JP2003083794A - 補正演算機能を付加した差圧式液位測定装置と液面コントローラ - Google Patents

補正演算機能を付加した差圧式液位測定装置と液面コントローラ

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JP2003083794A
JP2003083794A JP2001318707A JP2001318707A JP2003083794A JP 2003083794 A JP2003083794 A JP 2003083794A JP 2001318707 A JP2001318707 A JP 2001318707A JP 2001318707 A JP2001318707 A JP 2001318707A JP 2003083794 A JP2003083794 A JP 2003083794A
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liquid
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waste liquid
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Hideetsu Suzuki
秀悦 鈴木
Sho Fujita
捷 藤田
Toshiaki Iwata
敏昭 岩田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 液体の悪影響を受けぬように圧力を測定して
温度補正した正確な液位を求め、液位に基づき排水ポン
プを運転し廃水槽や各種廃液ピットなどの液位を管理す
ることが出来る液面コントローラを得る。 【解決手段】 廃液槽1の底の基準位置Aに下部の0位
置Bが達するよう液体2内に没入自在に配置した液位計
測管3と、液位計測管3上面の導管を介して連設した差
圧センサ8と、液位計測管と並列に設けた温度補正計測
管5と、温度補正計測管5の上面に導管を介して連設し
た温度補正圧力センサ9と、操作入力手段12と、記憶
手段13と、廃液槽内1の液位haを温度補正を行い演
算する液位演算手段14−2と、演算した液位haや記
憶した危険液位やポンプ運転液位など各種設定値に基づ
き廃液2を廃液槽1外へ排出し所定の液位範囲になるよ
う適数台の排水ポンプ11を運転制御するポンプ制御手
段15とで液面コントローラ101を構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は汚濁廃水、含油廃水
などを溜める廃液槽の液位測定に際し、液体の悪影響を
受けぬように気体の供給源を用いることなく、管内外の
差圧や所要な圧力を非接触で検出して液位を測定する補
正演算機能を付加した差圧式液位測定装置と、測定した
液位に基づき排水ポンプを運転し廃液槽などの液位を管
理する液面コントローラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の液位測定法として、高い耐環境性
や耐酸、耐アルカリ性などを求められる液のレベルを測
定するにはフロート式測定法、エアパージ式差圧検出
法、超音波測定法、電波式測定法などが用いられてお
り、フロート式測定法は廃液の性状にあわせて様々な材
質で検出部を実現出来、電磁式やスライド抵抗式との組
み合わせなどで連続的な液位測定法として最も一般的に
知られている。エアパージ式差圧検出法は耐環境材料を
パージ管として用い、液中に浸漬し、管内をエアパージ
した時の管内圧と外気圧の差圧を測定することにより、
液密度を既知として液位を容易に演算することが出来、
液中に浸漬する部分に高機能を有する構成部は一切なく
機構的にも簡単で日常的に極めて容易に保守が出来る簡
便さがある。超音波測定法は気中の超音波発生源と液面
との距離を超音波の反射波を受信しその位相差により検
出するもので、測定対象液とは非接触であり液の性質に
よる材質劣化、混濁物の付着等の影響をあまり受けない
利点がある。電波式測定法は微弱なマイクロ波インパル
スを利用するもので、超音波式と同様に測定対象液とは
非接触で計測出来、更にベーパーライズし易い環境でも
利用出来る。
【0003】また、圧力式として、例えば特開昭54−
156568号公報に示すごとく、液面に向かってホー
スをたれ下げ、ホース内に気体を連続的に導入し、ホー
スが液面に到達し先端が液体で封鎖されたときにホース
内部に起こる圧力変化を検出して液面を検出するものが
公知となっている。圧力式の改良例として、特公平8−
16624号公報に示すごとく、レベル計本体部に一体
に形成され下部が被測定液体の液面下に没入される管体
部と、管体部の管路と連通してレベル計本体部に形成さ
れたエアチャンバーと、エアチャンバーに気密状に装着
されたダイヤフラムと、ダイヤフラムを所定荷重でエア
チャンバー側に付勢するとともにダイヤフラムと一体に
変動するように滑動自在に保持されたウェート部材と、
ウェート部材の付勢力に抗する所定以上の液面圧力によ
る管本体及びエアチャンバー内の一定体積の空気の移動
に伴うダイヤフラムの変動によって生ずるウェート部材
の変動位置を検出するセンサーとからなるレベル計と
し、センサーの作動機構部には被測定液体が直接接触す
ることがないので、被測定液体が腐食性や高粘性の場合
にも有効なものとしたものがある。また、特開平10−
115542号公報に示すごとく、水槽内の水面下に下
方が開いている容器を没入し、この容器の上部に圧力検
出式水位計の感圧部を設け、この感圧部を気体又は流動
パラフィンやシリコンオイルの如き比重の小さい液体で
被って、感圧部に異物が付着しないので長い期間機能が
低下せず、感圧部が水により侵されないので感圧部の素
材を自由に選べるようにしたものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記フロート
式測定法は液面に浮かぶフロートの上下動により液位を
測定するものが簡単であるので一般的であが、機械的可
動部を有し、検出部であるフロートが液体に直接接触す
るために、液中の泥や汚物など異物が付着したり藻や貝
類が成長したり、腐食性の液体の反応により腐食した
り、可動部の引っかかることが有り、手入れや部品の交
換など保守頻度が高くなるという問題があった。また、
エアパージ式差圧検出法は密閉容器には適用出来ず、且
つ常にパージ用気体供給を必要とし、エアー供給を休止
した場合などには時折パージ管のつまりが発生するとい
う問題があり、また、密閉容器内での使用は出来ないた
め用途が限られている。また、超音波測定法では、超音
波受信部が取付け部周辺の空間的条件に制約され、更に
はベーパーライズした雰囲気中など超音波媒体の物理的
条件変動が起こる場合には測定値への影響が無視出来な
いという問題があった。また、電波式測定法は超音波測
定法のように信号透過空間中に存在する固形物でもマイ
クロ波を透過する程度の微小サイズのものは測定に影響
を及ぼさず、ベーパーライズした雰囲気中でも充分使え
るメリットがあるが、依然として物理的空間条件に左右
される不都合は完全に排除出来ない。
【0005】又は、被測定液体に浸漬される部分が、特
開昭54−156568号公報に示すものでは細いホー
スて有り、特公平8−16624号公報に示すものでは
細い管体部であり、何れも廃水の中の泥や汚物など異物
が付着したり藻や貝類が成長したりすることにより細い
通路が塞がり測定不能になるおそれが有り、また、特開
平10−115542号公報に示すものでは請求項5の
フロート及びおもりと連動して作動する液漏れ阻止弁を
使用するもの以外では液面が低下すると感圧部を被って
いる比重の小さい液体が被測定液体側に流出してしまう
ので感圧部を保護しなくなってしまい、請求項5の液漏
れ阻止弁を使用するものも構造が複雑であるとともに、
フロート及びおもりに廃水の中の泥や汚物など異物が付
着したり藻や貝類が成長したりし感圧部を保護しなくな
ってしまう等の問題が有る。
【0006】また深い液面の高さを測定する場合は、以
下に示すごとく温度変化による誤差が無視出来なくなる
が、何れの場合も温度変化に対する配慮がなされていな
い。例えば図2において、廃液槽1内の液体2の液位h
aを検出する液位測定装置として液位計測管7と圧力セ
ンサー8を備えたものとする。耐環境材料を用いた上端
を閉じ下端開放の筒状管からなる全長L・断面積Sの液
位計測管7にセットアップ時に圧力P0(例えば101
3.3hPa=1033cm水頭)、絶対温度T0(例
えば20℃=293K)の大気を充満した状態で、液位
計測管7の下部の0位置が廃液槽1の底近傍に予め設定
した液位の基準位置Aに達するよう液体2(液体の絶対
温度T、密度ρ=1g/ccとし)内に没入した時の、
液位計測管7内の圧力P1とし、液位計測管7内下部に
出来る液位の基準位置Aからの液面の高さ液位をhdと
すると。水頭圧で換算した液位の関係式は次のごとくな
り、 …P0/ρ+ha=P1/ρ+hd (1) また、液位計測管7の全長より下端から基準液面までの
長さを引いた長さをLとし内径断面積をSとすると、液
位計測管7内の空気の体積と、圧力と、絶対温度の関係
はボイル・シャールの法則により次の式 …P0・SL/T0=P1・S(L−hd)/T(=nR) (2) となり温度の影響を受けるが、前述のごとく、従来例で
は温度は勘案されていないので誤差を生じる。
【0007】圧力だけ検出し、温度を勘案せぬと液位h
aの関係式は次のごとくとなり、 …ha=P1−P0+L(1−P0/P1) (3’) 例えば、上記全長L=4m、セットアップ時大気圧力P
0=1013.3hPa=10.33m水頭、液位ha
=3mとし、温度を勘案せぬと(1)(2)式より …10.33m+3m=P1+hd (1’) …10.33m・4m=P1・(4m−hd) (2’) …∴ P1=12.61m≒118.29Pa…となる
が、セットアップ時大気温度T0(=20℃)=293
Kに対し、測定時の液位計測管7内の空気の温度T(=
60℃)=333Kと差があり、温度を勘案すると
(1)(2)式より、 …10.33m+3m=P1+hd (1’) …10.33m・4m/293=P1・(4m−hd)/333 (2”) …∴ P1=12.95m…となり、実際の圧力は1
2.95mとなるので、そのまま(3’)式で演算する
と。液位haは次の(3”)に示す3.43mとな…h
a=12.95m−10.33m+(1−10.33/
12.95)4m=3.43m (3”)…り、即
ち、温度補正すれば3mと正しい値が求められるところ
温度補正せぬと3.43mとなり、測定誤差が大とな
る。上記セットアップ条件で、液位計測管7の全長Lと
液位haを4mに対し3mと10mに対し8mの2種と
し、温度範囲を−20〜70℃とした場合の液位計測管
7内の圧力P1を基に温度補正無しで演算した液位ha
は図6に点線で示すごとく測定誤差が大である。本発明
は前記問題点に鑑み、耐環境性を備え、かつ設置条件に
広い許容性を持ち高耐久性を備え、又は更に温度変化に
対する補正機能を持つ補正演算機能を付加した差圧式液
位測定装置と液面コントローラを提供しようとするもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は廃液を溜める廃液槽の底近傍に予め設定
した液位の基準位置に下部の0位置が達するよう液体内
に没入自在に配置し且つ耐環境材料を用い上端を閉じ下
端開放の筒状管からなる液位計測管と、液位計測管の上
面に設けた計測用導管を介して連設され液位計測管内外
の差圧を検出する差圧センサと、セットアップ時大気温
度や廃液槽内の液体の温度を検出する温度検出手段と、
何らかの手段で求めたセットアップ時大気圧と液位計測
管内外の差圧と温度検出手段が検出するセットアップ時
大気温度や廃液槽内の液体の温度や予め設定された計測
管長さや液体密度など各種設定を受けて廃液槽の液位を
温度補正を行い演算する液位演算手段とで、補正演算機
能を付加した差圧式液位測定装置を構成したものであ
り、例えば前述の(1)式及び(2)式より、液位ha
は、次の(3)式となり、計測管の直径には依存せず、
長さのみに依存し …∴ ha=P1−P0+L・{1−(P0/(P1−P0+P0))・(T/ T0)} (3) ているので、廃液槽内の液体に含まれる油分や固形物に
影響されない大きめの内径とすることが出来、また別途
気体の供給源を必要とせず、液位センサにて液位計測管
内外の差圧を検出し、温度検出手段にてセットアップ時
大気温度や廃液槽内の液体の温度を検出することによ
り、液位演算手段にて液位を演算出来るので、耐環境性
や高耐久性を備え、液体の悪影響を受けることなく廃液
槽の液位を温度補正演算を行い正しく測定することが出
来るものとした。
【0009】又は、前記液位計測管と、前記差圧センサ
と、上下端とも閉じ筒状に形成され液位計測管最近傍に
垂直並行に配置し液体内に没入自在の温度補正計測管
と、この温度補正計測管の上面に設けた計測用導管を介
して連設され温度補正計測管内の圧力を検出する温度補
正圧力センサと、温度補正圧力センサが検出し入力され
るセットアップ時大気圧と温度補正計測管内の圧力とを
受けて液位計測管内大気の平均温度に相当する温度補正
計測管内大気の平均温度を換算し、セットアップ時大気
圧と液位計測管内外の差圧と予め設定された計測管長さ
や液体密度など各種設定を受けて廃液槽の液位を温度補
正を行い演算する液位演算手段とで補正演算機能を付加
した差圧式液位測定装置を構成すると、前記同様に計測
管の直径には依存せず、長さのみに依存しているので、
廃液槽内の液体に含まれる油分や固形物に影響されない
大きめの内径とすることが出来、また別途気体の供給源
を必要とせず、液位計測管内外の差圧や温度補正計測管
内の圧力を検出することにより、耐環境性や高耐久性を
備え、液体の悪影響を受けることなく廃液槽の液位を温
度補正演算を行い正しく測定することが出来る。
【0010】又は、前記液位計測管と差圧センサとを備
え、予め各種設定を行ったり運転操作入力を行う操作入
力手段と、操作入力手段にて入力する各種設定値や何ら
かの手段で求めたセットアップ時大気圧を記憶する記憶
手段と、この記憶手段が記憶した計測管長さや液体密度
など各種設定値やセットアップ時大気圧と差圧センサが
検出し入力される液位計測管内外の差圧とを受けて廃液
槽の液位を演算する液位演算手段と、演算した液位や記
憶した危険水位やポンプ運転水位など各種設定値に基づ
き適数台の排水ポンプを運転制御するポンプ制御手段と
からなるコントローラを構成して液面コントローラとす
ると、各種産業用や公共事業用の設備の廃液槽の液位管
理などにおいて、液位計測管内外の差圧を検出すること
により液体の悪影響を受けることなく廃液槽の液位を測
定し、廃液槽の液位を受けて廃液を廃液槽外へ排出し所
定の液位の範囲になるよう適数台の排水ポンプを運転制
御することが出来る。
【0011】又は、前記液位計測管と、前記差圧センサ
と、前記温度検出手段とを備え、予め設定された各種設
定及び運転操作入力を行う操作入力手段と、操作入力手
段にて入力する各種設定値や何らかの手段で求めたセッ
トアップ時大気圧や前記温度検出手段が検出し入力され
るセットアップ時大気温度を記憶する記憶手段と、記憶
した計測管長さや液体密度など各種設定値やセットアッ
プ時大気圧やセットアップ時大気温度と差圧センサが検
出し入力される液位計測管内外の差圧と温度検出手段が
検出し入力される廃液槽内の液体の温度を受けて廃液槽
の液位を温度補正を行い演算する液位演算手段と、演算
した廃液槽の液位や記憶した危険水位やポンプ運転水位
など各種設定値に基づき適数台の排水ポンプを運転制御
するポンプ制御手段などでコントローラを構成して液面
コントローラとすると、各種産業用や公共事業用の設備
の廃液槽の液位管理などにおいて、前記同様に計測管の
直径には依存せず、長さのみに依存しているので、廃液
槽内の液体に含まれる油分や固形物に影響されない大き
めの内径とすることが出来、また別途気体の供給源を必
要とせず、液位計測管内外の差圧や液体の温度を検出す
ることにより、耐環境性や高耐久性を備え、液体の悪影
響を受けることなく温度補正演算を行い更に正しく測定
し、この廃液槽の液位を受けて廃液を廃液槽外へ排出し
所定の液位の範囲になるよう適数台の排水ポンプを運転
制御することが出来る。
【0012】又は、前記液位計測管と、前記差圧センサ
と、前記温度補正計測管と、前記温度補正圧力センサと
を備え、予め設定された各種設定及び運転操作入力を行
う操作入力手段と、操作入力手段にて入力する各種設定
値や前記温度補正圧力センサが検出し入力されるセット
アップ時大気圧を記憶する記憶手段と、記憶したセット
アップ時大気圧と温度補正圧力センサが検出し入力され
る温度補正計測管内の圧力とを受けて液位計測管内大気
の平均温度に相当する温度補正計測管内大気の平均温度
を換算し、記憶した予め設定された計測管長さや液体密
度など各種設定値やセットアップ時大気圧やセットアッ
プ時大気温度と差圧センサが検出し入力される液位計測
管内外の差圧とを受けて廃液槽の液位を温度補正を行い
演算する液位演算手段と、演算した廃液槽の液位に基づ
き適数台の排水ポンプを運転制御するポンプ制御手段な
どでコントローラを構成して液面コントローラとする
と、各種産業用や公共事業用の設備の廃液槽の液位管理
などにおいて、前記同様に計測管の直径には依存せず、
長さのみに依存しているので、廃液槽内の液体に含まれ
る油分や固形物に影響されない大きめの内径とすること
が出来、また別途気体の供給源を必要とせず、液位計測
管内外の差圧や温度補正計測管内の圧力を検出すること
により、耐環境性や高耐久性を備え、液体の悪影響を受
けることなく廃液槽の液位を温度補正演算を行い正しく
測定し、廃液槽の液位を受けて廃液を廃液槽外へ排出し
所定の液位の範囲になるよう適数台の排水ポンプを運転
制御することが出来る。
【0013】更に、前記各差圧式液位測定装置又は液面
コントローラにおいて、液位計測管および温度補正計測
管の上面に開閉弁を備えた内圧調整用導管を設け、液位
計測管下部の前記0位置を液位計測管の最下端より所定
寸法だけ上の位置に設けて閉じ込め部を形成し、この液
位計測管下部の0位置を廃液槽の液面まで没入させた時
点で内圧調整用導管の開閉弁にて液位計測管内および温
度補正計測管内をセットアップ時大気圧としてから両方
共開閉弁を閉じ、液位計測管は上端を閉じられることに
より0位置の下方に液体を導入し、液位計測管内に大気
を充満したまま液位の基準位置に0位置が達するよう液
位計測管を垂直に廃液槽の液体内に没入し、差圧センサ
にて液位計測管内と大気の差圧を測定するものとする
と、液位計測管を液体内に没入させる時の衝撃や、温度
上昇による液位計測管内に閉じ込めた大気の膨張等によ
り液位計測管の下端から気泡が漏れることがないように
なる。
【0014】また更に、前記各差圧式液位測定装置又は
液面コントローラにおいて、液位計測管および温度補正
計測管の上面に設けた計測用導管は夫々液位計測管およ
び温度補正計測管の圧力を伝達する圧力伝達パイプとす
ると、廃液槽近傍が爆発危険場所であっても、差圧セン
サーや温度補正センサーやコントローラなどを非爆発危
険場所に設置することが出来るので、安全な場所で測定
出来、安全性が向上するとともに、差圧センサーや温度
補正センサーやコントローラの劣化防止と保守の容易さ
向上が図れる。
【0015】また更に、前記各差圧式液位測定装置又は
液面コントローラにおいて、演算された廃液槽の液位が
設定最低液位より低くなると低液位警報を出し、演算さ
れた廃液槽の液面高さが設定最高液位より高くなると高
液位警報を出す警報手段と、前記廃液槽の液面高さや排
水ポンプの運転状況や警報手段が出す警報等を表示する
表示手段とを加えると、廃液槽の監視者が運転状況や異
常液位を把握出来、安全性の向上が図れる。
【0016】更にまた、前記各コントローラに廃液槽の
液位をアナログやデジタル信号に変換して通信する通信
手段を設けると、各種産業用や公共事業用の設備の廃液
槽の遠方管理・監視・システム制御などを行うことが出
来る液面コントローラが提供出来る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施例を図1ない
し図6により説明する。図1は本発明の一実施例を施し
た液面コントローラを備えた廃液管理システムの構成図
であり、図2は同液面コントローラの実施の形態1又は
4に係る制御ブロック図であり、図3は同じく実施の形
態2又は5に係る制御ブロック図であり、図4は同じく
実施の形態1又は4に係るフローチャートであり、図5
は同じく実施の形態2又は5に係るフローチャートであ
り、図6は従来の液位計測管内外の差圧を基に温度補正
無しで演算した液位を示すグラフである。図1におい
て、1は施設内の廃液など管理対象の液体2を溜める廃
水槽や各種廃液ピットなどのごとき廃液槽であり、3は
廃液槽1の液体2内に没入自在に配置された耐環境材料
を用い上端を閉じ下端開放の筒状管からなる液位計測管
であり、4は大気温度や廃液槽1内の液体2の温度を検
出する温度検出手段であり、5は液位計測管3最近傍に
垂直並行に液体2内に没入自在に配置された温度補正計
測管であり、6は液位計測管3及び温度補正計測管5の
上面に設けた計測用導管であり、7は液位計測管3及び
温度補正計測管の上面に設けた内圧調整用導管であり夫
々開閉弁を備えて大気に対し開閉自在としてあり、8は
計測用導管5を介して液位計測管3に連設され液位計測
管3内外の差圧を検出する差圧センサであり、9は計測
用導管6を介して温度補正計測管5に連設され温度補正
計測管5内の圧力を検出する温度補正圧力センサであ
り、10、101は差圧センサ8や温度補正圧力センサ
9が検出する圧力Pや温度検出手段4が検出する温度T
を受けて廃液槽1の液位haを演算し液位haが所定の
液位の範囲(hal〜hah)になるよう液体2を廃液
槽1外へ排出する適数台の排水ポンプ11(例えばポン
プ11a、ポンプ11b、、、、ポンプ11n)を制御
するコントローラである。
【0018】前記液位計測管3下部の最下端より所定寸
法だけ上の位置に液位測定用の0位置Bを設け、この0
位置Bを廃液槽1の液面まで没入させた時点で液位計測
管3および温度補正計測管5上面の各内圧調整用導管5
の開閉弁にて液位計測管3内および温度補正計測管5内
をセットアップ時大気圧P0として各開閉弁を閉じ、液
位計測管は上端を閉じられることにより0位置の下方に
液体2を導入し、液位計測管3内に大気を充満したまま
廃液槽1の液体2内に設けた液位の0位置としての液位
の基準位置Aに0位置Bが達するよう液位計測管3を垂
直に廃液槽1の液体2内に没入し、温度補正センサ9に
て液位計測管3内と大気の差圧を測定すると、液位計測
管3を液体2内に没入させる時の衝撃や、温度上昇によ
る液位計測管3内に閉じ込めた大気の膨張等により液位
計測管3の下端から気泡が漏れることがなくなり、廃液
槽1の液位haをより正確に測定出来る。
【0019】実施の形態1又は4に係る液面コントロー
ラの図2において、廃液槽1の底近傍に予め設定した液
位の基準位置Aに下部の0位置Bが達するよう液体2内
に没入自在に配置し且つ耐環境材料を用いた上端を閉じ
下端開放の筒状管からなり下部の0位置Bから上端まで
の長さである計測管長L・断面積Sの液位計測管3と、
セットアップ時大気温度T0や廃液槽1内の液体2の温
度Tを検出する温度検出手段4と、前記計測用導管6及
び内圧調整用導管7と、この計測用導管6を介して液位
計測管3に連設され大気圧P0と液位計測管3内外の差
圧P1(前記液位haに応じて変化する)を検出する差
圧センサ8とを備え、予め設定された各種設定及び運転
操作入力を行う操作入力手段12と、この操作入力手段
12にて入力する各種設定値や何らかの手段で求めたセ
ットアップ時大気圧P0や前記温度検出手段4が検出し
入力されるセットアップ時大気温度T0を記憶する記憶
手段13と、この記憶手段13が記憶した計測管長Lや
液体密度ρなど各種設定値やセットアップ時大気圧P0
やセットアップ時大気温度T0と差圧センサ8が検出し
入力される液位計測管3内外の差圧Pと温度検出手段4
が検出し入力される廃液槽1内の液体2の温度Tを受け
て廃液槽1の液位haを温度補正を行い演算する液位演
算手段14と、この液位演算手段14が演算した廃液槽
1の液位haや記憶手段13が記憶した危険高液位hd
hや危険低液位hdlやポンプ運転開始液位hstやポ
ンプ運転停止液位hspなど各種設定値に基づき廃液2
を廃液槽1外へ排出し所定の液位の範囲(hal〜ha
h)になるよう適数台の排水ポンプ11を運転制御する
ポンプ制御手段15と、演算された廃液槽1の液位ha
が危険低液位hdlより低くなると低液位警報Hlを出
し、演算された廃液槽1の液位haが危険高液位hdh
より高くなると高液位警報Hhを出す警報手段16と、
前記廃液槽1の液位haや排水ポンプ11の運転状況や
警報手段16が出す警報等を表示する表示手段17と、
廃液槽1の液位を遠方管理・監視・システム制御などの
目的でアナログやデジタル信号に変換して通信する通信
手段18とで前記コントローラ10を構成している。
【0020】次に上記構成からなる実施の形態1又は4
に係る動作について説明する。初期設定として、操作入
力手段12にて、予め廃液槽1の底近傍に液位の基準A
や液位計測管長Lや液体密度ρや何らかの手段で求めた
セットアップ時大気圧P0や排水ポンプ11の運転制御
を行う所定の液位の範囲(hal〜hah)や液位(h
a1、ha2、、、han−1)やポンプ運転開始液位
hstやポンプ運転停止液位hspや、警報手段16に
て警報を出す危険高液位hdhや危険低液位hdlなど
各種設定値を設定し入力するとともに、温度検出手段1
0にてセットアップ時大気温度T0を検出して、これら
を記憶手段13に記憶させ、液位計測管3の最下端より
所定寸法だけ上の位置に設けてある前記0位置Bを廃液
槽1の液面まで没入させた時点で内圧調整用導管7にて
液位計測管3内を大気圧P0として上端を閉じることに
より0位置の下方に液体2を導入し、液位計測管3内に
大気を充満したまま液位の基準位置Aに0位置Bが達す
るよう液位計測管3を垂直に廃液槽1の液体2内に没入
して保持する。
【0021】その状態でセットアップ時大気圧P0と温
度補正計測管5内の圧力P2とを受けて廃液槽1内の液
体絶対温度Tを換算し差圧センサ8が検出する液位計測
管3内外の差圧データP1−P0や検出する液体2の温
度Tを液位演算手段14に入力し、液位演算手段14に
てこの液位計測管3内外の差圧データP1−P0と液体
2の温度T記憶手段13が記憶する液位計測管長Lや液
体密度ρとセットアップ時大気圧P0と大気温度T0と
を受けて、前述の演算式(3)により液体2 …ha=P1−P0+L・{1−(P0/(P1−P0+P0))・(T/T0 )} (3) の悪影響を受けることなく廃液槽1の液位haを温度補
正演算を行い正しく測定する。ポンプ制御手段15ポン
プ制御手段15はこの液位haを受けて排水ポンプ11
に対し、例えば液位haがhal以下なら全数運転停
止、hal〜ha1なら1台運転、ha1〜ha2なら
2台運転、、、、han−2〜han−1ならn−1台
運転、hah以上ならn台全数運転と、排水ポンプ11
の運転制御を行い所定の液位の範囲(hal〜hah)
となるよう管理する。また、前記警報手段16は廃液槽
の液位haが危険低液位hdlより低くなると低液位警
報Hlを出し、廃液槽の液位haが危険高液位hdhよ
り高くなると高液位警報Hhを出し、前記表示手段17
は液位haや排水ポンプ11の運転状況や警報手段16
が出す低液位警報Hl又は高液位警報Hhを表示する。
更に廃液槽1の液位haが変化すると差圧センサ8によ
る液位計測管3内外の差圧データP1−P0の変化の検
出や温度検出手段10による液体2の温度Tの検出以降
の作用を繰り返す。
【0022】また、実施の形態2又は5に係る液面コン
トローラの図3において、前記液位計測管3と、上下端
とも閉じ筒状に形成され液位計測管3最近傍に垂直並行
に配置し液体内に没入自在の温度補正計測管5と、前記
計測用導管6及び内圧調整用導管7と、前記差圧センサ
8と、温度補正計測管5の上面に設けた計測用導管6を
介して連設され温度補正計測管5内の圧力P2(廃液槽
1内の液体2の温度に応じて変化する)を検出する温度
補正圧力センサ9とを備え、前記操作入力手段12と、
操作入力手段12にて入力する各種設定値や前記温度補
正圧力センサ9が検出し入力されるセットアップ時大気
圧P0を記憶する記憶手段13−2と、この記憶手段1
3−2が記憶するセットアップ時大気圧P0と温度補正
計測管5内の圧力P2とを受けて廃液槽1内の液体絶対
温度Tを演算し、この液体絶対温度Tとセットアップ時
大気圧P0と液位計測管3内外の差圧P1−P0を受け
て廃液槽の液位haを演算する液位演算手段14−2
と、前記ポンプ制御手段15と、前記警報手段16と、
前記表示手段17と、廃液槽1の液位を遠方管理・監視
・システム制御などの目的でアナログやデジタル信号に
変換して通信する通信手段18とで前記コントローラ1
01を構成している。
【0023】次に上記構成からなる実施の形態2又は5
に係る動作について説明する。同じく初期設定として、
操作入力手段12にて、予め廃液槽1の底近傍に液位の
基準Aや液位計測管長Lや液体密度ρや、排水ポンプ1
1の運転制御を行う所定の液位の範囲(hal〜ha
h)や液位(ha1、ha2、、、han−1)やポン
プ運転開始液位hstやポンプ運転停止液位hspや、
警報手段16にて警報を出す危険高液位hdhや危険低
液位hdlなど各種設定値を設定し入力するとともに、
温度補正圧力センサ9にてセットアップ時大気圧P0を
検出し、これらを記憶手段13に記憶させ、次に温度補
正計測管5の上面の内圧調整用導管7にて温度補正計測
管5内をセットアップ時大気圧P0として上端を閉じ、
液位計測管3の最下端より所定寸法だけ上の位置に設け
てある前記0位置Bを廃液槽1の液面まで没入させた時
点で内圧調整用導管7にて液位計測管3内を大気圧P0
として上端を閉じることにより0位置の下方に液体2を
導入し、液位計測管3内に大気を充満したまま液位の基
準位置Aに0位置Bが達するよう液位計測管3を垂直に
廃液槽1の液体2内に没入して保持する。
【0024】その状態で差圧センサ8が検出する液位計
測管3内外の差圧データP1−P0や温度補正圧力セン
サ9が検出する温度補正計測管5内の圧力P2を液位演
算手段14−2に入力し、液位演算手段14−2にてこ
の温度補正計測管5内の圧力P2と記憶手段13−2が
記憶する大気圧P0とを受けて、演算式…{T/T0=
P2/P0}…により廃液槽1内の液体2の温度比T/
T0を換算し、記憶手段13が記憶する液位計測管長L
と大気圧P0と液位計測管3内外の差圧データP1と大
気絶対温度T0とこの液体2の温度比T/T0とを受け
て、前述の演算式(3)により液体2の悪影響を受ける
ことなく廃液槽1の液位ha …ha=P1−P0+L・{1−(P0/(P1−P0+P0))・(T/T0 )} (3) を温度補正演算を行い正しく測定する。同じくポンプ制
御手段15ポンプ制御手段15はこの液位haを受けて
排水ポンプ11に対し、例えば液位haがhal以下な
ら全数運転停止、hal〜ha1なら1台運転、ha1
〜ha2なら2台運転、、、、han−2〜han−1
ならn−1台運転、hah以上ならn台全数運転と、排
水ポンプ11の運転制御を行い所定の液位の範囲(ha
l〜hah)となるよう管理する。また、前記警報手段
16は廃液槽の液位haが危険低液位hdlより低くな
ると低液位警報Hlを出し、廃液槽の液位haが危険高
液位hdhより高くなると高液位警報Hhを出し、前記
表示手段17は液位haや排水ポンプ11の運転状況や
警報手段16が出す低液位警報Hl又は高液位警報Hh
を表示する。更に廃液槽1の液位haが変化すると差圧
センサ8による液位計測管3内外の差圧データP1の変
化の検出や温度補正圧力センサ9による温度補正計測管
5内の圧力P2の検出以降の作用を繰り返す。
【0025】また、何れも、液位計測管3や温度補正計
測管5の直径には依存せず、長さLのみに依存している
ので、液位計測管3や温度補正計測管5は廃液槽1内の
液体2に含まれる油分や固形物に影響されない大きめの
内径とすることが出来、また別途気体の供給源を必要と
せず、差圧センサ8にてセットアップ時大気圧P0と液
位計測管3内外の差圧P1−P0を検出し、温度検出手
段4にてセットアップ時大気温度T0や廃液槽1内の液
体2の温度又は温度補正圧力センサ9にて温度補正計測
管5の圧力P2を検出することにより、液位演算手段1
4、14−2にて液位haを温度補正して演算出来るの
で、耐環境性や高耐久性を備え、液体2の悪影響を受け
ることなく廃液槽1の液位haを温度補正演算を行い正
しく測定することが出来る。
【0026】また更に、前記液位計測管3および温度補
正計測管5の上面に設けた計測用導管6は夫々液位計測
管3および温度補正計測管5の圧力を伝達する圧力伝達
パイプとすると、廃液槽1近傍が爆発危険場所であって
も、差圧センサ8や温度補正センサー9やコントローラ
10、101などを非爆発危険場所に設置することが出
来るので、安全な場所で測定出来、安全性が向上すると
ともに、差圧センサ8や温度補正センサー9やコントロ
ーラ10、101の劣化防止と保守の容易さ向上が図れ
る。
【0027】なお、本発明は上記構成に限定するもので
なく、例えば差圧センサ8や温度補正センサー9をコン
トローラ10、101内に配置し、夫々圧力伝達パイプ
としての計測用導管6を介して液位計測管3および温度
補正計測管5の圧力を検出するものとしても良く、逆に
計測用導管6を廃止し廃液槽1側の液位計測管3の上面
に差圧センサ8や温度補正計測管5の上面に温度補正セ
ンサー9を直接設置しコントローラ10、101へデー
タを送るものとしても良く、また、実施の形態1又は実
施の形態2に係り演算された液位haを前記通信手段1
8にてアナログやデジタル信号に変換して通信し、各種
産業用や公共事業用の廃液槽1や農業用水路の液位ha
を遠方管理・監視・システム制御などの目的で通信手段
18を利用して貯水槽への取水量を遠隔制御して管理を
行うものとしてもよい。
【0028】
【発明の効果】本発明は、耐環境材料を用い上端を閉じ
下端開放の液位計測管と、液位計測管内外の差圧を検出
する差圧センサと、温度を検出する温度検出手段と、セ
ットアップ時大気圧と液位計測管内外の差圧とセットア
ップ時大気温度や廃液槽内の液体の温度や予め設定され
た各種設定を受けて廃液槽の液位を温度補正を行い演算
する液位演算手段とで差圧式液位測定装置を構成し、又
は、前記液位計測管と、前記差圧センサと、上下端とも
閉じられ液位計測管最近傍に垂直並行に配置た温度補正
計測管と、温度補正計測管内の圧力を検出する温度補正
圧力センサと、セットアップ時大気圧と温度補正計測管
内の圧力とを受けて液位計測管内大気の平均温度に相当
する温度補正計測管内大気の平均温度を換算し、セット
アップ時大気圧と液位計測管内外の差圧と予め設定され
た各種設定を受けて廃液槽の液位を温度補正を行い演算
する液位演算手段とで差圧式液位測定装置を構成したか
ら、計測管の直径には依存せず、長さのみに依存してい
るので、廃液槽内の液体に含まれる油分や固形物に影響
されない大きめの内径とすることが出来、また別途気体
の供給源を必要とせず、耐環境性や高耐久性を備え、液
体の悪影響を受けることなく廃液槽の液位を温度補正演
算を行い正しく測定することが出来る補正演算機能を付
加した差圧式液位測定装置が提供出来る。
【0029】また、前記液位計測管と差圧センサとを備
え、予め各種設定を行ったり運転操作入力を行う操作入
力手段と、操作入力手段にて入力する各種設定値やセッ
トアップ時大気圧を記憶する記憶手段と、記憶した各種
設定値やセットアップ時大気圧と液位計測管内外の差圧
とを受けて廃液槽の液位を演算する液位演算手段と、演
算した液位や記憶した危険水位やポンプ運転水位など各
種設定値に基づき適数台の排水ポンプを運転制御するポ
ンプ制御手段とで構成すると、各種産業用や公共事業用
の設備の廃液槽の液位管理などにおいて、液位計測管内
外の差圧を検出することにより液体の悪影響を受けるこ
となく廃液槽の液位を測定し、廃液槽の液位を受けて廃
液を廃液槽外へ排出し所定の液位の範囲になるよう適数
台の排水ポンプを運転制御することが出来る液面コント
ローラが提供出来る。
【0030】また、前記液位計測管と、前記差圧センサ
と、前記温度検出手段と、前記操作入力手段と、操作入
力手段にて入力する各種設定値やセットアップ時大気圧
やセットアップ時大気温度を記憶する記憶手段と、記憶
した計測管長さや液体密度などやセットアップ時大気圧
やセットアップ時大気温度と液位計測管内外の差圧と廃
液槽内の液体の温度を受けて廃液槽の液位を温度補正を
行い演算する液位演算手段と、演算した廃液槽の液位や
記憶した危険水位やポンプ運転水位などに基づき適数台
の排水ポンプを運転制御するポンプ制御手段とで液面コ
ントローラを構成し、又は、前記液位計測管と、前記差
圧センサと、前記温度補正計測管と、前記温度補正圧力
センサと、前記操作入力手段と、操作入力手段にて入力
する各種設定値やセットアップ時大気圧を記憶する記憶
手段と、記憶したセットアップ時大気圧と温度補正圧力
センサが検出する温度補正計測管内の圧力とを受けて液
位計測管内大気の平均温度に相当する温度補正計測管内
大気の平均温度を演算し、記憶した計測管長さや液体密
度などやセットアップ時大気圧やセットアップ時大気温
度と演算した補正温度と差圧センサが検出する液位計測
管内外の差圧とを受けて廃液槽の液位を温度補正を行い
演算する液位演算手段と、演算した廃液槽の液位や記憶
した危険水位やポンプ運転水位などに基づき適数台の排
水ポンプを運転制御するポンプ制御手段などで液面コン
トローラを構成すると、各種産業用や公共事業用の設備
の廃液槽の液位管理などにおいて、前記同様に計測管の
直径には依存せず、長さのみに依存しているので、廃液
槽内の液体に含まれる油分や固形物に影響されない大き
めの内径とすることが出来、また別途気体の供給源を必
要とせず、耐環境性や高耐久性を備え、液体の悪影響を
受けることなく温度補正演算を行い更に正しく測定し、
この廃液槽の液位を受けて廃液を廃液槽外へ排出し所定
の液位の範囲になるよう適数台の排水ポンプを運転制御
することが出来るより効果的な液面コントローラが提供
出来る。
【0031】更に、前記液位計測管および温度補正計測
管の上面に開閉弁を備えた内圧調整用導管を設け、液位
計測管下部の0位置を液位計測管の最下端より所定寸法
だけ上の位置に設けて閉じ込め部を形成し、0位置を廃
液槽の液面まで没入させた時点で内圧調整用導管の開閉
弁にて液位計測管内および温度補正計測管内をセットア
ップ時大気圧としてから両方共開閉弁を閉じ、液位計測
管は上端を閉じられ大気を閉じ込めたまま液位の基準位
置に0位置が達するよう液位計測管を廃液槽の液体内に
没入し、差圧センサにて液位計測管内と大気の差圧を測
定するものとしたから、液位計測管を液体内に没入させ
る時の衝撃や、温度上昇による液位計測管内に閉じ込め
た大気の膨張等により液位計測管の下端から気泡が漏れ
ることがないようになり、廃液槽の液位をより正確に測
定出来る差圧式液位測定装置又は液面コントローラが提
供出来る。
【0032】また更に、前記液位計測管および温度補正
計測管の上面に設けた計測用導管を夫々液位計測管およ
び温度補正計測管の圧力を伝達する圧力伝達パイプとす
ると、廃液槽近傍が爆発危険場所であっても、差圧セン
サや温度補正センサーやコントローラなどを非爆発危険
場所に設置することが出来るので、安全な場所で測定出
来、安全性が向上するとともに、差圧センサや温度補正
センサーやコントローラの劣化防止と保守の容易さ向上
が図れる差圧式液位測定装置又は液面コントローラが提
供出来る。
【0033】又は更に、演算された廃液槽の液位が設定
最低液位より低くなると低液位警報を出し、演算された
廃液槽の液面高さが設定最高液位より高くなると高液位
警報を出す警報手段と、前記廃液槽の液面高さや排水ポ
ンプの運転状況や警報手段が出す警報等を表示する表示
手段とを加えると、廃液槽の監視者が運転状況や異常液
位を把握出来、安全性の向上が図れる液面コントローラ
が提供出来る。
【0034】更にまた、前記各コントローラに廃液槽の
液位をアナログやデジタル信号に変換して通信する通信
手段を設けると、各種産業用や公共事業用の設備の廃液
槽の遠方管理・監視・システム制御などを行うことが出
来る液面コントローラが提供出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を施した液面コントローラを
備えた廃液管理システムの構成図である。
【図2】同液面コントローラの実施の形態1又は4に係
る制御ブロック図である。
【図3】同じく実施の形態2又は5に係る制御ブロック
図である。
【図4】同じく実施の形態1又は4に係るフローチャー
トである。
【図5】同じく実施の形態2又は5に係るフローチャー
トである。
【図6】従来の液位計測管内外の差圧を基に温度補正無
しで演算した液位を示すグラフである。
【符号の説明】 1 廃液槽 2 液体 3 液位計測管 4 温度検出手段 5 温度補正計測管 6 計測用導管 7 内圧調整用導管 8 差圧センサ 9 温度補正圧力センサ 10、101 コントローラ 11 排水ポンプ 12 操作入力手段 13 記憶手段 14 液位演算手段 15 ポンプ制御手段 16 警報手段 17 表示手段 18 通信手段 A 液位の基準位置 B 計測用導管の0位置 L 計測管長 ρ 液体密度 P 圧力 P0 セットアップ時大気圧 T 温度 T0 セットアップ時大気温度 ha 液位 hal〜hah 液位の範囲 hdl 危険低液位 hdh 危険高液位 hst ポンプ運転開始液位 hsp ポンプ運転停止液位 Hl 低液位警報 Hh 高液位警報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F014 AA04 AA16 AA17 BA03 GA01 5H309 AA01 AA07 BB01 CC09 DD02 DD04 DD27 EE05 FF17 GG03 JJ02 JJ10

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廃液を溜める廃液槽などの底近傍に予め
    設定した液位の基準位置に下部の0位置が達するよう液
    体内に没入自在に配置し且つ耐環境材料を用い上端を閉
    じ下端開放の筒状管からなる液位計測管と、この液位計
    測管の上面に設けた計測用導管を介して連設され液位計
    測管内と大気圧との差圧(以下液位計測管内外の差圧と
    記す)を検出する差圧センサと、セットアップ時大気温
    度や廃液槽内の液体の温度を検出する温度検出手段と、
    何らかの手段で求めたセットアップ時大気圧と液位計測
    管内外の差圧と温度検出手段が検出するセットアップ時
    大気温度や廃液槽内の液体の温度や予め設定された計測
    管長さや廃液密度など各種設定を受けて廃液槽の液位を
    温度補正を行い演算する液位演算手段とを備え、液位計
    測管内外の差圧や液体の温度を検出することにより液体
    の悪影響を受けることなく廃液槽の液位を温度補正演算
    を行い正しく測定することが出来るものとしたことを特
    徴とする補正演算機能を付加した差圧式液位測定装置。
  2. 【請求項2】 前記液位計測管と、前記差圧センサと、
    上下端とも閉じ筒状に形成され液位計測管最近傍に垂直
    並行に配置し液体内に没入自在の温度補正計測管と、こ
    の温度補正計測管の上面に設けた計測用導管を介して連
    設され温度補正計測管内の圧力を検出する温度補正圧力
    センサと、温度補正圧力センサが検出し入力されるセッ
    トアップ時大気圧と温度補正計測管内の圧力とを受けて
    液位計測管内大気の平均温度に相当する温度補正計測管
    内大気の平均温度を換算し、セットアップ時大気圧と液
    位計測管内外の差圧と予め設定された計測管長さや廃液
    密度など各種設定を受けて廃液槽の液位を温度補正を行
    い演算する液位演算手段とを備え、液位計測管内外の差
    圧や温度補正計測管内の圧力を検出することにより液体
    の悪影響を受けることなく廃液槽の液位を温度補正演算
    を行い正しく測定することが出来るものとしたことを特
    徴とする補正演算機能を付加した差圧式液位測定装置。
  3. 【請求項3】 前記液位計測管と、前記差圧センサとを
    備え、予め各種設定を行ったり運転操作入力を行う操作
    入力手段と、この操作入力手段にて入力する各種設定値
    や何らかの手段で求めたセットアップ時大気圧を記憶す
    る記憶手段と、この記憶手段が記憶した計測管長さや廃
    液密度など各種設定値やセットアップ時大気圧と前記差
    圧センサが検出し入力される液位計測管内外の差圧とを
    受けて廃液槽の液位を演算する液位演算手段と、この液
    位演算手段が演算した液位や記憶手段が記憶した危険水
    位やポンプ運転水位など各種設定値に基づき適数台の排
    水ポンプを運転制御するポンプ制御手段などでコントロ
    ーラを構成し、前記液位計測管内外の差圧を検出するこ
    とにより液体の悪影響を受けることなく廃液槽の液位を
    測定し、この廃液槽の液位を受けて廃液を廃液槽外へ排
    出し所定の液位の範囲になるよう適数台の排水ポンプを
    運転制御するものとしたことを特徴とする液面コントロ
    ーラ。
  4. 【請求項4】 前記液位計測管と、前記差圧センサと、
    前記温度検出手段とを備え、予め設定された各種設定及
    び運転操作入力を行う操作入力手段と、この操作入力手
    段にて入力する各種設定値や何らかの手段で求めたセッ
    トアップ時大気圧や前記温度検出手段が検出し入力され
    るセットアップ時大気温度を記憶する記憶手段と、この
    記憶手段が記憶した計測管長さや液体密度など各種設定
    値やセットアップ時大気圧やセットアップ時大気温度と
    差圧センサが検出し入力される液位計測管内外の差圧と
    温度検出手段が検出し入力される廃液槽内の液体の温度
    を受けて廃液槽の液位を温度補正を行い演算する液位演
    算手段と、この演算手段が演算した廃液槽の液位や記憶
    手段が記憶した危険水位やポンプ運転水位など各種設定
    値に基づき適数台の排水ポンプを運転制御するポンプ制
    御手段などで構成したコントローラとからなり、前記液
    位計測管内外の差圧や液体の温度を検出することにより
    液体の悪影響を受けることなく廃液槽の液位を温度補正
    演算を行い正しく測定し、この廃液槽の液位を受けて廃
    液を廃液槽外へ排出し所定の液位の範囲になるよう適数
    台の排水ポンプを運転制御するものとしたことを特徴と
    する液面コントローラ。
  5. 【請求項5】 前記液位計測管と、前記差圧センサと、
    前記温度補正計測管と、前記温度補正圧力センサとを備
    え、予め設定された各種設定及び運転操作入力を行う操
    作入力手段と、この操作入力手段にて入力する各種設定
    値や前記温度補正圧力センサが検出し入力されるセット
    アップ時大気圧を記憶する記憶手段と、この記憶手段が
    記憶したセットアップ時大気圧と前記温度補正圧力セン
    サが検出し入力される温度補正計測管内の圧力とを受け
    て液位計測管内大気の平均温度に相当する温度補正計測
    管内大気の平均温度を換算し、記憶手段が記憶した予め
    設定された計測管長さや廃液密度など各種設定値やセッ
    トアップ時大気圧と前記差圧センサが検出し入力される
    液位計測管内外の差圧とを受けて廃液槽の液位を温度補
    正を行い演算する液位演算手段と、この液位演算手段が
    演算した廃液槽の液位に基づき適数台の排水ポンプを運
    転制御するポンプ制御手段などで構成したコントローラ
    とからなり、前記液位計測管内外の差圧や温度補正計測
    管内の圧力を検出することにより液体の悪影響を受ける
    ことなく廃液槽の液位を温度補正演算を行い正しく測定
    し、この廃液槽の液位を受けて廃液を廃液槽外へ排出し
    所定の液位の範囲になるよう適数台の排水ポンプを運転
    制御するものとしたことを特徴とする液面コントロー
    ラ。
  6. 【請求項6】 前記液位計測管および温度補正計測管の
    上面に開閉弁を備えた内圧調整用導管を設け、液位計測
    管下部の前記0位置を液位計測管の最下端より所定寸法
    だけ上の位置に設けて閉じ込め部を形成し、この液位計
    測管下部の0位置を廃液槽の液面まで没入させた時点で
    内圧調整用導管の開閉弁にて液位計測管内および温度補
    正計測管内をセットアップ時大気圧としてから両方共開
    閉弁を閉じ、液位計測管は上端を閉じられることにより
    0位置の下方の閉じ込め部に液体を導入して閉じ込め、
    液位計測管内に大気を充満したまま前記液位の基準位置
    に0位置が達するよう液位計測管を垂直に廃液槽の液体
    内に没入し、前記温度補正圧力センサにて液位計測管内
    と大気の差圧を測定するものとし、液位計測管を液体内
    に没入させる時の衝撃や、温度上昇による液位計測管内
    に閉じ込めた大気の膨張等により液位計測管の下端から
    気泡が漏れることがないようにし、廃液槽の液位をより
    正確に測定出来るものとした請求項1又は2記載の差圧
    式液位測定装置又は請求項3、4または5記載の液面コ
    ントローラ。
  7. 【請求項7】 前記液位計測管および温度補正計測管の
    上面に設けた計測用導管は夫々液位計測管および温度補
    正計測管の圧力を伝達する圧力伝達パイプとし、前記廃
    液槽近傍が爆発危険場所であっても、前記差圧センサー
    や温度補正センサーや前記コントローラなどを非爆発危
    険場所に設置し、安全な場所で測定出来るとともに、差
    圧センサーや温度補正センサーやコントローラの劣化防
    止と保守の容易さ向上が図れるものとした請求項1、2
    又は6記載の差圧式液位測定装置又は請求項3、4、5
    または6記載の液面コントローラ。
  8. 【請求項8】 演算された廃液槽の液位が設定最低液位
    より低くなると低液位警報を出し、演算された廃液槽の
    液位が設定最高液位より高くなると高液位警報を出す警
    報手段と、前記廃液槽の液位や排水ポンプの運転状況や
    警報手段が出す警報等を表示する表示手段とを加えて備
    えたことを特徴とする請求項3、4、5、6または7記
    載の液面コントローラ。
  9. 【請求項9】 前記コントローラに廃液槽の液位を遠方
    管理・監視・システム制御などの目的でアナログやデジ
    タル信号に変換して通信する通信手段を設けた請求項
    3、4、5、6、または8記載の液面コントローラ。
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