JP2003071521A - 螺旋状波形金属チューブを連続的に製造する装置 - Google Patents

螺旋状波形金属チューブを連続的に製造する装置

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JP2003071521A JP2002156695A JP2002156695A JP2003071521A JP 2003071521 A JP2003071521 A JP 2003071521A JP 2002156695 A JP2002156695 A JP 2002156695A JP 2002156695 A JP2002156695 A JP 2002156695A JP 2003071521 A JP2003071521 A JP 2003071521A
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ミヒヤエル・マイアー
Christian Frohne
クリスチヤン・フローネ
Friedrich Harten
フリードリツヒ・ハルテン
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    • F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L9/00—Rigid pipes
    • F16L9/02—Rigid pipes of metal
    • F16L9/06—Corrugated pipes
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D15/00—Corrugating tubes
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の装置を改良して、波のピッチが短いチ
ューブ、特に外径が６ｍｍよりも短いチューブを製造可
能にする。 【解決手段】 波形化工具（１６）が金属チューブ（１
２、１４）の長軸に対して偏心的に自由に回転可能なよ
うに内部で支承された回転駆動可能な波形化ヘッド（１
１）で構成されている、螺旋状波形金属チューブ（１
２、１４）を連続的に製造する装置が記載されている。
波形化工具（１６）は少なくとも１つの円板であり、金
属チューブ（１２、１４）の長軸に対する前記円板の偏
心位置を調節可能であり、前記円板はその円周面と共に
金属チューブ（１２、１４）の上を転動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求項１の前提部
に基づく、螺旋状波形金属チューブを連続的に製造する
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】ＤＥ１０８６３１４Ａより、電気ケーブ
ル被覆の波形化装置が公知であり、この装置では回転可
能な環状の波形化工具が設けられており、この波形化工
具の開口部を通してケーブルが案内される。波形化工具
の軸は被覆軸に対して側方に変位しており、この変位
と、波形化されていない被覆の外側の半径との合計は、
波形化工具の開口部の半径よりも大きい。環状の波形化
工具の軸は、被覆軸に対して傾いている。波形化工具
は、波形化工具が自らの軸を中心として回転することを
可能にする軸受に支承される。この軸受は、被覆軸を中
心として回転する、回転駆動可能な波形化ヘッドに支承
される。
【０００３】この公知の装置では、波形化工具は内側の
表面で被覆上を転動し、波形化ヘッドの偏心的支承によ
って、被覆に波形を生成する。波形化工具は、短い円弧
にわたってしか被覆と接触しない。波形化工具と被覆間
の摩擦は転り摩擦である。
【０００４】波形化工具の変形リブは、波形化工程で強
い機械的負荷にさらされる。したがって、特に深い波形
チューブを製造する際には、変形リブの壁の厚さが一定
の程度を下回らないことが必要である。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
に述べた種類の装置を改良して、波のピッチが短いチュ
ーブ、特に外径が６ｍｍよりも短いチューブを製造可能
にすることである。
【０００６】
【課題を解決しようとする手段】この課題は、請求項１
の特徴部に記載の特徴によって解決される。
【０００７】本発明による装置の有利な実施形態では、
２つまたはそれ以上の円板状の波形化工具が波形化ヘッ
ドの内部で円周にわたって分散される。これらの円板
を、軸方向に相互に間隔をおいて波形化ヘッドに配置す
ることが出来、各円板が、各自の前に位置する円板によ
って生成される波の谷部の中へ潜り込み、それぞれ後続
する円板が波の深さを拡大する。
【０００８】また、複数の円板が、多段階の螺旋波形を
生成するように配置されていてもよい。
【０００９】
【発明の実施の形態】図１と図２に模式的に描かれた実
施形態を参照しながら、本発明を詳しく説明する。
【００１０】図１には、波形金属チューブで包囲された
プラスチック製の光ファイバを製造する設備の側面図が
示されている。
【００１１】貯蔵ボビン１からプラスチック光ファイバ
２が連続的に引き出される。金属帯Ｍ、有利には銅帯が
帯ボビン３から引き出され、洗浄設備４で洗浄される。
次に金属帯Ｍは、詳しくは図示しない複数の成形段から
なる成形装置５で、光ファイバ２を包囲するスリット付
きチューブに成形される。長手方向スリットは溶接装置
６で溶接される。プラスチック光ファイバ２が溶接熱に
よる悪影響を受けないようにするため、溶接されるチュ
ーブの内径は、光ファイバ２の外径よりも若干大きくな
っている。溶接装置６としてレーザ溶接装置を設置すれ
ば、帯洗浄設備３を省略することができる。チャック引
込部７によって、溶接されたチューブと光ファイバ２は
装置の中を矢印の方向へ搬送される。チャック引込部７
は複数組のクランプジョー７ａにより、溶接されたチュ
ーブを鉗子状に挟む。複数組のクランプジョー７ａは、
図示しない仕方で電動モータにより駆動されるエンドレ
スチェーン７ｂに取り付けられている。
【００１２】通過方向で見てチャック引出部７の背後に
波形化装置８が配置されており、この波形化装置におい
て平滑な金属チューブから、波の谷部が光ファイバ上に
密に位置する、波形金属チューブが製造される。
【００１３】最後に、波形金属チューブを備える光ファ
イバ２がケーブルドラム９に巻き取られる。ダンサー機
構１０がケーブルドラム９の巻取速度を調節する。
【００１４】波形金属チューブには、最終的に、図示し
ない方法でプラスチック被覆が押出被覆される。
【００１５】図２を参照しながら波形化装置８について
詳しく説明する。
【００１６】波形化装置８は、波形化する平滑チューブ
１２の長軸を中心として、中空波形化モータ等の図示し
ないモータによって駆動される波形化ヘッド１１で構成
される。波形化ヘッド１１にはケーシング１３が配置さ
れており、このケーシングは、平滑チューブ１２を挿通
するための第１の開口部１３ａと、波形化されたチュー
ブ１４を挿通するための第２の開口部１３ｂとを示す。
切欠き１５には、ケーシング１３に取り付けられた軸１
７上で自由に回転可能に支承された波形化工具１６が格
納されている。ケーシング１３は、波形化ヘッド１１の
中で軸Ｂを中心として旋回可能なように配置されるの
で、波形化工具１６の回転軸Ａは、金属チューブ１２な
いし１４の長軸に対して角度をなして延びる。
【００１７】波形化工具１６は、平滑チューブ１２の周
りを回転する円板である。平滑チューブ１２に波形を施
すには、ケーシング１３およびケーシングと共に円板１
６を平滑チューブ１２の方向へ位置調節する。波形化ヘ
ッド１１が回転運動すると、円板１６の円周面がチュー
ブ１２の表面上で転動し、その際螺旋状に延びる波形を
生成する。
【００１８】軸Ｂの方向と、軸Ｂを中心とするケーシン
グ１３の回転方向とのいずれにもケーシング１３を位置
調節するために、まずネジ１８、１９および２０を緩め
る。ネジ付きナット２１を回すことにより、ネジ付きロ
ッド２２と連結されているケーシング１３は軸Ｂの方向
にスライドし、それによって所望の波の深さが設定され
る。
【００１９】ナット２３を緩めれば、ボルト２５の先で
ケーシング１３と連結されている部材２４を回すことに
よって、軸Ｂを中心とするケーシング１３の旋回の度合
いを正確に調整することができる。軸Ｂを中心としてケ
ーシング１３を旋回させることで、螺旋状の波のピッチ
が巻取速度に対して最適に設定される。
【００２０】ケーシング１３を正確に調整した後、ナッ
ト２３、ネジ１８、１９および２０を再び締める。
【００２１】波形化工程のときには、円板１６の円周面
とチューブ壁との間で転り摩擦が生じるので、チューブ
表面が損傷をうけることはない。円板１６の耐用寿命を
伸ばすため、円板の少なくとも円周面は硬化処理され
る。
【図面の簡単な説明】
【図１】波形金属チューブで包囲されたプラスチック製
光ファイバを製造する設備の側面図である。
【図２】波形化装置の詳細を説明する図である。
【符号の説明】
１ 貯蔵ボビン ２ 光ファイバ ３ 帯ボビン ４ 洗浄設備 ５ 成形装置 ６ 溶接装置 ７ チャック引込部 ７ａ クランプジョー ７ｂ エンドレスチェ−ン ８ 波形化装置 ９ ケーブルドラム １０ ダンサー機構 １１ 波形化ヘッド １２ 平滑チューブ １３ ケーシング １３ａ、１３ｂ 開口部 １４ 波形チューブ １５ 切欠き １６ 波形化工具 １７ 軸 １８、１９、２０ ネジ ２１ ネジ付きナット ２２ ネジ付きロッド ２３ ナット ２４ 部材 ２５ ボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フリードリツヒ・ハルテン ドイツ国、31655・スタツトハーゲン、ラ ントスベルクシユトラーセ・５・ツエー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 波形化工具が金属チューブの長軸に対し
    て偏心的に自由に回転可能なように支承された回転駆動
    可能な波形化ヘッドで構成される、螺旋状波形金属チュ
    ーブを連続的に製造する装置であって、波形化工具（１
    ６）が少なくとも１つの円板であり、金属チューブ（１
    ２、１４）の長軸に対する前記円板の偏心位置を調節可
    能であり、前記円板はその円周面で金属チューブ（１
    ２、１４）の上を転動することを特徴とする装置。
  2. 【請求項２】 前記円板の回転軸Ａが金属チューブ（１
    ２、１４）の長軸方向に角度をなして延びることを特徴
    とする、請求項１に記載の装置。
  3. 【請求項３】 前記円板が、金属チューブ（１２、１
    ４）のための通過開口部を備えるケーシング（１３）の
    内部で自由に回転可能に支承されており、前記ケーシン
    グ（１３）は波形化ヘッド（１１）の内部で金属チュー
    ブ（１２、１４）の方向にスライド可能であるととも
    に、金属チューブ（１２、１４）の長軸に対して垂直に
    延びる軸Ｂを中心として旋回可能であることを特徴とす
    る、請求項１または２記載の装置。
  4. 【請求項４】 前記円板の少なくとも円周面が硬化処理
    されていることを特徴とする、請求項１から３までのい
    ずれか一項に記載の装置。
  5. 【請求項５】 ケーシング（１３）のスライドが、波形
    化ヘッド（１１）の壁部を挿通した少なくとも１つのネ
    ジ付きスピンドルによって行われることを特徴とする、
    請求項１から４のいずれか一項に記載の装置。
JP2002156695A 2001-05-31 2002-05-30 螺旋状波形金属チューブを連続的に製造する装置 Withdrawn JP2003071521A (ja)

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