電コアを
支持する受電コア支持部材と、を備えるものとした。
【0012】上記本発明の構成により、一次導電路に交
流成分を含む電流が流れ、長尺の透磁性の固定コアが前
記一次導電路に沿って設けられ、透磁性の受電コアが前
記一次導電路の周囲を囲う開ループの一部を構成し、ピ
ックアップコイルが前記受電コアに巻き付けられ、受電
コアの一対の開放端と前記固定コアの側面との間に空気
ギャップを有し、固定コア支持部材が軌道の側に支持さ
れ前記固定コアを支持し、受電コア支持部材が台車の側
に支持され受電コアを支持するので、磁場が電流に誘導
され、磁束が固定コアの軸心に交差する向きと受電コア
とで構成された、一次導電路周囲を囲う開ループに流
れ、ピックアップコイルに電流が誘導されるので、誘導
電流の変換効率が良く、電源の電気エネルギーを効率良
く台車に供給できる。
【0013】さらに、本発明に係る誘電式給電装置搭載
の台車は、固定コアに支持され前記一次導電路を支持し
た一次導電路支持部材を備えるものとした。上記本発明
の構成により、一次導電路支持部材が、固定コアに支持
され、前記一次導電路を支持するので、一次導電路の支
持構造が受電コアと干渉する恐れがない。
【0014】さらに、本発明に係る誘電式給電装置搭載
の台車は、受電コアがC形の開ループ形状を有し、固定
コアの側面が、前記C型の開放部に挟まれるものとし
た。上記本発明の構成により、受電コアがC形の開ルー
プ形状を有し、固定コアの側面が、前記C型の開放部に
挟まれるので受電コアと固定コアで構成するループが円
形となり、磁束のエネルギー損失が少なくできる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
を、図面を参照して説明する。なお、各図において、共
通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略
する。
【0016】本発明の実施形態に係る誘電式給電装置と
それを備えた台車の構造を説明する。図1は、本発明の
第一の実施形態の正面図である。図2は、本発明の第二
の実施形態の正面図である。図3は、本発明の第二の実
施形態の平面図である。
【0017】本発明の実施形態に係る誘電式給電装置2
0は、電源21と一次導電路22と固定コア23と受電
コア24とピックアップコイル25と一次導電路支持部
材26とを備える。さらに、誘電式給電装置搭載の台車
10は、台車11とその誘電式給電装置20と固定コア
支持部材27と受電コア支持部材28とを有する。電源
21は、台車11の負荷12に必要な電力を給電する電
気エネルギーの源である。一次導電路22は、該電源2
1に接続される導電体製のケーブルである。一次導電路
22は、軌道に沿って設置される。一次導電路22に
は、電源21から交流成分を含む電流が流される。固定
コア23は、前記一次導電路に沿って設けられた長尺の
透磁性の部材である。透磁性の部材としては、フェライ
ト等が用いられる。
【0018】受電コア24は、前記一次導電路22の周
囲を囲う開ループの一部を構成する透磁性の部材であ
る。透磁性の部材として、フェライト等が用いられる。
受電コア24は、略C型の形状をしており、開口部にあ
る一対の開放端と前記固定コアの側面に空気ギャップG
を有している。この空気ギャップGは、機械的に許容さ
れるならば、限りなく狭いのが好ましい。受電コア24
は、台車11と共に軌道30に沿って移動できる。固定
コア23の軸心に交差する断面と受電コア24とで、一
次導電路の周囲を囲うループを構成する。ピックアップ
コイル25は、前記受電コア24に巻き付けられ、受電
コア24を流れる磁束に誘電された電流が流れる。ピッ
クアップコイル25からは2本の導線が引きだされ、台
車11の負荷12(例えば、モータや制御装置)に電気
を供給する。一次導電路支持部材26は、固定コアに支
持され前記一次導電路を支持する部材である。一次導電
路支持部材26は絶縁材料で出来ているのが好ましい。
固定コア支持部材27は、軌道30の側に支持され前記
固定コア23を支持する。受電コア支持部材28は、台
車11の側に支持され受電コア24を支持する
【0019】図1は、単相の電源を給電するための構成
を示している。一相の電流が流れる一本の一次導電路と
一個の固定コアと1個または複数の受電コアを備える。
複数の受電コアは、一次導電路の軸方向に並べられる。
コアの数は、負荷の容量と受電コアの一個あたりの容量
により決められる。図2と図3は、3相の電源を給電す
るための構成を示している。3相の電流が流れる3本の
一次導電路と3個の固定コアと3個または3個以上の複
数の受電コアを備える。複数の受電コアは、一次導電路
の軸方向に並べられる。
【0020】誘導式給電装置の作用を、図1の単相の誘
導式給電装置を例にとり説明する。電源21が、一次導
電路22に交流成分を含む電流を流す。一次導電路22
を流れる電流により磁界が発生し、受電コア24に磁束
が流れる。受電コア24を流れる磁束は、固定コア23
をその軸心に交差して流れ、受電コア24に戻る。その
際、受電コア24の一対の開放端と固定コア23の側面
の間の空気ギャップGには、空気が介在する。受電コア
24を流れる磁束が、ピックアップコイル25に電流が
誘導される。ピックアップコイル25を流れる電流が台
車11上の負荷12に供給される。固定コア支持部材2
7が、軌道30側に支持され固定コア23を支持する。
一次導電路支持部材26が、固定コア23に支持され一
次導電路22を支持する。台車11が軌道30に沿って
移動すると、受電コア24が、軌道30に沿って移動す
る。受電コア24の開ループの開放部が固定コア23を
挟んで移動するので、受電コア24が軌道30側に固定
された一次導電路支持部材26及び一次導電路22にぶ
つからない。
【0021】上述の実施形態の誘電式給電装置と誘電式
給電装置搭載の台車を用いれば、磁界が一次誘電路を流
れる電流に誘導され、磁束が受電コアと固定コアとで構
成されたループを流れ、電流が、その磁束で誘導され、
ピックアップコイルに流れ、その電流により台車上の負
荷が駆動されるので、非接触の給電装置を実現できる。
また、一次誘電路の周囲を囲うループは受電コアと固定
コアとで構成され、誘導された磁束が、受電コアの一対
の開放端と固定コアの側面との隙間の空気ギャップを除
き、磁気抵抗の小さいフェライト等の透磁性材料の中を
流れるので、損失のすくない誘導式給電装置を実現でき
る。また、軌道側から固定コア支持部材を介して固定コ
アを支持し、固定コア支持部材を介して一次導電路を支
持できるので、受電コアと一次導電路の支持構造との機
械的干渉をさけることができる。
【0022】本発明は以上に述べた実施形態に限られる
ものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で各種の変
更が可能である。C形の受電コアを例に説明したが、こ
れに限定されず、例えばコの字形やE形等でもよい。図
示する台車は、床を走行する台車を例に説明したがこれ
に限定されず、例えば、天井走行台車やモノレールでも
よい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明の誘電式給電
装置は、その構成により、以下の効果を有する。磁場が
電流に誘導され、磁束が固定コアの軸心に交差する向き
と受電コアとで構成された一次導電路の周囲を囲う開ル
ープに流れ、ピックアップコイルに電流が誘導されるの
で、誘導電流の変換効率が良い。また、絶縁材製の一次
導電路支持部材が、固定コアに支持され前記一次導電路
を支持するので、一次導電路支持構造が受電コアと干渉
する恐れがない。また、受電コアがC形の開ループ形状
を有し、固定コアの側面が、前記C型の開放部に挟まれ
るので受電コアと固定コアで構成するループが円形とな
り、磁束のエネルギー損失が少なくできる。さらに、本
発明の誘電式給電装置を搭載した台車は、その構成によ
り、以下の効果を有する。磁場が電流に誘導され、磁束
が固定コアの軸心に交差する向きと受電コアとで構成さ
れた一次導電路周囲を囲う開ループに流れ、ピックアッ
プコイルに電流が誘導されるので、誘導電流の変換効率
が良く、電源の電気エネルギーを効率良く台車に供給で
きる。また、絶縁材製の一次導電路支持部材が、固定コ
アに支持され前記一次導電路を支持するので、一次導電
路の支持構造が受電コアと干渉する恐れがない。また、
受電コアがC形の開ループ形状を有し、固定コアの側面
が、前記C型の開放部に挟まれるので受電コアと固定コ
アで構成するループが円形となり、磁束のエネルギー損
失が少なくできる。従って、受電コアの開ループ形状の
ギャップの存在による損を小さくし、エネルギー変換効
率の高い誘電式給電装置とそれを搭載した台車を提供で
きる。
【0024】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態の正面図である。
【図2】本発明の第二の実施形態の正面図である。
【図3】本発明の第二の実施形態の平面図である。
【図4】従来の装置の正面図である。
【符号の説明】
10 誘電式給電装置搭載の台車 11 台車 12 負荷 20 誘電式給電装置 21 電源 22 一次導電路 23 固定コア 24 受電コア 25 ピックアップコイル 26 一次導電路支持部材 27 固定コア支持部材 28 受電コア支持部材 30 軌道 40 台車 41 台車 42 負荷 50 誘電式給電装置 51 電源 52 一次導電路 54 受電コア 55 ピックアップコイル 56 一次導電路支持部材 60 軌道

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流成分を含む電流が流れる一次導電路
    と、前記一次導電路に沿って設けられた透磁性の長尺の
    固定コアと、前記一次導電路の周囲を囲う開ループの一
    部を構成する透磁性の受電コアと、前記受電コアに巻き
    付けられたピックアップコイルと、を備え、受電コアの
    一対の開放端と前記固定コアの側面との間に空気ギャッ
    プを有していることを特徴とする誘電式給電装置。
  2. 【請求項2】前記固定コアに支持され前記一次導電路を
    支持する一次導電路支持部材を備えることを特徴とする
    請求項1に記載の誘電式給電装置。
  3. 【請求項3】受電コアがC形の開ループ形状を有し、固
    定コアの側面が、前記C型の開放部に挟まれることを特
    徴とする請求項1又は請求項2のうちの一つに記載の誘
    電式給電装置。
  4. 【請求項4】軌道に沿って走行する誘電式給電装置搭載
    の台車であって、交流成分を含む電流が流れる一次導電
    路と、前記一次導電路に沿って設けられた透磁性の長尺
    の固定コアと、前記一次導電路の周囲を囲う開ループの
    一部を構成する透磁性の受電コアと、前記受電コアに巻
    き付けられたピックアップコイルとを有し、受電コアの
    一対の開放端と前記固定コアの側面との間に空気ギャッ
    プを有している誘電式給電装置と、軌道の側に支持され
    前記固定コアを支持する固定コア支持部材と、台車の側
    に支持され受電コアを支持する受電コア支持部材と、を
    備えることを特徴とする誘電式給電装置搭載の台車。
  5. 【請求項5】前記固定コアに支持され前記一次導電路を
    支持する一次導電路支持部材を備えることを特徴とする
    請求項4に記載の誘電式給電装置搭載の台車。
  6. 【請求項6】受電コアがC形の開ループ形状を有し、固
    定コアの側面が、前記C型の開放部に挟まれることを特
    徴とする請求項4又は請求項5のうちの一つに記載の誘
    電式給電装置搭載の台車。
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