JP2003085007A - デジタル情報劣化方法、装置、及びプログラム - Google Patents

デジタル情報劣化方法、装置、及びプログラム

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JP2003085007A
JP2003085007A JP2002142371A JP2002142371A JP2003085007A JP 2003085007 A JP2003085007 A JP 2003085007A JP 2002142371 A JP2002142371 A JP 2002142371A JP 2002142371 A JP2002142371 A JP 2002142371A JP 2003085007 A JP2003085007 A JP 2003085007A
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Naoki Shimada
直樹 島田
Motoaki Hirabayashi
平林  元明
Takashi Ofuji
多加志 大藤
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】デジタル情報には経年変化がないのが特徴であ
るが、利用者が明示的に削除しない限り計算機資源を消
費しつづけ管理も困難となる。又、一定期間を過ぎた情
報を無条件に削除すると復活することができない。本発
明は、配布者ないし利用者が予めデジタル情報の保持期
間を定め、利用価値が低くなったデジタル情報を経年変
化に従って劣化させることにより情報量を縮小する方
法、装置、及びプログラムを提供することを目的とす
る。 【解決手段】デジタル情報に圧縮率あるいは情報量を保
つ期間(寿命)を持たせる。時間の経過に従って、そのデ
ジタル情報の重要度に応じて、古い情報を劣化させる。
劣化とは、デジタル情報の所定の項目を削除すること、
あるいはデジタル情報を所定方式で圧縮することであ
る。情報を劣化させることで、情報量を削減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル情報の蓄
積技術に関し、特に、蓄積されたデジタル情報を時間と
ともに削減し、情報の記憶の為の容量を縮小するデジタ
ル情報劣化方法、装置、及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】計算機では、アプリケーションプログラ
ムを実行したり、データを記憶したり、検索して表示す
ることが行われる。アプリケーションプログラムが正し
く実行されていることを管理する為に、実行の記録をロ
グとしてファイルに残すことがよく行われる。又、ネッ
トワークを介して複数の計算機を一つの管理計算機で管
理する為に、ログの内容をイベントとして管理計算機に
通知し、管理計算機ではイベントとして蓄積している。
【0003】又、現在はインターネットやイントラネッ
トで、ホームページを参照したり、文書や静止画や動画
等のデータ、あるいはプログラムのファイルをダウンロ
ードしたりすることが一般的に行われている。
【0004】これらイベントや画像などのデジタル情報
は利用者の計算機上で制御された例えばハードディスク
上に保管され、不要になると利用者により削除されるの
が常である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述のように
蓄積されたデジタル情報は経年変化がないのが特徴であ
り、利用者が明示的に削除しない限りハードディスクに
存在し続ける。ハードディスクの容量も年々大きくなっ
ているが、デジタル情報も同様に増加している。又、仮
に十分な容量があったとしても人手で管理するのが困難
になってきているのが現状である。このため、一定期間
を過ぎた情報は無条件に削除することが行われるが、一
度削除された情報は二度と復活させることはできず、後
から必要になっても見ることができないという問題があ
る。又、データ圧縮などの方法によってディスク占有量
を縮小することも行われるが、イベントなどの文字情報
を圧縮するのは限度がある。
【0006】特開平6−35764号及び特開平10−
260875号には、時間の経過に応じてレコードやフ
ァイルを部分的に削除する技術が開示されている。しか
し、これらの公報に記載のものでは、経過時間に応じた
単一の処理しかできない。従って、重要な情報であって
も、そうでない情報であっても、一律に経過時間に応じ
て削除を行ってしまうという不都合がある。また、特開
2001−101234には、データベースを構成する
複数の属性項目について重要度を設定しておき、レコー
ドを廃棄する必要が生じたときその重要度に応じて不要
なレコードを決定する方法が開示されている。しかし、
この技術では経過時間に関する概念が存在しない。
【0007】本発明は、上述の従来技術における問題点
に鑑み、長期間に渡って重要な情報を保管することがで
きると共にデジタル情報の情報量を縮小し、さらにその
管理を自動化することができるように、配布者ないし利
用者が予めデジタル情報の保持期間を定め、利用価値が
低くなったデジタル情報を経年変化に従って劣化させる
ことにより情報量を縮小する方法、装置、及びプログラ
ムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、デジタル情報の情報量を削減するデジタ
ル情報劣化方法であって、蓄積されたデジタル情報の重
要度を判定するステップと、判定した重要度に応じて、
時間の経過に従って、前記デジタル情報の所定の項目を
削除し、または前記デジタル情報を圧縮することによ
り、前記デジタル情報の情報量を削減するステップとを
備えることを特徴とする。
【0009】また本発明は、デジタル情報の情報量を削
減するデジタル情報劣化装置であって、デジタル情報を
蓄積する手段と、前記デジタル情報の重要度を記憶する
手段と、時間の経過に従って、前記デジタル情報の重要
度を検知し、検知した重要度に応じて、前記デジタル情
報の所定の項目を削除し、または前記デジタル情報を圧
縮することにより、前記デジタル情報の情報量を削減す
る手段とを備えることを特徴とする。
【0010】また本発明は、デジタル情報の情報量を削
減するデジタル情報劣化方法に係るプログラムであっ
て、蓄積されたデジタル情報の重要度を判定するステッ
プと、判定した重要度に応じて、時間の経過に従って、
前記デジタル情報の所定の項目を削除し、または前記デ
ジタル情報を圧縮することにより、前記デジタル情報の
情報量を削減するステップとを備えることを特徴とす
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いてこの発明の実
施の形態について説明する。
【0012】図1は、本発明の第一の実施の形態に係る
デジタル情報劣化方法を適用したシステムの構成図であ
る。サーバプログラム101は、イベント(イベントと
は、計算機もしくはプログラムにおいて発生した事象に
関する情報を意味する。)を受信蓄積し、利用者に解り
易い形式で見せるために用いるプログラムであり、イベ
ント表示部110と、イベント受信部111と、重要度検知部
112と、イベント蓄積ファイル113とを有する。尚、図示
を省略しているが、各計算機は本発明を実現するための
ハードウエアリソース(メモリ、CPU等)およびソフ
トウエアリソース(オペレーティングシステム等)を含
む。
【0013】エージェントプログラム102は、アプリケ
ーションプログラムやDBMS(データベース管理用プ
ログラム)等の各種の管理対象となるプログラムが稼動
する計算機で実行されるプログラムである。エージェン
トプログラム102は、イベントやメッセージを生成し発
信する。このエージェントプログラム102は、イベント
送信部120と、ログ入力部121と、ログ情報ファイル122
とを含む。イベント表示103は、ディスプレイ等の表示
装置にイベントを画面表示したものである。
【0014】エージェントプログラム102が稼動する計
算機で実行されるアプリケーションプログラム等によっ
て収集された様々な情報は、ログ情報ファイル122とし
て蓄積される。ログ入力部121は、サーバプログラム101
からの要求を受信した場合や、一定時間を経た場合に、
サーバプログラム101に送るべき情報をログ情報ファイ
ル122から取得し、加工してイベント送信部120に受け渡
す。尚、ログ情報ファイル122から取得した情報の加工
とは、ログ情報ファイルからデータを抽出したり、抽出
したデータに何らかの情報を付加したりすることを含
む。
【0015】イベント送信部120は、マシン間通信に必
要なハード及びプログラムを駆使し、サーバ101のイベ
ント受信部111にログ入力部121から受け渡された情報を
送信する。イベント受信部111は、受信した情報(イベン
ト)をイベント蓄積ファイル113に格納する。
【0016】図2は、イベント蓄積ファイル113に格納
するイベントの例を示す図である。イベントは、基本情
報201と拡張情報202とを備える。基本情報201は、イベ
ントの種類を特定するためのイベントID211と、利用
(管理)者が見るべき内容のメッセージ212と、イベント
自体の重要度すなわち情報量削減周期を決定する重要度
213と、削減目安の起点となるイベントの作成日時214と
の各項目を備える。これらは大切な情報であり、削減の
対象とならなかったり、削減には長い期間が必要となっ
たりする。
【0017】重要度213は、イベントの種類によって区
分けされた大切さの度合いよって値が付与される。例え
ば、中程度に重要なイベントには緩やかに情報削減され
ることを意味する値「2」が入っている。値「1」は、
削減の対象とはなっていないことを示す。
【0018】拡張情報202は、イベントの起ったジョブ
名221と、サーバ名222と、プロダクト名223と、サーバ
のIPアドレス224との各項目を備える。これらは比較的
重要ではない情報であり、削減対象としての優先順位は
高い。尚、ジョブとは、計算機でプログラムを実行する
処理を意味し、ジョブ名やジョブ識別子と対応づけるこ
とで管理される。
【0019】削減対象の優先順位の例として、優先順位
が高いほうから、IPアドレス224→プロダクト名223→サ
ーバ名222→ジョブ名221とし、基本情報は削減しないと
することができる。この優先順位はテーブル化され、重
要度検知部112内部に保持される。
【0020】重要度検知部112は、イベント蓄積ファイ
ル113を、一定期間(例えば一週間)毎にサーチし、一定
期間を過ぎたイベントを検出し、重要度213の項目値に
もとづいて情報量を削減する。
【0021】イベント自体の重要度や削減対象の優先順
位やデジタル情報の寿命などを項目値として重要度テー
ブルを作っておき、この重要度テーブルを参照して、そ
の重要度に応じてどの項目を削減するのを決定しても良
い。
【0022】図3は、重要度検知部112が行う情報量削
減処理の流れの一例を示すフローチャートである。ま
ず、ステップ301で、イベント蓄積ファイル113からイベ
ントを読み込む。読み込まれたイベントは、重要度項目
が「1」の場合、ステップ302に進み項目削減処理を施
さない。
【0023】すなわち、このイベントはずっと残りつづ
けることとなる。重要度項目が「2」の場合、ステップ
303で、三週間毎に項目を一つずつ削減する処理を施
す。
【0024】例えば、現在の日付がイベントの作成日付
から六週間経っている場合、削減対象の優先順位よりIP
アドレスとプロダクト名の二項目を削除する。ただ実際
には、三週間を経た後にIPアドレスの項目は削除済みで
ある。同様に、重要度「3」の場合、ステップ304で、
一週間毎に項目を一つずつ削減する。
【0025】全てのイベントをサーチ後、ステップ305
で、重要度検知部112は、一週間等利用者が定めた期間
だけ処理を待ち、その期間が経過したら再びステップ30
1からの処理を行う。
【0026】図4は、情報量削減処理が施されているイ
ベント蓄積ファイルの例である。このデータの例は、イ
ベント蓄積ファイル113に格納された情報の例である。
図2で示したイベントが一行で一つのイベントを表すよ
うにして並んでいる。イベントIDが00123のイベント4
01は、日付が新しく、まだ削減の対象になっていない。
既に四週間以上経って、かつ重要度が「3」であるイベ
ント402及びイベント403は、拡張情報の四項目が削除さ
れている。重要度「1」のイベント404は、項目の削除
処理は施されていない。古いイベントだが重要度「2」
のイベント405は、下位二項目が削除されるに留まって
いる。重要度が高いイベントは古くても残され、重要度
が低いイベントは定めた期間が経過すると削減対象の優
先順位に従って削減される。
【0027】通常、この様なイベントが数千から数万個
保存されている。圧縮率を高めたい場合には、削減周期
を縮めたり、基本情報の項目も削減対象とすることで、
対応する。
【0028】次に、本発明の第二の実施の形態について
説明する。
【0029】図5は、本発明の第二の実施の形態に係る
システムの全体構成を示す図である。この第二の実施の
形態は、第一の実施の形態におけるイベントを情報量削
減(圧縮)対象とする代わりに、画像を取り扱っている。
さらに、圧縮部513を重要度検知部512から分離している
のが特徴となっている。流通している圧縮ツールを利用
する場合が多いからである。
【0030】図5に示すシステムは、計算機と、表示装
置と入力装置とをそなえる。また、図示しないが、計算
機が他の計算機等と接続していてもよい。また、表示装
置は、画面に情報を表示する画像表示502を含む。ま
た、入力装置は、画像入力部503を含む。
【0031】サーバープログラム501が稼動する計算機
は、画像表示部510と、画像受信部511と、重要度検知部
512と、圧縮部513と、画像管理テーブル514と、画像蓄
積ファイル515とを含む。
【0032】画像蓄積ファイル515に蓄積している画像
ファイル自体に、圧縮率をどの様な割合で変化させるか
を示す重要度及び画像作成日時を示す日付が画像の管理
情報として含まれている。重要度検知部512では、情報
量削減対象がイベントである場合と同様に、固定期間毎
に画像蓄積ファイル515に蓄積されている各画像ファイ
ルから、圧縮対象の画像の管理情報を取得し、取得した
重要度と作成日時からどのぐらいの時間が経過したかに
応じて、圧縮率を変化させる。場合によって、例えば、
圧縮率が5%以下になると、全部削除する。このよう
に、計算機に格納された情報が、予め定められた条件に
合うか否かを判定し、該判定結果に基づいて、該計算機
に格納された情報を削除してもよい。
【0033】図6は、画像管理テーブルの例である。こ
の管理テーブルは、圧縮/非圧縮及び圧縮率をどの様な
割合で変化させるかを示す重要度601と、画像作成日時
を示す日付602と、圧縮率603と、ファイル名604との各
項目を備える。重要度601と日付602とは、画像寿命の改
竄を防ぐため、利用者の参照のみ許されており、書き換
えることはできない。圧縮率603及びファイル名604は、
重要度601及び日付602の画像それぞれの圧縮ツールやOS
から得た情報である。ここには作成時を100%とした
圧縮率と画像の格納場所を例示してある。
【0034】図6の画像管理テーブルの1行のデータ
(以下、画像管理データと呼ぶ)が、1つの画像ファイ
ルに対応する。なお、ここでは画像管理テーブルが601
〜604の情報を保持することとして説明するが、画像フ
ァイル側で保持している情報については、必ずしも画像
管理テーブルに保持する必要はない。
【0035】画像管理データ605及び606に対応する画像
は、日付がまだ新しいため重要度にかかわらず圧縮は掛
けられていない。画像管理データ607に対応する画像
は、重要度が「3」で日数も経っているため1/4まで
圧縮されている。画像管理データ608に対応する画像
は、画像管理データ607に対応する画像より古いもの
の、重要度が「2」であるため半分の圧縮に留まってい
る。
【0036】重要度が「1」以外のものに関しては、期
間の長短はあってもいずれ0%にまで圧縮され、それと
同時に画像の管理情報も消滅し、ハードディスク上の記
憶領域は解放される。
【0037】上述した画像の管理情報は参照のみ許され
ており、変更を加えることはできない。重要度601と日
付602は、画像作成時のまま画像と共に用いられる固有
の情報であり、ツールではこの管理情報を元に画像を加
工しない限り利用することができない。すなわち、画像
の提供者は画像の作成と同時にその利用期間(寿命)を定
めることになる。
【0038】図7(a)(b)(c)は、上述した画像
圧縮が行われていく静止画像と該静止画像に関連する情
報とを対応づけて画面に表示した例である。図7の表示
例では、静止画像を左側のウインドウに表示し、右側の
ウインドウに静止画像に関連する情報を表示している
が、これ以外の表示方法でもよい。また、図7の表示例
では、ファイル名、日付、情報量、圧縮率、重要度、格
納場所を静止画像に関連する情報として、静止画像と関
連づけて表示しているが、これらのいずれかを含む情報
と対応づけて表示してもよいし、これら以外の他の情報
を対応づけて表示してもよい。
【0039】図7の(a)(b)(c)の順に時間が経
過した後の情報であることを表わしている。時間が経つ
につれディスク占有率が減り、画像の情報量が減る。古
い情報ほど小さく表示(サムネイル)することで古いこと
が判り、情報量に見合った明細度で表示することができ
る。
【0040】図7(a)は、2001年2月20日に静止画像
を格納したときの状態を示しており、その時点のファイ
ル(FileA)の格納場所はローカルハードディスクドラ
イブ(C:\tmp\picture)であり、情報量は90KBである。
図7(b)は、図7(a)の2ヵ月後の2001年4月20日の
状態を示しており、その時点でのファイル(FileA)の
格納場所はローカルハードディスクドライブ(D:\tmp\p
icture)であり、情報量は22.5KBである。図7(c)
は、図7(b)の2ヵ月後の2001年6月20日の状態を示し
ており、その時点でのファイル(FileA)の格納場所は
リモートハードディスクドライブ(I:\tmp)であり、情
報量は4.5KBである。
【0041】このように時間とともに情報を劣化させた
り、格納場所を変更することによって、記憶装置を有効
に活用することが可能となる。たとえば、重要度の高い
データをローカルハードディスクドライブへ格納し、重
要度の低い情報や劣化した情報などをリモートハードデ
ィスクドライブへ格納することで、重要度の高い情報や
劣化していない情報に対しては早くアクセスすることが
可能となり、また、重要度の低い情報や劣化した情報は
ネットワーク上の離れた記憶装置に格納することで、ロ
ーカルハードディスクドライブの記憶容量を削減するこ
とができる。また、時間や重要度とともに情報を劣化さ
せることによって音声・画像などの各種データのコピー
利用などの2次的利用を抑制することもできる。
【0042】また、格納すべき対象となるファイルを格
納時間に応じた世代管理をしてもよい。つまり、図7
(a)を1世代目、図7(b)を2世代目、図7(c)
を3世代目としてそれぞれ異なる記憶装置に格納しても
よいし、世代ごとに情報の劣化の割合を変化させて格納
してもよいし、その他の方法を利用してもよい。
【0043】たとえば、古くなり劣化させた情報を削除
し、最新の情報のみを保管してもよいし、世代ごとに管
理した情報をそれぞれ格納した記録装置内に残して、情
報を劣化させた履歴を残してもよい。図7(a)(b)
(c)の3つのウインドウを画面に並べて、共に表示す
ることにより、どのような画像が、どのくらい劣化し
て、どの記録装置に格納されていったか、という内容を
ユーザが確認することもできる。また、1つのウインド
ウ内で、ウインドウの内容を表示するタイミングを図7
(a)→図7(b)→図7(c)のように順に変化させ
て表示したり、格納された世代又は時間の順序に従って
情報を遷移させて表現したりすることによって、情報が
劣化していく様子を、ユーザにアニメーションのように
見せてもよい。また、他の表現方法を用いてもよい。
【0044】また、この図7に示したものは一例にすぎ
ず、文書データや音声データなどでもよいし、その他の
データでもよい。また、計算機に格納された情報と対応
づけた情報とは、該情報を計算機の記録装置に格納した
日付でもよいし、該情報を重要度に応じて劣化させた日
付でもよいし、世代ごとに格納すべき日付を予め定めて
おき(たとえば、1世代目の情報とは、最初に格納され
た日付から1ヶ月後の情報、2世代目の情報とは、1世代
が格納された日付から3ヶ月後の情報、…というように
予め定める)、該定められた日付ごとに、その時刻にお
ける情報と該情報の劣化させた情報と日付情報とを対応
づけた情報でもよい。また、情報を劣化させるタイミン
グと、情報を格納するタイミングとは異なっていてもよ
い。
【0045】このようにデジタル情報に利用期限を付す
ことにより、配布者は新たな配布形態が可能となり、利
用者は管理作業から開放される。
【0046】上記実施形態によれば、各種のデジタル情
報に対して時間の経過に従って情報を劣化させることが
できる。例えば、蓄積ファイルに蓄積されたデジタル情
報には様々な種類がある。情報量の大きいものの例とし
て、アプリケーションの稼動履歴(ログ)、音楽、あるい
は画像がある。それぞれ圧縮方法は異なり、特化し洗練
された圧縮ツールが流通している。上記実施形態におい
て、圧縮率や可逆/不可逆等の特性を生かしてそれらを
利用することもできる。あるいはログ等のテキスト情報
は重要でない項目を削除することにより情報量を削減す
ることもできる。時間の経過に従ってデジタル情報の項
目を削除する手段としては、これらの圧縮ツールや項目
削除ステップを適用すればよい。
【0047】また、例えば、データのバックアップを複
数世代について持つような場合、時間の経過と重要度に
従って、古い世代のバックアップデータ自体を削除した
り、テープなどに退避して貴重なストレージスペースを
開放したりできる。これは管理テーブルから1行のデー
タを削除すると同時にバックアップの世代を削除しても
よいし、管理テーブルの1行のデータは残しておいて、
バックアップ世代自体だけを削除してもよい。
【0048】また、上記実施形態によれば、デジタル情
報の配布者は、レンタルやお試し版の配布形態として、
時間の経過に従って劣化していくように設定することが
できる。デジタル情報の寿命は管理テーブルの項目値と
して指定すればよい。自ずから寿命を持たないデジタル
情報には、取得する際、利用者が寿命を授けるとよい。
例えば、一週間毎に情報量を半減させたり、参照があっ
た場合は半減期間を延長させたりできる。
【0049】次に、本発明の第三の実施の形態について
説明する。
【0050】図8は、本発明の第三の実施の形態に係る
システムの全体構成を示す図の例である。サーバープロ
グラムに自動応答処理部を含んだマネージャープログラ
ム801を用いた実施例を説明する。尚、マネージャープ
ログラム801は、自動応答処理部以外の処理内容は、サ
ーバープログラム101又はサーバープログラム501の処理
内容とほぼ同じである。図示を省略しているが、マネー
ジャープログラム801に画像表示部510や画像受信部511
等を備えていてもよい。
【0051】図8においては、複数の計算機がネットワ
ークを介して接続されているが、これ以外のシステム構
成でもよく、たとえば、携帯端末815を用いてもよい
し、計算機816と携帯端末815とがデータの送受信可能な
システムでもよいし、複数の携帯端末間でデータの送受
信可能なシステムでもよいし、そのほかのものでもよ
い。
【0052】マネージャープログラム801は、イベント
表示部110、イベント受信部111、重要度検知部112、自
動応答処理部802を含む。重要度検知部112は、イベント
蓄積ファイル113に格納されたイベントの重要度等を判
定し、情報を劣化させたり、情報をまびいたりする。マ
ネージャープログラム801、エージェントプログラム102
はそれぞれ自動応答処理部を含む。
【0053】自動応答処理部802は、自動応答定義ファ
イル群803に含まれる各ファイル(イベントID応答定義
ファイル804、キーワード応答定義ファイル805、拡張属
性応答定義ファイル806)を参照し、イベントに含まれ
る情報に応じた処理の実行の指示を送信する。
【0054】エージェントプログラム102は、各計算機
で稼動するプログラムのログ情報から情報を抽出し、イ
ベントとしてマネージャープログラム801へ送信する。
【0055】計算機816には、エージェントプログラム1
02、プログラムA811、プログラムB812が稼動してお
り、プログラムA811とプログラムB812のログ情報は計
算機816のログ情報ファイル808に格納される。また、計
算機816には、計算機816で稼動するエージェントプログ
ラム102の自動応答処理部802が用いる自動応答定義ファ
イル群809が格納されている。
【0056】計算機817には、エージェントプログラム1
02、プログラムJ813、プログラムK814が稼動してお
り、プログラムJ813とプログラムK814のログ情報が計
算機817のログ情報ファイル818に格納される。また、計
算機817には、計算機817で稼動するエージェントプログ
ラム102の自動応答処理部が用いる自動応答定義ファイ
ル群810が格納されている。
【0057】上述した、自動応答定義ファイル群809お
よび810、ログ情報ファイル808および818についての内
容の詳細は略す。
【0058】また、プログラムA811、プログラムB81
2、プログラムJ813、プログラムK814の各プログラム
は、オペレーティングシステム、データベース管理用プ
ログラム、オンライントランザクション用プログラム、
メインフレームコンピュータ用プログラム、コンピュー
タシステム監視用プログラム、通信制御用プログラム、
ワークフローシステム用プログラム、グループウエア用
プログラム、メールソフト、ブラウザ、ワードプロセッ
サ等のアプリケーションプログラムでもよいし、その他
のプログラムでもよい。
【0059】図9は、自動応答定義ファイル群803の例
である。
【0060】図9(A)は、イベントID応答定義ファ
イル804の例であり、図9(B)は、キーワード応答定
義ファイル805の例であり、図9(C)は、拡張属性応
答定義ファイル806の例である。
【0061】図9(A)に示したイベントID応答定義
ファイルは、イベントIDと実行処理内容とを対応づけ
て格納している。図9(B)に示したキーワード応答定
義ファイルは、キーワードと実行処理内容とを対応づけ
て格納している。図9(C)に示した拡張属性応答定義
ファイルは、拡張属性の項目と拡張属性の値と実行処理
内容とを対応づけて格納している。
【0062】図10(A)は、イベントと自動応答フラ
グとの対応づけた例であり、図10(B)は、図2に示
したイベントの例の基本情報に自動応答フラグが追加さ
れた例である。
【0063】上述した図9および図10を、自動応答処
理部で用いたときの処理の例を図11に示す。
【0064】図11は、自動応答処理部の処理の一例で
ある。
【0065】ステップ1101で、イベントの受信を検知し
たイベント処理部は、受信したイベントを格納するとと
もに、イベントに自動応答フラグを追加してイベント蓄
積ファイルへ格納する。このときの自動応答フラグの値
は「0」である。
【0066】ステップ1102で、自動応答処理部は前述の
イベント蓄積ファイルへ格納したイベントに含まれる情
報と、自動応答ファイル群の各項目(図9に示した、イ
ベントID、キーワード、拡張属性値)とを比較する。
キーワードの値には、イベント蓄積ファイルに格納され
たメッセージに含まれる単語を指定する。また、拡張属
性値は、図2に示した拡張情報(ジョブ名221、サーバ
名222、プロダクト名223、IPアドレス224)のいずれか
を指定してもよいし、これらの複数の値を指定してもよ
い。
【0067】ステップ1103で、ステップ1102で比較した
結果、一致する項目を含むエントリが、イベント蓄積フ
ァイルに存在するか否かを判定する。一致する項目を含
むエントリがある場合は、ステップ1104へ処理を進め、
一致する項目がなければステップ1108へ処理を進める。
【0068】ステップ1104で、ステップ1103で一致した
項目を含む自動応答定義ファイル群の中から、該項目と
対応する処理実行内容を実行する指示を送信する。たと
えば、イベントIDが「0087」の場合は、コマンドBB002
を実行し、ジョブCC003を実行しているプログラムに対
してイベントIDが00333のイベントを送信する(図9
(A))。また、キーワード「ジョブ、異常終了」を含
むメッセージのイベントがイベント蓄積ファイルに格納
された場合は、計算機のコンソール(計算機に接続され
た表示装置など)に該イベントのメッセージを表示し、
他のマネージャープログラムへ異常終了したプログラム
のログ情報を送信し、ジョブDD004を実行しているプロ
グラムを停止させる処理を行ってもよい(図9
(B))。また、拡張属性の値に「192.168.0.1」を含
むイベントを受信し、イベント蓄積ファイルへ格納した
場合は、ジョブ名FF005を実行するプログラムへメッセ
ージを送信する(図9(C))。
【0069】ステップ1105で、ステップ1104で実行処理
指示を出した内容が、完了したか否かを確認する。ここ
では、他のプログラムへ送信した処理内容が完了したか
否かを前記他のプログラムへ確認する処理をおこなって
もよいし、メッセージやログの送受信の処理などが正常
終了したことを、他の計算機のログ情報を参照すること
によって確認してもよいし、その他の処理でもよい。
【0070】これらの自動応答定義ファイル群に定義さ
れた処理の実行が完了した場合(正常終了した場合)は
ステップ1106の処理へ進み、処理が中断した場合や、異
常終了した場合などはステップ1108へ進む。
【0071】ステップ1106で、ステップ1105で自動応答
定義ファイル群で定義された処理の内容が完了した場合
に、該イベントに含まれる自動応答フラグの値を「1」
に変更する。
【0072】ステップ1107で、ステップ1106で自動応答
フラグの値を「1」にしたイベントに含まれる重要度の
値を変更する。たとえば、あるイベントに含まれる重要
度の値が「2」であった場合は、重要度の値を「3」に
変更する。
【0073】ステップ1108で、イベントを受信するまで
待ち、イベントを受信したらステップ1101の処理を実行
する。
【0074】このようにして、自動応答処理部によっ
て、受信したイベントに含まれる情報と自動応答定義フ
ァイル群の情報とを比較し、自動応答定義ファイル群に
定義された処理を実行し、処理の実行が完了したイベン
トの重要度値を変化させることにより、処理が完了した
イベントは重要度のランクが下がり、重要度検知部にお
いて、情報を劣化させる対象とすることにより、結果と
して処理が完了できなかったイベントが重要度のランク
の高い情報として残すことができる。
【0075】これにより、システム管理者などは、イベ
ント蓄積ファイルの内容から処理が完了しなかった重要
度の高いイベントの情報を参照することができ、管理の
手間を省くことができる。また、各エージェントプログ
ラムおよび各マネージャープログラムに自動応答処理部
を設け、各エージェントプログラムおよび各マネージャ
ープログラムが実行される計算機におけるログ情報やイ
ベント情報に基づいて自動応答定義ファイル群に定義さ
れた処理を、各計算機のプログラムで実行したり、他の
計算機で稼動するプログラムへ指示を出すことによっ
て、ログ情報やイベント情報に応じたプログラムの処理
の実行・管理を、計算機ごとに個別に人手で行うのでは
なく、自動的に行うことができる。
【0076】図12は、本発明の第三の実施の形態に係
るシステムの全体構成を示す図の他の例である。
【0077】図12は、複数の計算機がネットワークを
介して接続されたシステムにおいて、各計算機にマネー
ジャープログラム1202、1211、1223またはエージェント
プログラム1205、1208、1214、1217、1220が稼動してい
る。マネージャープログラムが稼動する計算機は、イベ
ント蓄積ファイルが存在しており、エージェントプログ
ラムが稼動する計算機には、ログファイルが存在してい
る。マネージャープログラム、エージェントプログラム
それぞれが稼動する計算機には、自動応答定義ファイル
が存在するが、省略する。また、図示した構成は一例に
過ぎず、ネットワーク接続機器等を用いて複数のネット
ワークを接続してもよい。また、携帯端末等へデータ送
受信を中継する機器を用いてもよい。
【0078】また、各計算機に格納されている自動応答
定義ファイルは、各マネージャープログラム又は各エー
ジェントプログラムで異なる内容を定義してもよいし、
複数のエージェントで同じ処理を実行させる場合など
は、自動応答定義ファイルの内容をコピーして各計算機
へ格納してもよい。尚、自動応答定義ファイルの格納方
法は、計算機の管理者等がそれぞれの計算機へ格納して
もよいし、データを配布するためのプログラムを用い
て、自動応答ファイルを複数の計算機へ格納してもよ
い。
【0079】それぞれのマネージャープログラムは、上
位又は下位のマネージャープログラムが存在するか否か
の情報を有している。また、それぞれのマネージャープ
ログラムは、監視対象とするエージェントプログラムに
関する情報を有している。マネージャープログラム1202
が実行される計算機1201が、上位のマネージャープログ
ラムの情報として、マネージャープログラム1223の識別
子を有し、マネージャープログラム1202が、エージェン
トプログラムから、イベントID「00989」のイベント
IDを含むイベントを受信した場合を説明する。
【0080】マネージャープログラム1202は、イベント
蓄積ファイル群を参照し、イベントID「00989」のイ
ベントが、応答定義ファイル(図9(A))に存在し、
該イベントIDに対応した処理内容が「上位のマネージ
ャープログラムへイベントIDが「0011」のイベントを
送信する」という内容であることを判別し、該マネージ
ャープログラムが稼動する計算機が格納しているイベン
ト蓄積ファイルから、イベントIDが「0011」のイベン
トを読み出し、該イベントをマネージャープログラム12
23へ送信する処理を行う。
【0081】イベントを受信したマネージャープログラ
ム1223は、計算機1210に格納されている自動応答定義フ
ァイル群を参照し、参照した結果に応じて、マネージャ
ープログラム1223が管理対象とするエージェントプログ
ラム又は他のマネージャープログラムに対して自動応答
定義ファイル群で定義された実行処理内容を実行する。
【0082】このように、自動応答定義ファイル群にお
いて、複数のマネージャープログラムを連携する動作を
定義することにより、複雑な階層構造を有するネットワ
ークシステムに接続した計算機で実行されている複数の
プログラムをマネージャープログラムを用いて管理する
場合においても、プログラムが受信したイベントに応じ
た処理を人手を介さずに実行することが可能となる。
【0083】また、各マネージャープログラムが受信し
たログデータを加工し、情報量を削減して他のマネージ
ャープログラムへ送信するため、管理対象とするデータ
の量を少なくすることが可能となる。また、送受信する
データの量が減るため、ネットワークのトラフィックを
軽減することが可能となる。
【0084】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、例えば、次のようなものも含まれる。
上記実施形態では、画像を情報量削減(圧縮)対象とする
例について説明したが、色数を取ったり、輪郭を取った
りするような関数を使って、画像の容量を落とす圧縮方
法を使ってもよい。また、上記実施形態では、時間の経
過に従ってデジタル情報の項目を削除することを例にし
たが、例えば、時間の経過にしたがって参照回数や転送
回数を制限することも可能である。
【0085】以上説明したように、本発明によれば、長
期間に渡って重要な情報を保管することができると共に
デジタル情報の情報量を縮小し、その管理を自動化する
ことができる。また、配布者ないし利用者が予めデジタ
ル情報の保持期間を定めておくことで、利用価値は低く
なったデジタル情報を経年変化に従って劣化させ、情報
量を縮小することができ、ハードディスク等の記憶装置
を有効に利用することができる。また、デジタル情報自
体に圧縮可能/不可能、あるいは情報量を保つ期間(寿
命)を持たせることで、利用者は利用期間の制限を受け
る代わりにデジタル情報の保持や廃棄の管理作業から開
放される。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
時間の経過や重要度に応じて計算機に格納された情報の
情報量を削減させることで、記憶装置を有効に利用する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態に係るデジタル情報
劣化方法を適用したシステムの構成図の例である。
【図2】イベント蓄積ファイルに格納するイベントの例
を示す図である。
【図3】情報量削減処理の流れのフローチャートの例で
ある。
【図4】情報量削減処理が施されているイベント蓄積フ
ァイルの例である。
【図5】本発明の第二の実施の形態に係るシステムの全
体構成図の例である。
【図6】画像管理テーブルの一例である。
【図7】画像圧縮の様子を示す図の例である。
【図8】本発明の第三の実施例の全体構成図の例であ
る。
【図9】自動応答定義ファイルの例である。
【図10】イベント蓄積ファイルに格納される情報の例
である。
【図11】自動応答処理部の処理のフローチャートの例
である。
【図12】本発明の第三の実施例の全体構成の他の例で
ある。
【符号の説明】
101、501…サーバープログラム 102…エージェントプログラム 103…イベント表示 110…イベント表示部 111…イベント受信部 112、512…重要度検知部 113…イベント蓄積ファイル 120…イベント送信部 121…ログ入力部 122…ログ情報ファイル 502…画像表示 503…画像入力部 510…画像表示部 511…画像受信部 513…圧縮部 514…画像管理テーブル 515…画像蓄積ファイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大藤 多加志 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア事業部内 Fターム(参考) 5B082 CA14 GA01

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】計算機に格納された情報の情報量を削減さ
    せる方法であって、 前記計算機に格納された情報と対応づけられた重要度の
    情報を判定し、 前記重要度の情報を判定した結果にもとづいて、前記計
    算機に格納された情報の情報量を削減させることを特徴
    とする計算機に格納された情報の情報量を削減させる方
    法。
  2. 【請求項2】前記計算機に格納された情報とは、ログ情
    報、イベント情報、画像データ、音声データ、テキスト
    データ、のいずれかを含むことを特徴とする請求項1に
    記載の情報量を削減させる方法。
  3. 【請求項3】前記重要度の情報を判定する際に、前記計
    算機に格納された情報と対応づけられた時間情報も判定
    することを特徴とする請求項1に記載の情報量を削減さ
    せる方法。
  4. 【請求項4】前記計算機に格納された情報の情報量を削
    減させる際に、前記計算機に格納された情報の一部又は
    全部を消去することを特徴とする請求項1に記載の情報
    量を削減させる方法。
  5. 【請求項5】前記計算機に格納された情報の情報量を削
    除させる際に、前記計算機に格納された情報の情報量
    が、予め定められた条件を満たすか否かを判定し、前記
    判定結果にもとづいて前記計算機に格納された情報の情
    報量を削除することを特徴とする請求項4に記載の情報
    量を削除させる方法。
  6. 【請求項6】前記計算機に格納された情報の情報量を削
    減させる際に、前記計算機に格納された情報を劣化又は
    圧縮させることを特徴とする請求項1に記載の情報量を
    削減させる方法。
  7. 【請求項7】計算機に格納された情報の情報量を削減す
    る装置であって、 前記計算機は、情報を格納する記録部と、 前記計算機に格納された情報と対応づけられた重要度の
    情報と時間の情報とを判定し、前記判定した結果にもと
    づいて、前記計算機に格納された情報の情報量を削減さ
    せる処理部とを有することを特徴とする。
  8. 【請求項8】計算機に格納された情報の情報量を削減さ
    せるプログラムであって、 前記プログラムは、前記計算機に格納された情報と該情
    報と対応づけられた重要度の情報および時間情報とを読
    み込み、 前記読み込んだ情報に基づいて、前記計算機に格納され
    た情報の情報量を削減させることを特徴とする。
  9. 【請求項9】計算機で実行されるマネージャープログラ
    ムであって、 前記マネージャープログラムは、エージェントプログラ
    ムから受信したイベントを前記計算機に格納し、 前記イベントに含まれる識別子と前記マネージャープロ
    グラムが稼動する計算機に予め格納された自動応答定義
    ファイルに含まれる識別子とを比較し、 前記比較結果にもとづいて、前記自動応答定義ファイル
    に含まれる実行処理内容を実行する指示を他のプログラ
    ムへ送信し、 前記他のプログラムへ実行指示を出した実行処理内容が
    完了した場合に、前記イベントに対応付けられた重要度
    のランクを変更し、 前記イベントに対応付けられた重要度を判定し、 前記重要度を判定した結果にもとづいて、前記計算機に
    格納された情報の情報量を削減させるか否かを判断する
    ことを特徴とする。
  10. 【請求項10】前記エージェントプログラムとは、マネ
    ージャープログラムと異なる計算機で稼動し、マネージ
    ャープログラムへイベントを送信するプログラムである
    ことを特徴とする請求項9に記載のマネージャープログ
    ラム。
  11. 【請求項11】前記イベントとは、エージェントプログ
    ラムが稼動する計算機または前記計算機で稼動するプロ
    グラムにおいて発生した事象に関する情報であることを
    特徴とする請求項9又は請求項10に記載のマネージャ
    ープログラム。
  12. 【請求項12】前記自動応答定義ファイルとは、イベン
    トを識別する識別子と実行処理内容とを対応づけた情
    報、イベントに含まれるキーワードと実行処理内容とを
    対応づけた情報、イベントに含まれる拡張属性値と実行
    処理内容とを対応づけた情報、のいずれかを含むことを
    特徴とする請求項9に記載のマネージャープログラム。
  13. 【請求項13】前記他のプログラムとは、マネージャー
    プログラム、エージェントプログラム、オペレーティン
    グシステム、データベース管理用プログラム、オンライ
    ントランザクション用プログラム、メインフレームコン
    ピュータ用プログラム、コンピュータシステム監視用プ
    ログラム、通信制御用プログラム、ワークフローシステ
    ム用プログラム、グループウエア用プログラム、メール
    ソフト、ブラウザ、ワードプロセッサのいずれかを含む
    ことを特徴とする請求項9に記載のマネージャープログ
    ラム。
  14. 【請求項14】計算機に格納された情報を表示させるプ
    ログラムであって、 前記プログラムは、前記計算機に格納された情報と前記
    情報の重要度と前記情報に関する日付情報とを対応づけ
    て管理し、 前記重要度と前記日付情報とに基づいて前記計算機に格
    納された情報の情報量を削減させた情報を、該情報量を
    削減させた情報と該情報量を削減させた情報の重要度と
    該情報量を削減させた情報の日付情報とを対応づけて管
    理し、 前記計算機に格納された情報と前記計算機に格納された
    情報の情報量を削減させた情報とを前記日付情報又は前
    記重要度にもとづいて表示させることを特徴とする。
  15. 【請求項15】前記計算機に格納された情報と前記計算
    機に格納された情報の情報量を削減させた情報とを表示
    する際に、前記情報の重要度、前記情報の情報量、前記
    情報の格納場所とをそれぞれ対応づけて表示することを
    特徴とする請求項14に記載のプログラム。
  16. 【請求項16】前記日付情報に基づいて情報を表示させ
    る際に、前記計算機に格納された情報と前記計算機に格
    納された情報の情報量を削減させた情報とを日付情報に
    基づいて並べて表示させることを特徴とする請求項14
    に記載のプログラム。
  17. 【請求項17】前記日付情報に基づいて情報を表示させ
    る際に、前記計算機に格納された情報と前記計算機に格
    納された情報の情報量を削減させた情報とを同じウイン
    ドウに日付情報の順に遷移して表示させることを特徴と
    する請求項14に記載のプログラム。
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