JP2003074746A - リモートコントロール装置付パイプレーザ - Google Patents

リモートコントロール装置付パイプレーザ

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JP2003074746A
JP2003074746A JP2001264663A JP2001264663A JP2003074746A JP 2003074746 A JP2003074746 A JP 2003074746A JP 2001264663 A JP2001264663 A JP 2001264663A JP 2001264663 A JP2001264663 A JP 2001264663A JP 2003074746 A JP2003074746 A JP 2003074746A
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JP
Japan
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pipe
laser
remote control
control device
laser beam
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JP2001264663A
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English (en)
Inventor
Shigeyuki Sawaguchi
茂之 澤口
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Sokkia Co Ltd
Original Assignee
Sokkia Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パイプ全体が非常に長い場合でも、一人で容
易に確実に、レーザビームの方位を調節することができ
るようなパイプレーザを得る。 【解決手段】 撮像デバイスを内蔵し、フォーカス機能
を有した望遠鏡12を備えたパイプレーザ本体1と、前
記撮像デバイスにより得られた画像を表示する画像表示
部16を備えたリモ−トコントロール装置10とを有し
ている。また、パイプレーザ本体1は、前方を照射する
照明装置を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上下水道管等のパ
イプを設定勾配に沿って敷設するために用いられるパイ
プレーザに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のパイプレーザは、図2に示したよ
うに、パイプレーザ本体1とターゲット2とリモートコ
ントロール装置を有していた。パイプレーザ本体1は、
立坑4等のパイプ3の敷設開始部に設置され、その前面
から設定勾配を示すレーザビーム5を出射するものであ
る。そして、そのレーザビーム5が、地面に掘られた穴
6内に敷設するパイプ3の端部に取り付けたターゲット
2の十字線20の交点を照射するとき、パイプ3が正し
い設定勾配に位置決めされたことを知るものである。タ
ーゲット2は、光に対して半透過性であって、ターゲッ
ト2の裏面からでもレーザビーム5がターゲット2のど
の部分を照射しているのか分かるようになっていた。
【0003】このような従来のパイプレーザでは、日没
等により作業を中断し、翌日作業を開始するときには、
勾配については、図示しない自動整準機構を内蔵してお
り、自動的に水平面を検出して、設定した勾配でレーザ
ビーム5を出射できるようになっているものの、レーザ
ビーム5の方位については、既に敷設したパイプ3の軸
方向と一致するように、改めて方位を設定し直す必要が
あった。そこで、ターゲット2の裏面から、リモートコ
ントロール装置より、レーザビーム5の方位を調節して
いた。
【0004】このために、特開平6−174468号公
報には、リモートコントロール装置をターゲット2に組
み込んだものが開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ものでは、パイプ3を何本も接続して、パイプ全体が非
常に長くなった場合、レーザビーム5がパイプ3の途中
に当たってしまい、ターゲット2まで届かないことも多
くなり、ターゲット2の裏面からでは、レーザビーム5
がどの方向を向いているのか全く見当がつかず、レーザ
ビーム5の方位を調節することは容易ではなかった。さ
らに、レーザビーム本体1とリモートコントロール装置
が離れすぎたり、両者間に障害物が存在したりして、両
者間の交信が途絶えて、リモートコントロールが不可能
になることもあった。
【0006】このため、パイプ全体が非常に長い場合で
も、一人で容易に確実に、レーザビームの方位を調節す
ることができるようなパイプレーザが求められていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め請求項1に係る発明では、撮像デバイスを内蔵し、フ
ォーカス機能を有した望遠鏡を備えたパイプレーザ本体
と、前記撮像デバイスにより得られた画像を表示する画
像表示部を備えたリモ−トコントロール装置とを有して
いる。
【0008】また、請求項2に係る発明では、請求項1
に係る発明において、前記パイプレーザ本体は照明装置
を備えた。
【0009】
【発明の実施の形態】図1に本発明の実施例を示す。本
実施例のパイプレーザは、パイプレーザ本体1とターゲ
ット2とリモートコントロール装置10とを有してい
る。
【0010】パイプレーザ本体1は、フォーカス機能を
有するとともに、図示しない撮像デバイスと照明装置と
を内蔵した望遠鏡12と、撮像デバイスで得た画像をリ
モートコントロール装置へ送信する図示しない送信手段
と、図示しない自動整準機構を備えている。ただし、照
明装置は、必ずしも望遠鏡12内に内蔵する必要はな
く、パイプレーザ本体1の前面の適宜箇所に設けてもよ
い。また、パイプレーザ本体1の後面には、パイプレー
ザ本体1を基準にレーザビーム5の上下方向を設定する
ための勾配設定や、レーザビーム5の水平方向を調節す
るための方位調節や、レーザビーム5又は照明装置のO
N、OFF等を行うための操作部7と、設定勾配の設定
値や方位等を表示する表示部8と、運搬時に手で持つた
めの取っ手9が設けられている。
【0011】照明装置は、パイプの内部やターゲット2
を照明するものであり、必要に応じて、操作部7又はリ
モートコントロール装置10の操作部14で、ON、O
FFされるようになっている。そして、望遠鏡12と照
明装置に関しては、望遠鏡12の光軸と照明装置の照射
光13が、パイプレーザ本体1から出射される可視レー
ザビーム5と略平行又は同軸となるように構成される。
このため、望遠鏡12で捕らえた画像の略中心付近は、
レーザビーム5及び照明装置の照射光13で照射される
ことになる。
【0012】ターゲット2は、光に対して半透過性を有
し、十字線20が描かれたターゲット板22を備えたも
ので、従来のものと同じであるから、説明を省略する。
【0013】リモートコントロール装置10は、レーザ
ビーム5の方位を調節するためや、望遠鏡12をズーム
するためや、レーザビーム5又は照明装置をON、OF
F等をするための操作部14と、望遠鏡12に内蔵され
た撮像デバイスで得た画像を表示する画像表示部16
と、パイプレーザ本体1から送信されてくる画像等の信
号を受信する図示しない受信手段を備えている。また、
画像表示部16は、設定勾配等の設定値やパイプレーザ
本体1の異常等の警報も表示できるようになっている。
パイプレーザ本体1とリモートコントロール装置10と
の間は、電波、赤外線、超音波又は有線等どのようなも
ので交信しあってもよい。
【0014】パイプレーザ本体1の電源は、図示しない
内部バッテリーから供給される。パイプレーザ本体1の
後面には、内部バッテリーと外部の充電器とをケーブル
で接続するための充電用コネクタ17が設けられてい
る。リモートコントロール装置10でパイプレーザ本体
1のレーザビーム5又は照明装置のON、OFFができ
るため、作業員がたて坑内へ下りていってON、OFF
をする必要がないので、便利であり、電力の省力化が図
れる。
【0015】以上のようなパイプレーザ本体1をパイプ
の敷設開始部に設置すると、自動整準機構の働きによ
り、自動的に水平面を検出して、設定した勾配でレーザ
ビーム5を出射する。そして、望遠鏡12に内蔵した撮
像デバイスにより画像表示部16にパイプ内の様子を映
し出し、パイプの端部に取り付けたターゲット2の十字
線20にフォーカスを合わせると、画像表示部16には
十字線20とレーザビーム5の照射位置が表示される。
そこで、リモートコントロール装置10上の操作部14
を操作して、レーザビーム5の照射位置がターゲット2
の十字線20に一致するようレーザビーム5の方位を調
節する。このさい、パイプ内が暗い場合には、パイプレ
ーザ本体1の操作部7又はリモートコントロール装置1
0の操作部14を操作して照明装置を点灯する。
【0016】以上のように、本実施例のパイプレーザに
よれば、常にリモートコントロール装置10の画像表示
部16に表示されるパイプ内部の様子により、レーザビ
ーム5がパイプ内のどのあたりを照射しているかが分か
るため、パイプレーザ本体1に近い適宜位置から、一人
で容易に確実に、レーザビーム5の方位を調節すること
ができる。このため、パイプが非常に長い場合や障害物
の存在等により、パイプレーザ本体1とリモートコント
ロール装置10との交信が途絶えてしまうことにより、
レーザビーム5の方位の調節ができなくなるという不都
合が起きない。また、望遠鏡12とともに照明装置も備
えているので、真っ暗なパイプ内の遠方の様子を見るこ
とができるため、パイプ内の異常等も早期に容易に発見
できる。
【0017】
【発明の効果】以上に述べたように、請求項1に係る発
明の構成によれば、常にリモートコントロール装置の画
像表示部に表示されるパイプ内部の様子により、レーザ
ビームがパイプ内のどのあたりを照射しているかが分か
るため、パイプレーザ本体に近い適宜位置から、一人で
容易に確実に、レーザビームの方位を調節することがで
きる。このため、パイプレーザ本体とリモートコントロ
ール装置との交信が途絶えてしまうことにより、レーザ
ビーム5の方位の調節ができなくなるという不都合が起
きない。
【0018】また、請求項2に係る発明によれば、請求
項1に係る発明と同じ効果を奏するうえ、真っ暗なパイ
プ内の遠方の様子を見ることができるため、パイプ内の
異常等も早期に容易に発見できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパイプレーザの斜視図である。
【図2】従来のパイプレーザを用いてパイプを敷設する
状態を説明する平面図である。
【符号の説明】
1 パイプレーザ本体 2 ターゲット 10 リモートコントロール装置 12 望遠鏡 14 操作部 16 画像表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 17/00 H04Q 9/00 301B H04Q 9/00 301 F16L 1/02 Z Q

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像デバイスを内蔵し、フォーカス機
    能を有した望遠鏡を備えたパイプレーザ本体と、前記撮
    像デバイスにより得られた画像を表示する画像表示部を
    備えたリモ−トコントロール装置とを有することを特徴
    とするリモートコントロール装置付パイプレーザ。
  2. 【請求項2】 前記パイプレーザ本体は照明装置を備
    えていることを特徴とする請求項1に記載のリモートコ
    ントロール装置付パイプレーザ。
JP2001264663A 2001-08-31 2001-08-31 リモートコントロール装置付パイプレーザ Pending JP2003074746A (ja)

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