JP2003065011A - 位相器 - Google Patents
位相器Info
- Publication number
- JP2003065011A JP2003065011A JP2002229962A JP2002229962A JP2003065011A JP 2003065011 A JP2003065011 A JP 2003065011A JP 2002229962 A JP2002229962 A JP 2002229962A JP 2002229962 A JP2002229962 A JP 2002229962A JP 2003065011 A JP2003065011 A JP 2003065011A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- spool
- land
- fluid
- introduction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L1/00—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
- F01L1/34—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift
- F01L1/344—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift changing the angular relationship between crankshaft and camshaft, e.g. using helicoidal gear
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L1/00—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
- F01L1/34—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L1/00—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
- F01L1/34—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift
- F01L1/344—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift changing the angular relationship between crankshaft and camshaft, e.g. using helicoidal gear
- F01L1/34409—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift changing the angular relationship between crankshaft and camshaft, e.g. using helicoidal gear by torque-responsive means
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L1/00—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
- F01L1/34—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift
- F01L1/344—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift changing the angular relationship between crankshaft and camshaft, e.g. using helicoidal gear
- F01L1/3442—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift changing the angular relationship between crankshaft and camshaft, e.g. using helicoidal gear using hydraulic chambers with variable volume to transmit the rotating force
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L1/00—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
- F01L1/34—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift
- F01L1/344—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift changing the angular relationship between crankshaft and camshaft, e.g. using helicoidal gear
- F01L1/3442—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift changing the angular relationship between crankshaft and camshaft, e.g. using helicoidal gear using hydraulic chambers with variable volume to transmit the rotating force
- F01L2001/34423—Details relating to the hydraulic feeding circuit
- F01L2001/34426—Oil control valves
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
Abstract
させる。 【解決手段】 カムシャフトおよびタイミングギヤ間の
タイミングを調整する位相器において、第1、第2のベ
ーン16および中央の円筒状凹部25を有し、カムシャ
フト9とともに回転するロータ1と、ロータ1を囲繞す
る本体部2を有し、タイミングギヤ11とともに回転す
るハウジングと、ロータ1の円筒状凹部25内でスライ
ド可能なスプール104とを設ける。本体部2は、周方
向に間隔を隔てた第1、第2の凹部17を有し、各ベー
ン16が各凹部17を第1、第2の部分17a,17b
にそれぞれ分割している。スプール104はロータ1の
複数の流路を閉塞しまたは接続する複数のランド104
a,104bを有しており、スプール104のスライド
移動によって、各部分17a,17bへの流体122の
流れが制御されて、ロータ1に対するハウジングの回転
運動が変化する。
Description
タイミング(VCT: variable camshaft timing) シス
テムの分野に関する。詳細には、本発明は、ロータの中
心に制御装置を有する複合型多数位置カム割出し装置ま
たは無段可変カムシャフト割出し装置(infinitely vari
able camshaft indexer)に関する。
月14日に出願された「ロータ内に配置された制御装置
を有する複合型多数位置カム割出し装置」という名称の
米国仮出願第60/312,285号に開示された発明の利益を主
張する。米国仮出願の米国特許法第119条(e)項の
利益をここに主張する。上記出願は、引用することによ
って本件出願の中に含まれる。
4方向バルブを用いて位相器(phaser)を制御するベーン
型VCTが多数存在している。位相器は、カムシャフト
をクランクシャフトから独立して回転させることができ
るエンジン部品である。
制御システム間で漏出路を導入する前面カムベアリング
に一体に組み込まれている。この漏出は、エンジンの性
能およびオイル消費の点から重要である。
ンの性能を最大限に発揮させかつオイル消費を最小限に
抑えるようにオイル漏れを減少させる必要性が存在して
いる。
が付与されている。米国特許第 5,386,807号は、高速で
トルク作用を使用し、低速でエンジン油圧を使用してい
る。制御バルブは、位相器の中心部に配置されている。
位相器は、低速で油圧を提供するために内蔵型オイルポ
ンプを有している。オイルポンプは、電磁気により制御
されているのが好ましい。
に内燃機関のカムシャフトの駆動ホイールに対する液圧
回転角調整のための装置を開示している。この装置は、
シャフトに回転不能に連結されたリブまたはベーンを有
している。これらのリブおよびベーンは、区画されたホ
イールの隔室内に配置されている。
ーンは、その液圧化によって二つの構成要素が互いに回
転し得る圧力チャンバを生成する。調整圧または保持圧
が不十分なときには、望ましくない回転を減らすため
に、ホイールとリブおよび(または)ベーンとの共通端
面が、互いに回転可能な部分に解除可能な締結作用を及
ぼす環状ピストンとともに作動する。
機関のカムシャフトの駆動ホイールに対する相対的回転
角を変更するための装置を示している。この装置は、隔
室のあるホイール内で回転可能なリブまたはベーンに連
結された内側部分を有している。
に分配されかつリブまたはベーンによってそれぞれ二つ
の圧力チャンバに分割された複数の隔室を有している。
回転角の変更は、加圧によってもたらされる。内燃機関
のバルブ駆動装置からの、オーバラップする交番トルク
の影響を最小限に抑えるために、回転位置の変化を液圧
により減衰させる減衰構造が組み込まれている。
れる以下の米国特許により開示された情報を考慮するこ
とは、本願発明の背景を検討するときに有用である。
野におけるVCTシステムについて記述している。この
VCTシステムにおいては、一方のシリンダから他方の
シリンダにまたはその逆方向に作動流体を選択的に移送
することによって、カムシャフトのクランクシャフトに
対する周方向位置を前進させまたは後退させるために、
システムの液圧装置が、適切な作動流体要素を有しかつ
逆方向に作用する一対の液圧シリンダを有している。
の中央位置または零位置から一方向または他の方向に移
動させることにより、逆方向に作動するシリンダの一方
または他方から作動流体を消費できる制御バルブを使用
している。
する制御液圧Pc の増加または減少と、この一端に作用
する液圧と他端に逆方向に作用する圧縮スプリングから
の機械的な力との間の関係とに対応して生じる。
野におけるVCTシステムの他のタイプについて記述し
ている。このシステムにおいては、液圧装置が、上述の
米国特許第 5,002,023号におけるシリンダに置き換わる
ローブをハウジング内に備えたベーンを有している。
なっており、ハウジング内で作動流体をローブの一方の
側から他方の側にまたはその逆方向に移動させるための
適切な液圧流体要素を備えている。これにより、ベーン
をハウジングに対して一方向にまたは他の方向に振動さ
せる。
ムシャフトの位置を前進させまたは後退させるのに効果
的な運動である。このVCTシステムにおける制御シス
テムは、作用した同じタイプの力に反応する同じタイプ
のスプールバルブを使用する米国特許第 5,002,023号に
開示されたものと同一である。
5,184,578号はいずれも、スプールの一端に作用する液
圧と他端に作用する機械的な力とを釣り合わせようとす
ることによって発生する、上記タイプのVCTシステム
の問題に取り組んでいる。米国特許第 5,172,659号およ
び米国特許第 5,184,578号の双方に開示された改良され
た制御システムは、スプールの両端に作用する液圧を使
用している。
圧Ps においてエンジンオイルギャラリから直接供給さ
れた作動流体からのものである。スプールの他端に作用
する液圧は、減圧された圧力Pc においてPWMソレノ
イドからの作動流体に反応して作用する液圧シリンダま
たは他の増幅器からのものである。
液圧であって同じ作動流体に基づいているため、作動流
体の圧力変化および粘性は、互いに打ち消し合ってスプ
ールの中央位置または零位置には影響を及ぼさない。
シャフトが、振動しないように一端に固定されたベーン
を有している。カムシャフトはまた、カムシャフトとと
もに回転しかつカムシャフトに対して振動可能なタイミ
ングベルト駆動のプーリを有している。ベーンは、プー
リの対向凹部内にそれぞれ受け入れられた対向ローブを
有している。
用するトルクパルスに反応して変化する傾向があり、エ
ンジン制御ユニットからの振動に応答して制御バルブの
バルブ本体内のスプール位置を制御することによって、
凹部からのエンジンオイルの流れを選択的に阻止しまた
は許容することにより、カムシャフトの回転が前進しま
たは後退するようになっている。
電気モータにより回転する回転直線運動変換手段によ
り、定められた方向に付勢されている。
時においてエンジンオイルギャラリから直接供給された
液圧に起因するスプール一端への液圧を使用しない制御
システムを示している。スプールの他端に作用する力
は、好ましくは可変力ソレノイド型の電気機械式のアク
チュエータに起因している。
ラメータを監視するエンジン制御ユニット(ECU)か
ら出力された電子信号に反応するスプールに直接作用す
る。ECUは、カムシャフト位置およびクランクシャフ
ト位置に対応する、センサからの信号を受け取り、この
情報を利用して、相対位相角を計算する。位相角誤差を
訂正する閉ループフィードバックシステムが採用されて
いるのが好ましい。
の問題を解決する。このような装置は、スプールバルブ
の機械的応答性と同程度に速くなるように設計すること
が可能であり、たしかに従来の(完全に液圧による)差
圧制御システムよりもずっと速い。
閉ループゲインを使用できるようになり、このことは、
構成部品の誤差や運転環境に対してシステムをあまり敏
感でないようにする。
ムシャフトタイミングの制御装置が、カムシャフトの内
部または下流に配置されている。このため、作動流体が
スプールバルブからロータのベーン内に移動したとき、
オイル漏れの可能性が高まる。
の漏れを減少させる、無段VCT多数位置カム割出し装
置つまり位相器の必要性が存在する。
ることができる位相器を提供することを目的とする。
相器は、カムシャフトと、エンジンのクランクシャフト
に連結されたタイミングギヤとの間のタイミングを調整
するための位相器である。この位相器は、第1、第2の
ベーンおよび中央の円筒状凹部を有し、カムシャフトと
ともに回転するようにカムシャフトに連結可能なロータ
と、タイミングギヤとともに回転するようにタイミング
ギヤに連結可能に設けられ、ロータを同軸に囲繞する本
体部を有するハウジングと、ロータの円筒状凹部内に配
置され、ロータの回転軸に沿ってスライド可能なスプー
ルとを備えている。本体部は、ロータの第1、第2のベ
ーンを受け入れるように周方向に間隔を隔てた第1、第
2の凹部を有し、第1、第2のベーンの回転運動を許容
している。第1、第2のベーンの各々は、第1、第2の
凹部の各々を第1、第2の部分にそれぞれ分割してい
る。第1、第2の凹部における第1、第2の部分は、圧
力下で流体の第1の部分への導入がロータをハウジング
に対して第1の回転方向に移動させるとともに、圧力下
で流体の第2の部分への導入がロータをハウジングに対
して逆側の回転方向に移動させるように、液圧を維持し
得るようになっている。ロータの円筒状凹部内でスプー
ルをスライド可能に移動させることによって、流体導入
部から第1および第2の部分への流体の流れが制御され
て、ロータに対するハウジングの回転運動を変化させる
ように、スプールが、ロータの複数の流路を閉塞しまた
は接続する複数のランドを有している。
において、スプールが、中央部と、中央部の長さ分だけ
離間配置された第1および第2のランド部を有してお
り、中央部が、第1および第2のランド部よりも小さく
かつ流体が流れるのを許容する円周部を有しており、第
1および第2のランド部が、円筒状凹部内で流体の流れ
を阻止する嵌合状態を提供する円周部を有している。ロ
ータの円筒状凹部においてカムシャフトからもっとも離
れた第1の端部からカムシャフトにもっとも接近した第
2の端部まで長さ方向に間隔を隔てた関係で、円筒状凹
部が、円筒状凹部を大気に開放する第1の排出ベント
と、第1の部分を円筒状凹部に接続する第1の戻りライ
ンと、円筒状凹部を第1の部分に接続する第1の導入ラ
インと、円筒状凹部内の中央位置を流体源に接続する中
央の導入ラインと、円筒状凹部を第2の部分に接続する
第2の導入ラインと、第2の部分を円筒状凹部に接続す
る第2の戻りラインと、円筒状凹部を大気に開放する第
2の排出ベントとを有している。第1、第2の排出ベン
ト、第1、第2の戻りライン、第1、第2の導入ライン
および中央の導入ラインが、円筒状の凹部に長さ方向に
間隔を隔てて配置されている。スプールが中央の凹部の
第1、第2の端部間の中央位置に配置されているとき、
第1のランドが第1の戻りラインおよび第1の導入ライ
ンを閉塞し、かつ第2のランドが第2の導入ラインおよ
び第2の戻りラインを閉塞するように、また、スプール
が中央の凹部の第1の端部に接近して配置されていると
き、第1の導入ラインおよび第2の戻りラインが閉塞さ
れておらず、中央の導入ラインからの流体が第1の導入
ラインおよび第1の部分に流入し、第2の部分からの流
体が第2の戻りラインおよび第2の排出ベントに流入す
るように、さらに、スプールが中央の凹部の第2の端部
に接近して配置されているとき、第2の導入ラインおよ
び第1の戻りラインが閉塞されておらず、中央の導入ラ
インからの流体が第2の導入ラインおよび第2の部分に
流入し、第1の部分からの流体が第1の戻りラインおよ
び第1の排出ベントに流入するように、第1、第2のラ
ンドが十分な長さと互いの距離を有している。
いて、エンジン制御ユニットから出力された信号に反応
してスプールの位置を制御する可変力アクチュエータが
さらに設けられている。
いて、可変力アクチュエータが電気機械式の可変力ソレ
ノイドである。
いて、電気機械式可変力ソレノイドが遮断されていると
き、スプールを最大前進位置に付勢するためのスプリン
グがさらに設けられている。
いて、可変力アクチュエータがパルス幅変調ソレノイド
であることを特徴としている。
いて、流体導入口に対する流体の逆流を制御する導入チ
ェックバルブがさらに設けられている。
いて、流体がエンジン潤滑油であることを特徴としてい
る。
れた無段可変カムシャフトタイミング装置(割出し装
置)である。制御バルブがロータ内に配置されているこ
とにより、カムシャフトは、エンジンオイルまたは作動
流体を供給するための単一の流路を提供するだけでよ
く、従来のように、位相器を制御するための多数の流路
を必要としない。
利点は、漏れを減少させて、位相器の応答性を向上させ
ることである。このような設計手法は、カムベアリング
に設けられた制御システムに比べて、流路を短くできる
ようになる。
外側ハウジングおよびギヤは、ロータおよびカムシャフ
トに対して移動する。供給源からのオイルは、カムシャ
フトの中心を通って供給される。
導入チェックバルブを通り、スプールバルブの中心に供
給される。導入チェックバルブは、トルク逆転時に供給
源に対する逆方向のオイルの流れを排除する。スプール
バルブの位置は、位相器が前進するかまたは後退するか
を決定する。
めには、図面、図面の簡単な説明、本発明の好ましい実
施態様の詳細な説明および特許請求の範囲に注意が向け
られるべきである。
は、ピストンのコネクティングロッドにより駆動される
クランクシャフトと、シリンダの吸排気弁を駆動する一
本またはそれ以上のカムシャフトとを有している。カム
シャフト上のタイミングギヤは、ベルト、チェーンまた
はギヤのようなタイミング駆動装置を介してクランクシ
ャフトに連結されている。
フト9のみが示されているが、カムシャフト9が、オー
バヘッドカムシャフト型またはインブロックカムシャフ
ト型のいずれかにおける単一カムシャフトエンジンのカ
ムシャフトであるか、ダブルカムシャフト型エンジンの
2本のカムシャフト(吸気弁を駆動するカムシャフトま
たは排気弁を駆動するカムシャフト)のうちの1本であ
るか、またはV型オーバヘッドカムシャフトエンジンに
おける4本(各シリンダバンクに2本)のカムシャフト
のうちの1本であるかのいずれかであるということが理
解されるだろう。
おいては、カムシャフトに連結されたロータとタイミン
グギヤに連結されたハウジングとを有し、位相器(phase
r)として知られる可変角カップリングによって、カムシ
ャフト上のタイミングギヤが置き換えられている。
シャフトの相対的なタイミングを変化させるために、角
度限界の範囲内でカムシャフトをタイミングギヤから独
立して回転させることができる。
は、ハウジングおよびロータを含み、さらに、カムシャ
フトのタイミングをクランクシャフトに対してオフセッ
トさせるためにハウジングおよびロータの相対的角度位
置を制御するすべての部分を含んでいる。
は、当該分野で知られているように、各カムシャフトに
一つの位相器が設けられるということが理解されるだろ
う。
レート4とともに取付フランジ8に固定されることによ
って、カムシャフト9に据え付けられている。ロータ1
は、半径方向外方において逆方向に突出しかつハウジン
グ本体2の凹部17内に配置される一対のベーン16を
有している。
外側プレート3は、取付フランジ8、ロータ1およびロ
ータ前側プレート4の回りにねじ13により一体に固定
されている。これにより、ベーン16を保持しかつ外側
プレート3および内側プレート5により囲繞された凹部
17が、流体を密封するチャンバを構成する。
内側プレート5に連結されている。ここでは、内側プレ
ート5、ハウジング本体2、外側プレート3およびタイ
ミングギヤ11は、「ハウジング」と総称される。
2において半径方向外方に延びる凹部17内に係合して
おり、各凹部17の周方向長さは、ロータ1に対してハ
ウジングの限定された振動を許容するように各凹部内に
受け入れられたベーン16の周方向長さよりも若干長く
なっている。
ップ6が設けられており、このベーンチップ6は、弧状
弾性部材であるリニアエキスパンダ7によって半径方向
外方に付勢されている。ベーンチップ6は、凹部17の
内壁面およびベーン16の間からエンジンオイルが漏れ
ないようにしており、各凹部は、対向チャンバ17a,
17bに分割されている。
7a,17bが、液圧を維持できるようになっている。
チャンバ17aへの液圧の導入は、ロータ1を時計回り
に移動させ、チャンバ17bへの液圧の導入は、ロータ
1を反時計回りに移動させる。
20のスプール27が、ロータ1の内部において中心軸
26に沿って円筒状の凹部25内に配置されている。ス
プールバルブからのオイルは、流路によりチャンバ17
a,17bに導かれる。エンジンオイルまたは他の作動
流体は、取付フランジ8の側部に流入し、流路21を通
ってロータ1に入る。
れてカムシャフト9内には配置されていないので、カム
シャフト9の製造はかなり容易になる。流体は、位相器
を通ってロータ1のスプールバルブ20内に移動するだ
けでよいので、複雑な流路をカムシャフト9に加工する
必要がなくなり、外部取付バルブが不要になる。
ることは、漏れを減少させ、位相器の応答性を向上させ
る。このような設計手法は、カムベアリングに設けられ
た制御システムと比較して、流路を短くすることができ
る。
の形態として図示された位相器作動流体122は、共通
の導入ライン110を介して、凹部17a,17bに流
入する。ここで、“A”と表示されているのはアドバン
ス側を示し、“R”と表示されているのはリタード側を
示している。
おいては、導入チェックバルブ105が、エンジンオイ
ル供給部に作動流体が逆流しないようにしている。な
お、本願発明はまた、本発明の精神の範囲内で、導入チ
ェックバルブ105がないものにも適用される。
9への入口を終端としている。スプールバルブ109
は、スプール104および円筒状部材115から構成さ
れている。好ましくは漏出孔を有するスプール104
は、前後方向にスライド可能になっている。
ルランド104a,104bを有しており、これらは、
円筒状部材15の内部にぴったりと装着されている。ス
プールランド104a,104bは、好ましくは円柱形
状を有しており、以下に詳細に記述されるように、好ま
しくは三つの位置をとるようになっている。
4の位置制御は、電子機械式アクチュエータである可変
力ソレノイド(VFS)103に直接応答している。可
変力ソレノイド103は、好ましくは電気機械式のアク
チュエータである。
気機械式アクチュエータを有するVCT制御」という名
称の米国特許第 5,497,738号は、可変力ソレノイドの使
用について開示しており、該特許は、引用することによ
って本明細書の中に含まれる。
は、電流がケーブルからソレノイドハウジングを通って
ソレノイドコイルに流れ、電気機械式アクチュエータ1
03の内部でアーマチュア(鉄芯)117に反発力を及
ぼす。アーマチュア117は、スプール104の延長部
104cを押圧して、スプール104を右方に移動させ
る。
チュア117による逆方向の押付力と釣り合っていれ
ば、スプール104は零位置つまり中央位置を維持す
る。このようにして、場合に応じてソレノイドコイルへ
の電流を増加または減少させることにより、スプール1
04はいずれかの方向に移動する。
ド103の構成を逆にして、スプール延長部104cへ
の力を押付力から引張力に変えてもよい。このような変
形例では、スプリング116の作用がアーマチュア11
7の新しい方向への移動における力に対抗するように、
設計変更が必要である。
ャフトタイミング装置に一般的であった、移動距離の一
端または他端まで完全に移動できるというかわりに、ス
プールバルブが段階的に移動するのを許容する。可変力
ソレノイドの使用は、遅い動的応答性を解消する。
インを使用できるようになり、これにより、システムが
構成要素の誤差および運転環境にあまり影響を受けない
ようになる。また可変力ソレノイドのアーマチュアは、
エンジン制御ユニット(ECU)102からの電流によ
って制御された短い距離を移動するだけである。
ーフェースモジュール(EIM)がVCTの電子機器を
提供している。EIMは、アクチュエータ103とEC
U102との間をインターフェースしている。
とはほとんどないので、チャタリングが解消されてお
り、このことは、システムを実際上ノイズのない状態に
する。従来の差圧制御システムに対して最も重要な利点
は、基本的なシステムの改良された制御にある。可変力
ソレノイドは、VCT位相器の命令入力信号に迅速にか
つ正確に従うことができる非常に進んだ能力を提供す
る。
筒状のアーマチュア、可変断面積ソレノイド、平坦面を
有するアーマチュア、または可変ギャップソレノイドを
含むが、これらには限定されない。ここで採用された電
気機械式アクチュエータは、パルス幅変調供給によって
も運転されるだろう。
モータ、ウォームギヤまたはヘリカルギヤモータ、ある
いは純粋に機械式のアクチュエータのような他のアクチ
ュエータも、本発明の教示の範囲内でスプールを駆動す
るのに用いられるだろう。
相角を維持するために零位置に配置される。関連するエ
ンジンのクランクシャフトに対して、カムシャフト9
は、スプール104の零位置に関係する、選択された中
間位置に維持されている。
バ17a,17bを満たす。スプール104が零位置に
おかれているとき、スプールランド104a,104b
は、導入ライン111,113ばかりでなく、戻りライ
ン112,114の双方を閉塞する。
の中央のキャビティ119内に実質的に取り込まれてい
るので、圧力は維持され、作動流体122はチャンバ1
7a,17b双方に対して流入も流出もしない。しかし
ながら、チャンバ17a,17bからは不可避的に漏れ
が生じる。
動して小さな動きを生じる。すなわち、アドバンスチャ
ンバ17aおよびリタードチャンバ17bが圧力を失い
始めたとき、補給オイル122が圧力を取り戻すよう
に、スプール104は前後方向に小刻みに動く。
106,107を出るほど十分な大きさではない。振動
中に補給オイルの供給が容易に行われるように、中央の
キャビティ119は、その端部がテーパ状に形成されて
いるのが好ましい。
イルに与えられる電流に対応しており、スプリング11
6の力もスプリング位置に対して予想可能であるので、
スプール104の位置は、ソレノイド電流のみに基づい
てすぐに確認することができる。
間の不均衡を使用する場合と比較すると、スプール10
4の一方向または他の方向への移動について、スプール
104の一端104bに作用する電気的な力と、他端1
04aに作用するスプリング力との間の不均衡のみを用
いることによって、制御システムは液圧システムの圧力
から完全に切り離されている。
運転するのに、特定のエンジンの個々の特性に起因す
る、妥協したシステムを設計する必要はない。その点
で、パラメータの狭い範囲内で運転されるシステムを設
計することにより、VCTシステムの改良された運転の
ためにスプール104を迅速かつ正確に零位置に配置す
ることが可能になる。
プールバルブ104を左側に移動させることによって、
作動流体122がアドバンスチャンバ17aまで供給さ
れる。同時に、リタードチャンバ17bの作動流体は、
大気中に排出される。つまり、リタードチャンバ17b
は低圧位置まで移動し、排出された作動流体は、流体源
まで戻って再使用される。
ルがエンジン底部のオイルパンに排出される位置まで、
たとえばタイミングチェーンカバーまたはオイルパンに
接続された戻りラインまでを意味している。
リタードチャンバ導入ライン113に作動流体が導入さ
れるのを阻止する。キャビティ119は、アドバンスチ
ャンバ17aの導入ライン11と整列しており、これに
より、追加の作動流体122がアドバンスチャンバ17
aに流入するのが許容される。
7aの戻りライン112から作動流体122が流出する
のを阻止する。キャビティ121は、作動流体122が
リタードチャンバ戻りライン114を通って流路107
から大気中に排出されるのを許容する。
に、スプールバルブ104が右方に移動して、作動流体
122がリタードチャンバ17bに供給されるととも
に、アドバンスチャンバ17a内の作動流体が大気中に
排出される。
リタードチャンバ戻りライン114から作動流体が排出
するのを阻止する。キャビティ119は、リタードチャ
ンバ導入ライン113と整列しており、作動流体122
がリタードチャンバ17b内に流入するのを許容する。
バンスチャンバ導入ライン111内に流入するのを阻止
する。キャビティ120は、作動流体122がアドバン
スチャンバ戻りライン112を通ってアドバンスチャン
バ排気106から大気中に排出されるのを許容する。
定位置に保持するのに油圧が十分でない場合に、始動用
のロック機構が含まれている。たとえば、単一位置のピ
ンが穴に挿入されており、ロータおよびハウジングとも
にロックする。または、当該分野で知られている変更お
よびロック機構が用いられる。
教示内容を考慮するとき、本発明の精神および本質的な
特徴部分から外れることなく、本発明の原理を採用する
種々の変形例やその他の実施態様を構築し得る。上述の
実施態様はあらゆる点で単なる例示としてのみみなされ
るべきものであり、限定的なものではない。
連して説明されてきたものの、構造、順序、材料その他
の変更は、本発明の範囲内においてではあるが、当該技
術分野の当業者にとって明らかであろう。
器によれば、ロータ内にスプールを設けるようにしたの
で、カムシャフトが多数の流路を必要とせず、単一の流
路で足りるようになり、これにより、運転中のオイル漏
れを減少できるようになる効果がある。
組立図である。
ブを備えた本発明の好ましい実施態様によるカム割出し
装置の中立位置における状態を示している。
ブを備えた本発明の好ましい実施態様によるカム割出し
装置のアドバンス位置における状態を示している。
ブを備えた本発明の好ましい実施態様によるカム割出し
装置のリタード位置における状態を示している。
Claims (8)
- 【請求項1】 カムシャフト9と、エンジンのクランク
シャフトに連結されたタイミングギヤ11との間のタイ
ミングを調整するための位相器であって、 周方向に間隔を隔てた第1および第2のベーン16と、
回転軸26に沿って配置された中央の円筒状凹部25と
を有し、カムシャフト9とともに回転するようにカムシ
ャフト9に連結可能なロータ1と、 タイミングギヤ11とともに回転するようにタイミング
ギヤ11に連結可能に設けられ、ロータ1を同軸に囲繞
する本体部2を有するハウジングと、 ロータ1の円筒状凹部25内に配置され、ロータ1の回
転軸に沿ってスライド可能なスプール104とを備え、 本体部2が、ロータ1の第1および第2のベーン16を
受け入れるように周方向に間隔を隔てた第1および第2
の凹部17を有するとともに、第1および第2のベーン
16の回転運動を許容しており、 第1および第2のベーン16の各々が、第1および第2
の凹部17の各々を第1の部分17aおよび第2の部分
17bにそれぞれ分割しており、 第1および第2の凹部17における第1の部分17aお
よび第2の部分17bは、圧力下で流体122の第1の
部分17aへの導入がロータ1をハウジングに対して第
1の回転方向に移動させるとともに、圧力下で流体12
2の第2の部分17bへの導入がロータ1をハウジング
に対して逆側の回転方向に移動させるように、液圧を維
持し得るようになっており、 ロータ1の円筒状凹部25内でスプール104をスライ
ド可能に移動させることによって、流体導入部から第1
の部分17aおよび第2の部分17bへの流体122の
流れが制御されて、ロータ1に対するハウジングの回転
運動を変化させるように、スプール104が、ロータ1
の複数の流路を閉塞しまたは接続する複数のランド10
4a,104bを有している、ことを特徴とする位相
器。 - 【請求項2】 請求項1において、 スプール104が、中央部と、中央部の長さ分だけ離間
配置された第1のランド部104aおよび第2のランド
部104bを有しており、第1のランド部104aおよ
び第2のランド部104bが、円筒状凹部25内で流体
の流れを阻止する嵌合状態を提供する円周部を有すると
ともに、中央部が、第1のランド部104aおよび第2
のランド部104bよりも小さくかつ流体122が流れ
るのを許容する円周部を有しており、 ロータ1の円筒状凹部25においてカムシャフト9から
もっとも離れた第1の端部からカムシャフト9にもっと
も接近した第2の端部まで長さ方向に間隔を隔てた関係
で、円筒状凹部25が、円筒状凹部25を大気に開放す
る第1の排出ベント106と、第1の部分17aを円筒
状凹部25に接続する第1の戻りライン112と、円筒
状凹部25を第1の部分17aに接続する第1の導入ラ
イン111と、円筒状凹部25内の中央位置を流体源2
2に接続する中央の導入ライン110と、円筒状凹部2
5を第2の部分17bに接続する第2の導入ライン11
3と、第2の部分17bを円筒状凹部25に接続する第
2の戻りライン114と、円筒状凹部25を大気に開放
する第2の排出ベント107とを有しており、 第1の排出ベント106、第2の排出ベント107、第
1の戻りライン112、第2の戻りライン114、第1
の導入ライン111、第2の導入ライン113および中
央の導入ライン110が、円筒状の凹部25に長さ方向
に間隔を隔てて配置されており、 スプール104が中央の凹部の第1の端部と第2の端部
との間の中央の位置に配置されているとき、第1のラン
ド104aが第1の戻りライン112および第1の導入
ライン111を閉塞し、第2のランド104bが第2の
導入ライン113および第2の戻りライン114を閉塞
するように、 また、スプール104が中央の凹部の第1の端部に接近
して配置されているとき、第1の導入ライン111およ
び第2の戻りライン114が閉塞されておらず、中央の
導入ライン110からの流体122が第1の導入ライン
111および第1の部分17aに流入し、第2の部分1
7bからの流体122が第2の戻りライン114および
第2の排出ベント107に流入するように、 さらに、スプール104が中央の凹部の第2の端部に接
近して配置されているとき、第2の導入ライン113お
よび第1の戻りライン112が閉塞されておらず、中央
の導入ライン110からの流体122が第2の導入ライ
ン113および第2の部分17bに流入し、第1の部分
17aからの流体が第1の戻りライン112および第1
の排出ベント106に流入するように、 第1のランド104aおよび第2のランド104bが、
十分な長さと互いの距離を有している、ことを特徴とす
る位相器。 - 【請求項3】 請求項1において、 エンジン制御ユニット102から出力された信号に反応
してスプール104の位置を制御する可変力アクチュエ
ータ103をさらに有している、ことを特徴とする位相
器。 - 【請求項4】 請求項3において、 可変力アクチュエータ103が電気機械式の可変力ソレ
ノイドである、ことを特徴とする位相器。 - 【請求項5】 請求項4において、 電気機械式可変力ソレノイドが遮断されているときに、
スプール104を最大前進位置に付勢するためのスプリ
ング116をさらに有している、ことを特徴とする位相
器。 - 【請求項6】 請求項3において、 可変力アクチュエータ103がパルス幅変調ソレノイド
である、ことを特徴とする位相器。 - 【請求項7】 請求項1において、 流体導入口に対する流体の逆流を制御する導入チェック
バルブ105をさらに有している、ことを特徴とする位
相器。 - 【請求項8】 請求項1において、 流体122がエンジン潤滑油である、ことを特徴とする
位相器。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US31228501P | 2001-08-14 | 2001-08-14 | |
US60/312285 | 2001-08-14 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003065011A true JP2003065011A (ja) | 2003-03-05 |
JP2003065011A5 JP2003065011A5 (ja) | 2004-12-16 |
JP4209152B2 JP4209152B2 (ja) | 2009-01-14 |
Family
ID=23210741
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002229962A Expired - Fee Related JP4209152B2 (ja) | 2001-08-14 | 2002-08-07 | 位相器 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US20030033998A1 (ja) |
EP (1) | EP1284340B1 (ja) |
JP (1) | JP4209152B2 (ja) |
DE (1) | DE60220122T2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014509716A (ja) * | 2011-04-01 | 2014-04-21 | ボーグワーナー インコーポレーテッド | アクチュエータを移動させるためのねじれエネルギーの使用 |
Families Citing this family (36)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102004035035B4 (de) | 2003-07-24 | 2022-04-14 | Daimler Ag | Nockenwellenversteller für Brennkraftmaschinen |
DE102004038252A1 (de) * | 2004-05-14 | 2005-12-15 | Ina-Schaeffler Kg | Steuerventil für eine Vorrichtung zur Veränderung der Steuerzeiten einer Brennkraftmaschine |
KR20080004534A (ko) * | 2005-05-02 | 2008-01-09 | 보그워너 인크. | 타이밍 페이서 제어 시스템 |
WO2006127347A1 (en) * | 2005-05-23 | 2006-11-30 | Borgwarner Inc | Integrated check valve |
DE102005060111A1 (de) | 2005-12-16 | 2007-07-05 | Schaeffler Kg | Nockenwellenverstellerzuleitung |
US20060096562A1 (en) * | 2006-01-20 | 2006-05-11 | Borgwarner Inc. | Reed valve with multiple ports |
US7318401B2 (en) | 2006-03-15 | 2008-01-15 | Borgwarner Inc. | Variable chamber volume phaser |
DE102006019543A1 (de) * | 2006-04-27 | 2007-10-31 | Schaeffler Kg | Plattenrückschlagventil mit seitlicher Abströmung und Steuerkante |
WO2008042622A1 (en) * | 2006-09-29 | 2008-04-10 | Borgwarner Inc | Variable event duration reduction (vedr) cam phaser |
WO2008140897A1 (en) * | 2007-05-14 | 2008-11-20 | Borgwarner Inc. | Cam mounted accumulator |
US8146551B2 (en) * | 2007-06-19 | 2012-04-03 | Borgwarner Inc. | Concentric cam with phaser |
WO2009005999A1 (en) | 2007-07-02 | 2009-01-08 | Borgwarner Inc. | Concentric cam with check valves in the spool for a phaser |
WO2009009328A1 (en) | 2007-07-06 | 2009-01-15 | Borgwarner Inc. | Variable cam timing controls mounted in the camshaft |
US8145404B2 (en) * | 2008-08-15 | 2012-03-27 | Delphi Technologies, Inc. | Method for synchronizing an oil control valve as a virtual check valve |
US8584634B2 (en) * | 2008-09-19 | 2013-11-19 | Borgwarner Inc. | Phaser built into a camshaft or concentric camshafts |
DE102009022869A1 (de) * | 2009-05-27 | 2010-12-09 | Hydraulik-Ring Gmbh | Flügelzellennockenwellenverstellersystem |
DE102009050779B4 (de) | 2009-10-27 | 2016-05-04 | Hilite Germany Gmbh | Schwenkmotornockenwellenversteller mit einer Reibscheibe und Montageverfahren |
DE102009052841A1 (de) * | 2009-11-13 | 2011-05-19 | Hydraulik-Ring Gmbh | Nockenwelleneinsatz |
JP5105131B2 (ja) * | 2010-01-25 | 2012-12-19 | 三菱自動車工業株式会社 | 内燃機関の可変動弁装置 |
US8561584B2 (en) | 2010-04-06 | 2013-10-22 | Borgwarner Inc. | Cam phaser centrally located along concentric camshafts |
DE102010045358A1 (de) | 2010-04-10 | 2011-10-13 | Hydraulik-Ring Gmbh | Schwenkmotornockenwellenversteller mit einem Hydraulikventil |
DE102010019005B4 (de) | 2010-05-03 | 2017-03-23 | Hilite Germany Gmbh | Schwenkmotorversteller |
US9080473B2 (en) | 2010-11-02 | 2015-07-14 | Borgwarner, Inc. | Cam torque actuated—torsional assist phaser |
DE102010061337B4 (de) * | 2010-12-20 | 2015-07-09 | Hilite Germany Gmbh | Hydraulikventil für einen Schwenkmotorversteller |
WO2012094324A1 (en) | 2011-01-04 | 2012-07-12 | Hilite Germany Gmbh | Valve timing control apparatus and method |
GB2487227A (en) * | 2011-01-14 | 2012-07-18 | Mechadyne Plc | Spool valve for simultaneous control of two output members |
US8973542B2 (en) | 2012-09-21 | 2015-03-10 | Hilite Germany Gmbh | Centering slot for internal combustion engine |
US9366161B2 (en) | 2013-02-14 | 2016-06-14 | Hilite Germany Gmbh | Hydraulic valve for an internal combustion engine |
US8726866B1 (en) | 2013-03-01 | 2014-05-20 | Delphi Technologies, Inc. | Check valve for a camshaft phaser |
US8800515B1 (en) * | 2013-03-13 | 2014-08-12 | Borgwarner Inc. | Cam torque actuated variable camshaft timing device with a bi-directional oil pressure bias circuit |
US9784143B2 (en) | 2014-07-10 | 2017-10-10 | Hilite Germany Gmbh | Mid lock directional supply and cam torsional recirculation |
WO2018019633A1 (de) | 2016-07-27 | 2018-02-01 | ECO Holding 1 GmbH | Kolben für eine hydraulikeinheit eines schwenkverstellers und schwenkversteller für eine nockenwelle |
WO2019029788A1 (en) * | 2017-08-07 | 2019-02-14 | HELLA GmbH & Co. KGaA | VALVE ASSEMBLY FOR CONTROLLING A CAMSHAFT SYNCHRONIZATION APPARATUS |
US10760454B2 (en) * | 2017-09-19 | 2020-09-01 | ECO Holding 1 GmbH | Oil control valve to control a cam phaser with a spool positioned by an external actuator and having a groove |
CN110295962B (zh) * | 2018-03-21 | 2022-04-19 | 博格华纳公司 | 预加载扭转偏置装置 |
JP2020076357A (ja) * | 2018-11-07 | 2020-05-21 | アイシン精機株式会社 | 弁開閉時期制御装置 |
Family Cites Families (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5361735A (en) | 1989-10-16 | 1994-11-08 | Borg-Warner Automotive Transmission & Engine Components Corporation | Belt driven variable camshaft timing system |
US5172659A (en) | 1989-10-16 | 1992-12-22 | Borg-Warner Automotive Transmission & Engine Components Corporation | Differential pressure control system for variable camshaft timing system |
US5002023A (en) | 1989-10-16 | 1991-03-26 | Borg-Warner Automotive, Inc. | Variable camshaft timing for internal combustion engine |
US5107804A (en) | 1989-10-16 | 1992-04-28 | Borg-Warner Automotive Transmission & Engine Components Corporation | Variable camshaft timing for internal combustion engine |
DE4034406A1 (de) * | 1989-10-30 | 1991-05-29 | Atsugi Unisia Corp | Ventilsteuerzeiteneinstellvorrichtung fuer brennkraftmaschinen mit einer hydraulischen kupplung zum sperren des brennkraftmaschinenumdrehungs-synchronelements und des nockenantriebselements bei einstellbarer phasenzuordnung |
DE4116169A1 (de) | 1991-05-17 | 1992-11-19 | Bosch Gmbh Robert | Vorrichtung zur verstellung der drehwinkelzuordnung einer nockenwelle zu ihrem antriebselement |
US5184578A (en) | 1992-03-05 | 1993-02-09 | Borg-Warner Automotive Transmission & Engine Components Corporation | VCT system having robust closed loop control employing dual loop approach having hydraulic pilot stage with a PWM solenoid |
US5497738A (en) * | 1992-09-03 | 1996-03-12 | Borg-Warner Automotive, Inc. | VCT control with a direct electromechanical actuator |
US5666914A (en) * | 1994-05-13 | 1997-09-16 | Nippondenso Co., Ltd. | Vane type angular phase adjusting device |
JP3191849B2 (ja) | 1994-08-29 | 2001-07-23 | 株式会社デンソー | 内燃機関用バルブタイミング調整装置 |
JP3600397B2 (ja) * | 1997-03-19 | 2004-12-15 | 株式会社日立ユニシアオートモティブ | 内燃機関のバルブタイミング制御装置 |
DE19756015A1 (de) | 1997-12-17 | 1999-06-24 | Porsche Ag | Vorrichtung zur hydraulischen Drehwinkelverstellung einer Welle zu einem Antriebsrad |
DE19756016A1 (de) | 1997-12-17 | 1999-06-24 | Porsche Ag | Vorrichtung zur hydraulischen Drehwinkelverstellung einer Welle zu einem Antriebsrad |
DE19817319C2 (de) * | 1998-04-18 | 2001-12-06 | Daimler Chrysler Ag | Nockenwellenversteller für Brennkraftmaschinen |
US6250265B1 (en) * | 1999-06-30 | 2001-06-26 | Borgwarner Inc. | Variable valve timing with actuator locking for internal combustion engine |
US6505586B1 (en) * | 1999-08-05 | 2003-01-14 | Denso Corporation | Variable valve timing control apparatus and method for engines |
-
2002
- 2002-07-18 US US10/198,318 patent/US20030033998A1/en not_active Abandoned
- 2002-08-05 DE DE60220122T patent/DE60220122T2/de not_active Expired - Lifetime
- 2002-08-05 EP EP02255447A patent/EP1284340B1/en not_active Expired - Fee Related
- 2002-08-07 JP JP2002229962A patent/JP4209152B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2003
- 2003-11-14 US US10/714,159 patent/US6883481B2/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014509716A (ja) * | 2011-04-01 | 2014-04-21 | ボーグワーナー インコーポレーテッド | アクチュエータを移動させるためのねじれエネルギーの使用 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP1284340A2 (en) | 2003-02-19 |
EP1284340A3 (en) | 2003-11-05 |
US6883481B2 (en) | 2005-04-26 |
US20040099232A1 (en) | 2004-05-27 |
DE60220122D1 (de) | 2007-06-28 |
EP1284340B1 (en) | 2007-05-16 |
DE60220122T2 (de) | 2007-08-30 |
JP4209152B2 (ja) | 2009-01-14 |
US20030033998A1 (en) | 2003-02-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2003065011A (ja) | 位相器 | |
JP4209153B2 (ja) | 位相器 | |
KR100955586B1 (ko) | 가변 캠축 타이밍 장치용 페이저 | |
JP2003065011A5 (ja) | ||
US5797361A (en) | Variable valve timing mechanism for internal combustion engine | |
EP1486645B1 (en) | Cam phaser with vanes on rotor and a locking pin | |
US6247434B1 (en) | Multi-position variable camshaft timing system actuated by engine oil | |
JP2004108370A (ja) | 可変カムシャフトタイミング機構 | |
US7231896B2 (en) | Control mechanism for cam phaser | |
KR20080004534A (ko) | 타이밍 페이서 제어 시스템 | |
US6866013B2 (en) | Hydraulic cushioning of a variable valve timing mechanism | |
US5803029A (en) | Valve performance controller for internal combustion engine | |
JP2004019660A (ja) | 可変カムシャフトタイミング位相器 | |
JP2004092653A (ja) | 位相器のノイズ低減方法 | |
US5803031A (en) | Hydraulic actuator in an internal combustion engine | |
US20050076868A1 (en) | Control mechanism for cam phaser |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040108 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050720 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080526 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080820 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20081002 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20081022 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4209152 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111031 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111031 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121031 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121031 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131031 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |