JP2003066162A - 時計用ソーラ文字板 - Google Patents

時計用ソーラ文字板

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JP2003066162A JP2001250910A JP2001250910A JP2003066162A JP 2003066162 A JP2003066162 A JP 2003066162A JP 2001250910 A JP2001250910 A JP 2001250910A JP 2001250910 A JP2001250910 A JP 2001250910A JP 2003066162 A JP2003066162 A JP 2003066162A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 深みを持った凹凸模様を出現させて高級感を
感じさせる立体的模様層を有する時計用ソーラ文字板を
提供する。 【解決手段】 太陽電池13と、該太陽電池13の受光
面側に設ける被覆部材27とを有する時計用ソーラ文字
板8bにおいて、前記被覆部材27が、模様状の凹凸部
としてのストライプ模様31aを上面に形成した透光性
部材31と、該透光性部材31の上面を覆うように形成
する中間層としての光の透過性及び反射性の両方の性質
を併せ持つ半透過・反射膜から成る金属蒸着膜24と、
該金属蒸着膜24の表面を覆うように形成する透明保護
層23とを具備したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、時計などの文字板
に関し、特に太陽電池を用いた時計用ソーラ文字板に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】時計用ソーラ文字板は、その下面側に配
設される太陽電池(ソーラセル)に光を入射させるため
に透過性が要求される。従来、この時計用ソーラ文宇板
は透過性が求められることからプラスチック、セラミッ
ク、ガラス等の透光性材料が使われる。特に、プラスチ
ックは安価であること、成形や加工などが容易であるこ
となどから非常に多く使われている。又、前記文字板の
下面側に配設される太陽電池は独特の濃紫色を示し、見
た目に心地よい色調を呈さない。このため太陽電池の濃
紫色が見えない様にするため、文字板に様々の工夫が行
われてきた。又、太陽電池の濃紫色が見えない工夫の下
で文字板に立体的な模様を施して高級感を出現させる工
夫も様々行われてきた。
【0003】これら従来技術の一つとして特開平10−
253773号公報に開示されたものがある。ここで開
示された時計用ソーラ文字板の一例について図を用いて
説明する。図9は、従来例における太陽電池付時計の断
面図、図10は、太陽電池付時計用ソーラ文字板の断面
図、図11は前記時計用ソーラ文字板の部分平面図であ
る。図9に示すように、外胴ケース1に透明ガラスから
なる風防2を設け、外胴ケース1とウラブタ3からなる
外装内に、時計駆動用ムーブメント4を設ける。時針
5、分針6、秒針7は、時計駆動用ムーブメント4内に
設けられたステップモータ等を駆動源とし、輪列機構を
介し駆動される。時計用ソーラ文字板8は、中央に時針
5、分針6、秒針7を通す貫通穴があいており、時計駆
動用ムーブメント4の上に配置されている。
【0004】次に時計用ソーラ文字板8の構造について
説明する。図10に示すように時計用ソーラ文字板8
は、足部9を介して、圧入や、かしめ等により、時計駆
動用ムーブメント4に固定される。又、基板10の上に
絶縁被膜11を設け、その上に電極膜12を設け、さら
に太陽電池13を重ねて配置し、透明電極14でその上
を覆う。透明電極14の上部にはスペーサ15を介し、
被覆部材16が配置され、被覆部材16が反っていた
り、外部からの衝撃等により被覆部材16がたわんで
も、太陽電池13を直撃しない構造となっている。ま
た、前記被覆部材16は太陽電池13がもつ多段分割線
を見えなくするための役割をかねている。スペーサ15
は、光を透過しない物質で構成する。
【0005】前記被覆部材16は、透光性部材17の表
面に複数の凹凸部17aが設けられている。前記凹凸部
17aは四角錐で形成され、上面に金属からなる装飾パ
ターン18が配設されている。又、透光性部材17の下
面には、同じように金属からなる装飾パターン19が配
設されている。前記装飾パターン18は、光が集光でき
るようにするため、透光性部材17の上面に部分的に被
覆されている。又、前記装飾パターン19は、光が太陽
電池13に到達できるようにするため、透光性部材17
の下面に部分的に被覆されている。
【0006】図11は、図10における矢印a方向から
覗いた被覆部材16の部分平面図である。図11で斜線
が記入されている部分が装飾パターン18であり、斜線
が記入されていない部分が装飾パターン19である。装
飾パターン18と装飾パターン19との平面的な重ね合
わせにより、太陽電池13の全面を覆っている。したが
って、矢印a方向から覗いた場合、時計用ソーラ文字板
8の上面から太陽電池13を見ることはできない。しか
し、やや斜め方向の矢印b方向からは太陽電池13が見
えるようになっている。
【0007】したがって、光を太陽電池13まで到達さ
せることができると同時に、太陽電池13の濃紫色が見
えない様にすることができるようになっている。更に、
複数の凹凸部17aを設けることにより立体的な装飾パ
ターンを実現しようとしたものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前述の従
来技術における時計用ソーラ文字板8の構成にあって
は、透光性部材17の上面において、装飾パターン18
が施されている部分の凹凸部17aは、その装飾パター
ン18から反射される反射光が直接目に入るので十分な
凹凸感を視認できるが、透光性部材17の下面に施され
た装節パターン19の位置に相当する透光性部材17の
上面側の凹凸部17aにおいては、凹凸感が薄れて見
え、全体的な凹凸感を十分に視認することができない。
このため立体感のある凹凸模様を表現することが難し
く、十分な深みのある凹凸感をもち且つ高級感のある外
観品質を有する時計用ソーラ文字板を得ることが困難で
あるという問題があった。
【0009】(発明の目的)そこで本発明は、このよう
な従来の課題を解決し、被覆部材の下方に配置された太
陽電池の濃紫色を目立たせないようにすると同時に、複
数の凹凸部からなる模様が立体的に十分視認でき、更
に、深みを持った凹凸模様を出現させて高級感を感じさ
せる時計用ソーラ文字板を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうちで請求項1に係わる時計用ソーラ
文字板は、太陽電池と、該太陽電池の受光面側に設ける
被覆部材とを有する時計用ソーラ文字板において、前記
被覆部材が、模様状の凹凸部を上面に形成した透光性部
材と、該透光性部材の上面を覆うように形成する中間層
と、該中間層の表面を覆うように形成する透明保護層と
を具備することを特徴とする。
【0011】又、請求項2の発明に係わる時計用ソーラ
文字板は、請求項1記載の時計用ソーラ文字板におい
て、前記中間層が光の透過性及び反射性の両方の性質を
併せ持つ半透過・反射膜から成ることを特徴とする。
【0012】又、請求項3の発明に係わる時計用ソーラ
文字板は、請求項1又は請求項2記載の時計用ソーラ文
字板において、前記中間層が金属蒸着膜から成ることを
特徴とする。
【0013】又、請求項4の発明に係わる時計用ソーラ
文字板は、請求項1又は請求項2記載の時計用ソーラ文
字板において、前記中間層が雲母を含有する塗料膜から
成ることを特徴とする。
【0014】又、請求項5の発明に係わる時計用ソーラ
文字板は、請求項1記載の時計用ソーラ文字板におい
て、前記中間層が前記透光性部材と異なる光学的屈折率
を有する透明被膜から成り、前記透光性部材の下面に光
の透過性及び反射性の両方の性質を併せ持つ半透過・反
射層を設けたことを特徴とする。
【0015】又、請求項6の発明に係わる時計用ソーラ
文字板は、請求項1記載の時計用ソーラ文字板におい
て、前記透明保護層の上面が平坦で且つ平滑面を有する
ことを特徴とする。
【0016】(作用)本発明は、前記透光性部材の下面
に半透過・反射層を設けると共に、前記透光性部材と前
記透明保護層との間に屈折率の異なる透明被膜を設ける
ことによって、前記透光性部材を透過し、前記半透過・
反射層で反射した光に大きな屈折を発生させる。これに
よって、前記透光性部材の上面に形成する複数の凹凸部
が立体的に視認できるという効果を有するものである。
【0017】或いは、前記透光性部材と前記透明保護層
との間に前記半透過・反射膜設けることによって、前記
透光性部材の複数の凹凸部の表面に形成される前記半透
過・反射膜で反射される光が目に届くようになる。この
ため前記複数の凹凸部が鮮明に視認できるという効果を
有するものである。以下、本発明の実施の形態により詳
述する。
【0018】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図1、図2、
図3は本発明における時計用ソーラ文字板の第1の実施
形態を説明するための図である。図1は、本実施形態に
における時計用ソーラ文字板を示す断面図、図2は、時
計用ソーラ文字板上面に形成される模様状の凹凸部の例
を示す斜視図、図3は、図1の部分拡大図である。以
下、図1、図2、図3を用いて第1の実施形態における
時計用ソーラ文字板について説明する。尚、前記従来例
と同一部分については同一番号を付与してその説明は簡
略する。
【0019】図1に示すように時計用ソーラ文字板8a
は、基板10の上に太陽電池13を配置し、更にスペー
サ15を介し、被覆部材26が配置されている。前記被
覆部材26は、模様状の凹凸部としてのピアジェカット
模様21aを上面に形成した透光性部材21と、該透光
性部材の上面を覆うように形成する中間層としての前記
透光性部材と異なる光学的屈折率を有する透明被膜22
と、該透明被膜22の表面を覆うように形成する平滑面
を有する透明保護層23から構成されている。
【0020】前記透光性部材21は、透明なプラスチッ
ク板でポリカーボ樹脂からなる。又、前記透光性部材2
1の上面には模様状の凹凸部として、図2に示すような
ピアジェカット模様21aが設けられている。更に、前
記透光性部材21の下面には、光の透過性及び反射性の
両方の性質を併せ持つ半透過・反射層として梨地模様2
1bが設けられている。この梨地模様21bは光散乱及
び反射させる目的で設けるもので、太陽電池の濃紫色は
ここで散乱されるので濃紫色の色調が和らいで、濃紫色
として見えなくなってくる。一方、外光の一部はここで
反射される。前記透光性部材21は溶融した樹脂を金型
で成型する射出成形で形成され、同時にピアジェカット
模様21a、梨地模様21bも形成する。
【0021】透明被膜22は、フッ化マグネシウムを蒸
着して形成した透明被膜であり、前記透光性部材21と
異なる光学的屈折率を有する。このフッ化マグネシウム
の蒸着膜の光の屈折率は1.378で、前記透光性部材
21の材料であるポリカーボ樹脂の光の屈折率1.58
4と比して約0.2位屈折率が小さい。この透明被膜2
2は前記透光性部材21の上面に形成されるピアジェカ
ット模様21aの表面に形成されている。尚、透明被膜
22の膜厚は、特に限定されるものではないが、蒸着膜
の形成を考慮すると1000 が適当である。
【0022】前記平滑面を有する透明保護層23は、ア
クリル樹脂からなりクリヤー塗装などを施してラッピン
グすることによって得られる。この平滑面は平坦で滑ら
かな面で光沢の現れた表面である。この透明保護層23
は前記フッ化マグネシウムの蒸着膜からなる透明被膜2
2の表面に形成されている。
【0023】前述のように、本実施形態による時計用ソ
ーラ文字板における前記被覆部材26は、上面に模様状
の凹凸部を有する透光性部材21と、平滑面を有する透
明保護層23との間に、中間層としてフッ化マグネシウ
ムの蒸着膜からなる透明被膜22を設けたことにある。
【0024】単に、透光性部材21の凹凸面上に透明保
護層23を形成した場合、アクリル樹脂からなる塗料膜
である透明保護層23の光の屈折率は1.49で前記透
光性部材21の材料であるポリカーボ樹脂の光の屈折率
1.584と比して非常に近い値である。このため、光
の屈折が小さく、透光性部材21の下面に形成され梨地
模様が見えることになり、模様状の凹凸部、即ちピアジ
ェカット模様21aがはっきりと現れず、十分に視認す
る事ができない。
【0025】これに対して本実施形態における被覆部材
26の構成によれば、図3に示すように、光aは透明保
護層23に入射し屈折して光a1となってフッ化マグネ
シウムの蒸着膜からなる透明被膜22に入射する。ここ
で更に、屈折して光a2となって透光性部材21に入射
し屈折して光a3となって梨地模様21bを照射する。
この時、アクリル樹脂からなる透明保護層23の光の屈
折率1.49、フッ化マグネシウムの蒸着膜からなる透
明被膜22の光の屈折率は1.378、前記ポリカーボ
樹脂からなる透光性部材21の光の屈折率は1.584
と、それぞれ異なり屈折率の差が大きいため、境界面で
大きな光の屈折がおきる。
【0026】前記透光性部材21に入射した光a3の一
部は、光a4となって梨地模様21bを透過し、太陽電
池(図示せず)の受光面を十分な光量で照射する。この
ため、時計としての駆動に十分な太陽光を太陽電池に与
えることができる。更に太陽電池(図示せず)から反射
する光b1は、その大部分が梨地模様21bで散乱、反
射され光b2となる。尚、反射光の一部は透光性部材2
1を透過して外部に放射されるが、透光性部材21に形
成したピアジェカット模様21aの凹凸部で不規則な屈
折を起こして外部に放射するので、透過光の多くが大き
く分散されてしまう。このため、太陽電池の濃紫色を目
立たせないようにすることができる。
【0027】又、前記光a3の一部は梨地模様21bで
反射され光a5となり、ピアジェカット模様21aから
透明被膜22に入射する時に屈折し光a6となる。更に
透明被摸22から透明保護層23に入射するときにも屈
折が起き光a7となる。その後、透明保護層23から外
部に放射するときにも更に屈折が生じ、光a8となる。
この様に前記透光性部材21と前記透明保護層23との
間に屈折率の異なる透明被膜22を設けることによって
2度の屈折が大きく発生するので、ピアジェカット模様
21aの凹凸が良く視認される様になる。これは、屈折
率が大きく異なる透明被膜を介在させる程その凹凸はは
っきりと視認されるようになってくる。
【0028】更に、平滑面を有する透明保護層23が有
ることによって、ピアジェカット模様21aが美しく見
えることと同時に模様に深みが現れて見え、時計用ソー
ラ文字板に高級感をもたらす効果を得ることができる。
又、透明保護層23は、ピアジェカット模様21aのキ
ズなどに対する保護の役目も有する。
【0029】以上のように本実施形態における時計用ソ
ーラ文字板によれば、時計としての駆動に十分な光を太
陽電池に与えることができると共に、太陽電池の濃紫色
の目立たない時計用ソーラ文字板を提供する事ができ
る。更に、透光部材の表面に形成するピアジェカット模
様21aの凹凸が十分視認でき、立体的で高級感を感じ
させる時計用ソーラ文字板を実現することができる。
【0030】尚、本実施形態においては透明被膜22と
して、フッ化マグネシウムを蒸着した透明被膜を例とし
て説明したが、酸化インジウムと錫をドーピングして得
られたITO粉末を蒸着源として蒸着した透明被膜にお
いても同様の効果を得ることが出来る。又特に透明被膜
に限定するものではなく、多少色が付いたものでも透過
率が十分に有れば差し支えない。
【0031】又、本実施形態においては、透光性部材2
1の下面に半透過・反射層として梨地模様を設けている
が、半透過・反射層としては透過性と反射性の両方の機
能を持つもので有れば良く薄く施した金属蒸着膜や塗料
膜なども選択できるものである。
【0032】(第2の実施形態)図4、図5、図6は本
発明における時計用ソーラ文字板の第2の実施形態を説
明するための図である。図4は、本実施形態ににおける
時計用ソーラ文字板を示す断面図、図5は、時計用ソー
ラ文字板上面に形成される模様状の凹凸部の例を示す斜
視図、図6は、図4の部分拡大図である。以下、図4、
図5、図6を用いて第2の実施形態における時計用ソー
ラ文字板について説明する。尚、第1の実施形態と同一
部分については同一番号を付与してその説明は簡略す
る。
【0033】図4に示すように時計用ソーラ文字板8b
は、太陽電池13の上部に被覆部材27が配置されてい
る。前記被覆部材27は、模様状の凹凸部としてのスト
ライプ模様31aを上面に形成した透光性部材31と、
該透光性部材31の上面を覆うように形成する中間層と
して光の透過性及び反射性の両方の性質を併せ持つ半透
過・反射膜である金属蒸着膜24と、該金属蒸着膜24
の表面を覆うように形成する平滑面を有する透明保護層
23から構成されている。
【0034】前記透光性部材31は、透明なプラスチッ
ク板でポリカーボ樹脂からなる。又、前記透光性部材3
1の上面には模様状の凹凸部として、図5に示すような
ストライプ模様31aが設けられている。本実施形態に
おける透光性部材31は、第1の実施形態における透光
性部材21と異なり、下面に梨地模様が設けられておら
ず平面に加工されている。又、前記透光性部材31は、
第1の実施形態と同様に射出成形で形成し、同時にスト
ライプ模様31aも形成する。
【0035】前記金属蒸着膜24は、光を透過する作用
と反射する作用の両方を持っているもので、太陽電池に
十分な発電量を得るために少なくとも20%以上の透過
率を必要とする。又、金属蒸着膜の膜厚と光の透過率と
の関係は、膜厚200 で透過率が約20%、膜厚10
0 で透過率が約30〜40%、膜厚50 で金属色が
薄く見える程度である。従って金属蒸着膜に半透過・反
射機能を持たせるためには、金属蒸着膜膜厚の範囲を5
0〜200 に設定することが望ましく、膜厚が概ね1
00 位が特に好ましい。
【0036】前記金属蒸着膜24の蒸着源としては、ア
ルミニウム、クロム、ニッケル、銀、金などの金属が選
択出来る。又、前記金属蒸着膜24の膜厚の適正値は、
どの金属についてもほぼ同様である。この蒸着膜24は
前記透光性部材31の上面に形成されるストライプ模様
31aの表面に形成されている。
【0037】前記平滑面を有する透明保護層23は、第
1の実施形態と同様であり、説明を省略する。
【0038】前述のように、本実施形態における被覆部
材26の構成によれば、図6に示すように、光a1の一
部が前記ストライプ模様31aの表面に形成した金属蒸
着膜24から反射し、光a2として目に届くので、前記
ストライプ模様31aの凹凸がはっきりと視認されて、
鮮明な凹凸模様が確認される。しかも、その表面は、薄
い金属色を帯びた金属調の凹凸模様が現れる。更に、平
滑な透明保護層23があることによって深みを帯びた凹
凸模様として視認される。
【0039】又、前記光a1の一部の光a3は金属蒸着
膜24を透過し、更に透光部材31を透過し太陽電池
(図示しない)の受光面を十分な光量で照射するため、
時計としての駆動に十分な光を太陽電池に与えることが
できる。更に太陽電池(図示せず)から反射された光b
1は透光部材31を透過し、その大部分が金属蒸着膜2
4で反射され光b2となる。尚、反射光の一部は金属蒸
着膜24を透過して外部に放射されるが、透光性部材3
1に形成したストライプ模様31aの凹凸部で不規則な
屈折を起こして外部に放射するので、透過光の多くが大
きく分散されてしまう。このため、太陽電池の濃紫色を
目立たせないようにすることができる。
【0040】以上のように本実施形態におけるに時計用
ソーラ文字板よれば、ストライプ模様31aの凹凸面上
に形成した半透過・反射膜である金属蒸着膜24から反
射した光が直接目に届くので、金属調のストライプ模様
31aが鮮明に視認でき、立体的で高級感を感じさせる
時計用ソーラ文字板を実現することができる。又、第1
の実施形態と同様に、時計としての駆動に十分な光を太
陽電池に与えることができると共に、太陽電池の濃紫色
の目立たない時計用ソーラ文字板を提供する事ができ
る。
【0041】(第3の実施形態)図7、図8は本発明に
おける時計用ソーラ文字板の第3の実施形態を説明する
ための図である。図7は、本実施形態ににおける時計用
ソーラ文字板を示す断面図、図8は、図7の部分拡大図
である。以下、図7、図8を用いて第3の実施形態にお
ける時計用ソーラ文字板について説明する。尚、第2の
実施形態と同一部分については同一番号を付与してその
説明は簡略する。
【0042】図7に示すように本実施形態おける時計用
ソーラ文字板8cは太陽電池13の上部に被覆部材28
が配置されている。前記被覆部材28は、模様状の凹凸
部としてのストライプ模様31aを上面に形成した透光
性部材31と、該透光性部材31の上面を覆うように形
成する中間層として光の透過性及び反射性の両方の性質
を併せ持つ半透過・反射膜である雲母29を含有する塗
料膜25と、該塗料膜25の表面を覆うように形成する
平滑面を有する透明保護層23から構成されている。
【0043】前記透光性部材31及び透明保護層23
は、第2の実施形態と同様であるため説明を省略する。
【0044】前記塗料膜25を形成する塗料は、ポリウ
レタン樹脂やアクリルウレタン樹脂などのバインダーに
溶剤や硬化剤などと共に雲母29を2〜3重量%を配合
して生成する。又、塗布方法は塗装面が凹凸面であるた
め吹きつけ塗装が適している。この雲母29を含有する
塗料膜25は、雲母29の反射性を利用するもので、第
2の実施形態と同様に光を透過する作用と反射する作用
の両方を持っているが、太陽電池に十分な発電量を得る
ために少なくとも20%以上の透過率を必要とする。こ
の透過率を確保するためには、前記雲母29を含有する
塗料膜25の膜厚の範囲として5〜15μが好ましく、
特に10μが好ましい。
【0045】前述のように、本実施形態における被覆部
材28の構成によれば、図8に示すように、光a1は前
記ストライプ模様31aの表面に形成した塗料膜25の
中に混合されている雲母29で反射し、光a2として目
に届く。この結果パール調の色調が輝いて見えるストラ
イプ模様31aが視認できる。
【0046】又、他の光c1は塗料膜25を透過し、更
に透光部材31を透過し光c2となって太陽電池(図示
しない)の受光面を十分な光量で照射するため、時計と
しての駆動に十分な光を太陽電池に与えることができ
る。更に太陽電池(図示せず)から反射された光b1は
透光部材31を透過した後、その大部分が塗料膜25に
含有される雲母29で反射され光b2となる。尚、反射
光の一部は塗料膜25を透過して外部に放射されるが、
透光性部材31に形成したストライプ模様31aの凹凸
部で不規則な屈折を起こして外部に放射するので、透過
光の多くが大きく分散されてしまう。このため、太陽電
池の濃紫色を目立たせないようにすることができる。
【0047】以上のように本実施形態におけるによれ
ば、ストライプ模様31aの凹凸面上に形成した半透過
・反射膜としての塗料膜25に含有される雲母29で反
射した光が直接目に届くので、パール調の色調が現れた
ストライプ模様31aが鮮明に視認される。更に、平滑
な透明保護層23があることによって深みの帯びたスト
ライプ模様として視認される。又、第2の実施形態と同
様の効果を得ることが出来、立体的で高級感を感じさせ
る時計用ソーラ文字板を実現することができる。
【0048】尚、本発明の実施形態においては、透明部
材の材料としてポリカーボ樹脂を例として説明したが、
透明なアクリル樹脂あるいは透明なガラス板でも構成す
ることができる。又、無色透明なものに限られることな
く、光の透過性が確保できれば着色されたものも使用で
きる。
【0049】又、実施形態においては、説明を省略した
が、時計用文字板の時字(図示せず)は、前記透明保護
層23上に印刷あるいは小片を貼り付けることによって
形成される。
【0050】又、本発明の実施形態においては、模様状
の凹凸部の例として、ピアジェカット模様、ストライプ
模様で説明したが、この他に、旭光模様、サークル模
様、編目模様、格子模様、ローレットカット模様等も使
用可能である。又、使用する模様としては、文字板全面
に渡って均一性の取れた模様が好ましく、一種類の模
様、あるいは二種類の模様を組み合わせて使うのが好ま
しい。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る時計
用ソーラ文字板によれば、太陽電池を覆う被覆部材を、
透明部材、光の透過性及び反射性の両方の性質を併せ持
つ半透過・反射膜からなる中間層、透明保護層から構成
することにより、太陽電池の受光面を十分な光量で照射
し、時計としての駆動に十分な太陽光を太陽電池に与え
ることができると共に、太陽電池の濃紫色を目立たせな
いようにすることができる。更に、透光部材の表面に形
成する模様状の凹凸部が十分視認でき、立体的で高級感
を感じさせる時計用ソーラ文字板を実現することができ
る。この結果、時計用文字板としての外観品質、装飾効
果を一段と高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における時計用ソーラ
文字板の断面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態における時計用ソーラ
文字板の部分平面図で、文字板上面に形成される模様状
の凹凸部の例である。
【図3】図1の部分拡大図である。
【図4】本発明の第2の実施形態における時計用ソーラ
文字板の断面図である。
【図5】本発明の第2の実施形態における時計用ソーラ
文字板の部分平面図で、文字板上面に形成される模様状
の凹凸部の例である。
【図6】図4の部分拡大図である。
【図7】本発明の第3の実施形態における時計用ソーラ
文字板の断面図である。
【図8】図7の部分拡大図である。
【図9】従来例における太陽電池付時計の断面図であ
る。
【図10】従来例における太陽電池付時計用文字板の断
面図である。
【図11】従来例における太陽電池付時計用文字板の部
分平面図である。
【符号の説明】
1 外胴ケース 2 風防 3 ウラブタ 4 時計駆動用ムーブメント 5 時針 6 分針 7 秒針 8、8a、8b、8c 時計用ソーラ文字板 9 足部 10 基板 11 絶縁被膜 12 電極膜 13 太陽電池 14 透明電極 15 スペーサ 16 被覆部材 17 透光性部材 17a 透光性部材の凹凸部 18 装飾パターン 19 装飾パターン 21 透光性部材 21a ピアジェカット模様 21b 梨地模様 22 フッ化マグネシウムからなる透明被膜 23 透明保護層 24 金属蒸着膜 25 雲母を含有する塗料膜 26、27、28 被覆部材 29 雲母 31 透光性部材 31a ストライプ模様
フロントページの続き (72)発明者 山口 克行 東京都西東京市田無町6丁目1番12号 シ チズン時計株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽電池と、該太陽電池の受光面側に設
    ける被覆部材とを有する時計用ソーラ文字板において、 前記被覆部材が、模様状の凹凸部を上面に形成した透光
    性部材と、該透光性部材の上面を覆うように形成する中
    間層と、該中間層の表面を覆うように形成する透明保護
    層とを具備することを特徴とする時計用ソーラ文字板。
  2. 【請求項2】 前記中間層が光の透過性及び反射性の両
    方の性質を併せ持つ半透過・反射膜から成ることを特徴
    とする請求項1記載の時計用ソーラ文字板。
  3. 【請求項3】 前記中間層が金属蒸着膜から成ることを
    特徴とする請求項1又は請求項2記載の時計用ソーラ文
    字板。
  4. 【請求項4】 前記中間層が雲母を含有する塗料膜から
    成ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の時計
    用ソーラ文字板。
  5. 【請求項5】 前記中間層が前記透光性部材と異なる光
    学的屈折率を有する透明被膜から成り、前記透光性部材
    の下面に光の透過性及び反射性の両方の性質を併せ持つ
    半透過・反射層を設けたことを特徴とする請求項1記載
    の時計用ソーラ文字板。
  6. 【請求項6】 前記透明保護層の上面が平坦で且つ平滑
    面を有することを特徴とする請求項1記載の時計用ソー
    ラ文字板。
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