JP2003066140A - レーダ - Google Patents

レーダ

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JP2003066140A
JP2003066140A JP2001257928A JP2001257928A JP2003066140A JP 2003066140 A JP2003066140 A JP 2003066140A JP 2001257928 A JP2001257928 A JP 2001257928A JP 2001257928 A JP2001257928 A JP 2001257928A JP 2003066140 A JP2003066140 A JP 2003066140A
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Toru Ishii
徹 石井
Motoi Nakanishi
基 中西
Satoru Nishimura
哲 西村
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビームの走査範囲を狭くすることなく、必要
な探知精度を実質的に高めたレーダを構成する。 【解決手段】 ビーム方位の走査時における往路で、−
10度から+10度まで1度毎に1ms静止して信号の
取り込みを行い、復路ではビーム方位0度で7ms静止
して信号の取り込みを行う。そして、取り込み時間が長
いほど探知精度が高くなる処理を行う信号処理手段で信
号処理を行うことによって、往路で広範囲に亘る探知を
行い、復路で重要な方位について高精度な探知を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ミリ波帯電波な
どの探知信号を送受信して物標の相対位置または相対速
度を探知するレーダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばミリ波を用いた車載用レー
ダは、車両の前方または後方に対して指向性の鋭いレー
ダビームを送波し、前方または後方を走行する車両など
の物標からの反射波を受波し、その送受波信号の時間の
遅れや周波数差などから物標までの距離や自車両との相
対速度を検出するようにしている。このようなミリ波レ
ーダにおいては、探知すべき角度範囲が狭い場合には、
固定された方向に送受波ビームを形成すればよいが、探
知すべき角度範囲が広い場合や、角度方向の分解能を低
下させることなく、しかも高利得を維持するためには、
送受波ビームの指向性を鋭くしたまま、その方向を変化
させる(以下ビームの走査という。)必要が生じる。
【0003】例えば、車両が一定間隔で走行している際
に、左または右の走行レーンから自車の走行レーンの前
方へ他の車両が急に進入してくるような場合に対応でき
るように、ビームの走査範囲を左右の走行レーンまで広
げる必要がある。一方、例えば自車が高速道路を高速走
行中に前方車両が中速または低速で走行している時や、
事故停滞、料金所、信号などで前方車両に急接近する場
合に備えるには、ビームの走査速度を速める必要があ
る。
【0004】したがって、ビーム走査範囲は広くし、ビ
ームの走査速度は速くすることが要求される。しかし、
信号処理の能力から自ずとそれらは制限される。すなわ
ち、ビームの走査範囲を広げたり、ビームの走査速度を
速めたりすると、単位角度当たりの信号取り込み時間が
短くなって、相対速度の探知分解能が低くなる。
【0005】そこで特開平11−281735では、ビ
ームの方位をステップ角度ごとに変化させ、所定の角度
範囲におけるステップ角度ごとの信号取り込み時間を変
えることによって、ビームの走査範囲および走査速度と
探知精度を両立させたものが示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記公報に
示されている装置では、ビーム方位の所定角度範囲での
分解能を高めるために取り込み時間を長くすると、他の
角度範囲での信号の取り込み時間が短くなって、その角
度範囲での探知精度(相対速度の分解能)が犠牲になら
ざるを得なかった。また、走査範囲全体に探知精度を高
めるためには、その走査範囲を狭める必要があった。
【0007】この発明の目的は、ビームの走査範囲を狭
くすることなく、必要な探知精度を実質的に高めたレー
ダを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、探知信号の
ビーム方位をステップ角度変化毎に、または連続して、
所定角度範囲に亘って走査するとともに、探知信号を送
受信して、物標の相対位置または相対速度を探知するレ
ーダにおいて、ビーム方位の走査時における、ステップ
角度変化毎に受信した、またはビーム方位の所定角度変
化分に亘って受信した、探知信号を取り込み、取込時間
が長いほど探知精度が高くなる処理を行う信号処理手段
と、ビーム方位の走査時における往路と復路で、前記ス
テップ角度変化における同一方位を保つ時間、または前
記ビーム方位の角度変化速度、を異ならせるビーム走査
制御手段とを設ける。この構成により、ビーム方位の走
査時における往路と復路で、探知精度の異なった探知を
行う。
【0009】また、この発明は、前記往路と復路のうち
一方で広角度範囲について探知を行い、他方で少ないス
テップ数の方位について高精度な探知を行う。
【0010】また、この発明は、前記少ないステップ数
の方位には、走査範囲の略中央を含むものとする。これ
により、少なくとも走査範囲の略中央を高精度に探知す
る。
【0011】また、この発明は、前記少ないステップ数
の方位には、前記広角度範囲についての探知により検出
した物標の方位を含むものとする。これにより、広角度
範囲の探知と、実際に物標の存在する方位の高精度な探
知とを両立させる。
【0012】
【発明の実施の形態】この発明の実施形態に係るレーダ
の構成をブロック図として図1に示す。図1において、
1はRFブロック、2は信号処理ブロックである。RF
ブロック1は、レーダ測定用の電波を送受信し、送信波
と受信波とのビート信号を信号処理ブロック2へ出力す
る。信号処理ブロック2の変調カウンタ11は、結果的
にDAコンバータ10から三角波信号を発生させるため
のカウントを行い、その値をDAコンバータ10へ出力
する。DAコンバータ10は、それをアナログ電圧信号
に変換してRFブロック1のVCO(電圧制御発振器)
8へ与える。これにより送信波をFM変調する。すなわ
ち、VCO8の発振信号はアイソレータ7、カプラ6、
サーキュレータ5を介して1次放射器4へ供給される。
この1次放射器4は、誘電体レンズ3の焦点面または焦
点面付近にあって、誘電体レンズ3は、1次放射器4か
ら放射されるミリ波信号を鋭いビームとして送信する。
物標(車両など)からの反射波が誘電体レンズ3を介し
1次放射器4へ入射されると、受信信号がサーキュレー
タ5を介してミキサ9へ導かれる。ミキサ9には、この
受信信号とカプラ6からの送信信号の一部であるローカ
ル信号とを入力して、その周波数差の信号に相当するビ
ート信号を中間周波信号として信号処理ブロック2のA
Dコンバータ12へ出力する。ADコンバータ12は、
これをデジタルデータに変換する。DSP(デジタル信
号処理装置)13は、ADコンバータ12から入力した
データ列をFFT(高速フーリエ変換)処理して、後述
するように物標の相対距離および相対速度を算出し、こ
れらを出力回路15を介してホスト装置へ出力する。こ
のDSP13が本発明に係る「信号処理手段」に相当す
る。
【0013】RFブロック1内の16で示す部分は、1
次放射器4を誘電体レンズ3の焦点面またはそれに平行
な面内を平行移動させるスキャンユニットである。この
1次放射器4が設けられている可動部と固定部側との間
に0dBカプラを構成している。Mで示す部分は、その
駆動用モータを示している。このモータによって、例え
ば100ms周期で−10度から+10度の範囲をビー
ム走査する。信号処理ブロック2内の14は、変調カウ
ンタ11およびスキャンユニット16を制御するマイク
ロプロセッサである。このマイクロプロセッサ14は、
スキャンユニット16に対してビーム方位を所定角度に
向けるとともに、その静止時間内に上り区間と下り区間
の一山分の三角波でVCO8を変調するように、カウン
ト周期を定める。このマイクロプロセッサ14が本発明
に係る「ビーム走査制御手段」に相当する。
【0014】図1に示したレーダを用いて、FMCW
(周波数変調連続波)方式で探知を行う際の探知動作の
原理を、図2および図3を参照して説明する。図2は、
物標の相対速度が0の時の送受信波形である。ここで縦
軸は上記ビート信号の周波数、横軸は時間である。また
実線で示す三角波は送信信号、破線の三角波は受信信号
のそれぞれの時間経過に伴う周波数変化を示している。
三角波変調された送信波と物標により反射された受信波
との間には、物標までの距離に比例した時間遅れτが生
じる。今、物標までの距離をR、大気中の電波の伝搬速
度をCとすると、 τ=2R/C …(1) となる。この時の送信波の三角波変調周期を1/fm、
同変調幅をΔFとすると、送信波と受信波との周波数差
は、変調上り区間(三角波の周波数上昇区間)と変調下
り区間(三角波の周波数下降区間)の何れでも、 fr=2fm・ΔF・τ=4R・fm・ΔF/C …(2) となる。
【0015】図2に示した例では、物標の相対速度が0
であるので、f1=f2=frである。
【0016】図3は、物標の相対速度が0でないときの
送受信波形である。この場合、物標の相対速度Vによる
ドップラー効果により、受信波は、 fd=2V・f0/C …(3) だけ周波数がシフトする。ここでf0は送信波の中心周
波数である。このため、送信波と受信波との周波数差
は、変調上り区間と変調下り区間とで各々 f1=fr−fd …(4) f2=fr+fd …(5) となる。従って、frとfdは、 fr=(f1+f2)/2 …(6) fd=(f2−f1)/2 …(7) より求められる。(6)(7)と(2)(3)式より、 R=C・(f1+f2)/(8・fm・ΔF) …(8) V=C・(f2−f1)/(4・f0) …(9) が導かれる。
【0017】このようにして、FMCW方式のレーダで
は、三角波変調の上り区間と下り区間とで計測されたf
1,f2を(8)(9)式に代入することによって、物
標の相対距離Rおよび相対速度Vを求める。
【0018】ここで、上記f1,f2を検出する周波数
分解能δf、距離分解能δR、および速度分解能δVの
関係は(8),(9)式より、次のように表される。
【0019】δR=C・2δf/(8・fm・ΔF) ここで、δf=2fmであるため、 δR=C/(2ΔF) …(10) δV=C・δf/(4・f0) …(11) 例えばf0=76.5GHzの場合、1km/h(≒
0.27m/s)の速度分解能を実現するには、(1
1)式にδV=0.27、C=3×108 、f0=7
6.5×109 を代入すれば、δf=275.4Hzと
なる。すなわち、275.4Hzの周波数分解能が要求
される。従って、上記上り区間と下り区間で1/27
5.4≒3.6ms以上の計測時間が必要となり、三角
波の周期としては、この2倍の7.2msが必要とな
る。
【0020】次に、ビーム方位の走査(以下、単に「ビ
ーム走査」という。)の動作について図4および図5を
参照して説明する。図4はビーム方位の時間経過に伴う
ビーム方位の変化について示している。また、図5は、
図4に示したビーム走査の制御を行うための図1に示し
たマイクロプロセッサ14の処理手順を示すフローチャ
ートである。
【0021】図4および図5に示すように、ビーム走査
の往路では、1msの静止と2.5msの移動を繰り返
しながら、1度刻みで−10度から+10度までのビー
ム走査を行う。その際、図1に示した変調カウンタ11
は、各々の角度での静止時間に同期した周期1msの三
角波でVCO8を変調し、同時に、DSP13により各
々の角度での物標の相対距離および相対速度を算出す
る。
【0022】往路での変調三角波の周期は1ms、すな
わち変調三角波の片区間は0.5msである。ここで、
ΔF=1GHzとすれば、相対距離の分解能δRは、
(10)式にΔF=1GHzを代入して、 δR=C/(2ΔF) =0.15[m] となる。
【0023】また、相対速度の分解能δVについては、
(11)式にδf=1/0.5ms=2000Hz、f
0=76.5GHzを代入して、 δV=C・δf/(4・f0) =1.96m/s ≒7km/h となる。
【0024】このように、−10度から+10度まで往
路のビーム走査を終了すると、図1に示したスキャンユ
ニット16の駆動方向を反転し、復路のビーム走査を開
始する。この復路では、図4に示すように、11ms高
速移動した後、ビーム方位0度で7msの間静止し、こ
の間にサンプリングした(取り込んだ)信号についてD
SP13で処理を行う。その後は再び11ms高速移動
して、初期位置である−10度まで復帰する。
【0025】上記復路におけるビーム方位0度での変調
三角波の周期1/fmは7msであるので、相対速度分
解能は、(11)式より、δV≒1km/hとなる。こ
れにより、往路のみで探知を行う場合に比べて、復路に
おける0度方向の物標について、相対速度の高精度な探
知が可能となる。
【0026】次に、第2の実施形態に係るレーダについ
て図6および図7を参照して説明する。図6は、第1の
実施形態において図4で示したものと同様に、ビーム走
査の動作パターンを示す図である。また図7は、そのた
めのマイクロプロセッサの処理手順を示すフローチャー
トである。
【0027】この例では、ビーム走査の往路は、図4に
示したものと同様に、1msの静止と2.5msの移動
を繰り返しながら、1度刻みで(ステップ角度1度で)
−10度から+10度までビーム走査を行う。このビー
ム走査により、物標を検出すれば、復路においては、+
10度から物標の方位(図6に示す例では+2度)まで
高速移動した後、7msの間静止し、往路で検出した物
標の方位について高精度な探知を行い、その後、再び高
速移動し、初期位置の−10度まで復帰する。
【0028】上記fm,ΔF,f0が上述した値を採る
とき、このようにして、往路で−10度から+10度の
範囲に亘って各ステップ角度毎に、7km/hの速度分
解能で相対速度を探知し、復路においては、重点的に探
知すべき方位について、1km/hの速度分解能で相対
速度を探知する。
【0029】図6において、複数の物標が往路において
検出されれば、そのうち、最も重要な物標を抽出し、復
路において、その物標の方位について高精度な相対速度
の探知を行う。
【0030】この最も重要な物標を抽出するための判定
基準としては次のものが挙げられる。 (1) 自車の前方または自車走行レーンに沿った前方方向
に検出された物標 (2) 最も近距離に検出された物標 (3) 最も受信強度が高い物標 (4) 相対速度が最も0に近い物標 (5)(1)〜(4) をそれぞれ点数化または重み付けして求め
た総合点の高い物標 図8は、第3の実施形態に係るレーダにおけるビーム走
査のパターンを示す図である。図8において往路のパタ
ーンは第1・第2の実施形態の場合と同様である。図4
に示した例では、復路においてビーム方位0度で一旦静
止して、その方向の高精度な探知を行うようにしたが、
図8に示す例では、復路におけるステップ角度を往路に
おけるステップ角度より大きくし、且つ静止時間を長く
している。このことは、図4に示した復路における静止
位置を複数段階に設けたものに等しい。このような走査
パターンにより、往路で−10度から+10度までの広
い角度範囲に亘って探知を行い、復路で例えば中央と左
右の所定方位について高精度な探知を重点的に行うこと
ができる。
【0031】図9は、第4の実施形態に係るレーダにお
けるビームの走査パターンを示している。この例では、
往路において−10度から+10度まで、時間経過に伴
いビームの方位を直線的に変化させている。但し、この
場合でも、変調三角波の周期は上述の各実施形態の場合
と同様に、一周期1msで繰り返して送受信し、その周
期で相対速度および相対距離を算出する。変調三角波の
上り区間と下り区間でのビーム方位の変化が小さく、そ
の影響が測定結果に現れない範囲であれば、このように
スキャンユニットを連続駆動してもよい。
【0032】
【発明の効果】この発明によれば、ビーム方位の走査時
における往路と復路で、探知精度の異なった探知を行え
るため、ビーム方位の往復走査により、同一探知範囲に
ついて探知精度の異なった探知を行えるようになる。そ
のため、目的に応じた探知を高速に行うことができる。
【0033】また、この発明によれば、ビーム走査の往
路と復路のうち一方で広角度範囲について探知を行い、
他方で少ないステップ数の方位について高精度な探知を
行うことにより、ビームの走査範囲を狭くすることな
く、必要な探知精度を実質的に高めることができる。
【0034】また、この発明によれば、上記少ないステ
ップ数の方位を、走査範囲の略中央を含むものとするこ
とにより、少なくとも走査範囲の略中央を高精度に探知
することができる。
【0035】また、この発明によれば、上記少ないステ
ップ数の方位を、広角度範囲についての探知により検出
した物標の方位を含むものとすることにより、広角度範
囲の探知と、実際に物標の存在する方位の高精度な探知
を両立させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】各実施形態に共通のレーダの構成を示すブロッ
ク図
【図2】同レーダにおける送受信波形の例を示す図
【図3】同レーダにおける送受信波形の他の例を示す図
【図4】第1の実施形態に係るレーダにおけるビーム走
査パターンを示す図
【図5】同パターンでビーム走査を行うためのマイクロ
プロセッサの処理手順を示すフローチャート
【図6】第2の実施形態に係るレーダにおけるビーム走
査パターンを示す図
【図7】同パターンでビーム走査を行うためのマイクロ
プロセッサの処理手順を示すフローチャート
【図8】第3の実施形態に係るレーダにおけるビーム走
査パターンを示す図
【図9】第4の実施形態に係るレーダにおけるビーム走
査パターンを示す図
【符号の説明】
1−RFブロック 2−信号処理ブロック 3−誘電体レンズ 4−1次放射器 5−サーキュレータ 6−カプラ 7−アイソレータ 8−VCO 9−ミキサ 15−出力回路 16−スキャンユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西村 哲 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 Fターム(参考) 5J070 AA14 AB17 AB24 AC02 AC06 AG07 AH35 AK13 AK22 BA01 BF07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 探知信号のビーム方位をステップ角度変
    化毎に、または連続して、所定角度範囲に亘って走査す
    るとともに、前記探知信号を送受信して、物標の相対位
    置または相対速度を探知するレーダにおいて、 前記ビーム方位の走査時における、ステップ角度変化毎
    に受信した、または前記ビーム方位の所定角度変化分に
    亘って受信した、探知信号を取り込み、取込時間が長い
    ほど探知精度が高くなる処理を行う信号処理手段と、前
    記ビーム方位の走査時における往路と復路で、前記ステ
    ップ角度変化における同一方位を保つ時間、または前記
    ビーム方位の角度変化速度を異ならせるビーム走査制御
    手段とを備えたレーダ。
  2. 【請求項2】 前記往路と復路のうち一方で広角度範囲
    について探知を行い、他方で少ないステップ数の各方位
    について高精度な探知を行うようにした請求項1に記載
    のレーダ。
  3. 【請求項3】 前記少ないステップ数の方位には、走査
    範囲の略中央を含む請求項2に記載のレーダ。
  4. 【請求項4】 前記少ないステップ数の方位には、前記
    広角度範囲についての探知により検出した物標の方位を
    含む請求項2に記載のレーダ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108700653A (zh) * 2017-05-31 2018-10-23 深圳市大疆创新科技有限公司 一种激光雷达的扫描控制方法、装置及设备
US10379209B2 (en) 2014-09-29 2019-08-13 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Radar device

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