JP2003065545A - 調理器 - Google Patents
調理器Info
- Publication number
- JP2003065545A JP2003065545A JP2001250066A JP2001250066A JP2003065545A JP 2003065545 A JP2003065545 A JP 2003065545A JP 2001250066 A JP2001250066 A JP 2001250066A JP 2001250066 A JP2001250066 A JP 2001250066A JP 2003065545 A JP2003065545 A JP 2003065545A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- top plate
- hole
- seal packing
- cooker
- glass
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Cookers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 貫通穴を設けたガラス製の天板の貫通穴の周
縁部のシール性が悪いと云う問題を解消することを課題
とする。 【解決手段】 中空形状部を設けたシリコーンゴム製の
シールパッキン９を天板１に嵌合して取付ることによ
り、組立性及びシール性に優れ、しかもシールパッキン
９をパッキン押え１１により覆うことにより、掃除等に
よりシールパッキン９が外れることのない調理器を提供
する。
縁部のシール性が悪いと云う問題を解消することを課題
とする。 【解決手段】 中空形状部を設けたシリコーンゴム製の
シールパッキン９を天板１に嵌合して取付ることによ
り、組立性及びシール性に優れ、しかもシールパッキン
９をパッキン押え１１により覆うことにより、掃除等に
よりシールパッキン９が外れることのない調理器を提供
する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はガラスを素材とする
天板を用いた調理器に関するものである。
天板を用いた調理器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のガラスを素材とした天板は、結晶
化ガラスあるいは強化ガラスを板金成形され更にホーロ
ー等の表面処理を施された天板枠に耐熱性に優れたシリ
コーン接着剤等で固定され、ガラス面には天板上の鍋等
を加熱するバーナー等を設置するための貫通穴が設けら
れていて、その貫通穴の周囲上面には鍋等を搭載するゴ
トクが直接搭載されており、その貫通穴の端面には天板
上に滴下した煮汁等の浸入を防止すると共に、強度の弱
い天板のガラス端面部を保護する目的で、金属製のガス
ケットを貫通穴の周縁部に装着し、リング状の部材で押
え込んで固定する構成が一般的に採用されている。
化ガラスあるいは強化ガラスを板金成形され更にホーロ
ー等の表面処理を施された天板枠に耐熱性に優れたシリ
コーン接着剤等で固定され、ガラス面には天板上の鍋等
を加熱するバーナー等を設置するための貫通穴が設けら
れていて、その貫通穴の周囲上面には鍋等を搭載するゴ
トクが直接搭載されており、その貫通穴の端面には天板
上に滴下した煮汁等の浸入を防止すると共に、強度の弱
い天板のガラス端面部を保護する目的で、金属製のガス
ケットを貫通穴の周縁部に装着し、リング状の部材で押
え込んで固定する構成が一般的に採用されている。
【０００３】上記する従来の金属製のガスケットを天板
の貫通穴の周縁部に設けた構成では、天板上に滴下した
煮汁等のシール性が不完全で煮汁が調理器内に流入する
問題を有していた。
の貫通穴の周縁部に設けた構成では、天板上に滴下した
煮汁等のシール性が不完全で煮汁が調理器内に流入する
問題を有していた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の調理器の問
題点に鑑み、本発明は天板上に滴下した煮汁が調理器内
に流入しないシール性の良い調理器を提供しようとする
ものである。
題点に鑑み、本発明は天板上に滴下した煮汁が調理器内
に流入しないシール性の良い調理器を提供しようとする
ものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、ガラスを素材とした天板に貫通穴を設け、
前記貫通穴の内側に天板上の被調理物を加熱する加熱装
置を有する調理器において、前記天板の下方に位置し、
前記天板を下方より支える天板受け部と、シリコーン系
の成形ゴムで構成され、前記貫通穴の周縁部に嵌合して
装着し、その上端が天板より上方に位置すると共に、そ
の下端が前記天板受け部と前記天板との間で挟み込まれ
るリング状のシールパッキンを設けることとした。
に本発明は、ガラスを素材とした天板に貫通穴を設け、
前記貫通穴の内側に天板上の被調理物を加熱する加熱装
置を有する調理器において、前記天板の下方に位置し、
前記天板を下方より支える天板受け部と、シリコーン系
の成形ゴムで構成され、前記貫通穴の周縁部に嵌合して
装着し、その上端が天板より上方に位置すると共に、そ
の下端が前記天板受け部と前記天板との間で挟み込まれ
るリング状のシールパッキンを設けることとした。
【０００６】この発明によれば天板上に滴下した煮汁の
シール性を高めると共に、天板を形成するガラスの端面
の保護及び、組立性にも優れたものとすることができ
る。
シール性を高めると共に、天板を形成するガラスの端面
の保護及び、組立性にも優れたものとすることができ
る。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明の目的は、各請求項に記載
した構成を実施の形態とすることにより達成することが
できるものであり、以下にはその構成による作用を述べ
て実施の形態の説明とする。
した構成を実施の形態とすることにより達成することが
できるものであり、以下にはその構成による作用を述べ
て実施の形態の説明とする。
【０００８】本発明の請求項１記載に係る発明は、天板
の貫通穴の周縁部に嵌合して装着し、その上端が天板よ
り上方に位置すると共に、その下端が前記天板受け部と
の間で挟み込まれるリング状のシールパッキンを設けた
構成であり、この構成とすることにより天板上の煮汁の
器具内へのシール性を高めると共に組立性も優れた調理
器とすることができる。
の貫通穴の周縁部に嵌合して装着し、その上端が天板よ
り上方に位置すると共に、その下端が前記天板受け部と
の間で挟み込まれるリング状のシールパッキンを設けた
構成であり、この構成とすることにより天板上の煮汁の
器具内へのシール性を高めると共に組立性も優れた調理
器とすることができる。
【０００９】また、本発明の請求項２記載に係る発明
は、リング状のシールパッキンを覆うパッキン押えを設
けることにより、掃除時にシールパッキンが外れること
を防止できると共に、シールパッキンを熱から保護する
ことができる。
は、リング状のシールパッキンを覆うパッキン押えを設
けることにより、掃除時にシールパッキンが外れること
を防止できると共に、シールパッキンを熱から保護する
ことができる。
【００１０】また、本発明の請求項３記載に係る発明
は、中空形状部を形成したシールパッキンを設けること
によりシールパッキンの密着性を高めることができる。
は、中空形状部を形成したシールパッキンを設けること
によりシールパッキンの密着性を高めることができる。
【００１１】
【実施例】以下本発明の一実施例について図面を参照し
説明する。図１は本発明のガラスを素材とした天板を有
するガス調理器をシステムキッチン等のカウンターに設
置した状態の要部断面図である。ガラスを素材とした天
板１は、プレス成形され更に表面処理が施された天板枠
２に耐熱性、対薬品性に優れたシリコーン接着剤３でそ
の全周を接着固定されている。ガラスを素材とした天板
１には貫通穴４が設けられており、貫通穴４の内側には
コンロバーナ５が設けられており、ゴトク６に搭載され
た鍋７等を加熱する。コンロバーナ５と貫通穴４との隙
間には汁受け皿８が着脱可能な状態で置かれている。な
お天板１には貫通穴を複数設けて、その貫通穴にはコン
ロバーナのみでなく電熱ヒータ、誘導加熱コイル等の加
熱装置を内装することができる。
説明する。図１は本発明のガラスを素材とした天板を有
するガス調理器をシステムキッチン等のカウンターに設
置した状態の要部断面図である。ガラスを素材とした天
板１は、プレス成形され更に表面処理が施された天板枠
２に耐熱性、対薬品性に優れたシリコーン接着剤３でそ
の全周を接着固定されている。ガラスを素材とした天板
１には貫通穴４が設けられており、貫通穴４の内側には
コンロバーナ５が設けられており、ゴトク６に搭載され
た鍋７等を加熱する。コンロバーナ５と貫通穴４との隙
間には汁受け皿８が着脱可能な状態で置かれている。な
お天板１には貫通穴を複数設けて、その貫通穴にはコン
ロバーナのみでなく電熱ヒータ、誘導加熱コイル等の加
熱装置を内装することができる。
【００１２】またガラスに用いられる素材は一般的に結
晶化ガラスあるいは強化ガラスであるが、結晶化ガラス
は機械的強度が弱く、更に貫通穴４を設けているため、
大きい加重が加わった場合、その端部１ａから亀裂が入
り天板１の割れに至る可能性が大きい。
晶化ガラスあるいは強化ガラスであるが、結晶化ガラス
は機械的強度が弱く、更に貫通穴４を設けているため、
大きい加重が加わった場合、その端部１ａから亀裂が入
り天板１の割れに至る可能性が大きい。
【００１３】そのため、本発明では貫通穴４の端部１ａ
には成形したシリコーンゴム等からなるシールパッキン
９が嵌合装着され、その上端は天板１の上面より高く位
置することにより天板１上に滴下した煮こぼれが貫通穴
４を通し機器内部に浸入することを防ぐことができる。
またシールパッキン９の下端はその一部が天板１と天板
受け部１０の間に挟み込むことにより、煮こぼれ液が天
板１と天板枠２との間に浸入することを防ぐことができ
る。
には成形したシリコーンゴム等からなるシールパッキン
９が嵌合装着され、その上端は天板１の上面より高く位
置することにより天板１上に滴下した煮こぼれが貫通穴
４を通し機器内部に浸入することを防ぐことができる。
またシールパッキン９の下端はその一部が天板１と天板
受け部１０の間に挟み込むことにより、煮こぼれ液が天
板１と天板枠２との間に浸入することを防ぐことができ
る。
【００１４】またシールパッキン９は板金成形されたリ
ング状のパッキン押え１１により上方及び内側より覆わ
れており、コンロバーナ５からの熱的影響を和らげると
共にゴトク６を外して掃除する際にシールパッキン９が
外れることを防止している。またパッキン押え１１は天
板枠２に嵌合装着されており、その上部にゴトク６を搭
載すると共にゴトク６の下部の突起６ａが挿入される位
置決め穴１２が設けられており、機器に対するゴトク６
の回転方向の位置を決めると共に、調理時の鍋等の動き
と共に動くゴトクによるガラス表面の傷付きを防止する
ことができる。
ング状のパッキン押え１１により上方及び内側より覆わ
れており、コンロバーナ５からの熱的影響を和らげると
共にゴトク６を外して掃除する際にシールパッキン９が
外れることを防止している。またパッキン押え１１は天
板枠２に嵌合装着されており、その上部にゴトク６を搭
載すると共にゴトク６の下部の突起６ａが挿入される位
置決め穴１２が設けられており、機器に対するゴトク６
の回転方向の位置を決めると共に、調理時の鍋等の動き
と共に動くゴトクによるガラス表面の傷付きを防止する
ことができる。
【００１５】またパッキン押え１１と天板１との間には
隙間１３が設けられており、ゴトク６に加わった加重が
直接天板１に加わることをなくすと共に、擦れによるガ
ラス表面の傷付き、ゴトク６からの熱的な影響を和らげ
ることができる。
隙間１３が設けられており、ゴトク６に加わった加重が
直接天板１に加わることをなくすと共に、擦れによるガ
ラス表面の傷付き、ゴトク６からの熱的な影響を和らげ
ることができる。
【００１６】また図２に示すようにシールパッキン９の
内部に中空形状部９ａを成形することにより、図３に示
すように装着時に中空形状部９ａが潰れ、その弾力性に
より密着性を更に高めることができる。
内部に中空形状部９ａを成形することにより、図３に示
すように装着時に中空形状部９ａが潰れ、その弾力性に
より密着性を更に高めることができる。
【００１７】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば天板
上に滴下した煮汁等の機器への確実なシール性を確保で
きると共に、組立性にも優れている。
上に滴下した煮汁等の機器への確実なシール性を確保で
きると共に、組立性にも優れている。
【００１８】またシールパッキンを外れ難くすると共
に、熱的な信頼性を高めることができる。
に、熱的な信頼性を高めることができる。
【図１】本発明一実施例における調理器の要部断面図
【図２】同シールパッキンが圧着されない状態の断面図
【図３】同シールパッキンが装着されて圧着した状態の
断面図
断面図
１ 天板
１ａ 端部
２ 天板枠
３ シリコーン接着剤
５ コンロバーナ
６ ゴトク
６ａ 突起
８ 汁受け皿
９ シールパッキン
９ａ 中空形状部
１０ 天板受け部
１１ パッキン押え
１２ 位置決め穴
１３ 隙間
Claims (3)
- 【請求項１】 ガラスを素材とした天板に貫通穴を設
け、前記貫通穴の内側に天板上の被調理物を加熱する加
熱装置を有する調理器において、前記天板の下方に位置
し、前記天板を下方より支える天板受け部と、シリコー
ン系の成形ゴムで構成され、前記貫通穴の周縁部に嵌合
して装着し、その上端が天板より上方に位置すると共
に、その下端が前記天板受け部と前記天板との間で挟み
込まれるリング状のシールパッキンを設けたことを特徴
とする調理器。 - 【請求項２】 前記天板受け部に固定されていて、前記
貫通穴の周縁部に嵌合して装着されたリング状のシール
パッキンを上方及び貫通穴の内側から覆い、内径側を下
方向に曲げて成形したリング状のパッキン押えを設けた
ことを特徴とする請求項１記載の調理器。 - 【請求項３】 前記天板と前記天板受け部との間で挟み
込まれる部分に中空形状部を形成したシールパッキンを
設けたことを特徴とする請求項１または２記載の調理
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001250066A JP2003065545A (ja) | 2001-08-21 | 2001-08-21 | 調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001250066A JP2003065545A (ja) | 2001-08-21 | 2001-08-21 | 調理器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003065545A true JP2003065545A (ja) | 2003-03-05 |
Family
ID=19078959
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001250066A Pending JP2003065545A (ja) | 2001-08-21 | 2001-08-21 | 調理器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003065545A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102829498A (zh) * | 2012-08-09 | 2012-12-19 | 江苏美大电器有限公司 | 一种集成灶面板与负压仓的连接密封结构 |
-
2001
- 2001-08-21 JP JP2001250066A patent/JP2003065545A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102829498A (zh) * | 2012-08-09 | 2012-12-19 | 江苏美大电器有限公司 | 一种集成灶面板与负压仓的连接密封结构 |
| CN102829498B (zh) * | 2012-08-09 | 2017-03-15 | 江苏美大电器有限公司 | 一种集成灶面板与负压仓的连接密封结构 |
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