JP2003076639A - データ表示指示方法 - Google Patents

データ表示指示方法

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JP2003076639A
JP2003076639A JP2001267777A JP2001267777A JP2003076639A JP 2003076639 A JP2003076639 A JP 2003076639A JP 2001267777 A JP2001267777 A JP 2001267777A JP 2001267777 A JP2001267777 A JP 2001267777A JP 2003076639 A JP2003076639 A JP 2003076639A
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JP2001267777A
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English (en)
Inventor
Motoyuki Kobayashi
元之 小林
Nagakazu Kaneko
修和 金子
Takeshi Imanaka
今中  武
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の電子掲示板での討論では、意見がどのよ
うな立場でなされているのかがわかりにくかった。一の
賛成意見に対する反論が複数続く場合や、一の賛成意見
に対する賛成意見が複数続く場合などがあり、意見を述
べる立場に関して表示に規則性が無かった。 【解決手段】電子掲示板に掲載すべき意見などのデータ
をその意見を掲載する者の属性値と関連付ける。そし
て、その属性値に応じて電子掲示板などでの表示を視覚
的に明示するようにする。なお、「属性値」とは、その
意見を掲載しようとする者の属性を示す値である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は電子的に書き込ま
れたデータを書き込みをした者の有する属性に応じて表
示、出力するデータ表示、出力方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電子的に書き込まれたデータを表示する
手法として良く利用されるものに電子掲示板がある。
【0003】「電子掲示板」とは、インターネット上の
ウエブサイトに文字情報などのデータを送信し、送信し
た文字情報を、そのウエブサイト上で第三者に閲覧可能
とするものである。即ち、文字情報を電子掲示板に書き
込み閲覧可能とすることを行う。
【0004】電子掲示板の目的は種々のものがある。例
えば、特定の趣味を共通とする者が、その趣味に関して
他人に情報発信をすることを目的とする電子掲示板や、
特定のテーマに関して興味をもつ者が意見を戦わし、ウ
エブ上で討論を行うことを目的とする電子掲示板もあ
る。
【0005】電子掲示板を利用した討論は、その意見の
書き込みをした者のハンドルネーム(ウエブ上でその者
が名乗る仮名を言う。実名である場合もある。)と、書
き込まれた意見の内容がその書き込みを行った時間順に
表示される。その討論に参加する者は、ウエブ上で他の
参加者の意見を参照し、反対意見、賛成意見などを電子
掲示板に書き込むことで表明する。このような書き込み
を繰り返すことで、ウエブ上で意見の交換、討論が行わ
れる。
【0006】
【発明の解決しようとする課題】従来の電子掲示板での
討論では、意見と意見との対応をインデント(字下げ)
表示などを利用して示していた。したがって、意見と意
見とがどのように対応しているのかはわかった。しかし
ながら、従来の電子掲示板においては書き込まれた意見
はその書き込みを行った時間順に表示される場合が多
い。従って、一の賛成意見に対する反論が複数続く場合
や、一の賛成意見に対する賛成意見が複数続く場合など
があり、賛成や反対をしめす表示に規則性が無かった。
従って、電子掲示板に書き込まれた意見が賛成の立場に
立つのか、反対の立場に立つのか、一見して判断が困難
な場合もあった。即ち、電子掲示板に掲示される意見の
内容や、発言者の立場に基づいた規則性が無いと電子掲
示板が読みづらく、理解が困難になるという課題があっ
た。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、この課題を
解決するために、電子掲示板に掲載すべき意見などのデ
ータをその意見を掲載する者の属性値と関連付ける。そ
して、その属性値に応じて電子掲示板などでの表示を視
覚的に明示するようにする。なお、「属性値」とは、そ
の意見を掲載しようとする者の属性を示す値である。
【0008】
【発明の実施の形態】<<実施形態1>>以下に本発明
の実施の形態を説明する。
【0009】実施形態1は、データをその送信者の属性
に応じて表示指示することを特徴とするデータ表示方
法、データ表示装置である。
【0010】図1は、いわゆる討論を電子掲示板を利用
して行う本実施形態1の概念を説明する概念図である。
【0011】データ処理装置には、複数の端末が接続可
能とされていて、端末から討論に参加できるようになっ
ている。討論は、各端末から議題である「憲法は改正す
べきか」に対して自己の意見を表明する文書データをデ
ータ処理装置に送信することで進められる。送信された
文書データは、データ処理装置において表示され、各端
末から閲覧することができる。この表示は各端末から討
論に参加する各人の討論の議題に対する立場に応じてそ
の立場が明確となる形態で表示される。
【0012】例えば、議題「憲法は改正すべきか」に対
して憲法の改正に賛成の立場をとる山田氏と、逆に、反
対の立場をとる橋本氏の意見である文書データを表示す
る場合を見てみる。山田氏の意見は、「時代の流れに合
わせて改正はやむをえない。」というもので、これが山
田氏の端末からデータ処理装置に電子的に送信される。
すると、山田氏のその意見(文書データ)は、データ処
理装置によって、賛成派の立場をとるものの意見として
表示される。例えば、図にあるように山田氏の意見は、
表示画面の表のうち「Yes/Aグループ」の列に表示
される。一方、橋本氏の意見は、「憲法の理念は世界に
誇れるもの。変えるべきでない。」というもので、これ
が橋本氏の端末からデータ処理装置に電子的に送信され
る。すると、橋本氏のその意見(文書データ)は、デー
タ処理装置によって、反対派の立場をとるものの意見と
して表示される。例えば、図にあるように橋本氏の意見
は、表示画面のうち「No/Bグループ」の列に表示さ
れる。
【0013】このように表示すれば、それぞれの意見
が、それぞれの立場に応じて画面上に表示されるので一
見して意見の内容を理解しやすく便利である。
【0014】図2は、この実施形態1のデータ処理装置
の機能ブロックの一例を示す図である。
【0015】データ処理装置0200は、複数人からデ
ータを受け付け、蓄積するデータ処理装置であって、属
性値格納部0202と、データ受付部0201と、属性
値取得部0203と、データ蓄積部0204とを具備す
る。
【0016】「データ」とは、何らかの形で表示されう
る情報を含むデータをいう。例えば、文字データ、静止
画像データ、動画像データ、音声データ、その他、これ
らを表示するために付随的に利用される種々の制御デー
タなどをいう。また、文字データ、画像データ、音声デ
ータの種類は問わない。
【0017】「表示」とは、必ずしも視覚のみにうった
える動作にかぎられず、聴覚、によって知覚するための
動作も含む趣旨である。例えば、文書データを画面に映
し出すだけでなく、音声でも読み上げる場合や、賛成
派、反対派に応じて異なる音声(例えばファンファーレ
の音、鐘の音、テーマミュージックの音など)を画面に
映し出す前後に鳴らすことなどである。
【0018】「データ処理装置」は、この図ではクライ
アントである端末から文書データなどを公衆通信回線を
通じて受信することを想定しているが、必ずしもこれに
限定されない。例えば、テレビの討論番組会場で多数の
参加者の意見をステージ上のパネルに表示するのに利用
する場合には、専用の入出力端末とそのデータを処理す
るデータ処理装置からなるシステムが適している。一
方、討論の参加者が日本全国に点在しており、データ処
理装置では、全国の参加者の意見を表示する場合には、
データ処理装置と端末とは、インターネット回線などを
通じて通信する構成とする。この場合には、端末も汎用
的なインターネット端末とすればよい。データ処理装置
は例えば計算機であり、CPU、記憶装置、バス、入出
力装置、周辺装置などから構成される。
【0019】「属性値格納部」は、前記複数人のうちの
一人を識別する識別子と当該識別子で識別される人の属
性値を対応づけて格納している。
【0020】「属性値」とは、データを送信する人に割
り当てられた値をいう。例えば、一つの討論テーマに対
して賛成派、反対派を示す値であったり、積極派、消極
派を示す値であったり、三つの意見のうち、第一の意見
に賛成するか、第二の意見に賛成するか、第三の意見に
賛成するかを表す値であったり、一つの問題を重要と考
えるか、重要と考えないかを示す値であったりする。属
性値は例えば一つの討論中では不変であるのが通常であ
るが、途中で自己の考えを変えて賛成派から反対派へと
変更した場合には属性値が変化してもよい。
【0021】「格納」とはデータ処理装置に何らかの形
で記憶させておくことをいう。例えば、ハードディス
ク、半導体のRAMやROM、DVD、MD、FD、テ
ープなどの記憶装置に記憶させておき、所定の条件に従
って情報を引き出し可能としておくことをいう。
【0022】「識別子」とは、データ処理装置に対して
自己の意見を文書データなどとして送信し、データ処理
装置のデータ蓄積部などに蓄積する一人一人を識別する
ための符号をいう。識別子としては、各種の符号を利用
することができる。例えば、姓名、数字や英字や英数字
の羅列、固定電話番号、携帯電話番号、端末装置の識別
番号、国民基本台帳番号、電子メールアドレス(インタ
ーネット、パソコン通信、携帯電話、固定電話などの電
子メールに利用されるアドレスを含む)などを利用する
ことができる。
【0023】「識別子と当該識別子で識別される人の属
性値を対応づける」のは、例えば、その人が特定のテー
マの討論などにおいて、どの立場にあるかを明確にする
ためである。一定の関連付けがなされていることを言
う。例えば対にしてテーブル上に記憶されている状態な
どを言う。なお、属性値で識別するのは必ずしも討論に
おける立場を明確にするためのみに利用されるものでな
い。例えば、年齢、職歴、住所、性別、趣味、嗜好、身
体的特徴、家族構成、利用している商品、購入しようと
している商品、職業、資格などを示す情報であってもよ
い。また、賛成派、反対派の他に中立派があってもよ
い。属性値は、データ処理装置に送信すべきデータの表
示を理解しやすくしたり、見やすくしたり、整理しやす
くするために用いられる属性値であってもよい。この観
点からは、各種の属性を利用できる。
【0024】図3は、属性値格納部において、識別子と
当該識別子で識別される人の属性値とを対応づけて格納
している様子を示す概念図である。例えば、識別子「I
D001」には属性値として、「04」が対応づけられ
ている。ここで属性値の内容は属性値テーブルにて管理
されている。属性値テーブルで「04」という属性値に
対応する内容はテーマを「エネルギー問題」とする討論
において、「火力」、即ち火力発電をエネルギー問題の
解決のために推進すべきであるとの意見である。また、
識別子「ID02」は、属性値「02」に対応づけて格
納されているが、この属性値の内容を属性値テーブルで
確認すると、テーマを「憲法改正」とする討論において
反対との立場をとる意見である。このように、属性値格
納部においては、識別子と属性値とが対応づけられてい
る。また、対応づけは必ずしも一つのテーマに関しての
みならず、複数のテーマに関して対応づけが行われてい
てもよい。
【0025】「データ受付部」は、データおよび識別子
を受け付ける。具体的には、端末などから送信された文
書データなどを受信する。従って、データ受付部は、受
信機能やキーボードからの受付のような入力機能を有し
ている。コンピュータの入出力部がこれに該当し、より
具体的にはターミナルアダプタなどのハードウエアや、
BIOSなどのソフトウエアがこれに該当する。また、
データ受付部は、受け付けたデータを適宜処理のために
転送できる機能も有している。
【0026】「属性値取得部」は、前記データ受付部で
受け付けた識別子に対応する属性値を前記属性値格納部
から取得する。前述のように、データ受付部は、データ
および識別子を受け付ける。このデータと識別子とは、
データとそのデータを送信した者との関係を明確にす
る。従ってそのデータを送信した者の属性を取得するた
めには、その識別子を利用することができる。識別子
は、前記属性値格納部において属性値と対応づけて格納
されている。従って、そのデータを送信した者の属性値
を取得するには、そのデータを送信した者の識別子をキ
ーとしてその識別子と対応づけられた属性値を取得すれ
ばよい。これらの処理は主にデータ処理装置のCPU、
記憶装置、バスなどを利用した演算処理にて行われる。
【0027】「データ蓄積部」は、前記受付部で受け付
けたデータを蓄積する。また、データを蓄積する際に、
前記属性値取得部で取得した属性値によって当該データ
が表示される際に視覚的に異なるように表示されるよう
にデータを蓄積する。
【0028】「視覚的に異なるように」とは、ディスプ
レイに当該データが表示される際に属性値に応じてデー
タを区別して認識できるようにすることをいう。例え
ば、文書データを表示する際に文字の種類を属性値に応
じて変えたり、文字の色を属性値に応じて変えたり、表
示する位置を属性値に応じて変えたり、文字の表示され
る速度、文字の表示される方法(例えば、文字を左側か
ら順番に表示する方法と、文字を右側から順番に表示す
る方法とを準備し、異なる属性値に対応させる。)して
表示することを言う。また、視覚と音声を連動させて表
示を属性値に応じて変化させる場合も含まれる。例え
ば、文字を音声でも出力する場合に、属性値に応じて男
性の声によって読み上げるか、女性の声によって読み上
げるか変える場合である。
【0029】「視覚的に異なるように蓄積する」とは、
蓄積してあるデータを表示すると、視覚的に異なる結果
を得られるような形態でデータを蓄積することをいう。
【0030】図4は、「憲法は改正すべきか」という討
論において属性値を賛成派と反対派に分類し、賛成派を
「Yes/Aグループ」とし、反対派を「No/Bグル
ープ」として属性値に応じて表の左側と右側に分けて視
覚的に異なるように蓄積するHTMLスクリプトの内容
を示す一例である。
【0031】まず、画面に「議題:討論:憲法は改正す
べきか」が表示される。そして、「<TABLE BO
RDER=1><TR><TD> Yes/ A グル
ープ</TD><TD> No/ Bグループ</TD
></TR>」によって、表が表示される。この表は左
側の欄が「Yes/ A グループ」、右側の欄が「N
o/ Bグループ」である。即ち、左側の欄が、賛成派
の欄、右側の欄が反対派の欄となる。賛成派としての投
稿者として「土井氏」が「時代の流れに合わせるべき。
改正はやむをえない。」とする文書データをデータ処理
装置に送信し、蓄積すると、「<TR><TD>〔1〕
投稿者:土井 <BR> 時代の流れに合わせるべ
き。改正はやむをえない。<BR>」として、左側欄に
文書データが表示されるようにデータが蓄積される。同
じように、属性値が賛成派の人が文書データを送信する
と、このデータ蓄積部では、「土井氏」の意見が記録さ
れたのと同じ<TD></TD>で囲まれた部分に識別
子で識別される投稿者名と、投稿者の送信した文書デー
タが書き込まれてHTMLスクリプトが蓄積される。次
に投稿者の属性値が反対派の橋本氏が文書データとし
て、「憲法の理念は世界に誇れるもの。変えるべきでな
い。」を送信し、データ蓄積部に蓄積するとすれば、こ
んどは「<TD>〔2〕投稿者:橋本 <BR> 憲法
の理念は世界に誇れるもの。変えるべきでない。<BR
>」のように,HTMLスクリプトが蓄積されて、右側
の欄に意見である憲法の理念は世界に誇れるもの。変え
るべきでない。」が記録される。同じように反対派の投
稿者名と意見の内容である文書データが「橋本氏」の文
書データなどが記録されたのと同じ<TD></TD>
の部分に記録されて、反対派の部分である画面の右側部
分に表示される。」「</TABLE>」は、表のデー
タの記録の終わりを意味する。
【0032】図5は、「憲法は改正すべきか」という討
論において属性値を賛成派と反対派に分類し、賛成派を
「Yes/Aグループ」とし、反対派を「No/Bグル
ープ」として属性値に応じてフォントの色を黄色(賛成
派)と青色(反対派)に分けて表示するHTMLスクリ
プトの内容を示す一例である。
【0033】まず、「議題:討論:憲法は改正すべき
か」が表示される。そして、「<FONT COLOR
=yellow>〔1〕投稿者:土井 <BR> 時代
の流れに合わせるべき。改正はやむをえない。<BR>
</FONT>」によって、属性値が賛成派の「土井
氏」の送信した文書データなどは、黄色の文字で表示さ
れる。一方、属性値が反対派の「橋本氏」の送信した文
書データは、「<BR><FONT COLOR=bl
ue>〔1〕投稿者:橋本 <BR> 憲法の理念は世
界に誇れるもの。替えるべきでない。<BR></FO
NT>」によって青色の文字で表示される。以下同様
に、属性値が賛成派の人から送信されたデータである文
書データは<BR><FONT COLOR=yell
ow>* 氏名*<BR>* 意見の内容 *<BR>
</FONT><BR>」のような形式でデータ蓄積部
に蓄積され、属性値が反対派の意見は「<FONT C
OLOR=blue>* 氏名 *<BR>* 意見の
内容 *<BR></FONT><BR>」のような形
式でデータ蓄積部に蓄積される。
【0034】従って、データ蓄積部に蓄積されたこれら
のHTMLスクリプトを読み出して端末などに対して送
信すると属性値に応じて表の中に表示される位置や、そ
の表示の際のフォントの色などが異なって表示される。
【0035】図6は、この実施形態の処理の流れを示す
図である。この図にあるように、実施形態1において
は、複数人がデータを書き込み、当該書き込まれたデー
タを表示するデータ表示方法であって、前記複数人の属
性を示す値である属性値を、当該複数人の各々を識別す
る識別子と対応付けて管理している状態において、識別
子とデータを受け付けるデータ受付ステップ(ステップ
S0601)と、前記受け付けたデータを識別子と関連
付けて蓄積する蓄積ステップ(ステップS0602)
と、前記蓄積ステップで蓄積したデータの表示を促す指
示を受け付ける表示指示受付ステップ(ステップS06
03)と、前記表示指示受付ステップで表示指示を受け
付けた場合に、前記蓄積ステップで蓄積した識別子に対
応する属性値を取得する属性値取得ステップ(ステップ
S0604)と、前記表示指示受付ステップで表示指示
を受け付けた場合に、前記蓄積ステップで蓄積したデー
タを取得するデータ取得ステップ(ステップS060
5)と、前記属性値取得ステップで取得した属性値を視
覚的に明示するように前記データ取得ステップで取得し
たデータを表示することを促すデータ表示指示ステップ
(ステップS0606)と、を実行する。なお、ステッ
プS0602と、ステップS0603は、連続性が途切
れてもよい。蓄積ステップでデータを蓄積した後、一定
の時間が経過してからデータの表示を促す指示を受け付
けてもよいからである。なお、この「蓄積のステップ」
と「データの表示を促す指示を受け付けるステップ」と
は、連続性が途絶えることを許容することは、本明細書
の全体において説明される同種の処理の流れについて共
通である。後述する処理の説明においてはこれを繰り返
さないが基本的に同様である。
【0036】ここで「データ表示指示」とは、データを
表示することを電子的な信号で指示することを言う。指
示される相手は、ディスプレイなどの表示装置や、プリ
ンターなどの紙への出力装置、などである。もちろん、
直接的に指示を行う場合の他、一旦記憶装置などに蓄積
してその後に表示指示を実行する間接的な指示を行う場
合もある。
【0037】このステップの中で、「前記属性値取得ス
テップで取得した属性値を視覚的に明示するように前記
データ取得ステップで取得したデータを表示することを
促すデータ表示指示ステップ」は、さらに詳細にみる
と、属性値がなにであるか判断する判断ステップと、そ
の判断ステップで判断された結果に応じて定められた形
式でデータを表示指示するステップと、に分けられる。
この部分に関しては後にも言及する。なお、判断された
結果に応じて定められた形式でデータを表示指示すると
は、具体的には属性値に応じた形式で蓄積されているも
のを表示指示する場合と、蓄積されているものを属性値
に応じた形式で表示指示するものとの二種類がある。本
命最初中にて処理の流れについて言及する場合には基本
的に表示指示にはこの二つの種類のものが含まれる。ま
た、処理の流れに関して、その処理を計算機に実行させ
るためのプログラムとすれば、汎用計算機にプログラム
を読み込ませることでこれらの処理を可能とできる。ま
た、このプログラムを媒体に記録することでさらにプロ
グラムを容易に利用可能とすることができる。この点
も、本明細書の全体を通じて共通である。
【0038】たとえば実施形態1の処理に関しては、複
数人がデータを書き込み、当該書き込まれたデータを表
示するデータ表示方法であって、前記複数人の属性を示
す値である属性値を、当該複数人の各々を識別する識別
子と対応付けて管理している状態において、識別子とデ
ータを受け付けるデータ受付ステップ(ステップS06
01)と、前記受け付けたデータを識別子と関連付けて
蓄積する蓄積ステップ(ステップS0602)と、前記
蓄積ステップで蓄積したデータの表示を促す指示を受け
付ける表示指示受付ステップ(ステップS0603)
と、前記表示指示受付ステップで表示指示を受け付けた
場合に、前記蓄積ステップで蓄積した識別子に対応する
属性値を取得する属性値取得ステップ(ステップS06
04)と、前記表示指示受付ステップで表示指示を受け
付けた場合に、前記蓄積ステップで蓄積したデータを取
得するデータ取得ステップ(ステップS0605)と、
前記属性値取得ステップで取得した属性値を視覚的に明
示するように前記データ取得ステップで取得したデータ
を表示することを促すデータ表示指示ステップ(ステッ
プS0606)と、をコンピュータに実行させるための
プログラムとすると有益である。また、同様に、このプ
ログラムをコンピュータ読み取り可能に記録媒体に記録
することも有効である。
【0039】なお、以上の実施形態を利用することで自
己の立場を明確に相手に伝えて電子的な手段を利用した
議論が可能となる。したがって、電子的な手段を利用し
た議論の中において主張と反論とを容易にかみ合わせる
ことができるので、教育的な観点からディベートの訓
練、または議論を通じた自己主張の論理展開の訓練など
への応用にも適している。例えば、自身の本来有してい
る立場と反対の立場でディベートをさせることで、いか
に論理展開すれば相手を説得できるかを学習することな
どが可能である。主張と反論などの議論の展開は電子的
に蓄積されているので、直ちに読み返すことができる。
従って、論理展開の失敗点や成功点を明確に認識するこ
ともできる。したがって、教育手段として本実施形態
や、以下の実施形態でも述べる本発明を利用すると有効
である。
【0040】<<実施形態2>>次に実施形態2につい
て説明する。実施形態2は、データをその送信者の属性
に応じて表示指示することを特徴とするデータ表示方
法、データ表示装置である点で実施形態1と基本的に共
通である。特徴点は、データ受付部が受け付けるデータ
は、そのデータを送信する人(データの所有者などを広
い意味で含む)と、その人の属性値と、そのデータと、
を受信する点にある。
【0041】図7に示すのは、この実施形態のデータ処
理装置である。
【0042】実施形態2のデータ処理装置0700は、
複数人からデータを受け付け、蓄積するデータ処理装置
であって、データ受付部0701と、データ蓄積部07
02とを具備する。
【0043】「データ受付部」は、複数人からデータを
受け付ける。また、前記複数人のうちの一人を識別する
識別子と当該識別子で識別される人の属性値とデータを
受け付ける。これらは、関連付けされた状態で受け付け
られる。その他の点に関しては、実施形態1に記載した
とおりである。
【0044】「データ蓄積部」は、前記データ受付部で
受け付けたデータを蓄積する。そして、データを蓄積す
る際に、前記データ受付部で受け付けた属性値によって
当該データが表示される際に視覚的に異なるように表示
されるようにデータを蓄積する。その他の点は実施形態
1に記載したとおりである。
【0045】従って、実施形態1のデータ処理装置と比
較した特徴点は、データ受付部が受け付けるデータに属
性値も含まれている点である。
【0046】図8に示すのは実施形態2での処理の流れ
である。即ち、複数人がデータを書き込み、当該書き込
まれたデータを表示するデータ表示方法であって、前記
複数人のうちの一人を識別する識別子と当該識別子で識
別される人の属性値とデータを受け付けるデータ受付ス
テップ(ステップS0801)と、前記受け付けたデー
タと識別子と属性値とを関連付けて蓄積する蓄積ステッ
プ(ステップS0802)と、前記蓄積ステップで蓄積
したデータの表示を促す指示を受け付ける表示指示受付
ステップ(ステップS0803)と、前記表示指示受付
ステップで表示指示を受け付けた場合に、前記蓄積ステ
ップで蓄積したデータを取得するデータ取得ステップ
(ステップS0804)と、前記データ取得ステップで
取得したデータに関連付けられている属性値を視覚的に
明示するように前記データ取得ステップで取得したデー
タを表示することを促すデータ表示指示ステップ(ステ
ップS0805)と、を具備する。
【0047】このステップの中で、「前記表示指示受付
ステップで表示指示を受け付けた場合に、前記蓄積ステ
ップで蓄積したデータを取得するデータ取得ステップ
と、前記データ取得ステップで取得したデータに関連付
けられている属性値を視覚的に明示するように前記デー
タ取得ステップで取得したデータを表示することを促す
データ表示指示ステップ」は、さらに詳細にみると、属
性値がなにであるか判断する判断ステップと、その判断
ステップで判断された結果に応じて定められた形式でデ
ータを表示するステップと、を含む。この部分に関して
は後にも言及する。
【0048】<<実施形態3>>次に、実施形態3につ
いて説明する。
【0049】実施形態3は、実施形態1または、実施形
態2を基本として、前記属性値が一のテーマに対して賛
成派か反対派かを示す情報を含むことを特徴とするデー
タ処理装置、処理方法などである。
【0050】属性値が一のテーマに対して賛成派か反対
派かを示す場合に関しては、既に説明済みであるために
ここで説明は省略するが、この実施形態では、この他に
中立派などの第三、第四の属性値を含むものであっても
よい。
【0051】図9は、実施形態3の処理を実施形態1に
応用した場合の処理の流れを示す図である。
【0052】データ受付ステップ(ステップS090
1)と、蓄積ステップ(ステップS0902)と、表示
指示受付ステップ(ステップS0903)と、は基本的
に共通である。属性値取得ステップ(ステップS090
4)では、前記表示指示受付ステップで表示指示を受け
付けた場合に、前記蓄積ステップで蓄積した識別子に対
応する属性値であって、一のテーマに対して賛成派か反
対派か示す情報を含む属性値を取得する。そして、デー
タ取得ステップ(ステップS0905)にてデータを取
得すると、前記属性値取得ステップで取得した属性値で
ある賛成派か反対派かを視覚的に明示するように前記デ
ータ取得ステップで取得したデータを表示することを促
す(ステップS0906)。
【0053】図10は、実施形態3の処理を実施形態1
に応用した場合の処理の流れを示す図である。データ受
付ステップでは、複数人のうちの一人を識別する識別子
と当該識別子で識別される人の属性値であって、一のテ
ーマに対して賛成派か反対派かを示す情報を含む属性値
とデータを受け付ける(ステップS1001)。前記受
け付けたデータと、識別子と、一のテーマに対して賛成
派か反対派かを示す情報を含む属性値とを関連付けて蓄
積する(ステップS1002)。その後、表示指示受付
ステップ(ステップS1003)、データ取得ステップ
(ステップS1004)と、データ表示指示ステップ
(ステップS1005)によりデータが賛成派か反対派
かが視覚的に明示されるように表示される。
【0054】図11は、実施形態3を実施形態1を基本
として応用した場合の処理の流れの一例を示す者であ
る。ここでは、識別子に該当するものとして「会員番
号」をデータに該当するものとして「文書データ」を当
てている。そして、会員番号は原則として、一のテーマ
の討論に参加する者に与えられ、データ処理装置などに
おいてそのテーマに賛成派か反対派かが記録されて蓄積
されている。
【0055】処理は、まず、会員番号とその会員が表示
を求める文書データを受け付けるところからはじまる
(ステップS1101)。そして、文書データと会員番
号とを関連づけて蓄積する(ステップS1102)。蓄
積されたデータの表示を促す指示(受け付けたデータの
中に一般に公開するのにふさわしくない誹謗中傷に類す
る表現があるか検査し、検査に合格した文書データに対
して表示指示が出されるような場合が想定できる。そう
すると受け付けたデータは直ちに表示されるのでなく、
表示を促す指示があるまで蓄積された状態で保持されて
いる。)があるまで待機する(ステップS1103)。
【0056】文書データの表示を促す指示があると、蓄
積されている文書データを取得し(ステップS110
4)、その文書データと関連付けられている会員番号を
キーとして賛成派か反対派かを判断する(ステップS1
105)。この判断は、会員番号とテーマに対して賛成
派か反対派かが関連づけて蓄積されている情報を利用し
て行われる。その結果、賛成派であれば賛成派と明示し
て文書データを表示し(ステップS1106)、反対派
であれば、反対派と明示して文書データを表示する(ス
テップS1107)。
【0057】図12は、討論の場として利用することが
できるウエブサイトの一例を示す概念図である。このウ
エブサイトでは、討論(ディベート)のテーマを作成
し、登録し、参加し、また同一の立場に立つメンバーで
討論の作戦会議を開き、また場合により討論には直接参
加しないで傍聴できる仕組みとなっている。
【0058】まずトップ画面から「ディベートメイン」
に入ると、そこから、「作成」「参加」「作戦会議参
加」「傍聴」の各画面へと分岐している。
【0059】「作成」画面は、自分が討論したいテーマ
を決め、所定事項のデータの作成、登録を行う場所であ
る。
【0060】図13は、「作成」画面の一例を示す。こ
の図にあるように、ディベートルーム作成と題されたこ
の画面においては、クラスルーム、議題、期間、説明、
討論の形態、賛成者、反対者、通知メッセージなどの欄
がある。「クラスルーム」の欄には、例えば略号を割り
当ててデータの整理などする際にデータ処理装置が利用
する。「議題」は討論したいデーマであり、「エネルギ
ー問題」、「憲法改正の可否」、「***参拝問題」
などの形式で記録する。「期間」は、この討論をウエブ
サイト上で行う期間である。説明には、テーマの提案者
がテーマ設定の趣旨、用語の説明などの関連事項を記録
する。「形態」には、「オープン討論、メンバー限定討
論、特定の商品の所有者限定討論」など討論に参加でき
る者を設定する。「賛成者」、「反対者」の欄には討論
開始時のメンバーを登録する。「通知メッセージ」に
は、例えばこの情報を利用して参加者を募るのに利用す
るメッセージを記録する。
【0061】図14は、「参加」画面であり、実施形態
1、2を利用した画面が表示されている。画面は、「肯
定派発言フィールド」即ち賛成派の文書データが表示さ
れる部分と、「否定派発言フィールド」即ち、反対派の
文書データが表示される部分と、を有し、「肯定派参加
者リスト」、「否定派参加者リスト」にはそれぞれの参
加者や、傍聴者の数が表示される。また「発言入力フィ
ールド」があり、この部分に発言を記録して「発言ボタ
ン」を押すと、その内容が文書データとしてデータ処理
装置などに送信されて、その者の属性値(肯定派、否定
派など)に応じてこの画面の該当する部分に表示され
る。
【0062】図15は、作戦会議画面の一例である。こ
の作戦会議画面は、賛成派(肯定派)なら賛成派の作戦
会議画面にのみが入ることができ、反対派なら反対派の
作戦会議画面にのみ入ることができる。そして、実際の
討論をする前に、相手方に有利に主張するためにどのよ
うに主張すればよいかなどの作戦が立てられる。例え
ば、論点をどの点に絞るかなどを話し合うのに利用され
る。この会議室は、賛成派なら賛成派の参加者のみなら
ず、賛成派に登録した傍聴者も見ることができるように
してもよい。
【0063】このような仕組みを設けることで討論をよ
り活発にかつゲーム感覚で楽しむこともできるようにな
る。
【0064】<<実施形態4>>次に実施形態4につい
て説明する。実施形態4は、前記データ表示指示ステッ
プが、属性値によって領域を区分され表示されることを
促すことを特徴とする。
【0065】属性値によって領域を区分して表示する例
は、既に示したのでここでは重複した説明を省略する。
【0066】図16は、この実施形態3を実施形態1に
適用した場合の処理の流れを示す図である。
【0067】複数人がデータを書き込み、当該書き込ま
れたデータを表示するデータ表示方法であって、前記複
数人の属性を示す値である属性値を、当該複数人の各々
を識別する識別子と対応付けて管理している状態におい
て、識別子とデータを受け付けるデータ受付ステップ
(ステップS1601)と、前記受け付けたデータを識
別子と関連付けて蓄積する蓄積ステップ(ステップS1
602)と、前記蓄積ステップで蓄積したデータの表示
を促す指示を受け付ける表示指示受付ステップ(ステッ
プS1603)と、前記表示指示受付ステップで表示指
示を受け付けた場合に、前記蓄積ステップで蓄積した識
別子に対応する属性値を取得する属性値取得ステップ
(ステップS1604)と、前記表示指示受付ステップ
で表示指示を受け付けた場合に、前記蓄積ステップで蓄
積したデータを取得するデータ取得ステップ(ステップ
S1605)と、前記属性値取得ステップで取得した属
性値によって領域を区分して視覚的に明示するように前
記データ取得ステップで取得したデータを表示すること
を促すデータ表示指示ステップ(ステップS1606)
と、からなる。
【0068】「領域を区分して」とは、画面に表を作
り、属性値とその表の区分とを対応させて、その属性値
と関連付けられた文書データをその区分に表示する形式
のものをいう。
【0069】図17は、この実施形態を実施形態2に適
用した場合の処理の流れを示すものある。複数人がデー
タを書き込み、当該書き込まれたデータを表示するデー
タ表示方法であって、前記複数人のうちの一人を識別す
る識別子と当該識別子で識別される人の属性値とデータ
を受け付けるデータ受付ステップ(ステップS170
1)と、前記受け付けたデータと識別子と属性値とを関
連付けて蓄積する蓄積ステップ(ステップS1702)
と、前記蓄積ステップで蓄積したデータの表示を促す指
示を受け付ける表示指示受付ステップと、前記表示指示
受付ステップで表示指示を受け付けた場合に、前記蓄積
ステップで蓄積したデータを取得するデータ取得ステッ
プ(ステップS1704)と、前記データ取得ステップ
で取得したデータに関連付けられている属性値によって
領域を区分して視覚的に明示するように前記データ取得
ステップで取得したデータを表示することを促すデータ
表示指示ステップ(ステップS1705)と、からな
る。
【0070】図18は、実施形態4を実施形態1、3に
適用した処理の流れを示す図である。データ受付ステッ
プ(ステップS1801)と、蓄積ステップ(ステップ
S1802)と、表示指示受付ステップ(ステップS1
803)と、賛成派か反対派かの属性値取得ステップ
(ステップS1804)と、データ取得ステップ(ステ
ップS1805)と、を含み、前記属性値取得ステップ
で取得した賛成派か反対派かの属性値によって領域を区
分して視覚的に明示するように前記データ取得ステップ
で取得したデータを表示することを促すデータ表示指示
ステップ(ステップS1806)と、からなる。
【0071】図19は、実施形態4を実施形態2、3に
適用した処理の流れを示す図である。識別子に該当する
ものとして「会員番号」を、データに該当するものとし
て「文書データ」を、「属性値」として賛成派か反対派
かの情報を例示している。まず、会員番号と、賛成派か
反対派かの情報と、文書データとを相互に関連付けた状
態で受け付ける(ステップS1901)。そして、文書
データと賛成派か反対派かの情報とを関連付けて蓄積す
る(ステップS1902)。データの表示を促す指示を
受け付けるまで待機し(ステップS1903)、データ
の表示を促す指示を受け付けた場合には、蓄積されてい
る文書データを取得する(ステップS1904)。そし
て、取得した文書データが賛成派である情報と関連付け
られているか、反対派である情報と関連付けられている
か判断する。判断の結果、賛成派と関連付けられている
文書データは賛成派の区分に文書データを表示し(ステ
ップS1906)、判断の結果、反対派と関連付けられ
ている文書データは反対派の区分に文書データを表示す
る(ステップS1907)。
【0072】<<実施形態5>>次に実施形態5につい
て説明する。実施形態5は、前記領域は、表示領域を左
右に分けて区分されていることを特徴とする。実施形態
4を基本とした実施形態である。また、場合により、表
示領域を左右のみならず、左右に区分された表示領域を
またぐように横割りの表示領域を設けることを特徴とす
る。
【0073】実施形態5についても既に説明したので、
重複した説明は省略する。
【0074】図20は、この実施形態の処理の流れを実
施形態1に適用して示す図である。複数人がデータを書
き込み、当該書き込まれたデータを表示するデータ表示
方法であって、前記複数人の属性を示す値である属性値
を、当該複数人の各々を識別する識別子と対応付けて管
理している状態において、識別子とデータを受け付ける
データ受付ステップ(ステップS2001)と、前記受
け付けたデータを識別子と関連付けて蓄積する蓄積ステ
ップ(ステップS2002)と、前記蓄積ステップで蓄
積したデータの表示を促す指示を受け付ける表示指示受
付ステップ(ステップS2003)と、前記表示指示受
付ステップで表示指示を受け付けた場合に、前記蓄積ス
テップで蓄積した識別子に対応する属性値を取得する属
性値取得ステップ(ステップS2004)と、前記表示
指示受付ステップで表示指示を受け付けた場合に、前記
蓄積ステップで蓄積したデータを取得するデータ取得ス
テップ(ステップS2005)と、前記属性値取得ステ
ップで取得した属性値によって領域を左右に区分して視
覚的に明示するように前記データ取得ステップで取得し
たデータを表示することを促すデータ表示指示ステップ
(ステップS2006)と、を具備する。
【0075】図21は、実施形態5を実施形態1、4に
適用した処理の流れを示す図である。識別子に該当する
ものとして「会員番号」を、データに該当するものとし
て「文書データ」を、「属性値」として賛成派か反対派
かの情報を例示している。まず、会員番号と、文書デー
タとを相互に関連付けた状態で受け付ける(ステップS
2101)。そして、文書データと会員番号とを関連付
けて蓄積する(ステップS2102)。データの表示を
促す指示を受け付けるまで待機し(ステップS210
3)、データの表示を促す指示を受け付けた場合には、
蓄積されている文書データを取得する(ステップS21
04)。そして、会員番号をキーとして表示しようとす
る文書データが賛成派である情報と関連付けられている
か、反対派である情報と関連付けられているか判断する
(ステップS2105)。判断の結果、賛成派と関連付
けられている文書データは賛成派の区分である画面の左
欄に文書データを表示し(ステップS2106)、判断
の結果、反対派と関連付けられている文書データは反対
派の区分である画面の右欄に文書データを表示する(ス
テップS2107)。
【0076】以上のように、領域を左右に分けることで
文書データの位置づけが相対するものであること、また
は位置づけを同じくするものであることが視覚的に容易
に把握可能となる。
【0077】さらに、属性値として、賛成派、反対派以
外に中立派を設けた場合には、中立派の表示領域を賛成
派と、反対派の中間にするとよいであろう。どちらの立
場にも偏っていないことが明確に把握できるからであ
る。
【0078】また、属性値として、管理者という属性値
を設定することも考えられえる。管理者とは、討論に参
加するのでなく、討論を運営する立場にある者をいう。
したがって、中立派とも異なる立場を有する。管理者と
いう属性値を持つものが有すべき表示領域としては、議
論に強制的な割り込みをすることが直感的に把握できる
ような領域とすることが好ましい。かかる観点から、属
性値が「管理者」である者の文書データの表示領域は、
賛成派、反対派などの左右に区分された領域の双方にま
たがるように横割りに区分された表示領域とするのがよ
い。ここで、「管理者」は、必ずしもこの表現に限定さ
れるものでなく、「運営者」、「支配人」、「議長」、
「司会者」など、いかなる表現でもよい。具体的に、横
割りに区分された表示領域としては、図14に示すよう
な「司会による割り込み」で示された領域が該当する。
この図では、属性値が「司会者」である者の文書データ
の表示領域は、「肯定派発言フィールド」と、「否定派
発言フィールド」の両者にまたがった横割りの領域であ
る。「司会者」の文書データとしては、すなわち発言と
しては、「議論をもっと具体的にしましょう。」、「法
律問題に限って議論しましょう。」など討論をよりよく
運営するための発言などが考えられる。
【0079】この処理の流れは、基本的には、左右に区
分する場合のほかに横割りの領域(区分が画面の上下に
並ぶ並び方をするもの、例えば、画面の左端から右端に
わたって一つの区分が形成されているようなものをい
う。)を設けるだけなので図示して説明はしないが、下
記のとおりとなる。
【0080】複数人がデータを書き込み、当該書き込ま
れたデータを表示するデータ表示方法であって、前記複
数人の属性を示す値である属性値を、当該複数人の各々
を識別する識別子と対応付けて管理している状態におい
て、識別子とデータを受け付けるデータ受付ステップ
(ステップS2001)と、前記受け付けたデータを識
別子と関連付けて蓄積する蓄積ステップ(ステップS2
002)と、前記蓄積ステップで蓄積したデータの表示
を促す指示を受け付ける表示指示受付ステップ(ステッ
プS2003)と、前記表示指示受付ステップで表示指
示を受け付けた場合に、前記蓄積ステップで蓄積した識
別子に対応する属性値を取得する属性値取得ステップ
(ステップS2004)と、前記表示指示受付ステップ
で表示指示を受け付けた場合に、前記蓄積ステップで蓄
積したデータを取得するデータ取得ステップ(ステップ
S2005)と、前記属性値取得ステップで取得した属
性値によって領域を縦割りの領域又は、横割りの領域に
区分して視覚的に明示するように前記データ取得ステッ
プで取得したデータを表示することを促すデータ表示指
示ステップ(ステップS2006B)と、を具備する。
【0081】また、属性値を賛成派、反対派、管理者と
した場合には、下記のようになる。
【0082】識別子に該当するものとして「会員番号」
を、データに該当するものとして「文書データ」を、
「属性値」として賛成派か反対派か、管理者かの情報を
例示して説明する。まず、会員番号と、文書データとを
相互に関連付けた状態で受け付ける(ステップS210
1)。そして、文書データと会員番号とを関連付けて蓄
積する(ステップS2102)。データの表示を促す指
示を受け付けるまで待機し(ステップS2103)、デ
ータの表示を促す指示を受け付けた場合には、蓄積され
ている文書データを取得する(ステップS2104)。
そして、会員番号をキーとして表示しようとする文書デ
ータが賛成派である情報と関連付けられているか、反対
派である情報と関連付けられているか、管理者である情
報と関連付けられているか判断する(ステップS210
5B)。判断の結果、賛成派と関連付けられている文書
データは賛成派の区分である画面の縦割りの領域の左欄
に文書データを表示し(ステップS2106)、判断の
結果、反対派と関連付けられている文書データは反対派
の区分である画面の縦割りの領域の右欄に文書データを
表示する(ステップS2107)。判断の結果、管理者
と関連付けられている文書データは、上記左右の領域を
またぐように設けられた横割りの領域に表示する。
【0083】<<実施形態6>>実施形態6について説
明する。実施形態6は、前記蓄積ステップは、前記デー
タ受付ステップでデータを受け付けた時刻を示す情報で
ある時刻情報または/および前記蓄積ステップでデータ
を蓄積した時刻を示す情報である時刻情報をも前記デー
タと関連付けて蓄積し、前記データ表示指示ステップ
は、複数のデータを表示する際に、当該データと対応づ
けられている時刻情報が示す時刻を視覚的に明示する形
態で前記複数のデータを表示することを促すことを特徴
とする。この実施形態は、実施形態1から実施形態5を
基本としている。
【0084】この実施形態の目的は、討論などの発言の
時刻をも視覚的に明示することで、より対面した実際の
討論に近い現実感をあたえ、発言のために費やした思考
時間なども直感的に把握できるようにすることにある。
【0085】図22は、この実施形態の処理を実施形態
1に適用した流れを示す図である。複数人がデータを書
き込み、当該書き込まれたデータを表示するデータ表示
方法であって、前記複数人の属性を示す値である属性値
を、当該複数人の各々を識別する識別子と対応付けて管
理している状態において、識別子とデータを受け付ける
データ受付ステップ(ステップS2201)と、識別子
とデータとデータを受け付けた時刻を示す情報である時
刻情報または/およびデータを蓄積する時刻を示す時刻
情報とを関連付けて蓄積する蓄積ステップ(ステップS
2202)と、前記蓄積ステップで蓄積したデータの表
示を促す指示を受け付ける表示指示受付ステップ(ステ
ップS2203)と、前記表示指示受付ステップで表示
指示を受け付けた場合に、前記蓄積ステップで蓄積した
識別子に対応する属性値を取得する属性値取得ステップ
(ステップS2204)と、前記表示指示受付ステップ
で表示指示を受け付けた場合に、前記蓄積ステップで蓄
積したデータと時刻情報を取得するデータ取得ステップ
(ステップS2205)と、前記属性値取得ステップで
取得した属性値と時刻情報とを視覚的に明示するように
前記データ取得ステップで取得したデータを表示するこ
とを促すデータ表示指示ステップ(ステップS220
6)と、を具備する。
【0086】「時刻情報を視覚的に表示する」とは、表
示すべきデータとともに時刻情報を表示する場合のみな
らず、一つ前の発言からの経過時間を表示したり、一つ
前の発言からの経過時間を文字の大きさ、フォントの
色、などで識別して表示する場合なども含む趣旨であ
る。
【0087】図23は、実施形態6を実施形態1に適用
した処理の流れを示す図である。識別子に該当するもの
として「会員番号」を、データに該当するものとして
「文書データ」を、「属性値」として賛成派か反対派か
の情報を例示している。まず、会員番号と、文書データ
とを相互に関連付けた状態で受け付ける(ステップS2
301)。そして、文書データと会員番号と文書データ
を受け付けた時刻情報(または、文書データを蓄積する
時刻情報)を関連付けて蓄積する(ステップS230
2)。データの表示を促す指示を受け付けるまで待機し
(ステップS2303)、データの表示を促す指示を受
け付けた場合には、蓄積されている文書データを取得す
る(ステップS2304)。そして、会員番号をキーと
して表示しようとする文書データが賛成派である情報と
関連付けられているか、反対派である情報と関連付けら
れているか判断する(ステップS2305)。判断の結
果、賛成派と関連付けられている文書データは賛成派の
賛成派と明示しかつ文書データを受け付けた時刻情報
(または、文書データを蓄積した時刻情報)を視覚的に
明示する形態で文書データを表示し(ステップS230
6)、判断の結果、反対派と関連付けられている文書デ
ータは反対派と明示し、かつ、かつ文書データを受け付
けた時刻情報(または、文書データを蓄積した時刻情
報)を視覚的に明示する形態で文書データを表示する
(ステップS2307)。
【0088】<<実施形態7>>次に、実施形態7につ
いて説明する。
【0089】実施形態7は、複数人により電子的に書き
込まれたデータを表示するデータ表示方法であって、書
き込みをする人の属性値に応じて出力することを目的と
するものである。
【0090】「出力」は、二つの点で特徴を有する。第
一は、書き込みをする人の属性値に応じて出力される点
である。第二は、その出力は、視覚、聴覚、味覚、臭
覚、触覚のいずれか一又は二以上の組み合わせにより異
なって知覚するように出力される点である。したがっ
て、出力は、ディスプレイのほか、スピーカ、そのほか
の電子機器によって行われる。ディスプレイでは属性値
に応じて人が視覚的に異なって知覚するように出力する
のに利用される。スピーカは、属性値に応じて人が聴覚
によって異なるように知覚するのに利用される。また、
ある種のゲームのコントローラに見られるように、振動
機構を設けて属性地に応じて触覚的に異なるように人に
知覚させることもできる。また、視覚障害者に対する点
字出力装置のようなものも触覚的に異なるような出力を
可能とする。さらに、近年では、味覚、臭覚に訴える電
子機器も出現し始めており、これらを文書データを出力
する際に応用することで味覚、臭覚を異ならせるように
知覚させることも可能である。味覚、臭覚に訴える場合
とは、具体的には味覚サンプルやにおいサンプルを属性
値に応じて異なるように出力するものであればよい。
【0091】このように、人間の五感に訴えて知覚させ
ることでより属性値に対して適切な出力をすることが可
能となる。
【0092】具体的な構成としては、複数人がデータを
書き込み、当該書き込まれたデータを出力するデータ出
力方法であって、前記複数人の属性を示す値である属性
値を、当該複数人の各々を識別する識別子と対応付けて
管理している状態において、識別子とデータを受け付け
るデータ受付ステップと、前記受け付けたデータを識別
子と関連付けて蓄積する蓄積ステップと、前記蓄積ステ
ップで蓄積したデータの出力を促す指示を受け付ける出
力指示受付ステップと、前記出力指示受付ステップで出
力指示を受け付けた場合に、前記蓄積ステップで蓄積し
た識別子に対応する属性値を取得する属性値取得ステッ
プと、前記出力指示受付ステップで出力指示を受け付け
た場合に、前記蓄積ステップで蓄積したデータを取得す
るデータ取得ステップと、前記属性値取得ステップで取
得した属性値を人が視覚、聴覚、味覚、臭覚、触覚のい
ずれか一又は二以上の組み合わせにより異なって知覚す
るように前記データ取得ステップで取得したデータを出
力することを促すデータ表示指示ステップと、を具備す
るデータ表示指示方法をあげることができる。
【0093】また、複数人がデータを書き込み、当該書
き込まれたデータを出力するデータ出力方法であって、
前記複数人のうちの一人を識別する識別子と当該識別子
で識別される人の属性値とデータを受け付けるデータ受
付ステップと、前記受け付けたデータと識別子と属性値
とを関連付けて蓄積する蓄積ステップと、前記蓄積ステ
ップで蓄積したデータの出力を促す指示を受け付ける出
力指示受付ステップと、前記出力指示受付ステップで出
力指示を受け付けた場合に、前記蓄積ステップで蓄積し
たデータを取得するデータ取得ステップと、前記データ
取得ステップで取得したデータに関連付けられている属
性値に応じて、人が視覚、聴覚、味覚、臭覚、触覚のい
ずれか一又は二以上の組み合わせにより異なって知覚す
るように前記データ取得ステップで取得したデータを出
力することを促すデータ出力指示ステップと、を具備す
るデータ出力指示方法を挙げることができる。
【0094】さらに、複数人からデータを受け付け、蓄
積するデータ処理装置であって、前記複数人のうちの一
人を識別する識別子と当該識別子で識別される人の属性
値を対応づけて格納している属性値格納部と、データお
よび識別子を受け付けるデータ受付部と、前記データ受
付部で受け付けた識別子に対応する属性値を前記属性値
格納部から取得する属性値取得部と、前記データ受付部
で受け付けたデータを蓄積するデータ蓄積部と、を具備
するデータ処理装置であって、前記データ蓄積部は、デ
ータを蓄積する際に、前記属性値取得部で取得した属性
値によって当該データが出力される際に人が視覚、聴
覚、味覚、臭覚、触覚のいずれか一又は二以上の組み合
わせにより異なって知覚される出力となるようにデータ
を蓄積することを特徴とするデータ処理装置を挙げるこ
とができる。
【0095】さらにまた、複数人からデータを受け付
け、蓄積するデータ処理装置であって、前記複数人のう
ちの一人を識別する識別子と当該識別子で識別される人
の属性値とデータを受け付けるデータ受付部と、前記デ
ータ受付部で受け付けたデータを蓄積するデータ蓄積部
とを具備するデータ処理装置であって、前記データ蓄積
部は、データを蓄積する際に、前記データ受付部で受け
付けた属性値によって当該データが出力される際に人が
視覚、聴覚、味覚、臭覚、触覚のいずれか一以上により
異なって知覚される出力となるようにデータを蓄積する
ことを特徴とするデータ処理装置を挙げることができ
る。
【0096】これらの具体例を構成している構成要件は
基本的に既に説明したとおりであるので、繰り返すこと
はしない。
【0097】なお、以上の実施形態においては、電子掲
示板での場合について説明したが、チャット(ネットワ
ークなどを介して会話を楽しむもの)やHTMLメール
などネットワーク上で複数人が議論できるツール/シス
テムであれば何に対しても本件発明を適用することがで
きる。したがって、本件発明は、電子掲示板での利用に
限定されるものではない。本件発明は、賛成派と反対派
などというように、自己の立場を明確にすることを必要
とするものであれば何にでも適用可能である。
【0098】
【発明の効果】従来の電子掲示板での討論では、意見と
意見とがどのように対応しているのかがわかりにくかっ
たが、本発明により意見と意見との対応関係が明確とな
る。即ち、従来の電子掲示板においては書き込まれた意
見はその書き込みを行った時間順に表示される場合が多
いが、本発明によりどの意見に対応してなされた反論
か、賛成意見かがよりはっきりする。従って、一の賛成
意見に対する反論が複数続く場合や、一の賛成意見に対
する賛成意見が複数続く場合などでも、表示に規則性が
あるために、電子掲示板に書き込まれた意見が賛成の立
場に立つのか、反対の立場に立つのか、一見して判断が
できる。従って、ウエブサイト上などで行われる討論で
あってもより臨場感の高いものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概念を示す図
【図2】実施形態1の機能ブロックの一例を示す図
【図3】本発明の属性値格納部の概念を示す図
【図4】実施形態1のデータ蓄積部の蓄積内容を示す図
【図5】実施形態1のデータ蓄積部の蓄積内容を示す図
【図6】実施形態1の処理の流れを示す図
【図7】実施形態2の機能ブロックの一例を示す図
【図8】実施形態2の処理の流れを示す図
【図9】実施形態3の処理の流れを示す図
【図10】実施形態3の処理の流れを示す図
【図11】実施形態3の処理の流れを示す図
【図12】実施形態3のウエブ概念を示す図
【図13】実施形態3の作成画面の概念図
【図14】実施形態3の参加画面の概念図
【図15】実施形態3の作戦会議画面の概念図
【図16】実施形態4の処理の流れを示す図
【図17】実施形態4の処理の流れを示す図
【図18】実施形態4の処理の流れを示す図
【図19】実施形態4の処理の流れを示す図
【図20】実施形態5の処理の流れを示す図
【図21】実施形態5の処理の流れを示す図
【図22】実施形態6の処理の流れを示す図
【図23】実施形態6の処理の流れを示す図
【符号の説明】
0200 データ処理装置 0201 データ受付部 0202 属性値格納部 0203 属性値取得部 0204 データ蓄積部 0700 データ処理装置 0701 データ受付部 0702 データ蓄積部 ステップS0601 データ受付ステップ ステップS0602 蓄積ステップ ステップS0603 表示指示受付ステップ ステップS0604 属性値取得ステップ ステップS0605 データ取得ステップ ステップS0606 データ表示指示ステップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今中 武 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数人がデータを書き込み、当該書き込ま
    れたデータを表示するデータ表示方法であって、前記複
    数人の属性を示す値である属性値を、当該複数人の各々
    を識別する識別子と対応付けて管理している状態におい
    て、識別子とデータを受け付けるデータ受付ステップ
    と、前記受け付けたデータを識別子と関連付けて蓄積す
    る蓄積ステップと、前記蓄積ステップで蓄積したデータ
    の表示を促す指示を受け付ける表示指示受付ステップ
    と、前記表示指示受付ステップで表示指示を受け付けた
    場合に、前記蓄積ステップで蓄積した識別子に対応する
    属性値を取得する属性値取得ステップと、前記表示指示
    受付ステップで表示指示を受け付けた場合に、前記蓄積
    ステップで蓄積したデータを取得するデータ取得ステッ
    プと、前記属性値取得ステップで取得した属性値を視覚
    的に明示するように前記データ取得ステップで取得した
    データを表示することを促すデータ表示指示ステップ
    と、を具備するデータ表示指示方法。
  2. 【請求項2】複数人がデータを書き込み、当該書き込ま
    れたデータを表示するデータ表示方法であって、前記複
    数人のうちの一人を識別する識別子と当該識別子で識別
    される人の属性値とデータを受け付けるデータ受付ステ
    ップと、前記受け付けたデータと識別子と属性値とを関
    連付けて蓄積する蓄積ステップと、前記蓄積ステップで
    蓄積したデータの表示を促す指示を受け付ける表示指示
    受付ステップと、前記表示指示受付ステップで表示指示
    を受け付けた場合に、前記蓄積ステップで蓄積したデー
    タを取得するデータ取得ステップと、前記データ取得ス
    テップで取得したデータに関連付けられている属性値を
    視覚的に明示するように前記データ取得ステップで取得
    したデータを表示することを促すデータ表示指示ステッ
    プと、を具備するデータ表示指示方法。
  3. 【請求項3】前記属性値が一のテーマに対して賛成派か
    反対派かを示す情報を含むことを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2いずれか一に記載のデータ表示指示方法。
  4. 【請求項4】前記データ表示指示ステップが、属性値に
    よって領域を区分され表示されることを促すことを特徴
    とする請求項1から請求項3のいずれか一に記載のデー
    タ表示指示方法。
  5. 【請求項5】前記領域は、表示領域を左右に分けて区分
    されていることを特徴とする請求項4記載のデータ表示
    指示方法。
  6. 【請求項6】前記蓄積ステップは、前記データ受付ステ
    ップでデータを受け付けた時刻を示す情報である時刻情
    報または/および前記蓄積ステップでデータを蓄積した
    時刻を示す情報である時刻情報をも前記データと関連付
    けて蓄積し、前記データ表示指示ステップは、複数のデ
    ータを表示する際に、当該データと対応づけられている
    時刻情報が示す時刻を視覚的に明示する形態で前記複数
    のデータを表示することを促すことを特徴とする請求項
    1から請求項5のいずれか一に記載のデータ表示指示方
    法。
  7. 【請求項7】複数人からデータを受け付け、蓄積するデ
    ータ処理装置であって、前記複数人のうちの一人を識別
    する識別子と当該識別子で識別される人の属性値を対応
    づけて格納している属性値格納部と、データおよび識別
    子を受け付けるデータ受付部と、前記データ受付部で受
    け付けた識別子に対応する属性値を前記属性値格納部か
    ら取得する属性値取得部と、前記データ受付部で受け付
    けたデータを蓄積するデータ蓄積部とを具備するデータ
    処理装置であって、前記データ蓄積部は、データを蓄積
    する際に、前記属性値取得部で取得した属性値によって
    当該データが表示される際に視覚的に異なるように表示
    されるようにデータを蓄積することを特徴とするデータ
    処理装置。
  8. 【請求項8】複数人からデータを受け付け、蓄積するデ
    ータ処理装置であって、前記複数人のうちの一人を識別
    する識別子と当該識別子で識別される人の属性値とデー
    タを受け付けるデータ受付部と、前記データ受付部で受
    け付けたデータを蓄積するデータ蓄積部とを具備するデ
    ータ処理装置であって、前記データ蓄積部は、データを
    蓄積する際に、前記データ受付部で受け付けた属性値に
    よって当該データが表示される際に視覚的に異なるよう
    に表示されるようにデータを蓄積することを特徴とする
    データ処理装置。
  9. 【請求項9】前記属性値が一のテーマに対して賛成派か
    反対派かを示す情報を含むことを特徴とする請求項7ま
    たは請求項8のいずれか一に記載のデータ処理装置。
  10. 【請求項10】前記データ蓄積部がデータに対応づけら
    れている属性値により、当該データが表示される際の表
    示領域が異なるように当該データを蓄積することを特徴
    とする請求項7から請求項9記載のデータ処理装置。
  11. 【請求項11】前記領域は、指示領域を左右に分けて区
    分されていることを特徴とする請求項10記載のデータ
    処理装置。
  12. 【請求項12】前記データ蓄積部は、前記データ受付部
    でデータを受け付けた時刻を示す情報である時刻情報ま
    たは/および前記データ蓄積部でデータを蓄積した時刻
    を示す情報である時刻情報をも視覚的に明示するように
    当該データを蓄積することを特徴とする請求項7から請
    求項11のいずれか一に記載のデータ処理装置。
  13. 【請求項13】前記属性値として、さらに管理者である
    ことを示す情報を含むことを特徴とする請求項7または
    請求項8のいずれか一に記載のデータ処理装置。
  14. 【請求項14】前記データ蓄積部がデータに対応づけら
    れている属性値により、当該データが表示される際の表
    示領域が異なるように当該データを蓄積することを特徴
    とする請求項13に記載のデータ処理装置。
  15. 【請求項15】前記領域は、属性値が管理者以外の場合
    には表示領域を縦割りに左右に分けて区分し、属性値が
    管理者の場合には、表示領域が前記左右に分けた区分に
    またがるように横割りに区分されていることを特徴とす
    る請求項14記載のデータ処理装置。
  16. 【請求項16】前記データ蓄積部は、前記データ受付部
    でデータを受け付けた時刻を示す情報である時刻情報ま
    たは/および前記データ蓄積部でデータを蓄積した時刻
    を示す情報である時刻情報をも視覚的に明示するように
    当該データを蓄積することを特徴とする請求項13から
    請求項15のいずれか一に記載のデータ処理装置。
  17. 【請求項17】複数人がデータを書き込み、当該書き込
    まれたデータを出力するためのデータ出力指示方法であ
    って、前記複数人の属性を示す値である属性値を、当該
    複数人の各々を識別する識別子と対応付けて管理してい
    る状態において、識別子とデータを受け付けるデータ受
    付ステップと、前記受け付けたデータを識別子と関連付
    けて蓄積する蓄積ステップと、前記蓄積ステップで蓄積
    したデータの出力を促す指示を受け付ける出力指示受付
    ステップと、前記出力指示受付ステップで出力指示を受
    け付けた場合に、前記蓄積ステップで蓄積した識別子に
    対応する属性値を取得する属性値取得ステップと、前記
    出力指示受付ステップで出力指示を受け付けた場合に、
    前記蓄積ステップで蓄積したデータを取得するデータ取
    得ステップと、前記属性値取得ステップで取得した属性
    値に応じて、人が視覚、聴覚、味覚、臭覚、触覚のいず
    れか一又は二以上の組み合わせにより異なって知覚する
    ように前記データ取得ステップで取得したデータを出力
    することを促すデータ出力指示ステップと、を具備する
    データ出力指示方法。
  18. 【請求項18】複数人がデータを書き込み、当該書き込
    まれたデータを出力するためのデータ出力指示方法であ
    って、前記複数人のうちの一人を識別する識別子と当該
    識別子で識別される人の属性値とデータを受け付けるデ
    ータ受付ステップと、前記受け付けたデータと識別子と
    属性値とを関連付けて蓄積する蓄積ステップと、前記蓄
    積ステップで蓄積したデータの出力を促す指示を受け付
    ける出力指示受付ステップと、前記出力指示受付ステッ
    プで出力指示を受け付けた場合に、前記蓄積ステップで
    蓄積したデータを取得するデータ取得ステップと、前記
    データ取得ステップで取得したデータに関連付けられて
    いる属性値に応じて、人が視覚、聴覚、味覚、臭覚、触
    覚のいずれか一又は二以上の組み合わせにより異なって
    知覚するように前記データ取得ステップで取得したデー
    タを出力することを促すデータ出力指示ステップと、を
    具備するデータ出力指示方法。
  19. 【請求項19】複数人からデータを受け付け、蓄積する
    データ処理装置であって、前記複数人のうちの一人を識
    別する識別子と当該識別子で識別される人の属性値を対
    応づけて格納している属性値格納部と、データおよび識
    別子を受け付けるデータ受付部と、前記データ受付部で
    受け付けた識別子に対応する属性値を前記属性値格納部
    から取得する属性値取得部と、前記データ受付部で受け
    付けたデータを蓄積するデータ蓄積部と、を具備するデ
    ータ処理装置であって、前記データ蓄積部は、データを
    蓄積する際に、前記属性値取得部で取得した属性値によ
    って当該データが出力される際に人が視覚、聴覚、味
    覚、臭覚、触覚のいずれか一又は二以上の組み合わせに
    より異なって知覚される出力となるようにデータを蓄積
    することを特徴とするデータ処理装置。
  20. 【請求項20】複数人からデータを受け付け、蓄積する
    データ処理装置であって、前記複数人のうちの一人を識
    別する識別子と当該識別子で識別される人の属性値とデ
    ータを受け付けるデータ受付部と、前記データ受付部で
    受け付けたデータを蓄積するデータ蓄積部とを具備する
    データ処理装置であって、前記データ蓄積部は、データ
    を蓄積する際に、前記データ受付部で受け付けた属性値
    によって当該データが出力される際に人が視覚、聴覚、
    味覚、臭覚、触覚のいずれか一以上により異なって知覚
    される出力となるようにデータを蓄積することを特徴と
    するデータ処理装置。
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