JP2003072477A - 電動パネル装置及びプログラム - Google Patents

電動パネル装置及びプログラム

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JP2003072477A
JP2003072477A JP2001270645A JP2001270645A JP2003072477A JP 2003072477 A JP2003072477 A JP 2003072477A JP 2001270645 A JP2001270645 A JP 2001270645A JP 2001270645 A JP2001270645 A JP 2001270645A JP 2003072477 A JP2003072477 A JP 2003072477A
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JP
Japan
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panel
connector
electric panel
closing operation
electric
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Application number
JP2001270645A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Kazakoshi
真一 風越
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Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
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Publication date
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  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の課題は、電動パネルのクローズ時に隠
されるコネクタを備える電動パネル装置において、電動
パネルとコネクタに差込まれたコードとの干渉を防ぐこ
とである。 【解決手段】表示部4及びパネル開閉ボタン5aを含む
操作部5を備える、スライド開閉自在な電動パネル2
と、車載オーディオ機器の本体であるオーディオ本体3
と、電動パネル2のクローズ時に隠される外部機器のコ
ードAとデータの通信を介するコネクタ7と、コードA
がコネクタ7に差込まれているかを検出する検出スイッ
チとを具備する電動パネル装置である車載オーディオ機
器1において、電動パネル2のオープン状態でのパネル
開閉ボタン5a押下時、コードAがコネクタ7に差込ま
れていると検出した場合、電動パネル2のパネルクロー
ズ動作を停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パネルが電動で開
閉する電動パネル装置及びプログラムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、車載オーディオシステム等に
スライド開閉式の電動パネルが使われている。当該電動
パネルには、ユーザの各種操作を介する操作部、ユーザ
へ各種情報を表示する表示部等を備える。
【0003】前記車載オーディオシステムとしては例え
ば、CD(Compact Disc)、MD(Mini Disc)等の挿
入口の前部に電動パネルが設置され、普段は、前記挿入
部を隠すように前記電動パネルをクローズし、CD、M
D等の入替え時等に前記電動パネルをオープンさせて、
前記挿入口を露出する構成である。電動パネルは、電動
パネル上のパネル開閉ボタンを押下することによりオー
プン又はクローズする。電動パネルをクローズするとき
に隠す部分は、CD、MD等の挿入口以外にも、各種外
部機器と接続を行うコードのコネクタが設置されるもの
もあった。
【0004】これは例えば、車載機器であるカーオーデ
ィオやコンソールに付けられるナビゲーション等にHD
D(Hard Disk Drive)等の大容量な記録媒体を搭載す
るとき、当該大容量の記録媒体への情報の転送方法が問
題となっており、CD−R(Compact Disk-Recordabl
e)、MO(magneto-optic)等のメディアを使用する
と、転送すること自体が煩雑になる。そこで、ノートパ
ソコン等の外部機器から直接にカーオーディオ等の車載
機器に情報を伝送することが求められていたからであ
る。
【0005】また、カーオーディオという枠組みだけの
システムではなく、パソコン等も含むカーマルチメディ
アシステムになった場合も、他の外部機器との接続し易
さも重要となっている。更に、車載機器はその大きさが
限られており、電動パネル面積を有効に使う必要があ
り、常時使う訳ではない信号用のコネクタは、電動パネ
ルの後方に設けた方がいいという面があったからであ
る。
【0006】以下、図7を参照して、電動パネルの後方
にコネクタを設置された従来の車載オーディオ機器にお
ける、従来の電動パネルのパネルクローズ動作制御手順
を説明する。図7は、従来のパネルクローズ動作制御プ
ログラムのフローチャートである。
【0007】従来の車載オーディオ機器には、各部を制
御するCPU(Central ProcessingUnit)と、電動パネ
ルと、電動パネル上のパネル開閉ボタンと、電動パネル
のクローズ動作により露出するコネクタ及びCD挿入部
とを具備する構成であるとする。当該車載オーディオ機
器のCPUが図7の従来のパネルクローズ動作制御プロ
グラムを実行してパネルクローズ動作制御手順を開始す
る。
【0008】予め、車載オーディオ機器の電動パネルが
オープン状態にあり、パネルクローズ動作の待機中であ
るとする。先ず、CPUは、ユーザにパネル開閉ボタン
を押下されたかを判別する(ステップT1)。パネル開
閉ボタンが押下されていない場合(ステップT1;N
O)、ステップT1へ戻る。パネル開閉ボタンが押下さ
れた場合(ステップT1;YES)、CPUは、電動パ
ネルのパネルクローズ動作を開始する(ステップT
2)。
【0009】そして、CPUは、電動パネルのパネルク
ローズ動作タイムのタイマをスタートさせる(ステップ
T3)。当該タイマは、電動パネルのパネルクローズ動
作が一定時間に完了しない場合の異常検出用のタイマで
ある。そして、CPUは、前記タイマの経過時間によ
り、電動パネルのパネルクローズ動作タイムがタイムオ
ーバしたかを判別する(ステップT4)。
【0010】タイムオーバでない場合(ステップT4;
NO)、CPUは、電動パネルのパネルクローズ動作が
完了したかを判別する(ステップT5)。パネルクロー
ズ動作が完了していない場合(ステップT5;NO)、
ステップT4へ戻る。パネルクローズ動作が完了した場
合(ステップT5;YES)、CPUは、電動パネルの
パネルクローズ動作のタイマをストップし(ステップT
6)、電動パネルのパネルクローズ動作を正常終了す
る。
【0011】タイムオーバした場合(ステップT4;Y
ES)、CPUは、電動パネルのパネルクローズ動作を
強制停止させる(ステップT7)。そして、CPUは、
電動パネルの表示部にエラーである旨を表示させ(ステ
ップT8)、電動パネルのパネルクローズ動作を異常終
了する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、電動パネルが
オープン状態で、コネクタにコードが差し込まれている
場合、パネル開閉ボタンの押下により電動パネルをクロ
ーズすると、コードと電動パネルが干渉していた。つま
り、この場合、従来のパネルクローズ動作制御手順のス
テップT7において、電動パネルがパネルクローズ動作
中に、コネクタに差し込まれたコードと接触することに
よる干渉が生じていた。
【0013】当該コードと電動パネルの干渉は、コネク
タ、コード、電動パネル及びその開閉機構等の破損の原
因となる場合があった。また、コネクタにコードが差し
込まれている場合、電動パネルをパネルクローズ動作さ
せようと、ユーザが車載機器のコネクタからコードを抜
いたとしても、わざわざまたパネル開閉ボタンを押下し
なければならなかった。
【0014】本発明の課題は、電動パネルと、コネクタ
に差込まれたコードとの干渉を防ぐことである。
【0015】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、電動パネルのオープン
時に露出していたコネクタを、該電動パネルのパネルク
ローズ動作により隠す電動パネル装置であって、前記コ
ネクタにコードが差込まれているか否かを検出する検出
手段と、前記電動パネルのパネルクローズ動作が指示さ
れた時に、前記検出手段により、前記コネクタに前記コ
ードが差込まれていると検出された場合、前記電動パネ
ルのパネルクローズ動作を停止する電動パネル制御手段
と、を具備してなる電動パネル装置であることを特徴と
する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図6を参照して本発
明の実施の形態を説明する。先ず、車載オーディオ機器
1の可動部分の装置的特徴を図1〜図4を参照して説明
する。図1は、本実施の形態の車載オーディオ機器1の
構成図である。図2は、電動パネル2クローズ時の車載
オーディオ機器1の内部構成を示す透視図であり、
(I)は、側面透視図であり、(II)は、上面透視図で
ある。
【0017】図3は、電動パネル2オープン時の車載オ
ーディオ機器1の内部構成を示す側面透視図である。図
4は、コネクタ7へのコードAの差込を示す図であり、
(I)は、コードAが差し込まれていない場合の状態図
であり、(II)は、コードAが差し込まれた場合の状態
図である。
【0018】車両等に設置し音楽等を出力する車載オー
ディオシステムのヘッドユニットである車載オーディオ
機器1は、電動でスライド開閉する電動パネル2と、本
体であるオーディオ本体3と、電動パネル2上でユーザ
へ各種情報表示する表示部4と、電動パネル2上でユー
ザからの各種操作を入力する操作部5とを具備する。操
作部5は、ユーザからの電動パネル2のオープン又はク
ローズの入力を介するパネル開閉ボタン5aとを具備す
る。
【0019】また、車載オーディオ機器1は、更に、オ
ーディオ本体3上でCDを挿入し再生して音信号を出力
するCD部6と、外部機器からのコードAを接続のため
差込むコネクタ7とを具備する。CD部6及びコネクタ
7は、電動パネル2のオープン時に露出し、クローズ時
に電動パネル2により隠される構成である。
【0020】また、車載オーディオ機器1は、更に、電
動パネル2側面下部と軸回転可能に接続して電動パネル
2をオーディオ本体3の前後方向にスライド可動するス
ライドベース8を具備する。スライドベース8は、オー
ディオ本体3とスライド可能に固定するスライド孔8a
と、回転運動をスライドベース8の前後のスライド運動
に変換する水平ギア8bとを備える。
【0021】また、車載オーディオ機器1は、更に、一
端を電動パネル2の側面上部と軸回転可能に接続し他端
をオーディオ本体3と軸回転可能に接続し電動パネル2
を支持する連結アーム9と、スライドベース8をスライ
ド可能にスライド孔8aの中に固定する連結ピン10
と、回転動力を供給するモータ11と、モータ11の回
転動力を伝えるピニオンギア12と、ピニオンギア12
と中心軸を同じに固定され水平ギア8bと噛合う連結ギ
ア13と、ピニオンギア12と噛合いその回転角度をコ
ード化して出力するロータリーエンコーダ14とを具備
する。
【0022】また、車載オーディオ機器1は、更に、連
結アーム9におけるオーディオ本体3と接続する端に取
付け、電動パネル2と接続する連結アーム9の端に常に
上方向に復元力を与えるねじりコイルバネ15と、コネ
クタ7に取付けコードAが差込まれているかを検出して
出力する検出スイッチ16とを具備する。検出スイッチ
16は、図4(I)、(II)に示すように、コードAが
コネクタ7へ差し込まれたとき、突起部16aが奥に引
込まれることを検出することにより、コードAがコネク
タ7へ差込まれたかを検出する。
【0023】次に、車載オーディオ機器1の制御部分の
装置的特徴を図5を参照して説明する。図5は、車載オ
ーディオ機器1の制御部分の構成ブロック図である。車
載オーディオ機器1は、他に制御部分として、各部の中
央制御を行うCPU17(Central Processing Unit)
と、各種情報及びプログラムを読書き可能に一時的に格
納するRAM18(Random Access Memory)と、各種情
報及びプログラムを読出し可能に記憶するROM19
(Read Only Memory)と、タイマ制御するタイマ20
と、CPU17、RAM18、ROM19、タイマ2
0、表示部4、操作部5、CD部6、モータ11、ロー
タリーエンコーダ14、検出スイッチ16を接続するバ
ス21とを具備する。
【0024】CPU17は、パネルクローズ動作制御プ
ログラムを実行する。CPU17は、パネルクローズ動
作制御プログラムの実行により、コード状態フラグをO
FFし、電動パネル2のパネル開閉ボタン5aがユーザ
に押下されたかを判別し、パネル開閉ボタン5aを押下
されていなく、コネクタ7にコードAが差込まれてい
て、コード状態フラグがONの場合、電動パネル2のパ
ネルクローズ動作を開始し、パネル開閉ボタン5aが押
下されていない他の条件の場合、コード状態フラグを設
定する。
【0025】また、CPU17は、パネル開閉ボタン5
aが押下され、コネクタ7にコードAが差込まれていな
い場合、同様に電動パネル2のパネルクローズ動作を開
始し、パネル開閉ボタン5aが押下され、コネクタ7に
コードAが差込まれている場合、コード状態フラグをO
Nし、表示部4の表示によりユーザにコネクタ7にコー
ドAが差込まれている旨の警告を行う。
【0026】また、CPU17は、パネルクローズ動作
開始後、タイマ20においてパネルクローズ動作タイム
のタイマをスタートさせ、パネルクローズ動作タイム中
にパネルクローズ動作を完了した場合、タイマ20をス
トップさせ、電動パネル2のパネルクローズ動作を正常
終了し、パネルクローズ動作タイム中にパネルクローズ
動作を完了しない場合、表示部4でエラー表示させ、電
動パネル2のパネルクローズ動作を異常終了する(図6
参照)。
【0027】RAM18は、ROM19中のプログラム
をCPU17で実行可能に展開して格納できる構成であ
り、ROM19はパネルクローズ動作制御プログラムが
記憶されている。タイマ20は、物理的タイマに限ら
ず、プログラムによるタイマでもよい。
【0028】次に、車載オーディオ機器1の動作につい
て説明する。先ず、電動パネル2のパネルオープン動作
について説明する。予め、ロータリーエンコーダ14か
らの回転角度信号を受信して、現在の電動パネル2の位
置状態をクローズ状態であると判別しているものとす
る。
【0029】図2に示すように電動パネル2のクローズ
時に、ユーザが操作部5のパネル開閉ボタン5aを押下
することにより、パネル開閉ボタン5aからのパネル開
閉信号をCPU17が受信し、モータ11へ電動パネル
2のオープン方向への回転制御信号を送信する。
【0030】モータ11が、オープン方向への回転制御
信号を受信して回転し、その回転動力は、ピニオンギア
12、連結ギア13、水平ギア部8bを順に介して、ス
ライドベース8をオーディオ本体3の前方向にスライド
させる力として伝わる。同時に、ピニオンギア12の回
転は、ロータリーエンコーダ14にも回転力を伝え、ロ
ータリーエンコーダ14は、当該回転力による回転角度
をコード化して回転角度信号としてCPU17へ送信
し、CPU17は、回転角度信号の受信により、回転制
御信号を変化させ、モータ11の回転角度を制御するこ
とにより、電動パネル2の位置を制御する。
【0031】前方向にスライドしたスライドベース8に
より、電動パネル2の下部は、オーディオ本体3の前方
向にスライドし、連動して連結アーム9もねじりコイル
バネ15の上方向の復元力と共に電動パネル2の運動を
規制し、電動パネル2の上部をオーディオ本体3の前面
付近に保って下方向に移動させる。そして、クローズ時
に電動パネル2の後方に配置されていたCD部6のCD
挿入口及びコネクタ7が露出する。
【0032】電動パネル2のオープン時に、CD部6に
ユーザからCDが挿入された場合、CD部6は、CDを
ローディングしてセットしてCPU17にセット完了の
信号を送信し、ユーザが操作部5の再生ボタン、停止ボ
タン、音量調整ボタン等の押下等の操作により、操作信
号がCPU17に送信され、CPU17は、当該操作信
号に基づき、操作制御信号をCD部6へ送信して制御す
る。CD部6はCDの再生の操作制御信号がCPU17
から送信された場合、CDを再生し、音信号を図示しな
い外部のアンプを介して図示しないスピーカから音出力
する。
【0033】ここで、電動パネル2をクローズするパネ
ルクローズ動作制御手順を図6を参照して説明する。図
6は、本実施の形態のパネルクローズ動作制御プログラ
ムのフローチャートである。電動パネル2のオープン時
にROM19上のパネルクローズ動作制御プログラムを
読出してRAM18に格納して実行することにより、パ
ネルクローズ動作制御手順を開始する。なお、予め、C
PU17は、ロータリーエンコーダ14からの回転角度
信号を受信して、現在の電動パネル2の位置状態をオー
プン状態であると判別しているものとする。
【0034】最初に、CPU17は、コネクタ7にコー
ドAが差込まれているか否かを示すコード状態フラグを
0FF(コネクタ7にコードAが差込まれていない状
態)に設定する(ステップS1)。
【0035】そして、CPU17は、パネル開閉ボタン
5aからのパネルクローズ信号を受信するか否かによ
り、ユーザにパネル開閉ボタンを押下されたかを判別す
る(ステップS2)。具体的には、ユーザが操作部5の
パネル開閉ボタン5aを押下することにより、パネル開
閉ボタン5aからのパネル開閉信号をCPU17が受信
するかにより判別する。
【0036】パネル開閉ボタン5aを押下されていない
場合(ステップS2;NO)、CPU17は、コネクタ
7にコードAが差込まれているかを判別する(ステップ
S3)。具体的には、コネクタ7の検出スイッチ16か
らコードAが差込まれている旨のコード有信号をCPU
17が受信するかにより判別する。
【0037】コネクタ7にコードAが差込まれていない
場合(ステップS3;NO)、CPU17は、コード状
態フラグがONであるかを判別する(ステップS4)。
【0038】コード状態フラグがONである場合(ステ
ップS4;YES)、CPU17は、電動パネル2のパ
ネルクローズ動作を開始する(ステップS5)。具体的
には、CPU17は、モータ11へ電動パネル2のクロ
ーズ方向への回転制御信号を送信することによりパネル
クローズ動作を開始する。
【0039】モータ11が、クローズ方向への回転制御
信号を受信して回転し、その回転動力は、ピニオンギア
12、連結ギア13、水平ギア部8bを順に介して、ス
ライドベース8をオーディオ本体3の後方向にスライド
させる力として伝わる。同時に、CPU17は、ロータ
リーエンコーダ14からの回転角度信号の受信により、
回転制御信号を変化させ、モータ11の回転角度を制御
して、電動パネル2の位置を制御する。
【0040】後方向にスライドしたスライドベース8に
より、電動パネル2の下部は、オーディオ本体3の後方
向にスライドし、連動して連結アーム9もねじりコイル
バネ15の復元力と共に電動パネル2の運動を規制し、
電動パネル2の上部をオーディオ本体3の前面付近に保
って上方向に移動させる。そして、オープン時に露出し
ていた、電動パネル2の後方のCD部6のCD挿入口及
びコネクタ7が隠される。以上の一連の電動パネル2の
パネルクローズ動作を開始する。
【0041】コネクタ7にコードAが差込まれている場
合(ステップS3;YES)、又は、コード状態フラグ
がOFFである場合(ステップS4;NO)、CPU1
7は、コード状態フラグを設定する(ステップS6)。
具体的には、CPU17は、コネクタ7にコードAが差
込まれている場合(ステップS3;YES)、コード状
態フラグをON(コネクタ7にコードAが差込まれてい
る状態)に設定し、コード状態フラグがOFFである場
合(ステップS4;NO)、コード状態フラグをOFF
に設定する。そして、ステップS2へ戻る。
【0042】パネル開閉ボタン5aを押下された場合
(ステップS2;YES)、CPU17は、ステップS
3と同様に、コネクタ7にコードAが差込まれているか
を判別する(ステップS7)。コネクタ7にコードAが
差込まれている場合(ステップS7;YES)、CPU
17は、コード状態フラグをONに設定する(ステップ
S8)。
【0043】そして、CPU17は、電動パネル2の表
示部4に、コネクタ7にコードAが差し込まれている旨
の警告を表示させる(ステップS9)。当該コネクタ7
にコードAが差し込まれている旨の警告は、表示部4に
おける表示だけでなく、例えば、図示しないスピーカに
よりユーザに音声出力をしてもよい。そして、ステップ
S2へ戻る。コネクタ7にコードAが差込まれていない
場合(ステップS7;NO)、ステップS5へ進む。
【0044】そして、CPU17は、タイマ20をパネ
ルクローズ動作タイムのタイマとしてスタートさせる
(ステップS10)。そして、CPU17は、ステップ
S10でスタートさせたパネルクローズ動作タイムをオ
ーバーしたかを判別する(ステップS11)。パネルク
ローズ動作タイムをオーバーしていない場合(ステップ
S11;NO)、CPU17は、ステップS4で開始し
たパネルクローズ動作を完了したかを判別する(ステッ
プS12)。
【0045】パネルクローズ動作を完了していない場合
(ステップS12;NO)、ステップS11へ戻る。パ
ネルクローズ動作を完了した場合(ステップS12;Y
ES)、CPU17は、パネルクローズ動作タイムのタ
イマ20をストップさせ(ステップS13)、電動パネ
ル2のパネルクローズ動作を正常終了してパネルクロー
ズ動作制御手順を終了する。
【0046】パネルクローズ動作タイムをオーバーした
場合(ステップS11;YES)、CPU17は、パネ
ルクローズ動作を強制的に停止する(ステップS1
4)。なお、タイマ20は、パネルクローズ動作タイム
の経過により自動的にストップする。そして、CPU1
7は、電動パネル2の表示部4にパネルクローズ動作が
エラーに終わった旨をユーザへ表示させ(ステップS1
5)、電動パネル2のパネルクローズ動作を異常終了し
てパネルクローズ動作制御手順を終了する。
【0047】よって、ステップS2,S7によって、コ
ードAがコネクタ7に差し込まれているときには、パネ
ル開閉ボタン5aを押しても、パネルクローズ動作は開
始されないので、電動パネル2と、コネクタ7に差込ま
れたコードAとの干渉を防ぐことができる。
【0048】また、ステップS1,S4,S6,S8に
よって、ユーザがコネクタ7からコードAを抜いた場
合、パネル開閉ボタン5aを押さなくても、自動的に電
動パネル2のパネルクローズ動作を開始するので、ユー
ザにとって電動パネル2のパネルクローズ動作の自動化
による操作の利便性を高めることができる。
【0049】なお、本実施の形態は、装置的には、コー
ドと接触する検出スイッチ16等のセンサを具備し、ま
た、パネルクローズ動作制御手順は、コネクタにコード
が差し込まれているときに電動パネルのパネルクローズ
動作を行わず、コネクタからコードを抜いたときに自動
的にパネルクローズ動作を行う構成であれば、他のもの
でもよい。
【0050】また、本実施の形態は、電動パネル2を具
備する車載用のオーディオ機器につき説明したが、例え
ば、カーナビゲーション、室内オーディオ機器等に適用
してもよく、つまり、電動パネルのクローズ時にコネク
タが隠れるその他の機器についても適用できる。
【0051】前記[特許請求の範囲]の請求項1に記載
の電動パネル装置は、例えば、例えば、図1に示す車載
オーディオ機器1であり、請求項1に記載の検出手段
は、例えば、図1に示す検出スイッチ16であり、請求
項1に記載の電動パネル制御手段は、例えば、図6に示
すステップS2,S7を実行する図5に示すCPU17
であり、請求項2に記載の電動パネル制御手段は、例え
ば、図6に示すステップS1〜S8を実行する図5に示
すCPU17であり、請求項3に記載の警告手段は、例
えば、図1に示す表示部4、図6に示すステップS9を
実行する図5に示すCPU17である。
【0052】以上、本発明の実施の形態につき説明した
が、本発明は、必ずしも上述した手段及び手法にのみ限
定されるものではなく、本発明にいう目的を達成し、本
発明にいう効果を有する範囲内において適宜に変更実施
が可能なものである。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、電動パネルと、コネク
タに差込まれたコードとの干渉を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の車載オーディオ機器1の
構成図である。
【図2】電動パネル2クローズ時の車載オーディオ機器
1の内部構成を示す透視図であり、(I)は、側面透視
図であり、(II)は、上面透視図である。
【図3】電動パネル2オープン時の車載オーディオ機器
1の内部構成を示す側面透視図である。
【図4】コネクタ7へのコードAの差込を示す図であ
り、(I)は、コードAが差し込まれていない場合の状
態図であり、(II)は、コードAが差し込まれた場合の
状態図である。
【図5】車載オーディオ機器1の制御部分の構成ブロッ
ク図である。
【図6】本発明の実施の形態のパネルクローズ動作制御
プログラムのフローチャートである。
【図7】従来のパネルクローズ動作制御プログラムのフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1…車載オーディオ機器 2…電動パネル 3…オーディオ本体 4…表示部 5…操作部 5a…パネル開閉ボタン 6…CD部 7…コネクタ 8…スライドベース 8a…スライド孔 8b…水平ギア部 9…連結アーム 10…連結ピン 11…モータ 12…ピニオンギア 13…連結ギア 14…ロータリーエンコーダ 15…ねじりコイルバネ 16…検出スイッチ 17…CPU 18…RAM 19…ROM 20…タイマ 21…バス A…コード

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動パネルのオープン時に露出していたコ
    ネクタを、該電動パネルのパネルクローズ動作により隠
    す電動パネル装置であって、 前記コネクタにコードが差込まれているか否かを検出す
    る検出手段と、 前記電動パネルのパネルクローズ動作が指示された時
    に、前記検出手段により、前記コネクタに前記コードが
    差込まれていると検出された場合、前記電動パネルのパ
    ネルクローズ動作を停止する電動パネル制御手段と、 を具備してなる電動パネル装置。
  2. 【請求項2】前記コード検出手段における検出状態が、
    前記コードが差込まれている検出状態から差込まれてい
    ない検出状態に変化した場合、前記電動パネル制御手段
    は、前記電動パネルのパネルクローズ動作を自動的に実
    行する、ことを特徴とする請求項1に記載の電動パネル
    装置。
  3. 【請求項3】前記電動パネル制御手段において、前記電
    動パネルのパネルクローズ動作を停止する場合、前記コ
    ードが前記コネクタに差し込まれている旨を警告する警
    告手段を更に具備する、ことを特徴とする請求項1又は
    2の何れかに記載の電動パネル装置。
  4. 【請求項4】コンピュータに、 電動パネル装置のコネクタにコードが差込まれているか
    否かを検出する機能と、 電動パネルのパネルクローズ動作が指示された時に、前
    記コネクタに前記コードが差込まれていると検出された
    場合、前記電動パネルのパネルクローズ動作を停止する
    機能と、 を実現してなるプログラム。
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