JP2003081271A - ボトル用トレー - Google Patents

ボトル用トレー

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JP2003081271A
JP2003081271A JP2001270741A JP2001270741A JP2003081271A JP 2003081271 A JP2003081271 A JP 2003081271A JP 2001270741 A JP2001270741 A JP 2001270741A JP 2001270741 A JP2001270741 A JP 2001270741A JP 2003081271 A JP2003081271 A JP 2003081271A
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伊佐男 井上
Tokuaki Hara
徳昭 原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外径及び形状が異なるボトルを収納すること
ができず、また、ボトルを収納したトレーを容易に安定
した状態で段積みすることができなかった。 【解決手段】 平面方形状の底板上にボトル底部を嵌入
するボトル底部の嵌合部を形成してなるボトル用トレー
において、前記嵌合部が略菱形凸部と略三角形凸部とか
らなる中空状凸部の下端部にそれぞれ水平方向に段部を
設けて、段部の上面を角形凹部とし、段部の内側を円形
凹部とした段状の嵌合部であって、底板下面には前記嵌
合部の略中心に対応させてボトル頭部を挿入する円環リ
ブを設け、底板の外周縁には底板よりも下方に突出した
側壁板を設け、少なくとも底板の周縁部に設けた凸部の
外面に前記側壁板が嵌合する段部を設けてなることを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ジュース、清涼
飲料、コーヒー、紅茶等を充填したボトル、ペットボト
ル等のボトル類を保管、運搬したり、陳列する際に使用
するボトル用トレーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ジュース、清涼飲料、コーヒー、
紅茶等はボトル、ペットボトル等のボトル類に充填され
て流通している。これらのボトル類には、主として、容
量が1.5リットルや2.0リットルのものが使用され
ており、サイズも形状も異なる。胴部の形状は、1.5
リットルのものは円形であり、2.0リットルのものは
角形のものが多く使用されている。これらのボトル類を
保管、運搬したり、陳列する際には、パレット形式のボ
トル用トレーが用いられる。
【0003】これらのボトル用トレーは、例えば、実公
平5−18264号公報記載の「ボトル用パレット」及
び実開平3−45866号公報記載の「スタック可能な
ボトルトレー」のように、上面側に設けた嵌合部に下段
のボトル(ペットボトル)の底部を嵌合して直立整列さ
せるとともに、この直立したペットボトルの上部に別の
ボトル用パレットを載せて、下面側に設けた嵌合部にペ
ットボトルの上部を嵌合させることによって積み重ねる
ようにしたものである。
【0004】しかしながら、上記公知のボトル用パレッ
トは、一種類の大きさのものだけしか収納できないか
ら、ボトルの種類だけ用意しなければならないという問
題がある。また、上記公知のスタック可能なボトルトレ
ーは、形状が異なる数種類のボトルを収納することがで
きるものの、外径の小さいボトルを収納することはでき
ない。また、ボトル底部を嵌合する受容部の形状が複雑
で、収納する際に嵌合させ難いという問題がある。
【0005】形状の異なるボトルを混ぜ合わせて収納可
能としたボトル用トレーには、特開2000−8064
6号公報記載のボトル体陳列用容器がある。この容器
は、容器上面にボトル底部が嵌入する凹部を複数設け、
前記凹部は、胴外径が円形ボトルの胴部の半周面が接す
る湾曲した壁面部と、胴外径が角形ボトルの胴部の少な
くとも二つの角部が接する壁面部とを配して形成し、嵌
入位置に保持しようとするものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記構成のボトル体陳
列用容器は、形状の異なるボトルを嵌入できるものの、
ボトルを嵌入する凹部において円形ボトルの中心と角形
ボトルの中心とがずれることになる。従って、垂直方向
に段積みした場合には、荷重の中心がずれることにな
り、不安定な状態となる。また、ボトルを嵌入する際の
ケーサー(充填機)のピッチがボトルの大きさによって
決まっているので、ボトルを嵌入する凹部におけるボト
ルの中心がずれると、ケーサーのピッチと一致しないこ
とになる。凹部におけるボトルのピッチとケーサーのピ
ッチが一致しないと、凹部の上端開口部が干渉してスム
ーズな充填ができない。
【0007】この発明は、かかる現況に鑑みてなされた
もので、外径及び形状が異なる数種類のボトルを嵌入す
ることができるとともに、安定した状態で段積みするこ
とができるボトル用トレーを提供することを目的とする
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために次のような構成とした。即ち、この発明に
係るボトル用トレーは、平面方形状の底板上にボトル底
部を嵌入するボトル底部の嵌合部を形成してなるボトル
用トレーにおいて、前記嵌合部が略菱形凸部と略三角形
凸部とからなる中空状凸部の下端部にそれぞれ水平方向
に段部を設けて、段部の上面を角形凹部とし、段部の内
側を円形凹部とした段状の嵌合部であって、底板下面に
は前記嵌合部の略中心に対応させてボトル頭部を挿入す
る円環リブを設け、底板の外周縁には底板よりも下方に
突出した側壁板を設け、少なくとも底板の周縁部に設け
た中空状凸部の外面に前記側壁板が嵌合する段部を設け
てなることを特徴とする。前記中空状凸部の下端部に設
けた段部の先端同士は離れて一定の間隔を有しており、
段部の側面が円形凹部を形成し、前記中空状凸部の各先
端に仕切壁を連設してもよい。また、前記中空状凸部の
下端部に設けた段部の先端を連結して全体が一体の段部
に形成し、段部の中に同一ピッチで円形凹部を形成し、
前記中空状凸部の先端に仕切壁を連設してもよい。中空
状凸部の先端に連設した仕切壁は離れていてもよいし、
互いに連結していてもよい。また、少なくとも一方に平
行な仕切壁は、中空状凸部の上部において連結してお
り、前記仕切壁の下方には底板の下面に開口する空隙が
形成されている構成としてもよい。
【0009】また、この発明に係るボトル用トレーは、
平面方形状の底板上にボトル底部を嵌入するボトル底部
の嵌合部を形成してなるボトル用トレーにおいて、前記
嵌合部が略菱形凸部と略三角形凸部とからなる中空状凸
部によって囲まれた角形凹部と、底板を凹ませて形成し
た円形凹部とからなる嵌合部であって、前記円形凹部の
下面には円形凹部の略中心に対応させてボトル頭部を挿
入する円環リブを設け、底板の外周縁には底板よりも下
方に突出した側壁板を設け、底板の周縁部に設けた凸部
の外面に前記側壁板が嵌合する段部を設けてなることを
特徴とする。前記略菱形凸部と略三角形凸部の先端に
は、仕切壁を連設することが好ましい。また、前記略菱
形凸部と略三角形凸部の先端に連設された仕切壁は離れ
ていてもよいし、一体に連結していてもよい。前記円形
凹部の底面には透孔を設けることが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、図示する実施形態につい
て詳細に説明する。ボトル用トレー1は、平面略方形状
を呈しており、底板3の上面にボトルを嵌入する嵌合部
5を設けてなる。前記嵌合部5は、角形凹部5aと前記
角形凹部5aよりも小さい円形凹部5bとからなる。ボ
トル用トレー1は、嵌合部5を長手方向Xに3列、短手
方向Yに4列設け、計12本のボトルを嵌入できるよう
に形成されている。前記嵌合部5は、底板3の内側に配
設される略菱形凸部7aと、底板3の側端縁に配設され
る略三角形凸部7bと、底板3の四隅に配設される略三
角形凸部7cとをボトルを囲むように配設することによ
って形成される。
【0011】即ち、嵌合部5は、仕切壁を設けた場合に
その仕切壁が交差する位置に中空状凸部7を立設するこ
とによって形成される。前記嵌合部5の中心には、ゴミ
の溜まりを防止し、洗浄時の水切りをよくするための透
孔9が穿設されている。また、底板3の下面には、ボト
ルの頭部を挿入する円環リブ10が設けられている。前
記円環リブ10は、透孔9の中心とほぼ同心であって、
縦横に設けた補強リブ11によって連結されている。
【0012】さらに詳述すると、前記菱形凸部7aは、
下端部に水平方向に突出した平面略菱形状の段部71a
を備えており、全体として段付き菱形凸部の形状をなし
ている。前記段部71aの上面において角形凹部5aを
形成し、前記段部71aの側面が湾曲することによって
円形凹部5bを形成している。前記菱形凸部7aの側面
と段部71aの円形の一部をなす側面は、ボトルが嵌入
し易いように僅かに傾斜面に形成するのが好ましい。ボ
トル用トレー1の短手方向Yでは、菱形凸部7aの先端
部を前記段部71aの先端まで延長して突出中空部71
bを形成している。ボトル用トレー1の長手方向Xで
は、菱形凸部7aの先端部は延長されることなく、前記
段部71aの上面が表れている。
【0013】前記菱形凸部7aの側面が、嵌入した角形
ボトルの周面の角部に接し、段部71aの側面が嵌入し
た円形ボトルの周面に接し、それぞれボトルの移動を規
制することによって嵌入状態を保持するように構成され
ている。菱形凸部7a同士は、高さの低い仕切壁13、
14によって連結されている。仕切壁13は、底板3上
に立設されて前記突出中空部71bの先端を連結してい
る。一方、仕切壁14は、中央部分は底板3に立設され
ているが、先端部は段部71a上において菱形凸部7a
の先端部と連結している。前記構成から明らかなよう
に、前記角形凹部5aの内面形状は、平面長方形状に形
成されている。
【0014】次に、略三角形凸部7bは、底板3の側端
縁部に、その先端部を内向きにして配設されている。略
三角形凸部7bは、下端部の内側面に水平方向に突出し
た段部72aを備えており、全体として段付き三角形凸
部の形状をなしている。前記段部72aの嵌合部5に面
する側面は、円形の一部をなすように湾曲している。前
記三角形凸部7bの側面と段部72aの円形の一部をな
す側面は、ボトルが嵌入し易いように僅かに傾斜面に形
成することが好ましい。
【0015】底板3の長手方向Xに配設された略三角形
凸部7bの先端は、前記段部72aの先端まで延長して
突出中空部72bを形成している。前記三角形凸部7b
の突出中空部72bと菱形凸部7aの突出中空部71b
とは、底板3上に立設した仕切壁13によって連結され
ており、底板3の側端縁に沿った先端部は高さの低い側
板17によって連結されている。
【0016】一方、底板3の短手方向Yに配設された略
三角形凸部7bの先端には、段部72aの先端まで延長
した突出中空部72cが形成されている。前記短手方向
Y側の三角形凸部7bの先端と菱形凸部7aの先端と
は、仕切壁14によって連結されているが、三角形凸部
7bの底板3の側端縁に沿った突出中空部72c同士
は、側壁19によって連結されている。
【0017】また、底板3の四隅に配設された略三角形
凸部7cは、下端部の内側面に水平方向に突出した段部
73aを備えており、全体として段付き三角形凸部の形
状をなしている。前記段部73aの嵌合部5に面する側
面は、湾曲して円形の一部をなしている。前記三角形凸
部7cの内面と段部73aの円形の一部をなす側面は、
ボトルが嵌入し易いように僅かに傾斜面に形成すること
が好ましい。
【0018】略三角形凸部7cの先端のうち、底板3の
短手方向Yの先端は、前記段部73aの先端まで延長し
て突出中空部73bを形成している。前記三角形凸部7
cの突出中空部73bと略三角形凸部7bの突出中空部
72cとは、底板3上に立設した側壁19によって連結
されており、長手方向Xの先端は高さの低い側板17に
よって連結されている。
【0019】さらに、前記三角形凸部7b,7cの外面
側と側板17,19の外面側に下向きの側板20が設け
られており、側板の上面は、ボトル用トレー同士を積み
重ねたとき下段のボトル用トレー1の三角形凸部7b,
7cと側板17,19が嵌合するように段部21が形成
されている。前記側板20の短手方向Yには、手を差し
込むための切欠23が設けられている。
【0020】ボトル用トレー1の下面は、上面形状とは
反対に、中空状凸部の部分は中空状凹部となっているも
のであり、従って、中空状凸部の下面は開口している。
また、底板3の下面には、透孔9とほぼ同心とした円環
リブ10が下向きに突設されている。ボトルの頭部を挿
入する円環リブ10が設けられている。前記円環リブ1
0は、下段のボトル用トレーの嵌合部5にボトルを嵌入
して上段のボトル用トレー1を積み重ねたときに、下段
のボトルの頭部が挿入されるように形成されている。前
記円環リブ10は、縦横に設けた補強リブ11によって
連結されている。補強リブ11は、側板20とほぼ同じ
高さに形成されており、底板3及び側板20の変形を防
止し、トレー全体のねじれに対する強度を増大させるこ
とになる。
【0021】尚、前記実施形態では、円環リブ10は、
すべてのボトルに対応するように設けられているが、適
宜の箇所の円環リブ10を省略することができる。ま
た、円環リブ10の大きさは、複数種類のボトルのう
ち、一番大きいボトルの頭部に合わせて形成すればよ
い。また、上記実施形態において、仕切壁13、14及
び側壁17,19は適宜省略することが可能である。ま
た、前記仕切壁13、14及び側壁17,19は、略菱
形凸部7aと略三角形凸部7bと略三角形凸部7cとを
連結することなく、後述する第3実施形態のように、互
いに間隔を有するように突設してもよい。
【0022】次に、図6及び図7に基づいて、この発明
の第2実施形態を説明する。この実施形態は、前記第1
実施形態と段部及び仕切壁の構造が異なる。異なる部分
についてのみ説明し、共通する部分については同一の符
号を付してその説明は省略する。第1実施形態における
菱形凸部7aの上面に水抜き用小孔27を穿設し、段部
の先端部を一体に連結し、仕切壁13aは中空状凸部7
1bの上部において連結している。
【0023】さらに詳述すると、段部74aは、第1実
施形態における段部71a、72a、73aの先端部を
対向面において連結して一体化されたもので、円形凹部
5bの側面はボトルが嵌入し易いように僅かに傾斜面に
形成されている。また、円形凹部5bの側面は、仕切壁
13aの下方において一部が切り欠かれている。仕切壁
13aは、略菱形凸部7aの突出中空部71b同士、ま
たは突出中空部71bと略三角形凸部7bの中空突出部
72bとをその上端部において連結し、下方には下面に
開口する空隙25が設けられている。
【0024】従って、仕切壁13aの下面には、トレー
1の長手方向Xに連通する透孔29が形成されることに
なる。尚、仕切壁13aは、第1実施形態と同様に、底
板3上に設け、空隙25を省略してもよい。この場合に
は、トレー1の底面に設けられる補強リブのうち長手方
向Xの補強リブの高さを短手方向Yの補強リブの高さよ
りも低く形成することが好ましい。
【0025】次に、図8及び図9に基づいて、この発明
の第3実施形態について説明する。この実施形態では、
嵌合部は、底板の上面に略菱形凸部と略三角形凸部をボ
トルを囲むように配設することによって形成されている
角形凹部と、底板を凹ませて形成した円形凹部とから構
成されている。
【0026】ボトル用トレー30は、平面略方形状を呈
しており、底板31の上面にボトルを嵌入する嵌合部3
3を設けてなる。前記嵌合部33は、長手方向Xに3
列、短手方向Yに4列それぞれ同一ピッチで設けられて
おり、角形凹部33aと前記角形凹部33aの底面に形
成される円形凹部33bとからなる。前記嵌合部33
は、底板31の内部に配設される略菱形凸部35aと、
底板31の側端縁に配設される略三角形凸部35bと、
底板31の四隅に配設される略三角形凸部35cとをボ
トルを囲むように配設することによって形成される。
【0027】即ち、嵌合部33は、仕切壁を設けた場合
にその仕切壁が交差する位置に前記凸部を立設すること
によって形成される。前記4つの中空状凸部35a、3
5b、35cで囲まれて形成される嵌合部33は、縦横
に同一ピッチで形成されており、角形凹部33aと円形
凹部33bとはほぼ同心に形成される。
【0028】前記略菱形凸部35aは、下部が底板31
の下面に開口部36を有する中空状体であって、上面に
透孔37が穿設されている。略菱形凸部35aの角は底
板31の側端を向いており、仕切壁39が連設されてい
る。また、前記略三角形凸部35bは、下部が底板31
の下面に開口部40を有する中空状体であって、上面に
透孔41が穿設されている。略三角形凸部35bの1つ
の面が底板31の側端と同一面であって、角の先端には
仕切壁43が連設されている。また、四隅に配設される
前記略三角形凸部35cは、下部が底板31の下面に開
口部45を有する中空状体であって、1つの角が底板3
1の角と一致している。底板の側端と同一面の角の先端
には、仕切壁47が連設されている。
【0029】これらの略菱形凸部35aと仕切壁39、
略三角形凸部35bと仕切壁43、及び、略三角形凸部
35cと仕切壁47でそれぞれ囲まれて底板31上に角
形凹部33aが形成される。前記仕切壁が嵌入した角形
ボトルの周面に接し、それぞれボトルの移動を規制する
ことによって嵌入状態を保持する。
【0030】円形凹部33bは、底板31を円形状に凹
ませて形成されており、底面には中心に透孔50、周縁
に沿って4つの略台形透孔51が穿設されている。従っ
て、円形凹部33bの底面は円形底面と十字状に延びた
帯状底面によって形成されている。前記円形底面の下面
には、円環リブ53が設けられており、前記円環リブ5
3は、補強リブ55によって連結されている。前記補強
リブ55は、十字状に延びた帯状底面の下面に設けられ
ている。
【0031】底板31の周側端にはほぼ垂直な側板60
が設けられている。底板31は側板60の中間位置に連
結している。従って、側板60の上端は底板31の上面
よりも上方に突出しており、下端は底板31の下面より
も下方に突出している。側端縁に設けた略三角形凸部3
5bと仕切壁43、及び四隅に設けた略三角形凸部35
cと仕切壁47のそれぞれの外側面には、側板60が嵌
合する段部61が設けられている。
【0032】さらに、四隅の円環リブ53には、底板3
1の角部に向かう略U字状補強リブ57が設けられてい
る。前記補強リブ57の高さは、円環リブと同一の高さ
に形成されている。一方、補強リブ55は円環リブより
も低いが、周側壁60よりも下方に突出して形成されて
いる。前記円環リブ53は、下段のボトル用トレーの嵌
合部33にボトルを嵌入して上段にボトル用トレー30
を積み重ねたときに、下段のボトルの頭部が挿入される
ように形成されている。
【0033】上記実施形態では、仕切壁39,43,4
7は連結することなく間隔をあけて対向するように形成
したが、互いに対向する先端を連結して一体に形成して
もよい。この場合には、ボトル用トレー同士を積み重ね
たとき、補強リブ55が当接する仕切壁39,43,4
7の各部分には補強リブ55が入り込む切欠を設ければ
よい。
【0034】尚、前記円環リブ53は補強リブ55より
も下方に突出する高さに形成したが、補強リブ55及び
57とともにそれぞれ同一の高さに形成してもよい。ま
た、円環リブ53は、すべてのボトルに対応するように
設けられているが、適宜の箇所の円環リブ53を省略す
ることができる。また、側板60は、上面を底板31の
上面と同一面とし、下面のみを底板31よりも下方に突
出させる構成としてもよい。円環リブ53の大きさは、
複数種類のボトルのうち、一番大きいボトルの頭部に合
わせて形成することは当然である。
【0035】下段のボトル用トレーの各嵌合部33にボ
トルを嵌入して、その上に別のボトル用トレーを積み重
ねると、上段のトレーの下面に設けた円環リブ53に下
段のボトル頭部を挿入することによって安定した状態で
次々と積み重ねることができる。また、空のボトル用ト
レーを回収し保管する場合には、円環リブを下段のトレ
ーの嵌合部33内に挿入し、略菱形凸部35aと仕切壁
39、略三角形凸部35bと仕切壁43、及び、略三角
形凸部35cと仕切壁47は側板60内に嵌合するの
で、滑り落ちることがなく安定した状態で積み重ねるこ
とができる。
【0036】
【発明の効果】この発明にかかるボトル用トレーによれ
ば、ボトルを嵌入する嵌合部は、円形凹部と角形凹部と
を段状に形成したから、複数種類のボトルを嵌入するこ
とができるばかりでなく、前記円形凹部と角形凹部は、
ほぼ同心に形成したから、複数種類のボトルを混在させ
ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態を示す上面斜視図であ
る。
【図2】同じく左半分は平面図、右半分は底面図であ
る。
【図3】ボトルの嵌入状態を仮想線で示した一部拡大平
面図である。
【図4】図2A−A線断面図である。
【図5】図2B−B線断面図である。
【図6】第2実施形態のトレーを示す上面斜視図であ
る。
【図7】同じく要部を示す部分拡大断面図である。
【図8】第3実施形態のトレーを示す上面斜視図であ
る。
【図9】同じく下面斜視図である。
【符号の説明】
1 ボトル用トレー 3 底板 5 嵌合部 5a 角形凹部 5b 円形凹部 7 中空状凸部 7a 菱形凸部 7b 略三角形凸部 7c 略三角形凸部 9 透孔 10 円環リブ 11 補強リブ 13,13a、14 仕切壁 17、19 側壁 20 側板 21 段部 23 切欠 25空隙 27 透孔 30 ボトル用トレー 31 底板 33 嵌合部 33a 角形凹部 33b 円形凹部 35 中空状凸部 35a 略菱形凸部 35b、35c 略三角形凸部 37 透孔 39 仕切壁 40 開口部 41 透孔 43 仕切壁 45 開口部 47 仕切壁 50 透孔 51 略台形状透孔 53 円環リブ 55 補強リブ 57 U字状補強リブ 60 側壁板 71a、72a 段部 71b、72b 突出中空部 74a 段部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E006 AA01 BA10 DB06 3E033 AA10 BA13 CA02 DA08 DD13 DE12 EA02 EA04 EA06 GA03

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面方形状の底板上にボトル底部を嵌入
    するボトル底部の嵌合部を形成してなるボトル用トレー
    において、前記嵌合部が略菱形凸部と略三角形凸部とか
    らなる中空状凸部の下端部にそれぞれ水平方向に段部を
    設けて、段部の上面を角形凹部とし、段部の内側を円形
    凹部とした段状の嵌合部であって、底板下面には前記嵌
    合部の略中心に対応させてボトル頭部を挿入する円環リ
    ブを設け、底板の外周縁には底板よりも下方に突出した
    側壁板を設け、少なくとも底板の周縁部に設けた凸部の
    外面に前記側壁板が嵌合する段部を設けてなることを特
    徴とするボトル用トレー。
  2. 【請求項2】 中空状凸部の下端部に設けた段部の先端
    同士は離れており、段部の側面が円形凹部を形成し、前
    記中空状凸部の先端に仕切壁を連設したことを特徴とす
    る請求項1に記載のボトル用トレー。
  3. 【請求項3】 中空状凸部の下端部に設けた段部の先端
    を連結して全体が一体の段部に形成し、段部の中に円形
    凹部を形成し、前記中空状凸部の先端に仕切壁を連設し
    たことを特徴とする請求項1に記載のボトル用トレー。
  4. 【請求項4】 中空状凸部の先端に連設した仕切壁は互
    いに連結していることを特徴とする請求項2又は3に記
    載のボトル用トレー。
  5. 【請求項5】 少なくとも一方に平行な仕切壁は、中空
    状凸部の上部において連結しており、前記仕切壁の下方
    には底板の下面に開口する空隙を形成したことを特徴と
    する請求項4に記載のボトル用トレー。
  6. 【請求項6】 平面方形状の底板上にボトル底部を嵌入
    するボトル底部の嵌合部を形成してなるボトル用トレー
    において、前記嵌合部が略菱形凸部と略三角形凸部とか
    らなる中空状凸部によって囲まれた角形凹部と、底板を
    凹ませて形成した円形凹部とからなる嵌合部であって、
    前記円形凹部の下面には円形凹部の略中心に対応させて
    ボトル頭部を挿入する円環リブを設け、底板の外周縁に
    は底板よりも下方に突出した側壁板を設け、底板の周縁
    部に設けた凸部の外面に前記側壁板が嵌合する段部を設
    けたことを特徴とするボトル用トレー。
  7. 【請求項7】 略菱形凸部と略三角形凸部の先端に仕切
    壁を連設したことを特徴とする請求項6記載のボトル用
    トレー。
  8. 【請求項8】 略菱形凸部と略三角形凸部の先端に連設
    された仕切壁は離れていることを特徴とする請求項7記
    載のボトル用トレー。
  9. 【請求項9】 略菱形凸部と略三角形凸部の先端に連設
    された仕切壁は一体に連結していることを特徴とする請
    求項7記載のボトル用トレー。
  10. 【請求項10】 円形凹部の底面に透孔を設けたことを
    特徴とする請求項6〜9のいずれか1項に記載のボトル
    用トレー。
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