JP2003064725A - 無人化機械土工システム - Google Patents

無人化機械土工システム

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JP2003064725A
JP2003064725A JP2001258138A JP2001258138A JP2003064725A JP 2003064725 A JP2003064725 A JP 2003064725A JP 2001258138 A JP2001258138 A JP 2001258138A JP 2001258138 A JP2001258138 A JP 2001258138A JP 2003064725 A JP2003064725 A JP 2003064725A
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ground
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Nobuhide Ishida
信秀 石田
Shinji Kawamoto
伸司 川本
Kensuke Higuchi
賢祐 樋口
Hideo Yamauchi
秀雄 山内
Teruaki Arakawa
輝昭 荒川
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Komatsu Ltd
Maeda Corp
Nishio Rent All Co Ltd
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Komatsu Ltd
Maeda Corp
Nishio Rent All Co Ltd
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  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】災害現場などにおいて完全な無人運転によって
整地などの高精度な土木施工を行う。 【解決手段】遠隔操縦により制御される土木機械2と、
これら土木機械2を操縦するための遠隔操縦系3と、土
木機械2及び地盤1近辺に設けたテレビカメラ4と、テ
レビカメラ4からの映像を伝送するための画像伝送系5
と、土木機械2及び地盤1上に夫々設けたGPSアンテ
ナ6と、GPSアンテナ6からの位置情報を伝送するた
めの位置情報伝送系7と、土木機械2に設けられ土木機
械の傾斜を検出する傾斜計8と、操縦者側に設けられ土
木機械の位置、高さ、及び傾斜を表示するための表示装
置9と、を備える。GPSアンテナ6から得られる土木
機械2の位置、傾斜及び高さと、傾斜計8から得られる
傾斜を基準として、土木機械2を遠隔操作して特定範囲
の地盤1に対する切削または盛土等を実施する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無人化機械土工シス
テムに関し、更に詳細には土木機械を無線操縦によって
操作するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、噴火災害や崖崩れのような大規模
な土木災害が生じた場合、土木機械を無線操縦によって
離れた場所から操作し、土砂の排除や整地等の各種土木
作業を行うケースが増えている。この場合、無線操縦対
応型の土木機械にテレビカメラやGPSを搭載し、オペ
レーターが安全な場所においてテレビカメラを見ながら
操縦をおこなうようなシステムが用いられている。
【0003】これは極めて危険が大きな場所において、
二次災害を防止するためのもので、安全に作業が行える
というメリットがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、遠隔操縦で作
業を行うことは、テレビカメラやGPSが設けられてい
るとはいえ、実際に乗車して操縦するのとは感覚が全く
異なり、細かな作業を実施することは困難である。
【0005】特に、盛土や切削によって地盤を整地する
ようなデリケートな作業は、仮に事前の測量を十分に行
ったとしても必要な精度を得ることは不可能である。従
来は現地においてGPSなどを用いた測量を行った後、
有人の土木機械で施工し、施工後において再度GPSな
どを用いて出来形や出来高の検査をするようにしていた
が、GPSの精度が整地作業の精度に反映されるもので
はなかった。
【0006】このような無線操作によって土木機械の作
業の実施する際、リアルタイムで施工状態を把握しなが
ら、この状態にしたがって作業が実施できれば有人の土
木機械による作業に比較して遜色ない施工が可能であ
る。
【0007】本発明はかかる従来の問題点を解決するた
めになされたもので、その課題は完全な無人運転によっ
て高精度な土木施工を行うことができる無人化機械土工
システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は無人化機械土工
システムであり、前述した技術的課題を解決するために
以下のように構成されている。
【0009】すなわち、特定範囲の地盤1に対して無人
で土木施工を行うためのシステムにおいて遠隔操縦によ
り制御される土木機械2と、これら土木機械2を操縦す
るための遠隔操縦系3と、土木機械2及び地盤1上に夫
々設けられたテレビカメラ4と、これらテレビカメラ4
からの映像を伝送するための画像伝送系5と、土木機械
2及び地盤1上に夫々設けられたGPSアンテナ6と、
これらGPSアンテナ6からの位置情報を伝送するため
の位置情報伝送系7と、土木機械2に設けられ土木機械
の傾斜を検出する傾斜計8と、操縦者側に設けられ、土
木機械の位置、高さ、及び傾斜を表示するための表示装
置9とを備えている。
【0010】ここで、土木機械2としてはブルドーザ
ー、不整地運搬車、ショベルローダー等が例示でき、無
線操縦のための受信機、及びサーボモーターが搭載され
ている。土木機械2を操作するための遠隔操縦系3は、
例えば429MHz帯のバンドを使った送信機と操作卓
(作業者が直接操作する操縦スティック等が配置された
卓)が例示できるが、必要に応じてUHFまたはマイク
ロ中継器等を併用することもできる。
【0011】すなわち、単純なモデルとしては一般のラ
ジコン模型等の操作と同様に、送信機から発射された電
波を直接受けて土木機械を制御することも可能である
が、これは両者が概ね見通し距離にあることが前提で、
それ以上の距離となると電波状態の安定度を確保するこ
とが難しくなる。
【0012】このようなケースでは、送信機と受信機と
の間にUHFまたはマイクロ中継機、光ファイバーなど
の広帯域中継器を挿入し動作の安定を図るのが望まし
い。厳密には中継器が入る部分は操作卓から送信機の間
であり、送信機は現場付近の高い場所に設置される。
【0013】テレビカメラ4は土木機械2に少なくとも
2カ所(前後)設けるが遠近感を確保するため、進行方
向には複数の設置が望ましい。また、少なくとも1台は
パンチルト雲台(自在に動作するカメラ基台)を装備す
るのが望ましい。さらにテレビカメラ4は現場の要所に
も設けられており、少なくとも4台の設置が望ましい。
ここで撮影された画像は画像伝送系5により伝送される
が、前記操縦系と同様に、UHFまたはマイクロ中継機
を介在させるようにしてもよい。
【0014】前記GPSアンテナ6も、テレビカメラ4
と同様に土木機械2と地盤1の周囲に設けられるが、少
なくとも土木機械2に2個、地盤1の周囲に1個あれば
最低の精度が確保できる。
【0015】GPSアンテナを土木機械2に2個設ける
理由は、土木機械2の向きを検知するためである。GP
Sアンテナ6が一個であると土木機械2の絶対位置は判
明するものの、その向きまではわからないからである。
【0016】また、地上固定のGPSアンテナ6は基準
局として機能すればよいため必ずしも現場の近傍である
必要はない。位置情報伝送系7もマイクロ中継機を使用
することが可能である。
【0017】傾斜計8は土木機械2に設けられるが、そ
の取り付け位置はGPSアンテナ6の取り付け位置との
関係において決定される。
【0018】すなわち、土木機械に設けられるGPSア
ンテナ6は所定の距離を以て少なくとも2組設けること
で、所定の解像度(解像度は両者の距離が離れるほど向
上する)で土木機械の位置(座標)、高さ、傾斜が算出
されるが、この傾斜についてはGPSアンテナ6同士を
結ぶ直線の傾斜に過ぎない。つまり土木機械の左右端に
夫々GPSアンテナ6、6を取り付けたとすると、車体
のピッチング方向の傾斜については算出可能だが、この
GPSアンテナ6同士を結ぶ直線と直交する直線を中心
とする傾斜、すなわちローリング方向の傾斜については
何らの情報も得られない。
【0019】傾斜計8はこれを補うもので、GPSアン
テナ6同士を結ぶ直線と直交する直線を中心とする傾斜
が検出できるように配置する。この傾斜情報は位置情報
伝送系7を経由して伝送される。しかし、GPSアンテ
ナ6と傾斜計8のどちらからも同様な傾斜情報が得られ
る場合には、これらを選択的に利用することができる。
【0020】傾斜計8は、オペレーターが単に車体の傾
斜を見る(表示装置9)ためのみ設けられているのでは
なく、車体の傾斜に伴う検出誤差を算出するためのデー
タも供給する。すなわち、表示装置9には、土木機械2
の傾斜情報、高さ情報及び方位情報を基礎として、土木
機械2が傾斜しているときに生ずる、地盤1の絶対高と
前記各情報により演算した地盤の表示高との差異を算出
して、常に地盤の絶対高が表示されるよう補正する補正
手段10が設けられている。
【0021】さらに、表示装置9には、地盤施工前の地
盤高を示す原地盤ライン11と、地盤施工中の地盤高を
示す現地盤ライン12と、最終的に目標とする地盤高を
示す設計地盤ライン13とが、2次元または3次元に表
示されるとともに、必要な土砂量や切削量をこれら各ラ
インの高低差から演算して表示する機能を有している。
【0022】原地盤ライン11とは何らの施工も行って
いない原地形であり、まずこの原地形である原地盤ライ
ン11を補正手段10に記憶させておく、同様に設計地
盤ライン13を記憶させておき、これらのライン(例え
ば碁盤の目状に縦横のラインを想定する)を表示装置9
に表示されるようにする。そして実際の施工に伴って変
化してゆく現地盤ライン12をリアルタイムに表示させ
る。
【0023】なお、GPSとはGlobal Posi
tioning Systemの略で、全地球測位シス
テムとも呼ばれており、米国攻防総省が運用しているも
のである。その概要は地球軌道上において傾斜角約55
度の6軌道に計24個の衛星を配置し、ここから発信さ
れる電波を地上のGPSアンテナで受けることによりG
PSアンテナの現在位置の緯度経度が算出できるもので
ある。
【0024】各衛星からは自己の絶対位置と時刻を送信
する一方、地上側では少なくとも4個(二次元であれば
3個)の衛星からの信号を受信し、電波の速度が一定で
あることを利用して時刻と電波到達時間との差を複数衛
星について演算して地上の特定位置がピンポイントで算
出される。
【0025】しかし、一般に衛星軌道誤差、電離層電波
誤差、及び対流圏電波誤差などによる誤差によって測定
誤差が残留するため、本発明ではこれら誤差を除去して
プラスマイナス20mm程度の位置及び高さ精度を得て
いる。
【0026】以上述べたように、GPSアンテナ6から
得られる土木機械2の位置及び高さを基準として土木機
械2を遠隔操作することで特定範囲の地盤1に対して切
削または盛土を行い、所定の整地を行わせる。整地の精
度はGPS精度と同等のプラスマイナス20mmが得ら
れる。また、オペレーターは表示装置9に表示される地
盤ラインを見ながら作業できるため、高度な熟練度は必
要としない。また地盤計測、土砂搬入、及び施工まです
べて無人で行うことができるため、火口付近などのよう
な極めて危険なエリアでの復旧作業などに適する。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の無人化機械土工シ
ステムを図1ないし図5に示される実施形態について更
に詳細に説明する。
【0028】図1は全体のブロック図を示す。その概要
は、まず300メートル四方程度の現場内に土木機械2
を搬入する。この土木機械2には、テレビカメラ4(図
では車体と別に示されている)と、これらテレビカメラ
4からの映像を伝送するための画像伝送系5と、GPS
アンテナ6とが取り付けられている。画像伝送系5はカ
メラ制御器5aと送受信機5b、及びその後の各種伝送
系(送受信機5c、変換器5d、遠隔操縦系3(マイク
ロ中継器)、変換器5e)が含まれ、カメラのパンやチ
ルト動作などの双方向通信が可能となっている。
【0029】また、GPSアンテナ6は図5に示すよう
に土木機械2の屋根部分の前後両端に設けられている。
そして、このGPSアンテナ6、6の間には土木機械の
傾斜を検出する傾斜計8が設けられている。GPSアン
テナ6の信号は送信機6a(2.4GHz帯)で、また
傾斜計8の信号は送信機8aで夫々受信機22へ送信さ
れる。受信機22は現場外に設置されている。
【0030】一方、この現場の比較的安全な場所には固
定のテレビカメラ40が設けられている。これらのカメ
ラは土木機械2や周囲の様子を撮影するためのものであ
り、この信号は操作室20に伝送される。操作室20は
オペレーター21が土木機械2の操作などを行うところ
であり安全な場所に設置されている。この操作室20の
近傍には固定されたGPSアンテナ6が設置されてい
る。
【0031】土木機械2は遠隔操縦により制御される
が、オペレーター21が操縦装置(図示せず)を操作す
ると変換器23、遠隔操縦系3(マイクロ中継器)、変
換器25、及び送信機25を介して、各土木機械2に設
けられた受信機26に伝達される。この操作内容はデコ
ードされ、これに基づいて、サーボモーターを介して各
種油圧機器や電気機器が制御されるので土木機械2が作
動する。
【0032】前記GPSアンテナ6からの位置情報は位
置情報伝送系7(マイクロ中継器)によって操作室20
の送出される。なお、マイクロ中継器の入出力部には変
換器27、28が挿入されている。
【0033】操作室20内には表示装置9が設置されて
いる。この表示装置9はコンピュータ(10)により各
種表示がなされるようになっている。表示内容は、土木
機械に関してはその位置、高さ、及び傾斜であり、施工
に関しては、地盤施工前の地盤高を示す原地盤ライン1
1と、地盤施工中の地盤高を示す現地盤ライン12と、
最終的に目標とする地盤高を示す設計地盤ライン13と
が、2次元または3次元に表示される。
【0034】ここで、各地盤ラインについて図3により
説明する。原地盤ライン11は地盤施工前の地盤高を示
している。つまり低い地盤を埋めることで整地するとい
う計画においては地盤高が最も低い状態を示す。
【0035】そして、設計地盤ライン13は最終的に目
標とする地盤高、つまり完成状態の地盤高である。現地
盤ライン12は地盤施工中、つまり工事過程の地盤高を
示す。これら3種類の地盤ラインは表示装置9に表示さ
れ、図2に示す(2次元表示)ような碁盤の目状に高さ
が表示される。例えば原地盤ライン11は緑、現地盤ラ
イン12を赤、設計地盤ライン13を黄色で表示するこ
とで視認性を確保してある。
【0036】そして、現地盤ライン12だけは工事の進
行に伴ってその高さ(形状)が変化するが、2次元表示
ではその変化がわかり難いため工事範囲を25センチか
ら1メートル程度のセグメント30に分け、このセグメ
ント30毎に色分けをして、現地盤ライン12と設計地
盤ライン13との高低差を表示している。すなわち、高
低差がゼロの場所は緑色(31)、高低差がマイナス
(土盛り不足)の場所は黄色(32)、高低差がプラス
(土盛り過多)の場所は赤色(32)、などに設定され
ている。これによりオペレーターは表示装置9を見るだ
けで、埋めるべき場所や削るべき場所が明確に把握でき
る。
【0037】しかし、作業中は地盤に凹凸があるため土
木機械2は前後(ピッチングP)左右(ローリングR)
に揺れる(図4)。このように車体が揺れると当然なが
ら屋根のGPSアンテナ6も水平から大きく傾くことと
なる。このように車体が傾くと、実際の現地盤ライン1
2を正確に表示させることができなくなる。その理由は
GPSアンテナ6が地盤から数メートル程度の高さに設
置せざるを得ないからであり、車体の傾斜に伴って必ず
傾いた方向にGPSアンテナ6が大きくずれることにな
る。したがってこのずれを補正して正確な現地盤ライン
12が表示されるようにする必要がある。
【0038】具体的にはGPSアンテナ6によって車体
のピッチング角度(R)を算出するとともに、傾斜計8
でローリング角度(P)を算出し、車体全体の傾斜状態
を把握する。その後、GPSアンテナ6の高さに比例し
て増加する偏心分を傾斜方向と逆方向に加算して、車体
中心と表示装置9に表示される車体中心とを一致させ
る。
【0039】これにより、常に地盤の絶対高が表示され
るよう補正される。この補正は補正手段10たるコンピ
ュータ(10)で実行される。
【0040】コンピュータ(10)内には地盤に関する
すべての情報がインプットされているとともに、テレビ
カメラの映像を現地盤ライン12と位置合わせをした上
で表示装置9に表示する。オペレーター21はカメラを
自在に切り替えて、実写と合わせて現地盤ライン12と
設計地盤ライン13との高低差を常に認識しながら作業
することができる。
【0041】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、GPSア
ンテナから得られる土木機械の位置及び高さを基準とし
て土木機械を遠隔操作することで特定範囲の地盤に対し
て切削または盛土を行い、所定の整地を行わせるように
構成したので、遠隔操作でありながらGPS精度と同等
の整地精度が得られる。
【0042】また表示装置を、地盤施工前の地盤高を示
す原地盤ラインと、地盤施工中の地盤高を示す現地盤ラ
インと、最終的に目標とする地盤高を示す設計地盤ライ
ンとが、2次元または3次元に表示されるとともに、必
要な土砂量や切削量をこれら各ラインの高低差から演算
して表示するよう構成したものでは、オペレーターが表
示装置に表示される地盤ラインを見ながら作業できるた
め、高度な熟練を要することなく高い精度が得られる。
【0043】さらに傾斜計によってGPSアンテナ同士
を結ぶ直線と直交する直線の傾斜を検出するように構成
した場合では、車体の姿勢変化に伴う現地盤ラインの誤
差を補正することが可能となりさらに高い精度が得られ
る。
【0044】このように地盤計測、土砂搬入、及び施工
まですべて無人で行うことが可能なため、火口付近など
のような極めて危険なエリアでの復旧作業などに最適で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無人化機械土工システムの全体構成を
示すブロック図である。
【図2】本発明の無人化機械土工システムによる地盤施
工状態を示す平面図である
【図3】地盤施工前の地盤高を示す原地盤ラインと、地
盤施工中の地盤高を示す現地盤ラインと、最終的に目標
とする地盤高を示す設計地盤ラインとを示す側面図であ
る。
【図4】土木機械の傾斜状態を示す背面図である。
【図5】土木機械の傾斜状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 地盤 2 土木機械 3 遠隔操縦系 4 テレビカメラ 5 画像伝送系 6 GPSアンテナ 7 位置情報伝送系 8 傾斜計 9 表示装置 10 補正手段 11 原地盤ライン 12 現地盤ライン 13 設計地盤ライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G05D 1/08 G05D 1/08 Z (72)発明者 石田 信秀 東京都千代田区富士見二丁目10番26号 前 田建設工業株式会社内 (72)発明者 川本 伸司 東京都千代田区富士見二丁目10番26号 前 田建設工業株式会社内 (72)発明者 樋口 賢祐 東京都千代田区富士見二丁目10番26号 前 田建設工業株式会社内 (72)発明者 山内 秀雄 大阪府大阪市中央区東心斎橋1−11−17 西尾レントオール株式会社内 (72)発明者 荒川 輝昭 東京都港区赤坂二丁目3番6号 株式会社 小松製作所内 Fターム(参考) 2D003 AA00 AA01 AA02 BA04 BB04 CA02 DA02 DA04 DB04 DB05 DB07 FA02 5H301 AA03 AA10 BB02 CC04 CC07 CC08 DD06 DD17 EE31 FF11 GG01 HH20 KK03 KK07 KK08 KK10 5J062 AA01 BB08 CC07 EE01 EE02 GG02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】特定範囲の地盤に対して無人で土木施工を
    行うためのシステムにおいて、 遠隔操縦により制御される土木機械と、これら土木機械
    を操縦するための遠隔操縦系と、土木機械及び前記地盤
    に近接して設けたテレビカメラと、これらテレビカメラ
    からの映像を伝送するための画像伝送系と、土木機械及
    び地盤上に夫々設けられたGPS(Global Po
    sitioning System、以下GPSとい
    う)アンテナと、このGPSアンテナからの位置情報を
    伝送するための位置情報伝送系と、土木機械に設けられ
    土木機械の傾斜を検出する傾斜計と、操縦者側に設けら
    れ土木機械の位置、高さ、及び傾斜を表示するための表
    示装置と、を備え、少なくともGPSアンテナから得ら
    れる土木機械の位置及び高さを基準として土木機械を遠
    隔操作することで特定範囲の地盤に対して切削または盛
    土を行い、所定の整地を行うことを特徴とする無人化機
    械土工システム。
  2. 【請求項2】前記表示装置は、地盤施工前の地盤高を示
    す原地盤ラインと、地盤施工中の地盤高を示す現地盤ラ
    インと、最終的に目標とする地盤高を示す設計地盤ライ
    ンとが、2次元または3次元に表示されるとともに、必
    要な土砂量や切削量をこれら各ラインの高低差から演算
    して表示するよう構成されていることを特徴とする請求
    項1に記載の無人化機械土工システム。
  3. 【請求項3】土木機械に取り付けられたGPSアンテナ
    は所定の距離を以て少なくとも二つ設けられ、前記傾斜
    計はGPSアンテナ同士を結ぶ直線に直交する方向に対
    する傾斜を検出するよう設置されており、GPSアンテ
    ナによって土木機械の位置、方位、高さ及びGPSアン
    テナ同士を結ぶ直線の傾斜を検出するとともに、前記傾
    斜計によってGPSアンテナ同士を結ぶ直線と直交する
    直線の傾斜を検出するように構成し、これらの情報が表
    示装置に表示されることを特徴とする請求項1または2
    に記載の無人化機械土工システム。
  4. 【請求項4】前記表示装置には、土木機械の傾斜情報、
    高さ情報及び方位情報を基礎として、土木機械が傾斜し
    ているときに生ずる、地盤の絶対高と前記各情報により
    演算した地盤の表示高との差異を算出して、常に地盤の
    絶対高が表示されるよう補正する補正手段が設けられて
    いることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載
    の無人化機械土工システム。
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