JP2003066976A - メッセージ配信装置及び通信端末装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ＢＧＭに応じてダイナミックにメッセージを
表示することのできるメッセージ配信装置及び通信端末
装置を提供する。 【解決手段】 メッセージ配信装置１０は、カラオケコ
ンテンツの一覧又は歌詞データを配信する機能と、携帯
電話機２０ａが作成したメッセージを受信する機能と、
カラオケコンテンツの歌詞をメッセージと置換する機能
と、歌詞が置換されたカラオケコンテンツを携帯電話機
２０ｂへ配信する機能とを有する制御部１１、カラオケ
コンテンツを蓄積する記憶部１２、ネットワーク７０を
介して携帯電話機２０ａ、２０ｂと各種データを送受信
する通信部１３から構成される。携帯電話機２０ａ、２
０ｂは、メッセージ配信装置１０から配信されるカラオ
ケコンテンツの歌詞データを受信する機能と、受信した
歌詞データと作成中のメッセージとを同一画面上に表示
する機能を有するＣＰＵを含んで構成される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話等の通信
システムにおけるメッセージ配信装置に係わり、特に、
カラオケコンテンツを利用してメッセージを送信するメ
ッセージ配信装置及び通信端末装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】近年の携帯電話等の通信端末装置は高機
能な音源を搭載し、複数の和音や音色による着信メロデ
ィや所定のコンテンツサービスにより配信されたカラオ
ケコンテンツ等の楽曲を高音質で再生できるようになっ
ている。また、通信端末装置本体の前面に大型のカラー
液晶ディスプレイ装置による表示部が設けられ、電子メ
ールで送信されるメッセージやカラオケコンテンツの歌
詞を見やすく表示できるようになっている。従来より、
このような表示機能及び楽曲再生機能を利用して、メッ
セージに所定の楽曲データを添付してメッセージを送信
するＢＧＭ付きメッセージ配信サービスが行なわれてい
る。このサービスでは、送信先の端末においてメッセー
ジの閲覧操作をすると、それに応じて楽曲データがＢＧ
Ｍとして再生されるようになっている。したがって、送
信元の端末において、メッセージを作成してそのメッセ
ージの雰囲気に合ったＢＧＭを選択して送信することに
より、伝えたいメッセージをＢＧＭによって引き立てる
ことができる。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のメッセージ配信サービスは、通常のメッセージ表示
とは切り離して、ＢＧＭが１回又は所定の回数、あるい
はエンドレスに流れるだけであり、送信相手にとっては
音楽鑑賞的な比較的受け身の効果しかなく、視覚的な観
点において、送信相手が新たな感動を享受することはで
きなかった。

【０００４】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、音楽鑑賞的なＢＧＭによりメッセージを引き立てる
だけでなく、ＢＧＭに応じてダイナミックにメッセージ
を表示することにより、送信相手が新たな感動を享受す
ることのできるメッセージ配信装置及び通信端末装置を
提供することを目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】請求項１に記載の発明
は、メッセージを送信する送信元端末装置からの要求に
応じて、カラオケコンテンツの一覧を配信する一覧配信
手段と、前記送信元端末装置による前記カラオケコンテ
ンツの選択情報および当該送信元端末装置により作成さ
れたメッセージを受信するメッセージ情報受信手段と、
選択されたカラオケコンテンツの歌詞を前記メッセージ
に置換する歌詞置換手段と、歌詞が置換されたカラオケ
コンテンツをメッセージ送信先へ配信するカラオケコン
テンツ配信手段とを備えたことを特徴とする。これによ
り、送信先端末装置においては、送信元端末装置から送
信されたメッセージを送信元端末装置により選択された
カラオケコンテンツの演奏と連動させてカラオケコンテ
ンツの歌詞表示のように表示することができる。

【０００６】請求項２に記載の発明は、請求項１に記載
の発明において、選択されたカラオケコンテンツの歌詞
情報を前記送信元端末装置へ配信する歌詞情報配信手段
をさらに備えたことを特徴とする。これにより、送信元
端末装置において、選択されたカラオケコンテンツの歌
詞情報を確認することができ、メッセージを歌詞情報に
合わせて作成することができる。

【０００７】請求項３に記載の発明は、カラオケコンテ
ンツの歌詞をメッセージに置換してメッセージ送信先へ
配信するメッセージ配信装置に対して特定のカラオケコ
ンテンツの選択情報を送信する選択情報送信手段と、当
該選択情報に基づいて選択されたカラオケコンテンツの
歌詞情報を前記メッセージ配信装置から受信する歌詞情
報受信手段と、受信した歌詞情報と作成中のメッセージ
とを同一画面上に表示する表示手段とを備えたことを特
徴とする。これにより、通信端末装置において、当該通
信端末装置により選択された歌詞情報を参照しながらメ
ッセージを作成することができる。

【０００８】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図１は本発明の一実施形態
によるメッセージ配信装置及び通信端末装置を用いたメ
ッセージ配信システム（以下、「本システム」と称す）
全体の構成を示したブロック図である。この図におい
て、符号１０は本実施形態によるメッセージ配信装置、
２０ａ，２０ｂは本実施形態による携帯電話機（通信端
末装置）である。符号５０ａ，５０ｂは携帯電話機２０
ａ，２０ｂとそれぞれ無線により通信する基地局、６０
ａ、６０ｂは基地局５０ａ，５０ｂとそれぞれ接続さ
れ、所定の発信先との通信接続を確立する交換局、７０
はメッセージ配信装置１０と交換局６０ａ，６０ｂとを
相互に通信可能に接続するネットワークで、例えば携帯
電話回線網である。なお、ここでは携帯電話機２０ａか
ら携帯電話機２０ｂに対してメッセージが送信される場
合について説明する。

【０００９】メッセージ配信装置１０は、制御部１１
（一覧配信手段、メッセージ情報受信手段、歌詞置換手
段、カラオケコンテンツ配信手段、歌詞情報配信手
段）、記憶部１２、通信部１３を備え、所定のカラオケ
コンテンツの歌詞を携帯電話機２０ａが作成したメッセ
ージと置換して、歌詞が置換されたカラオケコンテンツ
を携帯電話機２０ｂへ配信する。ここで、上記カラオケ
コンテンツとは、歌詞のない楽器演奏データ（以下、
「楽曲データ」と称す）と、文字情報による歌詞データ
（歌詞情報）とからなり、楽曲の再生に同期して歌詞が
表示されるよう、楽曲データと歌詞データとが関連付け
られたコンテンツである。なお、このメッセージ配信装
置１０は、例えば携帯電話等の通信事業者によって運用
され、ネットワーク７０上で特定の電話番号が割り当て
られていて、携帯電話機２０ａからこの電話番号をダイ
ヤルすることでアクセスすることができるようになって
いる。

【００１０】制御部１１は、メッセージ配信装置１０全
体の機能を制御するもので、携帯電話機２０ａからのア
クセスに応じて、カラオケコンテンツの一覧や歌詞デー
タを配信する機能と、携帯電話機２０ａが作成したメッ
セージを受信する機能と、受信したメッセージにカラオ
ケコンテンツの歌詞を置換する機能と、歌詞が置換され
たカラオケコンテンツを携帯電話機２０ｂに配信する機
能とを有する。なお、この制御部１１は、例えばメモリ
及びＣＰＵ（中央演算処理装置）により構成され、制御
部１１の各機能を実現する図示しないプログラムをメモ
リにロードして実行することによりその機能を実現する
ことができる。

【００１１】記憶部１２は、カラオケコンテンツを蓄積
するデータベースで、例えばカラオケコンテンツの曲名
と、楽曲データ、歌詞データとが関連付けられて蓄積さ
れている。この記憶部１２は、制御部１１により参照さ
れ、読み出される。また、この記憶部１２は、例えばフ
ラッシュメモリやＲＡＭ（Random Access Memory）、ハ
ードディスク装置、光磁気ディスク装置等の書き換え可
能な記録媒体により構成し、流行や利用者からのリクエ
ストに応じて蓄積するカラオケコンテンツを更新できる
ようにするとよい。通信部１３は、ネットワーク７０を
介して通信接続された携帯電話機２０ａ，２０ｂと各種
データを送受信する。

【００１２】携帯電話機２０ａ，２０ｂは、例えばＰＤ
Ｃ（Personal Digital Cellular system）やＰＨＳ（登
録商標：Personal Handyphone System）等の無線通信端
末であり、所定の送信相手に対するメッセージを作成し
てメッセージ配信装置１０へ送信する。一方、メッセー
ジ配信装置１０から配信される、歌詞がメッセージに置
換されたカラオケコンテンツを受信する。

【００１３】図２は携帯電話機２０ａ，２０ｂの構成を
示したブロック図である。この携帯電話機２０ａ，２０
ｂは同一に構成されており、以下、携帯電話機２０ａと
して説明する。なお、携帯電話機２０ｂは、それぞれ図
２の括弧内の符号と対応する。この図において、符号２
１ａは各部を制御するＣＰＵ（選択情報送信手段、歌詞
情報受信手段、表示手段）、２２ａはＣＰＵ２１ａのプ
ログラムが記憶されたＲＯＭ（Read Only Memory）、２
３ａはデータ記憶用のＲＡＭ（Random AccessMemory）
である。このＲＡＭ２３ａには、ネットワーク７０を介
してメッセージ配信装置１０から配信される、カラオケ
コンテンツの一覧、カラオケコンテンツの歌詞データ、
歌詞がメッセージと置換されたカラオケコンテンツ（楽
曲データ＋歌詞データ）や、作成中のメッセージを含む
各種データが記憶される。

【００１４】符号２４ａは無線信号を送受信するアンテ
ナ、２５ａはアンテナ２４ａで送受信される無線信号を
変復調する通信部、２６ａはカラオケコンテンツの歌詞
データやメッセージ、電話番号等を表示する表示部、２
７ａは電話番号等の入力キーからなる操作部である。２
８ａは受信したカラオケコンテンツの楽曲データや着信
メロディ再生用の音源部、２９ａは通信部２５ａで変復
調される音声信号を符号化又は復号する音声処理部であ
り、音源部２８ａで再生された楽曲や着信メロディや音
声処理部２９ａで復号された音声はスピーカ３０ａから
出力される。また、３１ａは通話者から入力される音声
を電気信号に変換して音声処理部２９ａへ出力するマイ
クである。

【００１５】ＣＰＵ２１ａは、ＲＯＭ２２ａに記憶され
たプログラムにより動作し、送信相手に送信するメッセ
ージを作成する際に、メッセージ配信装置１０から配信
されるカラオケコンテンツの一覧の中から特定のカラオ
ケコンテンツの選択情報をメッセージ配信装置１０に対
して送信する機能と、この選択情報に基づいて選択され
たカラオケコンテンツの歌詞データをメッセージ配信装
置１０から受信する機能と、表示部２６ａにおいて、受
信した歌詞データと作成中のメッセージとを同一画面上
で閲覧可能に出力する機能とを有する。また、ＣＰＵ２
１ａは、メッセージ配信装置１０から歌詞がメッセージ
に置換されたカラオケコンテンツを受信した場合に、受
信したカラオケコンテンツの楽曲データに基づいて音源
部２８ａを制御して楽曲を再生するとともに、上記楽曲
の再生と同期してメッセージと置換された歌詞を表示部
２６ａに表示する。

【００１６】次に、本実施形態によるメッセージ配信シ
ステムの動作について説明する。まず、携帯電話機２０
ａはメッセージと置換するカラオケコンテンツの歌詞デ
ータを取得する。図３は、携帯電話機２０ａにおけるカ
ラオケコンテンツの歌詞データの取得処理の動作を示し
たシーケンス図である。メッセージ送信者により操作部
２７ａを介してメッセージ配信装置に対応する特定の電
話番号が入力され、発信ボタンが押下されると（ステッ
プＳ１）、ＣＰＵ２１ａは上記特定電話番号に対して発
呼し、メッセージ配信装置１０へアクセスする（ステッ
プＳ２）。制御部１１は上記アクセスに応じて所定のメ
ニュー画面データを携帯電話機２０ａへ配信する（ステ
ップＳ３）。ＣＰＵ２１ａは受信したメニュー画面デー
タを閲覧可能なデータに変換して表示部２６ａに表示す
る（ステップＳ４）。このメニュー画面には、例えば、
“カラオケコンテンツの一覧配信”と“メッセージ配
信”の項目が選択可能に表示されていて、メッセージ配
信装置１０において、上記項目の選択情報に応じた処理
が実行されるようになっている。なお、携帯電話機２０
ａからのアクセスに対して、制御部１１が所定のユーザ
ＩＤやパスワードによりログイン認証を行うようにする
と不正なアクセスを防止することができる。

【００１７】メッセージ送信者により操作部２７ａを介
して、メニュー画面から“カラオケコンテンツの一覧配
信”の項目が選択されると（ステップＳ５）、ＣＰＵ２
１ａは上記項目の選択情報をメッセージ配信装置１０へ
送信する（ステップＳ６）。制御部１１は上記選択情報
に基づいて、記憶部１２を参照してカラオケコンテンツ
の曲名一覧リストを作成し（ステップＳ７）、携帯電話
機２０ａへ配信する（ステップＳ８）。配信された曲名
一覧リストは上記メニュー画面の場合と同様にして表示
部２６ａに表示される（ステップＳ９）。

【００１８】表示された曲名一覧リストの中から、メッ
セージ送信者により操作部２７ａを介して特定のカラオ
ケコンテンツの曲名が入力され、発信ボタンが押下され
ると（ステップＳ１０）、ＣＰＵ２１ａは上記曲名の選
択情報をメッセージ配信装置１０へ送信する（ステップ
Ｓ１１）。制御部１１は、記憶部１２を参照して上記曲
名に対応する歌詞データを検索し（ステップＳ１２）、
検索された歌詞データを携帯電話機２０ａへ配信する
（ステップＳ１３）。この歌詞データは、例えばテキス
トデータとして配信される。ＣＰＵ２１ａは、通信部２
５ａを介して受信した歌詞データをＲＡＭ２３ａに保存
する（ステップＳ１４）。歌詞データの保存が完了する
と、ＣＰＵ２１ａはメッセージ配信装置１０との通信接
続を切断する（ステップＳ１５）。これにより、携帯電
話機２０ａにおけるカラオケコンテンツの歌詞データの
取得処理が完了する。

【００１９】次に、携帯電話機２０ａはメッセージを作
成する。図４は携帯電話機２０ａにおけるメッセージの
作成処理の動作を示したフロー図である。メッセージ送
信者により操作部２７ａを介して、“メッセージ作成”
に対応する特定のボタンが押下されると（ステップＳ２
１）、ＣＰＵ２１ａはＲＡＭ２３ａから歌詞データを読
み出し、表示部２６ａの所定領域（例えば表示部２６ａ
の画面全体のうちの上部１／２の領域）にテキスト情報
として表示する（ステップＳ２２）。一方で、ＣＰＵ２
１ａはメッセージ作成画面を歌詞データとは別の表示部
２６ａの領域（例えば表示部２６ａの画面全体のうちの
下部１／２の領域）に表示する（ステップＳ２３）。メ
ッセージ送信者により操作部２７ａを介してメッセージ
（文字）が入力されると、ＣＰＵ２１ａは入力情報に応
じてメッセージ作成画面の表示を更新する（ステップＳ
２４）。これにより、メッセージ送信者は表示部２６ａ
に表示された歌詞データとメッセージ作成画面とを同時
に参照してメッセージの入力作業を行うことができる。

【００２０】ここで、ＣＰＵ２１ａは、“メッセージ入
力終了”に対応する特定のボタンが押下されたかどうか
の判断を行い（ステップＳ２５）、特定のボタンが押下
された場合は（ＹＥＳ）、メッセージ送信者によるメッ
セージの入力作業が終了したと判断して作成されたメッ
セージをＲＡＭ３２に保存する（ステップＳ２６）。こ
れにより、携帯電話機２０ａにおけるメッセージの作成
が完了する。なお、ステップＳ２５において特定のボタ
ンが押下されない場合は（ＮＯ）、ステップＳ２４の処
理が繰り返し行なわれ、メッセージの入力作業が継続さ
れる。

【００２１】メッセージの作成が完了すると、次に、携
帯電話機２０ａは作成したメッセージをメッセージ配信
装置１０を介してメッセージ送信先である携帯電話機２
０ｂへ送信する。図５は携帯電話機２０ａにおけるメッ
セージの送信処理の動作を示したシーケンス図である。
前述の歌詞データの取得処理（図３のステップＳ１〜Ｓ
４に対応）と同様にして、メッセージ送信者からの操作
に応じて、ＣＰＵ２１ａはメッセージ配信装置１０へア
クセスし、メッセージ配信装置１０から配信されるメニ
ュー画面を表示部２６ａに表示する（ステップＳ３１〜
Ｓ３４）。メッセージ送信者により操作部２７ａを介し
て、メニュー画面から“メッセージ送信要求”の項目が
選択されると（ステップＳ３５）、ＣＰＵ２１ａは上記
項目の選択情報をメッセージ配信装置１０へ送信する
（ステップＳ３６）。制御部１１は上記選択情報に基づ
いて、メッセージの送信先である携帯電話機２０ｂの電
話番号と、メッセージ（データファイル）と、メッセー
ジを歌詞と置換するカラオケコンテンツの曲名とを含む
項目からなる送信情報を入力するための送信情報入力画
面を携帯電話機２０ａに対して配信する（ステップＳ３
７）。配信された送信情報入力画面は、上記メニュー画
面の場合と同様にして表示部２６ａに表示される（ステ
ップＳ３８）。

【００２２】メッセージ送信者により操作部２７を介し
て、送信情報入力画面の各項目が入力されると（ステッ
プＳ３９）、ＣＰＵ２１ａは入力された送信情報をメッ
セージ配信装置１０へ送信する（ステップＳ４０）。制
御部１１は、上記送信情報から取得した曲名に対応する
カラオケコンテンツを記憶部１２から読み出し（ステッ
プＳ４１）、このカラオケコンテンツの歌詞データの歌
詞の部分のテキストデータを上記送信情報から取得した
メッセージのテキストデータと置換する（ステップＳ４
２）。歌詞データの置換が完了すると、制御部１１は上
記送信情報から取得した携帯電話機２０ｂの電話番号に
対して発呼して（ステップＳ４３）、歌詞がメッセージ
に置換されたカラオケコンテンツを配信する（ステップ
Ｓ４４）。

【００２３】配信されたカラオケコンテンツは、携帯電
話機２０ｂにおいて通信部２５ｂを介して受信され（ス
テップＳ４５）、ＣＰＵ２１ｂは上記カラオケコンテン
ツから取得した楽曲データに基づいて音源部２８ｂを制
御して楽曲を再生し、スピーカ３０ｂから出力する（ス
テップＳ４６）。一方で、ＣＰＵ２１ｂは上記カラオケ
コンテンツから取得したメッセージに置換された歌詞デ
ータを閲覧可能なデータに変換して、楽曲データとの関
連情報に基づいて上記カラオケの楽曲の再生と同期して
表示部２６ａに表示する（ステップＳ４７）。

【００２４】

【発明の効果】以上説明したように、請求項１に記載の
発明によれば、メッセージを送信する送信元端末装置に
より作成されたメッセージを送信元端末装置により選択
されたカラオケコンテンツの歌詞と置換し、歌詞が置換
されたカラオケコンテンツをメッセージ送信先へ配信す
るので、メッセージの送信先端末装置において、送信元
端末装置からのメッセージをカラオケコンテンツの歌詞
表示のように、送信元端末装置により選択されたカラオ
ケコンテンツの楽曲の再生と連動してダイナミックに表
示することができ、これにより、メッセージの視覚的効
果が増大され、カラオケコンテンツの楽曲演奏による聴
覚的効果との相乗効果により、メッセージを送信相手に
対してより感動的に伝えることができるという効果を奏
する。

【００２５】請求項２に記載の発明によれば、送信元端
末装置により選択されたカラオケコンテンツの歌詞情報
が送信元端末装置へ配信されるので、送信元端末装置に
おいて、メッセージに置換する歌詞情報を参照すること
ができ、オリジナルの歌詞の文字数を参照することで、
置換する歌詞の文字数に合わせてメッセージを作成する
ことが可能になり、メッセージを楽曲の再生と同期ずれ
を起こすことなく表示することができる。また、オリジ
ナルの歌詞の内容を参照することで、オリジナルの歌詞
の一部を変更した替え歌的なメッセージを容易に作成す
ることができるという効果を奏する。

【００２６】請求項３に記載の発明によれば、メッセー
ジ配信装置からカラオケコンテンツの歌詞情報を受信
し、受信した歌詞情報と作成中のメッセージとを同一画
面上に表示する表示手段を通信端末装置に設けたこと
で、メッセージ送信元の通信端末装置の表示部において
オリジナルの歌詞情報と作成中のメッセージとが同一画
面上に表示されるので、メッセージ送信者は、オリジナ
ルの歌詞をリアルタイムに確認しながらメッセージを作
成することができ、オリジナルの歌詞と文字数を揃えた
メッセージの作成や、オリジナルの歌詞の一部を変更し
た替え歌的なメッセージの作成をより容易に行うことが
できるという効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明の一実施形態によるメッセージ配信シ
ステム全体の構成を示すブロック図である。

【図２】 携帯電話機２０ａ、２０ｂの構成を示すブロ
ック図である。

【図３】 携帯電話機２０ａにおけるカラオケコンテン
ツの歌詞データの取得処理の動作を示すシーケンス図で
ある。

【図４】 携帯電話機２０ａにおけるメッセージの作成
処理の動作を示すフロー図である。

【図５】 携帯電話機２０ａにおけるメッセージの送信
処理の動作を示すシーケンス図である。

【符号の説明】

１０ メッセージ配信装置、１１ 制御部（一覧配信手
段、メッセージ情報受信手段、歌詞置換手段、カラオケ
コンテンツ配信手段、歌詞情報配信手段）、２０ａ、２
０ｂ 携帯電話機（通信端末装置、送信元端末装置、メ
ッセージ送信先）、２１ａ、２１ｂ ＣＰＵ（選択情報
送信手段、歌詞情報受信手段、表示手段）

フロントページの続き Ｆターム(参考） 5D108 BC02 BC12 BD02 BD12 BF20 5K027 AA11 HH29 5K067 AA34 BB04 BB21 DD53 DD54 EE02 EE10 EE16 FF02 FF23 HH21 HH22 5K101 KK18 LL12 NN15 NN18 NN21

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 メッセージを送信する送信元端末装置か
   らの要求に応じて、カラオケコンテンツの一覧を配信す
   る一覧配信手段と、 前記送信元端末装置による前記カラオケコンテンツの選
   択情報および当該送信元端末装置により作成されたメッ
   セージを受信するメッセージ情報受信手段と、 選択されたカラオケコンテンツの歌詞を前記メッセージ
   に置換する歌詞置換手段と、 歌詞が置換されたカラオケコンテンツをメッセージ送信
   先へ配信するカラオケコンテンツ配信手段とを備えたこ
   とを特徴とするメッセージ配信装置。
2. 【請求項２】 選択されたカラオケコンテンツの歌詞情
   報を前記送信元端末装置へ配信する歌詞情報配信手段を
   さらに備えたことを特徴とする請求項１に記載のメッセ
   ージ配信装置。
3. 【請求項３】 カラオケコンテンツの歌詞をメッセージ
   に置換してメッセージ送信先へ配信するメッセージ配信
   装置に対して特定のカラオケコンテンツの選択情報を送
   信する選択情報送信手段と、 当該選択情報に基づいて選択されたカラオケコンテンツ
   の歌詞情報を前記メッセージ配信装置から受信する歌詞
   情報受信手段と、 受信した歌詞情報と作成中のメッセージとを同一画面上
   に表示する表示手段とを備えたことを特徴とする通信端
   末装置。