JP2003065528A - 灰溶融炉 - Google Patents

灰溶融炉

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JP2003065528A JP2001253167A JP2001253167A JP2003065528A JP 2003065528 A JP2003065528 A JP 2003065528A JP 2001253167 A JP2001253167 A JP 2001253167A JP 2001253167 A JP2001253167 A JP 2001253167A JP 2003065528 A JP2003065528 A JP 2003065528A
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Takuya Ishiga
琢也 石賀
Atsushi Morihara
森原  淳
Toshiaki Arato
利昭 荒戸
Tsutomu Shibata
強 柴田
Teruyuki Okazaki
輝幸 岡崎
Yoshinobu Kobayashi
啓信 小林
Takashi Kawano
敬 川野
Keiji Ishii
敬二 石井
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Hitachi Ltd
Mitsubishi Power Ltd
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Hitachi Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E20/00Combustion technologies with mitigation potential
    • Y02E20/34Indirect CO2mitigation, i.e. by acting on non CO2directly related matters of the process, e.g. pre-heating or heat recovery

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  • Air Transport Of Granular Materials (AREA)
  • Gasification And Melting Of Waste (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】効率的に灰の溶融スラグ化処理をすることであ
る。 【解決手段】灰溶融炉において、灰の搬送気体中の酸素
濃度を可変とできる装置を備え、灰の搬送気体中に富化
された酸素と燃料の燃焼熱で、ガス温度が上昇する。搬
送気体に同伴される灰は、周囲ガスの持つ熱で速やかに
溶融し、スラグとして回収される。さらに灰の処理量を
増やした場合でも、灰の存在域のガス温度を局所的に高
めることができ、富化する酸素量を低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は火力発電設備などに
おいて灰の溶融スラグ化処理を行う灰溶融炉にに関する
【0002】
【従来の技術】石炭は、世界中に豊富な埋蔵量を有する
ため、他の化石燃料に比べて経済性に優れる。このため
拡大する電力需要を賄うため、石炭火力発電設備の増設
が予想される。一方、石炭中の10〜20%は灰分であ
り、日本国内の石炭火力発電設備だけでも約500万ト
ン/年の灰が排出されている。
【0003】現在、このうちの半分がセメントの混和材
等に再利用され、残りの半分は廃棄物として埋め立て処
分されている。石炭灰は粉塵であり、重金属を溶出する
危険性があるため、管理型産業廃棄物に指定されてい
る。このため、灰の処分費用がかさむとともに、埋め立
て処分場が不足している。
【0004】そこで灰中の重金属を封印し、かつ灰を減
容する方式として、灰の溶融スラグ化が考案されてい
る。例えば特公平8−24902において、スラグタッ
プ式燃焼炉を利用する方式が示されている。また特開平
9−31476と特開平9−132786には、噴流床
式石炭ガス化炉を用いて灰を溶融する方式が示されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】火力発電設備で用いら
れる石炭灰の融点は1500度を超えるものが多いた
め、炉内を酸素富化することにより、炉内のガス温度を
石炭の融点以上としなければならない。特公平8−24
902に示されるスラグタップ式燃焼炉と特開平9−1
32786に示されるガス化炉において、酸素は灰投入
ポートと別個に炉内に供給される。この場合、炉内全体
のガス温度を灰の融点以上に保つ必要があり、大量の酸
素を必要とする。
【0006】特開平9−31476に示されるガス化炉
では、石炭や回収チャーにフラックス(一般にカルシウ
ム化合物)を混ぜて灰分の融点下げるシステムが示され
ている。
【0007】これら固体の融点は、結晶中のSiO2、
Al2O3,CaOといった金属酸化物の組成比で決ま
る。特に石炭灰の場合、CaOの割合が融点に影響す
る。フラックスは他の固体の結晶と接触することで融点
降下剤として作用するものであり、十分な接触時間が必
要である。
【0008】ここでは、石炭や回収チャー、フラックス
を直進流で燃焼炉に投入しているため、石炭や回収チャ
ーとフラックスの接触時間が十分でない。これは温度上
昇による浮力によって、石炭中の灰分や回収チャー、フ
ラックスが炉上方に飛散するためである。また飛散粒子
は、ガス温度の低下した炉上部に付着してスラッギング
の原因となる。従って本本式は、効率的な灰の溶融に適
さない。
【0009】本発明の目的は、灰を酸素富化した気体と
ともにで炉内に投入し、少量の酸素で灰の存在領域を局
所的に加熱できる灰溶融炉を提供し、火力発電設備など
で発生する灰を安定にスラグ化処理することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は灰を気流搬送に
よって炉に供給する搬送系統と、この灰の搬送系統中に
搬送気体の酸素濃度を富化する装置を備えたものであ
る。搬送気体中の酸素濃度は、変えることもできるし、
搬送気体を純酸素とすることも可能である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。ここでは石炭を燃料とした旋回式の灰
溶融炉を用いた例を示している。
【0012】図1は灰の搬送系統中の酸素濃度を変更で
きる装置を備えた灰溶融炉を示している。溶融炉11は
縦置きの円筒炉であり、スラグ17を炉下部、排ガス1
4を炉出口12からそれぞれ回収する。燃焼空気は高さ
方向に沿って3段に配置されているノズルから炉内に旋
回方向に供給される。
【0013】ノズルは下段から、1次空気ノズル5、2
次空気ノズル3、3次空気ノズル1の順で配置されてい
る。石炭7は一次空気6によって搬送され、一次空気ノ
ズル5から炉内に投入される。また灰9は別個のノズル
8から炉内に供給される。
【0014】次に炉内の燃焼状態について説明する。3
次空気ノズル1から噴出される3次空気2の一部によ
り、炉内には下降旋回流24が形成される。
【0015】この流れに2次空気4、1次空気6と石炭
7が同伴される。石炭7は旋回しながら炉底部で燃焼す
るため、滞留時間を長くすることができ、炉底部で可燃
物の90%以上を燃焼する。
【0016】これにより炉底部のガス温度が上昇する。
また灰ノズル8は燃焼空気ノズル(2次空気ノズル3)
よりも炉底部側に設けられ、灰9は搬送気体10ととも
に炉内に供給され、先の下降旋回流24に同伴されて炉
底部に達する。
【0017】炉底部において、先の灰9と石炭中の灰分
は遠心力で炉壁19に付着して溶融スラグ16となる。
溶融スラグ16は炉内壁19を流下し、スラグ排出口1
5から水槽18に落下して、ガラス状の固形スラグ17
として回収される。ここで灰9の供給量を増加させる
と、次の2点が問題となる。
【0018】(1)灰9のスラグ化による持ち出し熱量
が増加する。これにより炉底部のガス温度が低下する。
【0019】(2)灰9の搬送気体10の量が増加し、
これにより炉底部のガス量が増加するため、炉底部のガ
ス温度が低下する。
【0020】そこで本実施例においては、灰の搬送系統
25を工夫して、灰9の投入量を増加させても、灰9を
安定して溶融スラグ化処理できるようにしている。以下
に灰の搬送系統25について説明する。
【0021】搬送気体10は酸素ライン21と空気ライ
ン22から供給される。酸素ライン21と空気ライン2
2の合流部には、酸素濃度調整器20が設置されてい
る。ここでは酸素ライン21からの酸素量を調整するこ
とにより、搬送気体10中の酸素濃度を調整できる。前
述の搬送気体10は、灰ホッパ23からの灰9とともに
灰ノズル8より炉内に供給される。
【0022】灰9に石炭火力発電設備で排出されるフラ
イアッシュを用いる場合、一般に灰中の可燃物は5%以
下である。したがって搬送気体10を酸素富化しても灰
の搬送系統25内では発火しない。この場合次のような
効果がある。
【0023】(1)少量の酸素富化による灰9の安定溶
融が可能 灰ノズル8を炉底部に設けることにより、搬送気体10
中の酸素によって、炉底部の局所的な酸素富化が可能と
なる。石炭7の燃焼火炎の温度も酸素濃度に応じて上昇
する。灰9は搬送気体10に同伴されて、火炎温度の高
い領域に供給される。このため上昇したガス温度の熱量
を、灰の溶融に効率的に利用できる。ここで必要な酸素
量は、溶融炉11全体を酸素富化する場合の1/2以下
で良い。
【0024】(2)搬送気体量の増大時の窒素の顕熱の
減少 灰9の投入量を増加させた場合、搬送気体10の量も増
大するため、炉底部に投入される合計ガス量が増大す
る。搬送気体10を酸素富化することにより、窒素の顕
熱を減少させ、炉底部のガス温度の低下を防ぐことがで
きる。
【0025】図示した灰溶融炉は、さらに灰の搬送系統
中の酸素濃度を可変とする装置を備えている。点線21
2,213、201、202で示すように酸素製造装置
30からの酸素ライン21は、灰搬送系統25だけでな
く、他の空気供給系統、すなわち3次空気26、2次空
気27、4次空気33に接続することも可能である。
【0026】酸素ライン21を接続した系統には、全て
酸素濃度調整器20を設置することにより、各空気中の
酸素濃度が調整できる。本実施例により次のような効果
がある。
【0027】(1)炉内に富化する酸素量と炉内の酸素
濃度を自由に調整可能 灰の処理量を増加させる場合、灰やスラグが炉内に付着
して堆積すると、灰溶融炉を運用できなくなる。これを
酸素富化によって炉内ガス温度を高めて回避する場合、
酸素富化できるノズルは、灰ノズル8を含めた複数本必
要である。
【0028】また、炉底部の溶融スラグの飛散を防止す
るため、炉内の空塔速度を低くする必要がある。炉内の
ガス温度を高くした状態で空塔速度を低くするために
は、炉内のガス量を減らさなければならない。そこで炉
内を自在に酸素富化することによって、炉内のガス量が
低減される。さらに、窒素量を減らせるため、窒素の顕
熱が減少し、エネルギー効率が高くなる。
【0029】(2)灰搬送気体10に富化する酸素量で
炉内に富化する全酸素量を賄えない場合、他のノズルか
らの酸素投入が可能となる。
【0030】(3)灰9中に含まれる可燃物が多い場合
でも、灰溶融炉11を酸素富化して運用できる。この場
合、灰ノズル8近傍の炉底部に設置した4次空気ノズル
31を利用する。4次空気の酸素濃度を高めることで、
炉底の灰溶融域でのガス温度を高める。
【0031】以上述べたように、本実施例の構成によれ
ば、灰9中の可燃物量が変動しても、灰の安定なスラグ
化処理が可能となる。
【0032】以上の説明では、搬送気体として空気を使
用しているが、点線211で示すように灰の搬送気体1
0を純酸素とした灰溶融炉とすることも可能である。こ
の場合、灰ホッパ23からの灰は、酸素製造装置30か
ら供給される酸素で搬送され、灰ノズル8から炉内に供
給される。投入された搬送気体10は純酸素であり、炉
底部の石炭燃焼域に投入される。
【0033】このため酸素は即座に反応し、ガス温度は
局所的に2000度を超える。灰9は、酸素に同伴され
て炉内に供給される。灰9の周囲のガス温度が高くなっ
ており、灰9は軟化する。
【0034】また本実施例に示す旋回式の炉であれば、
高温域の滞留時間を長くできるだけでなく、炉内気体の
遠心力によって炉壁19に達する。軟化した灰9は、炉
内壁19に付着し、燃焼ガスの伝熱、輻射熱で溶融スラ
グ16となって炉下部のスラグ排出口15に向って流れ
る。
【0035】さらに、炉内のガス温度を高めて溶融スラ
グの温度も高くすると、スラグ自身の粘度が低下する。
これによりスラグも流れ易くなり、スラグ排出口15に
おけるスラグによる閉塞が起こりにくくなる。
【0036】このように、灰の搬送気体10を純酸素に
できれば、富化する酸素量を最小にできるため、最もエ
ネルギー効率の高い灰の溶融方法となる。但し、本溶融
炉に供給できる灰は、可燃物を殆ど含まない灰に限定さ
れる。これは灰搬送系統25内での灰9中の可燃物と酸
素の反応による発火を防止するためである。
【0037】また、気体の酸素濃度を変える装置を複数
の搬送系統中に設けているので、酸素富化した空気を複
数のノズルから炉内に供給できる。これにより、次のよ
うな効果がある。 (1)炉内に富化する酸素量を自由に制御できる。 (2)炉内に供給する酸素量が、灰の搬送気体だけで賄
えない場合、別ノズルからの酸素投入が可能である。 (3)灰中に可燃物を多く含むために灰の搬送気体を酸
素富化できない場合、別ノズルから酸素富化が可能であ
る。 さらに、搬送気体を酸素だけにすると、富化する酸素量
を必要最小限にできるため、エネルギー効率の高い灰溶
融炉の運用が可能である。また、灰の搬送条件を固/気
比で3以上、流速10m/s以上とすると、灰の搬送気体量
を減少できる。これにより、炉内の流動に影響を及ぼさ
ずに灰を投入できる。さらに、灰を融点調整剤とともに
供給するので、灰の性状変化によらず灰の融点を一定に
できる。これにより、灰溶融炉を一定条件で運転でき
る。さらに、灰中の可燃物量を監視し、灰の搬送気体中
の酸素濃度を調整することにより、灰の搬送系統内にお
ける、灰中の可燃物の発火を防止できる。さらに、溶融
スラグの流下速度あるいは回収スラグ重量を監視し、灰
の搬送気体中の酸素濃度と灰に混合する融点調整剤の量
を調整すると、溶融スラグの安定排出により、灰溶融炉
の安定運用が可能となる。図3は、上記本実施例の灰溶
融炉を火力発電設備に用いたとき構成図で、図1と同じ
符号は同じ装置を示している。石炭は石炭ホッパ29に
一旦貯蔵され、粉砕機によって微粉炭に加工された後、
微粉炭ボイラ41のバーナ40および本発明の灰溶解炉
11供給される。
【0038】灰溶解炉11への供給は、先に説明したよ
うに1次空気系統28から供給される。微粉炭ボイラ4
1からの排ガス42は、脱硝装置43を経て空気予熱器
44へ送られる。
【0039】空気予熱器44は、微粉炭ボイラ用吸気ブ
ロワ45からの空気と排ガス42との熱交換を行い、加
熱された空気はボイラ41のバーナ40へ供給される。
空気予熱器44を通過した排ガス42は、微粉炭ボイラ
用集塵機46によって含まれる粉塵が取り除かれた後、
脱硫装置47を経て、煙突48から空気中へ排出され
る。
【0040】微粉炭ボイラ用集塵機46で回収された灰
37は、灰ホッパ23に貯蔵される。一方、灰溶融炉1
1の排ガス14は、熱回収部34で灰溶融炉用吸気ブロ
ワ35からの空気と熱交換し、加熱された空気は酸素濃
度調整器20を経て、灰溶解炉11へ供給される。
【0041】酸素製造装置30からの酸素は、すでに説
明したように酸素濃度調整器20を介して、灰溶解炉1
1へ供給される。このような灰溶解炉11を用いる発電
設備によれば、そこから排出される灰分をスラグ化処理
による灰の減容、無害化が可能となる。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、灰の搬送気体中に富化
された酸素と燃料の燃焼熱で、ガス温度が上昇する。搬
送気体に同伴される灰は、周囲ガスの持つ熱で速やかに
溶融し、スラグとして回収される。さらに灰の処理量を
増やした場合でも、灰の存在域のガス温度を局所的に高
めることができ、富化する酸素量を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の灰溶融炉を示すの概略構成
図である。
【図2】本発明の効果を説明する図である。
【図3】本発明の灰溶融炉を設置した火力発電設備を示
す図である。
【符号の説明】
1…3次空気ノズル、2…3次空気、3…2次空気ノズ
ル、4…2次空気、5…1次空気ノズル、6…1次空
気、7…石炭、8…灰ノズル、9…灰、10…搬送気
体、11…灰溶融炉、12…炉出口、13…炉の中心軸
線、14…灰溶融炉の排ガス、15…スラグ排出口、1
6…溶融スラグ、17…固形スラグ、18…水槽…、1
9…炉内壁、20…酸素濃度調整器、21…酸素系、2
2…灰搬送空気、23…、灰ホッパ、24…下降旋回
流、25…灰の搬送系統、26…3次空気系統、27…
2次空気系統、28…1次空気系統、29…石炭ホッ
パ、30…酸素製造装置、31…4次空気ノズル、32
…4次空気、33…4次空気系統、34…熱回収部、3
5…灰溶融炉用吸気ブロワ、36…灰溶融炉用集塵機、
37…微粉炭ボイラ用集塵機で回収された灰、38…灰
溶融炉用集塵機で回収された灰、39…粉砕機、40…
バーナ、41…微粉炭ボイラ、42…火炉の排ガス、4
3…脱硝装置、44…空気予熱器、45…微粉炭ボイラ
用吸気ブロワ、46…微粉炭ボイラ用集塵機、47…脱
硫装置、48…煙突。
フロントページの続き (72)発明者 森原 淳 茨城県日立市大みか町七丁目2番1号 株 式会社日立製作所電力・電機開発研究所内 (72)発明者 荒戸 利昭 茨城県日立市大みか町七丁目2番1号 株 式会社日立製作所電力・電機開発研究所内 (72)発明者 柴田 強 茨城県日立市大みか町七丁目2番1号 株 式会社日立製作所電力・電機開発研究所内 (72)発明者 岡崎 輝幸 茨城県日立市大みか町七丁目2番1号 株 式会社日立製作所電力・電機開発研究所内 (72)発明者 小林 啓信 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所内 (72)発明者 川野 敬 広島県呉市宝町6番9号 バブコック日立 株式会社呉事業所内 (72)発明者 石井 敬二 東京都港区浜松町二丁目4番1号 バブコ ック日立株式会社内 Fターム(参考) 3F047 AA11 AB03 CA02 CC11 3K061 AA16 AB03 AC03 CA08 DA13 DB01 DB16 EB11 EB14 NB03 NB13 PB01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 灰を気流搬送により炉に供給する搬送系
    統と、前記灰の搬送系統中に搬送気体の酸素濃度を富化
    する装置を備えたことを特徴とする灰溶融炉。
  2. 【請求項2】 灰を気流搬送によって炉に供給する系統
    を備えた灰溶融炉において、前記灰の搬送系統中に搬送
    気体中の酸素濃度を高めるとともにその濃度を変更する
    装置を備えたことを特徴とする灰溶融炉。
  3. 【請求項3】 灰を気流搬送によって炉に供給する系統
    を備えた灰溶融炉において、搬送気体の酸素濃度を変更
    することができる装置を、前記灰の搬送系統を含む複数
    系統中に備えたことを特徴とする灰溶融炉。
  4. 【請求項4】灰を気流搬送によって炉に供給する系統を
    備えた灰溶融炉において、前記灰の搬送気体を純酸素と
    したことを特徴とする灰溶融炉。
  5. 【請求項5】請求項1に記載の灰溶融炉において、灰を
    融点調整剤とともに供給する灰溶融炉。
  6. 【請求項6】請求項1に記載の灰溶融炉において、灰中
    の可燃物量を監視し、灰の搬送気体中の酸素濃度を調整
    する制御装置を備えた灰溶融炉。
  7. 【請求項7】請求項1に記載の灰溶融炉において、溶融
    スラグの流下速度又は回収スラグ重量を監視し、灰の搬
    送気体中の酸素濃度と灰に混合する融点調整剤の量を調
    整する制御装置を備えた灰溶融炉。
JP2001253167A 2001-08-23 2001-08-23 灰溶融炉 Pending JP2003065528A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015152188A (ja) * 2014-02-12 2015-08-24 株式会社Ihi 溶融炉システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015152188A (ja) * 2014-02-12 2015-08-24 株式会社Ihi 溶融炉システム

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