JP2003085902A - 磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置

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JP2003085902A
JP2003085902A JP2001272997A JP2001272997A JP2003085902A JP 2003085902 A JP2003085902 A JP 2003085902A JP 2001272997 A JP2001272997 A JP 2001272997A JP 2001272997 A JP2001272997 A JP 2001272997A JP 2003085902 A JP2003085902 A JP 2003085902A
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vcm
magnetic disk
seek
coil temperature
bemf
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Yoshio Soyama
良夫 曽山
Yuji Hata
裕二 秦
Katsumoto Onoyama
勝元 小野山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ボイスコイルモータ(VCM)により、磁気ヘ
ッドのシーク動作をおこなう磁気ディスク装置におい
て、特殊な装置、特殊な動作が不要で、アクセス性能を
低下させないで、高温、高頻度コマンド発行といった過
酷な環境下においても故障に至らない耐故障性に優れた
特性を得られるようにする。 【解決手段】VCM電流とVCM電圧を測定し、それを
基にしてVCM逆起電圧を計算して、シーク動作の際
に、磁気ディスク上に置かれた位置情報をサンプルし、
サンプルした結果の位置情報の差分から移動速度を検出
して、移動速度とVCM逆起電圧との差分からVCMコ
イル温度を推定し、このVCMコイル温度の推定値が規
定値を超えた場合に、低速シークモードへ移行するよう
にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ディスク装置
に係り、ボイスコイルモータ(以下「VCM」)により、
磁気ヘッドのシーク動作をおこなう磁気ディスク装置に
おいて、高温で頻繁に磁気ディスクへのデータアクセス
がある場合であっても、VCMコイル温度の過度の上昇
を防止することにより、優れた耐故障性を確保する磁気
ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、モータの加熱を防止するために、
一般的なモータを制御する手段として、さまざまな技術
が知られている。例えば、特開平11−341850号
公報に開示されている「モータ制御装置」では、モータ
に供給する電流を検出し、それをCPUに取り込み、い
くつかの基準温度と比較して、その結果により、モータ
のサイクルタイムを調節することによりモータの回転速
度を調節して、加熱を防止するものである。
【0003】一方、従来から一般的な磁気ディスク装置
では、磁気ヘッドを所定のトラックに移動させるための
機構は、VCMが用いられてきた。このVCMに対して
も、磁気ディスク装置のアクセスが頻繁になるなどの状
況のときには、モータの加熱を防止するための制御手段
を設ける必要が生じる。VCMが用いられた磁気ディス
ク装置では、以下のようなディジタル制御方式が採用さ
れている。すなわち、磁気ディスク装置は、データのア
クセスのため磁気ヘッドを所望のトラックに位置決めさ
せるために、磁気ディスクに円周方向に等時間間隔に記
録された位置情報を磁気ヘッドで読み取り、これをCP
Uに転送して所定の演算をおこない、演算結果をD/A
コンバータがアナログ信号に変換して、この電圧をVC
MAMPが電流に変換してVCMに電流を与える。
【0004】なお、ここで、目的のトラックへ移動する
動作をシーク動作、目的のトラックでデータの読み書き
を実行している、あるいは静止位置決めしている状態を
フォロイング動作と呼んでいる。
【0005】このように、VCMは、近傍に配置された
マグネットによって磁界を与えられ、位置決め動作のた
めにVCMAMPがVCMに電流を流すと、電磁誘導に
よりアクチュエータを推進する駆動力が発生して、所定
のトラックへ移動するシーク動作が可能になっている。
またシーク動作の際には磁界中をコイルが移動するため
に、その移動速度に比例した逆起電圧(以下「BEM
F」)が発生する。
【0006】BEMFは、(式1)で算出される。
【0007】 BEMF=Vvcm−Ivcm×Rvcm … (式1) Vvcm:VCM両端電圧 Ivcm:VCMに流れる電流 Rvcm:VCMのコイル抵抗 BEMFは、VCMコイル抵抗を定数として、VCM電
圧、VCM電流が測定可能であれば、上の(式1)から
計算することができる。しかしながら、VCMコイル抵
抗はシーク動作による大きなVCM電流の供給が連続す
る場合の発熱や、磁気ディスク装置の周囲温度によって
変化する。VCMコイル抵抗は、一般に(式2)で表せ
る。
【0008】 Rvcm=R20×(1+C×Δt) … (式2) R20 :VCM周囲温度が20゜CのときのVCMコイル
抵抗 C :温度感度定数 Δt:VCMコイル温度と20゜Cの温度差 このように、VCMコイル抵抗は、温度感度があるので
若干の誤差が生ずるものの、VCMコイル抵抗(Rvcm)が
測定できれば、(式2)を変形して、Δtが逆算可能あ
り、これによりVCM温度も求めることができる。
【0009】一方近年の磁気ディスク装置は、Rea
d、Write動作中以外、円板を回転させるスピンド
ルモータが停止状態のとき、磁気ディスク装置の電源が
供給されていない場合に、磁気ヘッドを円板面よりも外
周の領域に待避させるロード・アンロード機構を持つ装
置もある。
【0010】この場合、非使用状態から通常使用状態に
するために、待避位置から円板面にアクチュエータを移
動させるロード動作、また、通常使用状態から非使用状
態のときに待避位置に移動させるアンロード動作を制御
する必要がある。磁気ディスク装置は、円板面に位置決
め情報が記録されているが、上記のように磁気ヘッドが
円板面から待避している場合、位置決め情報を読み取る
ことができないので、通常のシーク動作のような位置決
め制御ができない。そこで、(式1)のようにアクチュ
エータの移動速度に比例したBEMFを検出して、速度
制御をすることがおこなわれている。このような場合に
は、磁気ディスク装置には、必然的にVCM電流検出回
路、および、VCM電圧検出回路が具備されることにな
る。
【0011】また、VCMコイル抵抗が温度変化によっ
て変化すると、検出されるBEMFの感度が異なってく
るのであらかじめVCMコイル抵抗を学習する行為が必
要になる。この方法は例えば特開2000-22283
7号公報に記載された技術のように、ロード動作のとき
には外周ストッパにアクチュエータを押し付け、VCM
電流を供給する。その時には、移動速度=0であるので
BEMF=0となり、(式1)の変形で下式を計算する
ことでVCMコイル抵抗が学習可能である。
【0012】 Rvcm=Vvcm/Ivcm … (式3) アンロード動作の場合は、内周ストッパに押し当て同様
の測定をおこなえばよい。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】VCMコイル抵抗が温
度感度を持ち、シーク動作および周囲温度によって変化
することは前述の通りである。ここで、磁気ディスク装
置のデータアクセスパターンは、シーケンシャルアクセ
スや、ランダムアクセスの違いがあり、また、1コマン
ドでのアクセスデータ長も様々である。VCMにとっ
て、最も過酷なパターンは短いアクセスデータ長で、時
間当たりのシーク動作に要するVCM電流量が大きい場
合である。具体的には、データ長が1セクタあるいは0
セクタで、シーク動作においては、アクチュエータを加
速する電流を流し続け、規定最高速度に到達した時点
で、減速電流を供給するケースである。
【0014】ここで、このときのVCM電流とシーク速
度の関係を示すと、図7の様になる。
【0015】図7は、一般的なVCM電流とシーク速度
の関係を示す図である。
【0016】このように、コマンドが連続したり高頻度
で発行される場合には、VCM電流が供給され続け、極
端にVCMのコイル温度が、上昇することになる。装置
の周囲温度が高い場合には、その温度は更にかさ上げさ
れることになる。
【0017】VCMのコイル温度は、シーク動作1回で
急峻に温度変化が発生するのでなく、複数回のシーク動
作の実行で徐々に変化していく。おおまかには、過酷な
シークが数10ms以上連続して測定可能な温度変化が
現れる。この過酷な状態が更に続くと機構部品の耐熱温
度を超えて機能部品の特性を変化させ、故障を発生させ
る原因となる。このような現象に関しては、例えば、特
開平6−119008号のように装置内部に温度センサ
を設けて規定値を超えた場合には、動作を停止する方法
がある。
【0018】しかしながら、温度センサの実装位置によ
っては、実際の温度と測定値が異なることが多いのが現
実であり、故障防止のために使用するには必ずしも好適
ではないと言う問題点があった。
【0019】また、VCMコイル温度が上昇するとコイ
ル抵抗が増加してシーク制御中の加速時の電流量が減
り、加速能力が低下する。この特徴を利用して加速区間
の一定区間の移動距離を測定することで機構系の移動能
力が低下したことを検知して、この移動距離が一定値以
下であればシーク制御を低速度に切り替えVCMの発熱
を抑圧する方法も知られている。
【0020】しかしながら、この方法は電源電圧によっ
ても加速能力が変化するので、電源電圧がぶれることに
より、VCMのコイル温度の推定が正確でなくなるおそ
れがある。
【0021】また、特開2000−222837号公報
に記載されているように、VCMコイル抵抗の測定のた
めに外周ストッパあるいは内周ストッパに押し当てる測
定動作をおこなう磁気ディスク装置が知られている。
【0022】しかしながら、このVCMコイル抵抗の測
定では、現在位置からストッパまでの移動時間、押し当
てている測定時間、次コマンド位置への移動時間を含め
ると相当量の測定時間を要する。この方法では、高頻度
命令が連続する場合のVCMコイル温度の上昇を問題に
する場合、このコマンド自体を中断してコイル抵抗測定
のためのストッパ押し付け動作を実行する必要があり。
アクセス性能を著しく低下せさることになる。また、こ
の特開2000−222837号公報には、フォロイン
グ状態で、VCMコイル抵抗の測定を実施することも述
べられているが、現実にはフォロイング状態ではVCM
電流は微少量であり、VCM電流をVCM電流検出AM
Pを介してA/D変換する方式をとる場合、A/D変換
値がその分解能に比較し極めて小さな量になる。従って
精度の良い測定結果が得にくいといった問題点がある。
【0023】また、上記従来技術の特開平11−341
850号公報に記載の技術は、単純に電流量とモータの
加熱温度が比例するものとして、モータを制御するもの
であるが、これはVCMに適用しにくいと言う問題点が
ある。というのも、VCMではヘッドの位置決めを目的
としているために、短時間に電流が流れ、すぐに、流れ
なくなるとパターンを周期的に繰返す。そのために、V
CMの電流を検出しただけでは、モータの温度上昇の要
因と結びつけにくい。この点で、磁気ディスク装置のV
CMでは、一定期間の移動速度を考慮した方が、現実の
状況に即した制御をおこなえることが期待される。
【0024】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、その目的は、VCMにより、磁気ヘッド
のシーク動作をおこなう磁気ディスク装置において、温
度センサのような特殊な装置を使用せず、かつ、VCM
コイル温度の測定のために特殊な動作が不要で、アクセ
ス性能を低下させないでVCMのコイル温度そのものを
推定して、その結果、過度の温度上昇を抑圧するシーク
制御モードに移行することで、高温、高頻度コマンド発
行といった過酷な環境下においても故障に至らない耐故
障性に優れた磁気ディスク装置を提供することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気ヘッドを所
定のトラックに位置決めさせるためのVCMにより、シ
ーク動作を行う磁気ディスク装置の制御方法は、先ず、
VCMに供給されるVCM電流、および、VCMの両端
に印加されるVCM電圧を測定する。そして、次に、こ
の測定結果を基にしてBEMFを計算し、シーク動作の
際に、磁気ディスク上に置かれた位置情報をサンプル
し、このサンプル結果の位置情報の差分から磁気ディス
クの移動速度を検出し、検出された移動速度と計算され
たBEMFとの差分からVCMのコイル温度を推定す
る。そして、この推定したコイル温度が規定値を超えた
場合に、前記VCMを低速シークモードに移行させるよ
うにする。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る各実施形態
を、図1ないし図6を用いて説明する。
【0027】〔VCMのコイル温度の推定方法と低速シ
ークモードへの移行〕先ず、本発明の基本的なアイディ
アであるVCMのコイル温度の推定方法と低速シークモ
ードへの移行の概要について説明する。
【0028】一般的に、磁気ディスク装置のシーク制御
をおこなう機構は、速度制御系で構成されている。この
場合の移動速度の検出は、後に図4で示すように磁気デ
ィスク面に円周方向に等間隔にかつ半径方向に放射状に
配置された位置情報をサンプルしてサンプル間の差分を
移動速度として使用する場合が多い。この検出速度は磁
気ヘッドが実際に移動した軌跡から算出されるもので、
温度環境や電圧環境によらず感度が一定な速度検出方法
であり、精度が高い。
【0029】一方で、BEMFは、シーク中にも演算可
能であるがVCMコイル温度変化による誤差分ΔBEM
Fが含まれている。VCMコイル温度変化分が含まれた
状態で検出されるBEMFは、(式4)になる。
【0030】また、誤差分ΔBEMFは、(式5)で表
される。
【0031】 (BEMF+ΔBEMF)=Vvcm−Ivcm×(Rvcm+ΔRvcm) … (式4) ΔBEMF=Ivcm×ΔRvcm … (式5) ΔRvcm:VCMコイル抵抗の温度変化による変化分 ΔBEMF:ΔRvcmの影響によるBEMF検出誤差分 ここでシーク制御用の検出速度と、BEMFの検出感度
を合わせ、その差分を得れば式(6)のように温度変化に
よるBEMFの誤差分が抽出される。
【0032】 ΔBEMF=Velocity−BEMF … (式6) Velocity:シーク制御用に検出した移動速度信号 この(式6)が成り立つ根拠は、以下の(式7)にあ
る。
【0033】 BEMF=Kf×移動速度 … (式7) Kf:VCMに印加する電流あたりの駆動推進力定数[N/
A] ここで、KfもRvcmと同様に温度感度があるが、VCM
コイルと比較して温度感度は充分小さく、温度自体も装
置周囲温度に所定の温度を加えた以上の温度には上昇し
ないことが知られており無視できる。すなわち、近似的
に、BEMFは、シーク動作の移動速度に一次比例する
ものとして良い。
【0034】(式6)でシーク中に得られたBEMFの
誤差分ΔBEMFを(式5)に代入して変形すると、以下の
(式8)のように抵抗誤差分を求めることができる。
【0035】 ΔRvcm=ΔBEMF/Ivcm … (式8) この(式8)と(式2)より、以下の(式9)が得られ
る。
【0036】 Δt=ΔRvcm/(R20×C) =(ΔBEMF/Ivcm)/(R20×C) … (式9) これで、20゜Cからの温度差分が抽出でき、VCMコ
イル温度が推定可能になるのである。
【0037】本発明の磁気ディスク装置は、(式8)で
得られるΔRvcmを監視して、VCMコイル部の耐熱温度
を超えない所定の温度に至ったことを契機にシーク移動
速度を低くし、VCMの発熱を抑制する低速シークモー
ドに移行する。また所定の温度以下に低下した場合に
は、通常シークモードに復帰する。
【0038】このようにVCMのコイル温度を監視する
ことでVCMコイル部の耐熱温度を超えることがない耐
故障性に優れた磁気ディスク装置を実現することができ
る。
【0039】〔実施形態1〕以下、本発明に係る第一の
実施形態を、図1ないし図5を用いて説明する。
【0040】先ず、図1を用いて本発明に係る磁気ディ
スク装置の構成を説明する。図1は、本発明に係る磁気
ディスク装置の構成図である。
【0041】本発明の磁気ディスク装置で、データを記
録し、回転動作を伴うところは、HDA(HeadDiskAssem
bly)7に集約されている。HDA(HeadDiskAssembly)7
には、磁気ディスク1、スピンドルモータ2、磁気ヘッ
ド3、アーム4、VCM5、プリアンプ6がある。
【0042】スピンドルモータ2は、磁気ディスク1を
回転させるためのモータである。磁気ヘッド3は、磁気
ディスク1に、デジタル情報を記録したり、再生動作を
おこなう。アーム4は、磁気ヘッド1を支持しており、
VCM5は、このアーム4を介して磁気ヘッド1を駆
動するモータである。プリアンプ6は、磁気ヘッド1で
読み込まれたデータや位置情報を増幅する増幅器であ
る。
【0043】本発明の磁気ディスク装置は、その他の構
成要素として、チャネル8、GateArray9、C
PU10、D/Aコンバータ11、VCMAMP12を
有している。
【0044】チャネル8は、プリアンプ6から読み込ま
れたデータや位置情報をデジタル信号に復調するもので
ある。GateArray9は、このチャネル8から得
られた位置情報をCPUに転送する。CPU10は、G
ateArray9から転送された位置情報を元に位置
決め制御のための操作量の計算をおこなう。D/Aコン
バータ11は、デジタル量とアナログ量との変換をおこ
なう。VCMAMP12は、VCMに電流を供給する。
そして、CPU10からの操作量の計算結果は、D/A
コンバータ11でアナログ信号に変換され、VCMAM
P12で電圧−電流変換されて、VCM5に電流が供給
され磁気ヘッド3を駆動すると言う制御系になってい
る。
【0045】次に、図2ないし図4を用いて本発明のV
CMコイル温度を計算する手順について説明する。図2
は、VCM電流とシーク速度の関係と、ΔBEMFを説明す
るための図である(その一)。図3は、VCM電流とシ
ーク速度の関係と、ΔBEMFを説明するための図である
(その二)。図4は、磁気ディスクとその上に置かれる
位置情報を説明するための図である。
【0046】この図2では、ΔBEMFから温度変化Δtを
計算した結果、Δtが規定値を超え、VCMの発熱を防
止するため、シーク制御の最高速度を低く設定した場合
の低速シークモードの動作の速度軌道とVCM電流の軌
跡を太線で示しおり、通常シークモードの動作の場合の
軌跡を細線で示している。
【0047】図2のようにシーク制御は、目標位置に向
かう速度制御を開始して加速する区間があり、シーク最
高速度に到達した時点から等速制御される区間があり、
所定の残移動量になった時点で減速制御を始め、目標ト
ラック近傍で速度=0となるように制御して目標位置ま
で移動する。なお、加速区間においては、電源電圧と機
構系の最大の加速能力を引き出すため、VCM電流が飽
和させて、最大電流を供給していることが多い。シーク
制御のための機構は、このように速度制御系で構成され
る場合が多く、その際の速度検出には、図4のように円
周方向に等間隔に半径方向に放射状に配置された位置情
報(トラック番号を含む)を使用する。
【0048】具体的には、現サンプル時点での半径位置
と前回サンプルの半径位置の差分で移動量を算出し、こ
れをサンプル間隔Tsの時間で割った値を移動速度とし
て利用する。したがって、この計算で算出された速度は
磁気ヘッドが実際に過ぎった位置情報であり、オフセッ
トや感度ばらつきが極めて少ない検出方法である。
【0049】一方で、BEMFの計算は、VCM電流と
VCM電圧の情報が必要になる。図1のように、VCM
電流は、VCMに直列に挿入された小さな抵抗の電流セ
ンス抵抗Rs14の両端の電圧を検出するVCM電流検
出AMP15を用いて、この電圧を検出して、求める。
なお、このAMP15は、通常VCMAMPに内蔵され
ているケースが多い。
【0050】また、VCM電圧も同様にVCM両端の電
圧をVCM電圧検出AMP16で検出される。これらの
VCM電流とVCM電圧の情報は、それぞれA/Dコン
バータ13に入力される。そして、BEMFは、(式
1)で示したように、VCM電流IvcmのA/D変換結果
にVCM抵抗値Rvcmを乗じてVCM電圧のA/D変換
結果との差分を計算することで求められる。このように
して、BEMFは計算されるが、前述のようにVCMコ
イル抵抗が温度感度が大きいため、温度変化による誤差
分ΔBEMFを持った状態でシーク制御時に同時にBE
MFを計算すると図2の点線のような軌跡になり、加速
区間や減速区間のように大きなVCM電流を供給する領
域では、シーク制御に検出した速度に比べて、VCM電
流供給量に比例したオフセット誤差を持った波形にな
る。
【0051】ここで図2のように加速区間のT1のよう
なタイミングでシーク制御用検出速度とBEMFの差
分、すなわち、ΔBEMFを計算する。これを(式9)
に代入することでΔt、すなわち、温度変化が検出可能
になるのである。
【0052】BEMFを計算する元になるVCM電流と
VCM電圧は、有限分解能のA/Dコンバータ13を介し
てCPUに取り込まれるのでその絶対値が大きい区間で
計算することが好ましい。
【0053】また、BEMFは、(式1)で表せるが、
コイルのインダクタンスを考慮すると正確には、以下の
(式10)であらわせる。
【0054】 BEMF=Vvcm−Ivcm×Rvcm−Lvcm×dIvcm/dt … (式10) Lvcm:VCMコイルのインダクタンス この(式10)から理解できるように、VCM電流Ivcm
の変化率が大きい区間では、インダクタンスLvcmの影
響がBEMFに現れるので、BEMFの時間変化量が大
きくなり検出しにくくなる。したがって、BEMFの検
出には、VCM電流の絶対値が大きく、かつ、VCM電
流の変化率が小さい領域で測定すると、精度良く測定す
ることができる。この点から加速領域か減速領域が好ま
しいがVCM電流を飽和させた加速領域がVCM電流、
VCM電圧共に安定であるので、加速区間で測定するこ
とが好ましい。
【0055】なお、測定は、図2のように加速区間の1
点でなく、図3に示されるように、T1からT2の一定
時間区間の平均値を用いて測定しても良い。
【0056】次に、図5を用いて本発明の磁気ディスク
装置に係るシーク動作の制御について説明する。図5
は、本発明の磁気ディスク装置に係るシーク動作の制御
の手順を示すフローチャートである。
【0057】先ずシーク動作の開始に先立ち、現在実行
するシークが低速シークモードに切り替えるべきか判断
し、その結果シーク最高速度のデータをセットする。す
なわち、低速シークモードフラグがOnのときには(S
501)、シーク最高速度を、低速値にし(S50
2)、Offのときには、シーク最高速度を、通常値に
する(S503)。この低速シークモードフラグは、前
回シーク時にΔtが既定値を超えた場合にOnにされて
いる。
【0058】その後、シーク制御を開始して(S50
4)、シーク経過時間がT1となった時点でΔBEMF
を計算する(S505,S506)。次に、Δtを計算
する(S507)。そして、Δtが規定値以上であれば
(S508)、低速シークモードフラグをOnにし(S
509)、既定値未満でれあれば、低速シークモードフ
ラグをOffにする(S510)。
【0059】低速シークモードの動作の場合には、図2
に示した太線のVCM電流の軌跡から理解できるよう
に、1シーク制御に要するVCM電流量が減るためVC
Mの発熱を抑えることができる。この低速シークモード
へ以降する規定値は、VCMのコイル温度および機構系
の耐熱温度以下に設定する。また、通常シーク制御モー
ドに復帰する条件は、規定温度を下回った場合でも良い
し、規定温度から一定温度下回った場合と言うようにヒ
ステリシスをもたせる方法(過去の状態の履歴を考慮し
た方法)もある。
【0060】〔実施形態2〕以下、本発明に係る第二の
実施形態を、図6を用いて説明する。図6は、本発明の
第二の実施形態に係るVCM電流とシーク速度の関係を
示す図である。
【0061】第一の実施形態では、VCMコイルの推定
温度であるΔtが規定値を超えた場合に低速シークモー
ドに移行することにより、磁気ディスク装置の発熱を押
さえようとした。
【0062】本実施形態は、図6に示されるように、次
回のシーク開始をウェイト時間Td分だけ遅らせて、単
位時間内のVCM電流印加量を減らすことでVCMの発
熱を防止するものである。
【0063】〔実施形態3〕以下、本発明に係る第三の
実施形態を、図1を用いて説明する。
【0064】第一の実施形態では、図1に示されるよう
に、CPU10が外付けであり、そこで、BEMFの計
算、シーク速度を検出、VCMコイル温度の推定をおこ
なうように記述したが、この機能をVCMAMP12に
組込み、1チップとして提供しても良い。
【0065】
【発明の効果】本発明によれば、VCMにより、磁気ヘ
ッドのシーク動作をおこなう磁気ディスク装置におい
て、温度センサのような特殊な装置を使用せず、かつ、
VCMコイル温度の測定のために特殊な動作が不要で、
アクセス性能を低下させないでVCMのコイル温度その
ものを推定して、その結果、過度の温度上昇を抑圧する
シーク制御モードに移行することで、高温、高頻度コマ
ンド発行といった過酷な環境下においても故障に至らな
い耐故障性に優れた磁気ディスク装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る磁気ディスク装置の構成図であ
る。
【図2】VCM電流とシーク速度の関係と、ΔBEMFを説
明するための図である(その一)。
【図3】VCM電流とシーク速度の関係と、ΔBEMFを説
明するための図である(その二)。
【図4】磁気ディスクとその上に置かれる位置情報を説
明するための図である。
【図5】本発明の磁気ディスク装置に係るシーク動作の
制御の手順を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第二の実施形態に係るVCM電流とシ
ーク速度の関係を示す図である。
【図7】一般的なVCM電流とシーク速度の関係を示す
図である。
【符号の説明】
1…磁気ディスク、2…スピンドルモータ、3…磁気ヘ
ッド、4…アーム、5…VCM、6…プリアンプ、7…
HDA、8…チャネル、9…GateArray、10
…CPU、11…D/Aコンバータ、12…VCMAM
P、13…A/Dコンバータ、14…VCM電流センス
抵抗、15…VCM電流検出AMP、16…VCM電圧
検出AMP。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野山 勝元 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所ストレージ事業部内 Fターム(参考) 5D068 AA01 BB01 CC12 EE08 GG24 5D088 MM04 MM08 PP01 SS11 TT04 UU10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ヘッドを所定のトラックに位置決め
    させるシーク動作を行うボイスコイルモータ(以下「V
    CM」)と、 前記VCMに供給されるVCM電流、および、VCMの
    両端に印加されるVCM電圧を測定する手段と、 この測定手段による測定結果を基にしてVCM逆起電圧
    (以下「BEMF」)を計算する計算手段と、 前記シーク動作の際に、磁気ディスク上に置かれた位置
    情報をサンプルする手段と、 このサンプル手段によるサンプル結果の位置情報の差分
    から前記磁気ディスクの移動速度を検出する手段と、 この検出手段で検出された移動速度と前記計算手段で計
    算されたBEMFとの差分から前記VCMのコイル温度
    を推定する手段と、 この推定手段により推定したコイル温度が規定値を超え
    た場合に、前記VCMを低速シークモードに移行させる
    手段とを備えた磁気ディスク装置。
  2. 【請求項2】 前記VCMコイル温度の推定を、前記シ
    ーク動作の加速中に実行することを特徴とする請求項1
    記載の磁気ディスク装置。
  3. 【請求項3】 前記VCMコイル温度の推定値が規定値
    を超えた場合に、前記シーク動作とシーク動作の間に待
    ち時間を入れ、シーク動作の実行頻度を少なくすること
    を特徴とする請求項1記載の磁気ディスク装置。
  4. 【請求項4】 前記BEMFを計算する機能、前記移動
    速度を検出する機能、前記VCMコイル温度を推定する
    機能を実行するための回路を、前記VCMに電流を供給
    する回路部に集積して実装することを特徴とする請求項
    1記載の磁気ディスク装置。
  5. 【請求項5】 磁気ヘッドを所定のトラックに位置決め
    させるためのボイスコイルモータ(以下「VCM」)によ
    り、シーク動作を行う磁気ディスク装置の制御方法であ
    って、 前記VCMに供給されるVCM電流、および、VCMの
    両端に印加されるVCM電圧を測定し、 この測定結果を基にしてVCM逆起電圧(以下「BEM
    F」)を計算し、 前記シーク動作の際に、磁気ディスク上に置かれた位置
    情報をサンプルし、 このサンプル結果の位置情報の差分から前記磁気ディス
    クの移動速度を検出し、 この検出手順で検出された移動速度と前記計算手順で計
    算されたBEMFとの差分から前記VCMのコイル温度
    を推定し、 この推定したコイル温度が規定値を超えた場合に、前記
    VCMを低速シークモードに移行させる磁気ディスク装
    置の制御方法。
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