JP2003086873A - 受動qスイッチレーザ - Google Patents

受動qスイッチレーザ

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JP2003086873A
JP2003086873A JP2001274017A JP2001274017A JP2003086873A JP 2003086873 A JP2003086873 A JP 2003086873A JP 2001274017 A JP2001274017 A JP 2001274017A JP 2001274017 A JP2001274017 A JP 2001274017A JP 2003086873 A JP2003086873 A JP 2003086873A
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Hiroshi Sakai
博 酒井
Akihiro Sone
明弘 曽根
Hirobumi Suga
博文 菅
Hironori Hirato
平等  拓範
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 レーザ光出力のピーク強度を増大可能な受動
Qスイッチレーザを提供する。 【解決手段】 受動Qスイッチレーザは、共振器を構成
する一対の反射鏡1,2内に配置された固体レーザ媒質
(Nd:YAG)3と、共振器内の固体レーザ媒質3か
ら発生した光を吸収し当該吸収に伴って透過率が減少す
るホスト結晶(Cr4+:YAG:可飽和吸収体)4と、
固体レーザ媒質3を励起するレーザ光を出射する半導体
レーザ素子5とを備えている。ホスト結晶4が吸収を行
うと、ホスト結晶4の温度が増加し、ピーク強度が低下
する。本受動Qスイッチレーザは半導体レーザ素子5を
パルス駆動する駆動回路9を備えているので、ピーク強
度を増加させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受動Qスイッチレ
ーザに関する。
【0002】
【従来の技術】図6乃至図8は従来の受動Qスイッチレ
ーザの説明図である。これらの受動Qスイッチレーザ
は、共振器を構成する一対の反射鏡1,2内に配置され
た固体レーザ媒質(Nd:YAG)3と、共振器内の固
体レーザ媒質3から発生した光を吸収し当該吸収に伴っ
て透過率が減少するホスト結晶(Cr4+:YAG:可飽
和吸収体)4と、固体レーザ媒質3を励起するレーザ光
を出射する半導体レーザ素子5とを備えている。なお、
半導体レーザ素子5からの励起用レーザ光はレンズ6,
7によって固体レーザ媒質3の光入射面上に集光されて
いる。
【0003】共振器1,2内の構造は、様々なものが考
案されており、固体レーザ媒質3の前段側に無添加のY
AG結晶を配置したり、共振器を構成する反射鏡1,2
をコーティング膜によって構成したり(図7)、或いは
Nd,Crを同一のYAG結晶内に添加することによ
り、固体レーザ媒質3とホスト結晶4とを共通したもの
も考案されている(図8)。
【0004】図9は半導体レーザ素子5から出力される
レーザ光(励起光)の出力と、受動Qスイッチレーザの
レーザ光出力の時間依存性を示すグラフである。半導体
レーザ素子5は連続波(CW)発光しており、このレー
ザ光をホスト結晶4が吸収すると、ホスト結晶4の励起
準位の電子密度が次第に増加し、ある時点で励起準位が
満たされるために電子密度が飽和し透明化、共振のQ値
が高くなり、Qスイッチレーザはレーザ光を出力する。
レーザ光が一旦出力されると、励起準位への電子の蓄積
が再び始まり、したがって、レーザ光出力は周期的に行
われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
受動Qスイッチレーザにおいては、レーザ光出力のピー
ク強度が12kW程度と低く、光通信等の技術分野にお
いては、ピーク強度の増大が望まれているところ、受動
Qスイッチレーザの更なる改良が望まれている。本発明
は、このような課題に鑑みてなされたものであり、レー
ザ光出力のピーク強度を増大可能な受動Qスイッチレー
ザを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】従来の受動Qスイッチを
検討すると、ホスト結晶の初期透過率は80〜90%で
ある。本願発明者らの知見によれば、レーザ光出力直前
の励起準位の電子濃度は、ホスト結晶の初期透過率が低
いほど高くできるので、初期透過率を低下させれば、ピ
ーク強度は増大するものと思われた。しかしながら、か
かる手法によってピーク強度を増大させると、ホスト結
晶の温度が急激に増加し、熱飽和によってピーク強度が
減少してしまう。
【0007】本発明に係る受動Qスイッチレーザは、共
振器を構成する一対の反射鏡内に配置された固体レーザ
媒質と、共振器内の固体レーザ媒質から発生した蛍光を
吸収し当該吸収に伴って透過率が減少するホスト結晶
と、固体レーザ媒質を励起するレーザ光を出射する半導
体レーザ素子とを備える受動Qスイッチレーザにおい
て、固体レーザ媒質内で発生する蛍光の寿命よりも長い
パルス間隔を有する駆動電流パルスを、前記半導体レー
ザ素子に与える駆動回路を備えることを特徴とする。こ
の場合、ホスト結晶の添加物濃度を従来より増加させつ
つも、半導体レーザ素子をパルス駆動することで、ホス
ト結晶の加熱を抑制し、レーザ光出力のピーク強度を増
加させることができる。
【0008】好適には、ホスト結晶の初期透過率が65
%未満であれば、従来よりも著しくピーク強度を増大さ
せることができる。また、ホスト結晶の初期透過率は低
いほどピーク強度を増大させることができるが、ホスト
結晶の初期透過率は1%以上が好ましく、半導体レーザ
素子の出力が25W以下の場合、共振器内で発振を起こ
させるためには、ホスト結晶の初期透過率は25%以上
であることが好ましい。また、反射鏡の反射率が60±
10%である場合には、上記構成と共にホスト結晶の加
熱を抑制し、レーザ光出力のピーク強度を増加させるこ
とができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態に係る受動Qス
イッチレーザについて説明する。なお、同一要素には同
一符号を用い、重複する説明は省略する。
【0010】図1は実施の形態に係る受動Qスイッチレ
ーザの説明図である。この受動Qスイッチレーザは、共
振器を構成する一対の反射鏡1,2内に配置された固体
レーザ媒質(Nd:YAG)3と、共振器内の固体レー
ザ媒質3から発生した光を吸収し当該吸収に伴って透過
率が減少するホスト結晶(Cr4+:YAG:可飽和吸収
体)4と、固体レーザ媒質3を励起するレーザ光を出射
する半導体レーザ素子5とを備えている。なお、半導体
レーザ素子5からの励起用レーザ光はレンズ6,7によ
って固体レーザ媒質3の光入射面上に集光されている。
【0011】半導体レーザ素子5からの励起用レーザ光
(励起光)が、レンズ6,7及び反射鏡(ハーフミラ
ー)1を順次介して固体レーザ媒質3に入射すると、固
体レーザ媒質3が自然発光(蛍光)する。この光は、固
体レーザ媒質3とホスト結晶4との間に介在するアパー
チャ部材8を通ってホスト結晶4内に入射しホスト結晶
4内において吸収される。
【0012】この吸収に伴い、ホスト結晶4の励起準位
における電子濃度が増加する。電子濃度の増加に伴って
ホスト結晶4は透明化し、透過率が増加する。固体レー
ザ媒質3から出射した光は、反射鏡1,2間において反
射を繰り返し、ある時点で固体レーザ媒質3内で誘導放
出が生じ、反射鏡(ハーフミラー)2を介して外部にレ
ーザ光が出力される。
【0013】一方、ホスト結晶4が吸収を行うと、ホス
ト結晶4の温度が増加する。本実施形態の受動Qスイッ
チレーザは、半導体レーザ素子5をパルス駆動する駆動
回路9を備えている。この場合、ホスト結晶4には所定
の時間間隔を空けて蛍光が入射することになるため、ホ
スト結晶4の加熱が抑制される。ホスト結晶4内の添加
物(Cr)濃度を増加させれば、誘導放出が生じる際の
飽和閾値が高くなるため、レーザ光出力のピーク強度を
増加させることができるが、この場合においても、ホス
ト結晶4の加熱が抑制されるので、レーザ光出力のピー
ク強度を高い状態で維持することができる。
【0014】本例のホスト結晶4の初期透過率は65%
未満に設定されており、従来よりも著しくレーザ光出力
のピーク強度を増大させることができる。また、ホスト
結晶4の初期透過率は低いほどピーク強度を増大させる
ことができるが、ホスト結晶4の初期透過率は1%以上
が好ましく、半導体レーザ素子5の出力が25W以下の
場合、共振器1,2内で有効な発振(誘導放出)を起こ
させるためには、ホスト結晶4の初期透過率は25%以
上であることが好ましい。
【0015】特に、本受動Qスイッチレーザは、半導体
レーザ素子5からのレーザ光の入射を抑制するため、こ
のレーザ光の集光位置を過ぎた位置にアパーチャ部材8
を備えており、半導体レーザ素子5からのレーザ光また
はレーザ媒質からの発光によるホスト結晶4の加熱も抑
制することができる。
【0016】また、共振器の出力鏡となる反射鏡2の反
射率は60±10%と低いため、ホスト結晶4に単位時
間当たり入射する光のパワーが低下するため、上記構成
と共にホスト結晶4の加熱を抑制し、発振の閾値を増加
させ、レーザ光出力のピーク強度を増加させることがで
きる。
【0017】図2は半導体レーザ素子5から出力される
レーザ光(励起光)の出力と、受動Qスイッチレーザの
レーザ光出力の時間依存性を示すグラフである。半導体
レーザ素子5はパルス駆動されており、単一の励起光出
力パルスに対応して1つパルスのレーザ光出力が得られ
る。また、励起光出力パルスを制御することで、出力さ
れるパルス数を制御することもできる。
【0018】詳説すれば、半導体レーザ素子5に与えら
れる駆動電流パルスのパルス幅は500μ秒、隣接する
パルス間隔は10m秒であり、駆動電流パルスのデュー
ティ比は(500μ秒:10m秒=1:20=5%)で
ある。なお、隣接するパルス間隔は固体レーザ媒質3内
において発生する蛍光の寿命(本例では250μ秒)の
1/3よりも長く設定され、ホスト結晶4内の蓄熱が抑
制される。換言すれば、駆動回路9は、固体レーザ媒質
3内で発生する蛍光の寿命の1/3よりも長いパルス間
隔を有する駆動電流パルスを、半導体レーザ素子5に与
えている。
【0019】なお、上記構成においては、固体レーザ媒
質3の後段側にホスト結晶4を配置したが、固体レーザ
媒質3の前段側に無添加のYAG結晶を配置したり、共
振器を構成する反射鏡1,2をコーティング膜によって
構成したり、或いはNd,Crを同一のYAG結晶内に
添加することにより、固体レーザ媒質3とホスト結晶4
とを共通とすることとしてもよい。
【0020】固体レーザ媒質3としてはNd添加YLF
やYb添加YAG等を用いることもできる。なお、固体
レーザ媒質3とホスト結晶4(固体レーザ媒質3から発
生する蛍光に対して透明となる結晶)の組み合わせとし
ては様々なものが考えられる。
【0021】例えば、固体レーザ媒質3が出射レーザ波
長1μm帯であるNd添加レーザである場合にはホスト
結晶4としてCr4+添加GSGGが、出射レーザ波長
0.98μm帯であるYb添加レーザに対してはU2+
加CaF2が、出射レーザ波長1.5μm帯であるEr
添加レーザに対してはEr3+添加CaF2が挙げられ
る。また、ホスト結晶4としてCr4+添加Y3Al512
等を用いることもできる。また、固体レーザ媒質3に適
当なARコーティングを施してもよい。
【0022】
【実施例】上記受動Qスイッチレーザを試作し特性評価
を行った。
【0023】(実験条件)実験に用いた各素子は以下の
通りである。
【0024】
【表1】
【0025】(実験結果)受動Qスイッチレーザから出
力されたレーザ光のピーク強度をパルスエネルギーはパ
ワーメータで測定、パルス幅はオシロスコープで測定、
ピークパワーはパルスエネルギ−/パルス幅で算出で測
定した。
【0026】図3は半導体レーザ素子5から出力される
レーザ光のピーク強度(W)と、受動Qスイッチレーザ
から出力されるレーザ光のパルスエネルギー(μJ)、
パルス幅(ns)、ピーク強度(kW)との関係を示す
グラフである。実施例に係る受動Qスイッチレーザから
出力されるレーザ光のデータをパルス(パルス駆動)と
し、受動Qスイッチレーザを連続波発光させたもののデ
ータをCWで示す。
【0027】受動Qスイッチレーザから出力されるレー
ザ光のピーク強度は、半導体レーザ素子5から出力され
るレーザ光のピーク強度が15W以上において19kW
以上が得られた。また、連続波発光の場合は、半導体レ
ーザ素子5からのレーザ光の強度が20W以上において
発振が得られなくなったが、パルス駆動の場合には受動
Qスイッチレーザのピーク強度は半導体レーザ素子5の
ピーク強度の増加と共に増加を続けた。
【0028】図4はホスト結晶4の初期透過率(%)
と、受動Qスイッチレーザから出力されるレーザ光のパ
ルスエネルギー(μJ)、パルス幅(ns)、ピーク強
度(kW)との関係を示すグラフである。ホスト結晶4
の初期透過率(%)が65%未満では、パルス駆動の場
合のピーク強度は連続波発光のものに比べて著しく増加
した。ホスト結晶の初期透過率が30%においてはピー
ク強度100kWを得ることができたが、25%未満に
おいては発振が生じなくなった。なお、従来の受動Qス
イッチレーザで得られるピーク強度は12kWで、多少
の改良をしても高々20kW程度である。
【0029】図5は出力鏡(反射鏡)2の反射率(%)
と、受動Qスイッチレーザから出力されるレーザ光のパ
ルスエネルギー(μJ)、パルス幅(ns)、ピーク強
度(kW)との関係を示すグラフである。反射鏡2の反
射率が60%においては連続波発光のものよりも高いピ
ーク強度(45kw)を得ることができた。これは単位
時間当たりのホスト結晶4の熱吸収量が小さくなり、ま
た、レーザ発振の閾値が高くなったためと思われる。な
お、反射率が少なくとも60±10%であれば、熱吸収
の物理的原理に鑑みて当該熱吸収量を決定的に変化させ
る要因がないため、この効果は上記と同様に得られるも
のと思われる。なお、ホスト結晶4の初期透過率及び出
力鏡の反射率を低下させるに伴って受動Qスイッチレー
ザから出力されるレーザ光のパルス幅は減少している。
【0030】以上のように、本実施例の受動Qスイッチ
レーザにおいては、レーザ光出力のピーク強度を増大さ
せることができる。このような受動Qスイッチレーザは
マイクロチップサイズとすることもでき、光通信技術等
に適用することができる。
【0031】
【発明の効果】本発明の受動Qスイッチレーザにおいて
は、レーザ光出力のピーク強度を増大させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る受動Qスイッチレーザの説明
図である。
【図2】半導体レーザ素子5から出力されるレーザ光
(励起光)の出力と、受動Qスイッチレーザのレーザ光
出力の時間依存性を示すグラフである。
【図3】半導体レーザ素子5から出力されるレーザ光の
ピーク強度(W)と、受動Qスイッチレーザから出力さ
れるレーザ光のパルスエネルギー(μJ)、パルス幅
(ns)、ピーク強度(kW)との関係を示すグラフで
ある。
【図4】ホスト結晶4の初期透過率(%)と、受動Qス
イッチレーザから出力されるレーザ光のパルスエネルギ
ー(μJ)、パルス幅(ns)、ピーク強度(kW)と
の関係を示すグラフである。
【図5】出力鏡(反射鏡)2の反射率(%)と、受動Q
スイッチレーザから出力されるレーザ光のパルスエネル
ギー(μJ)、パルス幅(ns)、ピーク強度(kW)
との関係を示すグラフである。
【図6】従来の受動Qスイッチレーザの説明図である。
【図7】従来の受動Qスイッチレーザの説明図である。
【図8】従来の受動Qスイッチレーザの説明図である。
【図9】半導体レーザ素子5から出力されるレーザ光
(励起光)の出力と、受動Qスイッチレーザのレーザ光
出力の時間依存性を示すグラフである。
【符号の説明】
1…反射鏡、2…反射鏡(出力鏡)、3…固体レーザ媒
質、4…ホスト結晶、5…半導体レーザ素子、8…アパ
ーチャ部材、9…駆動回路、6,7…レンズ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菅 博文 静岡県浜松市市野町1126番地の1 浜松ホ トニクス株式会社内 (72)発明者 平等 拓範 愛知県岡崎市明大寺字西郷中38 分子科学 研究所内 Fターム(参考) 5F072 AB02 JJ04 KK01 KK11 PP07 SS06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共振器を構成する一対の反射鏡内に配置
    された固体レーザ媒質と、前記共振器内の前記固体レー
    ザ媒質から発生した蛍光を吸収し当該吸収に伴って透過
    率が減少するホスト結晶と、前記固体レーザ媒質を励起
    するレーザ光を出射する半導体レーザ素子とを備える受
    動Qスイッチレーザにおいて、駆動電流パルスを前記半
    導体レーザ素子に与える駆動回路を備えることを特徴と
    する受動Qスイッチレーザ。
  2. 【請求項2】 前記ホスト結晶の初期透過率は65%未
    満であることを特徴とする請求項1に記載の受動Qスイ
    ッチレーザ。
  3. 【請求項3】 前記ホスト結晶の初期透過率は1%以上
    であることを特徴とする請求項1に記載の受動Qスイッ
    チレーザ。
  4. 【請求項4】 前記反射鏡の反射率が60±10%であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の受動Qスイッチレ
    ーザ。
  5. 【請求項5】 前記駆動電流パルスは、前記固体レーザ
    媒質内で発生する蛍光の寿命の1/3よりも長いパルス
    間隔を有することを特徴とする請求項1に記載の受動Q
    スイッチレーザ。
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